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2019/07/22

アメリカのチップ相場!ホテルやツアーでの払い方、会話表現も紹介!

アメリカと言えば憧れの海外旅行先。
ロサンゼルスやニューヨークのような大都市から、グランドキャニオンのような大自然まで楽しめる人気の海外旅行先です。

しかし日本と決定的に違うポイントがチップの制度。
アメリカでは日本と違いチップを支払うのがマナーとなっています。

この記事ではそんなアメリカでのチップ事情をご紹介します。

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アメリカでチップの基本的な払い方【現金・カード】

並べられたアメリカドル

それでは早速アメリカでのチップ事情について確認していきましょう。

チップの支払い方は2種類

アメリカでチップを渡す方法は2種類。
現金で支払う場合と、クレジットカードで支払いをする場合です。

カード社会になっているアメリカですが、アメリカでは現金でもカードでもチップ払いの対応が可能となっています。

現金で支払う場合

アメリカで、現金でチップの支払いをする場合は、最低でも1ドル以上(札)で渡すようにしましょう。
アメリカで小銭でチップを渡すのは失礼にあたります。

現金で支払いをする際は、手渡しで直接スタッフに渡すか、レジに置いてあるチップを入れる用のトレーに入れるようにしましょう。

クレジットカードで支払う場合

クレジットカードでチップを支払うことができるのを知らない方が意外と多いようですが、アメリカではカードでもチップを渡すことが可能です。
カードの場合、スタッフに伝票を持って来てもらうと、TIP(チップ)を記載する欄があるので、ここに渡したい金額を記載しましょう。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法①交通関係

大きい道路

それでは具体的に、アメリカでのチップの相場を場面別にご紹介します。
チップはあくまでも気持ちなので、必ずしも相場通りの金額を支払う必要はありませんが、アメリカでは場面ごとにある程度の相場はあるので、参考にしてみてください。

タクシー:メータ料金の15〜20%

アメリカでタクシーに乗った際、チップは必須と言えます。
料金の相場はタクシー代金の約15%-20%。

アメリカのタクシーはチップ費用が高いなと思うかもしれませんが、それも含めてタクシー代金と思うようにするしかありません。
また、タクシーでチップを払うタイミングは、最後のタクシー代金の支払いの時になります。

アメリカでタクシーを乗った時、チップを払うのはあまりにも当たり前になっているため、ドライバーが紙幣で払った際のお釣りを勝手にチップと思い込み、お釣りをくれない場合があります。
あまりにもお釣りの額が多く、それを全部取られそうになった場合は、ちゃんと一部のお釣りは返してもらうように言いましょう。

ツアーバスのドライバー:1〜2ドル

アメリカで何かオプショナルツアー等に参加した際、運転してくれたドライバーにもチップが必要になります。
しかしツアーバスのドライバーに関しては、それほど多くチップを支払う必要はなく、1ドル~2ドル程度で十分です。

多くてもチップは5ドル程度あればよいでしょう。
複数の友人と行くのであれば、友人と合わせて5ドル等でも良いですね。

リムジンなどの専用ドライバー:5〜10ドル

アメリカでニューヨークやロサンゼルスに行った場合、リムジン等に乗る体験をすることもありますよね。
ツアー用の大型バスではなく、リムジンなどの専用ドライバーには、ツアーバス等よりも少し多めの5ドル~10ドル程度を渡すようにしましょう。

ツアーガイド:5〜15ドル

アメリカで何かのオプショナルツアーに参加した際、ドライバーとガイドさんが別の場合、それぞれにチップを支払う必要があります。
ガイドさんへのチップの金額は、ツアーの長さにもよりけりで、数時間~半日程度であれば5ドル程度、1日のツアーであれば10-20ドル程度のチップの支払いが良いでしょう。

