【観光の前に】バラナシってどんな街?
「バラナシ」は、ヒンドゥー教徒が死ぬまでに1度は行きたいスポットとしてインド国内からはもちろん、世界中の人々が訪れるスポットです。
インド屈指の人気観光地「バラナシ」は日本人も多く訪れる有名な観光地で、インドの北部「ウッタル・ブラデーシュ州」に位置し、昔から世界中の芸術家やアーティストに強い影響を与えてきた土地でもあります。
「インドの中のインド」と評される「バラナシ」はこれまでの常識が全て覆されるほど刺激的な時間を過ごせます。
道端に居る哲学者サドゥーを始め、街中には無数の牛がいて、所狭しと立ち並ぶ建物、そしてガンジス川での沐浴…そんな「インド」がぎゅっと詰め込まれています。
バラナシはヒンドゥー教の聖地
紀元前6世紀にはすでに「バラナシ」は存在していたという古い歴史があり、「バラナシ」はヒンドゥー教八大聖地の中の1つで、ヒンドゥー教最大の聖地になります。
ヒンドゥー教徒にとって欠かせない聖なる川「ガンジス川」が流れている点が聖地と呼ばれ、「バラナシ」には大小合わせて約1500ものヒンドゥー教の寺院が点在しています。
インド各地から年間100万人を超える参拝客や巡礼者が聖地「バラナシ」を訪れています。
バラナシにあるガートって何?
バラナシにはガートと呼ばれるスポットがあります。
河岸にある階段状の防波堤のことをガートと呼び、南北に約6kmに渡って点在しています。
ここに腰掛け身を清めるために沐浴をし、そこから寺院にお参りに行くのです。
なので、ヒンドゥー教の聖地「バラナシ」にとってガートは欠かせな重要な役割を果たしているのです。
決して、腐ることのないと言われている「ガンジス川」をヒンドゥー教徒はみな、ポリタンクなどに詰め持って帰るほど大切な水なのです。
バラナシには火葬場がある
バラナシにあるガンジス川には2箇所の火葬場があり、
バラナシは「大いなる火葬場」とも呼ばれ、大量の薪が常備され常に炎が上がっています。
数千年の歴史がある「マニカルカ・ガート」は24時間、火葬の火が途絶えることなく燃え続けています。
多い時では1日に100体近い遺体が運ばれることもありヒンドゥー教徒にとって最後の瞬間を過ごす大切な場所なのです。
日本のような火葬ではなく、野ざらしで火葬していくので、「バラナシ」を訪れた観光客がもっともカルチャーショックを受けるシーンです。
火葬された遺灰は「ガンジス川」に流されます。
ガンジス川に遺灰を流すことで、ヒンドゥー教徒は「輪廻から解脱される」とされています。
「輪廻」とは、「人は何度も転生し生まれ変わっていく」という考え方で、生き死にを繰り返すこの輪廻は、苦しいことだと考えられています。
ガンジス川に遺灰を流すことで、この「苦しい輪廻」を繰り返さずに、悟りの境地へと達するとされています。
なので、この場で火葬行われています。
また、「バラナシ」ではひたすら死を待つ人々が集まる「ムクティ・バワン(解脱の館)」という施設があります。
ここで死期をまち火葬されていく人々もいるのです。
この「ムクティ・バワン(解脱の館)」では24時間ヒンドゥー教の神々の名前が唱えられ、死に向かっている人が天に召される際、不安がなくなるようにとヒンドゥー教独自の配慮がなされています。
ここもまた、カルチャーショックを受ける場所ですが、ここではそれが常識なのです。
聖なる川であるガンジス川
「ガンジス川」は聖なる川として人々に信仰されています。
「人々の祈りによって天から降り注がれた川」とされガンジス川自体も、神格化されています。
日照りが続きで、水に困っていた人々が天に祈りを捧げできた川が「ガンジス川」とされています。
そして川の女神として、人々から「ガンガー」と呼ばれ、聖なる水とされています。
そんな「聖なる水」で身を清めることで、「全ての罪を清めることができる」と信じられ、この身を清める行為こそ「沐浴」なのです。
そんな沐浴の歴史は古く、インダス文明(世界四代文明)の時代まで遡ります。
約4000年も前から沐浴が行われ、今でも行われている由緒正しい行為なのです。
沐浴を見ようと多くの観光客が訪れ、今や観光名所になっています。
なので「ガンジス川」は、「聖なる川」と呼ばれ、ヒンドゥー教にとって欠かせない聖地なのです。
そんな、ヒンドゥー教徒には欠せない聖なる川「ガンジス川」は、インドの北部にあり、広大な川で、全長は約2552km、流域面積は約173万㎢と果てしなく大きい川なのです。
川沿いの古くから文明が栄えた場所周辺には、今も歴史的価値のある貴重な建造物が点在しています。
