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2019/10/18

青森で人気のおすすめ日本酒13選!有名銘柄を紹介!

本州最北端の青森県には、北国らしいおいしい日本酒がたくさん。
新潟などの米どころに比べると日本酒のイメージがあまりない青森ですが、独自に酒米を開発するなど日本酒造りに力を入れています。

そんな最近人気の青森の日本酒を、その特徴や選び方と共にご紹介していきます!

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青森の日本酒の特徴!選び方を紹介!

本州の北の端、青森県にはどのような日本酒の種類があるのでしょうか。
その特徴や選び方と一緒に見ていきましょう。

青森の日本酒の特徴

世界遺産にもなっている白神山地が有名な青森県は、その6割以上が森林だといわれています。
そのため森の栄養が溶け込んだ雪解け水や、湧水を使った日本酒が人気。

また農業も盛んでりんごやニンニク、ゴボウなどは全国一位の生産量を誇っています。
もちろん日本酒に必要な米も作られていて、「つがるロマン」などの銘柄が有名です。

特に最近では酒米として「華想い」や「華吹雪」などの品種が日本酒造りに使われており、青森が独自に開発した酵母菌「まほろば華酵母」と共に青森の日本酒造りには欠かせない原材料になっています。

このようにお米や水、酵母菌などが豊富にある青森は日本酒造りにぴったりの場所といえます。
日本酒を飲んだことのない方でも、青森の日本酒ならすっきりと飲めるはず。

日本全国で作られている日本酒は、その都道府県によって作る日本酒の味が違うのも特徴です。
青森の日本酒はすっきりとした口当たりの淡麗な甘口の味わいになります。

青森の日本酒の選び方

それでは実際に青森の日本酒を選ぶ際にはどんな点をポイントにすれば良いのでしょうか。

日本酒の種類

日本酒には、米の精米歩合や使用される原料によって様々な種類に分けられます。
米と米麹のみを使った、米のおいしさを味わえる日本酒は全部で4種類。

  • 純米大吟醸酒
  • 純米吟醸酒
  • 特別純米酒
  • 純米酒

他には米と米麹の他に醸造アルコールを使用した、キレが良く香りが立ちやすい日本酒も4種類あります。

  • 大吟醸酒
  • 吟醸酒
  • 特別本醸造酒
  • 本醸造酒

それぞれに香味や色合いに違いがありますので、お好みで選んでみてください。

日本酒の銘柄

また日本酒には、蔵元ごとに様々な銘柄が作られています。
青森で一番人気の日本酒といえば「田酒(でんしゅ)」。

他にも「陸奥八仙」や「豊杯」などの銘柄が青森では有名です。
それぞれの日本酒に蔵元の思いや歴史が込められており、銘柄の記載されたラベルで選ぶのもおすすめです。

それぞれの銘柄にも純米酒や純米吟醸などの種類があります。
さらには季節限定や地域限定で醸造された日本酒なども入れると、その数は大変なものに。

たくさんの数の青森の日本酒から、食事や自分の好みの味わいを見つけるのも楽しみの一つです。

日本酒の蔵元

蔵元とは日本酒や醤油、味噌や酢を製造する醸造元のことを指します。
特に日本酒や醤油などを造るには、麹菌や酵母菌が必要になります。

それらの菌が長い時間をかけて蔵の内部に付着しているので、蔵元によって風味や味に違いが出てくるといわれています。
また醸造するには涼しい環境や適度な湿気が必要とされ、土で作った蔵が適しているのです。

青森には全部で21もの蔵元があります。
田酒や喜久泉を造っているのが、青森市にある西田酒造店。

他にも青森全域に日本酒の蔵元があり、それぞれに使用する酒米や麹菌によって特徴のある日本酒が生まれるのです。

日本酒の味

日本酒の味には味の濃淡や香りによって、大きく4つのタイプに分けられます。
大吟醸などの香りが立ち、すっきりした味わいなのが「薫酒(くんしゅ)」。

古酒や熟成酒は、香りも味わいも濃厚な「熟酒(じゅくしゅ)」と呼ばれます。
一方で味わいにコクがあり香りが低いのは、純米酒などの「醇酒(じゅんしゅ)」。

最後に、本醸造酒や普通酒のように味も香りもすっきりと淡麗なのが「爽酒(そうしゅ)」となっています。
日本酒をじっくり楽しみたい場合は薫酒や熟酒がおすすめ。

また料理などと一緒に飲む時には、料理の味の邪魔をしない醇酒や爽酒が良いでしょう。

<下に続く>

青森の日本酒①:田酒(でんしゅ)

名前の通り田んぼの米のみを使う酒ということで、醸造アルコールや醸造用糖類などを一切入れない純米の日本酒にこだわっています。
青森市では唯一の蔵元、西田酒造店で作られています。