ツアーも他のお客さんとの相乗りのツアーなのか、プライベートのツアーなのかによっても金額が多少変わります。
プライベートツアーであれば多めに渡すようにしましょう。

カーウォッシュ:1〜3ドル

アメリカ旅行の際、レンタカーをすることもありますよね。
もしくはアメリカに友人が居て、車に乗せてもらうこともあるかもしれません。

そんな車の洗車についてもアメリカではチップが必要です。
ただしそれほど大きな金額は必要なく、大体1-3ドル程度を用意しておけばよいでしょう。

バレットパーキング:2〜5ドル

アメリカで当たりまえのサービス「バレットパーキング」とは日本では馴染みがないサービスですが、簡単に言うと車を駐車場に停めてもらうサービスのことです。
アメリカでも場所によっては駐車場を探すのが困難なこともあり、一部のホテルやレストランではバレットパーキングのサービスを行っています。

チップの支払いについては、車を出すときに、おおよそ2-5ドル程度を支払えばよいでしょう。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法②レストラン

食事をする手

次に交通関係ではなく、アメリカのレストラン等の食事関係のチップ事情についてご紹介します。
アメリカのレストランといっても、高級レストランからファストフードまで様々で、場面によってチップの相場が違いますので確認していきましょう。

レストラン:15~20%

アメリカではレストランでの食事の際、チップの支払いがマストで必要になります。
レストランのランクにもよりますが、大体レストランの代金の15-20%がアメリカのチップの相場となります。

また、食事の時間帯にもよって異なり、ディナーだと20%、朝食、ランチについては約15%程度のチップが相場。
かと言って、計算してぴったり20%、15%などとチップを支払う必要はないので、ざっくり払えば大丈夫です。

ビュッフェ:10~20%

ビュッフェというと自分で食べ物を取ってくるため、チップは不要のように思いますが、アメリカではビュッフェタイプのレストランでもチップが必要になります。
ただしビュッフェタイプのレストランの中でも、飲み物だけは運んでくれる、お皿をよく下げてくれるなどのレストランから、ほぼセルフサービスのところまで様々なので、見合った金額を支払うようにしましょう。

基本的にアメリカのどのビュッフェレストランも、普通のレストランよりはやや低い金額のチップでok。
ほぼセルフサービスのビュッフェレストランで10%程度、サービスたっぷりのビュッフェレストランで多くても20%程度のチップの支払いが良いでしょう。

デリバリー:10〜15%

アメリカでホームパーティをしたとき、レストランには行かず、ホテルでみんなでデリバリーをして食事をしたとき、デリバリーでもチップが必要になります。
デリバリーのチップの相場は10-15%程度で、レストランで支払うチップよりもやや低め。

また、デリバリーといえばその時の天候によって大変さが変わるもの。
大雨や雪、猛暑日など大変な日は、ねぎらいの意味を込めて、少し多めにチップを渡してあげるときっと喜ぶはず。

ただしデリバリーの食事の金額が20ドル以下くらいであれば、チップは1ドル程度でもよいでしょう。

カフェ:10〜15%

カフェのような気軽に食事を楽しむところでも、アメリカではチップが必要になります。
ただしアメリカではレストランよりもチップはやや安い金額でよくて、代金の10%-15%程度で十分です。

しかしカフェによっても異なり、注文を取って、食べ物を運んでくれるカフェであればチップを支払う必要がありますが、スターバックス等のように、カウンターで注文して、自分で席まで持って行くタイプのカフェであれば、必ずしもチップを支払う必要はありません。

こういったタイプのカフェは、アメリカではレジ横にチップを入れるトレーが置いてあることが多いので、チップを渡したい場合はここにいれておきましょう。

ファーストフード:不要

アメリカではほとんどの場面でチップの支払いが必要ですが、マクドナルドのようなファーストフードのレストランではチップを支払う必要がありません。
ただしレジのあたりにチップを入れる専用のトレーが置いてあることが多いので、良いサービスを受けた場合は、ここにチップをいれておけばよいでしょう。

フードコート:不要

アメリカのレストランではチップを払うのが常識ですが、フードコートではチップ不要です。
もし良いサービスを受けて、チップを渡したいと思った場合は、レジ横に置いてあるチップを入れる用のトレーに数ドル入れてあげるとよいでしょう。