バラナシのおすすめ観光スポット15選
インドの全てが詰め込まれた人気観光地「バラナシ」には魅力的なスポットがたくさんあります。
想像しているインドが体験できる場所でガンジス川を中心に迷路のように入り組んだ旧市街や、圧倒的な佇まいの寺院が見るものを圧倒します。
ぜひ「バラナシ」に訪れた際には観光していただきたいスポットで溢れています。
では、ヒンドゥー教の聖地「バラナシ」の観光地をみていきましょう。
バラナシには、以下の観光地があります。
- ガンジス川
- マニカルニカー・ガート
- アッシーガート
- 旧市街
- ラムナガルフォート
- マーン・マハル
- スタンディングブッダ像
- 考古学博物館
- ラームナガル城
- バーラト・マーター寺院
- ドゥルガー寺院
- ムールガンダ クティー寺院
- 新ヴィシュナワータ寺院
- ネパール寺院
- サールナート
続いて、バラナシの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
バラナシの観光地1:ガンジス川【インドの全てがつまった川】
バラナシにきたら「ガンジス川」に行かなくては始まりません。
「ガンジス川」はインドの全てです。
人々の生活に欠せないガンジス川。
朝からガンジス川人々が沐浴や洗濯を行い、夜には祈祷が行われます。
ガンジス川を眺めれば、インドの生活がありありとわかることでしょう。
この川をぼーっと眺める時間こそ、バラナシ観光では必要な時間です。
せわしなく過ぎていくバラナシでこの「ガンジス川」だけが一定の時間を過ごしているような錯覚に陥るほど、雄大で力に満ち溢れているスポットです。
また、ガンジス川はボートに乗って、朝日や夕日を見るスポットととしても人気です。
詳しくは後程ご紹介しますが、ガンジス川から見る朝日や、夜の祈祷は絶景と言えます。
バラナシの観光地2:マニカルニカー・ガート【火葬場がある大きなガ―ト】
ガンジス川沿いのガ―トには、2つ火葬場があるガ―トがあり、そのうち大きい方がこのマニカルニカー・ガートです。
とても大きな火葬場なので常に炎が上がっています。
ここで焼かれたヒンドゥー教徒の遺灰は、ガンジス川に流されます。
そのため、ガンジス川はすべてのヒンドゥー教徒のお墓とも言えます。
火葬は、インドのカーストのバラモンという階級の人が司っていて、遺族の男性も手伝います。
最初に遺体はガンジス川で清めた後に火葬されます。
インドを訪れたら世界観が変わるとよく言われますが、ここ「マニカルニカー・ガート」こそインドで1番、世界観が変わる場所と言っても過言ではありません。
「生きること」と「死ぬこと」は隣り合わせにあるんだと肌で感じるスポットです。
このエリアは撮影禁止なので注意してください。
わかりやすい道から川沿いの道に出て、そこからまっすぐ行くのが迷わないと思います、
火葬場の手前には薪が積まれている場所や、遺族の待つ場所があります。
火葬に女性は携われないので、女性たちは待合室で待っています。
火葬されている場所のすぐ横まではさすがに入れませんが、かなり近くまで行ってみることができます。
火葬の煙がかなり煙たかったことが印象に残っています。
人の死をあそこまで目の当たりにしたことがなかったのでかなり衝撃を受けましたが、死とは何か考えるきっかけになりました。
マニカルニカー・ガート
住所:Near Jalasen Ghat, Ghasi Tola, Varanasi
入場料や利用料:なし
バラナシの観光地3: ダシャーシュワメード・ガート【祈祷が行われる一番大きなガ―ト】
ダシャーシュワメード・ガートは別名「メインガ―ト」とも言われる大きなガ―トです。
一番大きなガ―トなので、昼間には多くの人が沐浴をしに訪れます。
ダシャーシュワメード・ガートの最大の見どころは、夜に行われる祈祷(プージャ)です。
祈祷はバラナシの他のガ―トでも行われますが、 ダシャーシュワメード・ガートの祈祷は、最大のガ―トなだけあって、一番多くの人々が集まり、一番大規模です。
祈祷は、火を使って行われ、ライトアップされた光の下で大勢の人々が祈りをささげる様子は神秘的で非日常を感じます。
祈祷は、バラモンという階級の人々が司りますが、そのほかに、ナガババという仙人がいる場合もあり、彼らは人々から大変信仰されています。
さながら日本のお祭りのようですが、この祈祷は年中行われるものです。
私は、祈祷の時隣に座っていたインド人女性と少し話して仲良くなり思い出になりました。
