武漢で人気のおすすめ観光地15選!
では、武漢での人気観光地を早速見ていきましょう。
武漢には、以下の観光地があります。
- 黃鶴楼
- 武漢長江大橋
- 武漢市博物館
- 武漢大学
- 武漢江漢路
- 楚河漢街
- 宝通禅寺
- 東湖風景区
- 帰元禅寺
- 戸部巷
- 漢口古徳寺
- 辛亥革命博物館
- 漢口近代建築群
- 晴川閣
- 曇華林
続いて、武漢での観光地をそれぞれ詳しくご紹介していきます。
1.黃鶴楼
武漢で必ず訪れておきたい観光地として、「黃鶴楼」をおすすめします。
武漢で随一の名勝地でもあり、中国において江南三大名楼のうちの一つ。
「黃鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」と、李白の漢詩にも登場するほど古くから愛されている観光名所となっています。
黃鶴楼の歴史は、三国時代に遡り、呉の孫権により建設されました。
幾度と焼失と再建が繰り返され、現在のものは1985年に建てられたものです。
楼閣内では、美術品をはじめ、建設当初を再現した部屋など数々の展示物が並んでいます。
観光の際は、無人案内機の日本語も用意されていますので、ぜひご利用ください。
また、黃鶴楼では入場するためのチケットを、黃鶴楼地区の券売所で購入が必要です。
入場したら、5階層の建物最上階まで登りましょう。
階段で登るのがしんどい方には、エレベーターも設置されているので安心。
別途料金がかかりますがおすすめします。
- 住所
- アクセスバス・渡し船「黃鶴楼」下車、もしくは地下鉄4号線「首義路」下車
- 電話番号
- 営業時間夏季8:00~18:00
冬季8:00~17:00 - 公式サイト
2.武漢長江大橋
武漢を代表する観光名所の一つ「武漢長江大橋」です。
体力と時間に余裕のある方は、実際に有名な橋を歩いてみてください。
橋の両側には歩行者用の歩道が設置されているため、自由に歩くことが可能。
川幅1,500メートルの長江を橋の上から眺める迫力は日本では味わえません。
長江に初めて架けられた橋として、まず武漢を訪れたら見ておきたい観光スポット。
鉄道と道路の両用になっており、上下2層構造になっているのがわかります。
1975年にソ連の援助も得て完成して以来、武漢の最重要幹線道路としての役割を担っている長江大橋。
全長1,156メートルの長い橋は、見応え、歩きがいのある規模です。
渡り終わるまで、30分は少なくともかかりますので、きっと忘れられない武漢観光の思い出になりますね。
- 住所
- アクセス黃鶴楼そば
漢口行き・漢陽行きフェリー乗り場有り
3.武漢市博物館
改装された建物できれいに生まれ変わった武漢の観光地「武漢市博物館」もオススメ。
整備された展示物はもちろん、館内表記も英語が加わり見やすくなっています。
漢口および武昌の歴史を中心に展示されている博物館。
古代から第二次世界大戦までの歴史がわかりやすく説明されているのが特徴です。
また、博物館周辺は公園が設置されているため、観光の前後にゆっくりと公園散策もオススメ。
観光に疲れたら休憩もできる気持ちの良い場所ですので、武漢観光のプランにも加えてみましょう。
主要駅からすぐの立地にも好評があり、武漢観光するにも便利なスポット。
- 住所
- アクセス「漢口」徒歩およそ10分、もしくは地下鉄「範湖」下車徒歩およそ5分
- 電話番号
- 営業時間土~木曜日9:00~16:00
- 公式サイト
4.武漢大学
武漢市の象徴でもある東湖に面している「武漢大学」。
最も歴史のある中国国家重点総合大学の一つとして、武漢観光の際に訪れたいスポットです。
大学といっても、広大な敷地にある武漢大学の観光は、散策するだけでも十分に見応えのある内容が楽しめると定評があります。