また、支払うとしても1ドル程度で十分で、小さいドル札を持っていなければ、無理して払わなくても大丈夫です。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法③ホテル

ホテルのベッド

次にアメリカでのホテル関連のチップの相場を見ていきましょう。
アメリカへ旅行を行く際、必ず利用するホテル。

正しいチップのマナーを身につけて、ホテルに宿泊しましょう。

ポーター:1〜2ドル

ポーターとは、ホテルにチェックインをし、荷物をお部屋まで運んでくれる人のこと。
このポーターさんにもアメリカではチップが必要になります。

相場はおおよそ1-2ドル程度。
ですが、荷物がとても多かったり、重い荷物があったり、家族で荷物が複数あった場合などについては、少し多めに5ドル程度をチップとして渡してもよいでしょう。

ベッドメイク:2〜3ドル

チップといえばこのベッドメイクに対して支払うのが、一番イメージしやすいものではないでしょうか。
こちらは直接ベッドメイクをしてくれたタイミングでチップを渡すのではなく、お部屋を出る際にベッドやサイドテーブルの上に1ドル~2ドル程度を支払えばokです。

また、このベッドメイクのチップを置いていなかった場合、スタッフによってはベッドメイクをしてくれなかったり、お水の補給がなかったりする場合もありますので、必ずベッドメイクのチップは支払うようにしましょう。

ルームサービス:15%

ルームサービスは、お部屋に食事や飲み物などを持ってきてくれるサービスのこと。
こちらはアメリカのレストランでチップを払うのと同じような意識でいれば問題ありません。

アメリカでは大体頼んだ金額の15%を目安にチップを支払うようにしましょう。
また、もし食事代に既にサービスチャージが含まれていた場合は、運んでくれたスタッフに1~3ドル程度を支払えば十分です。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法④バー・クラブ

お洒落なバー

次はアメリカでバーやクラブに行った際のチップの支払いについてです。
日本ではあまり行かないバーやクラブも、アメリカ旅行の際に挑戦してみる方もいるのではないでしょうか。

アメリカのバーやクラブでは、最終支払いの際に、他のアメリカのレストランと同様おおよそ10-15%をチップとして支払うのが良いです。
ただ、バーやクラブによってはドリンク1杯毎に代金を支払う場合もあり、このときはドリンク1杯につき1ドル~2ドル程度をチップとして支払うのが相場となります。

たとえば一緒に行った人の分も注文し、6杯注文する場合、6杯で5ドルをまとめて支払うなど、チップはおおよその分で問題ありませんよ。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法⑤エステやサロン

髪を洗われる人

アメリカ旅行の際、ちょっと贅沢をしてエステやサロンに行くこともありますよね。
そんなエステやサロンでもチップが必要になります。

アメリカでのエステやサロンのチップの相場は、大体15%-20%程度。
サービスが終わったあと、代金の支払いの際に一緒に渡します。

もしくは、施術が終わったタイミングで、担当をしてくれたスタッフに直接現金で手渡しても構いません。
気持ちよいサービスを受けたら、感謝の言葉と共に、担当スタッフに直接チップを渡すと喜んでもらえそうですね。

アメリカではエステ等以外に、美容室やネイルサロンでも必要になるので、行く予定の方はチップの支払いを忘れないように注意をしましょう。

<下に続く>

アメリカのチップ相場と支払方法⑥ツアーガイド

ナビを見ているドライバー

アメリカで現地のツアーを申し込むこともあるかと思います。
そんなツアーではガイドやドライバーが付いていますが、彼らにもチップが必要になります。

ドライバー兼ガイドをしてくれたガイドには、半日ツアーで5-10ドル程度、1日ツアーで10-15ドル程度を渡すとよいでしょう。
ドライバーとガイドが別になっている場合は、それぞれにチップを渡してあげるのが良いです。

