行く前に知っておきたい!アラスカ観光の基礎知識
アメリカ最大面積を誇る州、アラスカ。州内で4つの時間帯を持ち、都市ごとに気候も異なります。
北緯55度にあたる南部太平洋側は北海道と同じぐらいの緯度。最も北部は北緯71度で北極内に位置し、州のほとんどが北欧のスウェーデン、ノルウェー、フィンランドと同じぐらいの緯度に属しています。
アラスカ観光のハイライトは、なんといってもオーロラ鑑賞。アラスカ鉄道やクルーズ船を使った、氷河や絶景を楽しむ旅も人気があります。
日本からアラスカへ行く手段は以下の3つがあります。
- アメリカ(主にシアトル)経由の乗り継ぎ便
- 旅行会社のチャーター便ツアー
- アメリカもしくはカナダからのフェリーやクルーズ船
基本は直行便がないため、シアトルなどを経由し、片道14~15時間ぐらいかけて移動することになります。
7月の夏休み頃から9月連休ぐらいまでの期間限定で、旅行会社がチャーター便を利用したパッケージツアーを企画。これなら、アラスカまで6~7時間で行けるのでとても楽ですし、時間も無駄になりません。
3つ目は、シアトルやバンクーバー発の豪華客船クルーズやアメリカ北部の都市からのフェリーを利用する方法。
船旅のメリットは、時間をかけてゆっくりとアラスカの氷河や大自然を海から楽しめることです。ただし、4月~9月までの催行のところがほとんどなので旅行時期にご注意を。
アラスカ観光、シーズンごとの魅力と持ち物と、服装
観光先として魅力的なアラスカの都市は、主に以下の3か所になります。
- アラスカ鉄道や氷河クルーズの発着地「アンカレジ」
- 年間243日オーロラが観れる「フェアバンクス」
- 豪華客船が発着する州都「ジュノー」
さらにそれぞれの都市を拠点に、エスキモーが暮らす極北の街や、スキーリゾートへのオプショナルツアーも楽しむことができます。
また、いつ訪れるか、旅の目的は何にするかによって、同じ都市を訪れても楽しみ方もさまざま。大きく夏と冬に分けて、観光の目的にあった服装、持ち物についてご紹介していきましょう。
夏のアラスカ観光
大自然やアウトドアが大好きな人にとって、5月から9月、夏のアラスカは最も魅力的な季節です。
どの都市であっても、最も気温が上がるのが7月から8月ぐらいまで。日本でいえば札幌の4月~5月ぐらいのイメージで、薄手の長袖や長ズボン着用など春・秋の服装がおすすめです。
アラスカ中南部に位置するアンカレッジは、5月のうちはまだ平均気温8.8度ぐらい。ダウンジャケットやセーター、フリースなどが手放せません。
中央アラスカに位置するフェアバンクスは、寒暖差の激しい内陸性の気候で、5月の平均気温は10度前後。6月から7月が最も暖かく、最高気温が22度の日もあります。
フェアバンクスでオーロラを観るなら白夜が終わる8月後半からで、服装はセーターやフリース、ダウンジャケットにブーツなど、しっかり防風対策をしてお出かけください。
アラスカ東南部に位置するジュノーは、5月下旬ぐらいから9月上旬まで、比較的暖かいといわれています。とはいえ、最も暑いといわれる7月下旬であっても、平均気温は16度ぐらい。
氷河クルーズやデナリ国立公園内で動物観察をするなら、双眼鏡や雨ガッパを持参で。チナ・ホットスプリングス(チナ温泉)に行くなら水着も忘れずに持っていきましょう。
緯度の高いアラスカでは、太陽が沈まない白夜もあるので、アイマスクがあってもいいかもしれません。
冬のアラスカ観光
冬のアラスカは、なんといってもオーロラ。そしてスノーモービルや犬ぞり、スキーなどのアクティビティもおすすめです。
オーロラベルト(北緯64度~70度にある地域)近郊にあるフェアバンクス、チナ・ホットスプリングス(チナ温泉)が、鑑賞に最適なスポット。時期は11月から4月頃、2月がハイシーズンになります。
平均気温マイナス13度前後。フェアバンクスではマイナス20度になることも珍しくありません。
オーロラ鑑賞時にはダウンジャケット、帽子、耳当て、フェイスマスク、マフラー、スノーブーツと万全な防寒対策を。
オーロラ写真撮影には一眼レフがベスト。手ぶれ防止のため、三脚は必需品です。
昼間でも冬の冷え込みは厳しいので、肌が直接外気に触れないように、風を通さないアウトドア用の服などがおすすめです。
エスキモーが暮らす極北の街、バローでは11月から1月まで、昼間でも日が昇らない極夜が続きます。冬の一番寒い時期になると、マイナス50度ぐらいになることも!
