インドで人気のおすすめお菓子15選
インドのお菓子と言われても、ピンとこない人もいるのではないでしょうか。
実は、インドにはお菓子がたくさんあります。
地元インドではよく知られるお菓子から、お土産にもおすすめなお菓子まで様々です。
ケーキのような甘いお菓子や、プディングのようなデザート菓子などのスイーツが多くあります。
そして甘いイメージが強いインドのお菓子ですが、最近では甘すぎないお菓子も増えています。
では、インドのお菓子をみていきましょう。
インドには、以下の人気おすすめのお菓子があります。
- バルフィ
- カジュロール
- パティサ
- ジャレビ
- カラカン
- ラドゥ
- ムーンダール
- オールインワン
- カッタミータ
- パンチュラタンミックス
- ムルク
- クルフィ
- グラブジャムン
- ラスマライ
- カジュカリ
続いて、インドのお菓子を、それぞれ詳しくみていきます。
バルフィ【映画のタイトルにもなったお菓子】
インドの人気おすすめのお菓子の中でも代表格となる「バルフィ」は、牛乳と砂糖を煮詰めたお菓子です。
そのままのものもありますが、アーモンドやナッツなどを加えるタイプのお菓子もあります。
インドと言えばスパイシーな食べ物をイメージしますが、実はインド人は甘いお菓子が大好きです。
バルフィも基本的には甘めなお菓子ですが、最近では甘すぎないものも出ています。
柔らかくてクリーミーなケーキのようなお菓子で、ひし形の形をしています。
中には、食べられる銀箔が付いているバルフィもあります。
インド映画のタイトルにも使われた名前なので、聞き覚えがある人もいるかもしれません。
スパイシーなインド料理を食べた後にも合うインドのスイートなお菓子です。
カジュロール【和菓子のような食感】
インドのお菓子の中でも一番和菓子に似ているといわれる「カジュロール」は、人気おすすめのお菓子です。
カシューナッツの粉が使われていて、砂糖を煮詰めるお菓子です。
ちょっとねっとりした感じが和菓子に似ていて、とても甘いお菓子です。
インドのお菓子なのに、何故かお茶と一緒に食べたくなってしまうような味です。
なので、外国の甘いお菓子が苦手という人でも食べやすいインドのお菓子です。
インドっぽいなと感じるのは、カルダモンというスパイスが使われているところです。
高いスパイスが使われているカジュロールは、お供え物としても使われています。
パティサ【インドらしいスパイスの香り】
インドらしい独特な香りがする「パティサ」は、ひよこ豆とギーという油がベースになっています。
そしてインド独特の香りは、カルダモンというスパイスが使われているからです。
パティサの一番の特徴は、口に入れた後に溶けていきシロップのような状態になることです。
他にはないユニークな特徴のお菓子です。
中には、アーモンドなどが使われているパティサもあります。
インドのスパイス系が好きな人におすすめのお菓子で、一度食べたら忘れられない味となります。
インドの甘いお菓子のひとつで、インドらしい名産を使っている人気のお菓子です。
ジャレビ【インドのかりんとう】
インド版かりんとうの「ジャレビ」は、小麦粉などの粉を揚げてシロップを染み込ませたお菓子です。
シロップをたっぷり染み込ませることが特徴で、とても甘みがあります。
甘いお菓子が好きな人におすすめで、口に含んだ瞬間にシロップの甘みが広がります。
かりんとうに似ていますが、甘さはかなりの甘さなので驚く人も多いです。
揚げたてならサクサクとした食感もあるので、食べ応えがあります。
できれば、揚げたてのジャレビがおすすめです。
お店によって、シロップの種類が違い香りなども違います。
インドらしい香りが感じられるので、インドのお菓子を味わっている気持ちが強くなるでしょう。
カラカン【名産チーズを使ったお菓子】
バルフィに似た形状の「カラカン」は、チーズを使ったインドのお菓子です。
パニールというインド名産のチーズを使ったお菓子で、チーズの味わいを感じられるお菓子です。
