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2019/05/23

豪華な寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の料金は?

トワイライトエクスプレス瑞風は、JR西日本によって2017年6月から運行されている臨時寝台列車です。
初代トワイライトエクスプレスから豪華寝台列車という特徴を受け継ぎ、クルーズトレインとして臨時運行されています。

ここでは、豪華寝台列車トワイライトエクスプレス瑞風のルートや料金とともに、列車について紹介していきます。

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料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)とは

トワイライトエクスプレス瑞風は、2017年から運行されている豪華寝台列車を使用したクルーズトレインです。

乗ってみたいけれど、料金や予約方法が気になるという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、トワイライトエクスプレス瑞風のルートや特徴と共に料金を解説していきます。

トワイライトエクスプレス瑞風はJR西日本の新しい豪華寝台列車

豪華寝台列車を利用したクルーズトレインは、2017年から登場し、特徴である豪華な内装や豪勢な食事で瞬く間に話題になりました。
JR西日本ではこの記事内で紹介させて頂くトワイライトエクスプレス瑞風が運行されており、JR東日本ではトランスイート四季島という列車名でクルーズトレインが運行されています。

それぞれ、所属しているJR所轄内の有名観光地や景観を楽しめるルートを運行しており、乗車料金も同様のグレードに設定されています。
両列車ともリッチな乗車料金ですが、人気のため予約が取りづらいことでも有名です。

前身は大阪-札幌間を走っていたトワイライトエクスプレス

トワイライトエクスプレス瑞風は2017年6月からの運行ですが、2015年までは臨時寝台列車トワイライトエクスプレスが運行されていました。
かつてのトワイライトエクスプレスは、大阪から札幌までのルートを北陸経由で往復する客車寝台列車でした。

臨時運行かつ豪華な寝台列車ということもあり、予約を取るのは困難と言われていました。
瑞風は、かつてのトワイライトエクスプレスを前身とする豪華寝台列車としてその名前を受け継いでいます。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)のルートと停車駅

瑞風のルートを表す線路

トワイライトエクスプレス瑞風には、基本的に5つの運行ルートがあります。
どのルートも、瑞風の寝台列車という特色を活かして、全日程の大半は瑞風の中で過ごすという形をとっています。

それぞれのルートに特徴としている観光地や景観があり、料金や停車駅も異なっています
料金は後述しています。

トワイライトエクスプレス瑞風のルートと停車駅①:山陰下りコース(1泊2日)

山陰の下りコースは、大阪駅を起点として終点下関までを山陰本線経由で走行するルートです。
停車駅は、大阪駅ー城崎温泉駅ー萩駅ー東萩駅ー下関駅となっています。

途中立ち寄り観光地は1日目の城崎温泉駅での城崎温泉街散策や詠帰亭の見学2日目の萩駅での萩焼の名窯元見学となっています。
料金は後述しています。

トワイライトエクスプレス瑞風のルートと停車駅②:山陰上りコース(1泊2日)

山陰の上りコースは、下関を起点として大阪までのルートとなっており、下りルートとほぼ同じルートを走行します。
山陰下りコースと同じルートですが、立ち寄り観光地が異なっているため、ツアー内容の差別化をはかっているようです。

山陰上りコースでの停車駅は、下関駅ー出雲市駅ー鳥取駅ー大阪駅となっています。

山陰上りコースでの立ち寄り観光地は、1日目の出雲市駅での出雲大社参拝と、2日目の鳥取駅での鳥取砂丘と砂の美術館となっており、下りとは異なる旅の雰囲気を味わえます。
料金は後述しています。

トワイライトエクスプレス瑞風のルートと停車駅③:山陽下りコース(1泊2日)

