【おすすめの前に】味噌の種類とできあがるまで
味噌の作り方を、紹介していきましょう。
味噌には、米・麦・豆と原材料によって違いがあります。
いずれの場合も、主原料である大豆は使うので、注意して下さい。
また、調合味噌と呼ばれ、上記三種類を調合してひとつの味噌として使うこともあります。
米味噌
米味噌とは、大豆と米麹(こうじ)を加えて作ります。
この米麹とは、蒸した米に培養した麹菌の胞子を植え付けて繁殖させてたもので、発酵食品である味噌にとっては重要な存在です。
米麹は、味噌のほか日本酒の仕込にも利用され、また最近は健康食品としても注目を集めました。
ちなみに米を使ったタイプは、現在日本で製造している味噌の主力タイプで、8割以上のシェアを誇ります。
米味噌には辛口と甘口タイプがあり、前者と比べて後者の方が投入する麹が多いという違いがあります。
麦味噌
麦味噌とは、米麹の代わりに麦の麹を使うタイプです。
麦麹は、主に精米済みの大麦・裸麦に麹菌を加えて培養しました。
麦麹を使ったものは米味噌と比べて、米の甘みがふくまれておらず、さらっとした味わいを感じるでしょう。
また、麦の香ばしさが混ざり込み、麦味噌は香り豊かになります。
ちなみに麦味噌は、中部地方や四国・九州で作られていることが多いのが特徴です。
いわゆる「田舎味噌」と呼ばれるものは麦味噌を指していますので、手に入れる参考にしましょう。
麦味噌にも辛口・甘口があり、麹や食塩の用量によって違います。
豆味噌
豆味噌とは、米や麦を使わない、つまり大豆だけで作られる味噌です。
これは、主原料の大豆とは別に、大豆を蒸して麹菌を振りかけて培養して豆麹をつくります。
ここから作り方が少し異なるので注意して下さい。
大量の塩を加えた食塩水と豆麹を混ぜた後に豆をすりつぶし、樽の中に浸けこみ、1年以上熟成させて作ります。
出来上がった豆味噌は、非常に濃く、独特の渋みが特徴です。
一般的には「八丁味噌」と呼ばれるものは豆味噌なので、買う時に確認してください。
味噌ができあがるまで
具体的な味噌の作り方を紹介ます。
主原料である大豆は、煮る前に1日以上水に浸けますが、その際豆の3倍以上の水を入れてください。
翌日、ふやけて大きくなった大豆を煮ます。
通常の鍋で煮ると4・5時間かかります。
圧力鍋を使うと30分程度煮るだけでできますから効率的でしょう。
煮た大豆が指で簡単につぶれるのを確認したら、豆をペースト状になるまで潰していきます。
豆の原型を残さず。なくなるまで完全に潰すようにしましょう。
蒸して潰した大豆に、麹(通常は米麹)、塩、そして大豆の煮汁も用意します。
麹と塩を先にむらなく混ぜた後、30度以下に冷ました大豆ペーストを20回ほど、軽めに混ぜて行きます。
その後は、30度以下の大豆煮汁を加えて、下から救って上から抑えるように思いっきり混ぜてください。
混ざったら味噌団子をつくって型さを確認します。
手で割ってパカッと割れれば問題ありません。
発酵に使用するための袋はアルコールで殺菌し、雑菌が入らないようにするために、詰める時に隙間を入れないのがコツです。
すべて入れたら空気が入っていないのを確認します。
ふたをして重石を載せ、季節により2~6か月間熟成させれば、おいしい味噌が出来るでしょう。
【おすすめ】味噌の選び方①甘口や辛口など味の好みで選ぶ
では、おすすめの味噌の選び方を紹介します。
いろんな種類の味噌が販売され、最初は迷うかもしれません。
そこで最も簡単に選ぶのは味で選ぶことです。
味噌には「甘口」と「辛口」があります。
どちらがどの用途に合うとか、難しいことを最初は考える必要はありません。
甘い味が好きなら甘口ですし、辛めが好きなら辛口で選びましょう。
市販の味噌は甘口か辛口かはある程度記載があります。
一般的に白みそが甘口なことが多く、赤みそは辛口な場合が多いです。
あとは、米味噌よりは麦味噌や豆味噌の方が辛くて濃い味になっていることが多いでしょう。
また、辛口の方が塩分が多いので、もし塩分を控えたいのなら甘口がおすすめです。
【おすすめ】味噌の選び方②パッケージを見て好みの味噌を選ぶ
次に、味噌のパッケージで選ぶ方法を紹介します。
味噌はメディアを活用している大手から、名もなき小さいところまで、さまざまなメーカーがのものが売られています。
最近は、全国各地の味が大手スーパーのコーナーに陳列していることも多いでしょう。
