【空港の前に】ニューヨークの基本情報
世界大都市の一つニューヨーク。
経済、エンターテイメント、ファッションビジネス、グルメなど、最先端の文化を常に発信しています。
ニューヨークを訪れるアメリカ国内外からの旅行者は、年間6,000万人以上とも言われ、ニューヨークは世界有数の観光都市でもあります。
日本からは直行便が運行しており、飛行機で片道約12時間ほどです。
時差は14時間(サマータイムは13時間)で、日本の方が先に進んでいます。
ニューヨークは5つの行政区(マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランド)に分かれており、マンハッタン地区にほとんどの観光地が集中しています。
最近では、地下鉄でのアクセスも良いブルックリン地区やクイーンズ地区のホテル、または民泊に滞在する旅行者も増えているようです。
ニューヨークには空港が3つもある!
観光大都市ニューヨークには、空港が3つあります。
- JFK国際空港
- ニューアーク国際空港
- ラガーディア空港
上記の3つのニューヨーク空港は場所も離れていますし、マンハッタンへの距離も違います。
航空券を予約する際には、発着空港を必ず確認するようにしましょう。
ニューヨーク空港①:JFK国際空港(JFK International Airport)
ニューヨークを訪れる旅行者の多くが利用し、アメリカを代表する国際空港です。
国際便の発着が多く、全米で最も忙しい空港の一つです。
元JFK空港職員が教えるジョン・F・ケネディ空港からニューヨークへ行く方法JFK国際空港の到着、出発ターミナル一覧 JFK空港には国際線・国内線合わせて8つのターミナ...
ニューヨーク空港②:ニューアーク国際空港(Newark International Airport)
JFK国際空港と並び、ニューヨークを訪れる旅行者が多く利用します。ニューヨーク州の隣、ニュージャージー州にあり、ニューヨーク近郊のフィラデルフィアや、ワシントンDCに行く際に利用する人も多いです。
ニューヨーク空港③:ラガーディア空港(LaGuardia Airport)
アメリカ、カナダからの国内便が多く発着しています。
ニューヨークに入る前に、アメリカの他都市で乗り換えをした場合は、ラガーディア空港に到着するでしょう。
ニューヨーク空港に着いた後の流れは?
約12時間のフライトを満喫した後は、いよいよアメリカへ入国です。
ニューヨーク空港に到着後の流れは以下の通りです。
- 税関申告書を機内で前もって記入する
- 入国手続きをコンピューターにて行う
- 手荷物受取所(Baggage Claim)にて荷物を受け取る
では、流れの内容について詳しくみていきましょう。
ニューヨーク空港での流れ① 税関申告書を前もって記入する
到着前に税関申告書(家族で旅行の場合は1枚で可)を機内で受け取れます。
前もって記入しておき、パスポートと一緒に入国審査官に渡します。
ニューヨーク空港での流れ②入国手続きをコンピューターにて行う
現在、JFK国際空港、ニューアーク国際空港では設置してあるコンピューターを利用し、個々で入国手続きする方法が取られています。
そのため、以前よりも入国審査の待ち時間が短縮されました。
登録後、何かしらのトラブルや確認事項がある場合は、税関職員の列に並ぶように誘導されます。
ニューヨーク空港での流れ③手荷物受取所(Baggage Claim)にて荷物を受け取る
出発空港で預けた荷物を受け取りましょう。
アメリカの国際空港は広いので、到着時に荷物の出てくるターンテーブルの番号を確認しておくと、慌てる必要がありません。
通常、荷物が出てくるまでにかなり時間がかかるので、根気よく待つ必要があります。
ニューヨークに行く日本人が一番利用する、ジョン・F・ケネディ(JFK)空港
ニューヨーク空港のひとつであるJFK国際空港(IATA:JFK)は、言わずと知れたアメリカを代表する、国際空港の一つです。
クイーンズ ジャマイカ地区にあり、マンハッタンからは南北約30kmに位置しています。