山陽下りコースは、京都を起点として下関へ山陽本線経由で走行するルートです。
山陰本線経由のルートとは違った車窓や観光地を楽しむことができます。

山陽下りコースの停車駅は、京都駅ー倉敷駅ー岩国駅ー下関駅となっています。

山陽下りコースでの立ち寄り観光地は、1日目の倉敷駅下車での倉敷美観地区や大原美術館と、2日目の岩国駅での瀬戸内海国立公園の尾道水道となっています。
料金は後述しています。

トワイライトエクスプレス瑞風のルートと停車駅④:山陽上りコース(1泊2日)

山陽上りコースは、下関を起点として京都までを山陽本線経由で走行するルートとなっています。
山陽下りコースとは立ち寄り観光地が異なっており、同様のルートでも異なるツアー内容になっています。

山陽上りコースの停車駅は、下関駅ー宮島口駅ー尾道駅ー大阪駅ー京都駅となっています。

山陽上りコースの立ち寄り観光地は、1日目の宮島口駅下車での厳島神社参拝と、2日目の尾道駅下車での豪華クルーザーを使用したクルージング等となっています。
料金は後述しています。

トワイライトエクスプレス瑞風のルートと停車駅⑤:周遊コース(2泊3日)

山陰山陽周遊コースでは、京都から新大阪までを山陽本線、山陰本線を経由して往復するルートです。
この周遊ルートのみ2泊3日となっており、ゆったりと瑞風を堪能することができるプランになっています。

料金は最高額ですが一番人気のプランであるため、予約発表があってからすぐに予約が殺到するコースです。
山陰山陽周遊コースの停車駅は、京都駅ー岡山駅ー宍道駅ー東浜駅ー新大阪駅となっています。

山陰山陽周遊コースは、全体を通して山陰コースと山陽コースを融合させたようなルートになっています。
山陰山陽周遊コースでの立ち寄り観光地は、1日目は岡山駅下車での岡山後楽園の見学。

2日目は宍道駅下車での菅谷たたら山内見学や茶室明々庵でのお茶の堪能などを楽しみます。
3日目は東浜駅下車での浦富海岸散策と、現地で行われている地引網の実演などを見学することができます。

料金は後述しています。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の運行スケジュール

2019年は、第10期の予約が始まりました
2019年5月の時点で発表されている瑞風の運行スケジュールは、それぞれのコースで以下の通りです。料金は後述しています。

コース 出発設定日
山陰下りコース 2019年10月19日、11月9日
山陰上りコース 2019年10月28日
山陽下りコース 2019年10月5日、11月30日
山陽上りコース 2019年11月18日
山陽・山陰周遊コース 2019年10月2日、10月16日、 10月30日、11月13日

料金は後述しています。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の車両の外観

瑞風は、その前身である寝台特急トワイライトエクスプレスのデザインを踏襲しています。
モスグリーンの車体に、黄色の帯が入っているのが特徴で、これは元々日本海のグリーンと夕日の黄色を表しているデザインとなっています。

クルーズトレインとして瑞風に生まれ変わってからは、ノスタルジック・モダンをコンセプトとして現代風な車両に作り上げられています。
流線型の支柱に囲まれた開放式展望デッキなども作りこまれており、工芸品のような美しい造形となっています。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の10両編成の車内

豪華寝台列車やクルーズトレインという名称で呼ばれる、瑞風の車内はどのようなデザインになっているのでしょうか。
丁寧に作り上げられた豪華な瑞風の内装を、一両ずつ紹介していきます。

トワイライトエクスプレス瑞風の車内のインテリアとデザイン

瑞風は、5号車のラウンジから乗車し、チェックインをします。
瑞風は全体の車両を通して木を基調とした和モダンな内装に仕上がっています。

すべての客室が高級ホテルの部屋にいるかのような豪華な仕上がりになっています。
乗車料金が都内高級ホテルのスイートルームにも匹敵する瑞風の車内はどのようになっているのでしょうか。

