グアムの通貨はドル
グアムはアメリカ領のため、通貨はドル($)とセント(¢)です。
ドル($)とセント(¢)種類は下記の通り。
紙幣
- 1ドル($)
- 5ドル($)
- 10ドル($)
- 20ドル($)
- 50ドル($)
- 100ドル($)
硬貨
- 1セント(¢)
- 5セント(¢)
- 10セント(¢)
- 25セント(¢)
- 50セント(¢)
- 100セント(¢)
100ドル($)は高額紙幣のため、小さなお店で使用するとお釣りがないため断られてしまう可能性もあります。
グアムの場合ではローカルの朝市など数ドル($)で食事をしたり、雑貨を買ったりできるので5ドル($)や10ドル($)に崩して持ち歩くと便利でしょう。
また、グアムはアメリカ文化のためにサービスを受けたらチップを払う習慣があります。
レストランではチップを含めた金額をクレジットカードで払うことができますが、ホテルの清掃の方へのチップは現金がほとんど。
100ドル($)ほどを細くして持っておくと現金には困りません。
ドル($)の為替レートは日々、変動しています。
現在は1ドル108.91円(2019年1月現在)ですが、グアムに行く前にチェックするようにしましょう。
グアムの物価は日本に比べて高い?安い?
買い物天国とも称されるグアムですが、その物価は日本と比べて安いのでしょうか?
グアムは島国のため、グアム国内で売られている品物のほとんどは、アメリカ本土から輸入されているものです。
そのため、アメリカ本土の値段よりも少し高め。
また、それに加えてグアムはほとんどが観光地なので観光客向けの値段設定になっているところも多くあります。
そのため、グアムの物価は日本と同じくらいか少し高めです。
しかし、物によっては日本より安く手に入るものもあるので事前にチェックして賢く、滞在時間や買い物を楽しみましょう。
グアムは関税、合衆国税がかからない
グアムの貿易スタイルは「フリーポート(自由貿易)」です。
「フリーポート(自由貿易)」は外国の貨物が自由に出入りすることを認められている、輸入関税がかからない港(エリア)のこと。
そのため、空港や街にある免税店と同じような値段でグアム内では買い物ができます。
また、合衆国税もかからないため、アメリカ本土やハワイなどで買い物をするよりお安くなるというわけです。
しかし、お店や業者によっては売上税(6%)を徴収される場合があります。
売上税は消費者が負担するか、お店が負担するかが決まっていません。
誰が負担するかの判断はお店側に任されていのです。
気になる人は買い物の後のレシートを見てみましょう。
レシートに「GRT」や「Gross Receipts Tax」という文字があれば売上税を徴収されているということです。
どうしても、売上税を支払いたくない場合は、お会計の前にお店の人に聞いてみましょう。
グアムの物価が高い理由
物価がやや高い傾向にあるグアム。
物価が高くなってしまう理由を詳しくみていきましょう。
グアムの物価が高い理由①:島国であるため
前述の通り、グアムは島国であることに加えて、生活用品や食品などほとんどの物が輸入。
そのため、アメリカ本土や他の国からはるばる運ばれてくる生活用品や食品。
自国で作るより必然的に高くなってしまうのです。
グアムの物価が高い理由②:観光地価格になっていところが多い
街の中心部や観光地では観光客向けの値段設定になっていることも多いのがグアム。
また、チップを支払う習慣のためレストランやホテル、タクシーなどサービスを受けた際には支払ってあげるのがマナーでもあります。
観光産業がグアム最大の産業の一つとなっているために仕方がないことかもしれません。
グアムの物価が高い理由③:台風などの天候に輸入状況が左右されてしまう
アメリカ本土や他の国からの輸入はほとんどが船に貨物を積んでやってきます。
そのため、台風などの自然災害があった時には輸入状況にも影響が出てしまいます。
日本でも台風や災害があった時などに野菜などが高騰することがありますよね?
