ハナウマベイとは?
ハナウマベイ(ハナウマ湾)は火山の噴火によってできた湾で、遠浅で波が穏やかなため、観光スポットとしても人気が高いビーチです。自然保護区に指定されているため、多くの熱帯魚が生息し、高台からの景色も美しいオアフ島でも人気のビーチです。
ビーチにはトイレ、更衣室、シャワーが完備されています。ビーチにはレストランや軽食のショップはなく、エントランスに1軒ショップがありますので、飲み物や軽食、スナックなどはビーチに降りる前にショップで購入できます。
サンドウイッチやバーガー、ホットドッグなどの軽食やパレオ、Tシャツなどのお土産物が販売されています。ドリンクも販売していますが、割高なのでワイキキからの持参をお勧めします。
シュノーケルのレンタルショップがありますので道具を持っていない方はレンタルすることもできます。レンタルショップにはロッカーがありますので、貴重品はロッカーに預けられます。
ロッカーの代金は大$10,小$8と少し高めです。数に限りもありますので、なるべく貴重品は持たずに行き、最低限のものは防水ポーチなどで持ち歩く方が良いでしょう。
ハナウマベイに入るのは厳しい?【入館料/ビデオ上映】
ハナウマベイに入るには入館料が必要
ハナウマベイは自然保護区に指定されています。他の公共のビーチとは異なり、有料です。入場料は$7.5/1名です。
12歳以下の子供は入場料無料です。自然保護区として美しく保たれた遠浅のビーチで時間制限なく楽しめるので、それほど高くはない料金です。
入場料やシュノーケル道具がセットになっているオプショナルツアーもあるので、面倒な方は各旅行会社のオプショナルツアーに参加すると良いでしょう。
毎週火曜日は休園日となりますので、ご注意ください。
ハナウマベイに入るには環境保全に関するビデオを見ないといけない
ハナウマベイは自然保護区に指定されているため、入場するためには環境保護に関するビデオを見ることが義務となっています。窓口でチケットを購入すると、ビデオの上映時間が記載されています。
上映時間になったら、シアターに行きビデオを見ます。ビデオはハナウマベイに関する歴史や環境保護に関して10分ほどの内容となります。全編英語ですが、日本語の通訳レシーバーもあります。
上映までの待ち時間はトレイルの上からハナウマベイの絶景を見下ろせる絶好の時間です。ビーチに行く前に美しい全景を楽しんだり、写真を撮ったりして上映を待つと良いでしょう。
ビデオ学習は1年間有効となりますので、1年以内に再訪する可能性がある場合は上映後、名前を登録すれば次回の入園の際にビデオ視聴を免除されます。ビデオ内にはハナウマベイでの禁止事項の案内もあります。
ハナウマベイでは飲酒、喫煙、貝殻や砂などの海やビーチにある自然物の持ち出し、魚にの餌付け、水溶性の日焼け止めの利用などが禁止されています。
美しい自然を守るためにも、ルールを守って楽しく、遊びましょう。
ハナウマベイでシュノーケリング体験!
ハナウマベイに到着し、ビデオを見たらトレイルからビーチに向かいます。ビーチまでは200mほどの坂道となっています。
小さなお子様やご高齢の方がいらっしゃる場合、歩きたくない方には有料でビーチまでのトロリーが利用できます。料金は片道$1.25です。
ビーチに到着したら、いよいよお楽しみのシュノーケル。ハナウマベイにはシュノーケルスポットが複数あります。
熱帯魚はサンゴ礁の付近に多くいますので、サンゴ礁の近くでシュノーケルをするのがお勧めです。初心者にもお勧めのポイントはキーホールです。
初心者の方はサンゴ礁のリーフの内側でシュノーケルをするのがオススメです。サンゴで怪我をしないように注意が必要です。
複数のポイントがありますので、透明度が悪い場合は他のポイントもチェックして見てください。ビーチに近いエリアは砂も多いく、人も多いため透明度が悪い場合があります。
泳いでいくうちに透明度が変わってきますので、サンゴ礁に沿って色々な場所を試してみることをオススメします。経験者の方は少し深く潜ったり、サンゴ礁の外側を探索してみるのも良いでしょう。
サンゴ礁の外側は急に潮が速くなったり、急に深くなったりするので、特に注意してシュノーケルを楽しんでください。シュノーケルをしなくても、浅瀬でも熱帯魚が見られますので、小さなお子様も十分楽しむことができます。
運が良ければウミガメに出会うことができるかもしれません。
