【混雑の前に】海ほたるとは
海ほたるとは、神奈川県の川崎市と千葉県の木更津市を結ぶ道路東京湾アクアラインに設置されているパーキングエリア。
上下線ともに利用することができ、アクアラインのほぼ中間地点に位置します。
川崎方面から海ほたるまでは海中を走るためトンネルが続きますが、木更津方面から海ほたるまでは海の上に橋が架かっているためとても開放的。
海ほたるも海上にあるため、海風を感じながらドライブの休憩ができる絶景PAとして人気です。
千葉や東京近郊のお土産がそろったショップや、お食事処も充実。
さらにゲームセンターや足湯なども備わっているので、観光スポットの一つとして楽しむことができます。
一風変わったオブジェや、海上ならではの写真が取れるスポットも満載です。
季節に合ったイベントを開催することもあり、そのたびに多くの人で賑わい混雑します。
海ほたるの混雑時期と時間
そんな人気の海ほたるですが、アクアライン唯一のPAという特性上、時期や時間帯によって混雑するのは必至です。
ここからは、海ほたるが特に混雑すると予想される時期や、時間帯についてご説明します。
少しでも海ほたるの混雑を避けて快適な時間を過ごせるように、参考にしてみてください。
混雑時期
多くの方が休日に当たる土日は、どのシーズンも打ち合わせ海ほたるは比較的混雑することが予想されます。
また、3連休などの連休も非常に混雑が予想されます。
特に注意が必要なのが、春休み・GW・夏休みなどの大型連休です。
この時期は、観光客に加えて帰省をする方々も多いためアクアラインが混み合い、同時に海ほたるにも大混雑に注意が必要です。
クリスマスシーズンのイルミネーションや、大晦日のカウントダウンなど、イベントのために混雑することもあります。
混雑する時間帯
基本的のどのシーズンも10：00～19：00頃が海ほたるの混雑時間のピークで、大きな変わりはありません。
多くの人たちが出かけ始める時間から、帰宅の道に向かう時間と考えればよいでしょう。
大型連休など走る車の数が圧倒的に増加する時期は、その分渋滞も伸びるのでそれに伴って海ほたるの混雑時間も伸びます。
また、海ほたるで特別な季節イベントが行われる期間は、イベントの開始時刻に合わせて混雑が予想されます。
雨天時の混雑は？
雨天などの天候によっても海ほたるの混雑状況は変わっていきます。
雨天時は混雑が解消されることが多いです。
天候によってお出かけを断念する方が出てくることがひとつ理由として挙げられます。
また、海ほたるは海の上にあることが最大の特徴。
雨天時は視界が狭くなり、せっかくの綺麗な海景色を眺めることができません。
そのため海ほたるには寄らない選択をする方も増えてきます。
その他、木更津～海ほたる間は海の上を走るため海風にさらされます。
雨天などの悪天時は風も強くなりますので、アクアラインを避ける方も。
このような理由から、雨天時は混雑が軽くなることが多いです。
※悪天候で強風が見込まれる場合アクアラインは封鎖されますので、事前にチェックしておきましょう。
海ほたるの混雑をさけるおすすめ時間帯
ここからは海ほたるの混雑を避けるためのおすすめ時間帯について、上下線に分けてご説明していきます。
上り車線
まず上り車線（木更津方面）から海ほたるへの混雑をさける時間帯についてです。
上り線が渋滞するのは平均して14：00～19：00頃とされています。
木更津アウトレットなどの木更津観光から帰る車が増えるためです。
時間が遅くなれば、海ほたるで夜ご飯を食べる方などでレストランやフードコートも混雑しますので注意が必要です。
混雑を避けるためには、14：00より前か20：00以降の遅い時間を狙っていくのがいいでしょう。
下り車線
次に、下り線（川崎方面）から海ほたるへの混雑を避ける時間帯についてです。
下り線の渋滞は上り線と反対で午前中にかけて発生します。
大型連休になるほど混雑が始まる時間が早くなりますが、平均的には10：00より前までに海ほたるにつけば混雑はそれほどでもないでしょう。
大型連休の場合は、だいたい7：00より前を目安に訪れると比較的混雑を緩和できます。
海ほたるの混雑予想【1月〜12月】
シーズンごとの海ほたるの混雑予想をご紹介していきます。
参考にしてみてください。
1・2月（正月など）
1月2・3日は、年末から帰省していた方のUターンラッシュが始まるため、上り線からの車で朝から混雑が見込まれます。
さらに、夕方にはアウトレットの初売りに行った方の帰宅が重なるため大混雑します。
