ドライブにもぴったり!長野県のおすすめ紅葉スポット30選【人気/絶景/ロープウェイ】
長野県は7月の第4日曜日を「信州山の日」と定めて、この日を中心に1か月間は信州山の月間としています。
長野県民はこの期間を利用して、山への感謝、守る、育てる、生かすといった活動を積極的に実施。
子供からお年寄り、車いすの方など、どんな方でも楽しめるようにと長野県は環境の保護と整備を行い、自然をしっかり満喫できるようにしています。
そのため長野の紅葉は魅力がたっぷりで、長野県民を含めどんな方でも満足できます。
こちらでは、絶景やドライブ、ロープウェイやアクティビティを楽しめるところを中心に、長野県内に数ある観光スポットのなかから30選を厳選しました。
どの場所も紅葉が美しく、県民のみならず全国から観光客が訪れるところばかりです。
では、長野県のおすすめ紅葉スポットをみていきましょう。
長野県のおすすめ紅葉スポットには、以下のところがあります。
- 戸隠高原
- 飯綱高原
- 久米路峡
- 米子大瀑布
- 松川渓谷
- 秋山郷
- 志賀高原
- 湯田中渋温泉郷
- 黒姫高原
- 上高地
- 乗鞍高原
- 白骨温泉
- 聖高原
- 大峰高原
- 高瀬渓谷
- 八方尾根
- 栂池自然園
- 開田高原
- 赤沢自然休養林
- 上田城公園
- 美ヶ原高原
- 白樺高原
- 小諸城址懐古園
- 布引観音
- 白糸の滝
- 白駒の池
- 入笠山
- 高遠城址公園
- 千畳敷カール
- 天竜峡
続いて、長野にあるそれぞれの紅葉スポットについて詳しくみていきます。
戸隠高原(北信)
戸隠高原は、長野市北部にある戸隠山の中腹、標高1000mから1400mにある高原で、4月下旬から11月上旬にかけてさまざまな植物や野鳥を見られます。
戸隠高原は2015年3月に新しくできた「妙高戸隠連山国立公園」に指定されていて、上級者向けの登山ルートがある日本百名山の高妻山や急峻な戸隠連峰、初心者でも楽しめる飯縄山などが人気です。
紅葉は、カエデやブナ、モミジなどを中心に色合いが美しく広がっています。
特に鏡池がおすすめで、池が鏡のように周辺の紅葉を水面に映し、戸隠山と紅葉のコントラストが美しいです。
長野の中ではバリアフリーの遊歩道が比較的整備されているので、足元を気にせず安心して紅葉を堪能することができます。
戸隠高原の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス長野駅からバスで1時間
- 公式サイト
飯綱高原(北信)
飯縄山は古くから修験道の霊山として栄えていました。
飯縄山山麓に広がる飯綱高原は自然の宝庫で、登山やボート、スキーなど1年を通して楽しめる長野市の観光スポットのです。
越年草や多年草の草花をはじめ、ムラサキシキブやリンドウなどの紅葉が見られます。
特に大座法師池や飯綱湖は、水面に紅葉が映り秋の高原の風を味わうことができるイチオシの場所。
たくさんの草花と紅葉を一緒に見られる長野の紅葉スポットになります。
飯綱高原の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス長野駅からバスで45分
- 公式サイト
久米路峡(北信)
久米路峡は、長野市西部の信州新町地区を走る国道19号線沿いにある、ドライブしながら紅葉を見られるコース。
民話『キジも鳴かずば…』の舞台で、県歌『信濃の国』にも歌われている名勝です。
佐久間象山が手植えしたカエデやモミジが特に目を引き、久米路峡の紅葉を色鮮やかに彩っています。
渓谷の岩間の紅葉が犀川のダム湖に映る光景は、人々を飽きさせない絶景です。
久米路峡の紅葉の見頃は、例年11月上旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス長野駅からバスで45分
- 公式サイト
米子大瀑布(北信)
米子大瀑布は、国名勝や日本の滝100選に指定されている、長野県で最近注目される紅葉スポットです。
落差85mの不動滝と落差80mの権現滝の2つを総称して米子大瀑布といい、日本有数の夫婦滝ともいわれています。
シラカバやドウダンツツジ、モミジなどが赤色や黄色に紅葉し、色づいた木々と滝を一度に楽しめる絶景です。
滝の下には、日本三大不動尊の1つである米子不動尊があり、今でも修験道の道場として庶民の信仰を広く集めています。
米子大瀑布の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス須坂駅からタクシーで40分