敷地内の建物は、歴史あるものと近代的な建築の両方が混在し、緑も豊かなエリアは見て周るにもオススメ。
また、桜の名所としても有名な武漢大学。
毎年桜のシーズンになると大学は解放され、たくさん人で賑わいを見せます。
日中国交正常化以降に植えられた多数の桜の木です。
3月末の来訪者は、数十万人とも言われる人気観光地。
食堂のメニューも豊富で迷うほど。様々な種類が提供されていますので、機会のある方はぜひ大学の食堂も満喫なさってください。
- 住所
- アクセスバス「武漢大学」下車
- 電話番号
- 営業時間8:00~22:00
- 公式サイト
5.武漢江漢路
漢口の中心部に位置する「武漢江漢路」も人気観光地としてオススメ。
百年以上の長い歴史を持つ武漢で有名な商店街です。
北には解放大道、そして南は沿江大道に至り、その全長は1,600メートルに及びます。
「武漢江漢路」は、エリアにより異なるジャンルの商業区から構成されている商店街。
江漢関から鄱陽街口の400メートル間には、金融と保険業が入る商業区。
从ポ陽街から中山大道の300メートルには、中国における老舗ブランドや現代のショッピングブランドが主体となっています。
そして、中山大道から江漢四路の510メートルには、百貨店や大型ショッピングセンターなどが中心となった総合的な商業エリアに。
武漢の観光と併せて買い物も楽しめる「江漢路」も、楽しい時間が過ごせます。
ご当時グルメも満喫でき、武漢観光のお土産探しにもぴったりのスポット。
訪れる際は、時間に余裕を持ちゆっくりと江漢路の観光と買い物をお楽しみください。
- 住所
- アクセスバス「江漢路」下車
6.楚河漢街
2011年にオープンした武漢の新しい観光地「楚河漢街」。
武漢の文化に観光、レジャーなど様々なジャンルのお店が軒を連ねる大型商業施設です。
その総面積は340平方メートルを誇り、武漢を訪れたら体験すべき独特な雰囲気も魅力的。
中国民国時代の建築スタイルをベースに、楚の文化も併せ持つ建物はレトロな空間が広がります。
このエリアをフラフラと歩くだけでも、その情緒ある雰囲気が中国らしく観光地としても人気。
そして、漢街に行くと有名ブランドショップが建ち並んでいます。
300以上のお店が集まり、連日地元の人や観光客で活気あるエリアです。
日本のブランドや日本食のお店も多数入っていますので、武漢観光の途中に日本食を挟むのもいいですね。
商業施設以外にも、蝋人形館や美術館、映画館などのエンターテインメント施設も揃う漢街。
一日いても飽きることのないスポットです。
中国ならではの規模の大きな施設が味わえ、異国の文化を体験すると同時に日本では味わえない時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- アクセスバス「東湖路楚河漢街」下車
7.宝通禅寺
武昌洪山南麓にある湖北省において歴史ある有名なお寺「宝通禅寺」。
武漢市の仏教四大寺の一つとして、武漢観光には外せません。
南北朝時代に建設された歴史を持ち、武漢に現存しているお寺では最古となります。
当時から皇室の寺院となり、武漢で見られる寺院の中でも独特な建物。
そんな宝通禅寺では、北京にある故宮によく似た建築スタイルが見られるのも特徴的。
そのほか、敷地内には様々な建造物も建てられており、見応えのある観光スポットです。
東屋に奇岩、幽径や華厳洞、そして白龍泉など、その見どころは豊富で、多くの観光客を魅了している観光地の一つ。
武漢観光でも必見の建造物が見られます。
- 住所
- アクセス地下鉄「Baotong Temple」下車
- 電話番号
- 営業時間8:00~17:00
- 公式サイト
8.東湖風景区
杭州に位置する西湖に並び、有名な景勝地が武漢の「東湖」。
観光プランには必ず入っている人気観光地としておすすめします。
