サイパン観光の基本情報
日本からサイパンへ行く場合、グアムを経由して行くことができます。
5時間半から6時間半で行くことができるので比較的気軽に訪れることができるのが魅力です。
仁川経由で行くこともできますが、乗り継ぎ時間を含めると10時間ほどかかるのが難点です。
さらに、成田からはチャーター直行便が運航されることもあり、直行便なら3時間半ほどでサイパンまで観光に訪れることができます。
サイパンはアメリカ合衆国の自治領なので、日本から一番近いアメリカと言われることもあります。
英語が通じるのはもちろん、アメリカドルが通貨なので、わかりやすいのも魅力です。
1914~45年の間は日本の占領地だったこともあり、サイパンと日本は深い関係にあります。
歴史を知ったうえでサイパン観光に行くのもおすすめです。
サイパン観光で人気のおすすめスポット20選
ウイングビーチ
ウイングビーチは、サイパン最北端にある人気の観光スポットです。
透明度が高く、ダイビングスポットとしても人気があります。
シュノーケリングでも魚に出会えるため、サイパン観光で訪れたいおすすめのビーチです。
サイパンの中心地ガラパン地区からは、車で40分ほどかかります。
サイパンでは、ハワイやグアムと同様、日本の免許証があればレンタカーを借りて車を運転することができます。
サイパンのウイングビーチは、人が少ない場所になるため、レンタカーで行くか、タクシーを往復でお願いしていくようにしましょう。
サイパンで真っ白なビーチにエメラルドグリーンの海を独り占めできるかもしれない穴場観光スポットです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で40分
マイクロビーチ
次にご紹介するサイパンの観光スポットは、マイクロビーチです。
マイクロビーチは、サイパンの中心地であるガラパン地区から徒歩5分で行けるため、サイパン観光でとても人気のある観光スポットとなっています。
浜辺にはバーもあり、お酒やジュースなどを飲みながらのんびり過ごすことができるのは魅力のひとつです。
マリンスポーツも気軽にできる場所なので、サイパン観光にはもってこいの場所で、シーカヤックや話題のジェットベイダーなどを楽しむことができます。
車の免許を持っていなくても気軽に行けるため、サイパン旅行初心者にもおすすめの観光スポットです。
1日に何度も変わる空の色も見どころのひとつとなっています。
- 住所
- アクセスガラパン地区から徒歩5分
マニャガハ島
マニャガハ島は、サイパン島から船で15分ほどで行ける人気の観光スポットです。
美しい海が見どころで、シュノーケリングやマリンスポーツを楽しめる場所となっています。
サンゴ礁に囲まれた海はとても美しく、透明度がかなり高いのが人気の観光スポットとなっています。
パラソルと寝転べるチェアがレンタルできるので、のんびりビーチで過ごす観光はいかがでしょうか。
無人島ですがしっかりと整備されており、レストランや売店があるため、過ごしやすいのがマニャガハ島の魅力となっています。
サイパン島から近いため、日帰りで気軽に行くことができる観光スポットです。
- 住所
- アクセスサイパン島から船で15分
ラウラウビーチ
ラウラウビーチは、サイパンで一番大きな湾であるラウラウベイを望むビーチで、サイパン観光で人気があります。
シュノーケリングでは、ミクロネシア固有種などを見ることもできます。
ダイビングにも人気のスポットとなっており、ビーチダイビングのダイバーを多く見かけます。
海はとても穏やかで、初心者ダイバーやブランクがあって不安な人でも潜りやすいポイントとなっています。
ダイビングのライセンスを持っていない人でも、体験ダイビングで潜ることができるポイントなので、サイパンでダイビングデビューしてみてはいかがでしょうか。
魚影が濃く、アジ玉なども見れる人気のダイビングポイントです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で15分
パウパウビーチ
パウパウビーチは、サイパンの北部にあるビーチで、ガラパン地区からは車で20分ほどの場所にある観光スポットです。
平日は人が少ないのが魅力で、貸し切りのようにビーチを満喫できるのが人気の理由です。
バーベキュー施設や駐車場もあるのが特徴で、レンタカーでも行きやすくなっています。
週末には、バーベキューを楽しむサイパンの人たちの姿を見ることができますよ。
