【空港の前に】ボストンってどんな街?
アメリカの中で最も古いエリアの一つであるボストンには、歴史的な建造物が数多く残っています。
ボストンは、アメリカの歴史を感じる街並みが揃いながらも、交通機関等が発達しており、生活に不自由のない便利なエリアです。
このような、新しいものと古いものが混在している光景が、ボストンを特徴づける大きな魅了となっています。
スポーツ面でも、MLBのボストン・レッドソックスやNBAのボストン・セルティックスが本拠地を構え、各リーグのシーズン中には、ボストン全体の熱気はさらに上昇。
世界的に有名なハーバード大学とマサチューセッツ工科大学も立地しており、ボストンは学術都市としても有名です。
ボストン空港はどんなところ?空港コードは?
ボストン空港の正式名称は、ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港です。
ボストンの地名を取り、「ボストンローガン国際空港」と呼ばれることも多くなっています。
空港の規模は、その他のアメリカ主要空港に比べると控えめですが、空港内には国際線を含めて4つのターミナルが存在し、2019年1月時点で246都市への便が就航中です。
日本からは、成田空港からボストン空港までの直行便が利用可能。
空港コードは、3文字のIATA表記でBOS、4文字のICAO表記でKBOSとなっています。
ボストン空港にはターミナルが4つ!荷物預かりサービスはある?
ボストン空港の各ターミナルをみていきましょう。
ボストン空港には、以下のターミナルがあります。
- ターミナルA
- ターミナルB
- ターミナルC
- 国際線ターミナルE
なお、ターミナルDは現在使用されておりません。
では、それぞれの「ターミナル」について詳しくみていきましょう。
ボストン空港ターミナルA
ボストン空港ターミナルAではデルタ航空が運行しており、通称デルタターミナルと呼ばれています。
このターミナルAでは、Delta Sky Clubをラウンジとして利用可能です。
ショッピング店として、音楽機器を販売する『Inmotion Entertainment』や、おしゃな洋服のお土産の購入場所としておすすめの『New Engrand Collections』などがあります。
スターバックスやダンキンドーナツなどの有名飲食チェーン店もあり、飛行機出発前の時間の埋め合わせがしやすいターミナルです。
ボストン空港ターミナルB
ターミナルBは、北側と南側で分かれています。
北側にはアメリカン航空、南側では同じくアメリカン航空とアラスカ航空が運行中です。
「American Airlines Admirals Club」や「United Club」をラウンジとして利用できます。
ショッピング店としては、ビジネスバッグやキャリーケースを販売している『TUMI』や、サングラス専門店である『Sunglass Hut』などがあります。
日本にいる時には輸入しないと手に入れられない本場の店も多いので、ボストン空港利用の機会に購入するのもありですね。
その他、サンドイッチを販売する『Potbelly Sandwich Shop』や 、ピザ専門店の『WPizza by Wolfgang Puck』など、お手軽な飲食店も揃っています。
ボストン空港ターミナルC
ターミナルCでは、エア・カナダ 、メサ航空、ケープエアー 、CommutAir、ミッドウエスト航空、ユナイテッド航空が運行中です。
このターミナルCには、「The Lounge - Aer Lingus / Emirates」と「 USO Lounge 」という2つのラウンジがあります。
アメリカのファッションブランドである『Victoria's Secret』や、日本では輸入経由でしか購入できない洋服が揃う『Black Dog』など、現地ならではのレアアイテムも購入可能です。
その他、サンドウィッチ専門店の『COSI』やハンバーガーショップの『Wahlburgers』など、日本では珍しい飲食店も揃います。
ボストン空港国際線ターミナルE
国際線ターミナルEでは、エアリンガス、日本航空、エアジャマイカ、エールフランス、ブリティッシュエアウェイズ、アイスランド航空、ルフトハンザドイツ航空など、海外とボストンをつなぐ多くの航空会社が運行しています。
こちらの国際線ターミナルでは、「The Club」「Air France Lounge」「British Airways Terraces Lounge」のラウンジが利用可能です。
高級バッグや財布などを取り扱う『Michael Kors』、筆記具ブランドである『Montblanc』などがあり、ショッピング店も充実しています。
グリル専門店の『Durgin Park』、海鮮料理を食べられる『Legal Sea Foods 』があったりと、空港ならではの贅沢な食事も楽しめることでしょう。
また、ボストン空港では全ターミナルにおいて、荷物預けができる場所は用意されていません。
ボストン空港はシャトルバスが便利!