JFK国際空港はアメリカン航空(American Airlines)、デルタ航空(Delta Airlines)のハブ空港(拠点空港)であり、この2社の直行便が最も多く発着しています。
稼働しているターミナルは6つあり、北アメリカの国際空港の中では全米で一位の大きさです。
空港設備/施設について
JFK国際空港は、ターミナルが6つに分かれています。
現在、日本からの直行便が利用しているターミナルは2つです。
- ターミナル1
- ターミナル7
では、各ターミナルについて詳しく紹介しましょう。
ターミナル1(利用航空会社:JAL, アメリカン航空、大韓航空、エールフランス、ルフトハンザ航空など)
日本からの直行便を運行している、JAL(日本航空)とアメリカン航空が利用しています。
他には、アジア方面(中国、韓国)から直行便を乗り入れています。
免税店は比較的充実しており、米系ブランドやヨーロッパ系ブランドなどが購入できます。
レストランはお酒の飲めるバーレストランや、フードコートがあります。
ニューヨークを後にする前に、アメリカのファストフードを満喫しましょう。
ターミナル7 (利用航空会社:ANA、ユナイテッド航空、ブリティッシュ航空など)
日本からの直行便を運行している、ANA(全日空)とユナイテッド航空が運行しています。
現在、ブリテッシュ航空手動でターミナルの改装をしており、チェックインカウンターが移動しているので注意してください。
こちらのターミナルもチェックインゲート後に、免税店やレストラン、フードコートがあります。
JFK国際空港からタイムズスクエアへの移動手段
ニューヨーク空港:JFK国際空港からマンハッタン中心地、タイムズスクエアに移動する手段はいくつかあります。
自分に合った方法で、スムーズに移動できるように、前もって確認しておきましょう。
- タクシーを利用する
- 乗り合いバスを利用する
- 電車・地下鉄を利用する
- 旅行会社で前もって手配する
- Uberなどのアプリを使って車を手配する
- レンタカーを利用する
続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。
料金や大体の所要時間も紹介します。
①タクシーを利用する場合
手荷物を受け取り、ターミナルの外に出るとタクシー乗り場があります。
JFK空港のタクシー乗り場は長蛇の列になっていることがほとんどですが、タクシーも多いですし、誘導員がいるので待ち時間はそれほどかかりません。
マンハッタン内であれば、フラットレートで$52(税、高速料金は別途)です。
運転手へは料金以外に、15%から20%のチップも支払うようにしましょう。
早朝や深夜などは、40分ほどでタイムズスクエア近くまで到着できますが、日中は1時間以上かかることもあります。
タクシーに乗る際は、必ずニューヨーク市に認可されている黄色いタクシー(イエローキャブ)を利用するようにしましょう。
空港を出ると、タクシー運転手に声をかけられますが、そういったタクシーは白タクと呼ばれ、法外な請求をされる可能性があります。
②乗り合いバスを利用する場合
Golden Touch Transportation、Super Shuttleなどの乗合バスも運行しており、利用する場合は前もって予約しておくと便利です。
料金は1人$19〜からなので、1人、2人での旅行であれば、タクシーより安く利用できます。
到着はタイムズスクエア、グランドセントラル駅、ポートオーソリティ駅から選べます。
他のターミナルを回って運行するため、空港からマンハッタン市内までは1時間以上かかるでしょう。
③:電車、地下鉄を利用する場合
JFK空港からタイムズスクエアへは、AirTrainと地下鉄で移動できます。時間は約1時間ほどかかるでしょう。
料金的には、この方法が最も安く$5.75(Airtrain$5.00,地下鉄$2.75: 2019年1月現在)で利用できます。時間によっては混み合いますし、上り下りの階段もあるので気をつけましょう。
④:旅行会社から前もって手配する場合
大手日系旅行会社から、ハイヤーでの個人送迎の予約をする方法もあります。
