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2018/11/14

ニューヨーク地下鉄(MTA)の路線図と乗り方、治安。メトロカードの料金や購入方法、使い方も紹介

ニューヨークの観光で1度は乗ってみたい地下鉄。
今回はニューヨークの地下鉄の乗り方や、地下鉄に乗るのに必要なメトロカード の購入方法や使い方、ニューヨークの地下鉄でありがちなトラブルについて紹介していきます。

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ニューヨーク地下鉄(MTA)の乗り方

世界各国に地下鉄はありますが、ニューヨークの地下鉄はどのように乗ればよいのでしょうか。
ニューヨークの地下鉄の乗り方を紹介していきます。

入り口に注意

ニューヨークの地下鉄は、ホーム同士の連絡通路がありません。
なのでホームがUptown方面とDowntown方面で別々に分かれている駅の場合、入り口を間違えたら面倒です。

このようにUptownと書いてある入口からはUptown方面のホームにしか行けません。
Uptown,Downtownとも書かれていない入口は、どちらのホームにもいけるので大丈夫です。

駅にある券売機でメトロカードを購入する

駅にある券売機でメトロカードか1枚3ドルのシングルライドチケットを購入します。

メトロカードには、チャージタイプや乗り放題のタイプなど種類がいろいろあります。
メトロカードの種類については後半で紹介していきます。

改札の通り方

ホームに入場するには、このような改札機を通らなければなりません。

改札機にこのようなカードリーダーがあるので、メトロカードをスライドさせて入場します。

絵柄のある面を内側にし、さらに黒い磁気部分を下向きにして、矢印の方向にメトロカードをスライドさせます。

メトロカード(乗車券)をスライドさせて、液晶画面に「Go」または「2.75paid」と表示されたら通過できます。

バーは、自分で押して通り抜けます。

改札にリーダーが付いていても、現行のメトロカードはスライドさせないと入場できない

駅の改札機によっては、このようなリーダーが付いている場合もあります。

これは、ニューヨークの地下鉄が2019年5月を目処に新たな改札システムを導入するために用意されたリーダーです。
このリーダーは、改札にスマホ端末や、日本のSuicaのようなカードをかざすだけで通過できるシステムを導入するために設置されています。

ただし、2018年11月時点では、現行のメトロカードが主流です。
このようなリーダーにメトロカードをかざしても通過できないので注意してください。

降車で改札を出る際はバーを押して出るだけでOK

降車して、改札を出るときは「Exit」と表示のある改札から自分でバーを押して出るだけで大丈夫です。

乗車する際にメトロカードから2.75ドルの運賃が引かれているので、降車の際はメトロカードをスライドする必要はありません。

<下に続く>

ニューヨーク地下鉄(MTA)の移動にはアプリが便利!

ニューヨークの地下鉄を使いこなしたい方に便利なアプリを紹介します。

New York Subway MTA

こちらのアプリは、仕様が日本語になっています。
路線図などが見れるのはもちろんのこと、運行状況や経路検索などができます。

運行状況も日本語で表示されるので分かりやすいです。

New York Subway MTA map iOS版ダウンロードページ
New York Subway MTA map android版ダウンロードページ

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ニューヨーク地下鉄(MTA)は、色で路線がわかれてるので。路線図がわからなくても大丈夫!

ニューヨークの地下鉄は色で路線がわかれているので、覚えやすいです。
ニューヨークの地下鉄の路線を紹介していきます。

ブロンクスとマンハッタンをつなぐ1,2,3ラインは赤色

赤色の1,2,3ラインはマンハッタンの西側を走っています。
1は各駅停車(Local)、2と3は急行(Experss)です。

赤色の1,2,3ラインの主要な駅は、自由の女神があるスタテン島へのフェリー乗り場があるサウスフェリー(South Ferry)、リンカーンセンター (Lincoln Center)です。

ブロンクス、マンハッタン、ブルックリンをつなぐ4,5,6ラインは緑色

緑色の4,5,6ラインは、マンハッタンの東側を走っています。
緑色の4,5,6ラインの主要な駅は、グランドセントラル(Grand Central 42st)と、ユニオンスクエア(14St-Union Square)です。

クイーンズとマンハッタンをつなぐ7ラインは紫色

紫色の7ラインは、マンハッタンを東西に横切りクイーンズにつながっています。
紫色の7ラインの主要な駅は、人気の観光地ハイラインの最寄であるハドソンヤード(34st Hudson Yards)です。

