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2019/10/31

長野で人気のおすすめ日本酒20選!有名銘柄を紹介!

長野県は日本酒造りに最適な豊かな季候風土と清冷な水があり、そのため古い歴史を持つ蔵元も多数あって、全国でも2位の酒蔵の数になっています。
日本酒の生産量はそんなに多くはなく小規模な酒蔵が伝統手法によって少量の上質な日本酒を丁寧に造り出し、長野だけでなく国内外から高い評価を得ています。

今回は、そんな長野県産の豊富な日本酒の中から、あなたの嗜好にふさわしい銘酒を紹介しています。

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長野の日本酒の特徴!選び方を紹介!

長野の日本酒は、良質な水と清浄な空気、日照が十分な長野産の米を使っており、長野産の酒米は大粒で中心部分が大きく、日本酒造りに申し分のないものです。
そして、木曽山脈や飛騨山脈、赤石山脈などの 清冷な湧き水と、長野の夏は低湿で涼しく、冬の厳しい寒さなどの環境がおいしい日本酒造りには欠かせません。

「純米酒」と「吟醸酒」「本醸造酒」の3種の味わいの相違を理解していれば、飲みたい種類を選びやすくなります。

「純米酒」は米、米麹、水だけで造られた純粋にお米だけを原料にした日本酒で、これに対して、「吟醸酒」と「本醸造酒」は、「醸造アルコール」を加えており、適量添加することで、香りが高くすっきりとした味わいになります。

醸造アルコールが添加されている「吟醸酒」と「本醸造酒」の違いは、「精米歩合」では、吟醸酒は60%未満、大吟醸酒は50%未満ですが、本醸造酒は70%未満となっています。
「精米歩合」とは、「精米をした後に残った白米の割合」のことを言い、お米の中心部にはでんぷん質、外側にはタンパク質が含まれ、このタンパク質がお酒の雑味に係わるため、より多く磨くほど雑味の少ないアッサリしたお酒になります。

精米歩合が低いほど同じ量のお酒を造るのために多くの玄米を使うので、基本的には価格が高くなります。

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長野の日本酒①:真澄 純米あらばしり 生原酒

1662年創業の「宮坂醸造」の日本酒「真澄」は、諏訪大社の宝物「真澄の鏡」から名前を頂いた銘柄で、さっぱりした印象の味わいとさわやかな酸っぱ味、柔らかな口当たりが特徴です。
「真澄 純米あらばしり 生原酒」は、南信地域、諏訪市の元町にある長野県を代表する蔵元「宮坂醸造」で生まれた逸品です。

「真澄 純米あらばしり 生原酒」は、アルコール度数17度、精米歩合60%の純米生原酒で、「真澄ヌーボー」とも称され、新酒祭りでは常に一番の評価を得ています。
日本酒が苦手な人でも飲みやすく、シリーズの中で特に高い人気の「真澄 純米吟醸 辛口生一本」は、2015年のインターナショナル・ワイン・チャレンジで銀メダルを受賞しています。

宮坂醸造の酒蔵に付設された直営ショップの「セラ真澄」では、飲み比べもできますよ。

宮坂醸造 セラ真澄
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長野の日本酒②:夜明け前

長野に限らず全国でも上位の酒蔵として名の通った小野酒造が醸する「夜明け前」は、キレが良く雑味が少ないフルーティーな味わいで、開封してからも味の変化を楽しめる島崎藤村の名作「夜明け前」の名を持つ上質の日本酒です。
南信地域、長野県上伊那郡の辰野町にある「小野酒造」の地酒で、アルコール度数16度、精米歩合55%の純米吟醸生酒です。

中でも「夜明け前 生一本 しぼりたて 生酒」は、日本酒鑑評会の常連で、いろんな賞を獲得している日本酒です。
「夜明け前」は寒い環境の長野の地の利を活用し、伝統的な手作りで中央アルプスの霊峰「霧訪山」からの伏流水を仕込みに使うなど、この地特有の仕上がりで、飲みやすく完成度の高い日本酒です。

小野酒造
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長野の日本酒③:幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒

日本国内においても7番目という老舗で長野県でも最も古い「酒千蔵野」で醸造された「幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」は、かの有名な「上杉謙信」も飲んだと言われている地酒です。
この酒蔵自慢の有名な日本酒で、喉越しがよくフルーティーな味わいで、女性に人気です。

北信地域、長野県長野市の川中島町にあり、アルコール度数17度、精米歩合49%の純米吟醸酒です。
特別本醸造は淡麗で酸味や旨み、甘みなどのバランスが絶妙で、個性あるコクが料理を引き立て、食が進む日本酒です。

