広島の日本酒の特徴!選び方を紹介!
広島の日本酒を選ぶには、どういったポイントを踏まえるべきでしょうか。
まず、広島の日本酒の大きな特徴は、味がとてもマイルドでキレがあるのです。
マイルドでキレがあると聞けば少しイメージしにくいと感じるかもしれませんが、男性だけではなく、女性にも飲みやすい味に仕上がっているのが大きな特徴なのです。
そのため、広島の日本酒を選ぶときには、まずはこのマイルドということをポイントにして選んでみましょう。
そして、そのマイルドの中にキレをしっかりと感じることができる日本酒を探すことができれば、広島らしさを実感できる日本酒になってきます。
こうしたポイントを踏まえて選ぶことは簡単ではありませんので、これからご紹介する広島を代表する日本酒の銘柄を参考にしてみてください。
広島の日本酒:賀茂金秀
広島の日本酒を語るうえで、賀茂金秀は必ず外すことができない日本酒です。
広島で生まれ、さらに広島で育ったとも言える賀茂金秀は、小規模な酒蔵で生まれました。
賀茂金秀は、品質にのみこだわって造られており、そのためには小さな酒蔵である必要があったのです。
そのため、年間で造られる日本酒はとても少ないですが、最高品質の日本酒が出来上がったのです。
賀茂金秀は、口当たりがとても良く、マイルドという言葉がぴったりです。
広島でここまでレベルの高い日本酒が生まれたことにとても驚かされるはずです。
なかなか口にできない日本酒ですが、ぜひ広島の賀茂金秀を飲んでみてください。
賀茂金秀 | |
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アルコール度数 | 15度 |
酒蔵名 | 金光酒造 |
酒蔵場所 | 広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364−2 |
価格帯 | 1,500円-11,000円 |
広島の日本酒:宝剣
広島の日本酒、宝剣は全国の効き酒選手権でチャンピオンに輝いた日本酒です。
この宝剣を造っているのはとても若い方で、チャンピオンを獲得したときにはまだ20代の若さでした。
広島産の八反錦などを使用しており、まさに広島らしい日本酒だと言えます。
これだけ優れた日本酒なので、どうしても高価なのではないかと思われますが、意外にリーズナブルな価格で購入できることも嬉しいポイントです。
広島のお土産としてもとても喜ばれる日本酒なので、ぜひお土産としても選んでみてください。
料理にとても合う口当たりになっていますので、和食でも洋食でも上手に合わせて飲んでみてください。
最高の味わいを感じることができます。
宝剣 | |
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アルコール度数 | 16度 |
酒蔵名 | 宝剣酒造 |
酒蔵場所 | 広島県呉市仁方本町1丁目11−2 |
価格帯 | 1,400円-8,800円 |
広島の日本酒:雨後の月
とてもおしゃれな名前の広島の雨後の月は、伝統的な純米吟醸の造り方を守りにぬいている日本酒です。
とても透明感のある味わいは、上品という言葉がぴったりきます。
上品であり、飲んだ後にはキレも同時に感じることができますので、さまざまな料理に合わせることができるのもこの雨後の月の大きな特徴です。
全国でもとても珍しい軟水を使用した日本酒であることでも有名で、一度口にすれば忘れることができない味わいに感じることは間違いありません。
とくに、白身魚のお刺身や焼き魚などにぴったりの日本酒なので、ぜひ雨後の月を選んでみてください。
初めての味わいに感じることは間違いありません。
雨後の月 | |
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アルコール度数 | 16度 |
酒蔵名 | 相原酒造 |
酒蔵場所 | 広島県呉市仁方本町1丁目25−15 |
価格帯 | 1,400円-11,000円 |
広島の日本酒:竹鶴
広島の日本酒と言えば、最初に竹鶴をあげる人が多いかもしれません。
広島ではとてもメジャーな日本酒なので、広島のお土産とするのなら竹鶴を選ぶべきです。
