- アメリカで役に立つ「SIMカード」とは?
- アメリカ用SIMカードとその他の通信手段を比較!一番のおすすめは?
- アメリカ用SIMカードを使用できるのはSIMフリー端末のみ!
- アメリカ用SIMカードを購入する前の確認事項
- アメリカ用SIMカードの選び方のコツ
- アメリカ旅行で必要なSIMカードのデータ容量は?使用量の目安
- アメリカ用SIMカードに音声電話機能はつけるべき?
- アメリカ大手通信会社のプリペイドSIMカードを紹介!
- アメリカ用プリペイドSIMカードの事前購入をおすすめする理由
- アメリカ用プリペイドSIMカードをAmazonで事前購入しよう!おすすめのモデルを紹介!
- アメリカ用SIMカードのセット・設定方法を紹介!
- 日本会社提供のアメリカ用SIMカードの注意点
- アメリカ用のSIMカードには2種類の支払いパターンあり
- アメリカ用SIMカードをハワイで使うときは歩きスマホを控えよう
- 旅行行程に合わせたアメリカ用SIMカードを購入しましょう
アメリカで役に立つ「SIMカード」とは?
海外旅行でネットを使う際、一般の旅行者が使いがちなのが、ポケットWi-Fiやローミングサービスを使いがちです。
しかし、どちらもかなり通信費用が高くかかってしまいますので、あまりおすすめすることはできません。
そんな時に便利なのが、「SIMカード」です。
アメリカでSIMカードを購入すれば、日本と同じように使用することが可能です。
自分が今使っているスマホにアメリカ用のSIMカードを差し込めば、ネットはもちろん種類によっては通話もすることが可能です。
移動中や連絡手段の確保が必要な時にすぐに使えるという点で非常にSIMカードは役に立ちますよね。
しかし、SIMカードにも良し悪しはありますので、アメリカで役立つSIMカードはどんなものか見極める必要があります。
SIMカードを購入する上で、重要な部分が
- データ量に対して費用が安い
- 通話ができる
- 通信速度が早い
- 設定が簡単
といった点です。
これらが全て揃っているSIMカードは、アメリカで非常に役立つSIMカードだと言えるでしょう。
アメリカの空港でもSIMカードは買えますが、データ量に対しての費用が高かく、設定が難しいなどの、非常に不便な物が多いので、購入する前に注意する必要があります。
アメリカ用SIMカードとその他の通信手段を比較!一番のおすすめは?
先程もお伝えしましたが、海外旅行に行く際、ポケットWi-Fiや国際ローミングサービスを使う旅行者は多いです。
その手段でも決して悪くはないですし、メリットもありますが、アメリカ国内でスマホをメインにネットを使いたいと考えているのなら、SIMカードの方がお得で、かつ使い勝手が良いです。
では、どの点でSIMカードの方がおすすめなのか、それぞれの通信手段と比較して見てみましょう。
アメリカ用SIMカードとポケットWi-Fiを比較
比較 | SIMカード | ポケットWi-Fi |
---|---|---|
費用 | 契約会社により違う1Gあたり500〜3000円 | 1日約1500円(1日の制限通信量300MB〜1G) |
通信速度 | 電波状況にもよるが、通信速度ははやい | 電波状況にもよるが、通信速度ははやい |
通話機能 | SIMの種類にもよるが、可能 | 通話不可 |
契約方法 | ・現地の携帯電話会社から購入・事前にAmazonなどで購入・空港等でSIMカード用の自販機で購入 | ・国内通信業者からレンタル・国内空港でレンタル・アメリカの空港の通信事業者からレンタル |
メリット | ・プリエイドタイプのため、自分が使う分だけ購入すればいい・荷物がかさばらない・比較的費用を抑えられる・通話が可能・電波状況が良い | ・レンタルなので、契約が簡単・ポケットWi-Fiなので複数人で使用可能 |
デメリット | ・アメリカで電話会社で契約する場合、契約に時間がかかる・自販機などで購入すると、自分のスマホの規格に合わないSIMを買ってしまうことがある・自分のスマホがアメリカの周波数に合わない物だとそもそも使えない | ・通話ができない・使わなかったとしても1日ごとにレンタル料が発生する・費用が高い・1日に高速で使える通信限度量が決められている・荷物が増える・充電が切れると使えない |
比較した表を見ていただければ分かる通り、ポケットWi-Fiだとかなりの費用がかかってしまうことがわかります。
たとえその日1日Wi-Fiを使わなかったとしても、1500円前後掛かってしまうので、それであれば、使う分だけのデータ量を購入した方がお得でしょう。
アメリカ用SIMカードと国際ローミングを比較
比較 | SIMカード | 国際ローミングサービス |
---|---|---|
費用 | 契約会社により違うが、1Gあたり500〜3000円前後 | 1日あたり980〜2,980円 |