- 公式サイト
松川渓谷(北信)
松川渓谷は長野県北部の高山村にある約20kmの渓谷で、村を東西に分断するように流れるV字谷を形成した地形になっています。
両岸にはカエデやブナ、モミジなどの色鮮やか紅葉が多く、渓谷とのコントラストはまるで絵葉書のような華麗なもの。
渓谷沿いの長野県道66号線は「湯つづき紅葉街道」とも呼ばれるドライブコースになっており、運転しながら紅葉を楽しめます。
近くの山田温泉では、露天風呂に浸かりながら紅葉を見ることができ、温泉に入りながらゆっくり眺める風景も格別なものです。
松川渓谷の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス須坂駅からバスで35分
- 公式サイト
秋山郷(北信)
新潟県津南町との県境に位置する秋山郷は、長野県栄村を流れる中津川渓谷に点在する13の集落の総称です。
長野では穴場の秘境紅葉スポットですが、苗場山と鳥甲山に挟まれた渓谷沿いの紅葉は見応えがあります。
切明橋から臨める落差20mの夫婦滝近くには、大きな岩を彩るようにカエデやシラカバ、ブナ、モミジなどが広がり、その光景は目を奪われるものです。
長野県北部の奥地にありアクセスはあまりよくありませんが、小赤沢集落や秋山林道周辺の紅葉は、長野の他の名所に劣らぬ絶景が見られます。
松川渓谷の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス森宮野原駅からバスを乗り継ぎ35分
- 公式サイト
志賀高原(北信)
長野県有数のスキーの地としても名高い志賀高原は、標高1500mから2300mに広がる高原です。
志賀山や横手山、焼額山などの山々に囲まれ、湿原や沼、池などが点在し、トレッキングコースとしても人気の観光名所になっています。
秋にはカラマツやナナカマド、モミジ、ヤマウルシなど多くの種類の木が紅葉し、針葉樹林と広葉樹林の対比は素晴らしい絶景。
標高の高い場所では紅葉にうっすら雪化粧した景色も見ることができます。
志賀高原の紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス湯田中駅からバスで30分
- 公式サイト
湯田中渋温泉郷(北信)
湯田中渋温泉郷は、長野電鉄の終着駅である湯田中駅周辺にある、開湯1350年を越える歴史の古い温泉郷です。
湯田中温泉や渋温泉、地獄谷温泉など合わせて9つの温泉があり、共同浴場の軒数は長野県最多で、別府温泉に次ぐ全国2位を誇ります。
夜間瀬川を中心に弥勒石仏や世界平和観音などの名所を巡りながら紅葉を見物でき、長野県では評判の高い観光地です。
カエデやクヌギ、ナラなどを温泉と同時に楽しめ、ライトアップされた建物との対照的な姿も堪能できます。
湯田中渋温泉郷の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス湯田中駅から徒歩で10分
- 公式サイト
黒姫高原(北信)
黒姫高原は、野尻湖があることで知られる長野県北部の信濃町にある高原です。
信濃富士とも呼ばれる黒姫山の東山麓にあり、夏はダリアやコスモス、秋は紅葉、冬は雪と四季折々で楽しむことができます。
秋から冬に季節が変わる頃、山頂の雪、中腹の紅葉、山麓の草原が美しい「三段紅葉」が見られ、自然をたっぷり満喫できるとして長野県民に定評です。
黒姫童話館、御鹿池、御鹿湿原などを巡るハイキングコースもあり、ウルシやナナカマド、モミジが遊歩道を色彩豊かなものにしています。
黒姫高原の紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス黒姫駅からバスで10分
- 公式サイト
上高地(中信)
長野県を代表する観光地として名高い上高地は、特別名勝にも指定されている山岳景勝地です。
澄んだ水の梓川にかかる河童橋から眺められる雄大な穂高連峰と、連れ添う水鳥や美しい緑が出迎える神聖な雰囲気で包まれた空間が人気の秘訣になります。
およそ3kmの散策路は車いすでも安心で、赤色のナナカマドや黄色のダケカンバ、黄金色のカラマツが見事な演出を生み出しています。
山頂の初冠雪、広葉樹の紅葉と針葉樹の緑という三段紅葉は、まさに錦繍の秋という言葉が似合う絶景。
上高地の紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス松本駅から電車とバスを乗り継ぎ1時間30分
