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2019/05/30

金閣寺の御朱印を紹介。初穂料、場所、時間、混雑状況、御朱印帳も

最近は御朱印ブームで、多くのお寺に御朱印を求める人をよく見かけます。
お寺によって、御朱印のデザインが違うのは当然ですが、どのお寺の御朱印もそれぞれ味があって素敵ですよね。

また、御朱印を集めをきっかけにお寺について学ぼうという人も多く、日本文化の理解を深めることにも一役買っています。
今回は、日本が代表する観光名所、京都にある鹿苑寺 金閣 (通称: 金閣寺)の御朱印についてご紹介します。

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【御朱印の前に】鹿苑寺、通称・金閣寺とは

金閣寺反射

金色でド派手な舎利殿が、とにかく目立つ金閣寺。
この「金閣寺」という名前は通称で、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」といいます。

鹿苑寺は、臨済宗相国寺派の禅寺です。
鹿苑という名前の由来は、お釈迦さまが初めて説法をした鹿野苑という場所にちなんでいるのです。

鹿苑寺は、現在の京都市北区金閣寺町にあります。
周りには、大文字焼で有名な山を含む山々に囲まれ、これらは北山と呼ばれます。

この辺りは、鎌倉時代に勢いのあった西園寺家という名家がありましたが、時代の終焉とともに衰退。
西園寺家の衰退後、室町幕府三代将軍 足利義満が譲り受け、応永4年(1397年)に鹿苑寺を創建しました。

金閣寺の歴史についてはこちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。

金閣寺の歴史を分かりやすく年表で紹介!秘密や豆知識、見所は?応仁の乱に放火事件!波乱万丈な金閣寺の歴史! 今回は世界遺産で、国内はもとより世界中から訪れ...

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【金閣寺】御朱印とは?

御朱印とは、神社や寺を参拝したときに頂ける記念スタンプのようなものです。
もともとは、写経を納めた証として御朱印が人々に授けられていました。

しかし、近年では写経を納めなくとも、神社や寺に参拝するだけで頂けるようになっています。
神社や寺の印(ハンコのようなもの)自体を朱印といいますが、多くの神社や寺では神社名・寺名、参拝日、また「奉拝」と墨と筆を使って書かれたものを、もらえるところも多いです。

最近の御朱印ブームでは、この手書きの部分も含めて「御朱印」と呼ばれる傾向にあります。

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金閣寺でいただける御朱印、2種類

2ピースサイン

では、金閣寺でいただける御朱印をみていきましょう。
金閣寺でいただける御朱印には、以下のものがあります。

  1. 石不動尊の御朱印
  2. 舎利殿の御朱印

続いて、それぞれの御朱印について詳しくみていきます。

石不動尊の御朱印

墨と筆

石不動尊とは?

拝む子ども

金閣寺の石不動尊のご本尊は「石造不動明王」で、その像は空海によって設計されました。
石不動尊が初めて建立されたのは、嘉永元年(1225年)です。

当時は、石不動尊も、金閣寺の所有者であった西園寺家のものでした。
しかし、応仁元年(1467年)に始まった応仁の乱で、石不動尊は消失。

その後、1573年から1592年の間(天正元年から天正最後の年)に、宇喜多秀家(うきたひでいえ)によって再建されました。

石不動尊の御朱印

石不動尊の御朱印は、その大胆さ、ダイナッミクさで有名です。
いかにも、「不動明王」の力強さが伝わってきそうです。

ちなみに、石不動尊のご利益は、上半身の病気、とりわけ眼が良くなると云われています。
また、石不動尊は基本的にいつでも、拝観料を払えば参拝が可能ですが、石造不動明王像の直接拝見することは、年に2回の特別一般公開のときのみとなります。

舎利殿の御朱印

筆一本

舎利殿とは?

舎利殿とは、お釈迦さまの骨が収められているところを指します。
鹿苑寺の舎利殿は、いわゆる「金閣寺」のことです。
舎利殿は3層からなり、一番下の1層目は金箔を張られていません。

1層目には、足利義満像と釈迦如来坐像が安置されています。
2層目の特徴は外側は金箔が貼られていますが、内装は天井を除く床・壁は光沢ある黒漆で塗られていることです。

