【お土産の前に】マカオってどんなところ?
Macao(マカオ)は東京の品川区とほぼ同じ面積で、南シナ海へと注ぐ珠江(しゅこう)河口をはさんで香港の対岸にある中国の特別行政区です。
中国広東省の珠海市(しゅかいし)とつながる半島部分から、南方の氹仔島(タイパ島)、さらに橋の先の路環島(コロアン島)からなる小規模なエリアがマカオです。
大航海時代に、ポルトガル人がこのマカオの地にたどり着いたのは1513年のこと。
長い歴史の上で幾たびの争いが続き、中国へ返還される1997年まではポルトガルによって統治されていたため、アジアでも一風変わった独自の文化を育んできたスポットでもあります。
返還後50年間はそれまでの現状保全が取り決められているため、ポルトガル語が公用語として使用されているほか、街並みはヨーロッパの風景そのものです。
街の至るところに漢字を使用した看板が数多く並んでいるため不思議な光景が広がり、かつてはアジアの中心的な貿易港として栄えてきましたが、香港にその地位を譲った今日ではノスタルジックな哀愁漂う街並みが多くの観光客を魅了しています。
さらにマカオはカジノ産業が盛んで、2006年にはアメリカの不夜城として知られるLas Vegas(ラス・ベガス)を抜き世界最大のカジノ都市としても知られ、住民は現在も医療費や教育費が無料なのだとか。
チョコレートやエッグタルト!マカオの人気お土産8選!【食べ物編】
では、マカオの人気お土産【食べ物編】をみていきましょう。
食べ物のお土産には、以下のものがあります。
- 杏仁餅(鉅記餅家)
- 花生糖
- 肉切酥(晃記餅家)
- 金桃酥(晃記餅家)
- エッグタルト(澳門安徳魯餅店)
- エッグロール(奇華餅家)
- ショコラタルト(澳門安徳魯餅店)
- マカロン(MGM Macau)
続いて、食べ物のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
杏仁餅(鉅記餅家)
「杏仁餅(きょうにんへい)」とはアーモンドクッキーのことで、マカオらしいお土産品の代表格でもあります。
市内の至るところで購入でき、中でも「鉅記餅家(Koi Kei Bakery)」や「咀香園餅家(Choi Heong Yuen Bakery)」はマカオでも有名な二大老舗ブランドです。
アーモンドクッキーの材料となるのは、緑豆(りょくとう)、杏仁(きょうにん)、白砂糖と卵黄で、クッキーの名前はついてはいますが洋菓子ような焼き菓子ではなく干菓子の一種。
口にふくむとパサパサとした食感が特徴で、ほんのりとした甘さと香ばしさがお茶と共に頂くおやつとしてぴったりです。
オリジナルのプレーンタイプをはじめ、黒ゴマや豚肉、ナッツなどが含まれたフレーバーもあり、お土産に便利な缶入りや箱入りなど味も包装もさまざまです。
花生糖
「花生糖(ほわしょんとう)」はピーナッツ・ヌガーのようなもので、お店によっては黒ゴマや白ゴマがまぶしてあったり、塩味のもの、落花生やゴマそのものが練りこまれていることもあります。
杏仁餅と同様に鉅記餅家(Koi Kei Bakery)で購入でき、マカオでは人気お土産の一つ。
パッケージは瓶詰のものや個別包装されているものなど、ばらまき用のお菓子としても重宝します。
肉切酥(晃記餅家)
晃記餅家(Pastelaria Fong Kei)は、1897年創業の老舗中国菓子の専門店です。
数多くのお菓子を扱っていますが、中でも人気なのがお店オリジナルの味噌風味の豚肉が練りこまれている「肉切酥」。
日本人にはなかなか味が想像できないこのお菓子は、サクサクとした食感が特徴で好き嫌いが分かれる逸品です。
お店では一番いい小麦粉を使用し、機械は一切使用しない先代から伝わる製法で作るお菓子は美味しいと評判が高く、連日行列が絶えません。
品質管理にこだわりがあるため、支店などは一切持たず本店のみの営業となっています。
晃記餅家(Pastelaria Fong Kei)
住所:14, Rua Da Cunha, Taipa, Macau
電話番号:853-2882-7142
営業時間:8:30~21:30(ただし水曜のみ10:00~19:30)
定休日:なし
URL:ー
金桃酥(晃記餅家)
