アメリカの朝食は何を食べている？
日本にたくさんあるマクドナルドなどのハンバーガーのイメージもあってか、アメリカの朝食はハンバーガーと思っている方も多いのだとか。
アメリカでも一般的に、日本同様に朝食が摂られていますが、では実際にアメリカの朝食では何が食べられているのでしょうか？
忙しいアメリカの朝は手間のかからないメニューがメイン
アメリカの朝食で一般的なのは日本でも子供に人気のパンケーキや、牛乳をかけて食べるシリアル、ワッフルなど子供が喜びそうなメニューが並びます。
ほかにスクランブルエッグや、焼いて焦げ目をつけたベーコンなど、アメリカの朝食に共通して言えるのが、手間がかからず作れるものが多いことです。
アメリカの朝食で卵料理はスクランブルエッグのほかに、オムレツも人気のメニューで、卵のみならず一緒にチーズやほうれん草などの野菜を入れて焼き上げるオムレツも定番。
卵メニューにはソーセージやポテト、ベーコンなどを付け合わせに添えることも多く、日本から見ると、アメリカの朝食は結構ハイカロリーなメニュー多くなっています。
アメリカの定番・話題の朝食9選！
一般的なアメリカの朝食は卵料理のほか、シリアルやパンケーキなど9種類あります。
日本ではまだあまり馴染のないオートミールは健康志向のアメリカ人に人気。
オートミール食物繊維やミネラルが豊富なので朝食に最適と言われ、健康を気にするアメリカ人に特に支持されている朝食です。
- アメリカの朝食①：パンケーキ
- アメリカの朝食②：オートミール
- アメリカの朝食③：シリアル
- アメリカの朝食④：オムレツ
- アメリカの朝食⑤：ワッフル
- アメリカの朝食⑥：ベーコン&卵
- アメリカの朝食⑦：ドーナツ
- アメリカの朝食⑧：エッグベネディクト
- アメリカの朝食⑨：エッグスラット
続いて、アメリカの朝食メニューを詳しくみていきましょう。
アメリカの朝食①：パンケーキ
アメリカの朝食の代表格がパンケーキです。
粉を混ぜて焼くだけの手軽さが人気で、日本でもおなじみの朝食メニューなのではないでしょうか。
パンケーキのパンは、フライパンで作るケーキということからパンケーキ。
フライパンのパンから取られているので、同じく小麦食品のパンのようなケーキだからではないのです。
パンケーキは、アメリカの朝食で最もメジャーと言えるくらい、各家庭で頻繁に食べられて、子供にも人気のメニューです。
苺やホイップクリームなどをパンケーキの上に乗せて食べるスタイルも人気で、アメリカにはパンケーキのお店も数多くあります。
最近ではアメリカやハワイで人気のパンケーキのお店も東京を中心に続々オープンし、女性を中心としたパンケーキ人気に拍車をかけています。
日本でも特に女性に人気のメニューですが、東京都内には数多くのパンケーキを提供するお店があります。
そんな中、競争が激しい東京で最も食べたいパンケーキにも選ばれたのが、カフェ アクイーユ 恵比寿店。
季節によって上に乗るフルーツが変わるレアチーズパンケーキ、クリスマスなどの季節イベントではタワーパンケーキが登場したりと、見た目も楽しませてくれるメニューが充実です。
カフェ アクイーユ 恵比寿店
住所：東京都渋谷区恵比寿西2-10-10
電話番号：03-6821-8888
営業時間：日曜～木曜 11:00 ～ 22:00（フード ラストオーダー 21:00）、
祝前日・金曜・土曜 11:00 ～ 23:00（フード ラストオーダー 22:00）
定休日：年末年始
URL：https://accueil.co.jp/ebisu/pancake/
アメリカの朝食②：オートミール
アメリカの朝食で人気のオートミールは、オーツ麦と言うイネ科の麦をすり潰したもので、お粥のようにして食べることもあり日本で言うと玄米が近いかもしれません。
小麦に比べ、含有栄養素も多くダイエットや体調維持によいとされています。
オートミールはアメリカの朝食として定番で、食物繊維やミネラル分などの栄養素も多いことから、健康に気を使う方を中心に人気のメニューです。
糖質も低く手軽にできることから、忙しいアメリカの朝に安定した人気があります。
オートミールは健康に気を使うセレブの間でも人気で、アメリカの朝食でパンなどの主食の代用としてもよく選ばれています。
食物繊維が多く腹持ちがいいのが特徴ですが、カロリーもそこそこあるので、多く摂ると高カロリーにもなります。
もともとが麦なので、味があるわけでもなくそのまま食べると素っ気ない味。
牛乳やヨーグルトと合わせたりと、個人個人の味の好みに合わせて食べられています。
GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE 銀座店
住所：東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 B1F
電話番号：03-6264-5481
営業時間：11:00 ～ 21:00（ラストオーダー 20:30）
定休日：なし