- 公式サイト
乗鞍高原(中信)
乗鞍高原は季節ごとにそれぞれの楽しみ方がある面白い長野の観光地です。
長野県西部の奥地にあるところですが、ドライブやツーリングにも人気があり、松本のフォトスポットとして観光客が注目しています。
サクラやナナカマド、モミジの赤色、カンバやミズナラノ黄色、ハイマツの緑と、何種類もの色があふれているのが特色です。
特に、番所大滝、善五郎の滝、三本滝の3滝と雄大な乗鞍岳を背にした一の瀬園周辺の紅葉がおすすめ。
乗鞍高原の紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月中旬です。
- 住所
- アクセス松本駅から電車とバスを乗り継ぎ1時間20分
- 公式サイト
白骨温泉(中信)
白骨温泉は長野県を代表する温泉地の1つで、乳白色でお肌にやさしい弱酸性のマイルドな温泉です。
持ち帰り用の飲む温泉があり、これを飲むと消化器系臓器の血流が良くなり臓器の働きが改善されるとともに、便秘の解消にも効果があるといわれています。
そんな白骨温泉は、山間に静かに佇むのんびりした空間にある神秘的な長野の秘湯。
露天風呂からは、カツラやミズナラが黄金色や紅色に色づいた紅葉を見ることができます。
白骨温泉の紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月中旬です。
- 住所
- アクセス松本駅から電車とバスを乗り継ぎ1時間40分
- 公式サイト
聖高原(中信)
聖高原はさまざまなレジャー施設があり、長野では子どもに大人気の観光地です。
千曲川と犀川の間にあり聖山の麓に広がる高原で、カエデやモミジ、カラマツなどが紅葉し、晴れた日は青空と見事なコントラストが楽しめます。
聖湖のボート、全長710mで標高差120mのスカイライダー、三峯山山頂へ向かうリフトからも紅葉をたっぷり見られ、アクティビティをして遊びながら自然を満喫できるのは最高です。
ハイキングコースでのんびりまったり紅葉を見るのも、大人の方には定評があります。
展望台からの聖高原一帯と長野市内の善光寺平の絶景は、何とも言えない幸福感を得られるもの。
聖高原の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス聖高原駅からバスで17分
- 公式サイト
大峰高原(中信)
大峰高原は長野県池田町にあり、標高1000mの高原の入口には高さ12m、樹齢250年を超える1本の大木があります。
これは「七色大カエデ」と呼ばれ、10月上旬から11月上旬にかけて7色に紅葉することにちなみ、NHK連続テレビ小説『おひさま』の舞台となったところでもあり、長野県で話題の観光スポットです。
春夏秋冬でさまざまな姿を魅せる大カエデを見に、長野県民だけでなく全国からファンが訪れています。
また、大峰高原ではシラカバに映える紅葉、散策道から臨む北アルプスの山々の景色も見られます。
大峰高原の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス明科駅からタクシーで25分
- 公式サイト
高瀬渓谷(中信)
高瀬川に連なる大町ダム、七倉ダム、高瀬ダムの3つがある一帯を指す高瀬渓谷は、長野県内有数の景勝地。
雄大な自然の中に現れるダムとエメラルドグリーンの高瀬川に色鮮やかな紅葉が映える静かな渓谷は、長野を代表するロケーションです。
特におすすめなのが、高瀬ダムから見下ろした紅葉や尾入沢大橋から見る渓谷の紅葉。
高瀬ダムは湯俣や烏帽子方面への登山口にもなり、高瀬ダムでタクシーを降りトンネルを抜けて吊り橋を渡って濁りの滝まで往復約1時間のトレッキングが人気です。
散策しながらイチョウやカエデなどの紅葉を楽しんだ後は、葛温泉の趣向を凝らした露天風呂に入り、岩魚や山菜を味わいながら絶景を存分に味わうことができます。
大高瀬渓谷の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス信濃大町駅からタクシーで45分
- 公式サイト
八方尾根(中信)
八方尾根は、長野を包む山々を見渡せる大パノラマが売りの人気観光地です。
長野の代名詞「北アルプスの展望台」ともいわれるほど。
空気の澄んだ日には、北に小蓮華や雨飾などの山々、西に遠く横手山や四阿山、東に浅間山、南にはるか遠く八ヶ岳や南アルプス、富士山まで見渡せる壮大な景色が広がります。