海は透明度も高くサンゴ礁がたくさんあるため、シュノーケリングスポットとしても人気のある観光スポットです。
魚もたくさんいるので楽しめる場所となっています。
周辺にお店がないので、ドリンク類はしっかりと持参しましょう。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で20分
イスレタ マイゴ ファハン
イスレタ マイゴ ファハンは、別名バードアイランドとも呼ばれるサイパンの人気観光スポットです。
チャモロ語では鳥たちが眠る島という意味があり、ウミドリの繁殖地となっています。
ここはサイパンでも有名な景勝地となっており、鳥や海を眺めることができます。
サイパンの絶景を楽しみたいならおすすめの観光スポットとなっています。
展望台の前には駐車場もあるので、レンタカーで気軽に訪れることができるのが魅力です。
日本語ガイドと一緒にサイパンを周遊できるツアーなどもあるので、はじめてのサイパン観光にもおすすめの観光スポットとして人気があります。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で20分
タポチョ山
タポチョ山は、サイパンを見渡せるおすすめの観光スポットです。
標高475メートルと、サイパンで一番高い場所に行くことができます。
ここから見る眺めは絶景で、360°のサイパンの景色を見ることができます。
天気がよければ、近くの無人島であるマニャガハ島やテニアン島を見ることもできますよ。
タポチョ山山頂は気温が低くなるため、暑い日であっても上から羽織るものを持って行きましょう。
サイパンを眺める絶景スポットとしてとてもおすすめの観光スポットです。
海の景色を見るなら午前中に、サンセットを見るなら夕方に行くのがおすすめで、サンセットを眺めながらシャンパンを乾杯する観光ツアーなども開催されています。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で15分
グロット
次にご紹介するサイパンの観光スポットグロットは、サイパンを代表するダイビングスポットとして知られています。
駐車場からは石の階段を下りてたどり着くことができる天然プールです。
天気や時間帯など条件がそろえば、光のカーテンを眺めることができます。
ダイビングは少し大変で、エントリーはこの石の階段の下になるため、器材を背負ったまま階段を下りる必要があります。
階段は不揃いで、濡れていれば滑りやすくなる危険なポイントです。
でも、この大変さを乗り越えた先には美しい絶景を見ることができる、サイパンで人気のある観光スポットとなっています。
世界中からダイバーが訪れるサイパン屈指の観光スポットです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で25分
スーサイドクリフ
スーサイドクリフは、1944年6月から7月の間に起きたサイパンの戦いの歴史を物語る観光スポットです。
敗戦が濃厚となった日本兵や民間人が、アメリカ人から投降を呼びかけられたときに、捕虜になることを恐れ投身した場所なので、スーサイド(英語で自殺の意味)クリフと呼ばれています。
歴史的にはとても悲しいできごとですが、マッピ山山頂付近に公園があり、そこからスーサイドクリフを望むことができます。
慰霊碑もありますが、観光客によって破壊されて損傷が目立つものもあります。
スーサードクリフの丘からマウンテンバイクでサイパン北部を観光しながらまわるサイクリングツアーも開催されています。
日本人として訪れておきたいサイパンの観光スポットです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で20分
バンザイクリフ
バンザイクリフも、サイパンの戦いで多くの日本人が身投げをした観光スポットです。
飛び降りるときに、「天皇陛下、万歳!」、「大日本帝国、万歳!」と叫びながら飛び降りる人が多かったことからこの名前が付けられたのだそう。
1万人もの日本人が身を投げ、血の海となったと言われています。
中には、死体の上に落ちたことによって助かった人もいるという悲惨な歴史を物語る観光スポットです。
中には、この歴史的背景を知らずに笑顔でバンザイをして写真を撮る日本人やマナーのない観光客が多いことも話題になりましたが、歴史を感じながらゆっくりと観光してみてほしい場所です。