完成度の高い日本酒を高いコストパフォーマンスで 堅実に醸造しており、大吟醸は長野県清酒品評会において優等賞を獲得しています。
そして、「川中島 幻舞」は、透明度の高く澄みきった女性杜氏が造りだす綺麗な華やかな香りと味わいが楽しめる日本酒です。

酒千蔵野
  • 住所
  • アクセス
    JR信越本線今井駅から徒歩3分, しなの鉄道しなの鉄道線 今井駅下車徒歩約5分
    上信越自動車道 更埴ICから旧18号長野方面北原信号機左折約400m左
  • 電話番号
  • 営業時間
    9:00-17:00
  • 定休日
    日曜日・祝日 毎月第2土曜日
  • 公式サイト
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長野の日本酒④:大信州 手いっぱい

北アルプスに囲まれた長野県松山市にある「大信州酒造」では、醸造用玄米の「金紋錦」と「ひとごこち」が主な酒米で、北アルプスの雪解け天然水が仕込水で隠し味となり、無濾過・冷蔵瓶貯蔵による 細密な醸造をしています。
地元の農家と契約栽培をした酒米を自社で精米するなど、丁寧な手作りにこだわっています。

「大信州」は、口当たりは柔らかくフルーティーで、バランスの良いうまみと香りが特徴的で、後味はドライでキレが良い日本酒です。
華やかな香りと軽やかな甘味と辛口のマリアージ(違う味わいの日本酒と料理により異なった味わいが生まれる)は、まるで最高級のリンゴのような味わいで、食事にも合わせやすい日本酒です。

「大信州 手いっぱい」は、アルコール度数16度の純米大吟醸酒で、精米歩合は非公開です。

大信州酒造
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長野の日本酒⑤:信州亀齢 美山錦大吟醸

1665年創業の長野の老舗「岡崎酒造」の「信州亀齢」は、長野の日本酒に適した酒米・ひとごこちを使うことによって淡麗で奥深い味わいになっています。
長野の米をメインで使用して、一部の日本酒には定番の山田錦を使って飲みやすさも増しています。

東信地方、長野県上田市にある大河ドラマ「真田丸」で評判になった「岡崎酒造」で、「信州亀齢 美山錦大吟醸」は作られています。
人気ブランドの中でも最高峰の日本酒で、精米歩合55%、アルコール度数16度の大吟醸酒です。

全国的でも稀な女性杜氏が作る「信州亀齢 美山錦大吟醸」は、透明感のある日本酒で、繊細な味わいで、信州そばとの相性が優れた日本酒に仕上がっています。
酒蔵見学に行くと、無料の人気ブランドの飲み比べを楽しめます。

岡崎酒造
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長野の日本酒⑥:明鏡止水 純米吟醸

「明鏡止水 純米吟醸」は、東信地域、浅間山と蓼科山を一望できる長野県佐久市にある元禄2年創業の老舗「大澤酒造」で造られている日本酒で、精米歩合55%、アルコール度数16度から17度の純米吟醸酒です。

大澤酒造で造る「明鏡止水」は、長野の自然を活用し、高品質な美山錦等地元産の酒米と蓼科御泉水源泉を使って作られている日本酒で、その名が示すように、1点の曇りなく澄み切り、研ぎ澄まされた逸品で、すっきりと爽やかな飲みごこちです。

広範な人々に親しまれるように造られ、新鮮さや爽やかさを感じるシリーズもありますが、きらびやか味わいの生酒や旨みがたっぷりの薄にごり生酒も作られています。
米の旨味が詰まった穏やかな香りが何とも言えないすっきりした銘酒を味わってみませんか?

大澤酒造
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長野の日本酒⑦:黒澤 生モト純米吟醸

長野県南佐久郡の佐久穂町にある「黒澤酒造」は、安政5年創業の老舗蔵元ならでは地元の酒米や自家栽培の酒米を用いて、本物の日本酒の味わいの逸品を造っています。

全国でも屈指の高い標高で、澄み切った空気や清冽な湧き水に恵まれており、湿度が低く冬の寒さが厳しい長野の環境を活かした生もと仕込みの日本酒で、甘すぎずフレッシュでコクのある飲みやすい地酒です。

「黒澤 生モト純米吟醸」は、アルコール度数13.7度、精米歩合65%の純米吟醸酒で、昔ながらの伝統の製法によりゆっくりと時間をかけて丁寧に造られた日本酒で、華やかな香りと上品な味わいです。