通信速度 | 電波状況にもよるが、通信速度ははやい | 契約会社によって電波の悪い地域がある |
通話機能 | SIMの種類にもよるが、可能 | 国際電話可能 |
契約方法 | ・現地の携帯電話会社から購入・事前にAmazonなどで購入・空港等でSIMカード用の自販機で購入 | 自分のスマホの契約会社でプラン契約 |
メリット | ・プリエイドタイプのため、自分が使う分だけ購入すればいい・荷物がかさばらない・比較的費用を抑えられる・通話が可能・電波状況が良い | ・自分の契約していうキャリアを使うため、新たに購入するものがない・料金は携帯代に加算される・国際通話可能 |
デメリット | ・アメリカで電話会社で契約する場合、契約に時間がかかる・自販機などで購入すると、自分のスマホの規格に合わないSIMを買ってしまうことがある・自分のスマホがアメリカの周波数に合わない物だとそもそも使えない | ・費用が高い・キャリア携帯出ないとできない・定額ローミングサービスの契約をしていない場合、非常に高い請求をされる |
こちらも表の通り、国際ローミングは費用が非常に高いです。
各携帯電話会社で国際ローミング定額プランに入っていなくてはならず、もし入らずに海外でローミングデータ通信を使ってしまうと、後で高額な請求が届いてしまいます。
さらに、1日に使えるデータ量も決められているので、それを越すと速度制限が掛かってしまいます。
そのため、あまり国際ローミングはコスト面や使い勝手の良さなどを見てもあまりおすすめすることはできません。
アメリカ用SIMカードを使用できるのはSIMフリー端末のみ!
アメリカ用に限らずSIMカードを新しくスマホに入れて使うには、SIMフリーの端末でなけれ使用できません。
特にキャリア携帯の場合、契約上使用年数が少ないとSIMロック解除をして貰えない場合がありますので、注意が必要です。
その為、キャリア携帯しか持っていない人は、SIMロック解除をするか、格安のSIMフリー端末を購入しなければなりません。
SIMロックの解除方法
基本的にキャリア携帯は、最初にSIMロックがされています。
他社のSIMを使わせない目的がある為で、SIMロックを解除するにはいくつかの条件があります。
- SIMロック解除機能が搭載されている
- 端末が分割払いの場合、購入から101日が経過している
- 端末が一括払いの場合、支払い確認が取れている
- 故障等がない
- 代金の未払いがない
- ネットワーク利用制限がかかっていない
- 契約者本人
以上がクリアできて入ればSIMロックは簡単にできます。
解除条件が多いように見えますが、難しい条件は1つもないので、ほとんどの人はSIMロック解除可能でしょう。
SIMロック解除には3つ方法があります。
- 店舗に持っていく
- 電話で申し込む
- 自分で操作する
店舗でSIMロック解除を行う場合、事務手数料が3,000円かかってしまいますし、店の混み具合で時間がかかる場合があります。
電話手続きでも、事務手数料はかかりますので、費用を抑えたい場合は、自分で手続きする方が良いでしょう。
対応機種の確認
各キャリアのWebページでSIMロック解除可能な端末を案内していますので、自分の持っている端末がSIMロック解除可能かどうかを確認しておきましょう。
ドコモのSIMロック解除案内
auのSIMロック解除案内
ソフトバンクのSIMロック解除案内
IMEI番号を事前に調べる
SIMロック解除をする際、IMEI番号が必要になります。
IMEI番号とは、スマートフォンの製造番号のことをさします。
確認方法は、
- 製品に貼ってあったシールに記載
- 購入時の箱に記載
- スマホの設定画面から調べる
- iPhoneの場合SIMトレイか機種によっては本体の裏面に記載
の方法があります。
設定画面から調べる場合は、「設定」から「端末情報」をクリックするとIMEIの番号を見ることができます。
SIMロック解除ページで設定
各キャリアのサービスページで「SIMロック解除」の項目があるのでクリックします。
解除手続きの案内が表示されるので、先ほど調べたIMEI番号を入力。
受付が確認されると、登録したメールアドレスにメールが届きますので、SIMロック解除が完了します。
アメリカ現地でもSIMフリースマホを購入可能
SIMロック解除ができなくても、アメリカ国内で格安のSIMフリースマホが購入できます。
格安スマホ販売で有名なのが「BEST BUY」という店舗。
プリペイドSIMも格安で購入できますし、Androidスマホ本体も最安で25ドル前後で購入できます。
WEBサイトでも確認できますので、チェックしてみてください。
アメリカ用SIMカードを購入する前の確認事項
アメリカと日本では、携帯電話の通信方式や周波数が違います。
その為、スマートホンの機種によっては、アメリカの通信方式・周波数に合わず、アメリカのSIMを入れても使えないことがあります。
自分のスマホの通信方式は?