トワイライトエクスプレス瑞風の全客室にトイレ、洗面台、シャワーが

瑞風の客室は、すべての客室にトイレ、洗面台、シャワーが備え付けられています。
かつてのトワイライトエクスプレスでは、当時の寝台列車のフォーマットに倣って、A寝台個室には専用のシャワーがついていましたが、すべての客室にはありませんでした。

クルーズトレインとして豪華寝台列車の名を冠する上で、お客様への快適性を抜かりなくサポートしていると考えられます。
全客室、非常にゆとりのあるトイレやシャワースペースで、寝台列車の中にいるということを忘れてしまいそうな作りになっています。

トワイライトエクスプレス瑞風の客室①:スイート(7号車)

瑞風の7号車ザ・スイートは、列車一両まるまる1部屋という世界の寝台列車でも類を見ない贅沢な作りになっています。
大きな窓際に設置された固定型ベッドや、バスタブ付きの大理石造りの浴室など、高級ホテルをそのまま列車に移設したかのような客室です。

予約時に希望することで、車内での生演奏を楽しむこともできます
1編成丸ごと使っている構造なので、1編成に1部屋のみとなっています。予約倍率、乗車料金共に全客室でトップクラスとなっています。

7号車は1両丸ごとザ・スイートになっているので、通路はスイートルームの下を通る形になっています。

トワイライトエクスプレス瑞風の客室②:ロイヤルツイン(全12室、2,3,8,9号車)

ロイヤルツインは、その名の通り2人用に個室になっています。
瑞風の客室ではこのタイプの部屋が一番多く、2,3,8,9号車の4両がロイヤルツインになっています。

ベースグレードとなる客室ということもあり、瑞風ではロイヤルツイン利用時の料金が最もリーズナブルになっています。
内装は木材が多く使われ、高級感と同時に温かさを感じる内装になっています。

昼間は2人掛けのソファーと広いリビングスペースを確保し、夜は収納されていたベッドを展開することで広いスペースを有効的に利用しています。
廊下側に面している引き戸を開けることで、ソファーからは左右両側の景色を同時に堪能することが出来ます。

トワイライトエクスプレス瑞風の客室③:バリアフリーツイン(4号車)

4号車に1部屋だけ設けられているバリアフリーツインは、基本的な内装や構造はロイヤルツインと同様です。
客室の分類はロイヤルツインと同様なので、料金はロイヤルツインと同様の料金になっています。

部屋の名称にもついている通り、バリアフリー構造になっており、浴室やトイレの入り口が広めに設計されています。
車いすで利用できる配慮の効いた設計で、妊娠中の方や、介助犬が必要な方なども予約時に相談することで利用することが出来ます

トワイライトエクスプレス瑞風の客室④:ロイヤルシングル(全2室、4号車)

ロイヤルシングルは、明るめな木材を基調とした1人用の個室です。
これまでのクルーズトレインには1人用の個室は設定がなかったのに対して、瑞風ではこの個室の設定により、クルーズトレインを1人でも気軽に利用できるようになりました。

基本的な構造は前述したロイヤルツインに類似していて、展開式のベッドや開放可能な窓が設置されています。
ロイヤルシングルでも、廊下側の引き戸を開放することで列車左右両方の景色を同時に楽しむことが出来ます。

ロイヤルシングルは、全2部屋と部屋数が少ないため、予約倍率は高いと予想できます。

トワイライトエクスプレス瑞風の食堂車、ダイナープレヤデス

食堂車のダイナープレヤデスは列車の食堂車としては珍しく、オープンキッチンを採用しています。
調理の様子を感じながら、同時に大きな窓から眺める車窓を楽しむことが出来ます。

瑞風では、京料理の高級料亭「菊乃井」や、世界で高い評価を得ている米田 肇氏がオーナーを務めるレストラン「HAJIME」等の有名な食の匠が監修している料理が提供されます。
乗車料金の中にレストランでの食事料金も含まれており、客室だけでなく料理にも力を入れています。