このような極限の環境に適した服装は、自分でそろえるのは難しいと思います。オプショナルツアーなどで、防寒具レンタルがあるところもあるので、活用するのもいいですね。
アラスカ観光で訪れたい人気スポット10選
アラスカには、観光スポットやそこで楽しめる魅力的なアクティビティがたくさん。主な都市は以下の4つです。
- アンカレッジ
- フェアバンクス
- ジュノー
- 北極圏の街
それでは、それぞれの楽しみ方とその魅力をダイジェストにご紹介していきましょう。
アンカレッジの観光地①:アンカレッジ博物館
美術、分化、歴史、科学、自然などさまざまな切り口から「アラスカらしさ」を知ることができる、アラスカ最大の博物館。ミュージアムショップは、アメリカの大手出版社は発行する旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler)」で世界トップ10に選ばれています。
アンカレジ博物館
住所:625 C St, Anchorage, AK 99501
電話番号:907-929-9200
営業時間:夏期(5月~9月)は9時~18時、冬期(10月~4月)は10時~18時
※日曜のみ12時~18時
定休日:月曜
入場料: 15ドル、アラスカ常駐大人 12ドル、
シニア・ミリタリー・学生(要学生証)10ドル、3歳~12歳7ドル、2歳以下は無料
アンカレッジの観光地②:アラスカ鉄道
アンカレッジを出発し、氷河クルーズの発着地、スワードもしくはウィッティアを結ぶ南路線2つ。デナリ(旧マッキンレー)山の登山基地となるタルキートナや、デナリを経由して、フェアバンクスまで大自然の中を進む北路線があります。
客席は普通車、ゴールドスター(展望車)があり、料金はピークシーズンとバリューシーズン、乗車区間、行き先により値段が異なります。
アラスカ鉄道
住所:411 W 1st Ave, Anchorage, AK 99501
電話番号:800-266-8625
※運賃は公式ホームページを参考にしてください。
アンカレッジの観光地③:ガードウッド・アリエスカ・リゾート
アンカレッジから南へ車で約1時間。ガードウッド・アリエスカは、アラスカ鉄道でウィッティアに向かう途中にあります。
アラスカで4つ星の高級リゾート「ガードウッド・アリエスカ・リゾート」では、冬はスキー、夏はハイキングを楽しむ人々で賑わいます。マウンテンバイクやラフティング、夏の氷河犬ぞりツアーなどアクティビティが充実。
ガードウッド・アリエスカ・リゾート
住所:1000 Arlberg Ave, Girdwood, AK 99587
電話番号:907-75p-insta:
アンカレッジの観光地④:キナイ・フィヨルド国立公園
アンカレッジからアラスカ鉄道で訪れることができるスワードは、キナイ・フィヨルド国立公園のゲートウェイになっています。
広さ24万ヘクタールの氷河で覆われたハーディング氷原は、驚異の景観を持つフィヨルドを形成。体力のある人なら、イグジット氷河をトレイルして、そこからの眺望を楽しむこともできます。
ラッコやトド、アザラシ、シャチ、クジラなどを見たい人は遊覧船クルーズがおすすめです。
キナイ・フィヨルド国立公園
住所:Kenai Fjords National Park, AK
電話番号:907-422-0500
フェアバンクスの観光地①:デナリ国立公園・自然保護区
北米最高峰「デナリ(旧マッキンリー)山」の厳しく雄大な姿を景観する国立公園。
マサチューセッツ州よりも少し広い、広大な園内では、オオヤマネコやマーモット、ムース、カリブー、オオカミ、グリズリーベアなど37種類の哺乳類が暮らしています。
デナリ国立公園
住所:Parks Hwy, Denali National Park and Preserve, AK
電話番号:907-683-9532