URL：https://grannysmith-pie.com/
アメリカの朝食③：シリアル
アメリカの朝食で食べられている人気のメニューにシリアルがあります。
日本でも定番のメニューで、アメリカと同じように朝食で食べている方も多いのでは。
シリアルとは、穀物を使ったコーンフレークやグラノーラなどの総称になります。
アメリカの朝食で人気のオートミールも厳密に言うと、シリアルの一種ということになります。
シリアルに牛乳をかけて食べるほか、ヨーグルトをまぜたりドライフルーツを添えたりと、個人の好みに応じて食べ方もさまざま。
シリアルは手軽に作れ、アレンジをして自分好みに食べられるのがいいですね。
日本でもスーパーやドラッグストアーなどで市販のコーンフレークが簡単に手に入るほか、ネット通販でシリアルを購入することができます。
東京都目黒にある日本初のシリアル専門店GMT（グッドモーニングトーキョー）は、余分な添加物を使用せず、店内で焼き上げた香ばしいシリアルを作っています。
目黒の店舗のほか、ネット通販でもGMTのシリアルを購入することができます。
GMT（グッドモーニングトーキョー）
住所：東京都目黒区中町1-8-12-103
電話番号：03-6452-2305
営業時間：日、月、火 11:00 〜 18:00、 金、土 10:00 〜 19:00
定休日：水曜・木曜
URL：https://www.gmtjapan.com/
アメリカの朝食④：オムレツ
幾つかの卵を溶いてフライパンで焼き上げるオムレツも、アメリカの朝食でよく食べられているメニューです。
オムレツは、溶いた卵を油やバターをひいたフライパンや鍋で焼き上げて作る簡単にできるメニューで、フランスがその発祥。
卵だけのシンプルなオムレツよりチーズを入れたりほうれん草を入れたりと、チーズや野菜が入ったオムレツが人気。
ピーマンやハムなどを刻んで入れて食べる家庭もありますが、具材を卵に一緒に混ぜて焼いたり具材だけ先に炒めて焼き上げたオムレツに挟んだりと、オムレツの作り方は各家庭さまざま。
オムレツと一緒に、カリカリに焼き上げたベーコンなどの加工食品や、ポテトを添えて食べるのが一般的で、日本と同じようにケチャップをかけて食べるのも人気の食べ方。
アメリカの朝食はオムレツの他に、目玉焼きやスクランンブルエッグなど、卵を使ったメニューも人気です。
オーバカナル（AUX BACCHANALES） 紀尾井町店
住所：千代田区紀尾井町4-1新紀尾井町ビル1F
電話番号：03-5276-3422
営業時間：10:00 ～ 23:00
定休日：年中無休
URL：http://www.auxbacchanales.com/
アメリカの朝食⑤：ワッフル
ワッフルもアメリカの朝食で人気のメニュー。
日本ではどちらかと言えば食後や間食に食べるスイーツとしてのイメージが強いかもしれませんね。
ワッフルは小麦粉や卵、バターなどをよく混ぜたものを醗酵させて生地を作り、鉄板に挟んで焼き上げ、日本ではベルギーのベルギーワッフルが有名。
アメリカの朝食のメニューとしてワッフルも人気がありよく食べられていますが、時間のない朝は1から焼き上げて作るのではなく、冷凍食品を利用することも多いです。
冷凍はトースターなどで焼き上げ、家庭で1から作る場合はワッフルメーカーで焼き上げていきます。
アメリカの朝食のワッフルは上にハチミツやバターを乗せて食べるほか、ベーコンを乗せたり、サワークリームをかけて食べるのが一般的。
アメリカのエコノミークラスのホテルではワッフルメーカーが置いてあり、自分で焼いて食べるところもあります。
エール・エル ワッフル カフェ グランルーフ店
住所：東京都千代田区丸の内1-9-1 グランルーフ 1F
電話番号：03-3213-0303
営業時間：9:00 ～ 23:00
定休日：年中無休
URL：https://www.rl-waffle.co.jp/wafflecafe.html
アメリカの朝食⑥：ベーコン&卵
アメリカの朝食で定番なのが「ベーコン&卵」で、アメリカの映画などでもよく出てくるのでご存じの方も多いのでは。
ベーコンと卵はパスタのカルボナーラもあるように、もともと相性のよい組み合わせですね。
アメリカの朝食で卵を使ったメニューは先述のオムレツのほか、スクランブルエッグや目玉焼きがあります。
目玉焼きはサニーサイドアップと呼ばれる片面だけ焼いた目玉焼きのほか、両面を焼いたターンオーバーなど日本同様な焼き方で、アメリカのは卵もベーコンも焼き方や焼き具合をオーダーできるところもあります。
ベーコンが大好きな子供も多く、子供がいる家庭では子供のニーズを反映するからかよくベーコンがアメリカの朝食に出てきます。
ベーコンは脂が多く味もしっかり付いているので、目玉焼きは軽く胡椒を散らすだけでＯＫ。
ベーコンはしっかり焼き目がついたカリカリ、目玉焼きは裏返して両面を焼くターンオーバーがアメリカでは多いようです。
アメリカの朝食では定番中の定番のメニューとなっています。