「黒澤」は、開封したばかりの頃はこってりとした甘さや苦味が強い味わいですが、しばらく置くと酸化によりドライさを強く感じられるようになり、冷酒または常温で頂くのがおすすめです。

黒沢酒造
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長野の日本酒⑧:ソガ・ペール・エ・フィスNUMERO SIX

長野県小布施町にある「小布施ワイナリー」で作られている「ソガ・ペール・エ・フィス NUMERO SIX」は、ワイナリーが閑散期にごく少量だけ造る日本酒です。

短い製造期間醸造されるため、かなり手に入りにくい日本酒ですが、中には、70年ぶりに再登場した希少な酵母を用いて造られたものもあり、毎回発売と同時に品不足になる 評判 です。

自社栽培を含めた長野産の美山錦を使い、とろみのある旨みと芳醇な甘み、すっきりとした喉ごしなど白ワインのような上質な味わいと清涼感を楽しめます。
伝統的な製法を大切にしながら、様々な酵母を使って多様な味わいの日本酒を提供しています。

いろんな料理との相性が良い逸品で、日本酒な苦手な方にも安心して頂けます。
ブドウの産地でワインの生産量も多い長野ならではの日本酒をいかがですか?

小布施ワイナリー
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長野の日本酒⑨:渓流 朝しぼり出品貯蔵酒

江戸時代から続く創業元冶元年創業の北信地域、長野県須坂市にある「遠藤酒造場」で造られた日本酒・「渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒」はモンドセレクション金賞を連続して受賞した人気の銘酒です。
凍てつくような極寒の中、早朝に搾り取った生原酒を氷冷状態で半年以上熟成させた極上の逸品で、フルーティーで上品な香りと、すっきりとしたキレがある味わいです。

アルコール度数が20度、精米歩合が60%の生原酒で円滑に喉を通るとても飲みやすい日本酒で、よく冷やせばよりおいしい味覚を楽しめます
「渓流 朝しぼり 出品貯蔵酒」は、和食をはじめ、どんな料理との相性もいいことから人気の日本酒です。

彗(シャア)も人気で、例年蔵開きで蔵見学ができ、ショップでは無料で飲み比べができます。

遠藤酒造場
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長野の日本酒⑩:七笑 純米酒 辛口

木曽節の中で夏でも寒いと謳われる「七笑酒造」では、丁寧な杜氏が酒米作りからこだわった酒造りをしています。

「七笑 純米酒辛口」は、中信地域、長野県木曽町の霊峰御嶽山の麓にある「七笑酒造」で造られている地酒で、アルコール度数15.8度、精米歩合が60%の辛口純米酒で、丁寧に仕込んだ日本酒です。

コクとキレを感じる豪快な酒で「冷や」で呑めばキレの良さが際立ち、「燗」をつければ旨味が増します
地産地消で造られた安心感もあり地元でも根強い人気で、お米の味わいを感じるちょっと辛口の純米酒・七笑を楽しみましょう。

この日本酒に合う料理は、こくのある味醤油味・タルタル・チーズなどの唐揚げ、焼き肉、すき焼き、酢豚、チーズなどです。

七笑酒造
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長野の日本酒⑪:真田六文銭 特別純米酒

長野県信州上田地方は、東に浅間山、菅平、南に八ヶ岳、霧ケ峰、美ヶ原、蓼科に囲まれた信州でも最も歴史のある真田発祥の地にあります。
慶応3年創業の「山三酒造」では、大河ドラマやゲームなどで人気が高い日本酒を造っています。

歴史好きには最高の真田家の家紋「六文銭」を商品名にした日本酒は、「六文銭」は、三途の川の渡し賃が六文という由来から「三途の川を渡る覚悟である」という意気込みを示しており、このラベル欲しさに県内外から購入するお客さんが少なくはありません。

「真田六文銭 特別純米酒」は、アルコール度数15度、精米歩合49%で磨きあげた特別純米酒で、純米の香りが楽しめる辛口でまろやかな味わいの飲みやすい人気商品の日本酒です。
清酒六文銭は、本物を味わって頂くために大量生産をしておらず、在庫切れも出ています。

山三酒造
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長野の日本酒⑫:白馬錦 純米大吟醸 極酒

創業が明治39年の老舗蔵元「薄井商店」は、石川県の醸造元で、アイデアあふれる蔵元と生粋の杜氏の生み出す日本酒は、どれも優しく美味しい地酒で、ひやおろしやしぼりたてなどの季節限定商品も人気蔵元の定番日本酒です。

