ハワイ旅行の値段が安い時期は?
大人気の海外旅行先のリゾート地といえば、アメリカ合衆国のハワイです。一番気になる旅行費用が安い時期と理由についてここでご紹介します。
海外旅行は国内と比較すると、旅行費用がかなり掛かってしまいます。できるだけ安い時期に、割安な料金でハワイ旅行をしたいと思う人も多いのではないでしょうか。下記でチェックしてみましょう。
ハワイ旅行費用が安い時期 | 安い理由 | ツアー価格の目安 | 日程 | |
---|---|---|---|---|
1 | 1月中旬~2月中旬 | 正月休みの後の仕事始めのため | 10万9,800円~ | 7日間 |
2 | 4月上旬~4月中旬 | 新年度・新学年の直後のため | 13万4,800円~ | 7日間 |
3 | 5月のゴールデンウィーク後~7月上旬 | 長期休みの直後のため | 16万8,000円~ | 7日間 |
4 | 10月~12月上旬 | 年末の混雑期の直前のため | 8万9,800円~ | 7日間 |
年明けはいつから安くなる?
新年のハワイ行きの旅行代金が安くなるのは、1月4日以降の出発分という傾向があります。その理由は次のようなことが挙げられます。
日本人の多くのお正月休み期間は、年末の12月29日頃から始まり新年の3~5日くらいまで、という場合が多くこの休みに海外に行く人も多くいます。
正月休みに日本から距離のある北米やヨーロッパなどに行く人が多く、ハワイはその中でも人気の渡航先です。そして、この時期は航空チケット代やホテル、ツアー代などが高騰します。
お盆明けはいつから安くなる?
もしお盆明けにハワイに安く行きたい!と考えているなら、8月の月末以降はかなり料金が落ち着き安くなりますので、この時期のおすすめです。
お正月休みと並んでハワイ旅行に行く人が多い時期は、夏のお盆休みです。この時期は国内の移動も多く交通機関はどこも混雑していて満席で、予約が取れないことが多々あります。
また、お盆の長期休みを利用して、ハワイ旅行に行く人はかなりの人数になります。8月中旬のお盆の期間は料金が最も高く、予約すら取れないこともざらなのです。この時期は避けて、8月は月末以降に旅行を計画しましょう。
逆にハワイ旅行の値段が高い時期は?
ハワイ旅行を計画するとき、気になるのが逆に高い時期はいつ?ということですね。安い時期をチェックすると同時に、一年で高い時期も知っておくことも重要です。費用が高い時期は、日本人の旅行者が多い時期でもあるからです。
旅行費用が高いということは、同時に現地が日本人で混雑している時期として考えて間違いありません。混雑が嫌で避けたいという人は、混雑のだいたいの時期を知るためにも、旅行費用が高い時期を把握しておくとよいでしょう。
ハワイ旅行費用が高い時期 | 高い理由 | ツアー価格の目安 | 日程 | |
---|---|---|---|---|
1 | 12月末~1月初旬 | 年末年始の長期休暇のため | 57万1,000円 | 7日間 |
2 | ゴールデンウィーク中 | ゴールデンウィークのため | 51万7,000円 | 7日間 |
3 | 8月10日頃~8月16頃まで | お盆休みのため | 49万6,000円 | 7日間 |
4 | 12月上旬 | ホノルルマラソン期間のため | 40万6,000円 | 7日間 |
年末年始はいつから高くなる?
年末年始にハワイ旅行をする場合、いつからが費用が高くなるかが気になりますね。毎年、「12月22日頃から1月3日頃」がこの時期で一番高い傾向があります。
しかし、毎年土日がいつになるかによっても、年始の込み具合は変化があると言ってよいでしょう。お正月にハワイ旅行に行く人が多いのは、主に次のような理由があるようです。
「お正月休みしか長期休みをとれないので、費用が高くてもやむを得ない」「日本が寒い時期にリゾート気分を味わいたい」という人を中心に需要があるようですね。
お盆明けはいつから高くなる?
お盆の休み期間もハワイ行きの費用が高騰する時期です。具体的には「8月10日頃から8月15日頃にかけて」が毎年一番高くなります。この時期の費用が高い理由として次のようなことが考えられます。
「大人のお盆休みと子供たちの夏休みが重なる時期に、家族と一緒にハワイ旅行に行くため」「日本の混雑する海より海外の海でのんびりしたい」などがあるようです。
この期間は、1年の中でもハワイ行きの料金が高い時期の一つなのです。また、予約も取りにくくなるので準備に余裕を持って行いたいですね。
安い時期と高い時期で値段はどれくらい違うの?
ハワイ旅行は費用が高い時期と安い時期があります。その差額はどの位なのでしょう?一番高い時期の1人当たりの料金の一例が約37万8,000円(5日間のツアーに2人で参加)、そして安い時期は約60,000円~70,000円。
この2つの時期の差額は、「約30万8,000円~31万8,000円」となります。(今回は、旅行会社のツアーを利用して、国内の航空会社と4つ星クラスのホテルに宿泊したときの例です)
しかし、この価格差は、泊まるホテルや航空会社、日数、また旅行会社によってもかなり差がありますので、一概には言えません。
ハワイ旅行を計画するときには、行く時期でこれだけの価格差がでるということを頭に入れておきましょう。
時期は変更できなくても安い曜日を選べばお得!?
