- 大分の日本酒の特徴!選び方を紹介!
- 大分の日本酒:智恵美人(ちえびじん)【フルーティな甘さ】
- 大分の日本酒:薫長(くんちょう)【天領日田の水を使用】
- 大分の日本酒:一の井手(いちのいで)【さっぱりとした口当たり】
- 大分の日本酒:西の関(にしのせき)【手作業で造るこだわり】
- 大分の日本酒:鷹来屋(たかきや)【「情熱」と「愛情」の詰まった日本酒】
- 大分の日本酒:豊潤(ほうじゅん)【食中酒にバッチリ】
- 大分の日本酒:八鹿(やつしか)【伝統ある銘酒】
- 大分の日本酒:千羽鶴(せんばづる)【文豪の小説から名前をもらった日本酒】
- 大分の日本酒:和香牡丹(わかぼたん)【「いいちこ」の原点】
- 大分の日本酒:角の井(かくのい)【様々な料理に合わせやすい】
- 大分の日本酒:玄亀 (げんかめ)【JR九州「ななつ星」で採用】
- 大分の日本酒:日田美人(ひたびじん)【透き通った美しい日本酒】
- 大分の日本酒:山水(さんすい)【モンドセレクション受賞経験あり】
- 大分の日本酒:双葉山(ふたばやま)【地元出身の大横綱の名前を冠する日本酒】
- 大分の日本酒:丹誠(たんせい)【もっと吞みたくなるお酒】
- 大分の日本酒:松乃露(まつのつゆ)【創業以来一貫して手作り】
- 大分の日本酒:寒山水仙 (かんざんすいせん)【上品ですっきりとした味わい】
- 大分に行くならグルメと一緒に大分の日本酒を楽しんで!
大分の日本酒の特徴!選び方を紹介!
まずは大分の日本酒の特徴と、その選び方を知っていきましょう。
焼酎が有名なイメージのある大分ですが、そんな大分の日本酒には一体どのような特徴があるのでしょうか?
大分の日本酒は、淡麗甘口なものが多いという特徴があります。
大分の豊かな自然と美味しい水などといった恵まれた環境により、こうした美味しい日本酒が生まれているのです。
大分の日本酒を選ぶときには料理との相性で選ぶのがおすすめ。
甘い味付けの料理には甘口の日本酒を、しょっぱい味付けの料理には辛口タイプを…というような感じで選んでみてはいかがでしょうか?
大分の美味しいグルメをさらに楽しむためにも、料理と日本酒の相性で選ぶことをおすすめします。
大分の日本酒:智恵美人(ちえびじん)【フルーティな甘さ】
それでは、続いておすすめの大分の日本酒をご紹介していきます。
はじめにご紹介する大分の日本酒は智恵美人(ちえびじん)。
こちらは大分の杵築市にある蔵元で造られている日本酒です。
「智恵美人」という名前は、創業者の奥様の名前だそう。
フルーティーで優しい甘さがありつつ、それでいて絶妙な苦みや酸味もある日本酒となっています。
華やかで濃厚な香りなのに、飲んでみるとすっきりとした飲みやすさのギャップに驚くことでしょう。
軽やかな飲み口であるため、イタリアンなどを楽しむときにもおすすめです。
するする飲みやすくてつい飲み過ぎてしまうこともあるので、飲み過ぎには充分気をつけましょうね。
大分の日本酒:薫長(くんちょう)【天領日田の水を使用】
続いておすすめする大分の日本酒は薫長(くんちょう)です。
大分は日田市の「クンチョウ酒造」で造られているこの日本酒は、天領日田の美味しく、豊かな水を使用して造られています。
こちらは甘さは控えめの、辛口な日本酒です。
辛口ではあるものの、米の甘さが感じられ、旨みも感じることができるような味わいです。