また、一時的に品薄になってしまう場合も、、。
その状況と同じ状況が常に起きやすいのがグアムなのです。
グアムの物価を日本の物価と比較
グアムの高いものと安いものは何でしょうか?
具体的に日本の物価と比較してみていきましょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:交通
時間通りに来る電車やバスにタクシーなど交通が発達している日本。
しかし、グアムの場合は鉄道が走っていません。
そのため、移動手段は基本的に車かトロリーバスを利用を利用することになります。
では、その詳細をみていきましょう。
タクシー
グアムでタクシーを利用する場合はホテルやレストランに呼んでもらうのが一般的。
その値段は基本料金が約2.4ドル。
それに加えて最初の1マイル(約1.8km)が約4ドルです。
加えて、走行距離約0.46km毎に0.8ドル(80セント)と待ち時間が追加されていきます。
※待ち時間は2分毎に0.8ドル(80セント)
- 基本料金が約2.4ドル
- 最初の1マイル(約1.8km)約4ドル
- 走行距離約0.46km毎、0.8ドル(80セント)
- 荷物が多い場合は1つにつき約1ドル
そして、荷物が多かったり、大きい場合は荷物の料金を一つにつき約1ドル程度払わなければなりません。
また、グアムはアメリカ文化なのでタクシーにもチップを支払うのが一般的。
チップの目安は10〜15%が相場なので忘れないようにしましょう。
空港からホテルまでの移動をタクシーで、という場合には約25ドルほど必要なのでドルのご用意を。
基本料金を見れば日本より安い気がしますね。
しかし、荷物の料金やチップを含めると、日本では払う必要がないので高く感じてしまう人もいるかもしれませんね。
バス
グアムで観光の場合はシャトルバスが便利。
街の観光スポットやショッピングモールなどを通っているので自由に行き来が可能です。
料金は1回の乗車で約4ドル。
1日乗車券は約10ドルで購入が可能です。
また、旅行会社が走らせているトロリーバスも主要な観光地を無料で走っています。
※一部有料
旅の予約をする前に確認しておくと滞在中の移動費が格段にお得になるでしょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:通信費
ホテルやカフェなどでWiFiを使用できるところがほとんど。
しかし、携帯の設定を何もせずに使用すると携帯が勝手に現地の電波を選んで使用(国際データローミング)してしまうため1日に約3.000円ほどかかってしまいます。
後日、高額の請求がきてしまう場合も。
ホテルやカフェ以外の外出先で携帯を使用したい場合はグアム用のWiFiを空港などでレンタルを。
1日約1.000円程度でレンタルが可能です。
※1台のWiFiを複数人で使用することができます。
携帯を使用する頻度や内容によって通信手段を選びましょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:コンビニ
手軽に必要なもが揃うコンビニ。
ABCストアはグアムのコンビニのような存在なので、グアム滞在中は何回も通うという人も多いはずです。
コンビニで売っている水やお酒など、それぞれの物の物価をチェックしてみましょう。
お水
グアムの水道水は石灰成分が多い超硬水。
現地の人も水は買って飲むものという認識があるようです。
水道水を飲んでしまうとお腹を壊す場合があるので注意が必要。
水はスーパーやコンビニで買うことができ、大体が500mlで約1ドル程度で買うことができます。
あまり日本と変わらない値段で水を買うことがでるでしょう。
お酒
せっかく南国のリゾートに来たらアルコールを楽しみたいという人も多いのではないでしょうか?
