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2018/12/16

この木なんの木のCM撮影場所は、ハワイのモアナルアガーデン!

「日立 世界・ふしぎ発見!」というテレビ番組はご存知ですか?
1986年に始まった老若男女に愛される長寿番組ですが、この番組の終わりの方に流れるのが「この木なんの木」のCM。誰もが一度は耳にし口ずさんだことがあるのではないでしょうか。
この木なんの木の名前は?どこにあるの?あの歌の曲名は?みんなの疑問を調べてみました。

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この木なんの木がある場所はモアナルアガーデン。どんなところ?

この木なんの木があるのは・・・なんと!日本ではありません。
アメリカはハワイ州の玄関口、オアフ島のホノルル市にあるモアナルアガーデンという公園にあります。
(正式名称はモアナルア・ガーデン・パーク(Moanalua Garden Park)といいます)
暖かい日差しを浴びている映像はハワイだったからなんですね。

モアナルアガーデンは日本発の飛行機が到着するダニエル・K・イノウエ国際空港とオアフ島一番の賑わいをみせるワイキキ地区との間に位置します。

空港、ワイキキ、どちらからも車で約20分ほどの距離です。

モアナルアガーデンはホノルル市モアナルア地区を通る州間高速道路H201号線沿いにあります。
近くにはトリプラー陸軍病院があります。

公園の広さは約24エーカー、約97,000平方メートルです。
東京ドームのグラウンドと比べると約7.5倍の広さです。
そしてこの公園は現在、会社所有の私有の公園です。
私有地だったとは驚きです。

この公園の敷地内にはのちにカメハメハ5世となるロット王子が、王子時代に過ごしたコテージ(小さな別荘)があります。

ロット王子によって建てられたコテージは厨房と食堂、寝室と居間、娯楽の間の3つの平屋建造りの建物が、屋根付きの回廊で繋がれた設計です。

コテージは建築当初は別の場所に建てられていましたが、現在は園内の西端にあります。

現在の場所に移築されたのは1960年、これまで園内を3回移築されています。

王子の名がつけられたプリンスロット・フラ・フェスティバルはここモアナルアガーデンにて開催されています。

<下に続く>

この木なんの木がある場所、モアナルアガーデンの歴史や日立とのつながりは?

モアナルアガーデンの地所は、もともとカメハメハ王朝時代は王族所有の土地でした。

1884年にバーニス・パウアヒ・ビショップ王女が亡くなられた後、彼女の希望により、ローカルの地主で実業家のサミュエル・ミルズ・デイモンが所有・管理することになりました。

現在はデイモンの曾孫が経営しているカイマナ・ベンチャー社の所有地となっています。

そして日立グループの中核企業である株式会社日立製作所は、1973年からこの公園にあるこの木なんの木を企業シンボルとして使用しているのです。

株式会社日立製作所はかつてデイモン財団と協定を結んでおり、株式会社日立製作所は使用料と引き換えにこの木なんの木の映像を広告に使用する権利を得ているのです。

<下に続く>

現在のこの木なんの木CMは9代目!歴代の木が撮影された場所は?

現地でもヒタチツリーの愛称で呼ばれるこの木なんの木、現在放送されているCMは9代目のCMです。
これは2005年の2月から現在のバージョンで放送されています。

歴代のCMは日立の公式サイト「日立の樹オンライン」で見ることができます。ぜひチェックしてみてください。

1973年放送の初代CMは実際の木の映像ではなく、アニメーションのCMでした。
1975年の2代目から実際の木を撮影した映像で制作されています。

その後この木なんの木にも変化がありました。
モンキーポッドツリーではなく、マンゴーの木(3代目)やバニヤンツリー(4代目)と、別の種類だった時代もあるのです。

ですが、視聴者からの要望が多く寄せられ、1984年以降はお馴染みのモンキーポッドツリーのこの木なんの木に戻っています。

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この木なんの木CMに出てくる木の名前や曲名は?

この木なんの木の名前はモンキーポッドツリー(Monkey pod tree)、日本名はセイヨウネムノキといいます。
あんなに大きな木ですが、こんなに可愛らしいピンクの花を咲かせるんです。

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モンキーポッドツリー、実はモアナルアガーデン公園内には複数植えられています。

どの木が本物のこの木なんの木か分からない?
ご安心を!この木なんの木にはHitachi Treeの看板が建てられています。

園内近くのギフトショップには日本語のパンフレットが用意されています。

そしてCMに使用しているこの木なんの木の歌の題名は日立の樹といいます。
作詞は伊藤アキラさん、作曲は小林亜星さんによるもので、1973年の初代のCMから使用されています。

歌詞は4番まであるんですよ。
現在の9代目のCMはINSPiさんが歌われています。

<下に続く>

この木なんの木がある場所に行ってみよう!モアナルアガーデンへの行き方

この木なんの木をこの目で見てみたい!触ってみたい!一緒に写真を撮りたい!
モアナルアガーデンに行ってみましょう!

レンタカーで行こう

レンタカーだったらベビーカーがあってもラクラク。
芝生の綺麗な公園ですから、小さなベビーや子供たちも思いっきり走れます。

ワイキキ方面から:
フリーウェイ「H1」に乗って西方面(ウエスト)へ。リケリケハイウェイの分岐点は「H1エアポート」方面へ。

「H1」と「H201 」の分岐点では「H201」へ進んでください。

「出口 4」 の分岐点では、「H201」が「7310」に変わります。この次の「出口 3」でフリーウェイを下ります。

フリーウェイを下りると右手にモアナルアガーデンの緑色の標識が出てきます。
見落とし注意!

