アメリカの公用語は英語じゃない!
アメリカは18世紀の独立宣言・建国から多民族国家であり、様々な人種・民族から成り立つ国です。
アメリカ合衆国の人口は、2018年現在およそ3億人以上と言われています。
したがって、ワシントンDC(アメリカの首都)含む22の州では公用語を定めていません。
他の28の州の公用語は英語ということになっており、事実上の公用語は英語ということになりますが、アメリカでは英語の他にもたくさんの言語が話されています。
ということで、以下では英語以外のアメリカで話されている言語について詳しく見ていきましょう。
2番目に話されている言語はスペイン語
アメリカで2番目に話されている言語はスペイン語です。
というのも、地理的な関係から多くの移民が中南米、主にメキシコ(スペイン語を母国語とする)から来ているからと言われています。
最近はよくニュースでも聞きますよね。
したがって、アメリカの南部の地域や西海岸、カリフォルニアやニューヨークといった大都市にはスペイン語を話す人が多数います。
中には英語は話せないけど、スペイン語のみで生活している方もいます。
というのも、英語が話せなくてもアメリカでは実質「生きてはいける」という所以です。
街中には至る所にスペイン語の標識や、スペイン語話者のためのサービスがたくさんあります。
ということから、スペイン語というのはアメリカ国内で非常に多く使われている言語だということがいえますね。
アメリカで使用頻度の高い言語は?
アメリカでは英語(80%)、スペイン語(12%)でこの二大言語がほとんどの割合を占めています。
3位以降は中国語ですが、中国語話者の割合は1%未満に落ち込みます。
しかし、日本にいる99%以上の人が日本語を話す日本に比べるとアメリカの多言語文化は圧倒的だと言えます。
ちなみに日本語の話者はおよそ45万人と言われていて、全体の17番目によく使われている言語となります。
実際にロサンゼルスなどに行くと日系アメリカ人やアメリカ在住の日本人の方も多く、日本語でも困らないというのは事実であります。
アメリカの言語教育事情
アメリカの外国語教育はヨーロッパなどに比べるととても遅れていると言えます。
25%の小学校、58%の中学校、91%の高校で外国語の授業を受けますが、この数字は非常に低いということが言えます。
学ぶ言語は多数ありますが、主なものはやはりスペイン語です。
他にはフランス語、ドイツ語、日本語、中国語のクラスを取り入れている学校も稀にあります。
日本はともかく、ヨーロッパに比べるとアメリカの外国語に対しての意識はとても低いです。
では次に実際に英語の数字の数え方、使えるフレーズを見ていきましょう!
日常会話で使える英語の数字の数え方
日常生活や観光にも数字は必須ですよね!
そんな時に困らないようこの際に英語の数字の数え方を覚えておきましょう。
数字 | 英語表記 | 読み |
---|---|---|
1 | One | ワン |
2 | Two | トゥー |
3 | Three | スリー |
4 | Four | フォー |
5 | Five | ファイブ |
6 | Six | シックス |
7 | Seven | セブン |
8 | Eight | エイト |
9 | Nine | ナイン |
10 | Ten | テン |
100 | One Hundred | ワン ハンドレッド |
1,000 | One Thousand | ワン サウザンド |
10,000 | Ten Thousand | テン サウザンド |
英語の日常会話で使う便利な挨拶10選!
では次にアメリカで使える挨拶の表現を見ていきましょう。
以下のフレーズがあります。
- おはよう
- こんにちは
- ありがとう 4.ばいばい/さようなら
- OK
- 私は◯◯です。
- 私の名前は◯◯です。
- あなたの名前は何ですか?
- すいません
- ごめんなさい
おはよう
Good morning.
読み方:グッド モーニング
こんにちは
Good afternoon.
読み方:グッド アフタヌーン
ありがとう
Thank you
読み方:サンキュー
Thanks(サンクス)→こちらはカジュアルな表現になります。
ばいばい/さようなら
See you or Bye
読み方:シー ユー, バイ
OK!
Okay
読み方:オーケイ
私は◯◯です。
I am ◯◯
読み方:アイ アム ◯◯
私の名前は◯◯です。
My name is ◯◯
読み方:マイ ネイム イズ ◯◯
あなたの名前は何ですか?
What is your name?
読み方:ワット イズ ユア ネイム?
すいません
Excuse me
読み方:エクスキューズ ミー
ごめんなさい
I'm sorry
読み方:アイム ソーリー
英語の日常会話でよく使う便利な言葉10選
次に日常生活で頻繁に使われる英語表現を見ていきましょう!
便利なフレーズは以下のものがあります。
- ◯◯をください。
- これはいくらですか?
- お会計をしてください。
- クレジットカードは使えますか?
- 写真を撮ってもいいですか?
- ◯◯に行きたいです。
- 旅行の目的を尋ねられて/観光です。
- 滞在日数を尋ねられて/◯日です。
- おすすめの料理はなんですか?
- おいしいです!
◯◯をください。
Can I have ◯◯?
読み方:キャン アイ ハヴ ◯◯?
これはいくらですか?
How much is this?
読み方:ハウ マッチ イズ ディス?
お会計をしてください。
Can I get my check please?
読み方:キャン アイ ゲット マイ チェック プリーズ?
クレジットカードは使えますか?
Can I pay by card?
読み方:キャン アイ ペイ バイ カード?
写真を撮ってもいいですか?
Can I take some pictures here?
読み方:キャン アイ テイク サム ピクチャーズ ヒア?
◯◯に行きたいです。
I would like to go to ◯◯
読み方:アイ ウッド ライク トゥー ゴー トゥー ◯◯
旅行の目的を尋ねられて/観光です。
What is your purpose of your visit?/Sightseeing
読み方:ワット イズ ユア パーパス オブ ユア ヴィズィット/サイトシーイング
滞在日数を尋ねられて/◯日です。
How long will you stay in America?/◯days
読み方:ハウ ロング ウィル ステイ イン アメリカ?/◯デイズ
おすすめの料理はなんですか?
What do you recommend?
読み方:ワット ドゥー ユー リコメンド?
おいしいです!
It's delicious !
読み方:イッツ デリシャス!
まとめ:英語を覚えていくと便利!
アメリカにおいての言語事情や教育の外国語学習事情を見てきましたが、なんだかんだ言っても、英語を覚えていくことに越したことはありませんよね。
なにか困ったときや、「友達をつくりたいな」と思ったらやはり英語はかなり便利です。
ですが、何度も言うようですが、アメリカは多民族国家です。
様々な人達が共存していて、それに比例してたくさんの言語が話されています。
したがって、日本語を話す人も少なからずいるので(大都市に限る)、安心して旅行しましょう!