アメリカと日本のコンセントタイプの違いは?
海外旅行に行く時に気を付けないといけないのが、日本と行く国でのコンセントと電圧に違いです。
電圧の違いやコンセントの形が違うのを知らずに海外に行き、現地で日本から持ってきたヘアアイロンややスマホの充電器が使えないでびっくりする人も多いです。
ハワイやLA、ニューヨークなど、人気の観光地が多いアメリカでも、日本のコンセントと穴の形が違うものを使っていて、コンセントには穴が3つあります。
日本のように横に並んだコンセントの縦穴の下に丸い穴が開いているのがアメリカのコンセントです。
しかし穴の数は日本のコンセントと違いますが、コンセントの形は同じA型なので、日本の電化製品も変換アダプターを使わなくても、プラグを問題なく差し込むことができます。
このA型を使っている国は意外に多く、カンボジアやタイ、台湾、アメリカ、カナダは日本と同じ型を使っていて、ヨーロッパやオーストラリアではまた違う型のコンセントを使っています。
アメリカの電圧は120V!日本の電化製品は使えるの?
アメリカと日本はコンセントの形は同じなので、日本から持って行った電化製品や充電器を変換アダプターなしで使えますが、1つだけ問題があります。
それが電圧の違いです。
日本の電圧は100V(ボルト)ですが、アメリカでは120V(ボルト)なので、電圧が20V(ボルト)違います。
たった20Vですが、電圧が高いコンセントで日本の電化製品を長い時間使うと、煙が出たり壊れたりすることもありますので、注意してくださいね。
iPhoneなどのスマホの充電器は?
では変圧器が必ず必要なのか・・・?と言うと必要ではない場合も多いです。
日本で売っている電化製品には、アメリカの120V(ボルト)に対応できるように作られている商品も多く、iPhoneはアメリカの電圧にも対応できるようになっています。
それ以外の物でもアメリカの電圧に対応できるものも多く、電化製品、充電器などの裏に記載されている繊細を見ると、何V(ボルト)まで対応可能なのか確認することができます。
(輸入INPUT100v-240v)なら240V(ボルト)まで変圧器なしで対応できると言う意味になりますので、アメリカでも使うことができる電化製品になります。
ドライヤーやヘアアイロンなどの高熱を発する物は火事になる可能性も高いので、特に注意して電圧を確認するようして『少しだから大丈夫』と思って対応していない電化製品を使わないようにしましょう。
アメリカのコンセントで電圧の違う日本の電化製品を使うには
120Vに対応していない日本の電化製品をアメリカで使う場合は、電圧の違いに対応できる電圧変圧器が必ず必要になります。
電圧変圧器はアメリカの電圧に対応できるだけでなく、世界中の電圧に対応できるようになっている物もあるので、旅行に行く機会が多い方は少し高くてもいろんな国で使える電圧器の購入をオススメします。
値段も手頃なものも多く、¥1000〜¥5000ほどで購入することができます。
また1度きりの旅行と言う方にはレンタルもオススメです。
なんと変圧器のレンタルは無料、しかも送料も無料になっています。
このサイトではスーツケースのレンタルなどもしていて、旅行前に必要な物が全て揃うようになっているので、是非チェックしてみてください。
変圧器を忘れてしまった場合は、ホテルのフロントで貸し出しもしていますし、現地のホームセンターや電気屋さん、空港で購入することもできますので、電圧に対応してしていないものは変圧器を忘れたとしても、絶対に使わないようにしましょう。
日本の延長コードはアメリカで使える!?
ホテルの室内でスマホを充電したり、空港の待合場所でパソコンで映画を見るときにとっても役に立つのが、延長コードですよね。
旅行中は、カメラや、携帯、パソコン、WiFiルーターなど充電するものも多いので、1つあればかなり便利になるアイテムですが、日本の延長コードはアメリカでちゃんと使えるんでしょうか?
答えはYESです!
延長コードは120Vに対応しているものも多いので、変圧器なしで使用することが可能ですが、いくつも差し込めるタイプを使うときは、ドライヤーや大きい電化製品(冷蔵庫やレンジなど)と一緒に使わないようにしてください。
またアメリカの電化製品には、アメリカのコンセントの穴が3つあるように、3股電気プラグを使っている製品も多いので、日本の延長コードを使うことができません。
日本の電化製品はアメリカのコンセントに入らない場合も!
日本の電化製品のプラグをコンセントに差し込もうとすると、上手く入らない時もあります。
同じ形に見えますが、実は右と左の穴のサイズが違ったり、コンセントの中が少し狭くなっていたりして、入りにくい事もありますが、心配しなくても大丈夫です。
上下逆にする
まず、焦らずにプラグを上下逆にしてコンセントに差し込んでみると、自然にプラグが入っていきます。
逆さにする事で、この左右の穴の大きさに違いに対応することができるので、何度やっても入らなかったプラグを差し込むことができます。
違うコンセントに刺してみる
とても不思議ですが、これも試して見てください。
ベッドの横のコンセントには入らないのに、お風呂場のコンセントには入った!なんて声もよく聞きます。
アメリカと日本のコンセントのタイプは同じA型なので、絶対に入ります。
プラグが上手く差せない時はこの2つを試して見ましょう。
コンセントは和製英語。アメリカでは「プラグ」じゃないと伝わらない。
日本でしか使われない和製英語は、旅行中私たちを悩ます大きな問題の一つです。
実はコンセントと言う言葉も和製英語です。
電化製品側に付いているコンセントプラグがplug (プラグ)
壁に付いているコンセントがoutlet(アウトレット)またはsocket(ソケット)です。
使い方としては、
Where is the outlet?(ウェア イズ ザ アウトレット?)
コンセントはどこですか?
Can I plug my charger here?(キャナイ プラグ マイ チャージャー ヒア?)
ここで私の充電器をコンセントにさしてもいいですか?
コンセントには『同意する』、『承認する』と言う意味になるので、
Where is the consent?と聞くと、意味が全く通じないので、気をつけましょうね!
アメリカでは変換アダプターはいらないけど、変圧器はいるかもしれない!
日本とアメリカ、海を挟んで遠い国なのに同じ形のコンセントを使っているって、とても不思議な感じがしますよね。
お伝えした通り、変換アダプターは必要ありませんが、電化製品を持って行く人は壊さない為にも変圧器を持って行った方が良さそうですね。
渡航前に買い物に行く時間がなくても、アマゾンや楽天などでも変圧器は購入できますので、いるかいらないか悩んでいる人は、後悔しない為にも持って行くようにしましょう。
ではアメリカ旅行、楽しんでくださいね。