インドのローカルな雰囲気を味わうのにはぴったりな場所です。
バラナシの観光地4: アッシーガート【最南端の落ち着いた雰囲気のガ―ト】
アッシーガートは、ガンジス川ガ―トの中でも一番南に位置付けられています。
このあたりになると、川幅も広くなっていてさながら海のようです。
観光客や客引きも少ないので、ローカルな雰囲気をより感じられ、のんびりできます。
川沿いから少し外側に行くと、レストランやヨガ教室、アーユルヴェーダマッサージが体験できる施設が多いエリアになるので、合わせて観光するのもおすすめです。
後程グルメの項目で紹介しますが、アッシ―ガ―ト近くでピザとアップルパイが食べられるPizzeria, Vaatika Cafeというお店はアッシ―ガ―ト近くの景色を見ながら食事ができるので最高です。
また、アッシ―ガ―ト近くのSparsaというマッサージのお店もおすすめです。
リーズナブルな価格でインド伝統のアーユルヴェーダマッサージを体験できます!
** アッシーガート**
住所:ワーラーナシー ウッタル・プラデーシュ 221005
バラナシの観光地5: 旧市街【リアル迷路!インドの混沌が感じられる】
インド「バラナシ」にある、リアル迷路「旧市街」は小道から成り立つ非常に入り組んだ街です。
鳴り止まないクラクションに、リキシャー、大勢の人々、そして牛などの動物が入り混じり、エネルギーに満ち溢れている姿があります。
小道に、所狭しとお店や家が並びスパイスの香りが漂い衝撃的な光景の中にどこか不思議で、幻想的な空間が広がっています。
小さなおばあさんがやっている薬局や商店もあって、人の温かみを感じられる場所でもあります。
また、ラッシーを売っているお店も多く、フルーツがたっぷり乗った絶品のラッシーを低価格で味わえます。
牛や犬の糞や、ガンジス川から漂ってくる匂いが混じって、何とも言えないひどい匂いで、最初は衝撃でしたが、だんだん慣れてきました。
道も舗装されておらず、ごみや牛の糞が転がっているので気を付けて歩かなければいけません。
また、道が非常に入り組んでいるせいで道に迷いやすく、私は最初にホテルに着くまでに1時間ぐらい道に迷って彷徨いました。
こう書くとひどい町のようですが、私はインドで訪れた町の中で一番バラナシを気に行っています。
理由は、川がもたらすのどかな雰囲気がなんとなく街全体に漂っていて、心が落ち着く街だからです。
もちろんバラナシにも観光客をだまそうとしてくる人はたくさんいて、その人たちには最大限の警戒が必要ですが、バラナシには親切な人々もたくさんいました。
ぜひ聖地バラナシでインドという国の人間性を感じ取ってみてください。
** 旧市街**
住所:Pandey Ghat, Bangali Tola, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
バラナシの観光地6:ラムナガルフォート【マハラジャの歴史を感じる穴場観光スポット】
バラナシにあるマハラジャ遺跡「ラムナガルフォート」はマハラジャ時代の権力がすごく伝わる場所です。
マハラジャたちがかつて乗っていた高級車が展示されており、バラナシの隠れ観光スポットです。
観光客は少なく、インド人で賑わっています。
館内は歴史的に価値のあるものたくさんあり、歴史に触れながらゆっくりと観光できるスポットです。
ラムナガルフォート
住所:Ramnagar, Varanasi
バラナシの観光地6:マーン・マハル【マハラジャが建てたガンジス川が一望できる宮殿】
ピンクシティーと呼ばれるジャイプールのマハラジャが「バラナシ」に建設した離宮が「マーン・マハル」です。
かつて、ジャイプルのマハラジャが巡礼の際に滞在していた宮殿で、大きな建造物ではありませんが、ガンジス川を一望できるロケーションは絶景です。
天井に描かれた壁画は見もので、いかに豪華で勢いがあったのかがよくわかります。
サワーイ・ジャイ・シン2世が作った天文台が屋上にはあり、300年以上前に作られた6つの観測機は当時の最先端技術で素晴らしいクオリティーに衝撃を受けます。
同様の観測機がピンクシティーと呼ばれる「ジャイプール」にあり、「ジャイプル自体も人気の観光地なのでよかったら合わせて観光してみてください。
ジャイプール(ピンクシティ)観光のおすすめスポット15選!象のタクシーも【観光の前に】ジャイプールがピンクシティと呼ばれるようになった由来は? ジャイプールの歴史
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マーン・マハル