「辛口は苦手だけど、挑戦してみたい…」そうお考えの人にはこちらの「薫長」からスタートしてみることをおすすめします。
また、クンチョウ酒造では酒蔵見学も行なっているため、薫長がどのような場所で作られたのか興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
お家でゆったりと楽しむにはもってこいの日本酒です。
大分の日本酒:一の井手(いちのいで)【さっぱりとした口当たり】
続いてご紹介するおすすめの日本酒は一の井手(いちのいで)。
フグが有名な大分の臼杵市にある「久家本店」で造られています。
この日本酒でまず楽しんで欲しいのは香り。
フルーティな香りがふわりと香ってきて、「この日本酒はどんな味だろう」と一気に興味をそそります。
香りの後はもちろん味も楽しみましょう。
香りと同じく、一の井手のフルーティな味が口いっぱいに広がります。
若干の酸味の強さがさっぱりとした口当たりにしてくれているので、油っぽいものを食べる時や、多くの食事を楽しむときに飲みたい日本酒と言えます。
臼杵市に行く機会がある人は、フグ料理と一緒に楽しむのもおすすめですよ。
大分の日本酒:西の関(にしのせき)【手作業で造るこだわり】
次にご紹介するのは西の関(にしのせき)。
こちらは明治6年に創業された「萱島酒造」という大分の蔵元で造られている日本酒です。
西の関の特徴は何と言っても手作業で造られているこだわりの日本酒だということ。
一口飲んでみると、造り手のこだわりと熱意がひしひしと伝わって来るでしょう。
また、こちらの日本酒ですが、お酒好きの人々の間では「うなぎに合う日本酒」として親しまれています。
まろやかでホッとする優しい口当たりなので、自宅でゆっくりとおつまみと一緒に楽しむのもおすすめですよ。
ぬる燗でもよし、冷やしてもよし、あなたの好きな飲み方を見つけてみてくださいね。
大分の日本酒:鷹来屋(たかきや)【「情熱」と「愛情」の詰まった日本酒】
おすすめの大分の日本酒として、続いてご紹介するのは鷹来屋(たかきや)です。
大分の豊後大野市の蔵元「浜嶋酒造」で造られるこちらの日本酒は、現在の蔵元杜氏の浜嶋弘文さんが「情熱」と「愛情」を込めて造られたものとなっています。
淡麗甘口の飲み口で、口に含むと広がる優しくて柔らかい旨みが特徴的な日本酒です。
飲み方はひおそれぞれではありますが、ゆっくりと落ち着いて楽しみたいという人はぬる燗にして飲むのがおすすめ。
完全な手造りにこだわって造られるこちらの日本酒・鷹来屋。
一口飲んでみると、味や香りといった随所にそのこだわりを感じられることでしょう。
大分の日本酒:豊潤(ほうじゅん)【食中酒にバッチリ】
続いておすすめしたい大分の日本酒は豊潤(ほうじゅん)です。
こちらは、からあげで有名な大分の宇佐市にある「小松酒造場」で造られています。
大分の固有のお米である「大分三井」(おおいたみい)を使用して造られているのが特徴的。
「大分でしか造ることができない」日本酒となっています。
また、こちらの日本酒は食中酒として楽しめるように考えられているのもポイント。
後味がすっきりとしており、料理を引き立たせつつ、料理の味に負けないように考えられた、いわゆる「名脇役」な日本酒になるよう造られているのです。
いつも食べている料理に豊潤プラスしてみてはいかがでしょうか?