バスで行こう

路線バス「ザ・バス」に地元の人たちと揺られてローカル気分を味わうのも素敵です。

モアナルアガーデン方面行きのザ・バスのバス停は、ホノルル最大のショッピングセンターの山側、カピオラニ通り沿いにあります。

3番のソルトレイク行きに乗ります。バス停留所の標識に3の数字があるバス停です。
バスの表示も「3 ソルトレイク」を確かめてから乗車しましょう。

乗車時間は約25分、降りる停留所はフリーウェイを下りてすぐです。
降りるサインはボタンではなく紐を引っ張ると鳴るベルです。

日本の路線バスと違い、ザ・バスでは車内アナウンスがありません。
バスがフリーウェイに入ったらすぐに紐を引っ張り知らせると良いでしょう。

またバスの運転手さんに停留所に着いたら教えてもらえるよう、声をかけるのも良いかも知れません。

ツアーで行こう

レンタカーは自由だけど海外で運転は・・・、バスにも興味はあるけど、ローカルのバスはハードルが高い・・・という方にはツアーに参加するのがおすすめです。

モアナルアガーデンへ行くプランは、日本の大手旅行会社や現地ツアー会社にて数多く企画されています。

名所を巡るツアー、ブランチと組み合わせたツアーなど、半日コースから設定があります。

ガイドさんから説明を受けながらこの木なんの木と一緒にパチリ、写真を撮ってもらうのもいいですね。

<下に続く>

この木なんの木がある場所、モアナルアガーデンに行くならついでにノースも!

ビーチとカクテル

モアナルアガーデンだけで終わってはもったいない!
少し足を伸ばしてオアフ島西部ノースショアへ行ってみましょう。

おすすめの観光地①:ハレイワ(Haleiwa)

島西エリア最大の町、ハレイワ。最大とはいえ南北に約2.5キロの小さな町。
古き良き時代のハワイの街並みが残っており、ノスタルジックな気分に浸れます。

具沢山のハンバーガー屋さんクアアイナや、行列必須のマツモトシェイブアイス、ノースショア・マーケットプレイスにあるコーヒーギャラリー など、オシャレなグルメスポットもあります。

オーガニック素材を使用した手作り石鹸のお店、ノースショア・ソープファクトリーはお土産におすすめです。

おすすめの観光地②:ハレイワ・アリイ・ビーチパーク(Haleiwa Alii Beach Park)

ハレイワタウンから歩いていけるビーチ。砂浜が広く、地元の家族連れがBBQしたり、ゆったりとした時間が流れています。

目の前の海は遮るものがなく、見渡す限り水平線が広がります。
サンセットの幻想的な色は格別です。

運が良ければウミガメにも会えるかも!

おすすめの観光地③:ドール・プランテーション(Dole Plantation)

最後はモアナルアガーデンからハレイワへ向かう途中に位置する、ドールプランテーションです。

パイナップル収穫のためのトロッコの線路を利用した観光鉄道、パイナップルエキスプレスは赤ちゃんから大人まで楽しめます。

喉が渇いたらカフェテリアでドールホイップ(パイナップルソフトクリーム)の濃厚な味をお楽しみください。

<下に続く>

【番外編】この木なんの木があるハワイってどんなところ?

ハワイ/ホノルルへの行き方

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ホノルルはハワイ州の州都で、ハワイの玄関口であるオアフ島の南東に位置します。

一年を通じて温暖な気候で、現在もポリネシア文化による穏やかな時間が流れるため、日本からでなく世界中から愛されている島です。

日本からオアフ島のダニエル・K・イノウエ国際空港へは飛行機で約8時間(往路)です。

成田・羽田空港を始め国内の国際空港から各社合わせて週に約30便が飛んでいます。

ハワイ/ホノルルの主要観光地

ホノルルの最も賑やかなエリア、ワイキキ。
多くのホテルが立ち並ぶ前にはワイキキビーチがあります。

ワイキキの喧騒から少し離れるとオアフ島のシンボル、ダイヤモンドヘッドが現れます。
頂上までの道が整備されていて登りやすく、登山のツアーも人気です。

かつての王、カメハメハ大王二世の銅像は、イオラニ宮殿の向かいにあります。

当時のまま保存されているイオラニ宮殿はガイド付きのツアーも開催されています。

ハワイ/ホノルルの名物・グルメ

ハワイ版魚の漬け、ポケは醤油とごま油で日本人の口にとてもよく合う味。
太平洋の真ん中に位置するハワイはマグロを冷凍することなく味わえます。

ハワイと言ったら!とリピーターが声を揃えるレナーズのマラサダはスペイン由来の揚げドーナッツ。

パンケーキ激戦区でもあるハワイ。
ホノルルにもたくさんのショップがあります。
ぜひ食べ比べてお気に入りを探してみてください。

<下に続く>

この木なんの木のCM撮影場所はモアナルアガーデン!のまとめ

誰もが一度は目にし口ずさんだことのある、この木なんの木のCMと流れる歌。

現在のこの木なんの木=モンキーポッドツリーはハワイ・オアフ島のモアナルアガーデンに植えられています。

CMは現在九代目。
使用している歌は伊藤アキラさん作詞、小林亜星さん作曲の「日立の樹」です。

ぜひご自身の目でこの木なんの木の大きさを、そしてご自身の手で木の幹に触れてきてください。

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