住所:Man Mandir, Ghat Chowk, Varanasi
営業時間:日の出~日没
入場料や利用料:100Rs
バラナシの観光地7:スタンディングブッダ像【迫力満点の大きなブッダ像】
「サールナート」にそびえ立つ「スタンディングブッダ像」はその堂々とした佇まいに感動します。
迫力満点で観光客の多くが立ち止まって見上げてしまうほど魅力的な像です。
タイ様式の美しい庭園があたりに広がり十分に観光の価値がある素晴らしい観光スポットです。
時が、ゆったりと流れ観光客も現地の方ものんびり平和を感じられる場所で、日本人はあまりいなくて、欧米人が非常に多いです。
インパクトのある、「スタンディングブッダ像」をみに訪れてみてください。
スタンディングブッダ像
住所:〒221007 ウッタル・プラデーシュ ワーラーナシー
バラナシの観光地8:考古学博物館【仏教美術ファンにはおすすめ】
「考古学博物館」は決して大きな博物館ではないのですが、仏教建築や考古学が好きな方には特に人気が高い観光スポットです。
コンパクトにまとまって見やすい博物館なので、ファンには非常に人気があります。
「考古学博物館」で展示されている仏像は非常に保存状態がよく当時のまま残っています。
仏教美術の最高傑作と言われる「サールナート・ブッダの像」があり繊細で仏像に言葉を失うほど圧倒的です。
考古学博物館
住所:Dharmpal Rd, Sarnath, Varanasi
電話番号:0542-2595095
営業時間:9:00-1700
定休日:金曜日
入場料や利用料:Rs5
URL:考古学博物館
バラナシの観光地9:ラームナガル城【日没時の眺めが最高】
「ラームナガル城」はバラナシを統治していた、ヒンドゥー教徒の「バルワント・シン」が所属していたバラナシ帝国の城塞でした。
「ラームナガル城」の屋上から眺める違ったバラナシの表情は観光客にも人気で多くの観光客が訪れます。
特にここは夕日を眺めていただきたいです。
バラナシに沈む夕日は幻想的で特別な時間を過ごせます。
歴史的にも価値が十分ある「ラームナガル城」は見応えがありますのでぜひ訪れてください。
ラームナガル城
住所:Kila Road, Ramnagar Crossing, Varanasi
営業時間:10:00-17:00
URL:ラームナガル城
バラナシの観光地10:バーラト・マーター寺院【ガンディーが建てたインドを縮小した寺院】
日本人の多くが知ってるインド人といえば「マハトマ・ガンディー」ですよね。
そんな「マハトマ・ガンディー」が創始した寺院が「バーラト・マーター寺院」です。
ここ「バーラト・マーター寺院」はインドの文化や歴史、地理まあでもが一気に見られるスポットなのです。
それだけでなく、川や山までもが精密に計算されており、広大なインドがそのまま縮小された場所なのです。
そんな異彩を放つ「バーラト・マーター寺院」でぜひみていただきたいのが、ヒマラヤ山脈の彫刻です。
とにかく圧巻の彫刻に感動しかありません。
ヒマラヤの偉大さがひしひしと伝わってきます。
ぜひ、「バーラト・マーター寺院」を訪れて、「マハトマ・ガンディー」の意思を汲み取ってみてください。
素敵な経験になります。
バーラト・マーター寺院
住所:Vidyapeeth Road, Cannt Road, Lalapura, Chanuwasatti, Chandua Chittupur, Guru Nanak Nagar Colony, Chetganj, Varanas
URL:バーラト・マーター寺院
バラナシの観光地11:ドゥルガー寺院【赤い外観が特徴的なヒンドゥー教寺院】
「ドゥルガー寺院」は歴史深いヒンドゥー寺院でヒンドゥー神像が祀られている寺院です。
何と言ってもこの赤い外観が印象的で、バラナシのモンキーテンプルとも言われています。
この「ドゥルガー寺院」の中はヒンドゥー教徒しか立ち入ることができないのですが、お堂や神像の前で信仰者が参拝している姿は見られます。
運がいいと儀式を目撃でき、この儀式はなかなか見応えがあります。
秋ごろに「ナブラトリの祭り」が行われ、ドゥルガーの女神が9つの姿に形を変えて現れる光景は感動します。
ぜひ訪れてみてください。
ドゥルガー寺院
住所:B27/2, Durgakund, Varanasi,
電話番号:+91 99354 67417
バラナシの観光地12:ムールガンダ クティー寺院【仏教徒の巡礼地として有名】