前もって日本から予約できるので安心です。
料金は旅行会社にもよりますが、35,000円前後が相場のようです。
ハイヤーを予約すると、バゲッジクレーム出口にて名前のボードを持ってドライバーが待っています。
日本人のドライバーの場合もありますが、日本語が話せない現地ドライバーの場合もあるので、予約の際に確認しましょう。
タクシー同様、タイムズスクエアには、道路の混み具合により40分から1時間ほどかかるでしょう。
⑤Uberなどのアプリを使って車を手配する場合
アプリを使い、UberやLiftを利用する旅行者も増えています。
料金は時間帯や車の車種によっても変わりますが、$40~$60前後になるようです。
タクシー同様、タイムズスクエアへの所要時間は40分から1時間はかかると考えましょう。
クレジットカードで決済でき、チップを支払う必要も無いのでお手軽です。
⑥レンタカーを利用する場合
ターミナル外のFederal Circle にレンタカー会社のブースがあるので、Airtrainで移動しましょう。
レンタカー予約はハーツ(Hertz Rent a Car)やエイビス(Avis Rent a Car)のサイトから予約することができます。
料金は車の車種や日程によっても変わってきますが、大体一日$50〜から借りられます。
タイムズスクエアへは、タクシー同様、1時間はかかるでしょう。
タイムズスクエアやマンハッタン市内は、タクシー、バス、人でとても混み合っています。
また、車を止められる場所や有料駐車場も少なく、マンハッタン市内の観光のみであれば、レンタカーを利用するのはお勧めしません。
日本からの直行便あり。隣の州だけどニューヨークからも近い、ニューヨーク空港
ニューヨーク空港のひとつであるニューアーク国際空港(IATA:EWR)は、ニューヨーク州の隣のニュージャージー州エリザベス地区にあり、マンハッタン中心部から南西20kmに位置しています。
約50社の航空会社が定期的に運行しており、ユナイテッド航空(United Airlines)のハブ(拠点空港)でもあります。
空港設備/施設
ニューアーク国際空港は、JFK国際空港と並ぶニューヨークの玄関口として毎日多くの国内外の旅行者から利用されています。
ターミナルはABCと三つに分かれ、日本からの直行便が離発着するのはターミナルCです。
免税店やショッピングエリアは、JFK空港と比べると数も少なめですが、基本的なニューヨークのお土産やアメリカ・ヨーロッパブランドの商品は購入できます。
2015年にレストランを中心に大改装が行われ、有名店のレストランなども出店し、全米の空港の中でも「グルメな空港」として有名です。
ニューヨーク空港: EWR空港からタイムズスクエアへの移動手段
ニューヨーク空港:EWR空港からマンハッタン中心地、タイムズスクエアに移動する手段はいくつかあります。自分に合った方法で、スムーズに移動できるように、前もって確認しておきましょう。
では、マンハッタン中心部のタイムズスクエアへのアクセス方法をみていきましょう。
- タクシーを利用する
- 乗り合いバスを利用する
- 電車・地下鉄を利用する
- 旅行会社で前もって手配する
- Uberなどのアプリを使って車を手配する
- レンタカーを利用する
①タクシーを利用する場合
空港の外に出ると、タクシーを待つ列があるので並んで待ちましょう。
時間は状況にもよりますが、40分から1時間はかかるでしょう。
ハドソン川を横断するトンネルを利用するため、時間帯によっては渋滞で所要時間がさらにかかる可能性もあります。
料金は約$50から$75、別途道路使用料や税金などが加算されます。
これにチップとして15%ほどドライバーに支払うようにしましょう。
JFK空港同様に違法タクシードライバーが声をかけてくるので、タクシーを利用する場合は、認可タクシーの列に並び、乗るようにしましょう。
②乗り合いバスを利用する
空港からの乗り合いバスを利用すると、1人$13~とお得です。
Super ShuttleやGolden Touchなどが運行しており、渋滞状況にもよりますが、45分から1時間ほどでタイムズスクエアに着きます。
