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2019/09/10

山寺(立石寺)の階段は何段?見どころ、服装、所要時間も

山形県の山寺は、沢山の階段を登る寺として有名です。
山にあるため、階段を登った後の絶景も見事です。

また、山の断崖に建つお堂の姿もとても美しいと人気!
とても階段を多く登りますが、登るごとに煩悩が消えるといわれている貴重な山寺ですよ。

自分で登ったという体験を得ると、きっと宝物になるでしょう。
その見どころや所要時間、服装についてご紹介します。

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階段を登って煩悩を消そう!山寺とは?

通称「山寺」と呼ばれるお寺が山形県山形市山寺にあります。
なぜ「山寺」と呼ばれるのかは、山全体が霊山として、33万坪の境内を持ったお寺となっているからです。

大小合わせると30余りの堂塔が建っていて、それらを登って周れば、他では味わえない体験ができます。

多くの人が詰めかける「山寺」の魅力について詳しく知ってみませんか。

山寺の正式名称は立石寺

「山寺」の正式名称は、「宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)」と言います。
貞観2年の860年に、天台宗の慈覚大師円仁 が開いた、東北を代表する霊山です。

芭蕉が山寺を訪れ、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだことでも有名です。
宝珠山という大きな山に、30余りの堂塔が点々と建っていて、それを登ってお参りしていきます。

正面に建っている大きな建物の根本中堂は、国指定の重要文化財となっています。
中には、慈覚大師作の木造薬師如来坐像がありますよ。

不滅の法灯が長年にわたって守られているお寺です。
また、「山寺(立石寺)」には、三つの不滅が今も護られていることでも有名!

法灯・香・写経行と言ったものが長い歴史の間、護られてきたお寺として貴重な山寺です。

山寺の拝観料は

山寺「宝珠山 立石寺(りっしゃくじ)」には、30余りの堂塔がありますが、その拝観はどのように周るのかも気になるでしょう。
山寺の入り口には、登山口と書かれていて、登山をする感覚で周っていくのが特徴です。

全行程、石段を登っていくことになり、まず、正面の根本中堂内陣参拝が200円必要です。
また、入山するにあたっては、山門で入山料を払います。

大人(高校生以上)300円、中学生200円、四歳児以上~小学生100円です。
ただし、奥の院は、12月~3月末の冬期間は閉鎖のため、山門寺務所まで問い合わせて登りましょう。

また、宝物殿があり、大人(高校生以上)200円、小人(四歳児以上~中学生)100円となっています。

宝珠山 立石寺

\山寺(宝珠山 立石寺)への行き方/

<下に続く>

山寺(立石寺)の階段は何段ある?

山寺は、全行程、石段と言うことで一体、何段登るのかが気になりますね。
奥の院までは、1,015段の階段があります。

奥の院までは40分~60分といったところです。
石段が1,015段と言うと、ちょっと荷が重くなりますが、歩きやすい恰好でゆっくり登ると意外と上れますよ。

山寺では、階段を1段ずつ上るごとに煩悩が消えると言われていますので、ゆっくりと登っていく甲斐がありますよ。
松尾芭蕉も登ったことで有名ですので、途中に「閑さや岩にしみ入る蝉の声」のせみ塚と呼ばれる歌碑などもあり、弥陀洞、仁王門など、それぞれの場所に見所があり、一つずつ周っていくとあまり疲れないでしょう。

石段脇には、お地蔵さまもあって、安らぎを与えてくれますよ。

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山寺(立石寺)の階段を登りきるまでの見どころ8つ【松尾芭蕉/標高/絶景】

それでは、全1,015段の山寺の階段を登る参拝の見所をそれぞれ、ご紹介していきます。
修行の山でもあり、山寺の階段を登りきるまでの見どころはそれぞれ魅力があります。