トワイライトエクスプレス瑞風のラウンジカー、サロンドルゥエスト

瑞風での旅は、この5号車のラウンジカーに足を踏み入れた瞬間から始まります。
瑞風乗車時のチェックインは全てラウンジカーで行われ、エントランスにふさわしい風格と雰囲気で作りこまれています。

車両の半分はバーカウンターになっていて、食堂車とはまた一味違った形式でお酒やお茶を楽しむことが出来ます。
車両のもう半分はソファーが備え付けられており、その名の通りラウンジとして落ち着いた空間を楽しむことが出来ます。

トワイライトエクスプレス瑞風の展望室

瑞風の展望室は、前身のトワイライトエクスプレスのラウンジカーを参考に大型の曲面窓を採用しています。
車両横側の窓は天井まで伸びており、開放的な空間を演出しています。

昼は雄大な海や山を、夕方から夜は夕焼けから星空に移り変わっていく空を眺めることが出来ます。
走行中は進行方向後方の車両であればデッキに出ることが出来ます。

<下に続く>

トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の料金

瑞風の料金は、旅のコースや部屋のグレードによって大きく変動します。
出発日の時期によっても料金の変動があるようです。瑞風以外のクルーズトレインでも同様にハイシーズンの運行は料金が高く設定されています。

瑞風の旅程と部屋のグレードによる料金は以下の通りです。記載している料金は、すべて1人あたりの料金です。

山陰下りコース料金  客室 料金
ロイヤルツイン   (2名利用) 270,000円
ロイヤルシングル (1名利用) 330,000円
ザ・スイート    (2名利用) 750,000円
山陰上りコース料金  客室 料金
ロイヤルツイン   (2名利用) 270,000円
ロイヤルシングル (1名利用) 330,000円
ザ・スイート    (2名利用) 750,000円
山陽下りコース料金  客室 料金
ロイヤルツイン   (2名利用) 270,000円
ロイヤルシングル (1名利用) 330,000円
ザ・スイート    (2名利用) 750,000円
山陽上りコース料金  客室 料金
ロイヤルツイン   (2名利用) 270,000円
ロイヤルシングル (1名利用) 330,000円
ザ・スイート    (2名利用) 750,000円
山陽・山陰周遊コース料金  客室 料金
ロイヤルツイン   (2名利用) 550,000円
ロイヤルシングル  (1名利用) 520,000円
ザ・スイート    (2名利用) 1,250,000円
<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の申し込み方法と倍率

瑞風を予約する人

瑞風の予約申し込みは、瑞風の特設サイトから可能です。
申し込みフォーム内にも客室や旅程の料金表が掲載されており、料金とグレードを見比べながら予約が可能になっています。

バリアフリーツインを利用する際の相談などは、予約申し込み時のその他のご要望の欄に記述することで相談可能になっています。
料金は前述した通り、部屋グレードや旅程によっても変動しますが、予約倍率についても料金と同様に考えられます。

瑞風は、ハイグレードの部屋や長い旅程のプランが人気のため、料金の高いコースから順に倍率が高いと予測できます。
客室数も運行回数も少ない為、料金に関わらず空いている部屋を予約するという方も少なくないようです。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の食事

瑞風での食事

瑞風での食事は、6号車のダイナープレヤデスにて行います。
予約申し込みをして、決定したプランに応じて料金が決まりますが、乗車料金の中に食事の料金も含まれています。

かつてのトワイライトエクスプレスでは選択制かつオプションで食堂車での食事が可能でしたが、瑞風では特設サイトから予約したすべてのプランが食事つきプランになっています。
ラウンジカーでも軽食やお茶、ワインなどを楽しむことができます。ラウンジカーでの食事の利用に料金はかかりません。

食事は、1泊2日のコースでは朝夕食がそれぞれ一回、昼食が2回行われ、2泊3日のコースでは朝夕食がそれぞれ2回、昼食が3回となっています。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風のドレスコード