ハナウマベイでシュノーケリングをするのにおすすめの持ち物
- 水着
- タオル
- レジャーシート
- ビーチサンダル・マリンシューズ
- ラッシュガード
- ドリンク、軽食
ハナウマベイおすすめの持ち物①:水着
水着は必需品となります。更衣室はありますが、混んでいる場合もあるので、水着はあらかじめ着用しておき、帰るときに水着から着替えの服に着替えた方が効率的です。
ハナウマベイおすすめの持ち物②:タオル
売店でも販売していますが、ホテルから持参した方が良いです。ハワイのホテルではお部屋用のタオルとビーチ用タオルが分かれている場合が多いです。
ビーチ用タオルの貸し出し場所はホテル内のプール付近にある場合が多いです。ビーチ用タオルがないホテルに宿泊する場合はABCストアなどで安価なタオルを購入しておきましょう。
ハナウマベイおすすめの持ち物③:レジャーシート
レジャーシートもABCストアで畳素材のゴザが販売されています。1畳から2畳程度のもので$3〜$5程です。
くるくるとヨガマットのように丸めて持ち運びできます。
ハナウマベイおすすめの持ち物④:ビーチサンダル・マリンシューズ
ビーチサンダルは必需品となります。さらにアクティブに海で遊ぶ方はサンゴ礁に傷つけられないようマリンシューズの着用をお勧めします。
ハナウマベイおすすめの持ち物⑤:ラッシュガード
水溶性の日焼け止めの利用が禁止されています。日焼けしたくない方は思い切ってラッシュガードを利用してみてはいかがでしょうか。
特にシュノーケル中は背中だけ日焼けしてしまうことも多いので、シュノーケルメインで楽しみたい方はラッシュガードを持参し、日焼けを気にせずシュノーケルを楽しみましょう。
ハナウマベイおすすめの持ち物⑥:ドリンク、軽食
入り口の売店でも軽食やドリンクを販売していますが、割高となります。温かいものを食べたい場合は入り口の売店を利用しましょう。
フルーツやサンドウイッチなどの軽食はABCストアなどワイキキで購入して、持参した方がリーズナブルです。長時間滞在したい方は軽食も用意した方が良いですが、朝からハナウマベイに行き、ワイキキに戻ってからランチを食べる方がハワイのグルメも満喫できるので、オススメです。
ハナウマベイはレンタルグッズも充実!
ハナウマベイではシュノーケル道具のレンタルができます。レンタルにはデポジット$50が必要となります。デポジットはレンタル返却後に戻ってきます。
レンタルグッズの料金はマスク、ドライシュノーケル、フィンのセットで $20、マスクとシュノーケルのセットで$12、フィンだけのレンタルは$9となります。
フルフェイスタイプのニンジャマスクはシュノーケルとマスクが一体となっていて、鼻と口の両方で息ができます。
マウスピースをくわえる必要がなく、顔を濡らさずにシュノーケルを楽しむことができ、視界も180℃と広く、本格的にシュノーケルを楽しみたい方にはオススメです。料金はニンジャマスクとフィンのセットで$40です。ハワイ滞在中に何回かシュノーケルをする予定がある方はシュノーケルセットを購入した方がお得ですね。
ABCストアやコココーブといったコンビニやウォルマート、ドンキホーテ、ターゲットのなどのスーパーでもマスクやシュノーケルをたくさん販売していますのでチェックして見てください。
ハナウマベイ周辺の天気やおすすめの時期は?
ハワイは年中常夏のイメージがありますが、日本の冬にあたる時期は雨季となり、雨が多い時期です。日が落ちてからは長袖が必要なほど寒い日もあります。
また地域によっても天候が変わりやすく、ワイキキは晴れているのに、北東部は雨が降っているということも多いです。冬になるとノースショアのビックウェーブにサーファーが集まってくることが有名ですが、夏の時期は南側のワイキキは冬と比べると波が高くなります。
ハナウマベイも波に関しては夏場が高く、冬は穏やかになります。ハナウマベイは年中遊泳可能ですが、他のオアフ島のエリアと同様冬は気温が低くなり、夏は日差しが強くなります。
冬は波が穏やかで透明度が高くなる一方、海に入るには少し寒いので長時間の遊泳を避け、しっかり防寒をすることをお勧めします。夏の日差しは思いの外強いので日よけがないハナウマベイでは長期の滞在は避け、日焼け止めやラッシュガードなどの日焼け対策が必要です。
ハナウマベイでのランチは?
