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2018/11/16

リバティ島の"自由の女神"観光は予約必須!足元には鎖が?

「自由の女神」はアメリカの象徴であり、ニューヨーク訪問者の一番の人気スポットとなっています。
ニューヨークのマンハッタン島の沖にあり、ニューヨーク港内リバティー島にそびえる巨大な像。

イギリスからの独立100周年を記念して、フランス、アメリカ両国の友好の証(あかし)としてフランス民衆の募金をもとに1886年に贈られたものです。

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自由の女神ってなに?

自由の女神

ニューヨーク港内リバティー島にある巨大な「自由の女神」像は、アメリカ合衆国ニューヨークのマンハッタン島の沖にあり、湾内入口に面して立っています。

イギリスからの独立100周年にあたって、フランス,アメリカ両国の友好のためにフランス一般市民の募金をもとに1886年に作られたもので、コンクリート造りで表面には銅板が貼られています。

寄贈された当時は銅色でしたが、現在は緑色に変わってしまいました。
海岸に設置されているので酸化によって変色しました。

右手はたいまつを高くかざして、左手には独立宣言の日「1776年7月4日」と刻まれた銘板を抱えています。
1984年に女神像は世界文化遺産に登録されました。

自由の女神の大きさ

彫刻家バルトルディ(F.A.Bartholdi)の設計による女神像は、高さは46メートルで台座部を含めると93メートル、重さは225トンにもなります。

台座部分(高さ47m)入口の階には364段のらせん階段とエレベータが設置され、王冠内の展望室にのぼることができます。

自由の女神と冠

「自由の女神」が身につけている冠には7つの突起が着いています。
これは7つの大陸、7つの海に自由を広げるという意味を持ち、自由の象徴を表しています

展望室になっている冠部からは、普通では見られない「自由の女神」の足元部分を見ることができ、そしてマンハッタンのビル群などの展望を満喫できます。

自由の女神のたいまつ

右手に掲げている「たいまつ」は自由の国アメリカに来た移民たちの希望を表す象徴なんです。
「たいまつ」には、アメリカを表すとうもろこしとたばこの葉、そしてインディアンを意味する図が刻まれていて原住民との共存も示しています。

もともとは灯台として使うためのものでしたが、太陽に反射して船舶運航の妨げになるので取りかえられました。
現在の「たいまつ」はハロゲンランプが使われています。

今は「たいまつ」は金箔で覆われています。
1984から1986年までの修復工事の時に取り替えたもので、台座の1階ロビーにオリジナルのたいまつは展示されています。

自由の女神と独立宣言

上述したように「自由の女神」は、フランスとアメリカの友好の証(あかし)として独立100周年に贈られたものです。

イギリスとの独立戦争は、1775年4月19日~1783年9月3日までの、イギリス本国とアメリカ東部沿岸のイギリス領の13植民地の戦争のことを言います。

イギリス本国から重い税金を課せられて独立運動が盛り上がり、イギリスとの戦争に発展しました。
この時、植民地側に協力したのが、イギリスと対立していたフランスでした。

「自由の女神」の左手に抱えた独立宣言書には、アメリカの独立記念日の「1776年7月4日」とフランス革命が起きた「1789年7月14日」の両方がローマ数字で記されています
どちらも自由を手に入れるための戦いでした。

自由の女神はリバティ島にある

「自由の女神」があるリバティ島はニューヨーク湾の中央部にあり、ニューヨーク州とニュージャージー州の境界に位置して、本土からフェリーで約25 分で行けます。

リバティ島にたたずむ「自由の女神」やマンハッタンの船上からの遠景は格別のものがあります。

リバティ島には、移民が最初に目にする「自由の女神」がある

180年以上前に、祖国を離れた移民が自由の国アメリカのニューヨーク港に到着する前に、最初に目にするのはリバティ島にある自由の象徴「自由の女神」です。
その当時の感慨を思い浮かべながら鑑賞するのも一興ですよ。

自由の女神はフリーメーソンが関わってる!?

「自由の女神」像はアメリカのイギリスからの独立100周年にあたって贈られたものですが、その設計はフリーメイソン会員だったフレデリク・バルトルディに任されました。

女神像は、ドラクロワの傑作である『民衆を導く自由の女神』とバルトルディの母親をモデルにしたものであると言われています。
しかしながら、フリーメイソンが崇拝するメデューサがモデルという説もあります。

台座に設置された記念盤には、『「自由の女神」像はフランス系とアメリカ系双方のフリーメイソンリーの間で交わされたおくり物』であると記されています。
秘密結社と言われるフリーメーソンの謎をリバティ島で探してみましょう!

<下に続く>

自由の女神の足元は、鎖で繋がってるって知ってる?