瑞風でのドレスコードの例

トワイライトエクスプレス瑞風ではドレスコードが指定されています。
瑞風の車内での大半の時間はスマートカジュアルで生活をします。

男性は襟付きのシャツにジャケットなどを羽織り、女性はワンピースに上着を羽織るなど、ある程度の指定がされています。

ディナータイムはセミフォーマルのドレスコードで指定されています。
男性はスーツ、ネクタイは必須になっており、女性はワンピースに上着もしくはスーツと指定されています。

男性のセミフォーマルファッションの場合、ボタンダウンや半袖シャツはNGとなっています。
リッチな乗車料金を誇る瑞風ならではの特徴とも言えます。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の立ち寄り観光地

瑞風立ち寄り観光地の厳島神社

瑞風の各コースで組み込まれている立ち寄り観光地を紹介していきます。

①山陰下りコース立ち寄り観光地

瑞風山陰下りコースでの下車駅は、城崎温泉駅と萩駅です。

城崎温泉では、天皇陛下が宿泊されたとして有名な詠帰亭などの特別な施設を見学することができます。
萩市では、世界遺産に指定されている松陰神社や萩焼の名窯元の見学が組み込まれています。

②山陰上りコース立ち寄り観光地

瑞風山陰上りルートでの下車駅は、出雲市駅と鳥取駅です。
出雲市では、大国主命大神を祀る出雲大社を参拝します。

鳥取砂丘エリアでは、国内でも有名な鳥取砂丘と砂を素材とした美術作品を展示している砂の美術館を通常営業時間前に観覧することができます。

③山陽下りコース立ち寄り観光地

瑞風山陽下りコースでの下車駅は、倉敷駅と岩国駅です。
倉敷では、大原美術館有隣荘の特別公開が行われます。本来年に数回の公開以外では見ることはできません

岩国では、吉川資料館にて学芸員の方による岩国藩鉄砲隊の解説や演舞を鑑賞することができます。

④山陽上りコース立ち寄り観光地

瑞風山陽上りコースでの下車駅は、宮島口駅と尾道駅です。
厳島神社では、神職の方同伴の参拝、舞楽奉納や琵琶の演奏を楽しむことができます。

尾道では、しまなみクルーズという豪華クルーザーを用いたクルージングと「ベラビスタ スパ&マリーナ尾道」にて1時間半ほど施設利用の滞在時間があります。

⑤山陰山陽周遊コース立ち寄り観光地

瑞風周遊コースでの下車駅は、岡山駅と宍道駅と東浜駅です。
岡山では岡山後楽園の延養亭の特別公開、松江宍道湖エリアでは菅谷たたら山内の鑑賞や明々庵でのお茶の提供があります。

東浜の浦富海岸では海岸の眺望を楽しみ、地元で行われている地引き網の実演などが披露されます。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の車窓風景

瑞風からの車窓風景

瑞風は、車窓に西日本地方の美しい景色を映しながら走行しています。瑞風の車窓から楽しむことが出来る西日本を代表する車窓風景を紹介していきます。

余部橋梁

余部橋梁は、山陰本線を代表する絶景スポットとなっています。
山々の間を非常に高い単線鉄道橋が通っているという特徴があります。

1912年から2010年までは赤い鉄橋が架かっており、当時世界最高の地上高を誇る程度右京としてとても話題になりました。
車窓からは高い位置に橋が架けられていることもあり、日本海の絶景を広く見渡すことができます

鉄道ファンからも人気の撮影スポットで、写真映えするその景色を瑞風から堪能できるのは贅沢なひと時です。

大山

大山は、伯耆富士や伯耆大山などとも呼ばれる成層火山です。
中国地方でも随一の標高を誇り、一帯は大山隠岐国立公園に指定されています。

雄大な大山の姿と共に田園風景を楽しむことができるのも大きなポイントで、それぞれの季節に応じて四季の景色が移り変わる様を堪能することができます。
瑞風の広い窓から見える大山の姿は圧巻でしょう。