観光地②:ランニング・レイディア・ランチ(トナカイ牧場)
フェアバンクスの北にある自然豊かな家族経営農場。美しい森の中をトナカイと一緒に散歩できるツアーは大人気です。
トナカイの生態などについても詳しくレクチャーしてくれます。
ランニング・レイディア・ランチ(トナカイ牧場)
住所:1470 Ivans Alley, Fairbanks, AK 99709
電話番号:907-455-4998
フェアバンクスの観光地③:チナ・ホットスプリングス・リゾート(チナ温泉)
フェアバンクスと並んで、オーロラ鑑賞ポイントとして有名なチナ温泉。北米では唯一といわれる源泉かけ流し100%の露天風呂があり、日帰りで楽しむこともできます。
リゾート内には、24時間オープンしているオーロラ待機所があり、冬の鑑賞にも便利。
氷の彫刻作品やすべて氷で造られているアイス・バーもある「オーロラ・アイス・ミュージアム」は、人気スポットになっています。
チナ・ホットスプリングス・リゾート(チナ温泉)
住所:56.5 Chena Hot Springs Rd, Fairbanks, AK 99712
電話番号:907-451-8104
ジュノーの観光地①:メンデンホール氷河
アラスカの州都であるジュノーは、インサイド・パッセージ最大の観光地。
インサイド・パッセージとは、多くの島や海をつなぐ「内海航路」の意味で、鉄道か飛行機によるアクセスはあるものの、道路によるアクセスはありません。
ジュノー北東20㎞ぐらいのところにあるメンデンホール氷河は、氷河の中に洞窟があることで知られています。
洞窟の中は青い世界!氷の天井の下を溶けだした水が川となって流れる神秘的な美しさです。
ジュノーの観光地②:グレイシャー・ベイ国立公園
1992年に世界遺産に登録。ジュノーの西側、チルカット山脈とフェアウェザー山脈にはさまれたエリアにあり、陸路ではアクセスできず、小型飛行機かクルーズを利用することになります。
巨大な氷山の港と称されるグレーシャーベイ。急斜面を流れ落ちる16の氷河の光景は豪快そのもの。アザラシやイルカ、クジラ、オルカなどの海洋生物や、マウンテン・ゴートや熊などの野生動物も観察できます。
グレイシャー・ベイ国立公園
住所:1 Park Road Gustavus, AK 99826
電話番号:907-697-2230
北極圏の観光地①:バロー
北極海に位置するバロー(ウトキアグヴィク)は、アメリカ最北の町。住民のほとんどがイヌピアット(エスキモー)です。捕鯨や毛皮の交易地として栄えてきた歴史があります。
現在は5月から8月にかけての白夜や冬のオーロラ、11月~1月までは全く太陽が昇らない極夜、先住民文化を体験できる観光先として現地ツアーが人気です。
舗装された道がないので、途中からバギーで向かいます。アメリカ最北端のポイントバロー(バロー岬)、イヌピアット・ヘリテージ・センターなどがあります。
北極圏の観光地②:コッツビュー
8割の住民がイヌピアット・エスキモーという、極北アラスカにおける先住民の最大集落の一つ。北極圏の北から42kmに位置しています。ここでも白夜・極夜が体験できます。
アメリカの中でも最も大きな北極圏の扉国立公園へアクセスする入口。フェアバンクから延びるダルトン・ハイウェイという一本道をひたすら走り、北極圏を目指す現地ツアーが人気です。
アラスカ観光の目玉 オーロラが見れる条件
せっかくアラスカまで足を延ばしたなら、美しいオーロラを観たいものです。ベストな鑑賞のために必要な条件は以下の4つです。
- オーロラベルトに近い
- 天気は快晴
- 街灯りが近くにない
- できれば新月がベスト
オーロラベルトは、地球の磁場を取り巻くように存在するドーナッツ状の領域のこと。
太陽が放出するプラズマを多く引き寄せることができる「磁場の強い」場所が、北緯65~70度周辺にあることから、そこを「オーロラベルト」と呼んでいます。