基本的にはドライバーよりガイドへのチップの方が少し多めになるように支払えばよいです。
ツアーの時間にもよりますが、ドライバーには1-5ドル程度、ガイドには5-10ドル程度が相場と言えるでしょう。

更に宿泊を伴う、数日間に渡るツアーの場合は、上記の金額を日数分毎日支払うようにしてくださいね。

<下に続く>

アメリカでチップを払う時の会話表現5選

会話をしている二人

最後にアメリカでチップを払うときに使う英語の例文をご紹介します。
アメリカでスムーズにチップを渡せるように、数種類の言い回しを覚えておくと便利ですよ。

会話表現1:「I don’t need change」

「I don’t need change」は、日本語で「お釣りはいりません」という意味。
アメリカでチップを支払う際、多めに出してお釣りを取っておいてもらうというパターンが一番多く、とてもよく使うフレーズです。

簡単な英語で覚えやすく、支払いの場面でこのフレーズを言うと、多少発音が悪くてもほとんどのスタッフが分かってくれることでしょう。

会話表現2:「It’s all set」

「It’s all set」とは、日本語で直訳すると「全てok」、「準備ができた」という意味合いになります。
これは、「これでok」=「これで支払いは済んだから、お釣りはいらないよ」という意味。

アメリカでは「keep the change」(お釣りは取っておいてください)よりもスマートな言い方で、高級レストランや少し格式の高い場所で使うと良いでしょう。
もしくは、英語に慣れている方がこのフレーズを使うと、ちょっとかっこよく見えるかもしれません。

会話表現3:「Please keep the change」

「Please keep the change」は、日本語にすると「お釣りは取っておいてください」という意味になります。
比較的覚えやすいフレーズなので、覚えておくと便利でしょう。

ただし、"change"は英語で「小銭」を意味することもあり、それを取っておいてくださいという意味のこのフレーズは、高級レストランや格式の高い場所では、ややケチに思われてしまう印象。
普通のレストランであれば問題ありませんし、高級レストランでも間違ったフレーズということでもないですが、できるだけ別の表現を使う方がよいでしょう。

高いレストランに行った場合は、これの1つ前に紹介した「It’s all set」を使う方が無難です。

会話表現4:「Here is for you」

「Here is for you」とは、日本語で「これはあなたのものです」=チップをどうぞというような意味合いです。
クレジットカードではなく、直接スタッフやガイドさんに現金でチップを渡すときに使えるフレーズです。

単語1つ1つが簡単なので、覚えやすいフレーズ。
アメリカではチップを渡す際のフレーズがたくさんあり、その中でも簡単な方。

1つではなく、いくつかのフレーズを覚えていくのが良いですね。

会話表現5:「Thank you. Here you are」

「Thank you. Here you are」は一番簡単で言いやすいチップを渡す際のフレーズではないでしょうか。
これは日本語で「ありがとう、どうぞ」という意味になります。

thank youは英語の中でも一番馴染みのあるフレーズですね。
英語が苦手な方は、here you areを言わず、thank youと言いながらチップを渡すだけでも十分です。

チップを渡すような場面であれば、thank youと言いながらチップを渡す素振りを見せれば、ちゃんと伝わるはず。
アメリカではチップを渡すのが当たり前になっているので、無理してチップに関する難しいフレーズを覚えずに、堂々とthank youと言えるようになっておきましょう。

<下に続く>

アメリカではチップを忘れずに支払いましょう

アメリカ国旗を持って走る人

アメリカでは、ファストフード店やスーパーマーケットなど一部の場所を除き、ほとんどの場面でチップの支払いが必要になります。
他の国ではチップ制度はあるものの、好意で払うだけで十分で、強制感は少ないですが、アメリカではチップを払わないとマナー違反になることも。

アメリカでは場面によっては、チップを払わないと極端にサービスが悪くなったり、スタッフがチップを払うまで追いかけてくることもあります。
スマートなアメリカ旅行を楽しむためにも、アメリカ旅行の前にはチップの用意を忘れないようにしましょう。

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国内・海外旅行のおすすめ情報メディア「どこいく」の編集部です!
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