スーサイドクリフと合わせて訪れる人も多い、サイパンの人気観光スポットとなっています。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で20分
ラストコマンドポスト
ラストコマンドポストも、サイパンの戦いの戦跡地となっています。
サイパン戦最後となる組織的な戦闘が行われた場所として知られており、戦没者慰霊碑がたくさん建立されています。
洞窟状の窪みにはトーチカが作られ、日本軍の司令塔が置かれていました。
このトーチカの壁には、アメリカ軍の砲弾が直撃しており、今でも2メートルほどの穴が刻まれています。
トーチカの前には砲台も残されています。
サイパンには、戦争にまつわる跡地や観光地も多いため、日本人として訪れておきたい人気の観光スポットとなっています。
スーサイドクリフやバンザイクリフとともに、戦争の歴史を見る観光スポット巡りをしてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で15分
アメリカ記念公園
アメリカ記念公園は、ガラパン地区のメインロードであるビーチロードにある公園です。
公園内には、ビジターセンターがあり、第二次世界大戦の資料が展示されています。
サイパンで起きた戦争や歴史について学ぶことができる場所となっています。
無料で入ることができるので、サイパンで人気のある観光スポットとなっています。
公園の中央にある旗の掲揚台は、1944年の6月に戦争で戦死したアメリカ軍の将兵と現地の住民を追悼する慰霊施設となっています。
戦争の歴史をアメリカ側から見ることができる施設です。
バンザイクリフやスーサイドクリフなどとともに、合わせて観光で訪れてみてはいかがでしょうか。
- 住所
- アクセスTギャラリアから徒歩10分
- 電話番号
- 公式サイト
ガラパン ストリート マーケット
ガラパン ストリート マーケットは、サイパンで人気のある観光スポットです。
サイパンでいくつかあるローカルマーケットでも一番規模の大きいマーケットとなっています。
毎週木曜日のみの開催ですが、17:00からお店も開きだし、ローカルフードなどを楽しむことができます。
バンドの演奏などもあり、サイパン観光の夜をとても楽しく過ごすことができますよ。
ガラパン周辺に宿泊していれば、歩いて訪れることができます。
観光客はもちろん、サイパンの現地の人たちも一緒に盛り上がっているマーケットです。
ココナッツで作った民芸品や、サイパンでよく見られる葉編みのアイテムなども販売されています。
- 住所
- アクセスTギャラリアから徒歩10分
- 営業時間17:00~21:00
- 定休日木曜日のみ営業
マウントカーメル大聖堂
マウントカーメル大聖堂は、スペイン統治時代に建てられたサイパン最大のカトリック教会で、人気の観光スポットです。
美しいスペイン建築を見ることができる教会ですが、太平洋戦争で倒壊し、1949年に再建されました。
礼拝などが行われる神聖な場所なので、中に入って観光することはできませんが、美しい外観はサイパン観光で見ておきたい建物となっています。
サイパンのカトリック教徒が挙式をここですることもあります。
日本統治時代には、このマウントカーメル大聖堂の裏に、大きなサトウキビ製糖工場と、サトウキビの豊作を願う神社が立てられていました、
現在は工場の一部はそのままに、マウントカーメル高校があり、校舎として使われています。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で10分
- 電話番号
- 公式サイト
ウェーブジャングル
サイパンワールドリゾートにあるウェーブジャングルは、子連れサイパン旅行で人気の観光スポットです。
ここは、ミクロネシア最大級のウォーターパークで、ウォータースライダーで遊ぶことができます。
特に、全長286mのサイパンで一番長いマスターブラスターや中心に落ちていくブラックホールなど大人も楽しめるアトラクションがたくさんあります。
もちろん、子供向けのキッズプールもあるので、大人から子供まで遊べるのが魅力です。
サイパンで、外をまわる観光だけでなくのんびりとすごしたい人や、水遊びを楽しみたい人におすすめの観光スポットとなっています。
サイパンワールドリゾートの宿泊者は無料で遊ぶことができます。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で8分
- 電話番号
- 公式サイト
聖母マリアの祠
