- ウラジオストクってどんなところ?観光の魅力は?
- 日本から一番近いヨーロッパ!ウラジオストクの人気観光地17選!
- 在住者が教えるウラジオストク観光をもっと楽しむコツ
- ウラジオストクは観光だけじゃない!ロシア料理も楽しもう!
- ウラジオストクで観光するならベストシーズンはいつ?冬でも楽しめる?
- 【観光】ウラジオストクへの日本からの行き方は?
- 女性1人旅でも大丈夫?ウラジオストク観光で気になる治安は?
- ウラジオストクへ行くには?観光をするにはビザが必要!注意点は?
- ウラジオストク観光で気になる通貨や物価
- ウラジオストク観光はホテルも豊富で安心。高級ホテルから格安ホテルまで。
- ウラジオストクのおすすめ観光スポットまとめ
ウラジオストクってどんなところ?観光の魅力は?
ウラジオストクの歴史
ウラジオストクは港町でもあり海軍港でもある特別な街でした。
もともとは清国の支配領域で満州の一部でしたが、19世紀にはロシアの領土となりました。
20世紀の初めには「極東のニース」とも言われ、後半には第二のサンフランシスコと呼ばれていました。
要塞の街としても有名で、日本・中国・朝鮮を隣国として文明の自由都市としても栄えており、一時は閉鎖都市として外国人の立ち入りが禁じられていた時もありましたが、現在はアジアへの窓口として開かれています。
ウラジオストク在住のvladivostok_maniaだからこそわかる、ウラジオストク観光の魅力は?
「ヨーロッパに行きたい!だけど時間がない!!」「チケット代を安く済ませたい!」「子連れで長旅は避けたい!」「ヨーロッパの雰囲気を味わってみたい!」という方にピッタリの場所!
歴史的な観光地はもちろん、新しくできたおしゃれな観光スポットも多く、そのほとんどを歩いて回ることができる、コンパクトな町です。
若者にオススメは、やっぱりカフェ巡り!
ロシア料理は味付けが優しく、日本人の舌にとにかく合います!
それだけでなく、カフェやレストランがとにかくおしゃれ!!
写真を撮るのがとにかく止まりません♡
カフェを出たら、街を散策するのもとっても楽しいですよ♬
メイン通りから一歩入ると、ウォールアートや可愛いカフェ、おみやげ屋さんなどがたくさん!
2泊3日でも充分楽しめるウラジオストク。
週末旅行などでぜひ遊びに来てください!
JALとANAが2020年春からウラジオストク直行便を新規就航!
このように、観光地として非常に魅力的なウラジオストクですが、2020年の春から、日本航空(JAL)と、全日空(ANA)が成田空港からウラジオストクの直行便の就航を決定しました!
成田からの所要時間は片道約2時間半。
日系航空会社でますます手軽にウラジオストクに行けるようになり、日本人の旅行先としてウラジオストクの人気に拍車がかかることは間違いないでしょう。
日本から一番近いヨーロッパ!ウラジオストクの人気観光地17選!
それではさっそく、ウラジオストクで人気の観光地を見ていきましょう。
ウラジオストクで人気の観光地は以下の17つです。
- GUM百貨店と裏路地
- 鷹の巣展望台と金角湾
- 噴水通り
- ウラジオストク鉄道駅
- トカレフスキー灯台
- 沿海州水族館とルースキー島
- カルセリ遊園地
- 中央広場
- カリナモール
- レーニン像
- ヴォロシーロフ砲台博物館
- アルセーニエフ郷土誌博物館
- スヴェトランスカヤ通り
- オケアナリウム
- 旧日本人街
- 潜水艦C-56博物館
- ハンカ湖
では、ウラジオストクで人気の観光地をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
GUM百貨店と裏路地
GUM百貨店と裏路地のおすすめポイント!
ワインバーや行列のできるエクレア店、アイスクリームやおしゃれなカフェ、おみやげ屋さんなどが集まっています。
至る所に壁面アートが描かれており、まさに写真映えするスポット!
夜はライトアップしてさらにいい雰囲気になるので、2度行くことをおすすめします♪
GUM百貨店とは、老舗の百貨店。
ヨーロッパの情緒漂う立派な建物で、ZARAなどのお店が入っており、地元の方や観光客が集まるショッピングスポットになっています。
そのGUM百貨店の裏路地が、おしゃれなインスタ映えスポットとして人気。
カラフルでおしゃれな建物の中におしゃれなカフェや雑貨屋が入っていて、街歩きには最適なスポットです。
ぜひ写真を撮りながら、あなたのお気に入りのスポットを探してみてください!