アラスカでいえば、フェアバンクスやチナ温泉がそうです。さらにオーロラベルトの真下にあるベテルスでは、4つの条件をすべて満たす場所で、オーロラ鑑賞にベストといわれています。
雪や雨が降っている時は雲の下にいる私たちには、オーロラを観ることはできません。
また、明るいところでは当然、見えにくくなるので、街灯りや月明かりも禁物ということです。
夏よりも冬の方が、オーロラに出会う確率が上がるのは夜が長いから。時期でいえば、12月から3月がベストだといわれるのはそういうわけです。
ちなみに23時ころから3時ぐらいまでが出現率が高いといわれていますが、自然の営みのこと。暗くなってから、1時間おきぐらいに空をチェックして、待つしかありません。
アラスカ観光でおすすめの土産と買える場所
旅の思い出にお土産を購入したいときは、どこへ行けばいいのでしょうか。
アラスカの場合、大きなショッピングモールが少なく、主な都市で購入することになります。
- スポーツマンズ・ウェアハウス
- アンカレッジ美術館ミュージアムショップ
- アンカレッジ5番街モール
- アラスカ鉄道
- アンカレジ マーケット アンド フェスティバル
- フレッドマイヤー(エアポート通り店)
- ザ・グレート・アラスカン・ボール・カンパニー
- サンタクロース・ハウス
- アラスカ・シャツ・カンパニー
- グレイシャー・スムージー・ソープ
それぞれの都市で、おすすめのショッピングスポットと喜ばれるお土産についてご紹介しましょう。
スポーツマンズ・ウェアハウス
全米で展開しているアウトドアスポーツ用品店「スポーツマンズ・ウェアハウス」。アラスカにはアンカレッジ店の他に、ワシリア、フェアバンクスにもあります。
アウトドア用品や釣り用品などを豊富にそろえています。店内には銃や弾薬、罠、弓など、ハンティング用品も!眺めているだけでも楽しいショップです。
スポーツマンズ・ウェアハウス
住所:8681 Old Seward Hwy, Anchorage, AK 99515
電話番号:907-644-1400
営業時間:9時~22時(日曜日のみ20時まで)
アンカレッジ美術館ミュージアムショップ
アラスカネイティブアートを購入するなら、こちらがおすすめ。少しお値段は張りますが、ここでしか買えないようなジュエリーやアート作品、工芸品などが充実しています。
アンカレッジ美術館ミュージアムショップ
住所:625 C Street Anchorage, Alaska 99501
電話番号:907-929-9262
営業時間:夏期(5月~9月)は9時~18時、冬期(10月~4月)は10時~18時
※日曜のみ12時~18時
定休日:月曜
アンカレッジ5番街モール
コーチやバナナリパブリック、H&Mなど日本でも有名なアメリカンブランドがそろう大型ショッピングモール。
「ノードストローム」という品ぞろえが豊富なアメリカのデパートや、アラスカの野生ブルーベリー製品がそろう、「アラスカワイルドベリープロダクツ」も入っています。
アラスカでは州消費税がなく、アンカレッジとフェアバンクスでは、さらに地元消費税がかかりません。お買い物はお得なスポットです。
アンカレッジ5番街モール
住所:320 W 5th Ave, Anchorage, AK 99501
電話番号:907-265-2326
営業時間:9時~21時
アラスカ鉄道「アンカレッジ駅」
レトロなたたずまいが人気のアラスカ鉄道。アンカレッジ駅にあるギフトショップは、品揃えも豊富で、他のお土産屋さんでは手に入らないグッズがそろっています。
ロゴ入りのTシャツや帽子、おもちゃ、マグネット、ピンバッチなど、ばらまき用お土産探しにもぴったりです。
アラスカ鉄道「アンカレッジ駅」
住所:411 W 1st Ave, Anchorage, AK 99501
