パワースポット!マノアの滝ってどんなところ?
マノアの滝はホノルルの北部にあるマノアと呼ばれているエリアにある滝です。
マノアの滝に向かう途中は緑の木々が生い茂る熱帯雨林のジャングル(マノア渓谷)が広がっており、大人の身長を悠々超える巨大なバンヤンツリーのトンネルをくぐったり、日本ではを目にかかることがない野生のジャクソン・カメレオンなどにも出会うことができるかもしれません。
一般の観光客がハイキングしやすいように道は歩きやすいように階段など整備はされていますが、平坦な道ばかりではなく、多少ぬかるんだ滑りやすい道や段差もありますが、それほど険しい道ではないので、初心者にも無理なく楽しめる約1時間のハイキングコースがあります。
最近は芸能人も度々このマノアの滝を訪れることもメディアで取り上げており、他にも映画「ジュラシックパーク」やアメリカの人気ドラマ「LOST」のロケ地として使用されたこともあり、日本のみならず、世界中から観光客がマノアの滝や熱帯雨林の湿地帯を体感するために多くの観光客が連日訪れる人気観光地として知られています。
またこのマノアでは虹が多くみられると言われていますが、マノアの滝には「虹の女神カハラオプナの伝説」が言い伝えられており、パワースポットとしても知られています。
フラにはカハラオプナを題材にしたものもあり、このマノアの滝はハワイの人々にとって神聖で大切な場所とされています。
マノアの滝が落石で閉鎖って本当?
実は2018年8月にマノアの滝のトレイルコースが地滑りの為閉鎖をしていました。
マノアの滝の池付近での落石確認と落石の調査、処理と現地での安全確認の調査が実施されるため、一般の観光客の入場が禁止になっていました。
どのような状況だったのかというと、地滑りが起きたのが2018年9月21日の夕方5時頃。
地滑りにより、巨大な岩や樹木、土砂がマノアの滝壺近くまで堆積しており、ケガ人はいなかったものの、非常に危険な状況だった様子です。
土砂の被害は滝の周辺での落石が最も酷く、観光客がマノアの滝に向かう途中にある長い階段の多くが土砂崩れにより、階段もドロドロで大変危険な状況でした。
2018年10月8日にハワイ州土地天然資源局(DNLR)が現地で調査をした結果、安全調査が完了したため、トレイルが再開されたと報道されました。
現在は滝の周辺もトレイルコースの階段もきれいに整備されたので安全にハイキングを楽しめます。
マノアの滝への行き方は?入場料はかかる?
マノアの滝はホノルルの北部に位置するマノア地区にあり、この地区には住宅街やハワイ大学もあり、ワイキキ中心部からおよそ20分のところにあり、大変アクセスが便利なところに位置しています。
マノアの滝の開園時間は日の出から日没までとなっており、入場料はなんと無料です。
これだけの観光スポットなのに無料で楽しめるなんて驚きですよね。
マノアの滝までのアクセス方法は3パターンあります。
バス、車、自転車です。
ここでは、それぞれのアクセス方法を詳しく説明します。
The Busで行こう!
バスでマノアの滝を目指す場合は、アラモアナショッピングセンター前5番バスに乗車し、マノア渓谷(Manoa Valley)行きになりますので、終点で降りれば到着でおよそ乗車時間20分になります。
バス停からトレイルの入り口までは約10分程歩いてすぐです。
バスの料金は片道2.75ドル。
車で行こう!駐車場は?
車の場合は、レンタカーかタクシーの方法がありますね。
まずタクシーの場合は、格安タクシーUBERを利用するとだいぶ安く済むのでおすすめです。
例えば、ワイキキの中心部のホテルからマノア渓谷の駐車場まで20分乗車し、片道約20ドル前後になります。
別途チップを発生することをお忘れなく。
またワイキキでも、アラモアナショッピングセンター側から乗車すると更に安く乗車できるかもしれませんのでこちらも合わせておすすめです。
次にレンタカーの場合ですが、駐車料金が5ドル発生します。
駐車場に車を停車した後、駐車場隣にあるRainbows End Snack Shopで支払います。
駐車チケットを忘れずにダッシュボードに置いておきましょう。
ここで注意が駐車場が混み合いますので、9時半前には到着することをおすすめします。
また周辺のマノアは住宅街や大学がある場所なので朝の時間は通勤や通学で非常に道路が混雑しますし、マノアの滝は人気観光地ですので、朝にマノアに向かう際はこのことを踏まえていつもの2倍くらい時間が掛かると考え時間に余裕を持って出発することも必要かもしれません。
自転車で行こう!