竹鶴は広島の竹原で造られている日本酒で、竹原はかなり昔からお酒が造られていた地としての有名です。
かず多くの酒蔵が軒を連ねており、どこも老舗として有名なので、広島に観光で来たときには、竹原に立ち寄ってみるべきです。
また、竹鶴は造られてから1年半熟成させてから販売されます。
熟成させることで、少しから口の日本酒がとてもマイルドになるのです。
ここまでの強いこだわりを持って造られている竹鶴は、飲めば間違いなくファンになります。
竹鶴 | |
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アルコール度数 | 43度 |
酒蔵名 | 竹鶴酒造 |
酒蔵場所 | 広島県竹原市本町3丁目10−29 |
価格帯 | 1,500円-11,000円 |
広島の日本酒:富久長
広島でも有名な港町の安芸津で造られている富久長は、まさに港町にふさわしい味わいの日本酒です。
少し酸味を感じる富久長は、広島の名物でもあるタコたイカなどの料理との相性がとても良いです。
富久長は、温暖でさらには雨が比較的少ない広島の地を熟知した造り方がされているのです。
そのため、他の日本酒とは少し味わいが違うということが口にすればすぐに分かります。
実はこの富久長は、一時期は製造が途絶えていたのです。
しかしこれほど美味しいお酒を途絶えさせてはいけないという人が一から富久長の造り方を学び、復活させた日本酒なのです。
まさに幻の日本酒とも言える存在なので、必ず口にしておくべきです。
富久長 | |
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アルコール度数 | 13度 |
酒蔵名 | 今田酒造本店 |
酒蔵場所 | 広島県東広島市安芸津町三津3734 |
価格帯 | 1,300円-3,300円 |
広島の日本酒:亀齢
亀齢は、広島の東広島で造られている日本酒です。
実は、この東広島は全国でも有名な酒蔵が集まる場所なのです。
数ある酒蔵の中でもかなり注目されているのがこの亀齢で、キレがあり、さらにはすっきりとした味わいが特徴的な日本酒です。
そのため、とくに若い方に人気があり、脂っこい食事にも合いますので、和食だけではなく、洋食にもとても合います。
日本人だけではなく、観光に来た外国人の方にも人気があり、お土産として買っていかれる人がとても多いです。
亀齢は、広島でも人気の高い中生新千本が使われています。
食用として人気が高い中生新千本を惜しげもなく使われて作られた日本酒なので、美味しくないわけがありません。
亀齢 | |
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アルコール度数 | 17度 |
酒蔵名 | 亀齢酒造 |
酒蔵場所 | 広島県東広島市西条本町8−18 |
価格帯 | 1,200円-13,000円 |
広島の日本酒:幻
幻は、その名の通り幻のような、なかなか口にすることができない日本酒だと言えるでしょう。
この幻も酒蔵として有名な竹原で造られている日本酒で、口の中に広がるコクは日本酒をあまり知らない人でも口にすればすぐに感じる大きな特徴です。
また、幻は後味のキレもとても良いです。
マイルドな味が口いっぱいに広がっていきますが、すぐにそのマイルド感は口の中から飛んでいくほどキレが良いです。
そのため、またすぐに口にしたくなりますので、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。
この幻は、ANAのファーストクラスでも出されるほど人気があり、さらにはプレミアム感も感じられる日本酒なので、ぜひ購入してみてください。
幻 | |
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アルコール度数 | 15度 |
酒蔵名 | 中尾醸造 |
酒蔵場所 | 広島県竹原市中央5丁目9−14 |
価格帯 | 1,400円-11,000円 |
広島の日本酒:桜吹雪
とても縁起の良い銘柄の広島の日本酒、桜吹雪は、キリっとした口当たりが特徴的な日本酒です。
中でもこの桜吹雪は、酸味がとても強いのが大きな特徴です。