初冠雪が観測されると、山頂の雪、山中腹の紅葉、麓の緑の木々が織りなす三段紅葉が、八方尾根でも見られます。
紅葉の楽しみ方のおすすめは、総延長約3.5km「八方アルペンライン」からの絶景。
ゴンドラリフト、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つが標高差1060mを一気に登り、40分ほどで標高1830m地点に到着します。
八方尾根の紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月中旬です。
- 住所
- アクセス長野駅からバスで1時間15分
- 公式サイト
栂池自然園(中信)
栂池自然園は、白馬乗鞍岳の火山活動で生まれた湿原で、標高1900mにある長野で人気の自然の宝庫です。
火山活動により階段状の断層ができ平坦面を作り、その中の凹地に池ができてミズゴケやワタスゲなどが植生しています。
長い年月をかけて栂池自然園の湿原が生まれ、枯れても腐ることなく、寒冷な気象条件のもと泥炭化してその上に新たな植生が育まれ現在に至りました。
ロープウェイで上がった先に木道が整備された園路があり、高齢者や車いすの方でも安心して散策できます。
約4時間かけて5.5kmほどの周遊コースや、複数の湿原を巡る1時間のコースでは、ダケカンバやナナカマド、常緑のオオシラビソがメリハリのある紅葉を見られます。
栂池自然園の紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月中旬です。
- 住所
- アクセス長野駅からバスで1時間40分
- 電話番号
- 営業時間8:20~16:30
- 公式サイト
開田高原(中信)
開田高原は、長野の木曽地方を代表する高原全体が美しい色に染まる、雄大な御嶽山の麓に開けた標高1200mの高原。
ドライブやウォーキングで道沿いの紅葉を楽しむことができ、雄大な自然と懐かしい農村風景が広がる、長野のふるさとともいえる場所です。
特におすすめのスポットは、木曽福島と開田高原を結ぶ地蔵峠や九蔵峠から眺める霊峰御岳の眺望で、紅葉が織りなす美しい絶景は何とも言えない贅沢なもの。
その美しさが評価され、2006年10月にはNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。
開田高原の紅葉の見頃は、例年10月下旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス木曾福島駅からバスで35分
- 公式サイト
赤沢自然休養林(中信)
紅葉狩りと森林浴を一緒に楽しめる長野を代表する観光名所が赤沢自然休養林です。
日本3大美林の1つである樹齢300年を超える木曽ひのきの天然林が広がり、「森林浴発祥の地」としても知られ森林セラピー基地にも認定されています。
渓谷沿いの色づいた樹林がヒノキ林の深い緑に映え、森林内の8つの散策コースがあり、特にふれあいの道は舗装されていて段差がなくおすすめです。
子どもにはオープントロッコが大人気で、乗りながら見られる極彩色の紅葉は圧巻。
森林浴をしながら紅葉を存分に味わえるのは、長野ではここだけ。
赤沢自然休養林の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス上松駅からバスで30分
- 電話番号
- 営業時間9:00~16:00
- 公式サイト
上田城公園(東信)
上田城は天正11(1583)年に真田昌幸によって築城された、上田合戦で徳川軍を二度にわたって撃退した難攻不落の城。
本丸の「隅おとし」は上田城の特徴の1つで、本丸の北東の方角は鬼門にあたることから土塁の隅を切り込んで鬼門除けとしました。
上田城南側の崖下にはかつて千曲川の緩やかで深い分流があり天然の堀となっていて、大規模な石垣があります。
11月には紅葉まつりが開催され、けやき並木遊歩道のライトアップは長野を代表する日本夜景遺産です。
黄色の大イチョウや赤色のケヤキやモミジが見どころになります。
上田城公園の紅葉の見頃は、例年10月下旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス上田駅からバスで4分
- 公式サイト
美ヶ原高原(東信)
美ヶ原高原のビーナスラインは、カードライブやツーリングに人気の長野で名の知れた道路で、絶景が見られる最高のスポットです。
美ヶ原高原美術館や道の駅などを中心に、秋の行楽シーズンには道中の紅葉を鑑賞しようと多くの観光客が訪れます。
