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2019/08/28

サマルカンドで人気のおすすめ観光地&名所10選!必要日数やベストシーズンも

ウズベキスタンにあるサマルカンドは、中央アジアに位置するオアシスとして栄えたとろこです。
中央アジアってあまり聞きなれないですが、サマルカンドには美しいモスクや歴史的建造物がたくさん残されています。

荘厳は建造物が残る世界遺産の都市であります。
モスクの色が抜けるような青い空と同じなので、「青の都」と呼ばれています。

青の都と称されるサマルカンドのおすすめの観光地を紹介します。

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サマルカンド観光の基本情報

ウズベキスタンのイメージ

サマルカンドのあるウズベキスタンは、面積は日本の約1.2倍の大きさで、旧ソビエト連邦の共和国です。
シルクロードの貿易の中継地点であったので、とても栄えた場所といえます。

現在でもオアシス都市が残っており、文化的遺産も数多く残っています。
特にサマルカンドは中心地なので、世界遺産もたくさんあります。

ウズベキスタン共和国観光の基本情報
時差 -4時間
フライト時間 約9時間(成田から直行便あり)冬季を除く
言語 ウズベク語 ロシア語
通貨 スム(UZS) (8187.60スム=100円)
ベストシーズン 4~6月と9~10月
気候 大陸性気候で、夏はとても暑く、冬は非常に寒く、昼と夜の温度差が激しいです。降水量は少なく、乾燥している。
<下に続く>

サマルカンド観光で人気のおすすめスポット10選

ウズベキスタンの治安

では、サマルカンドで人気のおすすめの観光地をみていきましょう。
サマルカンドで人気のおすすめの観光地には、以下のお店があります。

  1. レギスタン広場
  2. グーリ・アミール廟
  3. ビービー・ハーヌム・モスク
  4. シャーヒズィンダ廟
  5. Mausoleum Ishratkhana
  6. アブラシヤブ博物館
  7. ダニエル廟
  8. イマム・アル・ブハーリー廟
  9. ウルグベク天文台
  10. シヨブバザール

続いて、サマルカンドで人気のおすすめの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。

サマルカンド人気のおすすめ観光地①:レギスタン広場

サマルカンドにあるレギスタン広場は、有名な観光スポットで、ティムール王朝の政治、経済、文化の中心にであった場所です。
レギスタン広場は、砂の場所という意味があり、観光地にもなっています。

広場には、青の広場の名前にふさわしい、細工の細かい青いタイルが彩られた神の学校のマドラサが3棟建っております。
レギスタン広場は、夜になるとライトアップされ、昼間と印象の違う幻想的な雰囲気があります。

レギスタン広場

サマルカンド人気のおすすめ観光地②: グーリ・アミール廟

サマルカンドの旧市街地にあるグリ・アミール廟は、タジク語で支配者の墓という意味があり、ティムールの一族が眠っている霊廟です。
ティムールと息子のシャー・ルフ、その孫のウルグ・ベクが眠っています。

歴史が好きな人には、見逃せない観光スポットになっています。
14世紀にムハンマド・スルターンの命によって建てられました。

グール・アミールとは、ペルシア語で「王の墓」の意味があります。
1996年に修復工事が行われ、サマルカンドブルーといわれる青い丸い屋根の建物です。

サマルカンド人気のおすすめ観光地③: ビービー・ハーヌム・モスク

サマルカンドでも知られている、ティムール王朝の創始者ティムール王が王妃のために建てたモスクです。
中央アジアでも最も大きいといわれるモスクになります。

国中から有名な建築家を集めて、たくさん労働者を雇って5年でモスクを完成させました。
モスクの中庭には、大理石で造られた説教台があり、その周りを3回周りながらお願い事をすると、願いが叶うといわれています。

モスクにお越しになったときは、ぜひ試してみてください。
きっと願いが叶うことでしょう。

ビービー・ハーヌム・モスク

サマルカンド人気のおすすめ観光地➃: シャーヒズィンダ廟

サマルカンドにあるアフラシャブの丘にある、ティムール王朝の霊廟やイスラム教モスクなど11の遺跡群のことをいいます。
この遺跡群の中にいると、なんだか別世界にいるような雰囲気があります。

遺跡群は6世紀から20世紀に建てられていて、青のタイルのモザイクは、何度も修復作業が行われたりしているのでとても鮮やかです。
イスラム教の預言者のムハンマドのいとこにあたるアバッスの伝説が残されています。

イスラム教信者にとって巡礼地でもあり、観光地にもなっている所です。

シャーヒズィンダ廟

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑤: Mausoleum

Mausoleum Ishratkhana(イシュラトハナ)は、非常に不思議な建物で、サマルカンドにあるイスラム建築の中でとても謎が多いとされる建物です。
いつ建てられたのか、何に使われていたのかも未だ分からず解明されていません。

よく見ると、サマルカンドブルーが使われているわけでもなく、整備されているわけでもなく、現在修復中の観光地になります。
ウルグベクと彼の孫はとても不吉となる伝説がサマルカンドにいくつか残っているためでしょうか、修復など一切、行われてきませんでした。

壁画も一部だけ残っているのですが、ウルグベクと関係があるのか、どうなのか現在でもまだ、ミステリアスのままです。

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑥: アブラシヤブ博物館

アフラシアブ博物館は、ここに来るとサマルカンドの歴史が知ることができる観光スポットです。
紀元前4世紀のアレクサンドロス大王の征服に関する展示が見どころで、サマルカンドが古くから栄えていたのが伺えます。