昔ながらの製法のこだわり、作り始めからなんと三年もの歳月をかけて商品化に至りました。
米のうまみが感じられ、いくら飲んでも飽きのこない本格派の日本酒です。

原料の米は日本酒の好適米の山田錦や、青森県農業試験場で品種登録された華吹雪などを使用。
名前の通り米の味を楽しみたい人におすすめの日本酒です。

株式会社西田酒造店
<下に続く>

青森の日本酒②:陸奥八仙

徳川吉宗が治めていた江戸時代に、近江の国(今の滋賀県)を出て青森県八戸市で酒造りが始まったのがこの陸奥八仙を造った八戸酒造の始まりといわれています。

ここで作られる日本酒は名前にすべて「陸奥~」と付いていて、陸奥の国に根差した日本酒を造り続けるという意志が感じられます。
特に健康に配慮した安全な日本酒にこだわり、地元産の有機自然米と湧水を使って、じっくりと丁寧に造っています。

こちらの陸奥八仙は華やかな香りが特徴的で、初めて日本酒に挑戦する方や女性にもおすすめ。
原料は青森のブランド米「まっしぐら」を使い、バランスのとれた爽やかな味わいが魅力の日本酒です。

八戸酒造株式会社
<下に続く>

青森の日本酒③:豊杯

契約栽培で育てている自家製米「豊盃米」を使い、岩木山の伏流水で仕込んだ青森の日本酒・豊杯です。
蔵元は家族が中心の少人数で、作り手の顔が見えるような丁寧な酒造りをモットーにしています。

特別純米や純米吟醸など米にこだわった日本酒で、癖のない甘めの口当たりでスイスイ飲めちゃいますよ。
食中酒としてもおすすめで、程よい甘味とすっきりとした酸味がどんな料理も引き立ててくれます。

こちらの酒蔵では豊杯「ん」という日本酒も販売。
青森の方言で「おいしい」を表す「んめぇ」からネーミングされ、地元のみならず全国の酒好きに愛されています。

三浦酒造株式会社
<下に続く>

青森の日本酒④:喜久泉(きくいずみ)

田酒と同じ西田酒造店で醸造された日本酒です。
すっきりと軽い口当たりで辛口、普通酒ながらこのおいしさはさすがです。

コスパが最高の日本酒として、毎日の食事と一緒に飲むのもおすすめ。
醸造アルコールが添加されていますが、それを感じさせないふくよかな香りと後味が魅力です。

同じ西田酒造店で作られた日本酒との飲み比べも楽しそうですね!

株式会社西田酒造店
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青森の日本酒⑤:じょっぱり

銘柄にもなっている「じょっぱり」とは、津軽の方言で「強情っ張り=意地っ張り=頑固者」という意味。
それは淡麗で辛口な日本酒が、じょっぱりな味わいのようだということから来ています。

力強くこだわって作られた麹菌が、このじょっぱりのポイントになっています。
アルコール度数が比較的低めなので、女性でも手軽に飲んでいただけます。

こちらの六花酒造さんでは、日本酒の他にも米焼酎や青森の果物を生かしたリキュールの製造も行っているのだとか。
青森の魅力が詰まったお酒を、ぜひ飲んでみて下さい。

六花酒造株式会社
<下に続く>

青森の日本酒⑥:岩木正宗

江戸中期頃に創業した、老舗の蔵元竹浪酒造店で作られています。
純米酒にこだわった日本酒造りをしており、名前の岩木正宗は津軽富士とも言われる岩木山の伏流水を仕込み水としているところから取られました。

コクがあり香りがスッキリとした醇酒づくりを目標に、しっかりと寝かせた完全発酵の米を使っています。
それにより米の持つうまみやふくよかさを十分に味わえる日本酒に仕上がっています。

熱燗向きの味なので、寒い日に鍋と一緒に楽しみたい日本酒になっています。

またこちらの蔵元では、工場見学や試飲もできるようになっています。
実際に作っている様子を見られるだけでなく、造りたての日本酒も味わえるので近くに行った際は訪れてみてはいかがでしょうか。

有限会社竹浪酒造店
  • 住所
    青森県北津軽郡板柳町大字板柳土井113-1
  • 電話番号
<下に続く>

青森の日本酒⑦:ねぶた

「2016年全米日本酒歓評会純米部門グランプリ」や「2018年春季全国酒類コンクール・純米酒部門・第1位特賞」などの輝かしい成績を持つこちらの日本酒。
おいしいお酒造りを目標に水や米の他に、人の技術も大切にしようとこだわっています。

純米酒ながら辛口で淡麗な味わいを追求したこちらの日本酒は、きりっとしたのど越しで暑い夏に冷酒で頂きたい日本酒になっています。
青森が誇る夏祭りのねぶたを銘柄に、青森を代表するお酒になって欲しいとの願いも込められています。