カラマツやシラカバ、レンゲツツジなどが赤色や黄色に色づき、高原全体が秋一色に染まります。
北アルプスの山々や長野のまちを一望できる王ヶ頭からは下に紅葉する美ヶ原高原を臨むことができ、気分高まる絶景の名所。
美ヶ原高原の紅葉の見頃は、例年10月上旬~10月中旬です。
- 住所
- アクセス松本駅からバスで1時間30分
- 公式サイト
白樺高原(東信)
白樺高原は長野県でも有名な観光リゾートで、豊富な自然に囲まれた素晴らしいところです。
蓼科山は諏訪富士や女の神山ともよばれる長野のシンボルで、その優しい姿をバックに広がる紅葉を見ると、ご満悦な気分になること間違いなし。
紅葉シーズンにはカラマツをはじめ、シラカバやナナカマドなどが高原一帯を美しく染め上げます。
御泉水自然園がおすすめで、木道が整備され手軽に自然と触れ合うことができ、季節ごとのさまざまなな高山植物や野鳥が好評の楽園で、もちろん秋のは紅葉も見事なもの。
白樺高原の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス佐久平駅からバスで1時間
- 公式サイト
小諸城址懐古園(東信)
小諸城は日本100名城に入る長野有数のお城で、城下町より低い位置に城を築いた穴城として全国でも珍しいお城です。
仙石秀久が築いた大手門や400年を超える苔むした野面石積みの石垣などが当時の姿で残されています。
石垣の緑に橙色や朱色に染まった紅葉が園内を彩り、ケヤキやモミジ、カエデなどの木々が美しいコントラストを生み出し、樹齢500年といわれるケヤキの大木を中心に燃えるような紅葉が観光客を惹きつけます。
島崎藤村や若山牧水らの文豪にゆかりがあり、有名曲『上を向いて歩こう』は永六輔氏が戦時中にこの地での悲しい思い出から作詞されたものです。
歴史や文学、自然を一度に味わえる小諸城址は、家族で紅葉を楽しめるお散歩コースとしても長野県民に好評があります。
小諸城址懐古園の紅葉の見頃は、例年11月上旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス小諸駅から徒歩で5分
- 電話番号
- 営業時間9:00~17:00
- 公式サイト
布引観音(東信)
布引観音は長野県小諸市にある天台宗布引釈尊寺にある、長野では穴場の観光スポットです。
長野では「牛に引かれて善光寺参り」の布引伝説で知られ、牛に化身して強欲な老婆を善光寺に連れていき改悛させたとされる布引観音様になります。
千曲川のほとりから険しい山道の参道を20分程登ったところに岩山の崖に築かれた観音堂があり、中にある宮殿は鎌倉前期に建造された国の重要文化財です。
京都の清水寺を匂わせる朱色の懸崖造の観音堂と紅葉とのバランスが最高で、プチ登山の間隔で楽しめる紅葉スポット。
布引観音の紅葉の見頃は、例年11月上旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス小諸駅からタクシーで10分
- 公式サイト
白糸の滝(東信)
軽井沢は誰もが知る長野の定番観光地で、ショッピングやサイクリングで大きな話題となている長野東信地域の代表地です。
小菅川の源流にある白糸の滝は、高さ3m、幅70mと連なり、地下水が岩肌から湧き出し絹糸のように幾重にも降り注ぐのが風情があります。
その幾筋もの水しぶきがツタウルシなどの紅葉を美しく演出し、湾曲した水面がステージのようになって、それはまさに透明度の高い水で織りなすショーを見ているような感覚。
歩きやすいように橋や階段が整備され、撮影台もあるので、フォトスポットにはぴったりです。
ロマンティックな紅葉や滝を見ながらお出かけができるとして、長野の人気デートコースの1つにもなっています。
白糸の滝の紅葉の見頃は、例年10月中旬~11月上旬です。
- 住所
- アクセス軽井沢駅からバスで25分
- 公式サイト
白駒の池(東信)
白駒の池は長野県民から愛されるスピリチュアルなスポットで、苔に包まれた原生林の神秘的な癒しの世界と湖が味わえる長野の変わった名所です。
白駒の池は日本最高所の標高2115mにある天然の湖で、湖を囲うようにダケカンバやドウダンツツジ、ナナカマドなどが色彩豊かに鮮やかな光景を魅せます。
紅葉が湖面に映しだされる光景はは何とも言えない美しさで、苔むしたをの遊歩道を歩くのは最高の至福の時。
白駒の池の紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月上旬です。
