アメリカのスーパーの特徴
ではまず、アメリカのスーパーの特徴について詳しくご紹介します。
アメリカのスーパーは、日本に比べて全国展開の会社数が多いことがまず挙げられます。
日本では全国展開しているスーパーというと限られてきますが、アメリカでは大型のスーパーが多いのです。
そして、そのスーパーはどれも商品からかごの大きさ、売り場の面積まで何でもサイズが大きく、容量も多いのが特徴。
日本ではアメリカのスーパーというとコストコが挙げられますが、コストコレベルでまるで業務用のスーパーのような規模のものがたくさんです。
また、日本では野菜などは個数や大袋などで販売されていますが、アメリカでは1ポンドいくら、のような量り売りがされていることが多いです。
また、野菜売り場では野菜がそのまま水に浸されて袋詰めなどをせず売られていたり、そのどれもがビッグサイズであるという特徴があります。
また、日本のスーパーに比べると牛乳やジュースなどの飲み物の種類が多いことも挙げられます。
アメリカのおすすめスーパー8選
ではここで、アメリカのスーパーをみていきましょう。
アメリカのおすすめスーパーには、以下のものがあります。
- トレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)
- ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)
- ターゲット(Target)
- ウォルマート(Walmart)
- コストコ(Costoco)
- ウォルグリーン(Walgreens)
- ファーマシー(CVS Pharmacy)
- パブリックス(Publix)
続いて、それぞれのスーパーについて詳しく見ていきます。
トレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)【ガイドブックにも載ってる】
まず紹介するアメリカのスーパーは、アメリカ全土で圧倒的な店舗数を誇る「トレーダージョーズ(Trader Joe's)」です。
トレーダージョーズは、アメリカで大型スーパーと呼ばれている場所に比べると売り場面積が小さく、時短でまわれるので時間がないときのお土産選びなどに適しています。
トレーダージョーズはアメリカ全土に展開しているスーパーなので、自社製品が安く販売されているのが特徴です。
ポテトチップスなどのお菓子、牛乳などのドリンクなど普段食べるものが自社ブランドで安く買えるので、地元の人にも人気です。
また、お店の装飾はポップなイメージで、観光客に人気のトートバッグがお土産におすすめです。
ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)【健康に良い商品ばかり】
次に紹介するアメリカのスーパーは、ホールフーズマーケット(Whole Foods Market)というスーパーです。
アメリカでは定番中の定番のスーパーで、オーガニック系のフードが充実しているのが特徴です。
観光客に向けたスーパーでもあり、客層は比較的高級志向の人、質の高い食品やお土産を買いたい人が中心です。
野菜やお肉、お魚などの売り場はどこも清純されており清潔感があります。
また、ホールフーズの名物はデリコーナーだといっても過言ではありません。
デリコーナーには常にたくさんの種類のおかずやパン、デザートが並んでおり、お客さんは好きなものをデリボックスに詰めて量り売りで購入します。
ホールフーズの外にはイートインスペースが設けられており、購入したデリをそのまま食べていくことができます。
ターゲット(Target)【安さは1番】
アメリカでとにかく品揃えが良い大型スーパーで買い物がしたい、という人は「ターゲット(Target)」がおすすめです。
ターゲットは、入り口に大きなカートが置いてあり、ゴロゴロと引きながらゆっくりと買い物ができる場所です。
ターゲットは食べ物だけでなく、日用品や雑貨、化粧品に衣類、電化製品など商品の品ぞろえが多くどれも値段が安いです。
ここにさえ行けばアメリカでのお土産はすべて揃うと言っても過言ではないほど。