「金桃酥(カンタォースゥ)」も晃記餅家で購入できる人気の中国菓子で、「桃酥(タォースゥ)」は沖縄のちんすこうの起源とも言われています。
金桃酥の中身は甘く煮た冬瓜(とうがん)の餡で、外はパリっと中はねっとりとした食感が特徴。
先にご紹介した肉切酥も金桃酥も晃記餅家では売り切れ必至のお菓子のため、見つけたら即買いしマカオのお土産として配るといいでしょう。
晃記餅家(Pastelaria Fong Kei)
住所:14, Rua Da Cunha, Taipa, Macau
電話番号:853-2882-7142
営業時間:8:30~21:30(ただし水曜のみ10:00~19:30)
定休日:なし
URL:ー
エッグタルト(澳門安徳魯餅店)
マカオでダントツ人気のお土産と言えば、「エッグタルト」。
エッグタルトは「Pastel de Nata(パステル・デ・ナタ)」と呼ばれるポルトガルの伝統菓子が起源と言われ、パリパリ食感のパイ生地にカスタードクリームを入れて焼き上げたスイーツを指します。
エッグタルトは焼き立てが一番美味しく、トロトロクリームとサクサクパイとの食感は絶妙で何個でも食べられそうな美味しさです。
マカオでエッグタルトの有名店と言えば「澳門安徳魯餅店(Lord Stow's Bakery)」で、表面の焼き上げ具合の香ばしさと甘さ控えめのカスタードクリームが特徴。
お店のオーナーは英国人で日本でも「アンドリューのエッグタルト」で有名になったAndrew. W. Stowe(アンドリュー・W・ストウ氏)。
澳門安徳魯餅店よりも濃厚な味わいが好みなら「Cafe e Nata Margaret's(マーガレット・カフェ・イ・ナタ)」もおすすめで、エッグタルトは2~3日程度の日持ちのためお土産には真空パックのものがいいでしょう。
澳門安徳魯餅店(Lord Stow's Bakery)/ Original Shop
住所:1 Rua do Tassara, Coloane Town Square, Macau
電話番号:853-2888-2534
営業時間:7:00~22:00
定休日:なし
URL:https://www.lordstow.com/
エッグロール(奇華餅家)
エッグロールはマカオの対岸・香港の伝統菓子として有名で、ロール状になったバター風味の優しい味わいのお菓子。
お店によって味わいはマチマチですが、香港でも有名な「奇華餅家(Kee Wah Bakery)」はおすすめです。
定番は素朴な味わいのバター味ですが、他にもチョコレート、ココナッツ、黒ゴマ、ジンジャーなどのフレーバーがあります。
缶入りタイプもありますがぎっしり詰められているので、お土産用として持ち運ぶなら注意が必要なのだとか。
奇華餅家(Kee Wah Bakery)
住所:Shop 39-E, Rua dos Mecadores, Macau
電話番号:853-2882-5968
営業時間:8:30~21:30
定休日:なし
URL:https://keewah.com/en/
ショコラタルト(澳門安徳魯餅店)
「澳門安徳魯餅店(Lord Stow's Bakery)」で人気なのは、エッグタルトだけではありません。
他にもホームメイドクッキーや、ガトーショコラ、ショコラタルトなども大人気。
エッグタルトそのものは2~3日程度の日持ちですが、焼き菓子は1週間程度は大丈夫なので真空パックのものを購入できなかった場合には日持ちする焼き菓子もおすすめです。
エッグタルト同様に、優しい甘さが後をひく逸品です。
澳門安徳魯餅店(Lord Stow's Bakery)/ Original Shop
住所:1 Rua do Tassara, Coloane Town Square, Macau
電話番号:853-2888-2534
営業時間:7:00~22:00
定休日:なし
URL:https://www.lordstow.com/
マカロン(PASTRY BAR)
MGM Macau(MGMマカオ)は、2007年に約1330億円をかけて完成した巨大カジノホテルです。
そんなMGMグランドマカオでの人気お土産と言えば、1階にある「Pastry Bar(パストリーバー)」のマカロン。
ケースにはさまざまなフレーバーのマカロンが並び、どれも美味しそうです。