聖母マリアの祠は、サイパンのパワースポットとして知られています。
終戦後に生きていることを神に感謝するためにマリア像が安置されたと言われています。
サイパンには、戦争に関する観光スポットが多くありますが、聖母マリアの祠もその中のひとつとなります。
サイパンは良質の水に恵まれない土地として知られていますが、祭壇の手前にある井戸水は飲めると言われています。
これは、マリア像が奇跡を起こした印として聖水だと言われています。
サイパン観光でここに訪れれば、強いパワーを感じられることでしょう。
サイパン観光でバンザイクリフやスーサイドクリフとともに訪れたい観光スポットです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で10分
禁断の島
禁断の島は、サイパンで人気のある観光スポットです。
サイパンの南東部にあり、政府によって自然保護区に指定されています。
サイパンでは人気のシュノーケリングスポットになっています。
車で近くまで行った後、30分ほどトレッキングしたやっとたどり着ける場所です。
観光ツアーで訪れることもでき、ツアーガイドが動植物について説明してくれるのも魅力となっています。
サイパンでアクティブに観光したいときにおすすめの観光スポットとなっています。
トレッキングにシュノーケリングと楽しいサイパン観光をすることができます。
天気がいい日はとても気持ちいい運動になること間違いなしのおすすめ観光です。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で25分
砂糖王公園
砂糖王公園は、サイパンで日本の統治時代を感じることができる観光スポットです。
砂糖王と呼ばれていた松江春次の功績を記念して作られた公園で、公園内には、当時サトウキビの運搬に使われていた蒸気機関車や松江春次の銅像などが置かれています。
ほかにも彩帆香取神社と書かれた石碑もあり、日本を感じることができます。
ガラパン地区からも歩いて行くことができ、子連れサイパン観光でも訪れやすい観光スポットとなっています。
サイパン旅行では、海でシュノーケリングやダイビングを楽しむためだけでなく、日本を感じる観光スポットをまわってみるのもおすすめです。
- 住所
- アクセスTギャラリアから徒歩15分
オブジャンビーチ
オブジャンビーチは、サイパンでダイビングが有名な観光スポットです。
サイパン国際空港の南側からナフタン岬までと2キロ近くに渡って広がる大きなビーチです。
ダイビングのポイントとして有名で、ビーチエントリーするダイバーたちを見ることもできます。
オブジャンビーチの中には、自転車が沈んでいて、ダイバーなら海の中で自転車に乗ることもできるサイパンでとても人気の観光スポットです。
海は浅いので、シュノーケリングでも魚を見ることができるのが魅力です。
サイパンの中心地であるガラパン地区からは車で20分ほどの場所にあります。
チンアナゴなども見ることができますよ。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で20分
カラベラ・ケーブ
カラベラ・ケーブは、古代チャモロ人が死者を埋葬していた場所と言われる観光スポットです。
カラベラはチャモロ語でガイコツという意味があり、スペイン統治時代には牢獄として使われていました。
そのため、チャモロ語はスペイン語に由来する言葉も多いのが特徴です。
サイパン先住民族の骸骨が積み重ねられるように埋葬されていたと言われています。
洞窟前の広場には、復元された伝統家屋などがあり、森を探検する観光ツアーで訪れることができます。
サイパンの歴史や過去のことを知る場合は、観光ツアーに参加してガイドの話を聞きながら観光するのもおすすめです。
これまでとは違う視点でサイパンを見ることができるはずです。
- 住所
- アクセスガラパン地区から車で25分
サイパンで人気の観光スポットをまわろう
サイパンで人気のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
サイパンには、シュノーケリングやダイビングなど海を満喫できる観光スポットがたくさんあります。
ほかにも、戦争の爪痕や歴史を学べる観光スポットや、のんびり過ごせえる観光スポットなど、さまざまな観光スポットがあるのが魅力です。
夏の時期ならサイパンへのチャーター直行便も運航されるので、ぜひサイパンに訪れて観光を楽しんでみてください。