美しい庭園がなんとも魅力的な「ムールガンダ クティー寺院」は訪れるだけで心が洗われます。
仏教徒の巡礼地として日々、世界中から仏教徒が集まってきます。
寺院までの参道の5色の仏旗が特徴的で風になびき幻想的な空間を演出しています。
繊細な彫刻が施されている寺院は美しく、あたりには瞑想している僧侶がいて有難い空間に自分もいるという幸せな感覚になります。
寺院内には数多くの芸術品やカラフルな壁画が印象的で、夕暮れ時はブッタの説法を聞くこともできるのでぜひ、訪れてください。
ムールガンダ クティー寺院
住所:Sarnath | Via-Anlabereni, Varanasi
URL:ムールガンダ クティー寺院
バラナシの観光地13:新ヴィシュナワータ寺院【装飾がとにかく美しい寺院】
ヒンドゥー大学の敷地内にある「ヴィシュワナート寺院」は美しい庭園や彫刻が印象的で、様々な芸術がコレクションされています。
大学の敷地内ですが、一般の方でも見学できるのでぜひ訪れてください。
寺院の周りには、動物の彫刻や芸術性の高い建造物が並び、寺院を彩っています。
ここ「新ヴィシュナワータ寺院」とにかく装飾が美しく、どこをみても綺麗と感心してしまいます。
ぜひ足を運んでみてください。
新ヴィシュナワータ寺院
住所:Ajagara, Varanasi, Uttar Pradesh 221005
電話番号:91 542 236 8558
URL:新ヴィシュナワータ寺院
バラナシの観光地14:ネパール寺院【インドでは珍しい木工建築の寺院】
赤色の外観が印象的な「ネパール寺院」はネパール様式で建設された、ヒンドゥー教の寺院です。
なんといっても木工細工は世界トップクラスの芸術性を持ち、多くの観光客が一目見ようと訪れます。
インドでは木工建築が珍しく、ネパールとの国交を結ぶ大切な寺院なのでとても大切にされています。
ネパールの職人が彫刻を担当し、材料は全てネパール産というネパールづくしがインドにあります。
圧倒的な彫刻をぜひ見にきてください。
ネパール寺院
住所:Near Lalita Ghat, Lahori Tola, Varanasi, Uttar Pradesh 221001 インド
バラナシの観光地15:サールナート【ブッダが仏教の教えを説いた場所】
ブッタが初めて「仏教の教えを説いた場所」が「サールナート」です。
バラナシ郊外にあり、仏教の世界4大聖地のひとつとしても有名ですが、現在は公園となり、博物館などが隣接され人気の観光地になっています。
ブッタはブッタガヤにて悟りを開きここ「サールナート」を目指したと言われています。
当時の「サールナート」は「バラモン教徒」の修行者にとって聖地と言われ多くの修行僧が目指した場所でした。
何と言っても高さ43mの「ダメーク・ストゥーパ」は見ものです。
アショーカ王が紀元前3世紀に建築を初め、だんだんと増築したと言われています。
過去にはお釈迦様の教えが刻まれた歴史的に価値のある石版が見つかり人々を驚かせました。
少し中心街からは離れていますが、足を運んで見てください。
美しいレリーフには見とれてしまいます。
深い歴史を堪能しに「サールナート」を訪れてみてください。
サールナート
住所:〒221007 ウッタル・プラデーシュ ワーラーナシー
せっかくバラナシに来たなら!バラナシ観光でやるべきこと6選
ザ・インドが詰まっている「バラナシ」にせっかく訪れたなら、やっておきたいことがいくつかあります。
それは「現地文化の体験」です。
「インドを知れば世界が変わる」と言われるほど刺激的な体験がバラナシには詰まっています。
伝統や文化、食事も音楽もあれもこれも体験して新しい自分に出会ってみてはいかがでしょうか。
では、バラナシでやるべきことにはどのようなものがあるのでしょうか。
バラナシでやるべきことには、以下の6つがあります。
- ガンジス川で沐浴
- ガート散策
- 礼拝(プーシャ)を見る
- ボート乗船
- 朝日を見る
- 音楽を楽しむ
では、バラナシでやるべきことを、それぞれ詳しくみていきましょう。
バラナシでやるべきこと①:ガンジス川で沐浴
ガンジス川は日本人も聞き馴染みのある川で、知ってる方も多くその中で行われている沐浴は日本の方も知ってる方が多いのではないでしょうか。
長澤まさみさん主演の「ガンジス川でバタフライ」という映画が日本でも話題になりました。
その影響で、沐浴の認知度は一気に上がりました。
日々、多くのヒンドゥー教徒の方が沐浴をしています。
沐浴は、全ての悪を洗い流す行為で、日本でいう禊みたいなものです。