ボストン空港では、ターミナルA〜Eをつなぐ無料シャトルバスが運行しています。
各ターミナルの距離はそれほど離れておらず、徒歩でも移動が可能ですが、出費なしでシャトルバスを利用できるのは嬉しいことですね。
各ターミナルにて、ボストン空港ならではのショッピングや飲食が楽しめる店が揃っているので、飛行機出発前に、無料バスを使ってボストン空港ツアーをするのもありかと思います。
ボストン空港に到着したら。市内までのアクセスは?
ボストン空港からは、市内へのアクセスも充実しています。
アクセス方法は以下の6つです。
- 地下鉄
- エアポートシャトル
- シャトルバン
- タクシー
- ウォーターシャトル/ウォータータクシー
- レンタカー
各交通機関を確認していきましょう。
市内までのアクセス①:地下鉄
空港からボストン市内へは、地下鉄でのアクセスが可能です。
そしてこの地下鉄には、ブルーラインとレッドラインと呼ばれるものがあります。
ブルーライン
ボストン空港の最寄駅として、「エアポートステーション」があります。
この駅からボストン市内をつなぐのが、ブルーラインです。
レッドライン
地下鉄レッドラインもブルーラインと同様、ボストン空港から市内へのアクセスが可能です。
加えて、レッドラインではハーバード大学やマサチューセッツ工科大学へも運行されています。
市内までのアクセス②:エアポートシャトル
ボストン空港から、バックベイ地区へのエアポートシャトルが運行しています。
こちらのバスは各ターミナルに発着所があり、20分間隔で利用可能です。
運賃は約800円になります。
市内までのアクセス③:シャトルバン
行き先を指定して複数人で乗る事のできるシャトルバンも便利です。
市内中心部まで、2000円程度の運賃が目安となります。
市内までのアクセス④:タクシー
ボストン空港の各ターミナルには、タクシー乗車できる場所が用意されています。
道路の混雑状態にもよりますが、市内中心部まではおよそ30分の所要時間が目安です。
目的地によって、3000円以上の出費が目安となります。
市内までのアクセス⑤:ウォーターシャトル/ウォータータクシー
ボストン空港では、珍しいウォーターシャトルとウォータータクシーのサービスを利用できます。
このサービスでも、空港から市内への移動が可能です。
料金は約1300円と割高ですが、アクテビティとして一度は利用してみたい移動手段ですね。
市内までのアクセス⑥:レンタカー
ボストン空港からレンタカーに乗って市内へ行くのも、一つの手段です。
この場合には、空港到着前の時点でレンタカーを手配しておくのが良いでしょう。
空港からは、全部で12つのレンタカー会社を手配可能です。
また、レンタカーを運転するためには、国際免許証が必要となる点に注意してください。
ボストン空港で乗り継ぎ!入国や出国の手続きは?
ボストン空港到着後に乗り継ぎを行う場合も、アメリカへの入国審査が必要になります。
入国審査には、航空機内にて渡される入国カードの記入が必要になりますが、米国事前渡航認証の取得者はこれが不要になります。
また、アメリカの特徴として、出国の審査が必要ないことが挙げられます。
ボストン空港から他国へ出発する際にも、出国審査を受けることなく、そのまま手荷物検査を受けることができるのです。
ボストン空港の免税店とおすすめのお土産5選!
ボストン空港のターミナルA~Eでは、それぞれ免税店が利用可能です。
『CHANEL』や『Dior』などのブランド品も免税で購入可能になっています。
加えて、ボストン空港ではお土産購入場所としておすすめな店舗も多数存在します。
ボストン空港で見つけることができるおすすめのお土産は、主に以下の5つです。
- L'Occitane
- Boston America!