いつもの料理が、さらに美味しくなるかもしれませんよ。
大分の日本酒:八鹿(やつしか)【伝統ある銘酒】
続いておすすめする大分の日本酒は八鹿(やつしか)。
その日本酒の名前と同じ、「八鹿酒造」というところで造られています。
創業されたのは元治元年、古くからの伝統ある酒作りと、その信念が今の日本酒・八鹿にも受け継がれています。
口に含んだ瞬間、口に広がる辛口な味わいが特徴的。
また、あっさりとしていて、良い意味でさらっと飲むことができるのもこちらの日本酒のポイントと言えます。
しょっぱい料理やお刺身などと相性が良いでしょう。
大分の郷土料理である「とり天」や「からあげ」と一緒に楽しむと、大分を感じることができそうです。
大分にお越しの際は、美味しいグルメと一緒にこちらの伝統ある日本酒・八鹿をぜひ味わってみてくださいね。
大分の日本酒:千羽鶴(せんばづる)【文豪の小説から名前をもらった日本酒】
続いてご紹介する大分の日本酒は千羽鶴(せんばづる)です。
大分の竹田市にある「佐藤酒造」にて、大正6年の創業当時から続く槽搾り(ふなしぼり)という方法で造られています。
久住山の伏流水を使用し、標高700mという寒冷地で、気候を生かした酒造りをしているのもこの日本酒の特徴。
やや甘口ですっきりとした飲み口は、大分の新鮮な魚介を使用した料理とマッチすること間違いなし。
また、文豪・川端康成も飲んだというこちらは、彼の小説「千羽鶴」から名前をもらった日本酒なのだそう。
そのため千羽鶴は、文豪好きにもぜひ一度飲んでいただきたい日本酒となっています。
大分の日本酒:和香牡丹(わかぼたん)【「いいちこ」の原点】
次にご紹介する大分の日本酒は和香牡丹(わかぼたん)です。
大分の宇佐市にある蔵元「三和酒類」で造られているこの日本酒はなんと、「いいちこ」の原点とも言える日本酒なのだそう。
大分県内外の人から愛されている本格焼酎「いいちこ」。
その原点は驚くべきことに、日本酒である和香牡丹(わかぼたん)なのです。
芳醇旨口な味わいとまったりとしたコクがたまらないこちらの日本酒は、お燗で楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、いいちこが好きな人にもおすすめしたい日本酒となっています。
いいちこの原点となった日本酒を、ぜひ一度お試しあれ。
大分の日本酒:角の井(かくのい)【様々な料理に合わせやすい】
おすすめしたい大分の日本酒、続いては角の井(かくのい)です。
大分の日田市にある「井上酒造」という蔵元で造られており、蔵元の代表的な銘柄となっています。
「濃醇」という言葉がよく合う、味わい深い旨口の日本酒です。
フルーティな香りと、原材料のお米の香りがほのかに香ります。
スルスルと飲みやすいため、和食をはじめとした様々な料理と相性バッチリ。
まるでジュースのように飲めてしまうので、飲み過ぎには注意しましょうね。
夏はキンキンに冷やして、冬はゆっくりとお燗で楽しんでみてはいかがでしょうか?
大分の日本酒:玄亀 (げんかめ)【JR九州「ななつ星」で採用】
続いてご紹介したい大分の日本酒は玄亀 (げんかめ)。
大分の玖珠町にある蔵元「亀の井酒造」にて造られるこちらは、JR九州のクルーズトレイン寝台列車「ななつ星」のメニューで採用されている日本酒です。
こちらの日本酒は、まずは香りを楽しんでみてください。
甘く、華やかな香りがあなたの鼻をくすぐるでしょう。
こちらは大吟醸酒となっており、喉ごしが良く、濃厚で旨口に仕上がっています。
日が経つにつれ、若干味が変化するので、それを楽しむのも良さそうです。
こちらは、室温か冷やして飲むことをおすすめします。
大分に行く際には、ぜひこちらの玄亀 が採用されている「ななつ星」に乗ってみてはいかがでしょうか?
大分の日本酒:日田美人(ひたびじん)【透き通った美しい日本酒】
続いてのおすすめしたい大分の日本酒はこちらの日田美人(ひたびじん)。
先ほどもご紹介した大分の日田市の蔵元「井上酒造」で造られている日本酒です。
日田美人は、ぜひお酒の透明度も見ていただきたいところ。
無色透明、美しく透き通ったこちらの日本酒は、自然豊かな天領日田の水を使用して造られています。
味わい深い旨口な日本酒となっており、飲みやすいのもポイントです。
ぜひ、様々な料理と合わせてこちらの日本酒もお楽しみください。
大分の日本酒:山水(さんすい)【モンドセレクション受賞経験あり】
次におすすめしたい大分の日本酒はこちらの山水(さんすい)。
大分は日田市の蔵元「老松酒造」で造られている日本酒です。
なんとこちらの山水は、2014年と2015年にモンドセレクションの金賞を受賞しているのです。
そのことからも、この日本酒の美味しさが分かりますね。
山水は、原料米として日田産の山田錦を使用しており、日田の美味しい水で低温醗酵させて造られています。
一飲めば口の中にふわりと優しく、控えめな甘さが広がります。
おつまみと一緒に、ゆったりと味わってみてはいかがでしょうか?
