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2019/08/05

三十三間堂で必見の見どころを紹介!国宝、歴史、七不思議も

三十三間堂は日本の古都京都府京都市東山の三十三間堂廻町にある仏堂です。
長い歴史を持つ三十三間堂は多数の国宝、重文の文化財を有しており、京都でも人気の観光スポットとなっています。

京都でも長い歴史を有する三十三間堂で必見の見どころ、国宝や歴史、七不思議についてもご紹介します。

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【見どころがたくさん】三十三間堂とは?その歴史や名前の由来

三十三間堂とは
三十三間堂は、1164年に法住寺殿の一画に平清盛が建立した仏堂です。
建立時の建物は焼失しており、現在の建物は建立から約100年後の1266年に本堂が再建されています。

三十三間堂という名前で知られていますが、正式名称は蓮華王院です。
本堂は南北約125mの柱間が33あることが三十三間堂という名前の由来となっています。

三十三間堂は同じ東山区にある天台宗妙法院の境外仏堂です。
所有と管理を天台宗妙法院がしており、木造建築では世界でも類を見ないほどの大きさを誇っています。

柱と柱の間の33という数字は、観音菩薩の変化身である33身が由来ともされています。
仏堂では多数の国宝、重文の文化財を有しており、京都でも貴重で見どころの多いスポットです。

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三十三間堂の見どころ、5つ

三十三間堂の見どころ
では、三十三間堂の見どころをみていきましょう。
三十三間堂の見どころには、以下のものがあります。

  1. 三十三間堂
  2. 通し矢の舞台
  3. 千手観音坐像
  4. 千体千手観音立像
  5. 風神雷神像

続いて、それぞれの見どころについて詳しくみていきます。

三十三間堂の見どころ①:三十三間堂

三十三間堂で1番の見どころは、三十三間堂の建物全体です。
国宝や文化財など様々な見どころがありますが、軽く見てしまいがちな建物は貴重な建物になります。

1164年に建立され、1266年に本堂が再建された歴史ある建物です。
木造建築物としては世界でも類を見ない南北に120m、奥行き22m、高さ16mの大きさは見どころになります。

名前の由来ともなっている、33もの柱の姿は圧巻です。
本堂は和様入母屋造りの本瓦葺きで国宝に指定されているなど見どころ満載です。

三十三間堂の見どころ②:通し矢の舞台

三十三間堂は、歴史のある観光地としてだけでなく、弓術競技でも有名な場所です。
通し矢は京都の三十三間堂における、冬の風物詩としても知られています。

三十三間堂の通し矢というのは、新成人を対象とした弓道の催しです。
正確な起源は不明ですが、数百年前から続いている伝統的な催しで現在でも京都の見どころとなっています。

伝統的な催し通し矢は華やかで凛々しく、その舞台となっている場所は神聖な雰囲気が漂っています。
通し矢開催時はもちろん、普段でも趣を感じることが可能な見どころの1つです。

三十三間堂の見どころ③:千手観音坐像

三十三間堂で人気の高い見どころの千手観音坐像は、国宝に指定されている重要な坐像です。
計千体の等身観音立像に囲まれる場所にあり、中尊と言われています。

広々とした場所にある巨像は、像高が約3mで台座などを含むと約7mにもなる大きさです。
巨像は檜材の寄木造りで、全体に漆箔が施されています。

この坐像は84才で亡くなる湛慶という人物が、亡くなる2年前に完成させた作品です。
鎌倉後期を飾る代表的作品として知られており、現在でも三十三間堂の見どころとなっています。

三十三間堂の見どころ④:千体千手観音立像

三十三間堂で屈指の見どころでメインディッシュとも言えるのが、千体千手観音立像です。
10段にもなる壇上には、1,000体の観音立像は並んでいます。

三十三間堂に広がるお堂に立ち並ぶ1,000体の観音立像は圧巻の光景です。
お堂が創建された平安期から、鎌倉期にかけて時間をかけて作り上げられています。

三十三間堂では、七不思議というものが存在しており、千体千手観音立像もその1つです。
七不思議はズラッと並んでいる千手観音像の中に、自分とよく似た顔が1体いる、会いたい人に似た像があるなど不思議な七不思議エピソードも多くあります。