冷で飲んだときには、とくにこの酸味は強く感じますので、桜吹雪はさまざまな味わい方をして飲んでみてください。
また、この桜吹雪は酸味の中にフルーティーな味わいも感じます。
もちろん、フルーツは入っていませんので、とても不思議な気持ちにさせてくれる日本酒だと感じるでしょう。
もちろん、さまざまな食事との相性がとても良いですが、和食にこだわるのではなく、洋食にもぴったりとくる味わいなので、食事がより美味しく感じることは間違いありません。
桜吹雪 | |
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アルコール度数 | 16度 |
酒蔵名 | 金光酒造 |
酒蔵場所 | 広島県東広島市黒瀬町乃美尾1364-2 |
価格帯 | 1,300円-2,200円 |
広島の日本酒:白鴻
広島の名酒、白鴻は口に入れた瞬間はとてもフルーティーな味わいです。
しかし、その後には熟成感を感じさせてくれる、とても不思議な味わいなのです。
まさにこの日本酒はワインのような口当たりなのです。
少し複雑な味のように感じるかもしれませんが、飲みなれてくればこの白鴻の良さがすぐに実感できます。
また、味は辛口なので、少し味の濃い料理に最適な日本酒です。
そして、何よりこの広島の白鴻はビンテージ感を得られる日本酒です。
高価な日本酒なので、自分で購入して飲むだけではなく、広島のお土産とすれば間違いなく多くの人が喜んでくれます。
白鴻もさまざざまなタイプがありますので、ぜひ選んでみてください。
白鴻 | |
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アルコール度数 | 15.5度 |
酒蔵名 | 盛川酒造 |
酒蔵場所 | 広島県呉市安浦町大字原畑44 |
価格帯 | 1,300円-5,500円 |
広島の日本酒:西條鶴
西條鶴は、広島に住んでいれば定番とも言える日本酒です。
クセがなく、とても口当たりが良いので、男性だけではなく女性にも絶大な人気を得ている日本s酒なのです。
熟成感は少し少ないですが、この熟成感が苦手だという人は、西條鶴はとても相性が良いでしょう。
主張し過ぎない味わいになっていますので、さまざまな料理にピッタリなのも嬉しいポイントです。
そしてこの西條鶴の最大の魅力は、ここまでこだわった日本酒にも関わらず、とてもリーズナブルな価格で購入できることです。
安いからと言っても、味にはとてもこだわっていますので、間違いなくこの味のファンになります。
飲めば飲むほど、深みを増してくるのが分かる日本酒でもあります。
西條鶴 | |
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アルコール度数 | 13度 |
酒蔵名 | 西條鶴醸造 |
酒蔵場所 | 広島県東広島市西条本町9−17 |
価格帯 | 1,300円-12,000円 |
広島の日本酒:神雷
神雷は、広島に住んでいても聞いたことがないという人も多いかもしれません。
秋をイメージして造られた神雷は、さっぱりとした口当たりが特徴的な日本酒です。
さっぱりとはしていますが、しっかりと主張した飲み口なのも大きなポイントなので、初めてこの神雷を飲めば不思議な感覚に酔いしれることになるでしょう。
また、口に広がる旨味は、他の広島の日本酒と比べても強いと感じます。
甘さも控えめなので、男性にはぴったりの広島の日本酒かもしれません。
香りも控えめになっていますので、和食の料理の存在を崩すことなく飲めてしまいます。
さまざまな日本酒を飲んできた人でも、この神雷は新しい感覚だと感じるはずです。
神雷 | |
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アルコール度数 | 17度 |
酒蔵名 | 三輪酒造 |
酒蔵場所 | 広島県神石郡神石高原町油木乙1930 |
価格帯 | 1,300円-5,500円 |
広島の日本酒:天寶一
天寶一は、地下200メートルからくみ上げられた軟水を使用して造られている日本酒です。
口当たりが良いことはもちろんですが、何よりスッキリとした飲み口がこの天寶一の最大の魅力なのです。