電話番号:907-258-4003 営業時間:夏(5月中旬~9月中旬)6時~1時、冬(9月中旬~翌5月中旬)は土曜7時30分~8時30分
※冬は日曜、月曜休み、火曜~金曜は予約のみ、日によって営業時間が変わる可能性があります。
アンカレジ マーケット アンド フェスティバル
アンカレッジの中心部、夏期限定でオープンするアラスカ最大の野外マーケット。
300以上の屋台が並び、手作りの衣類や小物、ホームメイドのお菓子やジャム、アーティストの作品などが、バラエティ豊かに並びます。
アンカレジ マーケット アンド フェスティバル
住所:225 E Street, Anchorage, AK 99501
電話番号:907-272-5634
営業時間:5月~9月の土日のみ開催、土曜日は10時~18時、日曜日は10時~17時
フレッドマイヤー(エアポート通り店)
フレッドマイヤーはポートランドで操業された大型スーパーマーケット。食品や雑貨だけではなく、電化製品、衣類、シューズなど豊富な品揃えです。
空港近くのフレッドマイヤーの方が広く、バラまき用のお菓子やアラスカ定番土産のスモークサーモン、バーチ(白樺)のシロップ、滞在中のおやつなどを気軽に調達できます。
ビジターセンター近くにあるダウンタウンにももう1件お店があります。
フレッドマイヤー(エアポート通り店)
住所:3755 Airport Way, Fairbanks, AK 99709
電話番号:907-474-1400
営業時間:7時~23時
ザ・グレート・アラスカン・ボール・カンパニー
フェアバンクスにはたくさんのバーチ(白樺)の木が生えています。
この地元産バーチで造られた木製の食器や彫刻、バーチシロップなどを扱っているお店。ナイフやスキンケア商品などもあります。
ザ・グレート・アラスカン・ボール・カンパニー
住所:3755 Airport Way, Fairbanks, AK 99709
電話番号:907-474-9663
営業時間:平日9時~19時、土曜は18時まで、日曜は10時~17時
サンタクロース・ハウス
北極に近いとても寒いところに住んでいるといわれているサンタクロース。アメリカでは、地球の自転軸と地表が交わる北極点=ノースポールに住んでいるというのが定説です。
アラスカの「サンタクロース・ハウス」があるのは、北極点ではなく、フェアバンクスの「ノースポール」というところ。
ここから、サンタクロースあてのお手紙を出すこともできますし、クリスマス関連グッズも購入できます。
サンタクロース・ハウス
住所:101 St Nicholas Dr, North Pole, AK 99705
電話番号:907-488-2200
営業時間:10時~18時
アラスカ・シャツ・カンパニー
港町ジュノーのクルーズ船発着場目の前にあるお店。Tシャツやジャケット、雑貨などを扱う人気のお土産やさんです。
メインストリートであるフランクリン通り沿いにあり、この他にも手作りファッジの店「アラスカン・ファッジ・カンパニー」や、カニ料理で人気の「キング・クラブ・シャック」など、魅力的なお店があるので、ぶらぶら歩きがおすすめです。
アラスカ・シャツ・カンパニー
住所:489 S Franklin St, Juneau, AK 99801
電話番号:907-586-9510
営業時間:8時~20時
グレイシャー・スムージー・ソープ
豪華客船が寄港するジュノー港。そのダウンタウンにあるお店で、アメリカの商標登録を持つ「グレイシャー・シルトソープ4(R)」は、ユニークな商品として注目を集めています。
シルトとは、粘土と砂の中間ぐらいの沈泥物で、毛穴の中の汚れもよく吸着する作用があります。氷河のシルトを含む石鹸は、泡立ちもよく、肌をすべすべに洗い上げると評判です。お土産にもおすすめ!