アメリカの通信方式は、CDMA2000とW-CDMAを使用しています。
これに該当していないスマートフォンは使用することができません。
また、キャリアによって使える方式も違います。
アメリカの各通信キャリアで使える通信方式は違いますので、SIMカードを購入する前に自分のスマホの使える通信方式を確認しておきましょう。
ちなみに、iPhone5以降のシリーズは全てアメリカのSIMカードが使用可能ですので問題ありませんが、Androidスマホは、どちらかの回線に対応していない場合がある為、注意しましょう。
アメリカの各通信キャリアの通信方式早見表
キャリア | 2G | 3G | LTE |
---|---|---|---|
通信方式 | 通信方式 | 通信方式 | |
AT&T | GSM | W-CSMA | FDD |
T-Mobile | GSM | W-CSMA | FDD |
Verizon | CDMA One | CDMA2000 | FDD |
Spint | CDMA One | CDMA2000 | FDD |
U.S. Cellular | CDMA One | CDMA2000 | FDD |
自分のスマホの周波数帯は?
アメリカでは、700MHz帯・800MHz帯・1700MHz帯・1900MHz帯・2100MHz帯の周波数を使っています。
日本の場合でも、アメリカと同様の周波数を使っていますが、スマホによっては使えない周波数もありますので、こちらもSIMカードを購入する前に確認しておきましょう。
アメリカの各通信キャリアの周波数早見表
キャリア | 2G | 3G | LTE |
---|---|---|---|
周波数 | 周波数 | 周波数 | |
AT&T | 850MHz | 850MHz | 700MHz |
1.9GHz | 1.9GHz | 850MHz | |
- | - | 1.7GHz/2.1GHz | |
- | - | 1.9GHz | |
- | - | 2.3GHZ | |
T-Mobile | 1.9GHz | 1.7GHz/2.1GHz | 700MHz |
- | 1.9GHz | 1.7GHz/2.1GHz | |
- | - | 1.9GHz | |
Verizon | 800MHz | 800MHz | 700MHz |
1.9GHz | 1.9GHz | 1.7GHz/2.1GHz | |
- | - | 1.9GHz | |
Spint | 800MHz | 800MHz | 800MHz |
1.9GHz | 1.9GHz | 1.9GHz | |
- | - | 2.5GHz | |
U.S. Cellular | 1.9GHz | 1.9GHz | 700MHz |
アメリカ用SIMカードの選び方のコツ
アメリカ用SIMカードにはいくつか種類があります。
そういったSIMカードを購入する方法として
-. 現地空港やショッピングモール、携帯通信会社で購入
-. 日本で事前にアメリカ用のSIMカードを購入
があります。
アメリカであれば、WalmartやTarget等の大型ショッピングモール内に携帯通信会社がありますので、そこに行って購入することができます。
また、英語が苦手で、通信会社とのやりとりが苦手な方は、あらかじめアメリカ用のSIMカードを購入することもできます。
Amazonや楽天などのネットショップで、アメリカで使えるSIMカードがいくつか販売していますので、自分のスマホに合う規格・プラン・通信方式・周波数を調べて購入しておくと、アメリカに着いたらすぐにネットに繋げることができるので非常に便利でしょう。
アメリカ旅行で必要なSIMカードのデータ容量は?使用量の目安
アメリカ旅行で必要なデータ通信量はどのくらいなのでしょうか。
通信量を無駄に多く購入して結局使わなければ、非常に勿体無いですよね。
データ通信量の目安は、1週間の滞在で約1Gバイト程度あれば十分です。
それを目安にして、滞在日数と照らし合わせて必要な分のバイト数を購入するようにしましょう。
データ使用量を節約するためのコツ
基本的に、SIMカードのデータ通信量を使用する際は、移動中に調べ物がある時か、店舗を探す時など、絶対に必要な時だけ使うようにします。
それ以外の時の使用は、全てWi-Fiを使うようにしましょう。
ほとんでのホテルやゲストハウスにはWi-Fiが着いていますし、レストランや大型ショッピングモールにも無料Wi-Fiが設置されていることが多いです。
ですので、基本的には無料Wi-Fiを使用することで、SIMカードのデータ使用量を節約することができます。
アメリカ用SIMカードに音声電話機能はつけるべき?