登山口から階段を登りきるまでの見どころについて、階段を登っていく順にご紹介します。

  1. 根本中堂
  2. 芭蕉像
  3. せみ塚
  4. 弥陀洞
  5. 山内支院
  6. 奥之院
  7. 三重の小塔
  8. 開山堂・納経堂と五大堂

続いて、それぞれの見どころについて詳しくみていきます。

見どころ①:根本中堂【ブナの木で造られた日本最古のお堂】

まず、正面の根本中堂は、入母屋造りとなっています。
ブナの木で造った建造物として日本で一番古く、国の重要文化財となっています。

銅板瓦で、とても歴史のある建物となっていますよ。
薬師如来坐像が安置されていて、平安時代の一木造りの像です。

不滅の法灯も見どころですので、絶えずに護られてきた歴史を感じましょう。

見どころ②:芭蕉像【当時を思い起こす芭蕉と弟子の像】

根本中堂から歩いて2分の所に、松尾芭蕉の像があります。
山寺を訪れた芭蕉が「閑さや 巌にしみ入る 蝉の声」を詠んだ句と芭蕉の像が立っています。

弟子の曾良像も横にあり、山寺を登った際の雰囲気も感じることができますよ。

見どころ③:せみ塚【芭蕉の句の短冊の塚を見学】

せみ塚は、「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の松尾芭蕉の句を詠んだ短冊が埋められている場所です。
そこに、石の塚を立てた記念の場所となっています。

せみ塚とは、とても風情がありますよね。
せみ塚は、階段を20分ほど登った地点ですので、ここで静かに、芭蕉が句を詠んだ気持ちを感じてみませんか。

見どころ④:弥陀洞【仏さまが見える岩】

せみ塚から少し階段を登ると、山寺の立石寺らしいスポットが「弥陀洞」です。
階段の横の崖が長い年月によって、風化した様子が、阿弥陀如来に見えると言われています。

1丈6寸、約4.8メートルもあるということで、寸六の阿弥陀となっています。
仏さまに見えた人は、ご利益があると言われていますよ。

心を落ち着かせて見てみるといいでしょう。

見どころ⑤:山内支院【点在する堂塔を巡る】

奥の院から階段を横に行くと、堂塔が多く点在するのが「山内支院」です。
この地帯には、江戸時代までは、12の塔中支院があったと言われています。

現在、残っているのは「性相院」「金乗院」「中性院」とちょっと離れた「華蔵院」です。
一帯を周ってみるといいでしょう。

「性相院」には、運慶作と言われる毘沙門天像などがありますよ。

見どころ⑥:奥之院【標高400mの頂上へ】

奥の院までは、階段を登り始めてから、40分~50分ほどかかるでしょう。
ここまで約800段ほどの階段を登ることになり、標高400mの頂上に達します。

奥之院と言われるお堂「如法堂」があり、慈覚大師が、中国で修業をした際に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来が祀られています。
石墨草筆の写経道場は、明治5年に再建され、写経行も歴史を絶やさず続けられています。

大仏殿もあり、高さ5メートルもある金色の阿弥陀如来像も見るといいでしょう。

見どころ⑦:華蔵院 三重の小塔【岩屋で造られた珍しい小塔】

山内支院の「華蔵院」は、少し離れていますので、奥の院の後でまた階段を登っていくとおすすめです。
右側の岩屋には、珍しい岩屋の三重小塔がありますよ。

岩屋をお堂にしているという三重小塔がとても貴重です。
全国で最小の三重塔として、国の重要文化財となっています。

中には、大日如来像が安置されていますので、拝観してみましょう。

見どころ⑧:開山堂・納経堂と五大堂【山々の絶景に感動】

さらに、岩場の方に登っていくと、山寺、立石寺を作った慈覚大師円仁を祀るお堂が建っています。
「開山堂」と言われています。

岩の先端の赤い小さなお堂は、「納経堂」となっていて最も古い建物です。

また、開山30年の際に建てられた「五大堂」が道場として、岩肌の断崖に建っています。
ここから見る景色は、山寺一番の絶景となっていますよ。

階段を1,015段登ってみる景色は、煩悩も消えてとても美しいもので、感動するでしょう。

<下に続く>

山寺(立石寺)の観光と拝観の所要時間

山寺を観光するには、たっぷりとした時間がかけるのがおすすめです。
階段をゆっくりと登っていくといいでしょう。

登山口から階段を登って、片道1時間程度は拝観にかかります。
途中で、多くの堂塔などの見どころがありますので、それらを見て参拝しながら階段を登ると、多めの時間を取っておくのがおすすめです。