休みが取れる時期が決まっていても曜日によってお得になることがあります。例えば日曜日~木曜日に出発するツアーは、若干お得な料金です。一番安い曜日は火曜日に出発するツアーと覚えておきましょう。
「長期の休みは夏休みやお正月休みなどの決まった時期しか取れないので、費用が高くても仕方がない」と諦めている人も多いようです。しかし高い時期でも出発する曜日を選ぶと、比較的安くなります。
土日・祝日の前に出発するツアーは価格が高騰します。つまり金曜・土曜の出発のツアーは高額になりますので、この曜日は避けるなど工夫をしましょう。
安くハワイ旅行に行くベストなシーズンは?
ハワイ旅行に行くベストなシーズンは、いつと言えるのでしょうか。まず費用面からは4月~6月が年間でも割安な時期でオススメです。次に、気候面から考えると4月~9月は乾季に入りますので、とても快適に過ごせます。
一方でハワイ旅行のツアーが高い時期は、上記でもご紹介しているようにお盆休み・お正月休み、ゴールデンウィークなどの時期です。
基本的にこの時期を避けてハワイに行くと、費用を抑えることができると言えるでしょう。また、ハワイならではのカラッとした青空の下で旅行を楽しみたいなら、乾季(4月~9月)が良いでしょう。旅行の計画のときにはこれらを頭に入れておきましょう。
ハワイ旅行に必要な具体的な金額
ハワイを含めた海外旅行には、国内旅行では掛からない料金がかかります。これを事前に調べて予算に入れておく必要があります。
旅行会社のツアーには、この諸費用が含まれるものもあります。しかし、全てが含まれる訳ではなく、一部を自己負担する場合も。そして全部自分で払う場合などもあり、ツアーによって違います。
事前に何にどの位掛かるのかを知っておき、準備をしましょう。
米国出入国税
日本国籍を持つ人が、観光目的でアメリカ合衆国に短期間入国する際にかかる税金。到着する空港によっても金額が異なります。近年は航空券購入時に同時に支払うことが多い税です。
旅客サービス施設使用料(PSFC)
PSFCは空港施設の利用料とも呼ばれる旅客取り扱い施設利用料です。これは日本出発時にかかり、利用する空港によって金額が異なります。
海外の空港でも発生し各空港ごとに料金が違います。アメリカ行きの場合、航空券を購入するときに一緒に払う場合がほとんどです。アジアの一部の国では空港で請求され、現地通貨で支払うことがあります。
空港名 | PSFC料(大人) | PSFC料(子供) | PSFC料(幼児) | |
---|---|---|---|---|
1 | 成田国際空港 | 2,090円 | 1,050円 | 無料 |
2 | 関西国際空港 | 2,730円 | 1,370円 | 無料 |
3 | 中部国際空港 | 2,570円 | 1,290円 | 無料 |
4 | 福岡国際空港 | 970円 | 490円 | 無料 |
5 | 新千歳空港 | 1,030円 | 520円 | 無料 |
旅客保安サービス料(PSSC)
保安のための検査や受託荷物の検査を受ける旅客に対して課される料金のことです。主に人件費や探知機などの設備費、空港警備費などにかかる費用に充てられます。
PSFCと同様に利用する空港によって金額が違います。国内の空港でPSSCが発生する空港は以下の通りです。
空港名 | PSSC料(大人) | PSSC料(子供) | PSSC料(幼児) | |
---|---|---|---|---|
1 | 成田国際空港 | 520円 | 520円 | 無料 |
2 | 関西国際空港 | 310円 | 310円 | 無料 |
3 | 中部国際空港 | 310円 | 310円 | 無料 |
航空保険特別料金
この料金は航空保険料の高騰と、航空保安強化のための費用が増加したために設定されました。各航空会社は、航空運賃・料金に加えて航空券を発券する際に航空保険特別料金を設定し、請求しています。
尚、大人・子供・幼児全て同額です。
燃料サーチャージ
石油価格の高騰に伴い、航空運賃とは別に徴収される料金のことです。燃料加算金、燃油特別付加運賃とも呼ばれます。航空会社ごとに設定され、石油価格の変動により毎月変わります。
トータル
ここでは、ハワイ旅行にトータルでどの位が掛かるのかをまとめてみました。年間で安い時期の目安として参考にしてみましょう。
また、海外旅行にかかる諸費用はツアー料金に含まれているものと、含まれていない場合があります。まずツアーの申込みをする際に、事前に旅行会社に確認することが必要です。
また、為替レートによって金額に変動があるものもありますので、不足しないように余裕のある金額を準備しておきましょう。
ハワイ旅行費用が安い時期 | ツアー料金目安 | PSFC・PSSC料金 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
1 | 1月中旬~2月中旬 | 10万9,800円~ | 970円~3,040円 | 11万770円~11万2,840円 |
2 | 4月上旬~4月中旬 | 13万4,800円~ | 970円~3,040円 | 13万5,770円~13万7,480円 |
3 | 5月のゴールデンウィーク後~7月上旬 | 23万8,000円~ | 970円~3,040円 | 23万8,970円~24万1,040円 |
4 | 10月~12月上旬 | 8万9,800円~ | 970円~3,040円 | 90,770円~92,840円 |
ハワイ旅行は値段が安い時期がベストシーズン!
ここまでハワイ旅行に行くときのツアー料金について、年間で高い時期と安い時期などをご紹介してきました。ハワイ旅行に行く前に、費用の目安や諸費用について知っておくことが大切です。
またハワイへの旅行は、時期によってかなり料金の違いが出てきますので、注意が必要です。ハワイに行く時には、ベストな時期を選んで快適に過ごしたいものですね。
事前に必要な費用とおすすめの時期を知り準備をして、快適なハワイ旅行を楽しみましょう。