「白馬錦 純米大吟醸 極酒」は、北信地域、長野県大町市にある「薄井商店」で北アルプスの清らかで冷たい水で醸された日本酒で、精米歩合39%、アルコール度数16.5度の純米大吟醸酒です。
定番の銘柄として親しまれ、上質の日本酒で華やかな香りと上品な味わいが特徴です。

夏季限定の「雪中埋蔵」は雪の中に埋めて休眠させるなどの珍しい銘柄なども豊富にあり、まずは、爽やかで上品な味わいが魅力の純米大吟醸から味わってみませんか?
試飲販売会時に各種の日本酒を楽しめます。

薄井商店
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長野の日本酒⑬:神渡 純米吟醸

「神渡 純米吟醸 」は、長野県岡谷市本町にある「豊島屋酒造」で作られる地酒で、アルコール度数15.5度、精米歩合59%の純米吟醸酒です。
長野県産産米100%使用して低温で丁寧に醸した純米吟醸で、豊かでフルーティな香りがあり、酸味と甘みのバランスに富んだスタイリッシュなボトルに入った日本酒です。

冷涼な信州で最高の酒造好適米と、良い水、良い技で杜氏が真心こめて醸した最高級酒の純米大吟醸は、最高級品にふさわしい香りと味わい、上品で繊細な飲み口で堪能できます。

神渡は、例年冬になると生じる諏訪湖の天然現象「御神渡り」からの名前で、長年にわたって地元で愛されています。

375mLの「神渡 純米吟醸 諏訪の雷神」 はスタイリッシュでおしゃれなボトルで、長野県のお土産にうってつけです。
酒蔵見学でいろいろ飲み比べができます。

豊島屋酒造
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長野の日本酒⑭:水尾 特別純米酒

長野県の北端、奥信濃 飯山にある酒造「田中屋酒蔵」は、「水尾」の定番シリーズのひやおろしなど以外に、季節によって品揃えを変えるので季節の旬な味わいを楽しめます。
長野県内有数の2mをこえる積雪のある豪雪地帯で、野沢温泉村の水尾山から湧き出る清水を仕込み水として全量使用し、酒造りは雪に包まれた蔵の中で行われます。

「水尾 特別純米酒」は、長野県のお米の好適栽培地域「特A地区」である木島平産の希少品種の金紋錦を100%使用した特別純米酒です。
この日本酒は7号酵母を用い、純米酒ですが飲み口が軽く、すっきりした含みから徐々に味幅と深みのある旨みが出てきます

幅のある味わいとフルーツ風味の香りを持つ日本酒で、冷やでもお燗でも楽しめます。

田中屋酒蔵
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長野の日本酒⑮:西之門 純米大吟醸

北信地域、長野県長野市西之門町の善光寺の近くにある「西之門よしのや」は、寛永14年(1637年)に創業した酒蔵で、お食事処「レストランさくら」、酒とみその店「よしのや」を併設しており、酒蔵見学で飲み比べができます。

「西之門 純米大吟醸」は、アルコール度数17度、精米歩合35%の純米大吟醸酒で、兵庫県産酒造好適米の「山田錦」は酒造りに最も適しているといわれ、それを使用して仕込まれ、また信州で生まれた長野D酵母で醸した純米大吟醸の日本酒です。

最高の原材料を使用して、技術の粋を結集した日本酒で、純米酒独特の香りがあり、少しツンときますが、口に含むとちょっと辛めで、ほんの少しビリビリと酸味がきます。
舌触りはさらりとしていてキレがあります。常温だとほのかなマスカットのような後味を味わえます。

西之門よしのや
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長野の日本酒⑯:川中島 特別純米酒

長野盆地に広がる長野市川中島町にある「酒千蔵野」は、創業が天文12年(1540年)で、長野県で一番長い歴史と伝統を持つ酒蔵です。
「酒千蔵野」の仕込み水は460年以上使われている、蔵の中にある井戸から湧き出す千曲川と犀川の豊かな伏流水で、水の良し悪しは酒の味わいに大きく係ります

日本酒の味の決め手となる米は、信州の米にこだわり、地元農家との酒造の好適米「美山錦」の契約栽培を行い、土造りから一緒に取組みを行っています。

「川中島 特別純米酒 」は、アルコール度数15.8度、精米歩合が59%の特別純米酒で、すっきりとした冴のある辛口と、その中に含まれるきれいな旨味が特徴的な日本酒で、和食との相性も最高で、また純米吟醸 川中島 幼舞も人気です。