③電車、地下鉄を利用する
ニューアーク空港からだと、この方法が一番おすすめです。
AirTrainとNJ TransitでNew York Penn Stationまで約40分ほどで到着します。
料金も一人$12.50ととてもお手軽です。
New York Penn Stationからタイムズスクエアへは、徒歩10分ほどで着きます。
注意点は、似た名前のNewark Penn Stationという別の駅があるので、間違えないようにしましょう。
④Uberなどのアプリを使って車を手配する場合
UberやLiftなどのアプリで車を手配する場合、料金は約$30~でしょう。
時間帯によって料金設定も変わってくるので、注意しましょう。
所要時間はハドソン川を渡るトンネルの混雑状況にもよりますが、40分から1時間ほどになるでしょう。
⑤旅行会社で前もって手配する
個人送迎を旅行会社から予約する場合、37,000円前後になるようです。
所要時間は時間帯にもよりますが、30分から1時間ほどかかるでしょう。
⑥レンタカーを利用する場合
ターミナル外にレンタカー会社があるので、AirTrainに乗り各レンタカー会社のブースまで移動しましょう。料金は車種や日程により変動しますが、1日$40〜(税金、ガソリン代別途)が目安のようです。
タイムズスクエアへは、渋滞の状況により変わりますが、30分から1時間ほどかかります。
国内便がメイン。アメリカ他都市からニューヨークへ。ラガーディア空港
ニューヨーク空港のひとつであるラガーディア空港(IATA:LGA)はアメリカ国内便の主な発着空港です。
JFKと並び、北アメリカの主要空港として利用されています。
ほとんどの便がアメリカ国内、またはカナダからの発着のため、税関や検疫は行われません。
もし、あなたの飛行機がアメリカ国内からの経由便の場合は、ラガーディア空港に到着するでしょう。
アメリカにはじめて入国する空港で、税関や入国審査の手続きがあるので、乗り換え時間は十分に確保するように注意しましょう。
空港設備/施設
ラガーディア空港は国内線がメインのため、JFK空港やニューアーク空港よりは規模も小さく、免税店も期待するほど大きくありません。
レストランも各ターミナルに数件ある程度です。
現在、大規模な改装をしており、徐々にターミナルも使いやすくなっているようです。
2021年頃には、新しいターミナルを増やし、他のニューヨーク空港にも負けない規模に生まれ変わる予定です。
ニューヨーク空港:LGA空港からタイムズスクエアへの移動手段
マンハッタン市内からは14kmほど離れており、他のニューヨーク空港よりも近くに位置しています。
では、アクセス方法をご紹介しましょう。
- タクシーを利用する
- 乗り合いバスを利用する
- 電車・地下鉄を利用する
- 旅行会社で前もって手配する
- スマートフォンアプリを使って車を手配する
- レンタカーを利用する
①タクシーを利用する場合
ラガーディア空港からタイムズスクエアまでは、決まった料金が設定されていないため、状況により料金は変動します。
約$35〜(税金、道路使用料別途)にチップ15%ほどをドライバーに渡しましょう。
所要時間は、渋滞の状況にもよりますが、20分から45分ほどでしょう。
②乗り合いバスを利用する場合
他の空港同様、Golden Touch Transportation、Super Shuttleなどの乗り合いバスが、タイムズスクエアまで運行しています。料金はバス会社にもよりますが、1人$16〜(税別途)です。
1人旅であれば、タクシーより安く利用できます。
到着はタイムズスクエア、グランドセントラル駅、ポートオーソリティ駅から選べます。
所要時間は、渋滞の状況にもよりますが、約30分から1時間ほどでタイムズスクエアに到着します。
③電車、地下鉄を利用する場合
残念ながら、ラガーディア空港に直結している駅はありません。そのため、バスと地下鉄を利用する必要があります。
Q70La Guardia Linkに乗り、74St/Roosevelt Avで地下鉄「R」線へ乗り換え、Times Square駅までいけます。