また、ターゲットにはブルーのパッケージの自社ブランドがあり、パッケージがかわいいと日本人観光客から話題になっています。
オーガニックのナッツ類など身体に良いものが揃っているので、お土産に最適です。
ウォルマート(Walmart)【あの西友と似ている?】
次に紹介するアメリカのスーパーは、アメリカ地元の人が足しげく通う激安スーパー、「ウォルマート(Walmart)」です。
シンプルなディスプレイで商品の陳列が見やすく、手軽に買い物ができるので人気を集めています。
最近では日本のスーパー、西友を買収したことでも話題で、日本人に向けた商品展開も豊富です。
また、ウォルマートの特徴は商品が大量に入っていて値下げされているお得なバッグなるものがあること。
ばらまき用に使える小袋入りのお菓子などが大量に袋に入っており、元値よりかなり安く販売されています。
自分で友人へのお土産を小袋に分けて渡したいときにぴったり、どんなお菓子が入っているのかワクワクしますよ。
コストコ(Costoco)【日本でもお馴染み超大型スーパー】
日本でもお馴染みの「コストコ(Costoco)」はもちろんアメリカでも大人気。
日本人よりもたくさん食べると言われているアメリカ人は、大容量のパッケージが大好き。
お肉にお菓子、ドリンク類など、コストコで販売されている商品はどれも量が多くまとめ買いをする人にもおすすめです。
また、コストコは「倉庫」スタイルで商品が陳列、販売されているため通常のスーパーよりも人件費などのコストを抑えられていることが特徴です。
アメリカのコストコには日本では見かけないような商品がたくさんあるので、ぜひコストコ好きな人はアメリカ本場のコストコにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ウォルグリーン(Walgreens)【スーパー兼ドラッグストア】
では次に紹介するのは、ドラッグストアがメインのアメリカのスーパーマーケット、「ウォルグリーン(Walgreens)です。
ウォルグリーンは、ドリンクやお菓子など、お土産におすすめの商品は一通り置かれていますが、メインとしてはコスメや日用品などのドラッグストアです。
ウォルグリーンは、アメリカ製のシャンプーやボディソープ、洗剤などが安く手に入るほか、アメリカブランドのコスメ類も日本で買うよりはかなり安く買えておすすめです。
また、アメリカに滞在中、歯ブラシやナプキンなどの必需品を忘れてしまったという人でも、ここに来たら何でもそろいますよ。
フレッシュマーケット(The Fresh Market)【高級志向なあなたへ】
アメリカのスーパーの中でも成城石井のように少し高級志向なスーパーがあることを知っていますか?
フレッシュマーケット(The Fresh Market)は、高級で高品質な商品を置くことで他のスーパーと差別化を図っています。
アメリカのスーパーは野菜などは裸で販売していることが多いのですが、フレッシュマーケットではひとつずつ包装されているのでとっても清潔。
オーガニックの商品など身体にやさしいものもありますよ。
また、お酒のコーナーでは、スーパーで販売しているとは思えないほどの高級なワインやリキュール類が陳列されています。見ているだけで楽しくなるようなスーパーです。
パブリックス(Publix)【人気急上昇中スーパー】
最後に紹介するアメリカのおすすめスーパー、「パブリックス(Publix)」です。
超優良スーパーとして、最近話題沸騰中のパブリックスは、リテール業界で顧客満足度を何度も獲得しているほどのサービスが良いスーパー。
フロリダに本社を置き、創業以来お客さんの声を大切にしその需要に合わせてどんどん商品を入れ替えているため、売り上げもナンバーワンを獲得したことがあるほど。
パブリックスの社長も自らがレジ打ちの経験があり、お客さんの声をしっかりと聞いているからこそのサービスの良さは、外国人観光客でも安心して利用できる秘密のひとつでもあります。
ですから、パブリックスを訪れると店員さんの愛想もとても良く、楽しくショッピングできることでしょう。