自転車で行くのもおすすめです。
駐車場や道路の混雑なども考える必要もないのでその点は便利です。
またハワイの清々しい風を感じながらのサイクリングは格別ですね。
ワイキキの中心部から自転車に乗り慣れている方であれば1時間ちょっとで到着できます。
意外と近いですね。
ワイキキの免税店の隣に自転車やバイクをレンタルできるお店があり、レンタルも一日20ドルで貸出ししてもらえます。
マノアの住宅地を進んでいくと突然森が出現する、ここが入り口になりますので自転車を停車することになります。
マノアの滝をハイキング!初心者でも大丈夫?
マノアのハイキングトレイルは全体が約1.3kmの長さ、標高差は110mと非常に緩やかで短めなトレッキングコースとなっているので、ハイキングが慣れていない初心者向けと言えます。
小さなお子さんやご年配の方も多く参加されており、ハイキングに慣れている方には物足りなさも感じるくらいの気軽に行けるハイキングコースですので、あまり心配をされなくても大丈夫です。
ハワイ在住の方にとっては身近に行ける散歩コースにもなっているようで、幼い子供連れのファミリーも多くみられます。
蚊がとても多いので、虫よけスプレーなどの対策は必須です。
小さなお子さんは足元が滑りやすくなっているので、段差が多い道やぬかるんでいるところは気を付けましょう。
また子供が同伴の際には、靴下や念のため汚れてもいいように着替え、替えのスニーカーを準備するといざという時に安心です。
雨が突然降りだすこともあるので、子供に便利なポンチョもあると便利ですね。
比較的短い距離のハイキングコースですが、そうはいっても1時間ちょっとはマノアの滝まで片道の時間を要するので、こまめな水分補給を心掛け、無理をせずのんびりとワイキキとは違う景色を堪能しながらハイキングを楽しむことをおすすめします。
マノアの滝って泳げるの?
マノアの滝の滝壺は水が溜まっており、池のようになっています。
開放的でそれほど危険ではない滝の水量を目の前にするとどうしても泳ぎたいと思ってしまいます。
しかし、マノアの滝の周辺は立ち入り禁止、遊泳禁止エリアですのでどんなに泳ぎたくても泳いではいけません。
昔は泳ぐことも出来たようで、この場所を訪れる観光客はマノアの滝のゴールで泳ぐことを楽しんでいたこともあるようです。
理由は色々あるようですが、管理スタッフの話では、水質があまり良くない事や過去に土砂崩れが発生してしまったので危険と判断された点を踏まえ、現在は滝壺での遊泳を禁止となっているようです。
実はマノアの滝の滝壺と限らず、ハワイの池や川の淡水には人間に有害なバクテリアが含まれているとされており、過去にはこのバクテリアに感染し、死亡した例も報告されているため十分注意が必要なことをしっかり認識しておきましょう。
マノアの滝に行くときのおすすめの服装は?
ハワイはリゾート地なので日中はショッピングやビーチ、観光がメインなのでカジュアルなノースリーブに短いパンツのような服装やディナーはおしゃれなワンピースでかけることを想定して服装選びをすると思いますが、マノアの滝に行くときには服装は注意が必要です。
太陽の光が降り注ぐ、カラッとしたワイキキ中心部とは全く違う、マノアの滝周辺はまるでジャングル。
この場所一帯は熱帯雨林気候に属しているため、この周辺だけ雨雲が覆っていたりと天気が変わりやすく突然雨が降り出したりすることも多いです。
スカートなどではとても行くことはできませんので、Tシャツにパンツなど、もしも汚れても大丈夫なそんな服装で向かいましょう。
また突然雨が降ってきたりした時に備え、薄手の上着も持っていかれることをおすすめします。
マノアの滝までは初心者向けのトレイルコースであっても、ぬかるんで歩きにくいところを通りますのでビーチサンダルやハイヒール、パンプスなどではなく、しっかりとしたスニーカーを履きましょう。
泥で汚れても大丈夫なスニーカーをおすすめします。
マノアの滝に行くときのおすすめの持ち物は?