現地のコーディネーターやホテルに連絡しなくてはいけない場合などは、音声電話機能が必要になってくるでしょう。
しかし、単純な観光の場合は必要になることは少ないです。
友人同士であればLINEなどで連絡が取れるでしょうから、電話番号が必要になることはほぼないでしょう。
長期滞在や現地で仕事をする場合は、音声電話機能をつけておいたほうが、現地で連絡が取り合えるので、つけておくといいかもしれませんね。
アメリカ大手通信会社のプリペイドSIMカードを紹介!
アメリカの大手通信会社は、旅行者用にプリペイドSIMカードを販売しています。
アメリカのSIMカードは、種類が多くありますので、データ量や有効期間、値段などをそれぞれ見ていきましょう。
アメリカ大手通信会社のSIMカード①:AT&T
AT&Tはアメリカで2番目に利用者の多い通信会社です。
通信方式をW-CDAMを採用しているので、Androidスマホでも使用できる場合が多いです。
AT&Tの通信方式と周波数は、下記の表を参考にしてください。
通信規格 | 通信方式 | 周波数帯 |
---|---|---|
3G | W-CDMA | 850/1900 |
4G | LTE | 700/850/1700,2100/1900/2300 |
アメリカ用SIMカードAT&Tのメリットとデメリット
AT&Tのメリットは、AT&Tの回線を借りている通信会社も多いので、日本のスマホでも比較的利用することができる点です。
デメリットというデメリットは特にありませんが、規格や通信方式が合わなければ、全く使うことができない点と、2016年12月に2Gネットワークが廃止されているので、2G回線しか使えない端末ではAT&TはのSIMは利用できません。
現在2G回線を使用している方は、あまりいないでしょうから、問題ありませんね。
アメリカ用SIMカードAT&Tの各プラン
AT&T | 内容 |
---|---|
データ量 | 1G/6G/データ無制限 |
有効期間 | チャージ後1ヶ月間有効 |
値段 | 35ドル/45ドル/65ドル |
特徴 | アメリカ国内通話無料 |
アメリカ大手通信会社のSIMカード②: T-Mobile US
T-Mobile USは全米で3番目に利用者の多い通信会社です。
通信方式は、AT&T同様W-CDAMを使用しているので、日本のAndroidスマホでも合う場合は多いです。
T-Mobile USは、アメリカの空港でよく販売していますので、比較的すぐに入手することができます。
通信規格 | 通信方式 | 周波数帯 |
---|---|---|
2G | GMS/GPRS/EDGE | 1900 |
3G | W-CDMA | 1900/1700/2100 |
4G | LET | 1900/1700/2100/700/600 |
アメリカ用SIMカードT-Mobile USのメリットとデメリット
T-Mobile USのメリットは、とにかく通信速度が安定している点です。
大手通信会社であり、採用している通信規格が多いので、T-Mobile USを使えるスマホも多いと言うのが、最大のメリットでしょう。
デメリットとして、通常の通話データプランだと費用が高い点です。
日本へのテキストメールが無料なのはありがたいですが、4GBで5,000円弱かかるのは少し高く感じてしまいますね。
一応ツーリストプランもあるので、旅行者はそちらを使った方がいいでしょう。
アメリカ用SIMカードT-Mobile USの各プラン
通常プラン
T-Mobile US | 内容 |
---|---|
データ量 | 4GB/10GB/無制限 |
有効期間 | 30日間 |
値段 | 45ドル/50ドル/75ドル |
特徴 | アメリカ国内通話無料・日本へのSMS無料 |
ツーリストプラン
T-Mobile US | 内容 |
---|---|
データ量 | 2GB |
有効期間 | 3週間 |
値段 | 30ドル |
特徴 | アメリカ国内1000分通話無料・日本へのSMS無料 |
アメリカ大手通信会社のSIMカード③: Verizon
Verizonは、アメリカ国内でナンバー1のシェア率を誇る通信会社です。
通信方式がCDMA2000を採用しているので、W-CDMA方式しか使えない端末は、Verizonを利用できません。
通信規格 | 通信方式 | 周波数帯 |
---|---|---|
2G | CDMA2000 | 850/1900 |
3G | CDMA2000 | 850/1900 |
4G | LET | 850/1900/700/1700/2100 |
アメリカ用SIMカードVerizonのメリットとデメリット
Verizonの最大のメリットは、国内ナンバー1のシェア率を誇っているため、アメリカ国内のネットワークエリアが一番広い点でしょう。
アメリカ国内ほとんどの場所で、VerizonのSIMは使えます。
さらに、使い切らなかったデータ量を次の月に繰越することができるので、長期滞在者にはありがたい昨日でしょう。
デメリットは、CDMA2000の方式を終了となり、4GLTEに全て変更になります。