大分の日本酒:双葉山(ふたばやま)【地元出身の大横綱の名前を冠する日本酒】
次にご紹介する大分の日本酒は双葉山(ふたばやま)。
こちらの日本酒は、大分の宇佐市にある「大分銘醸」という蔵元で造られています。
この「双葉山」という名前は、地元・宇佐出身の大横綱「双葉山」からつけた名前なのだそう。
大横綱の名前のついたこちらの日本酒ということで、大相撲ファンにもぜひおすすめしたい日本酒と言えますね。
やや辛口に仕上がっているこちらの日本酒は、お燗にして楽しむのがおすすめ。
すっきりとした飲み口とふわりと香る華やかな香りで、女性にも飲みやすいお酒になっています。
大相撲を見ながら一杯…なんて楽しみ方もできそうですね。
大分の日本酒:丹誠(たんせい)【もっと吞みたくなるお酒】
続いてご紹介する大分の日本酒は丹誠(たんせい)。
大分の豊後大野市にある「吉良酒造」という蔵元で造られている日本酒です。
こちらの蔵元で造られるお酒は、すぐに飽きてしまう日本酒ではなく、もっと吞みたくなるようなお酒を目指して造られています。
完全手作りにこだわっていたり、大分の契約農家のお米を使用していたりと、随所から蔵元の熱意が伝わってきます。
お米の甘みと旨みがじんわりと口に広がる、優しい飲み口です。
キレが良く、バランスの取れた日本酒となっています。
「丹誠」込めて造られたこちらの日本酒を、ぜひ1度飲んでみてはいかがでしょうか?
大分の日本酒:松乃露(まつのつゆ)【創業以来一貫して手作り】
続いておすすめする大分の日本酒は松乃露(まつのつゆ)。
こちらは大分の国東市にある「矢野酒造場」で造られた日本酒となっています。
こちらの蔵元の特徴は、明治16年の創業当時から手作りという作り方で一貫しているところ。
そうしてじっくりと手間をかけて造られた松乃露は濃く、大変味わい深いお酒となっています。
また、こちらの日本酒は原料米に大分県産の「ひのひかり」が使われています。
とことん地元産にこだわって造られてい流ことが分かりますね。
また、糖類を一切使用しておらず、無添加なのもポイント。
ほのかに感じるこのお酒の甘みは、米の持つ本来の甘さなのです。
こちらの日本酒は、ぜひ熱燗で楽しむことをおすすめします。
大分の日本酒:寒山水仙 (かんざんすいせん)【上品ですっきりとした味わい】
最後にご紹介する、大分県産の日本酒は寒山水仙 (かんざんすいせん)。
こちらの日本酒が造られているのは、大分の日田市にある蔵元の「井上酒造」です。
上品ですっきりとした味わいが楽しめる日本酒となっています。
一口飲めば淡麗で優雅、そして芳醇な香りと味が鼻といっぱいに広がることでしょう。
また、こちらの日本酒は料理との相性も良く、特に和食との相性がバッチリです。
ぜひ大分にご旅行や出張の際は、大分の美味しいグルメと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
大分に行くならグルメと一緒に大分の日本酒を楽しんで!
今回は大分の日本酒をご紹介しました。
大分に行くなら温泉のほかに、とり天やからあげ、ふぐといった美味しいグルメも注目して欲しいところ。
大分のグルメを楽しむなら、さらにそこにお日本酒をプラスしてみてはいかがでしょうか?
通販で購入して自宅で楽しむもよし、大分観光や出張の際に楽しむもよし。
ぜひ今回おすすめしたものを参考に、大分の日本酒をお楽しみくださいね。