パニールは、とても濃厚で深みのある味が特徴となっています。
インドのお菓子ですが、おつまみのような食べ方もできるのでお酒にも合います。
元々のカラカンはスパイスを使わないスタイルだったので、伝統的なカラカンはチーズっぽさが強いのが特徴です。
最近のカラカンはスパイスを少し使うことが多く、より一層お酒のおつまみに適しています。
インドのお菓子の中でも、甘さがあまりない大人の口に合うお菓子です。
ラドゥ【ガネーシャが大好きなお菓子】
インドのお菓子の中でも、一番有名な「ラドゥ」は、ヒンドゥー教のお供えにも使われるお菓子です。
お供え物に使われるだけあり、インドの名産お菓子の代表格です。
ラドゥは、ヒンドゥー教の有名な神様ガネーシャが大好きなお菓子です。
ひよこ豆の粉と砂糖を使ったお菓子で、揚げ団子のような丸い形をしています。
インドのスパイスのカルダモンを使ったり、ナッツが使われるなどお店によって違いがあります。
インドでは、お供え物として購入するケースが多いのでキロ単位で売られていることが多いです。
お供え物のお菓子は、基本保存がきくものが多いのが特徴です。
食べやすいお菓子ですが、砂糖や油を大量に使っているのでインパクトがあります。
ムーンダール【軽い塩味スナック】
インドおすすめのスナック菓子の「ムーンダール」は、食べやすい豆のお菓子です。
シンプルなスナック菓子というイメージなので、日本人にも合います。
豆を揚げたものに塩を振ってあるお菓子なので、軽さもあって食べやすいです。
米粒位のサイズなので、サクサクっと食べられます。
そのまま食べても美味しいですが、カレーに合わせたりサラダにトッピングするのもおすすめです。
あっさり塩味のお菓子は、お子様にも喜ばれる味です。
インドのスナック菓子のなかでも、人気が高いお菓子なのでインド旅行で癖になる人もいます。
ふと食べたくなる塩味のインドおすすめのお菓子です。
オールインワン【色々詰まったスパイシーお菓子】
スパイシーなインドのお菓子「オールインワン」は、名前の通り様々なインドのお菓子が入ったお得なスナック菓子です。
インドらしいスパイスを使ったお菓子は、とてもスパイシーな風味が特徴です。
ひよこ豆やピーナッツなどの豆類は揚げてあり、きゅうりの種が入っています。
スパイシーな揚げ菓子の中に、レーズンが入っているので箸休めのような存在でちょうど良いバランスです。
量も多く入っているので、コスパの良さを感じます。
味が強いので、一気にたくさんは食べられないので1袋買ってもしばらく持ちます。
インドっぽさを強く感じられるお菓子なので、お土産にもおすすめです。
カッタミータ【甘みと酸味の融合】
インドの酸味と甘みが混ざったお菓子「カッタミータ」は、甘さベースのお菓子の中に酸っぱいお菓子が入っています。
1つのお菓子のなかで、2つの味を楽しめる人気のスナック菓子です。
スナック菓子はお土産にもおすすめで、小ぶりのサイズもあるのでバラマキお土産にも適しています。
豆などの揚げ菓子とお米、マンゴーやグリンピースが入っています。
ターメリックなどのインドスパイスが使われていますが、全体的にさっぱりとした味付けなので食べやすいです。
日本にはない独特なお菓子ですが、好きな人はハマってしまう美味しさがあります。
さらにさっぱりと食べたい人は、レモンなどを掛けてたべるとより酸味が加わり美味しく食べられます。
パンチュラタンミックス【甘さと辛さが絶妙】
スパイシーさと甘みのバランスが絶妙な「パンチュラタンミックス」は、インドで人気おすすめのお菓子です。
味のバランスがとてもよく、ついつい手が伸びてしまう美味しさです。
細く長いポテトが中心のお菓子で、カシューナッツやレーズンが入っています。
インドのスパイスがきいたスナック菓子なので、お酒にもよく合います。
辛味はありますが、後を引くような辛さではなく旨みのような辛さです。
その為、ただ辛いだけのお菓子と違って辛さも含めて味わえます。