特に干物や焼き魚などの海鮮によく合い、食中酒としてもおすすめです。

桃川 株式会社
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青森の日本酒⑧:鳩正宗

蔵の神棚に住み着いた一匹の鳩を蔵元の守り神として大切にし、のちに神様として祀ったことから社名や日本酒の銘柄として名づけられました。

酒米の好適品種「まっしぐら」を使い、八甲田や奥入瀬の伏流水を仕込み水としています。
米のうまみを引き出した旨口の日本酒で、キレの良い口当たりが飲み飽きないほど。

毎年夏に発売される「鳩正宗 花火 発砲純米生」は、瓶詰された後の二次発酵によりほのかに弾ける炭酸ガスが特徴。
シャンパンのように飲めると、女性にも人気の日本酒です。

鳩正宗株式会社
<下に続く>

青森の日本酒⑨:稲村屋

青森県産の酒米、華吹雪・華想い・華さやかを使い、酵母菌も青森県産を使用するというこだわりよう。
仕込み水は南八甲田山の伏流水で、地元の原材料のみを使用した酒造りをしています。

冬に醸造して春に火入れ、秋の火入れをせずに瓶詰されたひやおろしは辛口で熟成した味わいが魅力。
秋の味覚によく合い、冷酒またはロックで飲むのがおすすめです。

酒造りをしていない冬期間には、蔵見学も行っています。
平成17年に伝統的建造物群として町並みに指定された、趣のある建物に入ることもできます。

株式会社 鳴海醸造店
<下に続く>

青森の日本酒⑩:六根

青森県産米の花吹雪と岩木山の伏流水を使用して、米の豊かな味わいを感じられる日本酒に仕上がっています。

酒名にサファイア・タイガーアイ・ルビー・エメラルドなど宝石の名前がついているのが特徴です。
つい集めて、飲み比べをしてみたくなっちゃうネーミングですね!

もともとは一族のみに伝わる秘法により酒母を造り、津軽の酒造家へ販売していました。
蒸した米と麹、水を使って酵母を培養させた酒母は、酒造りにとって最も大切な工程の一つです。

この原点になっている酒母づくりを現代もに生かして、爽やかなのにコクのある日本酒造りをしています。
辛口でフルーティな味わいは、日本酒通をもうならせる出来になっています。

株式会社松緑酒造
<下に続く>

青森の日本酒⑪:善知鳥(うとう)

田酒や喜久泉で有名な西田醸造店が作った日本酒。
こちらは青森県内限定発売のお酒で、山田錦と華吹雪を交配した花想いを酒米にしています。

銘柄の基になっているのは海鳥の仲間で、青森県沖など北日本の沿岸に生息しています。
こちらの大吟醸酒は上品な香りと深い味わいが特徴。

梨を感じさせるフルーティな香りと口当たりで、和食などの料理に合うのはもちろん、酒自体を楽しむのにもおすすめな日本酒です。
青森県で8月だけの数量限定発売なので、旅行などで見つけた人はラッキーかもしれません。

株式会社西田酒造店
<下に続く>

青森の日本酒⑫:如空(じょくう)

ブランド酒米「山田錦」を使用して、独特の豊かな香りや気品のあるうまみが楽しめる日本酒です。
こちらの酒蔵の特徴は、ヤマセの吹き付ける中の寒造りで蔵の中の井戸から湧き出る軟水を使っているということ。

軟水ならではの仕込み方法で豊かなうまみやのど越しの良さ、まじりっけのない淡麗が自慢日本酒に仕上がっています。
ほのかに果実の香りも感じられ、冷酒でゆっくりと味わいたいお酒です。

八戸酒類株式会社 五戸工場
<下に続く>

青森の日本酒⑬:夏どぶろっく

陸奥八仙で有名な八戸酒造から、お笑いコンビ名のような日本酒が販売されています。
それが完全受注生産の夏限定、純米活性にごり酒です。

瓶の中で二次発酵させているため炭酸ガスが発生、キャップを開ける際はゆっくりと時間をかけて瓶の中にたまった炭酸ガスを抜いてください。

特に気温が高い場所に置いておくと発酵が活発になり、炭酸ガスが異常発生する恐れがあります。
飲む前は冷蔵庫でよく冷やしてからお召し上がりください。

濁り酒ならではの甘めの味わいながら、炭酸の爽やかさがあるのですっきりとした後味になります。
キリリと冷やして飲むのにおすすめな、夏にぴったりの日本酒です。

八戸酒造株式会社
<下に続く>

青森にはおいしい日本酒がたくさん!

岩木山や白神山地などの湧水を仕込み水として、青森県独自で開発した酒米を使った青森の日本酒は口当たりがよく爽やかでおいしいものばかり。
有名な田酒の他にも、蔵元それぞれの作り手の思いが詰まったお酒を味わえます。

ネット通販などでも手軽に購入できる日本酒も多いので、ぜひ青森の日本酒を味わってみて下さい。

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