さらに、値段もピンきりですから、迷ってしまいますが、当然質の高い味噌は高価と考えて問題ありません。
あとは、裏を見てください。
そこには、原材料の表示が記載されており、その味噌がどういったものかがある程度見えてきます。
それから「だし入り」と称していれば、味噌汁を簡単に作れるというメリットがあります。
つまり、煮干しなどを使って、出汁を作って味噌を混ぜる必要がありません。
家庭の事情などで、料理に手間をかけられない時は、おすすめと言えるでしょう。
【おすすめ】味噌の選び方③無添加など効果で選ぶ
昨今は、食材に対して安心安全の健康志向が重要視されていますが、味噌においてもそれは例外ではありません。
そのようなニーズにおすすめなのが、無添加味噌でしょう。
無添加とは、いわゆる味噌本来に必要な原料以外のものを使っていない味噌を指します。
味噌は、大豆、麹(米または麦)、食塩の3つがあれば作れます。
ただ、どうしても味噌の旨みを増やしたり、賞味期限を引き延ばりしたいがゆえに、いつしか入れられるようになりました。
具体的には、アミノ酸のような調味料やビタミンB2、酒精などのアルコールにゾルビン酸といった保存料が入っています。
もちろんこれらは、毒というわけではなく、食品の検査が通過したものですから、入っているという理由だけで、すぐに具合が悪くなるわけではありません。
しかし、本来の味噌に入れる必要のないものなので、実際にはない方が健康的な味噌を味わえることになります。
特に味噌は「発酵食品」と言われ、麹に含まれている微生物の働きにより、大豆と塩が混ざったものを味噌に変えてくれるわけです。
そのため、完成した味噌は「生きている」食品と言っても過言ではありません。
製品になってもなお、麹の発酵が続きますので、どうしても日数が経過すると色や香りが変わったり、あまり長期保存も厳しくなります。
その結果の添加物なのですが、健康を意識するのでしたら無添加が絶対におすすめです。
むしろ賞味期限が短い、あるいは日々によって変化がする味噌を好意的受け止めて、生きた食材を使って料理を作れば、食卓がより明るく健康的になるでしょう。
【おすすめ】味噌の選び方④何の料理に使う味噌かで選ぶ
最後に味噌選びの応用編です。
味噌は日本の万能食品として、スープ(味噌汁)に使ったり、料理にあえたり、また調味料としても大変重宝します。
そこで、味噌汁用と料理用の味噌選びのポイントを紹介しましょう。
味噌汁の味噌選び
味噌汁用の選び方で、最初に見ておきたいのは「だし入り」かどうかです。
これは、味噌汁を作る時に用意する「だし」を作る手間を省くためのものですから、そう記載していたら、味噌汁用のものとなります。
後は味噌の味の好みによって変わるでしょう。
例えば、寿司屋などでも見かけることが多い「赤だし」を作りたいのであれば、豆味噌(八丁味噌)や、それが調合された調合味噌を使うことになりす。
対照的に甘めの味噌汁を作るなら、白味噌がおすすめです。
白味噌だけで味噌汁と作ると、甘くクリーミーな味わですので、甘い味が好きな人は挑戦しましょう。
肉や魚、野菜料理の味噌選び
次に、肉・魚あるいは野菜の料理で使う味噌のおすすめの選び方を確認します。
基本的には好みに応じた味噌を使えばよいのですが、一般的には合わせみそを使うことが多いです。
その中でも日本で最も多く作られている米味噌が入っているものを使うのが無難でしょう。
もし、塩分控えめとある場合は、料理全体の塩分が少なめになるので、後から塩を追加するか、塩の摂取が制限された場合の料理に最適です。
ただし間違っても「だし入り」は使わないでください。
これを使うと、含まれているダシの分味が濃くなり、塩分が過剰摂取となりますから、高血圧の原因になります。
市販で人気のおすすめ味噌8選【味噌汁の場合】
おすすめの味噌汁用の味噌①:マルコメ / 料亭の味
マルコメ「料亭の味」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
これは、大手みそメーカーマルコメが出している味噌で、数多くのスーパーで販売しているでしょう。
ところでこの「料亭の味」シリーズはいくつもの種類があり、よく見かけるのは「だし入り」なので、お湯だけで味噌汁が簡単に作れます。
他にも無添加や減塩タイプ、同じだし入りでも旨みを強化した「あごだし」といったこだわりの味もおすすめで侮れません。