マンハッタン、ブルックリン、クイーンズをつなぐA,C,Eラインは青色

青色のA,C,Eラインは、A,Cがセントラルパークに沿ってマンハッタンを東西に走り、Eラインはブルックリンを通ってクイーンズに向かっています。

青色のA,C,Eラインの主要な駅は、ワールドトレードセンター(World Trade Center)とアメリカ自然史博物館(81st -Museum of Natural History)です。

ブロンクスとブルックリンをつなぐB,D,F,Mラインはオレンジ色

オレンジ色のB,D,F,Mラインは、ブロンクスからマンハッタンのミッドタウンエリアを通って、ブルックリンをつないでいる路線。

B,D,F,Mラインの主要な駅は、ロックフェラーセンター(47-50 Sts Rockefeller Center)とワシントンスクエア(W 4St Washinton Square)です。

クイーンズ、マンハッタン、ブルックリンをつなぐN,Q,Rラインは黄色

黄色のN,Q,Rラインはクイーンズからマンハッタンを経由してブルックリンをつないでいます。
Qは急行(Expess)で、R,Nは各駅停車(Rocal)。

N,R,Qはアップタウンからダウンタウンまでは同じところを走っています。
アップタウンは57 5st Ave.から、ダウンタウンはCanal st.から行き先が変わります。

N,Q,Rラインで主要な駅は、タイムズスクエア-42丁目(Times Square-42 Street)と、プリンスストリート(Prinss street)です。

マンハッタンとブルックリンをつなぐLラインは灰色

近頃、雑誌のニューヨーク特集などでよく掲載されているおしゃれエリアのブルックリンに行くなら、灰色のLラインが便利です。

ブルックリンは近年おしゃれなカフェやレストラン、ショップが集まるエリアとして注目が集まる街。
灰色のLラインで主要な駅は、ベッドフォードアヴェニュー(Bedford Avenue)です。

灰色のLラインでマンハッタンからブルックリンに渡ると、最初に停まる駅がベッドフォードアヴェニューです。
ベッドフォードアヴェニューには、雑誌に掲載されているようなおしゃれなカフェやショップがたくさんあり、散策するのにオススメです。

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ニューヨーク地下鉄(MTA)は路線図がわからなくても、Uptown(北方面)、Downtown(南方面)さえ覚えていれば大丈夫!

日本の電車の場合、路線図を把握していないと目的地までどの方面の電車に乗ればいいのか分からないですよね。
でもニューヨークの地下鉄の場合は、全ての路線でUptown(北方面)、Downtown(南方面)で方面が表示されています。

なので目的地が南北のどちらの方向にあるのかが分かれば、Uptown(北方面)、Downtown(南方面)のどちらかに乗れば良いだけなので大丈夫です。

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ニューヨーク地下鉄(MTA)に乗る時は、急行(Express)と各駅停車(Local)に注意!

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日本の鉄道でも急行と各駅停車がありますが、ニューヨークの地下鉄にも急行と各駅停車があります。

各路線で急行(Express)と各駅停車(Local)が存在します。
乗車時に注意しましょう。

<下に続く>

ニューヨーク地下鉄(MTA)は、行き先が変更になることがある!?

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ニューヨークの地下鉄は、途中で急行が各駅停車に変更になったり、また各駅停車から急行になってしまうこともあります。
アナウンスで変更の旨を伝えているのですが、聴き取りにくいです。

周囲の乗客がガヤガヤと慌しい雰囲気になったら、なにかが変更になっている場合があるので注意してください。

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ニューヨーク地下鉄(MTA)で使える、メトロカードの買い方

駅の券売機でメトロカード各種が購入できます。
Single Ride Ticketもこちらで購入できます。

券売機では現金の他にクレジットカードやデビットカード、ATMカードも使用できます。

30-Day Unlimited Ride MetroCardと7-Day Express Bus Plus MetroCardを買うなら、クレジットカードやデビットカード、ATMカードがオススメ

30-Day Unlimited Ride MetroCardと7-Day Express Bus Plus MetroCardには、Balance Protectectrionという保証があります。
これは、券売機で30-Day Unlimited Ride MetroCardと7-Day Express Bus Plus MetroCardをクレジットカードやデビットカード、ATMカードなどで購入すると紛失時や盗難時に返金してくれるというシステムです。

紛失時や盗難時に511 か 718 330-1234 に電話をかけて、該当のメトロカードを購入したカード番号を伝えると、返金ができるというものです。

万が一に備えて、30-Day Unlimited Ride MetroCardと7-Day Express Bus Plus MetroCardを購入するときは、クレジットカードやデビットカード、ATMカードを利用するのがオススメ。

子供はただで乗れます!