三十三間堂の見どころ⑤:風神雷神像

観音像に目が行きがちですが、両脇に身を構える風神雷神像も見どころの1つです。
風神雷神像は三十三間堂でそれぞれ本堂の左右に安置されています。

風神雷神像は鎌倉時代に完成したもので、日本で現存する中でも古い風神雷神像です。
像は国宝にも指定されており、どちらも高さは約1mで存在感があります。

風神像は風を吹かせる神で、風袋を背負っており、雷神像は雷鳴を響かせる太鼓を持っているのです。
一見そっくりな見た目ですが、細部を詳しく見ていくと細部に違いが多くあります。

他と比べると少し地味な印象を受けますが、じっくり鑑賞すると細かい作りを見ることができるのも見どころです。

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【見どころと共に】三十三間堂の御朱印といただける場所、時間、初穂料

三十三間堂では見どころを楽しむだけでなく、流行中の御朱印をいただくことが可能です。
御朱印をいただける場所、時間、初穂料をご紹介します。

御朱印をいただける場所は敷地の内部です。
本堂の中央部の納経所で御朱印をいただくことができます。

御朱印がいただける時間は、開門時間とほとんど同じ時間帯です。
通常8:00~17:00、11月16日~3月は9:00~16:00となっており、御朱印をいただくために必要な初穂料は300円となっています。

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【これも見どころ!】三十三間堂の有名な年中行事、3つ

三十三間堂の行事
では、三十三間堂の年中行事をみていきましょう。
三十三間堂の年中行事には、以下のものがあります。

  1. 通し矢
  2. 春桃会
  3. 楊枝のお加持

続いて、それぞれの年中行事について詳しくみていきます。

三十三間堂の年中行事①:通し矢

通し矢は桃山時代から行われている、見どころの伝統的な行事です。
例年1月の初旬に開催されている行事になります。

通し矢の日は拝観料が無料で誰でも観覧が可能ですが、対象となる人はその年の新成人かつ初段以上の弓道経験者です。
予選から決勝まで開催され、毎年全国から集まる参加者によって盛り上がっています。

間近で迫力のある弓道を観覧できるのはもちろん、特に女性は色とりどりの袴を身につけるため、華やかで話題となっています。

通し矢

三十三間堂の年中行事②:春桃会

春桃会はお堂の名前にちなんだ法会で見どころたくさんです。
お堂の名前にちなんで、3の数字が重なる桃の節句である3月3日に実施されています。

春桃会では華道池坊の献華式と華展、寄席や千体観音像を特設された高壇から拝むなど、普段できない体験が可能です。
他にも無料公開限定の慶祝行事が催されます。

また、女性専用で限定の桃のお守りも授与される人気の行事は見どころも多いです。

春桃会

三十三間堂の年中行事③:楊枝のお加持

楊枝のお加持はインドから伝来した修法です。
インドから伝来した楊枝のお加持は、平安時代からの伝統を持っているお堂で最重の法要になります。

儀式では聖樹とされている、楊枝とやなぎで観音様に祈願した法水を参拝者に注ぎます。
法水を注ぐことによって諸病を除くとされており、特に頭痛に効くと伝えられているのです。

平癒にご利益があるといわれるこの行事は、2020年には1月12日に開催されます。

楊枝のお加持

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【見どころがわかったら】三十三間堂の拝観時間、拝観料、アクセス

豊富な見どころがあるお堂は拝観時間、拝観料が決められています。
拝観時間、拝観料、アクセス方法についてご紹介していきます。

三十三間堂の拝観時間と拝観料

見どころが豊富な三十三間堂の拝観時間は、開門時間と同じです。
開門時間は通常期が8:00~17:00となっており、11月16日~3月は9:00~16:00となっています。