またホームメイドクッキーやチョコレートも人気なので、ショッピングついでに立ち寄ってみるのもいいですね。
Pastry Bar(パストリーバー)
住所:MGM Macau, Dr. Sun Yat Sen, NAPE, Macau
電話番号:853-8802-2324
営業時間:10:00~20:00
定休日:なし
URL:https://www.mgm.mo/en/macau/dining/pastry-bar
お酒も色々!ポートワインや中国茶などマカオの人気お土産5選!【飲み物編】
では、マカオの人気お土産【飲み物編】をみていきましょう。
飲み物のお土産には、以下のものがあります。
- ポートワイン(Niepoort)
- 華聯(Va Lun)
- 英記茶荘(Ying Kee Tea House)
- 奶茶(世記珈琲)
- マカオビール
続いて、飲み物のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ポートワイン(Niepoort)
ポルトガル生まれのPort Wine(ポートワイン)は、通常のワインと比べ甘味が強くアルコール度数が高いワインとして知られています。
美食の国フランスではほとんど飲みつくされていることから日本では珍しい貴重品で、白・赤・熟成したタウニーの3種があります。
ポートワインの中でも有名銘柄と言えばNiepoort(ニーポート)で、おしゃれなデザインボトルが人気。
お酒が好きな方はもちろん冷え症が気になる女性にもぴったりなので、Outer Harbour Ferry Terminal(マカオフェリーターミナル)内にある「好運手信店」はポートワインが豊富に扱われているのでおすすめです。
華聯(Va Lun)
「華聯(Va Lun;ワーリュン)」は、中国茶の老舗卸問屋として有名です。
店内には季節を感じる茶缶や年代ものの茶葉の包みがズラリと並び、マカオの有名レストランやホテルを顧客としているため別名「茶王」としても知られているほど。
茶葉は量り売りをメインに、地元ローカルの人たちも足を運ぶ人気店です。
観光客にとってみれば種類が多すぎてどれを購入したらよいか迷うところですが、ジャスミンやプーアルなどの定番のものや予算に応じたものをチョイスするのがおすすめ。
お店はポルトガルの革命記念日にちなんで名づけられた「十月初五日街(Rua de Cinco de Outubro)」にあり、周辺はレトロな雰囲気が漂いタイムスリップしたかのような雰囲気に包まれています。
華聯(Va Lun;ワーリュン)
住所:108 R. de Cinco de Outubro, Macau
電話番号:853-2892-0724
営業時間:8:30~19:00
定休日:なし
URL:ー
英記茶荘(Ying Kee Tea House)
「英記茶荘(Ying Kee Tea House)」は、マカオで最も古いお茶専門店です。
お店は「十月初五街」の一角にあり、近頃改装したためか歴史を感じるような古っぽさはありません。
店内には所せましに中国茶や紅茶の茶葉がぎっしりと並び、量り売りで購入することができます。
店主は英語も話せますが、日本人観光客だとわかると日本語で記されたお茶のメニュー表を見せてくれるので安心。
お店のおすすめは、英記茶荘オリジナルのライチ紅茶や香りを楽しむウーロン茶、さらに中国茶の中でも高級茶と呼ばれる龍井茶(ろんじんちゃ)は特に人気です。
英記茶荘(Ying Kee Tea House)
住所:Av. de Cinco de Outubro, Macau
電話番号:ー
営業時間:9:00~19:00
定休日:なし
URL:ー
奶茶(世記珈琲)
マカオで有名な朝の飲み物と言えば、コーヒーや紅茶でもない「奶茶(ナイチャ)」と呼ばれるドリンクで、香港発祥の濃いミルクティーのこと。
一般のミルクティーと違う点は、牛乳ではなくエバミルク(無糖練乳)を使用するため、濃い紅茶と合わせることでとても濃厚な味わいが地元マカオでも人気です。
ナイチャの人気店の一つ、Largo do Senado(セナド広場)に近い世記珈琲(SEI KEE CAFÉ)では、ミルクコーヒーやポークチョップも大人気。