グレイシャー・スムージー・ソープ
住所:Downtown Juneau, AK 99803
電話番号:888-456-8325
営業時間:10時~18時
定休日:日曜日
アラスカ観光局おすすめの日帰りアラスカ観光ツアー
現地で気軽に参加できる日帰り「アラスカ観光ツアー」には、どのようなプランがあるのでしょう。アラスカ観光局が紹介しているツアーには以下のようなものがあります。
- オーロラツアー(夏)
- オーロラ追跡フォトツアー
- チェナ温泉イブニングツアー
- ドルトンハイウェイ北極圏ドライブツアー
- 外輪船ディスカバリー号タナナ川クルーズ
- 砂金取りツアー/ゴールド・ドレッジNO.8
- 26氷河クルーズ
続いて、それぞれのツアーを詳しくみていきましょう。
オーロラツアー(夏)
日照時間が短くなる8月15日頃から9月30日を狙い、フェアバンクス郊外の見晴らしのよいオーロラ観測ロッジで、オーロラハンティングを楽しむツアーです。
スキーランド、オーロラ・ボレアリスロッジ、シャンダラーランチ、オーロラハウス他の
ロッジを予定(指定不可)。
22時にホテルを出発し、3時に戻る約5時間、ホットドリンク付き、最低催行人数は2名からになります。
オーロラツアー(夏)
ツアー会社:アメリカパシフィックツアーズ(America & Pacific Tours)
電話番号:907-272-9401(アラスカ州内無料電話:888-605-9401)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected] )
ツアー料金:120ドル
日本語ツアーの有無:日本語ガイド付き
オーロラ追跡フォトツアー
夕方からフェアバンクスを出発し、オーロラ鑑賞&撮影に出かけるツアー。ガイドからオーロラ撮影の手ほどきを受けて、ベストショットを狙います。フェアバンクスのホテルから無料送迎可。
オーロラ追跡フォトツアー(Aurora Chasing Photography Tour)
ツアー会社:フェアバンクスオーロラツアーズ(Fairbanks Aurora Tours)
電話番号:907-978-1766
申し込み方法:ホームページからオンライン予約
ツアー料金:155ドル
オプション料金:ポートレート撮影1人100ドル(追加1名に付き、プラス25ドル)、ニコンD610レンタルパッケージ55ドル
※予告なく変更になる場合があります。
日本語ツアーの有無:なし
チナ温泉イブニングツアー
夕方4時ぐらいにフェアバンクスを出発して約1時間30分離れたチナ温泉へ。露天風呂で温泉を楽しみながら、オーロラ鑑賞チャンスを待ちます。
別料金で食事やオーロラ・アイス・ミュージアム観光も可能。フェアバンクスのホテルからの送迎と入浴料付きです。最低催行人数は2名から。
チェナ温泉イブニングツアー
ツアー会社:アメリカパシフィックツアーズ(America & Pacific Tours)
電話番号:907-272-9401(アラスカ州内無料電話:888-605-9401)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected] )
ツアー料金:220ドル
日本語ツアーの有無:送迎は英語ドライバー、チナ温泉に日本語スタッフ
住所:56.5 Chena Hot Springs Rd, Fairbanks, AK 99712
ドルトンハイウェイ北極圏ドライブツアー
車でフェアバンクスからドルトン・ハイウェイを北上し、トランスアラスカパイプライン、凍てつくユーコン川、ツンドラ地帯をドライブ。
北緯66度33分の北極圏で「北極圏冒険証書」を受け取ります。冬の間は北極圏でオーロラを見ることができるかも!