4日以降も、しばらくはアウトレットへ向かう車で午前中は下り線から、午後は帰りの車で下り線からの車で混雑します。
学生が冬休みの6日頃までは注意が必要です。
それ以降の1月～2月にかけては、平日は比較的空きがあるでしょう。
土日は混雑が見込まれますが、年末年始ほどではなくなっています。
3・4月
3月～4月上旬は、春休みシーズンのため、出かける学生多い時期です。
そのため、平日でも少しずつ混雑しています。
土日は変わらず混雑が見込まれます。
4月中旬に入ってくると学生も学校が始まるため、平日は比較的余裕があり、土日も普段通りの混雑程度に落ち着でしょう。
5月（GWなど）
多くの方が連休に入るGWはもちろん大混雑に注意が必要です。
期間中は常に混雑必至ですが、特に登りは後半のUターンラッシュ時、下りは前半の帰省ラッシュ時に混雑が大きくなるようです。
GWを過ぎてしまった後は、平日には余裕が戻り、土日の混雑も和らぎます。
7・8月（夏休み、お盆など）
7月上旬～中旬の平日は比較的空きがあります。
土日は混雑しますが、普段通りの土日の混雑程度です。
7月下旬からは夏休みに入る学生が増えるため、上旬～中旬に比べると平日・土日ともに混雑度合いが増していきます。
そして、夏休みシーズンのピークといえばお盆の期間です。
レジャーや帰省の車が増えるのにあわせて海ほたるの混雑もかなり大きくなります。
GWと同じで、上りは特に後半、下りは特に前半にアクアラインが混雑しますので注意してください。
また、毎年8月上旬には海ほたるで花火大会が開かれます。
花火が上がるのは19：30頃～ですが、大会に伴って午前中からイベントが開催。
上下線両側から人が集まってきて混雑しますので、早め早めの到着をおすすめします。
9・10月
10月にはハロウィンが行事として挙げられますが、海ほたるへの影響はあまり心配ありません。
9・10月ともに、比較的落ち着いて海ほたるでの時間を過ごせるでしょう。
ただ、土日はそれでも混雑しますので、混み合うと言われているピーク時間はさけることが吉です。
12月
12月は冬休みに入りますが平日は混雑の中でも比較的快適に過ごせるでしょう。
土日は混雑しますので注意が必要です。
その中でも特に12月中に注意していただきたいのがクリスマス期間と大晦日。
クリスマス期間中は、日没の時間から海ほたるのデッキがライトアップされます。
海から見る東京湾の夜景とイルミネーションは絶景。
これを求めて多くの人がやってくるため特に夜に混雑します。
そして大晦日は海ほたるでカウントダウンイベントが開催。
毎年駐車場台数の関係で入場規制がかかるほどの人気ですので、大混雑です。
規制がかかる前に海ほたるにつくためには、遅くても夕方16：00頃には到着しておきましょう。
海ほたるの混雑状況を知る方法3選
これまでは、平均とされているピークの時間帯をお伝えしてきました。
では、実際にこれから海ほたるへ向かう時に、現在の混雑状況を知りたい場合はどうすればよいでしょうか。
ここでは、今の海ほたるの混雑状況を知る方法を3つご紹介します。
方法1：アクアライン交通情報ナウのTwitter
アクアラインの交通情報を、24時間体制で知らせてくれるTwitterのアカウントです。
基本的には1時間に1回の頻度で時間・交通情報・風速が地図とともにツイートされます。
工事や事故が発生した際には別途ツイートされるので分かりやすく、便利です。
Twitterを利用している方はこのアカウントをフォローするか、頭に入れておくといいでしょう。
方法2：アクアラインFUNのサイト
前述のアクアライン交通情報ナウを運営している団体の公式サイト。
こちらでもリアルタイムな交通情報と風速が確認できます。
また、このサイトからTwitterに飛ぶことも可能です。
サイト内には、渋滞原因の考察やアクアラインについての豆知識が載っているページがあります。
あらかじめ知識として入れておくと、渋滞回避に役立ったり、万が一渋滞に巻き込まれてしまった際に時間を潰す話のタネにもなるでしょう。
方法3：ラジオ
ラジオを普段から聞く方はご存知だと思いますが、ラジオ番組の合間には頻繁に交通情報を知らせるコーナーがあります。
アクアラインは千葉県と神奈川県を結ぶ道路ですので、首都圏のラジオ局を聴くのが確実です。
海ほたるの混雑状況を予想する方法2選
海ほたるへ行く予定ができた時に、その時間帯が混雑しそうなのか事前に分かったら便利ですよね。