ホットやコールドのどちらかをチョイスでき、コールドの方が一般的に割高となっています。
世記珈琲(SEI KEE CAFÉ)
住所:7 Patio da Palha, Macau
電話番号:853-6377-9664
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜日
URL:https://www.facebook.com/seikeecafe/
マカオビール
マカオビールには二種類あり、日本の麒麟麦酒(キリンビール)のグループ企業・麒麟ビール(珠海)有限公司が作るビールと、その麒麟ビール(珠海)有限公司が技術提供をしている澳門ビール有限公司のものとがあります。
日本人の口に合う美味しいビールとして名高いのは、澳門ビール有限公司の造る「マカオビール・ブロンドエール」と呼ばれるプレミアムなお酒。
マカオビール・ブロンドエールはマカオのみで流通し、レストランはポルトガル料理店を中心にスーパーも一部のみの取り扱いです。
気になる味わいは、ベルギービールのような常温で時間をかけずに発酵させるエールタイプでまろやかな口当たりとフルーティさが特徴。
ブロンドエールは一般的なビールの価格と比べると、1.5~2倍の値段のためプレミアムと呼ばれるのも納得ですね。
ちなみに「ビール」を漢字で表すと「口」へんに「卑」という中国独特の漢字に「酒」と書いて、「ぴーちゅ」と発音するそうですよ。
限定グッズやガロも!マカオのかわいいお土産10選!【雑貨編】
では、マカオの可愛い雑貨お土産をみていきましょう。
雑貨のお土産には、以下のものがあります。
- ガロ(澳門旅遊紀念品批發中心)
- 石鹸(CLAUS PORTO)
- ビーズハンドバック(興記手袋靴業)
- MERCEARIA Portuguesa(メルカリア・ポルトゲーザ)
- Livraria Portuguesa(リブラリア・ポルトゲーザ)
- スターバックス・マグ
- ツバメの巣パック(Watsons)
- コスメ(莎莎)
- Azulejo(アズレージョ)
- スマホケース(Glue Associate)
続いて、雑貨お土産を、それぞれ詳しくみていきます。
ガロ(澳門旅遊紀念品批發中心)
マカオの雑貨お土産と言えば、有名な「ガロ」の置物。
もともと「ガロ」はポルトガルから伝わった幸福の象徴・雄鶏を指し、マカオではお土産店に限らず、レストランやカフェ、ブティックなどさまざまなところでこのガロが飾られています。
実はガロが有名になった伝説があり、ポルトガル北部の街Barcelos(バルセロス)を通りかかったある男性が、盗みの容疑がかかりやってもいないのに窃盗罪で逮捕されてしまいます。
その後裁判官に無実を訴えても聞き入れてもらえず、とうとう絞首刑が言い渡されてしまうことに。
無実を訴えても誰も信じてくれず、男はテーブルの上にあった雄鶏の丸焼きを指し「私が処刑される時には、無実の証明としてこの丸焼きの雄鶏が泣き出すだろう」と言ったそうです。
その宣言どおり処刑の時間がやってきた時には、その丸焼きの雄鶏が突然「コケコッコー」と鳴きだし寸前で男の無実が証明された、という伝説。
ガロはそういう意味で「真実の証」として丸焼き状態の黒が主流ですが、カラフルな色合いのガロもあるのでお好みを選んでみてはいかがでしょう。
お土産には大小さまざまなガロがそろう、雑貨店「澳門旅遊紀念品批發中心(セントロ・デ・レンブランサス・デ・マカオ)」はおすすめです。
澳門旅遊紀念品批發中心(セントロ・デ・レンブランサス・デ・マカオ)
住所:44 Rua do Cunha,Taipa, Macau
電話番号:853-2882-5791
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし
URL:ー
石鹸(CLAUS PORTO)
「CLAUS PORTO(クラウス・ポルト)」は、1887年にポルトガル第二の都市Porto(ポルト)で創業した老舗のトイレタリーメーカー。
当時のポルトガル王マヌエル二世が寵愛されたと言う「香りの宝石」は、香水ともいうべきラグジュアリーソープで世界各国から受賞を得ているアイテムです。