ドルトンハイウェイ北極圏ドライブツアー
ツアー会社:ノーザン・アラスカ・ツアー・カンパニー(Northern Alaska Tour Company)
電話番号:907-474-4767(アラスカ州内無料電話:800-474-19861)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected] )
※アメリカパシフィックツアーズが予約代行可能(その場合1人270ドル)
ツアー料金:219~239ドル
日本語ツアーの有無:なし
430 K St, Anchorage, AK 99501
外輪船ディスカバリー号タナナ川クルーズ
5月11日〜9月20日頃の夏期期間に運行される、往復3時間30分のリバークルーズ。途中で、ネイティブアメリカンの村へ立ち寄ります。
ホテルからの往復送迎、乗船&ガイド代、船内スナック(ドーナツ&コーヒー)が含まれます。
午前中はホテル発着8時~13時、午後は13時~18時。9月は1日1本になる可能性あり。
外輪船ディスカバリー号タナナ川クルーズ
主催&ツアー会社:リバーボートディスカバリー(Riverboat Discovery)/アメリカパシフィックツアーズ(America & Pacific Tours)
電話番号:907-272-9401(アラスカ州内無料電話:888-605-9401)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected] )
ツアー料金:3名以上で予約1人135ドル(2歳~11歳95ドル)、2名の場合は1人140ドル
日本語ツアーの有無:なし
1975 Discovery Dr, Fairbanks, AK 99709
砂金取りツアー/ゴールド・ドレッジNO.8
ゴールドラッシュで栄えたフェアバンクス。アラスカの石油パイプラインを見学後、列車に乗り、金採掘場へ向かいます。現場では砂金採り体験も!
ホテルからの往復送迎、日本語ガイド代、入場料が含まれます。 ツアー催行は5月中旬~9月21日頃まで、所要時間は約3時間。
砂金取りツアー ゴールド・ドレッジ8
主催&ツアー会社:アメリカパシフィックツアーズ(America & Pacific Tours)/ゴールドリッジ8(Gold DREDGE #8)
電話番号:907-272-9401(アラスカ州内無料電話:888-605-9401)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected] )
ツアー料金:3名以上で予約1人120ドル(2歳~11歳100ドル)
日本語ツアーの有無:日本語ガイド付き
1803 Old Steese Hwy N, Fairbanks, AK 99712
26氷河クルーズ
アンカレジからバス、もしくはアラスカ鉄道でウイッティアの港へ。12時30分~17時30分の約5時間、氷河クルーズを楽しむツアーです。
ランチを楽しみながら、ラッコやアザラシ、クジラなどを観察することができます。ハイライトは海に向かって崩れ落ちる氷河を観察すること。5月~9月下旬まで催行。
他にもブラックストーン湾で、7つの氷河を観る3時45分の「グレーシャークエストツアー」などもあります。
26氷河クルーズ
ツアー会社:フィリップス・クルーズ&ツアーズ(Phillips Cruises & Tours)
電話番号:907-276-8023 (アラスカ州内無料電話:800-544-0529)
申し込み方法:電話もしくはメール([email protected])
ツアー料金:
・クルーズのみ大人178.95ドル、2歳~11歳99.95
・バス&クルーズ大人247.95ドル、2歳~11歳139.95
・鉄道&クルーズ大人281.95、2歳~11歳151.95
※すべてクルーズ税、手数料込みの値段。料金は予告なしに変更されることがあります。
日本語ツアーの有無:なし
519 W 4th Ave, Anchorage, AK 99501
アラスカ観光のベストシーズンとおすすめの必見スポットまとめ
アラスカというとオーロラ鑑賞というイメージが強いですが、夏の氷河クルーズや動物観察など、多彩な観光やアクティビティがあります。
大自然の素晴らしい景観を楽しめるアラスカ鉄道、凍てついた大地や川を疾走して北極圏を目指すアドベンチャー体験など、普段の海外旅行では味わえない旅ができるのもアラスカならでは。
気軽に参加できる旅行会社のツアーもいいですし、現地でオプショナルツアーを組み合わせて自分なりのオリジナル旅行を楽しんでもいいでしょう。
次の旅はぜひ、アラスカも検討してみてはいかがでしょうか。