酒千蔵野
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長野の日本酒⑰:舞姫(まいひめ)

長野県諏訪市にある「舞姫酒蔵」では、兵庫県の山田錦や長野の美山錦などの酒造好適米や霧ヶ峰の清涼な伏流水を使用して、特定名称酒の日本酒を醸造しています
酒造りは伝統手法にもとづいて、特定名称酒には好適米を利用して、甘・酸・渋・辛・苦の五味がうまくバランスした旨口のスッキリと軽快な味わいの日本酒です。

地酒の中心は「舞姫」シリーズで、それ以外にフルーティーな味わいで品質の良い「翠露(すいろ)」シリーズも人気です。

「舞姫 特別純米酒 辛口生一本」は、精米歩合55%で、吟醸と称するレベルですが、吟醸香のようなフルーティーな香り、味わいも軽く口当たりが良く、飲み応えのあるキレがあります。
本醸造酒独特の後味が気がかりな人には、純米酒がおすすめです。

舞姫酒蔵
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長野の日本酒⑱:大雪渓(だいせっけい)

1898年創業の「大雪渓酒造」は、長野県安曇野といえば、水が綺麗な土地として有名で北アルプスの天然雪解け水を使用して、丁寧に造り上げたのが「大雪渓」です。
フルーティー吟醸香に加え、味わい深いのにすっきりしているので、後味のキレが上品で淡白な魚料理との相性が抜群で、水がおいしい産地だからこその味わいを楽しめます!

四季折々の長野の美味しい日本酒・地酒をお楽しめ、「大雪渓 限定純吟 春の純米吟醸」は地元長野県産《ひとごこち》を使った春の限定純米吟醸で、お米の旨味や酸味、爽やかな柑橘系の吟醸香が心地よく調和したやさしい味です。

また「大雪渓 季節限定 夏の純米吟醸」は地元長野県産の美山錦を使って、マスカットのような吟醸香が爽やか、上品な旨味とキレのある辛口純米吟醸です。

大雪渓酒造
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長野の日本酒⑲:若緑 特別純米酒 手造りの酒

北信地域である長野県長野市の大字小島にある「今井酒造店」は、犀川水系伏流水(軟水)で仕込まれた「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」の生産のみを行っている蔵元で、日本酒の味は甘口中心です。
そんな蔵元で生まれた銘柄「若緑 特別純米酒 手造りの酒」は、醸造アルコールが添加なしのアルコール度数14度、精米歩合が59%の特別純米酒です。

人気で売り切れの甘酒以外に、冬季限定の「しぼりたて」昔ながらの伝承蒸米仕込みで醸した生原酒や、麹と酵母が生きた素朴な味わいのどぶろく新酒生原酒「奥信濃どぶ」も人気があります。
日本酒以外に、甘酒や自家製のあんずで杏ワインも造っています。

酒蔵見学のあとに、試飲での飲み比べができ、いろんな日本酒本来の味が凝縮されている地酒などを堪能できます。

今井酒造店
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長野の日本酒⑳:純米吟醸 積善

北信地域、長野県長野市の篠ノ井小松原にある「西飯田酒造店」は、北アルプスを源とする清流犀川のほとりで江戸末期より酒造りを続けている蔵元です。
酒の仕込みに最適な善光寺平で生まれ育った柔らかな味わいの銘酒は、長野県産米を利用して自社農園や契約栽培米を主に使用しています。

「純米吟醸 積善」は、アルコール度数が15度、美山錦(ひとごごち)を49%まで精白し、スッキリとしながらも、つるバラの花の酵母で高い香気を有し穏やかな味わいの旨味のある日本酒です。
花酵母を使うことによって香りだけでなく、酸にも注目して旨みとのバランスを重視した酒質を確保しています。
そして貯蔵管理にも手を抜かず、特定名称酒はマイナス貯蔵して常にフレッシュな状態で出荷をしています。

西飯田酒造店
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長野は日本酒造りに最適な地

日本酒造りに最適な地と言われる長野県は良質な水と清浄な空気、日照が十分な大粒で中心部が大きく、日本酒造りに申し分のない長野産の酒米を使っています

木曽山脈や飛騨山脈、赤石山脈などの 清冷な湧き水と、長野の夏は低湿で涼しく、冬の厳しい寒さなどの環境がおいしい人気の日本酒を造り、数多くの蔵元より、毎年多くの銘酒が生み出されて全国でも優秀賞を獲得しています。

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