GUM
住所:Svetlanskaya St, 35, Vladivostok, Primorskiy kray, 690091
電話番号:+7 423-222-21-49
営業時間:10:00~22:00
定休日:不定休
入場料や利用料:なし
URL:http://www.vladgum.ru/gum-old-yard/
鷹の巣展望台と金角湾
鷹の巣展望台のおすすめポイント!
目の前にかかる金角湾大橋と港、町並みを一気に見ることができます。
昼間は現代的な雰囲気、日没後はロマンチックな雰囲気を、2度楽しむことができます!
冬は海風が吹き、とても寒くなるので、温かくして行ってくださいね♩
鷹の巣展望台は金角湾を見渡せる絶景ポイントとして有名なスポット。
金角湾とは、ウラジオストクの街の前にある細長いつくりになっている湾のことで、波はなだらかなのが特徴です。
昼でも夜でも綺麗な金角湾は、ウラジオストク観光のパンフレットの表紙になるくらい有名なスポット。
鷹の巣展望台ではそんな金角湾を眺めて海の風を感じながらウラジオストクの街並みを一望できます。
鷹の巣展望台
住所:Vladivostok
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
噴水通り
噴水通りのおすすめポイント!
通りの両側におしゃれなブティックやお土産屋さん、カフェやレストランなどが立ち並んでいます。
またいくつもの脇道があり、その脇道の先にもおみやげ屋さんやオシャレすぎるカフェがあったりするので、ゆっくり散策してみてください!
噴水通りはウラジオストク駅から歩いて10分ほどの場所にある、歩行者専用の大通り。
おしゃれなお店がたくさん並んでいるので、おしゃれ好きには堪らないスポットです!
ウラジオストク鉄道駅
ウラジオストク鉄道駅のおすすめポイント!
駅のホームには、1945年当時の蒸気機関車が展示されていて、これからモスクワへと旅立つ長距離列車などを間近に見ることができます。
また、駅構内は20世紀初頭の駅舎が復元されていて、壁や天井の壁画、階段や床のかわいいタイルなど、見応えがあります!
レトロでおしゃれな写真を撮るのにぴったり!
ウラジオストク鉄道駅は、シベリア鉄道の終着駅として有名なスポット。
その駅舎は、開業以来使われていて、レトロな雰囲気が魅力的。
電車に乗る予定がなくても中に入ることはできるので、是非駅の中に入って、レトロな雰囲気を味わってみてください。
- 住所
- 電話番号
- 公式サイト
トカレフスキー灯台
トカレフスキー灯台のおすすめポイント!
灯台までは細い砂利道を歩くのですが、その両側は海!満潮時には道がなくなってしまうかも!
海の中を歩くという、なかなかできない体験ができますよ♪
灯台はウラジオストクのお土産品(Tシャツやカップなど)にもよく描かれています。
ぜひ自分の目で見てほしい場所の1つです♪
トカレフスキー灯台は、海の中にある、赤と白の色合いが目立つ特徴的な灯台。
干潮時には灯台へ行くことができますが、満潮時には帰れなくなる可能性もあるので注意が必要です。
また、灯台近くにはカフェやちょっとしたグルメも楽しむことができるおしゃれスポットもあるので、時間の余裕がある時にぜひ訪れてみてください。
トカレフスキー灯台
住所:Tokarevsky Cape, Vladivostok 690065, Russia
電話番号:なし
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
沿海州水族館とルースキー島
沿海州水族館のおすすめポイント!
ダイナミックなイルカのショーがおすすめです!
ドルフィントレーナーがイルカと一緒に泳いだり、ジャンプしたりと見応えのある内容になっています。
現在、リゾート化が進むルースキー島に2016年にオープンしたロシア最大級の水族館で有名なのが「沿海州水族館」です。
1日2回のイルカショーは迫力満点で見ごたえがあります。
また、日本ではなかなかみることができない珍しい水中生物を見ることも。
沿海州水族館はルースキー島という、ウラジオストクの中心部からバスで1時間ほどで行ける島の中にあります。
ルースキー島は地元の人たちが海水浴を楽しむ静かなビーチが有名。
また、自然でできた地形が数多く残っている島なので、断崖絶壁の絶景を楽しむこともできるおすすめスポットです。
ぜひ、沿海州水族館に行くついでにルースキー島も観光してみてください!