中国政府からも「景勝地のモデル」として推奨されるほどの観光スポットのため、世界中から200万人の観光客も足を運ぶ武漢有数の観光名所です。
典型的な湿地生態システムを有する東湖。
そのため、武漢市の水環境や生態、そして周辺地域の気候にも大きな影響をもたらしています。
6つの地区で構成されている「東湖風景区」には、100以上もの観光地と12湖の湖、そして緑豊かな山林が揃う場所。
そんなエリアを走る全長112キロの湖岸道路は、ドライブいも最適です。
まるで鏡のように美しい湖水をはじめ、中国の屏風絵のような景色が味わえる山林など、見るものすべてが芸術的な美しさ。
日本では体験できない自然環境の整った空間があるのも武漢観光ならではです。
加えて、「楚文化観光センター」もあるため、楚の文化や歴史に関する展示や建物が見学できます。
武漢の観光プランとして、見逃せない「東湖風景区」は必須です。
- 住所
- アクセス地下鉄4号線「東亭」下車
9.帰元禅寺
武漢市の漢陽翠微街、西側に位置する「帰元禅寺」。
武漢の四大僧林の一つとして武漢観光でも訪れておきましょう。
1658年、白光法師により建設された歴史ある寺院。
革命時に何度も被害に遭いながら、その中を生き残っている貴重な建物だからです。
中でも、羅漢堂に安置されている金でできた500体の羅漢には圧倒されます。
そのほかにも、建物と美しい庭の調和が見応えのある観光名所。
数百年の間、世界中から訪れる仏教徒の聖地であり、観光客からも高い人気を誇る寺院は必見です。
シンガポールのリー・クアンユー元首相やカンボジアのシアヌーク国王、そして日本の中曽根元総理もこの寺院を参拝しています。
武漢で外せない観光地を訪れ、その歴史に触れることで、より観光を楽しむことができるはず。
- 住所
- アクセスバス「漢陽大道鐘家村」下車
- 電話番号
- 公式サイト
10.戸部巷
地元武漢の美味しいグルメが食べ歩きできる「戸部巷」はぜひ体験してみてください。
狭い路地にぎっしりと飲食店が建ち並び、活気の熱気に溢れた武漢観光の醍醐味とも言えるスポット。
夜9時過ぎても大勢の地元市民や観光客で賑わいを見せています。
まるで日本の築地やアメ横のような雰囲気。
武漢だからこそ味わえるグルメが勢揃い。
臭豆腐に串焼きなどのローカルフードは、観光の楽しみの一つですね。
手軽に食事ができるのも嬉しいポイント。
一人旅でも安心かつ気軽に楽しめます。
武漢名物の一つ、熱乾麺のお店も多数並ぶのも魅力的。
小麦粉で練られた麺を茹で、味噌風のあんかけスープをかけて食べる麺料理のこと。
「中国の五大麺」の一つとして、武漢観光の機会にぜひチャレンジしてみましょう。
- 住所
- アクセス「黃鶴楼南口」より長江大橋手前を右側へ→解放路へ続く石段を下りていき右方向へ→司門巷の歩道橋を越え、ビルの橋にある自由路があり「戸部巷」の門が建っています。
11.漢口古徳寺
1877年に建設されたミャンマーのあなんだ建築様式の寺院「漢口古徳寺」。
武漢観光の中でも異彩を放つ、建築スタイルであり、その外観は教会や神殿という表現が近いです。
革命により建物の大部分は破壊された漢口古徳寺ですが、長い年月をかけ修復され、現在では新たな武漢の観光スポットとして一般公開されています。
内部には、大きな線香を上げることができますので、武漢観光の安全を祈願してみてはいかがでしょうか。
さらに、境内には1,000人を収容する大規模な大雄宝殿もあり、さすが中国の豊かな土地を実感できる場所。
中国に居ながら、異国情緒漂う「漢口古徳寺」独自の建物と景色を楽しんでください。
見応えのある建造物と独特な雰囲気が魅力の武漢の人気観光地としてオススメ。
- 住所
- アクセスバス「一六一医院」下車
- 電話番号
12.辛亥革命博物館