さらにすごいのは「ハラール料亭の味」というのがあり、これはマレーシア政府のハラール認証機関公認の味噌です。
インバウンドや何らかの理由で日本に来て住んでいるイスラム関係者の人も、安心して味噌汁が作れるおすすめの一品でしょう。
おすすめの味噌汁用の味噌②:シマヤ / ぶちうまい山口県の麦みそ
シマヤ「ぶちうまい山口県の麦みそ」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
これは、山口県の味を気軽に楽しめるように開発したものです。
山口では、麦麹を使った甘口の味噌が人気で利用されていました。
素朴な香りがおすすめの麦麹の甘さをベースに、大豆から醸し出される旨みが加わり、大変おすすめです。
味わいはうまく調和されており、「とってもおいしい」を山口弁「ぶちうまい」を商品名に使いました。
モンドセレクション4年連続金賞を受賞した味は侮れません。
だしの素メーカー「シマヤ」が出していますが、だし入りではありません。
味噌濾しを使わず、少量のだしで作ってください。
なお、遺伝子組み換え大豆は使っていません。
おすすめの味噌汁用の味噌③:海の精 / 豆味噌
海の精「豆味噌」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
これは、東海地方でよく使われる豆味噌です。
ただ、おすすめなのは、豆味噌にありがちな独特のクセが少ないので、不慣れな人も安心して利用してください。
かすかな渋味と苦みがコクと深い旨みを際立たせました。
特に味噌汁で使う場合には他の味噌と合わせるとこの味噌が隠し味の効果を出してくれるでしょう。
加熱処理を行っていない「生きた」味噌ですので、健康面でもおすすめです。
原料は国産にこだわりました。
また、食品添加物も使っていませんので安心してご利用ください。
昔ながらの伝統的な製法で作っていますので、健康的な食卓に貢献します。
おすすめの味噌汁用の味噌④:トモエ / 北海道仕込み白つぶ
トモエ「北海道仕込み白つぶ」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
これは、北海道産の大豆と米を使った無添加の10%米麹味噌です。
仕込み水は、大雪山のの地下を流れる伏流水を利用しました。
また寒暖の激しい場所で、丁寧に醸造しています。
味わいは、甘みが良いアクセントとなったあっさり系なので、いろんな世代に会うでしょう。
おすすめは、味噌汁の他には鍋料理との相性が良いです。
例えば北海道料理で、鮭を主材料とした味噌鍋「石狩鍋」で、この味噌を使っていみましょう。
そうすれば北海道の雰囲気と旨さが体に染みわたること間違いありません。
おすすめの味噌汁用の味噌⑤:山内本店 / 無添加まぼろしの味噌 米麦合せ
山内本店「無添加まぼろしの味噌米麦合せ」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
30年以上の長きにわたり愛され続けられたロングセラーの合わせみそで、すべての原材料に九州産を使用しました。
そして、保存料や香料と言った余計な添加物は一切使用していませんので、味噌本来のうまさが際立ちます。
味の特徴は、米の甘みと麦独特の香ばしさが見事に両立しており、まろやかな風味になっています。
また、塩分を1割カットしてますから、塩分を意識した人でも安心して下さい。
初めて使用する場合のおすすめは味噌汁です。
作ってみればこの味噌のおすすめ具合がわかる、素晴らしい味噌汁が出来上がるでしょう。
おすすめの味噌汁用の味噌⑥:浅利佐助商店 / 無添加生みそ
浅利佐助商店 「百年蔵みそ」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
明治5年の創業以来、100年以上の伝統が駆使して作り上げた傑作です。
この味噌は、秋田の「あきたこまち」とつぶよりの大豆を主原料とした米味噌で、八幡平山麓の地下水から湧き出た清らかな伏流水を利用しました。
出来上がった味噌の色は、秋田味噌の特徴である山吹色となっており、日本で12人しかいない、厚生労働省の「ものづくり」マイスターが手掛けています。
甘さとまろやか会が兼ねそろえた味噌になっています。
辛いのが苦手はひともおすすめでしょう。