博物館の主な展示物は、アフラシアブの丘から出た出土品となります。
先のサマルカンドは、13世紀前にアフラシアブの丘にあったのですが、モンゴル軍によってサマルカンドは破壊されていましました。

今でも発掘作業が行われていて、アフラシアブの丘から出土品が発見されています。

アブラシヤブ博物館

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑦: ダニエル廟

アフラシャブの丘にあるダニエル廟は、サマルカンドからイラン遠征の時に亡くなった預言者ダニエルの遺骨をサマルカンドに持って帰って、ここにお墓を作りました。
外観はとても質素なもので、色々な諸国から巡礼者が祈りに訪れています。

ダニエル廟は、聖なる廟として、また聖なる廟がある観光地として、サマルカンドでも知られている墓廟になります。
紀元前3~4世紀頃からある預言者ダニエルの廟は、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の3つの宗教の聖地になっています。

お墓は、長さ18メートルあります。
お墓にしては長いような感じですが、これは預言者ダニエルの遺骨が年々伸びていったからです。

遺骨を盗まれないようにするためといわれていますが、本当かどうかは謎のままです。

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑧: イマム・アル・ブハーリー廟

イマム・アル・ブハーリー廟は、9世紀サマルカンドで活躍したイスラム教の神学者ムハンマド・アル・ブハーリーの墓廟になります。
サマルカンドに残されている墓廟の中では、歴史の上でもとても重要なものになります。

イスラム教のスンニ派のコーランの次に大事とされる「真正伝承集」というハディースをまとめた人物です。
ブハーリー廟は、サマルカンドのイスラム教徒の巡礼地になっており、それと同時に教徒にとっても、とても大切な墓廟にもなっています。

現在は綺麗に整備され、広い敷地内には、モスクに観光客用と巡礼者用のホテルなどの設備が揃っています。
お土産物屋さんもあって、とても充実している廟です。

イマム・アル・ブハーリー廟

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑨: ウルグベク天文台

サマルカンドのウルグベク天文台は、とても大きな角度測定器があり滑り台のように伸びている特徴のあるものでチュパンアタの丘に建っています。
15世紀にティムール王朝の第4代ウルグベク王が建てた天文台です。

一日の長さを計測されましたが、現在の時間とほとんど誤差がなかった といわれています。
当時の、天文学のレベルの高さが分かります。

天文台は、30mというとても大きな建物で、現在天文台の観測施設の一部だけ、見学できます。
天文台の隣には博物館があり、天文台の歴史的資料や出土品などが展示されています。

天文台を見学の際は、博物館にもぜひ立ち寄ることをおすすめします。

ウルグベク天文台

サマルカンド人気のおすすめ観光地⑩: シヨブバザール

サマルカンドはシルクロードの交通の要として栄えてきており、ジョブバザールの見どころは、直径30㎝もある「ノン」と呼ばれる大きなパンです。
ウズベキスタンの伝統的な食品で、中にはカラフルなナッツ類で色づけされているものもあります。

アフラシアブと呼ばれていた頃から、ソグド人の商人が色々なものをサマルカンドに流通していました。
中東からの食材、イスラムの伝統食のデイツと呼ばれるナツメヤシのドライフルーツやピスタチオなどたくさん並んでいます。

このバザールは観光客にも人気があるので、ウズベキスタンの工芸品やお土産物屋もたくさんあります。

シヨブバザール
<下に続く>

サマルカンド観光に必要な日数は?

サマルカンドの朝

サマルカンド観光に必要な日数ですが、理想は1日半で、中だるみすることなく観光できます。
2500年の歴史があるのサマルカンドは、幾通りの呼び名がつけられました。

鮮やかなサマルカンドブルーが輝くことから付けられた「青の都」、他に「世界に光り輝く場所」、「大地の顔」、東洋の交通の要所から「東洋のローマ」、「イスラム界の真珠」と呼ばれています。
サマルカンドの一番の魅力は、イスラム建築群にあります。

1日だと、かなり駆け足の観光になってしまいます。
丸1日あれば、主な観光スポットは回ることができます。

ゆっくりと時間をかけて見て周りたいという方には、2泊3日がおすすめです。
より一層、サマルカンドを満喫することができます。

<下に続く>

サマルカンド観光のベストシーズンは?

サマルカンド観光

サマルカンドの観光に適したベストシーズンは、4月~6月と9月~10月になります。
サマルカンドは夏はとても暑く、冬は寒い、大陸特有の気候で雨量も少なく、とても乾燥しています。

6月~8月は気温が40℃前後まで上がり、冬はマイナス10℃前後まで下がります。
初めて中央アジアを旅するのであれば、真夏と真冬の旅行は避けた方がいいです。

初めての人には、1日の気温差が激しいので、ついて行くことができないからです。
季節に関係なく、ちょっとした温度調節できるような物を1枚持っておくことをおすすめします。

一年中乾燥しているので、サマルカンドに行かれる際は、のど飴やマスクなどスカーフも持っていくと便利です。

<下に続く>

サマルカンドで人気のおすすめ観光地のまとめ

サマルカンドの黄昏

ウズベキスタンのサマルカンドは歴史的建造物があり、見どころ満載の観光スポットがあります。
近年、日本のパスポートでビザなしで観光を楽しむことができるようになり、益々サマルカンドに行きやすくなりました。

以外と知られていないのが、 ウズベキスタンは親日国なので、現地の人も、とても親切に接してくれます。
それではサマルカンドで楽しいひとときをお過ごしください。

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