- New England Collections
- Vineyard Vines
- Michael Kors
それでは、各お土産を順番に見ていきましょう。
おすすめのお土産①:L'Occitane
ターミナルAの出発エリアにある『L'Occitane (ロクシタン)』は、日本でも人気の化粧品メーカーです。
日本では通販での注文が主流である品を、ボストン空港では直に購入する事ができます。
おすすめのお土産②:Boston America!
ターミナルBの出発エリアにある『Boston America!』では、名前の通りボストンのご当地アイテムをお土産として購入する事ができます。
アパレル商品やマグカップなどの小物を取り扱っているお店です。
おすすめのお土産③:New England Collections
ターミナルCの出発エリアにある『New England Collections』には、アパレル商品やぬいぐるみ、他にもキーチェーンなどが販売されています。
日本では手に入らないレアアイテムが多数です。
おすすめのお土産④:Vineyard Vines
ターミナルCの出発エリアにある『Vineyard Vines』は、大人用の服から子供用の服を取り扱う、アメリカ発祥のアパレルブランドです。
日本では主に通販でしか手に入らないため、お土産として良い選択肢であるはず。
おすすめのお土産⑤:Michael Kors
ターミナルEの出発エリアにある『Michael Kors』では、質の高いバッグや財布などが販売されています。
日本では、高級デパートなどに出店されているブランドですね。
ボストン空港のレストランは?24時間開いているお店はある?
ボストン空港には、各ターミナルにおいしいレストランが揃い、さらに日本ではお目にかかれない店が多くなっています。
海鮮料理店、グリル店、カリフォルニアレストランなど、バラエティ豊かな料理が集結。
また、飲食店としては、ターミナル各地にあるダンキンドーナツは24時間営業している店舗が多くなっています。
ターミナルA到着エリア、ターミナルB出発エリア、ターミナルC到着エリア、ターミナルE1F到着エリアのダンキンドーナツは1日中利用することが可能。
ボストン空港へは、お腹を空かせた状態で行くと、より楽しめるようになるかもしれません。
ボストン空港に近くて便利!おすすめホテル3選!
では、ボストン空港近くにはどのようなホテルがあるのでしょう。
ボストン空港近くには、以下のホテルがあります。
- ヒルトン ボストン ローガン エアポート
- ハイアット ハーバーサイド ホテル
- エンバシー スイーツ ボストン ローガン エアポート
続いて、それぞれのホテルを詳しくみていきます。
ヒルトン ボストン ローガン エアポート
ボストン空港に直結しているヒルトン ボストン ローガン エアポートは、空港内の全ターミナルに無料シャトルバスが通る便利な宿泊先です。
世界的に展開されているヒルトンホテルで、贅沢な宿泊体験をすることができます。
ヒルトン ボストン ローガン エアポート
住所:One Hotel Drive, Logan International Airport, Boston, MA 02128-5500
電話番号:+1-617-568-6700
営業時間:チェックイン 16:00/チェックアウト 11:00
定休日:なし
URL:https://hiltonhotels.jp/hotel/boston/hilton-boston-logan-airport
ハイアット ハーバーサイド ホテル
ボストン空港からわずか1.4kmの距離にあるハイアット ハーバーサイド ホテルは、名前の通り海岸沿いの好立地にある高級ホテルです。
空港までの無料送迎バスもあり、アクセスも便利になっています。
海岸からの素晴らしい景色を楽しみながら、充実した設備に囲まれ、至福の一時を過ごすことができるでしょう。
ハイアット ハーバーサイド ホテル
住所:101 Harborside Drive, Boston, MA 02128-2918
電話番号:+1 617 568 1234
営業時間:チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
定休日:なし
URL:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/massachusetts/hyatt-regency-boston-harbor/bosha
エンバシー スイーツ ボストン ローガン エアポート
全室にスイートルームが用意されているエンバシー スイーツ ボストン ローガン エアポートは、空港と市内各地へのアクセスが便利な高級ホテルです。
ボストン空港と、市内地下鉄への無料シャトルバスが用意されています。
エンバシー スイーツ ボストン ローガン エアポート
住所:207 Porter Street Boston, MA 02128
電話番号:+1 617 567 5000
営業時間:チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
定休日:なし
URL:https://hhonors.hiltonhotels.jp/hotel/boston/embassy-suites-boston-at-logan-airport
【番外編】ボストンのおすすめの観光地5選!