石鹸そのものには植物由来の成分をたっぷりと処方し、独自に開発されたアロマは癒し効果が期待できます。
レトロ感のあるグラフィックデザインのパッケージが女性に大人気で、プレゼント用にもぴったり。
香りの種類もパッケージのデザインも豊富なので、好みの一点を見つけるのは難しいくらいおしゃれなマカオのお土産として人気です。
マカオには直営店はありませんが、「FUTURA CLÁSSICA」などの雑貨店で購入することができます。
FUTURA CLÁSSICA
住所:Calçada da Rocha, N1, Macau
電話番号:853-6634-4911
営業時間:ー
定休日:ー
URL:ー
ビーズハンドバック(興記手袋靴業)
可愛いものが大好きな女性へのお土産にぴったりなのが「興記手袋靴業(Heng Kei Shoes and Handbags)」製のバック。
こちらでは、全て手作業で作られるビーズのハンドバックが大人気です。
お店のオーナーは手芸の達人として地元では知られ、バックの大きさは6種類あります。
ビーズはイタリア製のものを使用し、取手やバックの内側などは自分好みにオーダーでき追加料金は一切かからないのも人気の秘密。
オーダーメイド品は注文してから約1カ月半で出来上がり、買ったバックは永久的に無料で修理をしてくれる献身的なショップです。
興記手袋靴業(Heng Kei Shoes and Handbags)
住所:Rua Sul do Mercado de S. Domingos, Macau
電話番号:853-6686-8023
営業時間:10:00~19:00
定休日:旧正月、悪天候
URL:ー
MERCEARIA Portuguesa(メルカリア・ポルトゲーザ)
「MERCEARIA Portuguesa(メルカリア・ポルトゲーザ)」は、ポルトガルの雑貨や食品を扱うショップとして人気があります。
ガイドブックなどでも度々取り上げられ、石鹸やハンドクリーム、チョコレートやコーヒーなど本場ポルトガルアイテムがずらりと並べられています。
おすすめはお店オリジナルのイワシが描かれたエコバックで、自分用のお土産として購入する観光客が多く人気アイテムの一つ。
見ているだけでも楽しいので、足を運んでみる価値はあります。
MERCEARIA Portuguesa(メルカリア・ポルトゲーザ)
住所:Calçada da Igreja de São Lázaro nº8, Macau
電話番号:853-2856-2708
営業時間:13:00~21:00(ただし土日は12:00~)
定休日:不定休
URL:http://merceariaportuguesa.com/en/index.php
Livraria Portuguesa(リブラリア・ポルトゲーザ)
「Livraria Portuguesa(リブラリア・ポルトゲーザ)」は、主にポルトガルの本を扱っているお店として知られています。
もちろん書籍だけでなく、マカオのポストカードや写真、絵、その他お土産もあり、ゆったりとできるスポットの一つ。
店内の書籍のうちポルトガル語で書かれている本は全体の9割以上で、毎週火曜日にはポルトガルから雑誌が届くため、その雑誌を求めてマカオで暮らすポルトガル人で賑わう一軒です。
語学勉強とはいかずとも、マカオの旅の記念にポルトガル語で書かれた絵本など贈り物として喜ばれるかもしれませんよ。
Livraria Portuguesa(リブラリア・ポルトゲーザ)
住所:Rua de Sao Domingos, No.18 r/c, Macau
電話番号:853-2835-6537
営業時間:11:00~19:00
定休日:なし
URL:https://www.facebook.com/portuguesebookshop/
スターバックス・マグ
「マカオ限定お土産」を探すなら、スターバックスはおすすめです。
「Macau」のロゴ入りマグやタンブラーは、ここでしか購入できない限定品。
旅の記念にもなるのはもちろん、コーヒー好きにはうれしいお土産品です。
せっかくなら少し足を延ばして「Hong Kong」のロゴ入りも購入すれば、ちょっとした自慢にもなりますよ。
ツバメの巣パック(Watsons)