料金は$2.75、所要時間は約30分くらいでしょう。
階段での上り下りがあるので、大きな荷物がある場合、タクシーやシャトルバスなどを利用した方が良いかもしれません。
④旅行会社から前もって手配する場合
日系旅行会社を通して専用車を予約する場合、セダン車ですと22,000円ほどから手配できます。
バンを利用の場合は31,000円ほどでしょう。
専用車なので、安心・快適に移動でき、グループ旅行の場合は割安におさえられます。
タイムズスクエアまでは、道路の混雑状況にもよりますが20分から1時間で到着できるでしょう。
⑤スマートフォンアプリを使って車を手配する
他のニューヨーク空港と同じく、UberやLyftなどのスマートフォンアプリで車を配車することができます。
料金は、時間帯などによって変わりますが、$25.00~程でしょう。
ラガーディア空港の出発ターミナル外は、タクシーや他の車で大変混み合っています。
配車した車をなかなか、見つけられないこともあるので注意しましょう。
⑥レンタカーを利用する
ラガーディア空港でレンタカーを借りるには、TerminalAから無料シャトルバスに乗り、各レンタカー会社の窓口に移動する必要があります。
車種や日程によっても、レンタカー料金は変わりますが、1日$50〜予約できます。
窓口での手続きもあるので、タイムズスクエアまでは1時間から1時間半ほどかかるでしょう。
マンハッタン内は渋滞も多く、駐車場所も限られています。
市内のみの観光の場合、レンタカーはお勧めしません。
日本語で安心。ニューヨークにある旅行会社の空港送迎サービス。
ニューヨークにはJTBやHISなど大手旅行代理店がいくつかあり、空港送迎サービスも日本で予約可能です。
各会社のウェブサイトで簡単に予約でき、万が一の事態にも、現地の担当者が日本語で対応してくれて安心です。
送迎サービスの種類をご紹介しましょう。
- 専用ハイヤーサービス
- 乗り合いバンサービス
①専用ハイヤーサービス
専用車でニューヨーク空港から、宿泊ホテルまで送迎します。
車のサイズもセダン(大人3名乗り)からバン(大人9名乗り)などあり、グループでの旅行の場合はとても便利です。
運転手、または係員がバゲッジクレームの外でネームボードを持って、待っているので迷うことなく安心です。
現地日系の旅行会社でも、日本語が話せないドライバーがいるので、日本語ドライバーが希望の場合は、必ず予約時にリクエストを入れるようにしましょう。
②乗り合いバンサービス
同じ飛行機に乗り合わせた人、混乗でマンハッタン市内へ向かいます。
乗り合いになるため、専用ハイヤーより割安です。
他の人を待つこともあるので、時間がかかることもあります。
また、催行人数が2名からの場合もあるので、1名で予約の場合は確認しましょう。
ニューヨークには配車アプリも豊富。空港送迎にも利用しよう!
配車サービスは、ニューヨークでとても普及しています。
スマートフォンに入れたアプリを使い、簡単に車を呼ぶことができます。
支払いは、登録されているクレジットカードで済み、面倒なチップの計算も必要ありません。
行き先も配車の際に指定するため、英語が苦手な旅行者にも安心です。
ニューヨーク空港の外はタクシーや迎えの車で大変混み合っています。
そのため、なかなか呼び寄せた車と会うことができないことがあるので、注意しましょう。
では、マンハッタンで普及している配車アプリをご紹介しましょう。
- Uber(ウーバー)
- Lyft (リフト)
では、上記配車アプリ会社について説明します。
①Uber(ウーバー)
アメリカ西海岸発の配車サービスを運営する代表的な企業です。
マンハッタン内はUberの車がたくさんスタンバイしているので、ほとんど待たずに利用できます。
アプリも利用し易く、配車する際に車の車種や行き先を予め指定することができます。
オーダーが受け付けられると、車が迎えにくる大体の時間も分かり、同時に、車の車種やドライバーの顔写真もアプリで確認できるので安心です。
ドライバーの質も良く、車も清潔で快適に利用できます。