グアムのコンビニやスーパーではビールやスピリッツの種類が豊富に揃っています。
値段も1缶約1ドルとリーズナブル。
しかし、グアムといえども外国なので日本とは違う注意点も。
下記にまとめましたのでアルコールを買う場合は注意しましょう。
- ビーチでの飲酒
- 飲酒運転(車内に空き瓶や缶があるだけでNG)
- 21歳未満はNG※アルコール購入時やレストランで飲む場合にパスポートの提示を求められる場合があります。
タバコ
グアムではマルボロのタバコ1箱の値段が約7.5ドル程度です。
日本円に換算すると約820円なので日本のタバコの値段をはるかに上回っているのがわかります。
グアムでタバコを吸う場合は日本から持って行くか免税店で買って行くようにしましょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:レストラン
「滞在中に何を食べるか」は旅の重要なポイントですよね。
グアムの高級レストランで食事をする場合の目安はランチが約10ドル〜15ドル。
ディナーの場合は約40ドル〜50ドル。
これに10〜15%のチップを払う必要があります。
フードコートなどではドリンクを付けても10ドル前後で食事をすることができます。
また、朝市などでは5ドルほどでローカルフードを味わえるのでおすすめです。
チップを支払うことを考えると日本よりも割高に感じてしまうかもしれません。
※フードコートやファーストフード店のレシートにサービスチャージの記載がある場合はチップは不要です。
グアムの物価を日本の物価と比較:ローカルフード
グアムはアメリカ領ですが、ローカルフードはアメリカンな訳ではありません。
現地の人は朝市や市場の屋台でローカルフードを楽しみます。
グアムの代表的なローカルフードはゴトーと呼ばれるチキンスープがベースになったお粥のようなもの。
デデド朝市で食べることができるゴトーは3ドル程度。
他にもデデド朝市では串焼きが1ドル、タホと呼ばれる豆腐にココナッツシロップをかけたデザートが2ドルほどで食べることができます。
グアムのローカルフードは絶品B級グルメがほとんど。
値段も大体が5ドル以下で楽しむことができるので朝市に行った際に気軽にトライしてみてはいかがでしょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:ショッピング
買い物天国のイメージが強いグアム。
それもそのはず、関税がかからないためにブランド品を日本よりお安く購入することができます。
ブランドアイテムの正規品を免税店やアウトレットなどで購入可能。
時期によってはセールも行なっていますので免税にセールが加われば日本よりも格段に安くショッピングができるでしょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:アクティビティ
青いキレイな海が印象的なグアムでは、海のアクテビティが豊富。
しかし、その多くは日本より割高なイメージです。
例えば海の中を誰でも散歩できる水中散歩、シーウォークは約30ドル前後。
イルカを見に行くクルーズは約50ドル前後となっています。
ホテルのプールやビーチが充実していますので、よほどやりたいことがあるか、時間が余ってしまった時などにアクテビティを利用する方がいいかもしれません。
グアムの物価を日本の物価と比較:ホテル
グアムでのホテル代金はアメリカ本土同様に1部屋分の値段。何人泊まっても一部屋の代金は変わりません。
グアムにはユースホステルや民泊がほとんどありません。
ホテル代を抑えたい人は1泊約60ドルほどで泊まることができるエコノミーホテルが最適です。
エコノミーホテルといっても日本のビジネスホテルと同じくらいの設備は整っているので十分快適に過ごすことができます。
レストランやプールが備わっているホテルでは1泊約150ドル程度の中級ホテルがほとんど。
子連れや宿泊人数が多い場合は中級ホテルの方が良さそうです。
また、高級なリゾートホテルの場合は1泊約250ドル程度。
一緒に行く人の人数や目的によってホテルを使い分けて予約しましょう。
グアムの物価を日本の物価と比較:スターバックス
日本でも同じみのスタバ。
グアムにはシェラトンホテルの中にあり
ます。
日本語メニューもあり、ロケーションも良いところにあるのでシェラトンに宿泊していなくてもお茶をしにわざわざやってくる観光客も多いようです。
気になるお値段ですが、
コーヒーが1杯5ドル〜
少し日本より高く感じるかもしれませんが、日本のカップより大きいカップに入っているのでむしろ少しお得かもしれません。
その他のコーヒーの値段は下記の通りです。
- カフェラテ 5.50ドル
- カフェモカ 5.50ドル
- キャラメルマキアート 5.50ドル
グアム物価を日本の物価と比較:お土産
お土産は何を買うかにもよりますが、定番のマカダミアナッツ入りのチョコレートなどは6個セット約5ドルとばらまき土産としてまとめ買いがお得。
また、日本では高いイメージのGODIVA(ゴディバ)もショッピングモールや免税店などで日本よりお得に買うことができます。
チョコバーは約2.95ドルで、複数個入ったパール缶入りチョコは約3.99ドルほど。
2個買うと1個半額などのまとめ買いセールも行なっているので、日本よりかなりお得に手に入るので土産にはぴったりです。
日本にはないようなフレーバーコーヒーも300gが約14ドルで売っているので自分用のお土産にも良さそうです。
スーパーやコンビニなどで気軽にお土産を買うことができるので買い物のついでに立ち寄って値段をチェックしましょう。
グアムで特に物価が高いものと安いものは?