「Watsons(ワトソンズ;屈臣氏)」は、香港発の大手ドラッグストアチェーンでマカオや中国、台湾などアジア圏に多く店舗展開をしています。
そんなワトソンズでおすすめのコスメと言えば、Bird’s Nest(ツバメの巣)を使用したフェイスマスクが大人気。
ツバメの巣には体内の酸化を防ぐシアル酸が多く含まれ、アンチエイジングや美肌効果が期待できると中国では古くから言い伝えられてきました。
ワトソンズ独自のパックは、1箱5枚入りで1枚あたり200円以下で購入できるため、女子力高めの友人へのお土産にも喜ばれることでしょう。
コスメ(莎莎)
「莎莎(Sasa)」は香港発の大手化粧品ディスカウントショップで、常時400種類以上ものブランドが取り揃えられています。
店内には、フレグランスコーナー、ヘアケア製品、健康食品、フェイスケア、美容雑貨等に加えメンズコーナーもあり充実したアイテムが人気です。
ショップによってはエステサロンもあり、ネイルケアなどもしてもらえます。
お店の人気はフランス製コスメや他では手に入らない化粧品アイテムを、専門カウンターでカウンセリングをしてもらえること。
もちろん取扱いは他社ブランドだけでなく、Sasaのオリジナルブランドもあります。
スキンケア商品や化粧品も、Sasaならではのお買い得価格で購入できますよ。
Azulejo(アズレージョ)
「Azulejo(アズレージョ)」はポルトガル生まれの青色タイルのことで、本国ポルトガルでは「タイル」そのものをアズレージョといいます。
語源はペルシャ語の「青」を意味する「Lazuli」からきていて、北アフリカで使用されていた釉薬(うわぐすり)を塗布したセラミックのモザイク技術がやがてイベリア半島に伝わりアズレージョが生まれたという説が有力。
マカオでは公園のベンチや建物の外壁などに、このアズレージョが使用されていて市民の憩いの場ともなっています。
お土産品としてマカオで購入したアズレージョのタイルは、壁に掛けたり鍋敷きにしたり、コースターなどさまざまな利用法があるのも人気の秘密です。
スマホケース(Glue Associates)
マカオの女子たちが密かに注目している雑貨店といえば、香港にある「Glue Associate(グリュー・アソシエイト)」。
バックや靴、キッチングッズ、アクセサリーまでそろう雑貨店で、中でもスマホケースはおしゃれでかわいいと大人気です。
店内は白を基調とした内装で清潔感があり、所せましに雑貨類が並べてあります。
お店自体はかつては既婚者向けの警察宿舎だった場所を改装し、アーティストのオリジナル作品や雑貨店、レストランやカフェが集まるおしゃれな「PMQ」内にあります。
時間に余裕があれば、香港まで足をのばしてみてはいかがです?
Glue Associates
住所:s402, block a, pmq, 35 aberdeen street, central, hong kong
電話番号:852-2548-4138
営業時間:13:00~19:30
定休日:なし
URL:https://glueassociates.hk/
マカオのおしゃれ缶詰はお土産にも大人気!
「Loja das Conservas(ロージャ・ダシュ・コンセルヴァシュ)」は、インスタ映えするような可愛らしい缶詰専門店として大人気です。
店内は缶詰店とは思えないようなおしゃれなディスプレイが話題を呼び、ポルトガル製のレトロなデザイン缶詰が主流。
定番のオイルサーディンをはじめ、ツナ、カツオ、サバ、アジなど変わり種も合わせると常時100種類以上あり、店内ではその試食が盛んに行われているので新しい味を発見することもできます。
缶詰一つあたりの値段も500円から700円程度ととてもリーズナブルなので、気に入ったパッケージのデザインでばらまき用として購入するのもいいですね。
Loja das Conservas(ロージャ・ダシュ・コンセルヴァシュ)
住所:9 Tv. do Aterro Novo, Macau
電話番号:853-6571-8214
営業時間:11:00~20:00(ただし土日は21:00まで)
定休日:不定休
URL:https://www.facebook.com/lojadasconservasmacau/
マカオのジャーキーはお土産に持って帰れる?