アメリカのスーパーでおすすめのお土産10選
ではここで、アメリカのスーパーでおすすめのお土産をみていきます。
アメリカのスーパーでおすすめのお土産には、以下のものがあります。
- m&m'sのマーブルチョコ
- カラフルなグミ
- シーズニング
- ドライフルーツ・ナッツ類
- パンケーキミックス
- ヌテラ
- ロゴ入りトートバッグ
- ダウニーグッズ
- スタバのコーヒー
- ピーナッツバター
続いて、それぞれのお土産について詳しく見ていきます。
1. m&m'sのマーブルチョコ【アメリカらしいお菓子代表】
まず紹介するアメリカのスーパーでおすすめできる商品は、m&m’s(エムアンドエムズ)という、日本でもお馴染みのマーブルチョコレートです。
カラフルなチョコレートひとつひとつにロゴが入っており、食べだすと止まらないですよね。
また、エムアンドエムズは赤やブルー、イエローなどカラフルなチョコレートも豊富にあるので、見た目もとってもかわいいお菓子です。
アメリカのスーパーでは、自分でマーブルチョコレートを取って透明の袋に入れ、量り売りで購入するというスタイルを採用しているところも。
自分で好きな分だけ買えるので、後で小分けにしたりも可能。
また、エムアンドエムズが入っているクッキーもアメリカには販売されていて、甘くておいしいですよ。
カラフルなグミ【お子さんにもおすすめ】
次に紹介するアメリカでおすすめのお土産は、これぞアメリカというカラフルなグミ。
着色料がたっぷり使われていて少し不安になるようなものもありますが、お土産でたまに食べるくらいなら心配いりません。
かわいい見た目のグミなのでお子さんにも喜ばれる商品でもありますが、それでも少し心配だという人は日本でもお馴染みのHARIBO(ハリボ)がおすすめ。
ハリボは着色料もあまり含まれておらず、噛み応えがあってとってもおいしいグミです。
また、日本で買うよりかなりお安くゲットできるので、グミが好きな人はぜひアメリカのスーパーで購入してみてくださいね。
シーズニング【日本よりもかなり充実】
アメリカのスーパーでは、日本にはなかなかないような調味料「シーズニング」が買えると日本人観光客から人気を集めています。
特におすすめのスーパーは「トレーダージョーズ」で、「エブリデイ シーズニング」というシーズニングがすべて1.99ドルという安さで販売されているのです。
こちらはトレーダージョーズオリジナルのブランドで、レモンペッパーやチリなど、フレーバー付きの調味料は手軽に料理をアレンジできて人気です。
サイズも小さくてパッケージがおしゃれなので、料理が好きな人へのお土産としてもおすすめ。
どれを買おうか迷ってしまうほど種類が多く、これひとつで味が決まるので1度購入すると手放せないアイテムになりそう。
ドライフルーツ・ナッツ類【オーガニックがおすすめ】
アメリカのスーパーで、日本で大きく異なっているのはドライフルーツやナッツなどの商品の品ぞろえが豊富だということです。
日本ではおやつにナッツ、ドライフルーツを食べるという習慣があまりありませんが、アメリカでは日常的に食べるので常にスーパーに陳列されています。
ナッツやドライフルーツなどを購入するにあたっておすすめのスーパーは「ターゲット」。
ご存じの通り超大型のスーパーです。ターゲットには、ブルーのパッケージの自社ブランド製品がありますが、ナッツやドライフルーツも展開しています。
通常の商品に比べると価格が安いですしパッケージもかわいいので、ナッツやドライフルーツを買うならぜひターゲットを訪れてみてください。
パンケーキミックス【手作りしてみて】
次に紹介するアメリカのスーパーでおすすめするお土産は、自分で作るパンケーキミックスです。
アメリカ、特にハワイにはパンケーキミックスがスーパーで販売されており、種類豊富です。
オーガニックのパンケーキはアメリカの意識高い系の家庭で人気ですし、ピンク色の生地が焼けるミックスは日本人観光客から支持を集めています。
日本にはなかなか異様なマカダミアパンケーキなど変わり種もあり、見ているだけで楽しいですよ。