そのため、4G回線が使えないスマホは今後Verizonを利用できなくなってしまいます。
アメリカ用SIMカードVerizonの各プラン
Verizon | 内容 |
---|---|
データ量 | 3GB/7GB/10GB/データ無制限 |
有効期間 | チャージ後1ヶ月 |
値段 | 40ドル/50ドル/60ドル/80ドル |
特徴 | アメリカ国内通話無料・虫用データの翌月への繰越が可能・日本へのSMS無料 |
アメリカ大手通信会社のSIMカード④:Sprint
Sprintも、利用者の多い通信会社の一つです。
2013年8月にソフトバンクが買収しているため、ソフトバンクのスマホはこの会社のSIMカードを利用ですることができます。
採用通信方式は、CDMA2000ですので、W-CDMA方式しか使えない場合は、こちらのSIMカードは利用できません。
通信規格 | 通信方式 | 周波数帯 |
---|---|---|
3G | CDMA2000 | 800/1900 |
4G | LTE | 800/1900/2.5GHz |
アメリカ用SIMカードSprintのメリットとデメリット
ソフトバンクが買収した会社なので、日本語のサポートを受けることができます。
しかし、2Gの通信規格がないので、2Gの通信方式を利用しているスマホでは利用ができません。
通話プランもあまりないので、注意が必要です。
アメリカ用SIMカードSprintの各プラン
Sprint | 内容 |
---|---|
データ量 | 4GB/無制限 |
有効期間 | なし |
値段 | 40ドル/60ドル |
アメリカ用プリペイドSIMカードの事前購入をおすすめする理由
アメリカ用のSIMカードは、現地でしか手に入らないと思っている人もいるでしょうが、実は日本でも事前に購入しておくことができます。
Amazonや楽天などのネット通販で購入することができ、むしろ現地で購入するよりも安くお得なプランで手に入れることができます。
現地の携帯会社にわざわざ行って、購入手続きをする手間もかからないので、事前に購入しておいたほうが、楽だと言うこともおすすめしたい点です。
日本での事前購入はアメリカ旅行初心者にも安心
アメリカでSIMカードを購入する場合、空港に設置されているSIMカード自販機を利用するか、通信電話会社に行って、プリペイドSIMカードを契約購入する必要があります。
自販機で買う場合、全て自分で設定しなくてはならないですし、説明書きも全て英語で記載されているので、旅行初心者には、SIMカード設定が難しいかもしれません。
また、お得なプランのSIMカードがなかったりしえ、損をする場合もあります。
通信電話会社に行って、契約購入する場合、設定も全てスタッフが行ってくれますし、自分のスマホでSIMカードが使えるかを見てくれるので、その点では、非常に安心でしょう。
しかし、アメリカの通信電話会社ですから、スタッフは全てアメリカ人です。
そのため、契約時は全て英語での対応になりますので、旅行初心者からしたら、非常にハードルが高い作業になるでしょう。
事前に購入しておけば、日本語で説明がありますし、自分の契約しているキャリア会社に問い合わせれば、使えるSIMカードかを判断してくれます。
ですので、SIMカード購入で失敗しずらいのです。
アメリカの空港にはSIMカード販売所が少なめ
アメリカに旅行しに行く場合、日本人が利用するであろう空港といえば、ニューヨーク・サンフランシスコ・ロサンゼルス・ラスベガス・ダラス・マイアミなどの空港でしょう。
しかし、残念ながらアメリカの空港のほとんどは、キャリア会社のショップがありません。
空港でSIMカードを購入する場合は、SIMカードの自販機で購入するか、SIMカードを販売している小売店で購入するしかないですが、ほとんどの場合、空港で販売しているSIMカードはかなり割高に設定されているので、かなり損をしてしまいます。
都市名 | 空港名 | SIMカード販売所 |
---|---|---|
ニューヨーク | ジョン・エフ・ケネディ空港 | キャリアショップなし・SIMカード自販機数個・SIMS GOと言うSIMカードの小売店があるが、値段が高い |
ニューアーク空港 | キャリアショップなし・SIMカード自販機数個・SIMS GOと言うSIMカードの小売店があるが、値段が高い | |
サンフランシスコ | サンフランシスコ国際空港 | ・キャリアショップなし・MobileServiceと言うSIMカード小売店はあるが割高・数個のSIMカード自販機点在 |
ロサンゼルス | ロサンゼルス国際空港 | ・キャリアショップなし・換金所でT-MobileのSIMカードを扱っているがかなり割高 |
ラスベガス | マッカラン国際空港 | SIMカードの自販機のみ |
ダラス | ダラス・フォートワース国際空港 | ・キャリアショップなし・自販機のみ |
マイアミ | マイアミ国際空港 | なし |
アメリカ用プリペイドSIMカードをAmazonで事前購入しよう!おすすめのモデルを紹介!