②Lyft(リフト)
こちらもアメリカ西海岸発の配車サービスを運営する企業です。
Uberよりはまだ規模が小さいですが、マンハッタン市内でのLyftの車はたくさんあり、さほど待つことなく利用できます。
アプリの利用方法やサービスもUberとほとんど変わりません。決済もクレジットカードにされるので、降りる際の面倒なチップの計算は不要です。
空港からも行きやすい。便利なニューヨークの駅やバス停。
ニューヨークを旅行する際、大きな駅やバス停に近いホテルに宿泊すると、観光がとても便利です。
では、ニューヨーク空港から行きやすい、主要な駅やバス停スポットをご紹介しましょう。
- タイムズスクエア (Times Square)
- グランドセントラル ターミナル駅 (Grand Central Terminal)
- ペンシルバニア駅(Pennsylvania Station)
- ポートオーソリティーバスターミナル(Port Authority Bus Terminal)
では、以下のそれぞれのスポットを詳しくみていきます。
①タイムズスクエア
ニューヨークで最も有名で人気のある観光地、タイムズスクエア。
たくさんの地下鉄路線が乗り入れており、ニューヨーク空港からのシャトルバスも運行しています。
ミッドタウンに位置しているので、MOMAやブライアントパークなど、有名観光地も徒歩で行けます。
ブロードウェイや電光掲示板で一日中明るく、活気があるので、夜遅く到着しても比較的安全です。
ただし、常に人で混雑しているので、スリなどの犯罪に気をつけましょう。
②グランドセントラル駅
グランドセントラル駅はニューヨーク空港からのシャトルバスの発着スポットです。
地下鉄線(4,5,6,7,S)が乗り入れており、観光にもとても便利です。
マンハッタンの42丁目パークAvenueに位置し、ニューヨーカーが最も利用する駅としても知られています。
駅構内には60店を超えるレストランと、30店を超えるショップが連なりとても賑わっています。
マンハッタンの歴史的建造物としても有名で、特にメインコンコースの天井の美しさは必見です。
③ペンシルバニア駅
グランドセントラル駅と並ぶ、大規模な駅で「ペンステーション」というニックネームでも呼ばれています。
空港からはシャトルバスや地下鉄(1,2,3)で簡単に行けます。JFK空港にはロングアイランド鉄道(LIRR)とAirTrainを利用して簡単に行けます。
ニューアーク国際空港からは、ニュージャージートランジット(New Jersey Transit)を利用し、1時間弱で到着できます。駅の上には有名なマジソンスクエアガーデンがあり、常に観光客で賑わっています。
④ポートオーソリティーバスターミナル
ニューヨークで一番大きい、バスターミナルです。
ニューヨーク空港路線のバスが運行しており、観光バスの拠点でもあります。
毎日の通勤に利用されているため、朝晩とても混雑します。
また、長距離バスも運行しているので、このターミナルからワシントンDCやボストンなどのニューヨーク近郊への旅行にも利用されます。
42丁目の9thAvenueに位置しているので、マンハッタンの中心部からは少し外れますが、観光には便利でしょう。
ニューヨークには空港が3つ!市内までのおすすめの行き方や送迎方法のまとめ
ニューヨーク空港(JFK国際空港、ニューアーク国際空港、ラガーディア空港)から市内へのアクセスや、送迎方法などをご紹介しました。
日本からニューヨーク空港への直行便は、12時間以上のロングフライトです。
長旅と時差ボケで疲れた体を引きずり、ニューヨーク空港から市内への移動でオロオロするのは避けたいものですね。
特に、空港で旅行者が不安そうにしていると、無許可タクシーや、白タクなどが声をかけてきたり、予期せぬトラブルに巻き込まれる原因にもなります。
ニューヨークは世界屈指の観光都市のひとつです。
有名なタイムズスクエアをはじめ、有名な観光スポット、美術館、レストランで溢れています。
そんなニューヨークを心から満喫するためにも、ニューヨーク空港送迎を事前調べ、予定を立てることを怠らないようにしましょう!