ボブズリブズ
住所：東京都渋谷区渋谷2-11-14 ステージ青山1F
電話番号：03-5778-2229
営業時間：月～金 17:00 〜 25:00 ラストオーダー 24:30、
土、日、祝 16:00 〜 24:00 ラストオーダー 23:30
定休日：無休
URL：http://bobsribs.jp/
アメリカの朝食⑦：ドーナツ
日本でお馴染みのドーナツはアメリカの朝食でも食べられています。
アメリカでドーナツは朝食に食べるのが一般的ですが、最近ではコーヒーと一緒に間食として食べられたりと、日本と同じような食べ方もされています。
アメリカにおいてドーナツは世界最大のドーナツチェーン、ダンキンドーナツがアメリカ生まれであることからも分かるように、アメリカでとてもポピュラーな食べ物です。
ダンキンドーナツは以前日本国内にもありましたが、現在では一部の米軍基地を除いて日本から撤退しています。
アメリカの朝食でドーナツを食べる人のために、アメリカのドーナツチェーンの中には朝早くからお店を開いている所もあり、多くのアメリカ人が利用しています。
朝食ではホイップクリームなどが中に入っているケーキドーナツよりも、イースト菌を使ったイーストドーナツなど、シンプルなドーナツが好まれる傾向にあります。
日本でも朝食にドーナツを食べる人もいますが、アメリカの朝食の定番メニューとしてポピュラーな食べ物の1つのドーナツです。
ドーナツ工房 レポロ
住所：東京都調布市仙川町1-12-2
電話番号：03-6382-9120
営業時間：10:00 ～ 20:00
定休日：日曜、月曜
URL：https://www.leporo888.jp/
アメリカの朝食⑧：エッグベネディクト
最近少しずつ日本でもお目にかかり、知名度も上がって来たエッグベネディクト。
アメリカの朝食で食べられるエッグベネディクトは、マフィンの半分に、ハムやベーコンなどのほか、ポーチドエッグを乗せ、卵黄やレモン汁などから作られたオランデーズソースをかけて作るメニューです。
パンケーキなどに並ぶ注目の料理として、最近メディアなどに登場するようになってきました。
アメリカでエッグベネディクトは朝食と昼食を兼ねた、ブランチとして食べられることも多いメニュー。
アメリカは国土も広く、地域によって食べられている朝食にも違いがあったりします。
エッグベネディクトは、サンフランシスコなどがある西海岸のホテルなどに泊まるとよく朝食に出てくる西海岸の定番朝食でもあります。
中から黄身がとろっと出てきて、卵好きには嬉しいメニューですが、食べた後の皿が黄身やソースで汚らしく見えるということも。
まずはナイフで半分に切り分け、そこからさらにひとくちサイズに切り分け、ソースや黄身を絡ませながら食べ進めると、食べた後のお皿も乱れにくくなります。
サラベス ルミネ新宿店
住所：東京都新宿区 新宿3-38-2 ルミネ新宿店 ルミネ2 2F
電話番号：03-5357-7535
営業時間：9:00 〜 22:00（フードラストオーダー 21:00）
定休日：無休
URL：http://sarabethsrestaurants.jp/
アメリカの朝食⑨：エッグスラット
アメリカの朝食で食べられるエッグスラットも、その名に付くように卵を使ったメニューです。
エッグスラットは、瓶の中にスパイスやハーブなどで香りや味付けをしたマッシュポテトを入れて、上に生卵を乗せ湯煎をして作ります。
卵がお好みの固さになるまで湯煎し、マッシュポテトとろりとした卵を瓶の中でかき混ぜて食べます。
バケットなどに乗せて食べたり、そのまま食べたりするエッグスラットは、とろりとした触感にスパイスやハーブのアクセントが効いたメニュー。
エッグスラットはアメリカ西海岸のロサンゼルスが発祥で、ガラス瓶に入ったその姿が女子受けし一気に広がって大流行していきました。
西海岸のセレブにも人気の朝食メニューで、アメリカの朝食の新しい定番メニューとして朝食のほかブランチとしてもよく食べられています。
ホテルの朝食メニューとしてもよく提供されています。
La Provence Cafe （ラ プロヴァンス カフェ）
住所：東京都目黒区上目黒1-19-7 高木アネックス 2F
電話番号：050-5872-3971
営業時間：17::00 ～ 翌 2:00、土、日、祝 12:00 ～ 翌 2:00
定休日：無休
URL：http://provence-cafe.com/
ハイカロリーなメニューも多いアメリカの朝食
アメリカの朝食で定番のメニューを見てみましたが、日本かたするとなかなかハイカロリーに思える物も多いのではないでしょうか。
最近ではアメリカでも健康に気を配る人も増え、加工食品を避け自然素材の朝食を選ぶ人も増えてきています。
アメリカの朝食はパンケーキが人気で、ベーコン&卵もどこに行ってもお目にかかれるメニュー。
日本にアメリカのメニューが入ってきている影響もあり、それほど日本と大きくかけ離れていない印象のアメリカの朝食でした。