現地でSIMカードを購入すると、かなり割高になってしまいがちです。
さらに、全て英語での対応ですので、初心者にはかなりハードルが高くなってしまうでしょう。
そういった場合、事前に日本でアメリカ用のSIMカードを購入することができます。
日本語記載ですので、設定は簡単ですし、利用した日本人のレビューも掲載されているので、安心して購入することができるでしょう。
Amazonで買えるアメリカ用SIMカード①:ZIP SIM
ZIP SIMは、昔から多くの旅行者に使われてきた、実績のあるプリペイドカードです。
通信速度も早く、使用する上で問題点はほぼ無いSIMカードだと言えるでしょう。
レビュー評価も高いので、安心して使用することができるでしょう。
アメリカ用SIMカードZIP SIMのメリットとデメリット
ZIP SIMのメリットは、やはり通信使用量が細かく分けられていることでしょう。
ほとんどのSIMカードは、最低でも1Gからの購入になってしまいますが、ZIP SIMだと、500MG/1GB/1.5GB/2GBと細かく分けられているので、自分の滞在日数に合わせて購入することが可能です。
さらに、通話とSMSがアメリカ国内に限り無制限で使用ができます。
電話を使う際、全くお金がかからないのは嬉しいサービスですよね。
その反面、デメリットとしては、1GBで使用可能日数が14日間と若干短いことや、3,080円とアメリカのSIMカードの中でも、値段が高いことでしょう。
それでも、電話使用無制限なことを考えれば安いでしょうが、残念ながら国内通話のみです。
旅行中に電話をかける機会はほぼ無いで賞から、デメリットと相殺するのは難しいかもしれませんね。
アメリカ用SIMカードZIP SIMの各プラン
ZIP SIM | 内容 |
---|---|
データ量 | 500MB/1GB/1.5GB/2GB |
有効期間 | 7日間/14日間/21日間/30日間 |
値段 | 1,980円/3,080円/3,980円/4,280円 |
特徴 | ・データ量がなくなったらネットでチャージして再度使うことが可能・国内電話、SMS無制限使い放題 |
Amazonで買えるアメリカ用SIMカード②:h2o(初月料金コミコミパック)
h2oは、KDDIとアメリカ最大手AT&Tが共同で運営しているSIMカードです。
初月料を支払って契約するタイプのプリペイドSIMカードなので、長期滞在用のSIMカードとして考えていただいた方がいいでしょう。
アメリカ用SIMカードh2oのメリットとデメリット
h2oは、アメリカ通信業者AT&Tの回線を使用しているので、通信速度は非常に早いです。
また、日本のKDDIと共同で運営しているSIMカードですので、KDDIサポートを受けられます。
現地で、英語が分からず、通信事業者に連絡できないという方は、こちらのSIMカードであれば、KDDIのスタッフが日本語で対応してくれます。
さらに、こちらにも音声電話機能がついており、国内電話、SMSは無制限で使用できます。
日本への国際電話でも無制限ではありませんが、容量ごとに無料通話分がついています。
2GB/40分・6GB/80分・8GB/80分の無料通話ができるので、日本にいる人に電話をかけたい場合は、かなり嬉しいサービスでしょう。
もう一つのメリットとしては、容量を限度一杯使い切っても、低速で通信が可能という点です。
日本のキャリア携帯で言う、速度制限並みの速度に落ちますが、全く使えなくなるよりはましでしょう。
h2oのデメリットとして、クレジットカードが無いと契約できないことと、1ヶ月用なので30日以内での解約は、早期解約手数料がかかってしまうことです。
こういった面も加味して、アメリカへ留学する人などの中長期滞在者向けのSIMカードだと言えるでしょう。
アメリカ用SIMカードh2oの各プラン
ZIP SIM | 内容 |
---|---|
データ量 | 2GB/6GB/8GB/10GB |
有効期間 | 一律30日間 |
値段 | 2,990円/3,990円/4,990円/5,990円 |
特徴 | ・国際通話無料分がついてくる・データ量の多い方を購入すれば、1GBあたりの価格が安くなる |
Amazonで買えるアメリカ用SIMカード③:most sim AT&T版
most sim AT&T版は、アメリカ大手通信電話会社のAT&Tの回線を利用しているSIMカードです。
全ての規格に対応しているので、どのスマホを使っていたとしても安心して使用できまうす。
アメリカ用SIMカードmost sim AT&T版のメリットとデメリット