続いて、ボストンの観光地をみていきましょう。
ボストンでおさえておきたい観光地は以下の5つです。
- ボストン美術館
- ハーバード大学
- ボストンコモン
- ボストン公共図書館
- クインシーマーケット
続いて、ボストンの観光地をそれぞれ詳しくみていきます。
ボストンの観光地①:ボストン美術館
世界最大級の展示物を擁するボストン美術館は、ボストン滞在中にはぜひ言っておきたい名所になっています。
館内の鑑賞物の多さゆえに、1日で全てを見回るのはおそらく不可能です。
展示品はアメリカ発祥のものだけでなく、世界各地から集められてきたものもあり、中には日本の美術品も登場します。
ボストン美術館
住所:465 Huntington Ave, Boston, MA 02115
電話番号:+1 617-267-9300
営業時間:10:00~17:00(水~金は22:00まで)
定休日:おもな祝日
入場料や利用料:大人約2700円
URL:https://www.mfa.org/
ボストンの観光地②:ハーバード大学
世界でもっとも有名な大学の一つであるハーバード大学も、ボストンに所在しています。
1636年に創立された、アメリカ最古の大学です。
大学に入学しない限り、無断で敷地内に立ち入ることはできませんが、ハーバードでは学生ガイドによるキャンパスツアーが無料で実施されています。
ガイド付きの観光地として、訪問してみるのもありです。
ハーバード大学
住所:1350 Massachusetts Avenue, Cambridge
電話番号:+1 617-495-1573
営業時間:9:00~ 17:00(キャンパスツアー)
定休日:日曜
入場料や利用料:無料
URL:https://www.harvard.edu/
ボストンの観光地③:ボストンコモン
ハーバード大学よりもさらに前の1634年に創立されたボストンコモンは、アメリカ最古の公園です。
ダウンタウンの中心に位置し、広々とした敷地内で伸び伸びと楽しめる観光地になっています。
ボストンコモン
住所:139 Tremont St, Boston, MA 02111
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:https://www.boston.gov/parks/boston-common
ボストンの観光地④:ボストン公共図書館
図書館でありながらも、美術館のような美しい出で立ちをしているボストン公立図書館。
書物を一般に無料公開した史上初めての図書館であり、歴史的な施設である事も間違いありません。
ボストンでしか味わえないこの図書館の雰囲気は、確実に体感する価値があります。
ボストン公共図書館
住所:700 Boylston St, Boston, MA 02116
電話番号:+1 617-536-5400
営業時間:9:00~21:00(金~土は17:00まで、日は13:00~17:00)
定休日:おもな祝日
入場料や利用料:無料
URL:https://www.bpl.org/
ボストンの観光地⑤:クインシーマーケット
観光客で賑わうクインシーマーケットでは、様々なショッピングとグルメを楽しむ事ができます。
現地のお土産を購入する上でも、最適な場所です。
ボストンの街並みを体感しつつマーケットを楽しむ事もできる、ボストン観光には外せないスポットになります。
クインシーマーケット
住所:206 S Market St, Boston, MA 02109
営業時間:10:00~21:00(日は0:00~18:00)
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:http://www.quincy-market.com/
ボストン空港を使って、アメリカの歴史体験を!
歴史の詰まった街であるボストンは、観光地としてとても魅力的なスポットです。
そして、ボストンへの入り口となるボストン空港も、各ターミナルに見所のある楽しい施設となっています。
ボストン空港を利用して、ボストンにある様々な観光地を楽しんできてください!