海外からの加工肉もしくは動物由来製品のほとんどは、現在日本への持ち込みは一切禁止されています。
マカオ版ジャーキーとも言える「肉乾(ろうがん)」もその対象で、持ち込むには検査証明書が必要となります。
肉乾は牛や豚の肉を叩きのばし味をつけて焼いたものを指し、日本でいうところのビーフジャーキーのような固い乾燥肉ではなく、弾力性があり甘い味付けのものや辛いものまでさまざま。
マカオでは肉乾は量り売りが一般的で、先にご紹介した「鉅記餅家(Koi Kei Bakery)」でも購入できるので、お土産用ではなく滞在中のおやつとして試してみるのもいいかもしれませんね。
ブランドや雑貨!お土産の買い物におすすめのマカオショッピングスポット5選!
では、マカオのおすすめショッピングスポットをみていきましょう。
マカオには、以下のショッピングスポットがあります。
- Wynn Esplanade(ウィン・エスプラネード)
- T Galleria By DFS Macau at Shoppes at Four Seasons(Tギャラリア・バイ・DFS・マカオ・アット・フォーシズンズ)
- The Grand Canal Shoppes(ザ・グランド・カナル・ショッパーズ)
- 官也街(タイパビレッジ)
- 大三巴街(ダイサンパーガイ)
続いて、マカオのショッピングスポットを、それぞれ詳しくみていきます。
Wynn Esplanade(ウィン・エスプラネード)
「Wynn Esplanade(ウィン・エスプラネード)」は、カジノホテルで有名なWynn Macau(ウィン・マカオ)内にあるショッピングスポット。
米ラスベガスにも同様のショッピングアーケードがあり、どちらもBVLGARI(ブルガリ)やCHANEL(シャネル)などの高級ブランド店が軒を連ねています。
マカオにはブランドショップやカジノリゾートが数多くありますが、ウィン・マカオは街の中心部に位置しているためアクセスも良好です。
買う・買わないは別としてカジノリゾートを見てみたいという方は、ひとまずウィン・マカオを訪れてみてはいかがでしょう。
Wynn Esplanade(ウィン・エスプラネード)
住所:Macau R. Cidade de Sintra, MO Rua Cidade de Sintra NAPE
電話番号:各店舗による
営業時間:10:00~24:00
定休日:なし
URL:https://www.wynnmacau.com/jp
T Galleria By DFS Macau at Shoppes at Four Seasons(Tギャラリア・バイ・DFS・マカオ・アット・フォーシズンズ)
マカオにはいくつか免税店がありますが、関税フリーのマカオであえて免税店でショッピングをするメリットと言えば、偽物や海賊商品に当たらない正規品を購入できることでしょう。
「T Galleria Macau at Shoppes at Four Seasons(Tギャラリア・マカオ・アット・フォーシズンズ)」は、マカオでも最大級の免税店でホテル・フォーシンズンズ・マカオに隣接した3階建てモール内の1階に位置しています。
1階部分の広いギャラリーはジャンルごとに区分けされていて、一番人気は世界的ファッションブランドが並ぶ「ファッションワールド」、そして化粧品や香水などの「ビューティーワールド」、さらに貴金属類が並ぶ「ウォッチ&ジュエリーワールド」があります。
DFSギャラリア・マカオで購入したアイテムは、無料で滞在先ホテルまで届けてくれるというサービスもうれしいですね。
T Galleria By DFS Macau at Shoppes at Four Seasons(Tギャラリア・バイ・DFS・マカオ・アット・フォーシズンズ)
住所:Level 1, Shoppes at Four Seasons, Cotai Strip®, Macau
電話番号:853-2828-2833
営業時間:10:00~23:00(ただし金土曜は24:00まで)
定休日:なし