ちょっとスパイシーな大人におすすめのインドのお菓子です。
ムルク【おつまみにもぴったり】
一瞬ドーナッツのように見える「ムルク」ですが、実はスパイスのきいたインドのスナック菓子です。
米粉を使って揚げてあり、クミンなどのスパイスと塩で味付けされています。
インドカレーによく使われるクミンなどのスパイスは、旨みのある辛味が出ています。
スナック菓子としても美味しいですが、ビールのおつまみにもおすすめです。
クリスピーな食感も食べ応えがあり、カレーのようなスパイスが癖になります。
ドーナッツのように丸くなっているものだけでなく、縦長の棒状のタイプもあります。
インドに行ったらぜひ試してみたいスパイシーなお菓子です。
クルフィ【濃厚でクリーミーな氷菓子】
クルフィは、インドの溶けにくいアイス菓子です。
煮詰めた牛乳を凍らせて作るので、氷菓子になります。
これは、インドの伝統的なアイスと言われている人気のお菓子です。
砂糖が含まれていない練乳のエバミルクに、甘みやスパイスなどを加えて作ります。
中にドライフルーツなどが入っているので、フルーティーな味と甘みを感じられます。
スパイシーなインド料理の後にぴったりのデザートとして知られています。
インドだけでなく、近隣の国々でもクルフィはあります。
レストランで食べられることが多いですが、屋台のように露天で売られているものもあります。
インド人にとって、とても馴染みのあるおすすめの氷のお菓子です。
グラブジャムン【インドの激甘お菓子】
インドの激甘デザート菓子として知られる「グラブジャムン」は、世界一甘いデザートと言われています。
小麦粉と砂糖、ミルクを合わせて丸くこねたものを油で揚げてシロップをたっぷり浸けたお菓子です。
簡単に言えば、ドーナッツをシロップ漬けにしたお菓子だと思えばわかりやすいです。
なぜ世界一甘いと言われるかというと、表面だけでなく中までシロップが浸っているからです。
口に入れた瞬間から甘さが広がり、驚くような甘さとなっています。
甘さが特徴的ですが、実はカルダモンなどのスパイスも入っているのです。
しかし、甘さが強烈過ぎてスパイスの味を感じる余裕はありません。
少し甘さを抑えるなら、温めてみるとよいです。
温めることで、スパイスがほんのりと感じられるようになり食べやすくなります。
甘党な人なら、ぜひ食べて欲しいインドのお菓子です。
ラスマライ【ミルキーなおいしさ】
インドのミルキーなお菓子「ラスマライ」は、砂糖入りのパニールというインドのチーズを使っています。
ボール状になったものを、クロテッドクリームに浸けたお菓子です。
白い色をしたクロティッドクリームには、カルダモンやサフランなどのスパイスが含まれています。
クリームをたっぷり含んだ状態のラスマライは、スポンジケーキのような食感です。
甘みたっぷりのお菓子なので、他のインドのお菓子同様甘党の人におすすめです。
カジュカリ【銀箔付きお菓子】
銀箔の表面が特徴の「カジュカリ」は、カシューナッツを使ったインドのお菓子です。
カジュというのが、ヒンドゥー語でカシューナッツという意味になります。
インドではカシューナッツを使ったお菓子がたくさんあり、これもそのひとつです。
甘いシロップとカシューナッツパウダー、そしてギーというインドの油を練り込ませます。
その生地にサフランなどのスパイスを入れたり、ナッツを入れるタイプもあります。
銀箔を張るお菓子は、とても珍しいですがインドではパワーが出ると言われています。
特にお祝い事のときは、喜ばれるお菓子なのでインドではよく知られているお菓子です。
美味しいインドのお菓子を試してみよう
インドのお菓子は、甘い物からスパイスがきいたものまで様々あります。
意外と知られていないインドのお菓子ですが、バリエーションが豊富で美味しいものがたくさんあるのです。
デザート系のお菓子なら、インド料理店などでも扱っているところもあるので試してみるとよいでしょう。
そして、インド旅行に出掛ける人ならぜひ現地でインドお菓子を試してみましょう。