ガンジス川は「全てを浄化する」と言われる聖なる川なのです。
沐浴にもいくつかルールがあります。
男性はあまりありませんが、女性の方は肌の露出がNGなので注意してください。
また、太陽が昇ってるうちは太陽の方を向き、3.5.11.21.108の回数行うのが、ルールです。
本来は頭まで浸かり、少しガンジス川の水を飲むの行為も含めて沐浴ですが日本人には危険が多すぎので控えてください。
そして、注意点として、川の流れがありアクセサリー等が流されてしまうこともありますので外してから沐浴を行なってください。
また、早朝の時間がもっとも良いとされている沐浴で、暗いうちから多くの人が訪れ始めます。
なので、この時間に沐浴を計画している方は貴重品等の管理はしっかり行なってください。
沐浴は危険?
先ほども危険が多すぎると伝えましたが、正直に言います。
「日本人が沐浴すると危険が伴います」
ガンジス川はとても汚染された川なので想像以上の細菌がいます。
そういった菌の免疫は日本人にはないので最悪の場合命を落とします。
なので、足先や手だけ浸かるくらいにしておいてください。
ガンジス川はゴミがそのまま流され、生活排水も、工場や農場からの汚水も下水処理されずにそのまま流されています。
世界有数の汚染された川とも言われ、菌が繁殖しています。
なので、危険が伴います。
無理や無茶は決してしないように心がけてください。
実際、沐浴をした日本人の知り合いが体調を崩したという話も聞いていたので、沐浴は自己判断でするように気をつけましょう。
ガンジス川については、こちらの記事を参考にしてください。
ガンジス川は汚い?沐浴が見どころ!なぜヒンドゥー教の聖地なの?ガンジス川とは?場所と長さ 「ガンジス川」は、ヒンドゥー教にとって欠かせない、「聖なる川」で...
バラナシでやるべきこと②:ガート散策
「バラナシ」が人気観光地として認められている理由の1つとして、「ガート」が挙げられます。
なんと84箇所もの「ガート」が存在しています。
なんのプランも立てず、ただ思いつくがままに「ガート」を散策してみてください。
現地の方の生活を肌で感じて、刺激を受けてください。
普段決して見ることのない異国の文化は自分の人生観を変える特別な時間になります。
まるで映画のワンシーンのような光景が広がっています。
「バラナシ」にきたらガートに座ってチャイティーを飲みながら「ガンガー」を眺めることこそ、もっとも贅沢な時間の使い方だと思います。
あちこちで繰り広げられている人間ドラマに惹かれ、きっとまたこの「バラナシ」に戻ってきたいと思えるような至福のときになります。
約7kmも続く、ラージガートからアッシーガートまでがメインの「ガート」です。
なので、どこか好きな場所から「ガンジス川」を眺め素敵な思い出を作ってください。
ガ―トに沿って歩けば、道に迷うこともないので、アッシ―ガ―トまで川沿いに歩いてみるのもいいと思います。
途中、寺院もところどころあったので見学してみたりもしました。
特に目的なく散策する方が、ローカルな雰囲気が感じられてよかったです。
バラナシでやるべきこと③:礼拝(プージャ)を見る
バラナシの夜の過ごし方は「礼拝(プージャ)」を見ることです。
礼拝(プージャ)とは、ヒンドゥー教にとって欠かせない伝統的な、礼拝です。
礼拝(プージャ)は様々な形があり、家で行うものや、日常的に行われるもの、特別な祭典の際に行われるものや、お祭りの際に行うものと様々です。
その中でも、バラナシでは41番ガートのダシャーシュワメード・ガート付近で行われる、礼拝(プージャ)が人気で有名です。
基本的に、毎晩日没に開かれ選ばれた人のみが祭壇に上があります。
カースト制度の頂点に君臨する「バラモン」のみに与えられた特権です。
音に合わせて踊りを踊っているかのように祈りを捧げる見応えがある儀式が「礼拝(プージャ)」です。
せっかく「バラナシ」に訪れたのならば、みておく価値のあるものです。
まず、日本ではお目にかかれない、圧倒的な雰囲気は幻想的で美しく、心踊るすてきなものです。
ぜひ体験していただきたいです。
祈祷を司るのは、バラモンですが、他にナガババという仙人が、祈祷の場所に来ていて、人々から信仰されていました。
ナガババは体に白い粉をつけており、人々は彼らにお金を渡して額に白い粉を付けてもらっていました。
仙人という存在を初めて見たのでかなり衝撃的でした。
バラナシでやるべきこと④:ボート乗船
ザ・インドを眺めるにはボートからの景色がいいです。