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大人1人につき、44インチ(約120センチ)未満の子供3人まで無料で乗車できます。
無料で乗車できる子供は、バーをくぐって乗車することが多いです。

<下に続く>

ニューヨーク地下鉄(MTA)で使える、メトロカードの種類

ニューヨークの地下鉄で使えるメトロカードにはいくつか種類があります。
それぞれのメトロカードについて紹介していきます。

Pay Par Day Metro Card(メトロカード)

チャージして利用するプリペイド式の乗車券がPay Par Day Metro Cardです。
地下鉄とローカルバス、エクスプレスバスで使用可能。

地下鉄とローカルバスの運賃は一律2.75ドル、6.50ドルです。
こちらのPay Par Day Metro Cardは5.50ドル〜80ドルの範囲でチャージができます。

カードを新たに購入すると、1枚につき1ドルのカード購入代がかかります。
チャージは駅のブースか販売機でできます。

5.50ドル以上チャージをすると、5%上乗せされてチャージされます。
例えば20ドルのチャージをすると、5%上乗せされカードには21ドル分チャージがされます。

7-Day Unlimited Pass (7日間地下鉄とローカルバスが乗り放題のメトロカード)

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最初の使用後から7日間地下鉄が乗り放題で32ドルのメトロカード。
滞在中地下鉄やローカルバスをたくさん乗るなら、こちらが便利です。

30-Day Unlimited Ride MetroCard (30日間地下鉄とローカルバスが乗り放題のメトロカード)

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最初の使用後から30日間地下鉄とローカルバスが乗り放題で121ドルのメトロカード。
1ヶ月ほど滞在予定があって1日2回ほど地下鉄やローカルバスに乗るなら、こちらが便利です。

7-Day Express Bus Plus MetroCard (7日間エクスプレスバスと地下鉄が乗り放題のメトロカード)

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最初の使用後から7日間地下鉄とエクスプレスバスが乗り放題で59.50ドルのメトロカードです。
7日間地下鉄とエクスプレスバスを頻繁に利用する機会があるなら、こちらが便利です。

Single Ride Ticket (1回分のメトロカード)

3ドルで、1回分の乗車券となるのがSingle Ride Ticketです。
1回だけ地下鉄に乗ってみたいという場合はSingle Ride Ticketもあります。

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こちらは駅の販売機でしか購入できません。

<下に続く>

【治安に注意!】ニューヨーク地下鉄(MTA)は、24時間運行中!

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ニューヨークの地下鉄(MTA)は24時間運行しています。
ただし、日によって深夜に保守点検が入ることもあるのでサイトやアプリで確認しましょう。

<下に続く>

ニューヨーク地下鉄(MTA)のよくあるトラブル

改札でメトロカードを読み取ってくれない

改札機のカードリーダーの不良なのか、メトロカードの磁気が弱いのか、カードリーダーに通しても無反応な時があります。
そのときに慌てて複数回スライドさせると「just used」と表示されてそのメトロカードは18分間使用できなくなってしまいます。

そういった場合は駅員に事情を説明すると、非常口から通してくれます。

遅延は当たり前

日本の地下鉄は時間に正確で1分でも遅延が出ると、謝罪のアナウンスがあります。
しかしニューヨークの地下鉄では遅延が当たり前です。

しかも遅延に対して謝罪のアナウンスはないです。
30分ほど何のアナウンスもないまま停車していることもあります。

地下鉄を利用する際は時間に余裕をもちましょう。

ホームが分かれている駅でも、連絡通路がないので違う入口から入り直さなければならない

最初の「ニューヨークの地下鉄の乗り方」で紹介したように、ホームがUptown方面,Downtown方面で別々に分かれている場合は連絡通路がありません。
入口に入る段階から、行きたい方面のホームに行ける入口なのかを意識しなければなりません。

<下に続く>

ニューヨークの地下鉄は、日本の地下鉄とは違う雰囲気が魅力的

ニューヨークの地下鉄は、駅によってアートや建物が違って独特の雰囲気があります。
日本の地下鉄に慣れていると、ニューヨークの地下鉄は時間の正確さや駅の清潔さ、改札システムの利便性などが目につくかもしれません。

しかしニューヨークの地下鉄には独特の雰囲気があり、ニューヨークの人々の生活が垣間見れて魅力がたくさんあります。

ニューヨークに行ったら、是非地下鉄を利用してみてください。

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