秋田県内の食品では初めてISO22000を取得し、おいしさに加えて安心安全度は国際的に認められました。
おすすめの味噌汁用の味噌⑦:まるや八丁味噌 / 三葉葵赤だし
まるや八丁味噌「三葉葵赤だし」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
八丁味噌の本場三河岡崎の赤みそは、至高の赤だしを作るのに最高です。
南北朝時代の1337年に醸造業として開業した、超老舗の味噌作りは江戸時代から始まりました。
醸造技術を知り尽くした伝統から作り上げられる味噌は、昔ながらの方法で仕込み、余計な添加物は一切使用しません。
おすすめの味わいは、コクと香りがしっかりしていながら、不思議とまろやかに感じます。
おすすめは貝汁で、味噌の濃い味わいが、アサリなど貝の臭みを見事にマスキングします。
そして貝の旨みだけが残り、まろやかな味噌味と素晴らしいマリアージュを味わらせてくれるでしょう。
おすすめの味噌汁用の味噌⑧:フンドーダイ 熊本のおみそ母の味
フンドーダイ 「熊本のおみそ 母の味 だし入り」は、味噌汁用の味噌におすすめです。
味噌汁が簡単に使えるだし入りの味噌で、だしの素となっている「いりこ」は、熊本で昔から使われている伝統の味わいです。
さらに、昆布のまろやかエキスも加えていますので、バランスが良い味わいになりました。
味噌は米と麦の合わせみそで、大豆に遺伝子組み換えは使用していません。
商品名の「母の味」を意識した味噌なので、懐かしさと温かさを兼ねそろえて、子供の頃の思い出に浸れる味わいです。
味噌そのものに、強力な個性は無いので、みそ汁の具はどれでも問題なく、世代関係なくおすすめの味です。
市販で人気のおすすめ味噌6選【肉・野菜料理の場合】
おすすめの肉・野菜料理用の味噌①:武田味噌醸造 銘醸
武田味噌醸造 「半熟味噌樽」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめです。
昭和5年に味噌醤油醸造部門として発足した老舗で、80年以上の間「美味しい味噌は常にお客様とある」という発足以来の志を受け継ぎました。
この銘醸は、平成3年にパッケージに味噌の原材料である大豆・米を栽培している人を明記するという業界初の試みを行いました。
生産者がわかることで、消費者に安心と安全を与えております。
麹歩合を12%にして、かつ伝統的な天地返しという方法を使うことで、味へのこだわりも意識しました。
いろんな料理に合う味噌として 30年近くのロングセラー商品としておすすめの一品です。
おすすめの肉・野菜料理用の味噌②:ヤマキウ / 元祖秋田味噌
ヤマキウ「元祖秋田味噌樽」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめでしょう。
清酒・大平山や醤油を醸造している醸造メーカー小玉醸造の完熟味噌です。
醸造のプロとして、すべての醸造部門において国内外で品評会に出店しており、モンドセレクション金賞を10年連続取得するなど数多くの実績があります。
国産の原料にこだわり、醸造もすべて天然で行いました。
麹の歩合が、他の地域よりも多い秋田味噌は、郷愁を感じるような米麹の甘さが特徴の米味噌です。
昔ながらの土蔵造りにこだわり、大豆の魅力を引き出すために半分煮・半分蒸しという技法にこだわりました。
そうして完成したおすすめの味噌は、料理を選ぶことがありません。
おすすめの肉・野菜料理用の味噌③:日田醤油 / 三年味噌
日田醤油 「三年味噌」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめです。
麦味噌の発祥の地は、平安時代の大分と言われ、しょうゆ醸造の技術を生かして、麦味噌作りにまい進してきました。
そして、その麦味噌を三年間、低温熟成したこの商品は、芳醇な旨みが特徴です。
手間暇のかけ方が一味違うおすすめの味噌を、ぜひ料理で利用してみましょう。
もちろん原材料にもこだわり、佐賀県産の生大豆、瀬戸内産の塩、そして日田の地下水をくみ上げました。
そんな熟成味噌を使った料理には、味噌グラタンや洋風の味噌スープなど、和にこだわらず様々な分野の料理との相性がいいです。
おすすめの肉・野菜料理用の味噌④:神州一味噌 / 板長好み赤みそ
神州一味噌 「板長好み赤みそ」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめです。