もちろん街の中にいてもいたるところで「ザ・インド」を体験できます。
ですが、それでもボートの上からの景色は街全体を離れたところから眺めバラナシの流れを感じられます。
特に早朝、ボートから眺める「バラナシ」の景色は、朝日が反射して真っ赤に染まった建物が格別に美しく見えます。
街の賑やかさとは相反する、川の静かさはほんの少しの距離なのに全く別の場所にいるのではと錯覚に陥るほど異世界です。
「ダシャーシュワメード・ガート」から付近にボートがたくさん停泊しています。
周辺を歩けば必ず、ボートに乗らないかと声をかけてきます。
なので、比較的簡単にボートには乗られますが、値段交渉などトラブルも起きやすいので注意してください。
ボートからインドを体験して見てください。
バラナシの幻想的な世界観に惹かれていくこと間違いなしです。
朝と夕方のセットになっていて、どちらもホテルに集合してそのままボートに乗りました。
主要なガ―トには、ボートで行ってくれ、火葬や夜の祈祷の様子もボートの上から見られました。
ボートから見るバラナシの風景はまた違って見えて、面白かったです。
バラナシでやるべきこと⑤:朝日を見る
毎日拝みたくなる絶景が、ガンジス川から登る朝日です。
言葉はいりません。
ただただ美しく、太陽が登ることが、こんなにもありがたいのかと思えるような美しい光景が広がります。
日本でも毎日、朝日は登るのに意外と朝日が登るシーンを見る回数は少ないです。
せっかくの機会ですので、少し早起きして絶景を眺めに訪れてください。
異国の地で見る朝日は格別です。
早朝には、沐浴をしてる方や祈りの儀式「アールティ」が行われています。
ボートにも乗ることできて、ボートから朝日を眺めることもできるのでぜひ「バラナシ」にきたら体験してほしいです。
想像を絶する美しい光景を目の当たりにします。
ガンジス川から見る朝日は想像以上の絶景で驚きました。
特に、他のボートと朝日を一緒に写真を撮ると美しい写真が取れました。
バラナシでやるべきこと⑥:音楽を楽しむ
バラナシにきたら必ず体験してほしいことがあります。
それは、インドの古典音楽を聞くことです。
この、古典音楽を聞かずにバラナシを去るのはもったいないです。
そのくらい価値のあるインド古典音楽です。
様々な民族楽器で奏でる音楽は心奪われる美しいハーモニーを生みます。
全く見たことのない楽器からはどんな音がなるのかワクワクが止まりません。
音楽は言葉の壁を超えて楽しめるので、ぜひ体験してください。
中でも、「International Music Center Ashram(インターナショナル ミュージック センター アシュラム)」はタブラとシタールの演奏が、会場中でこだまして美しい音色に心打たれます。
瞑想しだす人や、自分の世界に入り込む人など「カオス」なインドが、広がっています。
「International Music Center Ashram(インターナショナル ミュージック センター アシュラム)
住所::D.33/81 Khalishpura, Dashaswamedh Khalishpura,, Bangali Tola Rd, Bangali
電話番号:+91 94159 87283
日本食も!バラナシ観光で味わいたいグルメ5選
インド料理と言ったらカレーを想像しますよね。
カレーはもちろん、それ以外もバラナシには美味しいレストランが多いです。
日本食を提供するレストランもあります。
しかし、あまりバラナシの食に関しての情報が少なく、衛生面や味を心配する方も多いと思います。
ですが、安心してください。
観光地なので、綺麗なレストランがたくさんあります。
昔ながらの食堂から、最近できたおしゃれなレストランまで存在します。
現地の様々な料理を食べて刺激を受けてください。
では、インド・バラナシのレストランをみていきましょう。
バラナシには、以下のレストランがあります。
- meg cafe
- Pizzeria, Vaatika Cafe
- keshari
- NEW STAR RESTAURANT
- SHREE CAFE
続いて、バラナシのレストランを、それぞれ詳しくみていきます。
バラナシのレストラン①: meg cafe
バラナシでもっとも有名な日本食レストランと言ったら「meg cafe」です。
日本人の「メグさん」が経営しているお店なので、本格的な日本食が食べられます。
バラナシにいるのに、日本を感じられます。
そのくらいアットホームなレストランです。
中でも「親子丼」と「かき揚げ丼」は絶品です。
