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2019/07/27

インドでチップは必要?相場、ホテルやタクシーなどでの払い方は?

ヒマラヤ山脈からインド洋の海岸線まで多様な地理を有する南アジアの国インド。
インドは1度は訪れたい渡航先として日本人からも人気が高いながら、チップ文化がどのようになっているか知らない方も多いです。

インドでチップは必要な場合の相場、ホテルやタクシーなどでの支払い方についてご紹介していきます。

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【チップの前に】インドの通貨は?

インドの通貨

種類
ルピー紙幣 Rs2 Rs5 Rs10 Rs20 Rs50 Rs100 Rs200 Rs500 Rs2000
パイサコイン P5 P10 P20 P25 P50
ルピーコイン Rs1 Rs2 Rs5 Rs10

南アジアに位置しているインドの通貨はインドルピーです。
ルピーはRsと表記され、補助通貨はパイサといい、100パイサで1ルピーになります。

ルピー通貨はインド準備銀行が発行しており、ルートで日々異なりますが、1ルピーは日本円で約1.5円ほどです。
通貨は紙幣とコインの両方が流通しています。

紙幣が10種類とコインが9種類ありますが、Rs1とRs2紙幣、P5~P50コインはほとんど使われていないのです。

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インドでチップは必要?

チップ事情
南アジアに位置しているインドのチップは必須ではないとされています。
日本と同じようにチップを日常生活で渡す文化のないインドでは、観光客も基本的には不要です。

元々チップを渡す必要のないインドでも、現在ではチップが一般化傾向にあります。
一般化している理由は外国人観光客の増加が関係しており、観光地ではチップを収入源に生活している人も多いです。

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インドでチップの基本的な払い方

チップの払い方
チップ文化が定着しているインドで、基本的なチップの払い方をご紹介します。

現金での支払う場合

インドで現金を使ってチップを支払う方法は、直接手渡しか置いておく方法があります。
直接と置く方法は、状況に応じて使い分けるとスマートです。

対面でサービスを受けるようなシチュエーションでは、直接現金で手渡します。
このようなシチュエーションは、運転手やポーター、ガイドなど多くの人が該当です。

対して置くシチュエーションは、ベッドメイクなど直接サービスを受けないケースになります。
そのような場合はその場でチップと分かるように置いておくだけです。

クレジットカードで支払う場合

インドでは日本と同様にキャッシュレス化が進んでおり、クレジットカード払いも主流です。
多くの場所でクレジットによる決済が可能となっています。

クレジットカードでチップを支払う場合は、クレジットカードでの決済が前提です。
クレジットで決済する際にチップを足すことができます。

基本的にチップをカードで支払うシチュエーションは、ハイクラスなホテルやレストランとなるため注意が必要です。

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インドのチップ相場と支払方法①運転手

チップ運転手
インドでチップを支払うシチュエーションの1つが、運転手に対してです。
運転手への相場と支払方法をご紹介します。

1日観光:Rs300

1人の運転手に1日観光を依頼する場合のチップは、Rs300ほどになります。
1日付きっきりの運転手となるため、相場はRs300となり日本円で約450円ほどです。
ツアーでは元々料金に含まれているケースもありますが、プラスで渡しておくと融通も利きやすくなることもあります。

支払い方法は、運転手に直接手渡すだけです。

送迎のみ:Rs50〜100

インドでは送迎のみ運転手を依頼することもあります。
送迎のみのケースでは、1日観光と比べるとチップは少なめです。

送迎のみの相場はRs50〜100となり日本円で約70~150円ほどとなります。
インドで送迎を利用した際には、Rs50~100となるため、距離や対応などで金額を決めることがおすすめです。

支払い方法は、運転手に直接手渡すだけです。

配車サービス利用では不要

インドで配車サービスを利用する場合はチップは不要です。
配車サービスは、事前に料金などが分かる便利なサービスになります。

配車サービスは自分でオファーを出すシステムになっているため、サービスを受けないのです。
基本的に配車サービスでチップは不要ですが、親切にしてもらったケースではお礼として渡すこともできます。

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インドのチップ相場と支払方法②レストラン

レストランチップ
インドでチップを支払うシチュエーションの1つが、レストランです。
レストランでの相場と支払方法についてご紹介します。

サービス料が含まれている場合:不要

チップが発生しやすいレストランですが、サービス料の有無でチップが変わります。
基本的にサービス料が料金に含まれている場合は、プラスのチップは不要です。

サービス料というのは、提供するサービスに上乗せされる金銭のことをいいます。
チップ制度のないお店などで導入されており、その多くをレストランが占めるのです。

インドのレストランでは事前に追加されているケースもあり、このような場合はチップが不要となります。

サービス料が含まれていない場合:5〜7%

サービス料が含まれているお店では、原則チップの支払いは不要です。
しかし、含まれていないレストランではチップを支払う必要があります。

請求書などを確認してサービス料が含まれていないケースでは、料金の5~7%ほどのチップを支払うことになるのです。
10,000円食事をした場合には、日本円で5%で500円、7%で700円ほど直接かテーブルに置いてチップで渡すことになります。