ビーチにはレストランやショップはありません。飲食の持ち込みはOKなので、ランチをハナウマベイで食べる場合はワイキキから購入したものを持参するか、入り口のフードスタンドで購入するかのどちらかとなります。
フードスタンドのメニューはプレートランチ、ハンバーガー、ホットサンド、ラップ(具材をトルティーヤで巻いたタイプのラップサンド)、フライドポテトやホットドッグ、アイスクリームなどがあります。ドリンクはミネラルウォーターやジュース類、ホットドリンクも販売しています。
営業時間は8:30〜16:00となります。ビーチに売店はありませんので、必要なものはあらかじめトレイルを降りる前に購入しておくと良いでしょう。
ワイキキ市内からハナウマベイへのアクセス方法
では、ハナウマベイへのアクセス方法をみていきましょう。ハナウマベイには、以下のアクセスがあります。
- The bus
- レンタカー
- トロリー
続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。
The bus
様々なアクセス方法がありますが、一番安くハナウマベイに行けるのはThe bus
です。2018年1月 1日より料金が改定され、一般(片道)$2.75、1日のり放題のワンデーパスが$5.5となります。5歳以下の子供は大人1名につき1名まで無料です。6〜17歳は片道$1.25ワンデーパス$2.5、65歳以上は片道$1、ワンデーパス$2となっています。
ワイキキからハナウマベイへは片道約40分。22番のTheBeachBus-Waikiki Beachに乗車します。時刻表はこちら。
始発はkalakaua olohanaというバス停になります。このバスはとても混み合いますので、始発から乗車することをお勧めします。
平日は1時間に1本程度、土日祝は30本に1本程度、火曜はハナウマベイが休園のため、ハナウマベイには停車しません。
帰りのバスはシーライフパークなどを経由してくるため、ハナウマベイが始発ではありません。行き以上に混み合う可能性が高いので、The busを利用する場合は帰りの時間やバスに並ぶ時間も考慮して滞在時間を考えておく必要があります。
レンタカー
ハナウマベイには駐車場がありますが300台ほどのスペースとなるため、レンタカーを利用する場合は朝早めに出発するか、空いてくる午後の時間帯の利用をお勧めします。
早朝出発する場合はレンタカーショップの営業時間を確認し、7時以降であれば、前日からレンタカーを借りておいた方が良いです。ワイキキには日本レンタカー、エイビスレンタカー、ハーツレンタカー、バジェットレンタカーなどがあります。
旅行会社を通して旅行の予約をしている場合は日本から旅行会社でレンタカーの予約ができます。ハナウマベイの駐車場の料金は$1です。レンタカーでの所要時間は30分〜40分程となります。
トロリー
各社が運行しているトロリーでもハナウマベイへのアクセスが可能です。H.I.S.が運行するLeaLeaトロリー、JTBのOLIOLIトロリー、ワイキキトロリーがハナウマベイに運行しています。
アラモアナなどのラインと比べるとハナウマベイに行くラインは本数が少なく、混雑している場合もありますのであらかじめ、時刻表のチェックをした方が良いでしょう。
JTB、H.I.S.のトロリーは旅行会社でツアーを予約していなくても、トロリーチケットのみの購入もできます。トロリーが無料で含まれているツアーも多いので、ツアーの予約をする前に確認して見てください。
ハナウマベイに行くツアーはある?
ハナウマベイに行くオプショナルツアーは各社でたくさんあります。ビーチで必要になるゴザやロッカー、シュノーケルセットやクーラーボックスなどがセットになっているプランや、ハナウマベイとダイヤモンドヘッドなど複数の場所を訪れるツアー、ハナウマベイでのダイビングツアーなどたくさんの種類がありますので、好みに応じて選べます。
日本の旅行会社でツアーと一緒に申し込みもできますし、ハワイに到着してから専門のオプショナルツアーの会社で申し込むこともできます。価格も安いものだと$25くらいから設定がありますので、自力で行くよりはオプショナルツアーを利用した方が効率的です。
ハナウマベイでシュノーケリングを体験!ツアーは?ワイキキからの行き方のまとめ
ハナウマベイはハワイに来たら必ず1回は訪れたい観光スポットです。アクティブにシュノーケルやダイビングを楽しむのも良いですし、ビーチまで行かずに、駐車場から湾の絶景を眺めるだけでも十分に価値があり、ハワイらしい景色と空気を楽しむことができます。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。