沿海州水族館
住所:Russkiy Ostrov, Vladivostok, 690922, Russia
電話番号:+7 423 223-94-22
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日
入場料や利用料:大人1000Rub 子供500Rub イルカショーを見る場合は大人1200Rub 子供600Rub
URL:http://primocean.ru/
カルセリ遊園地
カルセリ遊園地のおすすめポイント!
窓がなく、吹きさらし(笑)の観覧車のテッペンからは、青い海、青い空を一面に見ることができます!
園内の色遣いがとても鮮やかで、可愛くてレトロな雰囲気にワクワクしちゃいます!
カルセリ遊園地はレトロ可愛い乗り物が特徴的な遊園地。
観覧車の上からは、ウラジオストクを一望できるので、絶景スポットとしても人気です。
大人でもきっとわくわくするスポットなので、子連れでなくてもおすすめです!
- 住所
- 電話番号
- 営業時間月~金:10:00~20:00 土日10:00~22:00
- 公式サイト
中央広場
中央広場のおすすめポイント!
建設途中の大きな教会やヨーロッパ風建築が列を成す大通りを見ることができます。
春から秋にかけて、週末に市場が開かれるのもここ!
肉製品や魚介類、野菜やベリー、蜂蜜など、ロシア人の食生活を覗き見ることができます♪
中央広場は、ウラジオストクの地元の賑わいを感じられるスポット。
近くに教会など美しい建築が並び、街歩きが楽しめます。
中央には「革命戦士」というソビエトのために戦った戦士の迫力のある記念碑が建てられています。
また、週末のマーケットでは、地元の新鮮な食材がずらりと並び、さらに賑わいを見せます。
中央広場と記念碑
住所:Central Square, Vladivostok
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
カリナモール
カリナモールのおすすめポイント!
シベリアのハーブを使ったオーガニックコスメが個人的におすすめ!
1階には現地の方にも人気の大型スーパーマーケットがあります。そして3階には室内遊び場も豊富で、子連れの方でも家族全員で楽しめます。
お腹が空いたらロシアのフードコートで食事をするのも、楽しみの一つです!
カリナモールは、2019年にオープンしたばかりの、真新しい大きなショッピングモール。
服屋や雑貨屋など、お店が充実しているので、ウラジオストク観光の買い物にはぴったりの場所です。
路線バスで簡単に行くことができるので、アクセスも良いです!
- 住所
- 電話番号
- 営業時間10:00~22:00
- 公式サイト
レーニン像
ウラジオストクには、1917年から始まったロシア革命のリーダーでもあった「レーニン像」があります。
レーニン像は少し高台になっているので、ここからウラジオストク駅がキレイに撮影できるとして有名な観光スポットにもなっています。
この辺りは大きな広場にもなっているので、歴史を感じながら少し小休憩を取るのにもおすすめです。
レーニン像
住所:2 Station Sauare Vladivostok
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
ヴォロシーロフ砲台博物館
ロシアの軍事歴史に興味がある方におすすめなのが「ヴォロシーロフ砲台博物館」です。
ヴォロシーロフ砲台博物館では普段なかなか見ることができない砲台痕跡の一部をミュージアムとして公開しています。
中は旧ソビエト時代の軍事要塞の造りになっており、夜になると選管の大砲から空砲を打つこともできる迫力満点の観光スポットとなっています。
こちらも、沿海州水族館と同じく、ルースキー島にあるので、ルースキー島の観光と合わせて訪問するのがおすすめです。
ヴォロシーロフ砲台博物館
住所:Voroshilovskaya Batareya, 1 | Russkiy, Vladivostok 690920, Russia
電話番号:+7 924 520-91-39
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
入場料や利用料:なし
アルセーニエフ郷土誌博物館
黒澤明監督の映画「デルス・ウザーラ」の主人公の名前から付けられたのが「アルセーニエフ博物館」です。
ここは、その名の通りロシアの沿海州の郷土誌に掲載される歴史・地理・動物・植物・民俗学など豊富な資料が展示されています。
ロシアの歴史好きな方や博物館でのんびりしたい時にはおすすめできる有名な観光スポットです。
アルセーニエフ郷土誌博物館
住所:Svetlanskaya St, 20, Vladivostok, Primorskiy kray, 690091
電話番号:+7 423 241-11-73
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
入場料や利用料:200ルーブル
URL:http://arseniev.org/
スヴェトランスカヤ通り