URL:https://www.dfs.com/jp/macau/stores/t-galleria-by-dfs-macau-shoppes-at-four-seasons
The Grand Canal Shoppes(ザ・グランド・カナル・ショッパーズ)
「The Grand Canal Shoppes(ザ・グランド・カナル・ショッパーズ)」は、コタイ地区の巨大カジノリゾートThe Venetian Macau(ザ・ベネチアン・マカオ)内にあります。
ラスベガス同様にイタリアのVenice(ヴェニス)をモデルにしたリゾートで、モール内には運河・建物など全てがヴェニスの街並みを再現しています。
モール内は「グランド地区」、「マルコ・ポーロ地区」、「サン・ルカ地区」の3つのエリアに分かれ、他の巨大カジノリゾートと違う点は、高級ブランドだけでなくZARAなどのカジュアルアイテムから化粧品、ジュエリーまで何でもそろうところ。
高級ブティックもいいですが、身近なアイテムが多く見どころ満載なのがうれしいですね。
The Grand Canal Shoppes(ザ・グランド・カナル・ショッパーズ)
住所:Estrada da Baía de N. Senhora da Esperança, s/n, Taipa, Macao
電話番号:店舗による
営業時間:10:00~23:00(ただし金土曜は24:00まで)
定休日:店舗による
URL:https://www.venetianmacao.com/shopping.html
官也街(タイパビレッジ)
「官也街(タイパビレッジ)」はタイパ島で一番にぎやかなストリートで、わずか150mほどの小道の両脇にはぎっしりと地元のお店が軒を連ねています。
マカオならではの伝統あるお菓子店をはじめレストランやカフェも多く集まり、ローカルな雰囲気の中ショッピングを満喫できるスポットです。
もともとロシアのお菓子だった「車厘哥夫(Cherykoff)」と呼ばれるヌガーが、この通りでは有名なお土産品。
高級ブランドやカジノのイメージが強いマカオですが、こういった小さな通りこそ地元ローカルの生活を垣間見るスポットだと思いませんか?
官也街(タイパビレッジ)
住所:TAIPA VILLAGE, RUA DO CUNHA, MACAU
電話番号:店舗による
営業時間:10:00~22:00
定休日:店舗による
URL:https://www.taipavillagemacau.com/
大三巴街(ダイサンパーガイ)
「大三巴街(ダイサンパーガイ)」は一年中観光客でにぎわい、雑貨店やジャーキー店、その他お土産屋さんでぎっしりのストリート。
マカオ名物のエッグタルトやポークチョップバーガーなどの食べ比べも楽しめ、真のマカオを満喫できるスポットと言っても過言ではありません。
とにかく陽気で活気のあるマカオらしい雰囲気に触れることができ、ぶらり散策するのにもおすすめです。
大三巴街(ダイサンパーガイ)
住所:Dasanba Street, Macau
電話番号:店舗による
営業時間:店舗による
定休日:店舗による
URL:ー
マカオのお土産は通販でも買える!
マカオのお土産は、日本に居ながら通販でも購入できます。
うっかりマカオでのお土産品を買い忘れたり、買い物がゆっくりできない(できなかった)場合には通販を利用すると便利。
通販の大手Amazonや大手旅行会社の通販サイトなど、さまざまな方法で購入することができます。
ただし通販サイトのお土産品は一般的に定番アイテムが中心で、レアなものや種類豊富には取りそろえられていないのが現状です。
あくまでも予備知識として、通販の利用を覚えておくといいかもしれませんね。
マカオは異文化体験ができる街
マカオは、ポルトガルと中国の文化が両立した魅力ある街です。
お土産品にもその特徴がよく現れ、ヨーロッパとアジアのいいところがたくさん詰まっています。
カジノと高級ブランドだけではない、マカオの本当の魅力。
旅をすれば、その街の良さと魅力に気づくことでしょう。