神州一味噌は、いち早く白黒時代のテレビCMに登場し、あの笑点の初代スポンサーでもありました。
そんなメーカーが作るこの味噌は、味にうるさいプロ仕様につくられた逸品です。
発酵香りとうまみが強いのが特徴の味噌なので、味噌の味わいを感じたい時におすすめです。
本来は段ボール単位で業務用に出していた味噌を、ビロー放送にして、一般消費者も利用しやすいようにしました。
プロが使う本格的な赤味噌なので、料理の素材を引き立たせます。
利用用途は、幅広く使えますから、プロの味を家庭で挑戦してみましょう。
おすすめの肉・野菜料理用の味噌⑤:サヌキ白味噌 / さぬき路
サヌキ白味噌 「さぬき路」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめです。
伝統的に四国讃岐地方の味噌は、白甘味噌が特徴で、麹歩合が25%と高く、ふっくらした味わいで甘みが強いのが特徴です。
そんな讃岐味噌の特徴を持ったこの味噌は、原材料にこだわり、良質のものだけを吟味・厳選しました。
もちろん遺伝子組み換えの大豆は使用していません。
そして伝統の技術を駆使して、醸造した味は味噌の甘さが際立ちます。
おすすめの料理としては、貝や野菜などの酢味噌和えや、味噌おでんの相性も良いです。
鍋料理の味付けにも最適でしょう。
また高松の郷土料理「あんもち雑煮」に挑戦してみるのもおすすめです。
おすすめの肉・野菜料理用の味噌⑥:フンドーキン / 生きてる無添加あわせ白
フンドーキン 「生きてる無添加あわせ白」は、肉・魚・野菜の料理用の味噌におすすめです。
商品名にもあるようにこの味噌は麹が生きています。
32%の麹歩合を使った合わせみそで、大豆、麦、米すべて九州産にこだわりました。
余計な添加物は一切使用していません。
もちろん大豆は遺伝子組み換えではありませんので、安心してください。
開封前は常温で問題ありませんが、開封後は冷蔵庫に保存してください。
なお、熟成度合いが進んだ結果色が濃くなることがありますが、生きた味噌であり、品質には影響がありません。
その際には冷蔵庫に保存すれば遅くなります。
いろんな料理に使えるおすすめの味噌です。
市販で人気のおすすめ味噌6選【無添加】
おすすめの無添加の味噌①:カクキュー / 三河産大豆八丁味噌銀袋
カクキュー「三河産大豆八丁味噌銀袋」は、無添加のおすすめ味噌です。
伝統的な製法により、夏・冬2回と大変手間をかけて天然醸造した、豆麹を使った豆味噌(八丁味噌)です。
八丁味噌の本場三河の大豆を、原材料に使いました。
独特の風味とコクがありますので、最初は戸惑うかもしれません。
しかし、味噌汁を作る場合に野菜をふんだんに入れると、甘みが増してきて食べやすくなるので、おすすめです。
また、味噌汁を作る際には味噌濾し器を使ってください。
名古屋名物の味噌煮込みうどんなどでも使われる、非常に濃い味噌は、近年健康に良いと評判です。
1901年には、宮内省御用達を拝命した、三河の本格的な八丁味噌をぜひ味わってみましょう。
おすすめの無添加の味噌②:マルサン / 味の饗宴 無添加生
マルサン「味の饗宴 無添加生」は、無添加のおすすめ味噌です。
豆乳などを作っている「マルサン」の味噌は、米・麦・豆の三種類の麹を元から仕込んで合わせました。
丁寧に熟成した味噌は、麦麹の旨みに、米麹の香りが混ざり、そして豆麹のコクの三拍子揃っています。
配合加減は絶妙に開発したもので、バランスが良く、味も中辛とちょうどおすすめの状態になっています。
いいとこ取りともいえるこの味噌は、料理を選ぶことが無いのも特徴で、味噌汁から田楽まであらゆる料理に使ってください。
また、味噌を効率よく取り出せるようにへらがついています。
これで、安心してむらなく味噌を使いきれるでしょう。
おすすめの無添加の味噌③:ひかり味噌 / マル無 国産
ひかり味噌 「マル無 国産」は、無添加のおすすめ味噌です。
すべての原料は、国産のみを使用した米味噌で、上品な味わいは、香りも高いのが特徴です。
色々な料理に使ってみましょう。
また粒が残っているタイプの味噌となっております。
この商品のシリーズには数種類あります。
加増こうじタイプは、米麹の甘みを増加し、バランスのよい味わいになりました。
田舎タイプは、大豆の旨みを重視しつつも香りも豊かな仕上がりです。