スヴェトランスカヤ通りは、ウラジオストクを東西に走るストリートのことで、カフェやショッピング・グルメエリアなど賑やかなスポットとなっています。
ウラジオストク駅からすぐ近くなので、気軽に立ち寄ることができます。
また、こちらではショッピング以外にも博物館や中央広場・百貨店などがすぐ近くにあるターミナルのような場所でもあります。
スヴェトランスカヤ通り
住所:Svetlanskaya, Vladivostok
電話番号:なし
営業時間:店舗による
定休日:店舗による
入場料や利用料:なし
オケアナリウム
オケアナリウムは、ウラジオストクの街の中心部にあるこじんまりとした水族館。
小さめの水槽が多く並んでいて、可愛い魚たちに癒されます。
全部で30分ほどで回れてしまうので、お時間があまりない方でも気軽に楽しめます。
オケアナリウム
住所:Batareynaya st., 4,
電話番号:+7 423 240-48-77
営業時間:10:00~18:00
定休日:なし
入場料や利用料:250ルーブル
URL:http://www.akvamir.org/
旧日本人街
実はウラジオストクの中にはかつて20世紀初頭には6000~8000人ほど日本人が住んでいました。(諸説あり)
その名残として有名なのが「旧日本人街」です。現在残っている建物としては旧日本人小学校や旧堀江商店など、建物の見た目はヨーロッパ風になっていますが当時の日本人がウラジオストクにやってきたことを示す記念碑も建っています。
旧日本人街
住所:Fontannaya Ulitsa, 21В, Vladivostok, Primorskiy kray, 690091
電話番号:なし
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
潜水艦C-56博物館
ウラジオストクの港はもともと軍港とも言われており、第二次大戦中で活躍した「潜水艦C-56博物館」が有名です。
こちらでは、実際に潜水艦の中を見学できたりロシア潜水艦の歴史の展示を行っています。
潜水兵のリアルな生活模様を見ることもできるので、博物館とはまた違った見どころがあります。
潜水艦C-56博物館
住所:Korabel'naya Naberezhnaya, Vladivostok, Primorskiy kray, 690091
電話番号:+7 423 221-67-57
営業時間:10:00~17:30
定休日:なし
入場料や利用料:100Rub
URL:https://museumtof.ru/
ハンカ湖
ロシアの自然を代表するスポットの一つとして「ハンカ湖」があります。
この湖はロシアの自然保護区にもなっており、ラムサール条約の登録地でもあることから、歴史を感じる観光スポットでもあります。
湖にはビーチがあるので、バーベキューも楽しむことができる静かなおすすめスポットです。
ウラジオストクからは、行くのに3時間ほどかかるので、メジャーではありませんが、お時間のある方はぜひ行ってみてください。
ハンカ湖
住所:ozero Khanka
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
在住者が教えるウラジオストク観光をもっと楽しむコツ
日本ではなかなか観ることのできないバレエやサーカスが、ウラジオストクでは日常的に見ることができます。
チケットも日本に比べてとても安いんですよ!
演目によっては、ウラジオストクで活躍する日本のバレリーナたちを観ることも。
バレエを見るのには、マリインスキー劇場がおすすめ。
せっかくロシアに行ったのならば、本場のバレエを是非見てみましょう。
また、サーカスを見るのには、ウラジオストク国立サーカスがおすすめ。
迫力のステージには、大人から子供まで、目を奪われること間違いなしです!
- 住所
- 電話番号
- 公式サイト
- 住所
- 電話番号
- 営業時間9:00~18:00
- 公式サイト
ウラジオストクは観光だけじゃない!ロシア料理も楽しもう!
ロシアのウラジオストクは「極東のヨーロッパ」とも言われている観光都市ですが、その魅力は街並みや美しい景観だけではありません!ここでは、現地でのおすすめロシア料理を3つご紹介します。
まず1つ目は「ペリメニ」です。こちらは、日本でいう水餃子に近い郷土料理で小麦粉と卵で作った生地に、ひき肉や野菜を包んで茹でたものの料理のことを言います。
スープが入ったものや入っていないものとどちらかを選び、あとはお好みの味付けでいただきます。
2つ目は「ボルシチ」です。こちらは日本でも知っている人が多いロシアの伝統的な郷土料理です。これは、トマトや野菜の出汁を取ったロシア版味噌汁のような温まるスープのことです。
3つ目は「ビーフストロガノフ」です。細切りにしたビーフを玉ねぎやマッシュルームなどのキノコと一緒にじっくりと煮込み、さっぱりとしたサワークリームを入れた、少し酸味のある一品です。
日本では日本人好みの味付けがされていることが多いので、実際に本場の料理が食べてみたいという方にはおすすめな一品です。
ウラジオストクで観光するならベストシーズンはいつ?冬でも楽しめる?