口にいつまでも残るような感覚ではなく、さっと口の中に溶けていくような味わいなので、長く乗り続けていても疲れないような感覚を得られます。
さまざまな料理のタイプとの相性もとても良く、さっぱりとした料理にも、そしてこってりとした料理にもマッチするのも嬉しいポイントでしょう。
ここまで分かりやすく味にこだわっている日本酒も珍しと感じるかもしれません。
広島では比較的メジャーな日本酒なので、ぜひ選んでみましょう。
天寶一 | |
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アルコール度数 | 16度 |
酒蔵名 | 天宝一 |
酒蔵場所 | 広島県福山市神辺町660 |
価格帯 | 1,500円-11,000円 |
広島の日本酒:華鳩
広島の数ある日本酒の中でも、華鳩はかなり高級品とされている人気の日本酒なのです。
その味は、まるでワインのように感じるかもしれません。
もちろん、日本酒なので米から作られていますが、なぜかワインのようなフルーティーな味わいを出しています。
それは、この華鳩の独特な造り方からかもしれません。
通常、日本酒は仕込みでは水が使われます。
しかし、この華鳩は仕込みで使用する水の代わりに、なんと日本酒が使われるのです。
こうした造り方してしまえば熟成が行われないように感じるかもしれませんが、徐々に熟成、発酵が進むことになりますので、驚くほどマイルドでフルーティーな味わいになるのです。
華鳩 | |
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アルコール度数 | 14.5度 |
酒蔵名 | 榎酒造 |
酒蔵場所 | 広島県呉市音戸町南隠渡2丁目1−15 |
価格帯 | 1,200円-13,800円 |
広島の日本酒:龍勢
この龍勢も、広島では有名な竹原で造られている日本酒です。
そしてこの龍勢の人気の秘密は、竹原の酒蔵の中でもかなり古い歴史を持っている酒蔵から造られていることです。
1863年に創業した酒蔵から造られた龍勢は、一度飲めば自然と豊かな気持ちになっていきます。
キレが強いと感じるかもしれませんが、まろやかな口当たりも同時に感じることができますので、今まで飲んだことがない日本酒だとすぐに気が付きます。
癖が一切ありませんので、日本酒が苦手だという女性でもすんなりと受け入れることができる味に仕上がっています。
アルコール度数も低めに設定されていますので、日本酒が好きな人であれば、ついつい飲み過ぎてしまうかもしれません。
龍勢 | |
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アルコール度数 | 16度 |
酒蔵名 | 藤井酒造 |
酒蔵場所 | 広島県竹原市本町3丁目4−14 |
価格帯 | 1,300円-22,000円 |
広島の日本酒:醉心
今や、広島を代表するお酒と言っても過言ではない醉心は、広島の三原のお酒です。
この醉心の歴史も深く、覚えやすいネーミング、そしておしゃれなネーミングとしてお土産として人気が出てきています。
この醉心の味は、とにかく飲みやすいという口当たりです。
キレもあり、さらにはマイルドで甘みも感じることができますので、普段飲む日本酒としても最高ですが、料理に使うお酒としてもとても良い味になっています。
醉心にはプレミアムが付くようなタイプもありますので、もしお土産として醉心を贈る場合には、このプレミアムタイプを選んでみてください。
価格は当然高価ですが、日本酒好きにはたまらない口当たりに仕上がっています。
醉心 | |
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アルコール度数 | 17度 |
酒蔵名 | 醉心山根本店 |
酒蔵場所 | 広島県三原市東町1丁目5−58 |
価格帯 | 1,100円-11,000円 |
広島の日本酒は歴史を感じる
広島で人気のある日本酒をご紹介しましたが、どの日本酒でも言えることは、長い歴史の中で改良を重ねている日本酒が広島には多いということです。
他では絶対に真似をすることができない広島らしい日本酒に仕上がっていますので、日本酒が好きな人であれば、迷うことなく一度は味わっておくべきでしょう。