おすすめの持ち物①:虫よけスプレー
マノアの滝に行く途中の森林は虫が多く、特に蚊が多いです。
くれぐれも虫よけスプレーはお忘れにならないように注意しましょう。
子供に使う場合は天然素材のものが安全です。
おすすめの持ち物②:スニーカー
ぬかるんだ道を歩いていくのでスニーカーで向かいましょう。
その際に、高価なスニーカーは泥だらけになりますのでリーズナブルなスニーカーを購入するのがおすすめです。
おすすめの持ち物③:リュックサック
両手が使えるように必ずリュックやバックパックで行くようにしましょう。
歩いていても肩が痛くなりにくいようにしっかりした作りの物を購入しましょう。
綿素材よりもナイロンタイプの素材などのが急な雨が降った時も水を弾く素材の物を選ぶのもおすすめです。
おすすめの持ち物④:ウエストポーチ
リュックの他にも小物や頻繁に使うものはウエストポーチを使用して収納すると便利です。
ペットボトルなどの飲み物も入るある程度サイズの大きめのウエストポーチの方が重宝します。
すぐに水分補給も頻繁にできるのでおすすめです。
おすすめの持ち物⑤:レインコート
急に雨が降る場合の多いマノアの滝のエリア。
折りたたみ傘も良いですが、出来るだけ両手が空いた方が安全面では良いでしょう。
上下セパレートタイプのレインコートはぬかるんだ道や泥水の多い場所でも安心です。
おすすめの持ち物⑥:痒み止め
蚊が多いので念のため虫よけスプレーだけでなく、痒み止めも持っていくと安心です。
また虫以外にも草花などでかぶれたりすることもかんがえられますので薬はポーチに入れるなどしてすぐに使えるようにすると便利ですね。
おすすめの持ち物⑦:ビニール袋
泥だらけになりやすいので汚れたものを入れる袋は必須です。
ビニール袋でも良いですが、ジップロックは破れにくく万が一の時も安心です。
また替えの靴下なども事前に準備して入れていくこともおすすめです。
マノアの滝はツアーもいろいろ!
マノアの滝のツアーは色々あり、専用車で宿泊ホテルまで送迎に来てもらえ、バスの中からハワイ大学マノアキャンパスを車窓観光し、マノアのトレイル入り口からマノアの滝までハイキングをしながら、日本語のガイドが案内してくれるツアーやマノアの滝のトレイルを楽しんだ後にランチを味わえるツアーなど。
個人で自由に動けるプランも気楽ですが、ガイドによる説明などで深くマノアの滝を知ることができるのもツアーの良さですね。
マノアの滝周辺でランチを食べるなら?おすすめのカフェ3選!
- スターバックスコーヒー マノア店
- モーニング グラス コーヒープラスカフェ
- コーヒー・ビーン&ティー・リーフ マノア
スターバックスコーヒー マノア店
https://www.instagram.com/p/BbrEwW7hFe9/
緑色の外観が印象的なこちらのカフェは、有名なスターバックスコーヒーのマノアのお店です。
ハワイを特集にした情報誌などでも取り上げられるマノアのスターバックス店は、ハワイの中でも独特な雰囲気が特徴の店舗でハワイ大学のキャンパスも近いエリアなので学生も多く来店することで人気のカフェとなっています。
スターバックスコーヒー マノアバレー店
住所:2902 E Manoa Rd, Honolulu, HI 96822
営業時間:4:30~22:00
定休日:無休
URL:http://www.starbuckshawaii.com/
モーニング グラス コーヒープラスカフェ
店内は温かい木のぬくもりが感じられるアットホームな雰囲気のカフェ。
スタッフもフレンドリーでマノア渓谷のすぐそばにあるので絶景と評判のお店です。
他では味わえない絶景を見ながら食べる朝食は思い出に残ること間違いなし。
アメリカらしい定番の朝食「マカロニ&チーズパンケーキ」がおすすめです。
モーニング グラス コーヒープラスカフェ
住所:2955 East Manoa Road, Honolulu
電話番号:808-673-0065
営業時間:7:00~16:00
定休日:日曜日
URL:http://www.morningglasscoffee.com/menu/
コーヒー・ビーン&ティー・リーフ マノア
コーヒー・ビーン&ティー・リーフは、日本でも人気のカフェですが、こちらのお店のマノア店は観光客のみならず、地元マノア地区の住民やハワイ大学の学生にも人気で連日賑わっているカフェです。
店内ではハワイ限定のメニューも提供しているのでマノアを訪れる際には味わってみては。
コーヒー・ビーン&ティー・リーフ マノア
住所:2752 Woodlawn Dr, Honolulu, HI 96822
電話番号:808-737-9900
営業時間:5:30~21:30
定休日:無休
URL:http://coffeebeanhawaii.com/store-location/manoa
癒しのパワースポットマノアの滝
ワイキキからわずか20分でこれほどてつかずの大自然がハワイにあるとは本当に驚きですね。
ハワイは島全体がパワースポットと言われていますが、マノア渓谷やマノアの滝に来ることで癒され、体の中から浄化されるようなそんな感覚になるのも頷けます。
ぜひ次のハワイ観光にはマノアの滝を訪れてみるのはいかがでしょう。