ウラジオストクのベストシーズンは「8月~10月末」と言われています。
一般的に春は3月~5月と言われていますが、3月はまだ肌寒いので、本格的な夏は8月ごろからとなります。
7月は少し天気が不安定なので、天気の安定する8月下旬~秋も深まる10月末が観光にはおすすめなシーズンとなります。
実はウラジオストクは意外にも冬の季節が魅力の一つでもあります。
「でも、冬ってやっぱり寒くて過ごしにくいのでは?」と疑問に思う方も多いのですが、冬にウラジオストクを観光する魅力は主に3つあります。
1つは「街並みに情緒があること」です。よく絵画で冬の街並みを描いたものが多いのは、ヨーロッパ風な家を真っ白な雪が積もり、思わず写真を撮りたくなるような幻想的な風景を生み出します。
2つ目は「冬にしか見ることができない芸術のプログラムがあること」です。コンサートホールの演奏やバレエでは冬用のプログラムが用意されているので、クラシック音楽も心に染み入る曲が多いことが特徴です。
3つ目は「極東のロシアフードがいただけること」です。ロシアフードの有名なものと言えばピロシキがありますが、あったかフワフワのピロシキは寒い冬に食べることで夏とは違う美味しさを味わうことができます。
冬の気温は北海道と同じくらいになりますが、もともとロシアは冬に生まれる文化や芸術が多い街です。
普段とは違ったウラジオストクの顔を見たい方は冬の季節もおすすめです。
【観光】ウラジオストクへの日本からの行き方は?
ウラジオストクの観光の魅力がわかったところで、日本からウラジオストクへ観光に行く行き方をご紹介します。
一般的な行き方としては「飛行機」と「船」の2通りがあります。
飛行機での行き方
「成田→ウラジオストク」と「関西国際空港→ウラジオストク」、「札幌新千歳空港→ウラジオストク」の三通りの行き方があります。
冒頭でもご紹介したように、成田→ウラジオストクはJALとANAの直行便が2020年から就航を開始します。
所要時間は「2時間10分~20分」ほど。
日系の便でなくても、現在は成田から「S7航空(S7)」などのロシアの航空会社の直行便が出ています。
また、LCCで韓国のソウルまで行ってからウラジオストク域に乗り換えるという方法もあります。
関西国際空港からも、S7航空(S7)やLCCを使って、行くことができます。
さらに、札幌新千歳空港からはウラル航空という航空会社からの直行便が出ています。
こちらも2時間ほどで到着するので、北海道にお住いの方にはおすすめのルートです。
飛行機の行き方では、時間の関係や乗り継ぎ便の関係もあるので、自分に合った便や航空会社選びをおすすめします。
船での行き方
日本からウラジオストクまでは「鳥取県境港」が唯一運行しています。
フェリー会社は「DBSクルーズフェリー社」という旅客と貨物を取り扱う韓国のフェリー社が運営しています。
船旅は二泊三日で、毎週金曜日に入港します。船旅の特徴としてはゆっくりな移動時間なので、時間に余裕があり船旅が好きな人におすすめです。
女性1人旅でも大丈夫?ウラジオストク観光で気になる治安は?
女性一人旅で一番気になるのは「治安」ではないでしょうか?
ロシアの中でもウラジオストクは「治安の良い国」として有名です。
実はウラジオストクは「ロシアで最も貧困率が低い都市」とも言われているので、夜遅くでも女性が街中を歩いたりしていても危険はないとも言われています。
そんな現状もあり、最近では観光の魅力だけではなく治安の良さにも惹かれて、女性の観光客が多くなってきているようです。
治安は良いのですが、夜になると街の明かりがほとんどなくなるので、夜中からの出歩きは避けることをおすすめします。
また、観光客が多く集まる場所などでの置き引きはあるのでご注意ください。
ウラジオストクへ行くには?観光をするにはビザが必要!注意点は?