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インドのチップ相場と支払方法③ホテル

ホテルチップ
インドでチップを支払うシチュエーションの1つが、ホテルです。
ホテルの相場と支払方法についてご紹介します。

ポーター(中級ホテル):Rs20

インドのホテルにはランクがありますが、中級ホテルのポーターにもチップを渡します。
ポーターは荷物をフロントから部屋まで運び、案内を担当する人です。

ポーターの人に荷物を運んでもらった場合には、日本円で約30円となるRs20を支払います。
支払い方法は、ポーターに直接手渡すようになります。

ポーター(高級ホテル):Rs30〜40

同じ荷物をフロントから部屋まで運び、案内を担当するポーターでもホテルのクラスで相場の金額が変わります。
比較的ハイクラスの高級ホテルでは、サービスに比例してチップが増えるのです。

ハイクラスの高級ホテルでは、日本円で約45~60円となるRs30〜40を支払います。
このチップ金額は相場となり、シチュエーションで誤差はありますが、ミドルクラスの倍ほどです。

支払い方法は、ポーターに直接手渡すようになります。

ルームサービス(中級ホテル):Rs20

インドにも部屋に食事やドリンクを持ってきてくれる、ルームサービスがあります。
中級ホテルでルームサービスを利用した場合にも、チップの支払いが必要です。

インドの中級クラスホテルでルームサービスを頼んだ場合には、日本円で約30円となるRs20を支払います。
この金額はインドの中級クラスホテルのポーターと同額です。

支払い方法は、スタッフに直接手渡すようになります。

ルームサービス(高級ホテル):Rs30〜40

インドの中級クラスホテルのルームサービスでチップが発生するように、ハイクラスの高級ホテルでも当然必要となります。
ハイクラスのホテルでもチップの相場があり、利用した場合には支払いが必要です。

インドのハイクラスの高級ホテルでルームサービスを頼んだ場合は、日本円で約45~60円となるRs30〜40を支払います。
この金額はインドの高級ホテルのポーターと同額です。

支払い方法は、スタッフに直接手渡すようになります。

ベッドメイク:Rs10

インドでは対面でサービスを行う人に対してチップを払いますが、接客をしないベッドメイキングにも同様です。
ホテルのクラスに問わず感謝の気持ちとして支払います。

インドのホテルでベッドメイキングに支払う額は、日本円で約15円となるRs10です。
支払方法は枕元などに置くだけになります。

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インドのチップ相場と支払方法④観光ガイド

観光ガイドチップ
インドでチップを支払うシチュエーションの1つが、観光ガイドに対してです。
観光ガイドの相場と支払方法をご紹介します。

日本語観光ガイド:Rs700

インドの観光ガイドには、日本語と英語があります。
日本語の観光ガイドは、日本人の母国語日本語でガイドしてくれるため安心して利用可能です。

安心して観光を楽しめるガイドを頼んだ場合には、料金にプラスしてチップを支払います。
インドで日本語ガイドに対して支払うチップは、日本円で約1100円となりRs700です。

インドの物価などを考えると少し高く感じますが、安心感と詳しく観光できるメリットもあります。
支払方法は、料金の支払い時や終了時に支払うことが多いです。

日本語ガイド送迎のみ:Rs200

インドでは日本語を話せるスタッフによる観光ガイド以外にも、日本語ガイドの送迎のみのパターンもあります。
日本語ガイド送迎のみのケースでは、チップは少し少なめです。

日本語ガイドの送迎は、観光の目的地までは日本語でガイドしてもらい、実際の観光では自由行動になります。
日本語ガイド送迎のみの場合に支払うチップは、日本円で約300円となるRs200です。

支払い方法は、料金の支払い時や終了時に支払うことが多いです。

英語観光ガイド:Rs300

インドでは英語でコミュニケーションが取れる方や費用を抑えたい方に人気のガイドが、全て英語での観光ガイドです。
日本語は一切話せませんが、料金も安いためチップも控えめで問題ありません。

英語でコミュニケーションを取るほか、フィーリングで楽しめれば普通に観光できます。
英語観光ガイドに支払うチップは、日本円で約500円となるRs300です。

支払方法は、料金の支払い時や終了時に支払うことが多いです。

英語ガイド送迎のみ:Rs100

インドでは日本語同様に英語ガイド送迎のみもあります。
このシステムは、目的地までと帰りのガイドを英語でしてもらえるサービスです。

英語でコミュニケーションが取れる方、案内が英語でもいた方が良いという方に人気があります。
英語ガイド送迎のみに支払うチップは、日本円で約150円となるRs100です。

支払方法は、料金の支払い時や終了時に支払うことが多いです。

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インドのチップ相場と支払方法④マッサージ・スパ

マッサージチップ
インドでチップを支払うシチュエーションの1つが、マッサージやスパです。
マッサージやスパでの相場と支払方法についてご紹介します。

チップは払わなくてもよい

インドにはマッサージ店やスパが多くあり、日本よりもリーズナブルに本格的な施術が受けられることで人気です。
マッサージなどは施術を受けるため、サービスを受ける印象があります。

日常の疲れや旅の疲れを癒す方も多いですが、チップは一切不要です。
基本的にお店側も貰うスタンスではないため、気兼ねなく疲れを癒すことができます。

基本的に払う必要はありませんが、良いサービスを受けた場合には渡すと喜ばれることもあります。

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チップを上手く渡してインドを快適に楽しもう!

インドのチップ事情
インドは元々チップ文化がなく、時と場合に応じてチップを支払います。
インドではチップを上手に使うことで、スムーズに旅が進むことも多いです。

インドでは約数十円~数百円のチップで対応が変わることもあります。
インドを旅行する際には、シチュエーションに応じて上手に使い分けて旅行を楽しみましょう。

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