武漢観光の中でも、歴史について学べるスポット「辛亥革命博物館」。
豊かな自然環境が生み出す風光明媚な景色とは異なる武漢観光の魅力が体験できます。
正式名称を「辛亥革命武昌起義記念館」という博物館。
パスポートなどを提示すると、無料入場券がもらえるのも嬉しい特典ですね。
中国の歴史を知る上では重要な役割をもつ博物館です。
1911~1912年に中国で起きた民主主義革命について詳しく学べる展示内容。
この革命の結果として、アジア史上初となる共和国「中華民国」が誕生しました。
歴史上重要な資料として文献1,000点と、写真10,000枚が展示されています。
武漢観光においても貴重な時間となるはず。
ぜひ観光プランに加え、お立ち寄りください。
- 住所
- アクセス黃鶴楼付近、地下鉄2号線「積玉橋」下車
- 電話番号
- 営業時間火~日曜日9:00~17:00
- 公式サイト
13.漢口近代建築群
旧租界の風景を楽しみ、観光にもおすすめする江漢路。
江岸区の中山大通と沿江大通に挟まれた場所「漢口租界地区」には、旧租界時代の建物が多数残されています。
その中には日本の建造物も多く、上海の外灘同様に、欧米列強の租界時代の建物が数多く残る「漢口近代建築群」。
今でもなおホテルや博物館として利用されている建物も多く、それらを目当てに訪れる観光客もたくさん見られます。
長江を中心に貿易が盛んだった武漢の歴史が垣間見える観光地。
当時の建物からも、かつての上流社会の生活風景も想像できます。
上海が租界の歴史を持つことでも有名ですが、ここ武漢のように旧租界地区は他にも点在しているのが現実です。
こうした歴史風景を知るのも観光の一環として、ぜひ見ておきたい場所。
- 住所
- アクセス地下鉄7号線「三陽路」下車
14.晴川閣
長江のほとりに建てられた武漢の人気観光地「晴川閣」。
黃鶴楼と向かい合うような位置関係です。
明の時代に建設された楼閣の「晴川閣」。
今のものは1983年に観光用として再建された建物となります。
この楼閣の最上階からの眺めは絶景と定評のある観光名所。
先述しました黃鶴楼からの眺めと、ぜひ両方体験してみましょう。
それぞれに異なる景色が楽しめ、晴川閣からは、長江が間近に感じられます。
武漢の主要観光スポットである、長江大橋にテレビ塔、そして長江を行き来する船など、ずっと見ていられる素敵な景色。
ゆったりと流れる時間に、そして武漢ならではの美しい景色に癒やされる方も多いはず。
- 住所
- アクセス長江大橋をバスで漢陽側で下車
- 電話番号
- 営業時間9:00~16:30
15.曇華林
かつて、武昌の文化中心地であった地区であり、1800年代の建物が多く残されている「曇華林」。
武漢観光の中でも、ノスタルジックな雰囲気が味わえる観光地です。
資料館や地図なども用意されており、武漢の観光地として少しずつ人気と知名度が上がっているおすすめスポット。
昔ながらの古い建物を改装し、現在に再利用する地区では数多く見られますね。
オシャレなカフェや雑貨屋さんなど、観光と買い物、そして疲れたら休憩することもできる便利なエリアです。
- 住所
- アクセスバス「中山路蟹岬」下車
武漢で訪れるべき観光地はココ!
北京や上海のようにまだあまり知られていない武漢の観光地をご紹介してきました。
大きな中国だからこそ、まだまだ知られていない観光地も多く存在しています。
経済都市として発展し、同時に長江や東湖などの自然の大スケールも体験できるのが武漢観光の魅力の一つ。
歴史的建造物や中国、武漢の文化について学べる博物館など、その魅力は尽きることがありません。
今回ご紹介した武漢の人気観光地をはじめ、穴場スポットなどたくさんの見どころが詰まった中国の武漢。
武漢ならではの景色や街並み、建物、そして絵画の世界に入ったかのような大自然を実際に体験してみましょう。