足元をよく見ると、足は鎖で繋がれているんです!
左足は鎖を引きちぎって1歩踏み出した状態で、鎖を踏みつけています

また、後方にある右足はかかとが上がっています。

かっての奴隷制度と独裁政治を象徴するのがこの「鎖」です。
「鎖」を引きちぎるということは、全ての弾圧や抑圧からの解放、そして人類は皆自由で平等であることを意味しています。

<下に続く>

自由の女神を英語でいうと”the Statue of Liberty”(ザ スターチュー オブ リバティ)

「自由の女神」は英語では”Statue of Liberty”で、「自由の像」と訳されます。
実は、正式名称は”Liberty Enlighting the World”で、日本語にすると、一部の訳に「世界を照らす自由」とありますが、「世界を啓発していく自由」となります。

実は、「女神」に相当する英語が名前に含まれていないのです!
明治時代に翻訳する際、直訳の「自由の像」では素っ気なさすぎるので、アメリカ国民が自由のレイディ(Lady Liberty)と愛称で呼ばれていたのを参考にして「自由の女神」像と訳したそうです。

「自由の女神」像があるリバティ島は、大西洋からへニューヨークに向かうニューヨーク港の玄関口に位置しています。
つまり、「自由の女神」は、アメリカに移民してくる人々が最初に目にするランドマークで、世界各地からの移民を慈悲深く迎えてくれる寛容のシンボルとなっています。

<下に続く>

自由の女神があるリバティ島への行き方

リバティ島へ行くには、マンハッタン最南端にあるバッテリーパークのフェリー乗り場から専用船に乗ることになります。

1番わかりやすいアクセスの方法は、タイムズスクエアから地下鉄を利用するのが便利です!
タイムズスクエア駅から地下鉄1番線のダウンタウン行きに乗車し、終着駅のSouth Ferry駅で降ります。

フェリー乗り場は、バッテリーパーク(Battery Park)内にあり、駅からフェリー乗り場までは徒歩5分ほどです。
フェリー乗り場からフェリーに乗ると、25分ほどでリバティ島に上陸できます。

フェリー乗り場からリバティ島へ船が運行していますが、フェリーのスケジュールは夏冬、平日、週末などで変わります。
夏期は15~20分、冬場は30~45分ごとに出航。夏は8時半~夕方3時半までの乗船時間となっています。

乗船前にセキュリティチェックがあるので、セキュリティチェックの予約時間の30分前くらいには到着しておきましょう。
なお、上記画像の丸型のレンガ造りの建物の中にチケット売り場があります。

<下に続く>

自由の女神へ登れるチケットや予約必須!種類と値段

「自由の女神」の台座(博物館)や冠部展望台への入場は、台座の制限が1日3,000人まで、冠部の制限は1日240人までとなっており、特に冠部の観覧室への入場は厳しい状況になっています。

上部の冠部の入場チケットは2〜3ヶ月先まで予約が入っているので、旅行の日程が決まったらすぐに予約しましょう!

チケットの料金は、リバティ島への渡航のみ、台座(博物館)や冠部に入場するか否かによって料金がちがってきます
一般的な購入方法は次に示す3種類です。

  1. リバティ島への渡航チケット
  2. 渡航、台座入場チケット
  3. 渡航、台座、冠部入場チケット

「Reserve Ticket」自由の女神のあるリバティ島への渡航チケット

リバティ島渡航のみのチケットで、到着すると「自由の女神」の足元から頭まで間近で見上げることができます。
そこからはインスタ映えのするマンハッタンの遠景や「自由の女神」の魅惑のショットがとれます。

女神のモニュメントや冠部への入場はできませんが、エリスアイランドへのフェリー渡航費用は含まれています。
(大人18ドル、シニア62歳以上14ドル、子供4~12歳まで9ドル)

「Pedestal Reserve Ticket」:リバティ島への渡航、自由の女神の台座入場チケット

リバティ島へフェリーで渡って、間近で足元から見ることができ、「自由の女神」台座(博物館)への入場も可能です。
ただし、女神像冠部は見学できません。

また、一日あたりの予約可能3,000人と制限があり、必ずしも希望通りの日程で博物館を見学できるとは限らないので、必ず事前に予約をする必要があります。
(大人18ドル、シニア62歳以上14ドル、子供4~12歳まで9ドル)

「Crown Reserve Ticket」:リバティ島への渡航、自由の女神の台座、冠部入場チケット

リバティ島へ渡航し、足元から頭の上まで「自由の女神」を間近で観賞できます。台座(博物館)の観覧し、さらに冠部(展望室)からの展望のすべてのアクティビティを含むチケットです。

このチケットが最も人気のチケットですが、冠部は一日240人しか入場できません。
他のチケットとわずか3ドルしか違わないので、かなりお得で人気なんです。

「自由の女神」像の足元を始めとして、台座、冠部、マハッタンなど日常では見られない最高の絶景を満喫できます。

2016年には、「自由の女神」への世界中から観光客数は450万人を超えています。
その人たちが一斉に予約しているので最低でも2、3ヶ月以上前に予約をしないと冠部まで登る予約ができないようです。
(大人21ドル、シニア62歳以上17ドル、子供4~12歳まで12ドル)

<下に続く>

リバティ島の"自由の女神"観光は予約必須!足元には鎖が?のまとめ

ニューヨークを訪れる人の一番の人気スポットが「自由の女神」。女神の足元は鎖で繋がれていることや観光時の見所、リバティ島への行き方を紹介しました。
女神の歴史や「いわれ」が分かって訪ねると、さらに深く幅広く「自由の女神」を観賞できます。

予定が決まったら早く見学チケットの手配をしましょう。
「自由の女神」が慈愛を持ってリバティ島で歓迎してくれますよ!

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