時間は上記で年中無休ですが、受付終了は時間の30分前までです。
拝観料は一般600円、高校中学400円、子供300円となっています。

25人以上から利用可能な団体料金もあり、団体料金は 大人550円、高校中学350円、小学生250円で通常よりも50円安いです。

三十三間堂へのアクセス

見どころ豊富な三十三間堂が位置しているのは、祇園や山上などの繁華街も多い東山区です。
バスや電車を地下鉄、自動車を利用してアクセスが可能となっています。

バスはJR京都駅から市バス100・206・208系統に乗車して、博物館三十三間堂前バス停を下車です。
バス停を下車したら、歩いてすぐの場所にあります。

地下鉄では最寄駅が京阪七条駅となり、駅からは歩いて約7分で到着です。
自動車は七条通と塩小路通りの間、大和大通りとぶつかる場所にあり、50台駐車可能な駐車場もあります。

三十三間堂

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【番外編】三十三間堂周辺の見どころや観光スポット4選

では三十三間堂周辺の見どころをみていきましょう。
三十三間堂周辺の見どころには、以下のところがあります。

  1. 豊国神社
  2. 智積院
  3. 国立京都博物館
  4. 東福寺

続いて、それぞれの「スポット」について詳しくみていきます。

豊国神社

豊国神社は、織田信長に仕えたことで知られる豊臣秀吉公を祀っている神社です。
見どころが多く京都でも人気の高い観光スポットになります。

こちらは全国に点在する豊国神社の総本社です。
境内には北政所おね様を祀る貞照神社も鎮座しており、出世開運、良縁成就のご利益がある神社として知られています。

神社の見どころの1つ宝物館には、秀吉ゆかりの遺宝を多数展示しており、見どころの多いスポットです。

豊国神社

智積院

智積院は、豊臣秀吉が棄丸の菩提寺とした祥雲寺の跡で真言宗智山派総本山の寺院です。
大師堂や密厳堂など江戸時代の建築様式が大部分を占めています。

智積院の見どころは、大書院に広がっている池泉観賞式の庭園と収蔵庫です。
見どころの庭園は池と植物が生み出すコントラストが堪能できて落ち着く見どころの多い美しさがあります。

収蔵庫は見どころの多い国宝の障壁画などが収められ、特に長谷川等伯らが描いた「桜・楓図」は豪華絢爛です。

智積院

国立京都博物館

国立京都博物館は、1897年5月に開館した国立文化財機構が運営する博物館です。
平安時代から江戸時代の京都の文化を中心とした文化財を収集、保管、展示しています。

こちらの博物館の見どころは、京都に都が置かれた時代の文化財を見られることです。
見どころの平常展示の他にも、坂本龍馬などの特別展も年に2~4回ほど開催されています。

見どころは展示物だけではなく、ショップやカフェも人気です。
ショップには博物館の名品をあしらった絵はがきなどがあり、カフェには京都名物が提供されています。

国立京都博物館は、観賞、ショッピング、グルメなど見どころの多いスポットです。

京都国立博物館

東福寺

東福寺は三十三間堂もほど近い場所に位置している、京都五山の一つです。
臨済宗東福寺派大本山の寺院で、九條道家が氏寺として造営した場所になります。

日本最古で最大級の伽藍伽藍や塔頭が広い境内に並ぶ見どころの多いお寺です。
他にも見どころがあり、それが通天橋の紅葉になります。

通天橋は紅葉の名所としても知られており、夏には新緑、秋には紅や黄色に染まった植物が楽しめる紅葉スポットです。
東福寺は歴史と自然美が同時に楽しめる見どころの多いスポットになります。

東福寺

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三十三間堂の見どころを楽しもう!

900年近くの長い歴史を有する三十三間堂は、多くの見どころがあるお堂です。
三十三間堂では、圧巻の千手観音、年中行事、御朱印など様々な見どころが溢れています。

三十三間堂でしか味わえない見どころを楽しむのはもちろん、三十三間堂の近くにも観光スポットが多くあるため、そちらにも見どころは豊富です。
京都へ行った際には見どころ満載の三十三間堂を楽しみましょう。

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