作り方が英語で表記されているので不安を感じる人もいるかもしれませんが、パンケーキの作り方は日本とほぼ同じなので心配いりません。
ヌテラ【食べすぎ注意?】
もはやアメリカの国民食とでも言えるような定番の塗るお菓子、「ヌテラ」を紹介します。
アメリカの家庭に必ずひとつはあると言っても過言ではないヌテラは、その見た目の通り甘いチョコレート味のクリームです。
アメリカでは主にトーストに塗ったりビスケットに付けたりして食べますが、特筆すべきはそのカロリーです。
ヌテラのカロリーは、100g当たり何と512kcalもあり、アメリカの人はこれを毎日パンにたっぷりと付けて食べるから驚き。
一度食べると病みつきになるほどおいしいのですが、カロリーが高いので食べすぎには十分注意してくださいね。
ロゴ入りトートバッグ【かなりおしゃれ】
アメリカのスーパーの中で、食べ物以外でお土産にすると喜ばれるものがトートバッグ。
アメリカのスーパーは、日本と違ってスーパー名が入ったトートバッグが販売されています。
日本人へのお土産として非常に人気が高く、エコバッグとして使っている人もたくさんいます。
特に人気のあるスーパーは、「トレーダージョーズ」や「ホールフーズマーケット」のトートバッグ。
特にトレーダージョーズはシンプルなデザインにロゴのみのトートバッグなので、どんなシーンにも合わせやすいですよ。
お土産屋さんで買うトートバッグよりも価格が抑えられているので、お土産に迷ったらとりあえずこれをゲットしてみましょう。
ダウニーグッズ【癒される香り】
日本ではお馴染みのブランドでも、アメリカのスーパーの方が商品展開が豊富なもの、ダウニーのグッズのお土産を紹介します。
ダウニーは、アメリカンな香りがおしゃれな柔軟剤として知られています。
アメリカでは柔軟剤をダウニーにしている人が圧倒的に多く、アメリカのスーパーには大容量のダウニーが日本よりも安く販売されています。
ですが、アメリカのスーパーにあるダウニーは、柔軟剤だけではありません。
ダウニーの香りがする石鹸やアロマディフューザーが販売されています。
ダウニー好きな人にはたまらないダウニーグッズがたくさんあるので、ぜひアメリカらしい香りに包まれてみてくださいね。
スタバのコーヒー【日本にはないものを】
みんな大好きスターバックスはアメリカのシアトル発祥。
ということで、アメリカのスーパーにはスターバックスのコーヒーやお菓子がたくさん販売されています。
日本ではスタバのコーヒー豆などは店舗でしか購入できないことが多いのですが、アメリカではスーパーでも気軽に買えます。
しかも種類が日本とは比にならないほどたくさんあるのです。
一般的なスターバックスのコーヒー以外にもフレーバーコーヒーや、アメリカのスタバ店舗で売っているオリジナルのお菓子もあって、スタバ好きにはたまらないコーナーとなっています。
アメリカのスーパーでおしゃれな食品が欲しい人は、スタバのコーヒーやお菓子がおすすめです。
ピーナッツバター【朝食に使おう】
最後に紹介するアメリカのスーパーでおすすめのお土産は、アメリカの食卓には必ずあると言っても過言ではないという、「PB&J」という、いわゆるピーナッツバターです。
アメリカには様々な食品メーカーがピーナッツバターを出していますが、SKIPPYが最も定番のものです。
アメリカに住んでいる人は、このピーナッツバターをトーストやクラッカーなど、さまざまな食材に塗って食べています。
非常にカロリーが高い商品ではありますが、ピーナッツには栄養素もたくさん含まれているので毎日量を決めて食べれば問題ありません。
ピーナッツバターのコーナーには、ピーナッツバター以外にもアーモンドやカシューナッツなど、人気のナッツ類のバターが展開されています。
アメリカのスーパーはお土産選びにぴったり
アメリカのスーパーは、日本のスーパーよりも規模が大きく、販売されている商品数や商品の大きさなどもすべてがビッグサイズ。
そんなアメリカのスーパーは、観光地のひとつでもあるほど観光客を喜ばせてくれるような工夫がいっぱいです。
お土産を安く買えるので、アメリカでお土産探しに迷ったときは、ぜひスーパーに行ってみてください。