ということで、海ほたるの混雑を予想する方法をご紹介します。
予想する方法1：ラジオ
前述したとおり、ラジオ番組には定期的に交通情報が流れます。
事故などが発生した場合も比較的早く情報を手に入れることができるので、アクアラインに入る前からラジオを聞いていればある程度この先の混雑を予想することができますね。
また、土日や連休の前には渋滞の予測があらかじめ流れることがありますので事前に混雑を予想しやすくなります。
予想する方法1：日本道路交通情報センターHP
日本道路交通情報センターのHPでは、連休や休みのシーズンごとに渋滞予測を発表しています。
また、あらかじめ決定している規制や道路の閉鎖情報などもチェックできますので、スケジュール調整の強い味方です。
海ほたるの混雑を避ける方法5選
海ほたるの混雑を避けるために、覚えておきたい方法を５つご紹介します。
避ける方法1：時間をずらす
海ほたるが混雑しやすい時間は前の項目でご紹介してきました。
簡単なことではありますが、ピークの時間をさけることが最も手軽にできる混雑回避法でしょう。
早起きは避けられませんが、午前中は10：00までが狙い目。
午後は、他の予定を早めに切り上げて14：00までに海ほたるを訪問するか、それ以降であれば20：00以降の遅い時間が比較的空いています。
避ける方法2：平日に行く
お休みの方が多くなる土日は、どうしても人が増えて混雑します。
可能であれば、平日に訪れると混雑はかなり解消されるでしょう。
避ける方法3：小雨の日に行く
前述しましたが、雨が降る日はお出かけをする方の数が減ります。
延期できるレジャーであれば、そうする方が増えるためです。
さらに、海上からの景色が売りの一つである海ほたるは、雨が降って視界が悪くなってしまうともったいないです。
デッキやレストランにつながる廊下など、外に面しているところもありますので、雨天時には訪問を避ける方もいるでしょう。
しかし、基本的にお店は屋内にあり、買い物や休憩をする分には濡れてしまう心配も少ないです。
そのうえ小雨程度であれば海上の景色も全く見えないというほどではないでしょう。
避ける方法4：梅雨時期に行く
方法3と同じような理由で、梅雨の時期にも混雑が緩和されます。
さらに、梅雨の時期はほかの時期に比べて雨を予想してお出かけの予定を立てないことも。
そのため、晴れた日でも比較的空いていることが多い穴場時期なんです。
避ける方法5：停められる駐車場にすぐ停める
海ほたるの駐車場は普通車常時400台、大型車92台分のスペースがあります。
混雑時には臨時の駐車スペースが設けられますが、それもすぐ埋まってしまうことも。
そうなってしまうと入場規制がかかり、海ほたるに入るまでの連絡道から渋滞に巻き込まれてしまいます。
そこで、海ほたるの駐車場で空きを見つけた時はすぐに停めてしまうことがおすすめ。
次から次へと車が来る中、どんどん空いたエリアは埋まっていきます。
入り口近くは特に人気ですので、空くことはほぼないと割り切った方がいいでしょう。
入り口近くを探すより、遠くても入口まで歩いたほうが早いこともあります。
海ほたる、アクアラインで混雑の時の注意はトイレ
海ほたるやアクアラインが混雑してしまっている時、最も注意しなくてはいけないのがトイレです。
アクアラインは、海ほたるが唯一のトイレスポット。
一度渋滞しているアクアラインに乗ってしまうと海ほたるまでは我慢するしかありません。
その上、海ほたるの駐車場渋滞にはまってしまうとかなりの時間を要します。
アクアライン・海ほたるの混雑時は、アクアラインに入る前のSAやPAで余裕をもって済ませておくことをおすすめします。
川崎方面から来る際は、湾岸線では大黒PA・大井PA、横羽線では大師PA・平和島PAにトイレが設置されています。
木更津方面には、市川SA・君津PA・高竜湖PAにトイレがありますので、あらかじめ確認をしておいてください。
小さなお子様がいる家庭は、おむつを多めに用意しておくなど対策をしていると安心です。
簡易トイレも車の中に準備があるといざという時に役立ちます。
混雑を避けて、海ほたるで楽しい時間を
東京湾アクアライン唯一のPA海ほたるの混雑やその回避方法についてご紹介してきました。
海の上に浮かぶPAというのは世界的にも珍しく、ただのPAとしてだけでなく観光地として人気が出るのも頷けますよね。
ですが、訪れる際にはなるべく混雑を避けて快適に過ごしたいもの。
この記事を参考に、少しでも快適な時間を過ごしてください。