ショッピングの際に知って起きたいのが、その国の高いものと安いものですよね。
実際にグアムで高いものと安いものを紹介します。
グアムで特に物価が高いもの
グアムの物価が高い理由でも紹介した通り、グアムは島国のために自給率が低く、ほとんどの物が輸入によって入ってきます。
そのため食品類や日用品が特に高くなってしまうのです。
例えばマクドルドのビックマックは約5ドルです。
はるばるアメリカの西海岸から運ばれてきた食材に、更に観光地価格が上乗せされてしまうため割高になってしまうのです。
グアムで特に物価が安いもの
前述の通り、グアムで安いものはブランド品。
ファッションアイテムだけでなく、コスメなども日本で買うよりもお得に手に入れることができます。
場合によっては羽田や成田などの免税店よりも安いという声も。
日本でも有名なマニュキュアブランド、O.P.Iも日本では約2.000円ほどしますがグアムでは約1.000円程度で購入が可能。
グアムにいった際にコスメのまとめ買いをする女子が多いのも頷けます。
物価の高いグアムまでの渡航費用は?
グアムは日本(羽田・成田)から直行便が出ており、フライト時間は約3時間半。
気軽に行ける海外として人気の旅行先です。
現在は日系航空会社(JAL・ANA)とアメリカ系航空会社(ユナイテッド航空・デルタ航空)、LCCがグアムまでの直行便を就航しています。
※LCCは関西国際空港発着のティーウェイ航空(韓国の航空会社)のみ
各航空会社の運賃は下記の通りです。
- 日系航空会社(JAL・ANA)の場合/50.000円〜70.000円程度
- アメリカ系航空会社(ユナイテッド航空・デルタ航空)の場合/30.000円〜60.000円程度
- LCCの場合/20.000円〜30.000円程度
日系航空会社の場合は日本語が通じたりサービスが手厚いためアメリカ系航空会社より1万円から2万円程度高くなってしまう傾向にあります。
また、お盆や年末年始などの繁忙期は10万円から15万円に高騰してしまう場合も。
深夜の便を利用すると、割安になる場合もあるので時期と時間を調整して航空券を選んでみましょう。
物価の高いグアムを旅行する予算の目安は?
アメリカ系の航空会社を利用し、中級ホテルに3泊した場合の旅費は航空券が約30.000円にホテル代が約45.000円(2人で泊まれば22,500円程度)。
旅費だけでも約50,000円前後です。
個人差はあるものの、上記に加え、お土産のお金や食費の分を入れても約10万円以下で十分に旅行を楽しむことができます。
グアムの通貨はドル。物価は高い?安い?日本と比較のまとめ
物価の高いグアムですが、買うものによっては格段に安く手に入れることができます。
日本で欲しかったバッグなどがグアムの免税店で見つかり、日本で買うより安く手に入ったという話もよく聞きます。
ブランドのコスメも、お得に買うことができますが、意外とメイド イン グアムのコスメも自然派のものが売られており、こちらもお得にゲットすることができるのでおすすめです。
まさに、買い物が好きな女子にとっては買い物天国のような場所でしょう。
また、航空券やホテル選びなど人数や目的によって選ぶことで旅費を抑えることもできます。
物価の高いもの、安いものを知って賢く、楽しく旅しましょう。