most sim AT&T版の最大のメリットは、価格の安さでしょう。
1GBあたり、約500円程度なので、お財布に非常に優しいです。
さらに、容量無制限の物も販売しているので、1ヶ月にネットを無制限に使いたい人にはオススメのSIMカードでしょう。
デメリットとして、6GBからしか販売していないことと、利用可能日数が少ない点です。
さらに残念なのは、無制限SIMカードを購入したとしても、このSIMカードはテザリング不可になっているので、他の人と共有して使うことができません。
価格が安いので、そういった面で制限があるんでしょうね。
アメリカ用SIMカードmost sim AT&T版の各プラン
most sim AT&T版 | 内容 |
---|---|
データ量 | 6GB/10GB/無制限 |
有効期間 | 7日間/15日間/30日間 |
値段 | 3,390円/5,290円/9,590円 |
特徴 | ・テザリング不可・アメリカ国内通話無料 |
Amazonで買えるアメリカ用SIMカード④:most sim T-mobile版
most sim T-mobile版は、アメリカ最大手の通信電話事業会社のT-mobileの回線を使っており、通信速度を気にせず安心して利用することができます。
most sim AT&T版とパッケージが似ているので購入するときは、注意が必要でしょう。
こちらのSIMカードは、使用日数によって値段が変わるので、日割り計算でSIMカードを使いたいと考えている方向けのSIMカードでしょう。
アメリカ用SIMカードmost sim T-mobile版のメリットとデメリット
most sim T-mobile版のメリットは、データ通信量の制限がないことでしょう。
日割りで価格が決められているので、1日いくらでもネットを使えると言うのが最大の強みになっています。
さらにテザリングも可能ですので、1つこのSIMカードがあれば、テザリングして複数人でネットに繋ぐことが可能です。
しかし、日割りで価格が決められているので、値段はそれなりにします。
1GBごとに価格を決めてSIMカードを購入したい人には、向いていないでしょう。
アメリカ用SIMカードmost sim T-mobile版の各プラン
most sim T-mobile版 | 内容 |
---|---|
データ量 | 表記なし |
有効期間 | 5日/7日/10日/12日/15日/21日/30日 |
値段 | 2,400円/2,890円/3,290円/3,590円/3,990円/5,390円/6,600円 |
特徴 | ・日割りでの価格のため、GB毎に購入できない・データ通信量無制限 |
Amazonで買えるアメリカ用SIMカード⑤:HanaCell
HanaCellは、日本人のためのアメリカ用SIMカードとして作られました。
アメリカ大手通信電話会社である、T-Mobileと日本のソフトバンクが共同で運営しており、日本語のアナウンス案内を受けることができます。
月額使用料を払って契約するもので、費用が9ドルからと安価で契約ができるのが特徴です。
中長期間のアメリカ滞在をする場合は、HanaCellがオススメです。
アメリカ用SIMカードmost sim T-mobile版のメリットとデメリット
HanaCellの最大のメリットは、日本語のサポートを受けられることでしょう。
月額制ですので、日本のキャリア携帯と同じような形でアメリカで使用ができます。
プランによっては、YouTubeや定額音楽サイトなどのストリーミング再生を無制限で使うことができす。
デメリットは、プリペイドタイプのSIMカードではないので、1GBごとに購入することができないことと、クレジットカードがないと購入することができないことでしょう。
HanaCell | 内容 |
---|---|
月$9.99 | ・低速データ通信使い放題・高速通信有料・テキストメッセージ無制限 |
月$29 | ・高速データ通信2GBまで・低速通信無制限・音楽ストリーミング無制限・テキストメッセージ無制限 |
月$49 | ・アメリカ国内通話無制限・高速データ通信2GBまで・音楽ストリーミング無制限・テキストメッセージ無制限 |
月$59 | ・アメリカ国内通話無制限・高速データ通信6GB・YouTube/音楽ストリーミング無制限・テキストメッセージ無制限 |
月$79 | ・アメリカ国内通話無制限・高速データ通信無制限・テザリング7GB利用可能・YouTube/音楽ストリーミング無制限・テキストメッセージ無制限 |
アメリカ用SIMカードのセット・設定方法を紹介!