実は2017年8月より、日本からウラジオストクまでのビザ取得が緩和され、気軽に入国することができる簡易ビザ(E-VASA)が申請できるようになっています。
2017年以前は観光であってもビザ取得には費用がかかったり、大使館に出向かなければならないなどの手間と時間とコストがかかっていました。
簡易ビザは通称E-VISAという名前で、WEB上の手続きだけで簡単にどこでもビザ申請ができるとうものです。
しかし、いくら簡単になったとはいえ、注意点もいくつかあります。ここでは、ウラジオストクビザの注意ポイントを3つご紹介します。
- ビザ申請は入国予定日の20日~4日前までに申請すること
- ビザの有効期限は「入国した日から8日まで」
- ビザ有効地域は「ウラジオストクを含む沿海州のみ」
まずビザ申請は、早すぎても遅すぎてもNGです。申請するタイミングとしては「入国予定日の20日前~4日前まで」に申請することが大切です。
どうしても忘れそうな時は、入国の1週間前には必ず申請しておくことをおすすめします。
また、E-VISAは入国した日から数えて8日までの滞在と期間が決まっていることも注意しましょう。
E-VISAの有効地域は「ウラジオストク沿海州のみ」有効となっています。モスクワやシベリア・ハバロフスクなどに行くことはできませんので、こちらも覚えておきましょう。
申請の際は、記載内容に間違いがないことをよく確認することをお勧めします。
ウラジオストク観光で気になる通貨や物価
ウラジオストクの通貨は「ルーブル」と「コペイカ」の2種類です。
コペイカはほとんど使用せず、コペイカは四捨五入されることが多く、15.86ルーブルの場合は16ルーブルとして計算されますのでご注意を。
メインはルーブルなので、観光の際はルーブルを中心に持ち歩くことをおすすめします。
また、大きなスーパーやレストランなどの飲食店の場合はクレジットカード対応が可能ですが、小さな商店、バスやタクシーの場合は現金対応のみのお店もあるので、できればクレジットカードだけではなく現金も持ち歩きましょう。
そこで気になるのが物価ですよね?ウラジオストクの物価はだいたい日本と同じとなります。
例えば、食事代としてみてみると1日3食の場合カフェやファーストフードの軽食で1000円ほど、おしゃれなレストランやロシア料理にこだわった高級レストランでは5000円ほどとなります。
最近ではロシアのルーブルの価値は「1ルーブル=1.7円ほど」で安定していることが特徴です。
いきなり為替が上がる傾向は少ないものの、ウラジオストクへ旅行に行く際には為替の変動もチェックしておくことをおすすめします。
市内であれば500円以下でだいたいどこでも移動できます。
配車アプリ(Gettなど)をダウンロードしておくと、目的地までの値段も表示され、タクシーもすぐに来ます!
ウラジオストク観光はホテルも豊富で安心。高級ホテルから格安ホテルまで。
海外を観光する上で、できれば上手に選びたいのが「ホテル」ではないでしょうか?
ウラジオストクを観光する時のホテルは高級なホテルから格安ホテルまで様々です。
高級ホテルで有名なのが景色の美しい「LOTTE HOTEL」や高台にある「アジムット ホテル ウラジオストク」などがあります。お値段は一泊11,000円~20,000円となります。
現在、今ウラジオストクは観光客の増加に伴い、キッチン付きのアパートメントや、内装がおしゃれで観光地に近いミニホテルやホステルなどが増えてきています。
お金をかけずに旅行したい方は、そのようなホテルに宿泊するのがおすすすめです。
快適なホテル選びをする上での注意点としては以下の3つがあります。
- 無料Wifiが使用できるかどうか通信状況をチェックしておくこと
- 英語表記が少ないのでホテル名はロシア語で覚えておくこと
- ホテル周りの治安は良いかどうか
ホテルによっては、Wifiがつながりにくい環境であることや高級ホテルであってもロシア語表記のみな場所もあるので選ぶ際にはぜひチェックしてみてくださいね。
ウラジオストクのおすすめ観光スポットまとめ
ロシアの極東のウラジオストクは、最近では「日本から2時間で行けるヨーロッパ」として少しずつ知名度が上がってきました。
自然や芸術だけではなく、移り変わる四季によっても楽しみ方が違う面白い都市なので、ぜひ季節を感じながら観光スポット巡りを楽しんでみてください。
instagram:
ロシア人夫とウラジオストクに住んで6年!
カフェやレストラン巡りが大好きで、インスタの『食』情報に関してはかなり自信があります!
本当に美味しいと思ったところ、絶対にオススメなところだけ載せています♪
ウラジオストクは写真がとても映えるところなので、街歩きをしながら撮れた素敵な建物や風景も紹介しています♪