低塩タイプは、塩分を15%カットしていますが、うま味とコクへの影響はありません。
そして、さらに安全な有機大豆を使ったタイプも発売しています。
好みと状況に応じて使い分けましょう。
おすすめの無添加の味噌④:西京味噌 西京白みそ別撰
西京味噌「西京白みそ別撰」は、無添加のおすすめ味噌です。
京都を中心とした関西地方で主に使われている味噌で、米麹を18%と多用し、自然の甘口なのが特徴です。
また、塩分が5%程度と大変低くなりました。
塩分を控えたい人には、特におすすめでしょう。
京都の正月で提供される白味噌の雑煮には、欠かせない味噌として根強い人気があります。
田楽や酢味噌、時にはお菓子に利用するほど用途は幅広く、最近ではシチューやカレーの隠し味として使うこともおすすめです。
また、保食品の保存用に使う西京漬け(味噌漬け)の味噌として古くから重宝しました。
季節の肉・魚をみりんで伸ばした味噌を塗りつける風習は、根強い人気があります。
おすすめの無添加の味噌⑤:山印醸造 /信州産 昔ながらの 天然醸造 無添加味噌
山印醸造「信州産 昔ながらの 天然醸造 無添加味噌」は、無添加のおすすめ味噌です。
1955年創業の老舗の味噌メーカーが、味噌本来の味を引き立たせるために作った逸品です。
原料は国産にこだわった米味噌で、余計な添加物は一切入っておりません。
天然醸造で作られた生きた味噌なので、本来味噌が持っていた香りと味が堪能できます。
色は淡い赤色をしており、中甘口に仕上がりました。
本来の味噌の味がしますので、キューリやシイタケなどの野菜に塗って食べると、よりおいしい風味が期待できます。
意外なところでデザートにもおすすめで、ホットケーキやドーナッツで味噌を使えば、話題性が増すでしょう。
おすすめの無添加の味噌⑥:マルコメ / プラス糀 生糀みそ
マルコメ「プラス糀 生糀みそ」は、無添加のおすすめ味噌です。
みそ業界の大手メーカー「マルコメ」の無添加味噌は、米麹を24%使用と、大変リッチに使いました。
その仕上がりは、麹の粒が商品の中に粒として残っています。
味噌に必要なもの以外の、余計なものが一切入っていませんので、噌雄本来の味が楽しめるおすすめの一品です。
キャラクターに世界的なトップモデルを起用したテレビCMの効果もあって、トレンドのような存在となりました。
その影響力は、みそ汁を飲まない若い世代にも浸透している程です。
旨みに深みがあるため、あらゆる料理に対応しており、リピーター率も高い商品です。
みそ業界をも変えてしまった、大手が威信をかけた本物の味噌の味わいは、本当におすすめなのでぜひ味わってみましょう。
味噌のおすすめ保存方法
味噌の保存方法を紹介しましょう。
本来的に味噌というものは、保存用に適した発酵食品です。
長期保存用のものですから、比較的長持ちする食品です。
ところが、無添加の味噌を中心に、長時間放置してしまうと、味噌に変化が起きるので注意しましょう。
具体的には、味噌の色が茶色くなったり、風味に変化が起きたりしますので、注意して下さい。
これは「メイラード反応」というもので、毒や腐ったわけではありませんが、本来とは別物になるので、やはりしっかり保存を意識した方がおすすめです。
保存方法は、次の2点で「空気の遮断」「低温保存」です。
どちらも味噌作りの発行時に注意すべき点ではありますが、保存時も同じことが言えるでしょう。
特に空気に触れたままだと、カビが生える原因にもなりますから、しっかり密封しておく必要があります。
そしてとくに開封したら常温はあり得ません。
冷蔵庫もしくはチルド室にしまってください。
さらにおすすめなのは冷凍庫です。
冷凍庫に入れても味噌は少し硬くなるだけで、凍らない特性がありますから、取り出してもすぐに使えます。
また、味噌の表面についているシートは参加や乾燥防止用なので、捨てないようにしましょう。
「市販で人気のおすすめ味噌20選!【料理別の選び方や保存方法紹介!】」のまとめ
日本の伝統的な発酵食品味噌は、いろんな種類があります。
種類が多く、おすすめが解りにくいので、あらかじめ味噌の種類や特徴を知っておくほうが良いでしょう。
種類や違いが解れば、その時におすすめの味噌が解り、味噌汁や料理も安心して作れます。
今人気でおすすめの無添加味噌のことを理解し、味噌の保存方法を理解しているだけで、さらに有意義に味噌を活用できるでしょう。