- 住所
- アクセス小海駅からタクシーで45分
- 公式サイト
入笠山(南信)
富士見パノラマリゾートに近い入笠山は、長野では屈指のトレッキングコースで、日常では味わえない雲の上の幻想的な景色が見られる絶景スポットです。
入笠山は標高1955mの南アルプスの山ですが、のどかな草原や放牧風景、可憐な草花が広がり、親しみやすい魅力で愛されています。
8人乗りのゴンドラに乗って入笠湿原や入笠山山頂へ進むと、富士山や日本アルプスを見渡すことができ、パノラマビューを楽しめる展望台は撮影スポットにも大人気です。
カラマツを中心とした紅葉が注目で、 入笠山から眺める八ヶ岳は三段紅葉になっています。
また、ゲレンデ部分がハート型に見える「恋人の聖地」は、恋や愛が実る元気あふれる長野で名高いパワースポット。
入笠山の紅葉の見頃は、例年10月中旬~10月下旬です。
- 住所
- アクセス富士見駅からタクシーで10分
- 公式サイト
高遠城址公園(南信)
空堀と土塁で守られた後堅固の高遠城は、長野の桜の名所としても上位にランクインする名城です。
高遠頼継を攻略した武田信玄が改修した城で、江戸時代では徳川家の譜代大名の居城として使われていました。
建造物はほとんど残されていないが、石垣や堀、土塁などが戦国時代の様子を残し、多様な木々と風景がマッチしています。
250本ほどのカエデが色づくと春の桜とは違った趣でしっとりとした雰囲気になり、ほとんど紅葉せず落葉する独特のタカトオコヒガンザクラが見どころ。
高遠城址公園の紅葉の見頃は、例年10月下旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス伊那市駅からバスと徒歩で40分
- 公式サイト
千畳敷カール(南信)
千畳敷カールは長野県南信地域で絶大な評価を得ているところで、標高2500m超えの高山帯の岩肌に四季折々ダイナミックに変化する雄大で美しい景色が広がります。
カールとは2万年前の氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形で、中央アルプスには長野を代表する千畳敷カールや濃ヶ池カールなどがあります。
駒ヶ岳ロープウェイから見える黄金色に輝く紅葉は見事な絶景で、紅葉が楽しめるロープウェイ全国1位に選ばれたこともあるほど。
約40分で周遊できる遊歩道が整備されていて、ハイキングコースとして最適です。
千畳敷カールの紅葉の見頃は、例年9月下旬~10月上旬です。
- 住所
- アクセス駒ケ根駅からバスとロープウェイを乗り継ぎ50分
- 公式サイト
天竜峡(南信)
長野県飯田市にある名勝・天竜峡は、古くから多くの人に親しまれてきた風光明美な渓谷で、今もその美しい景観は人々を魅了します。
秋の紅葉シーズンには渓谷の絶壁を色づいた木々が鮮やかに彩り、吊り橋や展望台からの紅葉が特に絶景です。
エメラルドグリーンの天竜川にドウダンツツジやドングリ、モミジなどの紅葉が水面に映える様子は大変素晴らしいもの。
上からだけでなく、天竜川のライン下りからは下方からの燃えるような紅葉を見物でき、長野で人気のアクティビティの1つになっています。
天竜峡の紅葉の見頃は、例年11月上旬~11月中旬です。
- 住所
- アクセス天竜峡駅から徒歩で5分
- 公式サイト
長野県の紅葉の見頃はいつ?
長野県は南北に広いため、地域によって気候の特色が異なります。
そのため紅葉のピークはスポットによってさまざまで、長野では2ヵ月近く楽しむことが可能です。
長野では早いところでは9月中旬から紅葉が色づき始め、遅いところでは11月下旬まで見られます。
長野県の紅葉の見頃は、10月中旬から11月上旬がピークです。
長野県のおすすめ紅葉スポット30選!絶景、見頃も紹介のまとめ
長野県でおすすめの紅葉スポット30選を紹介してきました。
各紅葉スポットではそれぞれの楽しみ方ができ、ウオーキングしながら、ドライブしながら、ロープウェイに乗りながらなどと、バラエティに富んださまざまな紅葉の見方ができるのが長野県の魅力です。
長野県民が大切にしてきた豊かな自然が育んだ紅葉の姿は、すべての人を喜ばせ、幸福感を与えるものになっています。
長野の紅葉はどこも自慢できるところで、地元長野の方や観光客が勧める紅葉スポットは絶対に行きたいところばかりです。
こちらで紹介した気になる長野の紅葉スポットがありましたら、ぜひ出かけてみてください。