帰りは、30分程度で階段を降りていくと往復1時間半の所要時間となります。
煩悩を消す意味でも、心を落ち着かせてゆっくり階段を登ってみましょう。

<下に続く>

山寺(立石寺)の階段を登るベストシーズン【冬/絶景】

山寺の階段を登るベストシーズンはというと、四季を通じて楽しめます。
春は新緑が楽しめ、夏は涼しく、秋は紅葉が見られます。

最も人が多く集うのは、初夏です。
また、景色は、紅葉の時期は、とても美しいですよ。

冬は、雪が積もりますので、それも風情があります。
冬ならではの静かな山寺の景色と空気は他にはないものですよ。

奥の院が12月~3月末の冬期間は閉鎖となりますので、そこまで階段を登ってみるのいいでしょう。
登る階段は雪がよけてあったりする所もあり、登りやすいでしょう。

ただし、準備もしっかりして出かけて下さい。

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山寺(立石寺)の階段を登るのにおすすめの服装や持ち物

山寺の階段を登るのにおすすめの服装や持ち物ですが、歩きやすい恰好が必須です。
多くの階段を登りますので、できれば、リュックなどで行くのがおすすめです。

また、夏でも汗が出た時のタオルを持って、水分補給ができるように持っていくといいでしょう。
靴も歩きやすい靴で行きましょう。

また、冬は、豪雪地帯のため、長靴や防寒着が必要です。
凍結していることがありますので、スパイク付きの靴を履いていくようにするのがおすすめです。

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【山寺の階段を登り切ったら】山形のグルメやお土産もチェック

山寺の階段を登り切ったら、山形観光のお土産も買って帰りたいですよね。
玉こんにゃくが名物となっていますので、串に刺さっている玉こんにゃくを食べてみませんか。

門前売店で売られていて、山寺名物「力こんにゃく」がよく味がしみていて美味しいですよ。
他にもグルメとして、そばの美味しい店が沢山ありますので、山形名物の「下足天ざるそば」や「板そば」などを食べてみましょう。

お土産は、玉こんにゃくの形をした和小物もかわいくておすすめです。
また、階段を登った記念に、「山寺」の絵が入った手ぬぐいやタオルが「万蔵」というお店で売られていますよ。

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山寺(立石寺)へのアクセスと駐車場事情は

山寺へのアクセスについてですが、JR山形駅からJR仙山線で20分ほどで行くことができます。
車で行く場合は、山形駅から約30分、山形北ICからならば15分で行くことが可能です。

駐車場については、参拝用の無料駐車場はありますが、狭いためあまり停められないことが多いでしょう。
周辺には駐車場が多く、大型駐車場などに停めるのもおすすめです。

またお土産店なども多いため、買い物をすると駐車料金が無料になる駐車場も利用するのもいいですよ。

<下に続く>

山寺は階段を登った後の爽快感と絶景が楽しみ

山寺の階段については、1,015段と言うと大変だと言う思いを抱く人が多いでしょう。
ただ、多くの見所があり、階段を登るごとに煩悩が消えると言われれば、登る気持ちも高まりますよね。

実際に登った人は、寄り道をしながら、参拝をして周るので、それほど大変でないというのが感想です。
ゆっくりと時間を掛けて、絶景を楽しみに登ってみませんか。

30余りの堂塔が建っている山は、他にはなく、とても貴重な体験をした気持ちになるでしょう。

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