3層目には、本物ではありませんが、仏舎利(釈迦の遺骨)が安置されています。
そして、金閣寺の屋根には不死の象徴である鳳凰の像があります。

舎利殿の御朱印

金閣寺の舎利殿の御朱印の書も、その力強さを感じさせられることで知られています。
現在の金閣寺の舎利殿の御朱印は、「舎利殿」と書かれます。

しかし、「金閣寺」が「北山殿」と呼ばれていた時代があることから、少し前まで御朱印にも「北山殿」と書かれていました。

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金閣寺のオリジナル御朱印帳、2種類と値段

開いた本

では、金閣寺のオリジナル御朱印帳をみていきましょう。
金閣寺のオリジナル御朱印帳には、以下のものがあります。

  1. 黒の御朱印帳
  2. セリアンブルーの御朱印帳

続いて、それぞれの御朱印帳について詳しくみていきます。

黒の御朱印帳

黒地に金の金閣寺と鳳凰が、刺繍されています。
まるで、真っ暗な夜でさえ、煌びやかに輝く金閣寺を表しているような、カッコイイ御朱印帳です。

松の木などの緑が、黒のバックグラウンドカラーに対して、目を引きます。
とてもシックで、大人っぽいデザイン。

表紙の刺繍の下には、綿が入っていて少し厚みがあり、高級感があります。
蛇腹式の御朱印帳で、大きさは、ヨコ12cm×タテ18cmで、お値段は1,900円です。

セリアンブルー御朱印帳

セリアンブルーのバックグラウンドカラーに、金閣寺と鳳凰が金色の刺繍で描かれています。
こちらは、黒の御朱印帳とはガラっと変わり、とても爽やかな印象です。

晴れたる青空の下、キラキラと輝く昼間の金閣寺の顔を、表現しているようです。
こちらも、表紙に綿が入っていています。

また、黒の御朱印帳と同様、蛇腹仕様で、ヨコ12cm×タテ18cm、お値段も1900円です。

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金閣寺の御朱印の初穂料

チップお心づけ

金閣寺の舎利殿、石不動尊のいずれも御朱印の初穂料は300円です。
できるだけお釣りのでないように、用意するようにしましょう。

また、こちらはあくまで初穂料のみの値段です。
金閣寺も石不動尊も別途、拝観料がかかります。

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金閣寺の御朱印が頂ける場所、時間、拝観料

FAQ

金閣寺の御朱印が頂ける場所

マップピン

金閣寺の御朱印が頂ける場所は、金閣寺の敷地内にある、石不動尊の近くの納経所です。
拝観料を支払い、金閣寺境内に入ると決められた順路があるので、順路通りに歩いて行くと、後半の方に石不動尊が現れてきます。

納経所は石不動尊のすぐそばにあるので、行ってみるとすぐに見つけられます。

金閣寺の御朱印が頂ける時間と拝観料

時計

御朱印を頂ける時間は、9時から17時までとなっています。
また、16時30分を過ぎると各個人の御朱印帳に直接書いてもらうことができず、既に用意されている御朱印を頂くことになります。

金閣寺境内の拝観料は、高校生以上の大人が400円、小・中学生は300円です。
金閣寺の拝観料を払うと、入場チケットの代わりに金閣寺の御札がもらえるのが嬉しいです。

石不動尊は、拝観料が別に必要で、大人200円、小・中学生は100円で拝観できます。

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金閣寺の御朱印をいただく際の混雑状況【待ち時間/書置き】

行列

注意したいのが、御朱印を頂く日の混雑状況です。
世界的な観光名所である金閣寺は、基本的にいつも多くの観光客がいます。

ガラガラに空いている日というのは、なかなかありません。
しかし、とりわけ混雑が目立つのは、年末年始、お盆、11月、12月の紅葉シーズン、その他、土日祝日などの連続した休日です。

こういった観光のハイシーズンには、特に注意が必要。
また時間帯でいうと、9時から拝観時間がはじまり、午前中は10時から11時台が混みやすいです。

午後は14時台から16時台が混んでいることが多いです。
直接手書きの御朱印を頂ける時間は16時30分までで、そこから17時までは書置きの御朱印を頂くことになります。

待ち時間は混雑状況により異なりますが、最低でも10分~15分の待ち時間はあると覚悟しておきましょう。
時間に余裕をもって行動することが大切です。

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金閣寺へのアクセス

京都市アクセス

金閣寺の近くに電車の駅がないことから、車かバス行くことになります。
JR京都駅から、市バス111号と205号を使って、金閣寺道というバスストップで下車します。

バス下車後、徒歩4分ほどで到着です。
バスを降りると、多くの観光客が金閣寺の方へ歩いているのが見えるので、迷うこともありません。

京都駅から金閣寺道までのバス料金は230円です。
また、乗用車でお越しの参拝者向けには、駐車場が3つあります。

合計250台駐車可能で、料金は最初の30分300円、以後30分毎に150円です。

鹿苑寺 金閣
住所:〒603-8361 京都府京都市北区金閣寺町1
電話番号:075-461-0013
営業時間:9時~17時
定休日:なし
入場料や利用料:鹿苑寺 金閣大人400円 子供 300円 石不動尊 大人 200円 子供 100円 御朱印各 300円
URL:鹿苑寺 金閣公式サイト

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金閣寺の御朱印まとめ

着物振り返り

今回は、金閣寺で頂ける2つの御朱印を紹介しました。
御朱印集めが好きな方なら、金閣寺の御朱印を欲しいと思う方は多いですよね。

黄金の金閣寺を実際に見て、写真におさめるのはもちろん、石不動尊にもきちんとお参りをして、記念に御朱印をいただきましょう。
また、京都市内の渋滞は慢性的で、金閣寺も人気観光スポットだけあり常に混んでいるもの。

マナーを守りながらも、早めの行動を心がけることをおすすめします。

るるぶ京都’20 (るるぶ情報版(国内))

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