アメリカ用SIMカードを設定するには、最初の方にも説明して通り、SIMロック解除とスマホに適した通信方式と周波数を調べておきましょう。
また、スマホによって挿入できるSIMカードのサイズが違いますので、購入前に確認が必要です。
APN設定を行う
SIMカードを差し替えたら、APN設定を行います。
APN設定は、ネット環境がないと設定できないので、Wi-Fiが繋がる環境である必要があります。
iPhoneで設定する場合
- Wi-Fiに接続
- 検索画面から購入したSIM会社に公式ホームページへアクセス
- 設定ページからプロファイルをインストール
- インストール完了画面で、完了を選択
上記の手順で設定が完了します。
Androidで設定する場合
- 設定画面から「モバイルネットワーク」を選択
- アクセスポイント名を選択
- 通信サービス名を選択(もし通信サービス名にSIM会社の名前がなければ、プラスマークを選択し新規登録)
日本会社提供のアメリカ用SIMカードの注意点
mineoなどの日本の通信電話会社が販売しているSIMカードは事前に日本国内で購入することができ、手続きや設定などのサポートも出国前にできるので、英語が苦手な人は、安心して使うことができるでしょう。
しかし、金額が異様に高い物や、プリペイド式でなく、月額契約制だったりする場合がありますので、購入前に気をつけなければなりません。
高額な通信料金プランになっていないか?
先ほど紹介したSIMカードは、プリペイド式のものが多いので、後から高額請求される心配はありません。
しかし、月額制や後払いタイプの物は、後から、使った分のデータ通信料金が請求されるので、契約方式を間違えると、後から思った以上に高額請求をされる可能性があります。
アメリカでは、Wi-Fiが使える環境が整っていますので、先払い式のプリペイドSIMカードで十分でしょう。
ですから、日本会社提供のアメリカSIMカードを購入する場合は、契約内容を注意して見るようにしましょう。
アメリカ用のSIMカードには2種類の支払いパターンあり
SIMカードの使用料きの支払い方には2種類あります。
-. プリペイド形式(Pay as you go)
-. 月額契約形式(Monthly Prepaid)
それぞれ、支払い形式は全く異なりますので、旅行の期間などをみて、自分に合った契約方法を選択しましょう。
Pay As You Go
読んで字の如く、使った分だけ支払う形式のプリペイド式SIMカードです。
大手キャリア会社が様々なタイプのSIMカードを販売しており、空港の自販機やコンビニ、スーパーマーケット等で購入できるのはこのタイプでしょう。
審査も必要が無く、データ通信料に応じた料金を支払えばすぐに使用できるので、後から高額請求をされる心配がほとんど無いので、安心して使用できます。
Monthly Prepaid
こちらは、月額契約プランの形式で、日本のドコモ・ソフトバンク・auのようなキャリア会社と契約して月額使用料を支払うタイプのものです。
プリペイド式の物よりも安く料金を抑えることもできますが、契約には、銀行口座や身分証明書などが必要になり、短期旅行にはあまり向いていないタイプのSIMカードでしょう。
こちらのタイプでは、契約のタイプによって後から高額請求をされる可能性がありますので、注意しなければなりません。
アメリカ用SIMカードのチャージ方法を「自動払い(Auto Pay)」にしないように!
プリペイドSIMカードの設定で注意しなければならないのは、自動支払い(Auto Pay)です。
通常プリペイドSIMカードは、最初に購入した分のデータ量がなくなってしまったら、ネットに繋げなくなるか、低速通信になり、それ以降使用したい場合は、自分でチャージしなければなりません。
しかし、自動支払い(Auto Pay)に設定してしまうと、勝手にクレジットから料金を引かれてしまういます。
無駄に料金を支払わないために、支払い設定は気をつけましょう。
アメリカ用SIMカードをハワイで使うときは歩きスマホを控えよう
スマホがネットに繋げるようになったら、歩きスマホには注意しましょう。
特にハワイでは、2017年7月27日に、道路横断中に歩行者がスマートフォン等の電子機器を使用することを禁止する条例が議会で可決され、結果、同年10月25日に「Distracted Walking Law(注意散漫歩行条例)」が施行され、違反回数に応じて15~99ドルの罰金が科せられることになりました。
この条例は、アメリカ人だけでなく、日本人にも科せられるため、アメリカ用SIMカードでネットが使えるようになってみ、歩きスマホだけはやめましょう。
旅行行程に合わせたアメリカ用SIMカードを購入しましょう
アメリカには、通信会社が多くありますので、SIMカードも何種類もあります。
値段や形式も様々ですので、自分の旅行日程に合わせて、どれくらいのデータ通信量が必要なのか、音声通話機能は必要なのか等、確認してから購入するようにしましょう。
また、現地で購入する場合は、全て英語対応なので、苦手な方は、事前にAmazonなどで購入しておくと、現地での手間が省けるので、余計なストレスを感じることなく、アメリカ旅行を快適に楽しむことができるでしょう!