宍道湖

宍道湖は、しじみの名産地としても有名な島根県の湖です。
汽水湖という特徴もあり、松江の味覚であるしじみや白魚などが多く水揚げされます。

宍道湖の特徴は味覚だけでなく、夕景にもあります。
宍道湖の夕景は、日本の夕陽百選にも選ばれており、湖面に反射する夕陽で湖一面が橙色に変化していきます。

日没直前の時間帯では、嫁ヶ島が夕陽をバックに浮かび上がりとても幻想的な雰囲気を醸し出します
瑞風の車窓からも宍道湖の美しい姿をゆっくりと堪能することができます。

大畠瀬戸

大畠瀬戸は、瀬戸内海でも日本三大潮流として知られている有名な海峡です。
関西国際空港連絡橋に次いで世界でも2番目の全長を誇るトラス橋の大島大橋を車窓に映して走行します。

大畠瀬戸は日本でも有数の船舶往来数を誇り、大島大橋の下を通過する船舶は瀬戸内海国立公園でも有名な景観です。
瑞風の車窓からは船舶の往来や大島大橋の景色もとても良く見え、そういった西日本の日常を車窓風景として取り込んでいます。

和気

山陽本線を走行する瑞風の中でも、日本の原風景を映して走行する地域といえば岡山県和気町です。
和気町走行時は、手前の田園風景と遠景に見える森林の緑が映える車窓を映します。

平安時代の貴族である和気清麻呂の出生地として知られており、和気清麻呂を祀っている祠も車窓に確認出来ます。
一帯が自然に包まれているということもあり、瑞風の車窓は季節によって四季折々の変化を見せます。

瑞風からは季節ごとの雄大な自然をゆったりと楽しむことが出来ます。

<下に続く>

料金を紹介。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の最高級のサービス

瑞風では、他の列車では類を見ない最高級のサービスを受けることができます。
瑞風の乗車料金に恥じない高級ホテルのようなリッチなサービスの中には、クルーの徹底的なトレーニングも含まれています。

客室やラウンジでは料金不要の飲食サービスもあり、そういったサービスに加えてベッドメイキングや清掃などもクルーが担当しています。
クルーのサービスは飛行機のファーストクラスのように徹底されており、ベッドメイキングから清掃まで全てが完璧にこなされます。

クルーの制服にも非常に高級感があり、統一されたダブルのジャケットは瑞風のトレードカラーでもある緑色と黒が使用されています。
ジャケットには大きな瑞風のロゴもあしらわれており、ネクタイやスカーフにも瑞風と織り込まれています。

瑞風のクルーは、いざというときにすぐにサービスを行えるように乗車中の旅客の客室と全ての方の氏名を覚えています
それぞれの旅客と近い位置で接することで、我が家でくつろいでいるような雰囲気の中で高級感のあるサービスを受けることができます。

瑞風では客室だけではなく、受けるサービスにも徹底的に力を入れていることがわかります。
食堂車では開放的なキッチンで調理の様子を見ることができますが、これも瑞風の最高級サービスの一部として組み込まれています。

下関駅ではクルーのトレーニング風景も見ることができ、瑞風乗車中の旅客へのサービスがどれほど徹底しているか実感することができます。

<下に続く>

トワイライトエクスプレス瑞風の料金と予約のまとめ

瑞風の旅をしようとしている人

瑞風の概要とともに乗車料金を紹介してきました。
瑞風は、西日本の風景や日常を特別な雰囲気に変えてくれる陸のファーストクラスと言えます。

瑞風はリッチな乗車料金ではありますが、料金以上の満足度が得られることでしょう。
特別な日や大切な人と利用することで瑞風は印象的な旅を演出してくれることでしょう。

まっぷる 兵庫 姫路城・神戸 但馬・淡路島'20
972円

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