どちらも200Rs〜300Rsで食べられ、地元の方はもちろん観光に来た日本人にも人気なレストランです。
サイドメニューも酢の物があったりと日本食にこだわったレストランにぜひ、訪れてみてください。
** meg cafe**
住所:Bihari Puri Math, D-8/1, Kalika Gali, Near Golden Temple, Lahori Tola, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
電話番号:91 92365 19262
営業時間:8:00〜20:00
定休日:日曜日
URL:
バラナシのレストラン②:Pizzeria, Vaatika Cafe
アッシーガート付近にある「Pizzeria, Vaatika Cafe」はガンジス川」を眺めながら食事を楽しめるオープンカフェです。
散策の途中でちょっと一休みにもってこいのレストランです。
店内には大きな釜があり12種類のピザを楽しめます。
シンプルなマルゲリータなら230Rsです。
この「
Pizzeria, Vaatika Cafe」でもっともおすすめな一品が「アップルパイ」です。
ピザ釜で役アップルパイは格別に美味しいです。
現地の人もおすすめする人気レストランで、おすすめな「アップルパイ」をぜひ食べてみてください。
80Rsと価格も安いのでぜひ。
Pizzeria, Vaatika Cafe
住所:B-1/178, Assi Ghat Rd, Shivala, Varanasi, Uttar Pradesh 221005
電話番号:91 94513 97331
営業時間:8:00-22:00
URL:Pizzeria, Vaatika Cafe
バラナシのレストラン③:keshari
インドと言ったらカレー。
バラナシでカレーと言ったら「keshari」です。
ここのカレーは何と言ってもカレーの種類が豊富でびっくりします。
本格的なインドカレーから、南インドの料理が揃い、現地の方好みの味付けから、観光客を意識した味付けまであります。
何十種類とあるカレーからお好みの1つを見つけてみてください。
中でもおすすめは、チーズバターマサラとチーズナンです。
チーズ好きにはたまらない相性抜群の絶品です。
300Rsあればお腹いっぱいに楽しめますのでぜひ訪れてみてください。
keshari
住所:Dashashwamedh Ghat Rd, Near Dashashwamedh Ghat, Godowlia, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
電話番号:91 88744 44251
営業時間:8:00-22:30
バラナシのレストラン④:NEW STAR RESTAURANT
「NEW STAR RESTAURANT」は、観光客向けのレストランと比べれば、綺麗ではないですが、十分清潔感があり、現地の方がもっとも、おすすめするカレー屋さんです。
何と言っても現地価格で安さに驚きます。
ターリーというカレーセットが60Rsで食べられます。
ご飯に3種類のカレー、ナン、副菜がワンプレートに乗ったターリーは現地の方には欠かせない料理です。
ボリューム満点。
コスパ最高。
味満足。
といったお店ですのでぜひ「NEW STAR RESTAURANT」を訪れてみてください。
NEW STAR RESTAURANT
住所:Dashashwamedh Ghat Rd, Opposite Vishwanath Lane, Opposite Kashi Bhaynaraya, Near Singh Decor, Dashaswmedh, Lahori Tola, Varanasi, Uttar Pradesh 221001 インド
電話番号:91 93369 02716
営業時間:9:00-23:30
バラナシのレストラン⑤:SHREE CAFE
ベジタリアンに特化した「SHREE CAFE」はバラナシで人気の高いレストランです。
ベジタリアンやビーガンのがこぞって訪れる「SHREE CAFE」でおすすめなのがスープです。
どのスープも美味しくて心も体もあったまる一品です。
優しい味付けで、インドではあまり摂取できない野菜がたくさん入っています。
中でも「野菜スープ」や「トマトスープ」は絶品です。
100Rs〜200Rsでお腹いっぱい楽しめますのでぜひ、訪れてみてください。
SHREE CAFE
住所:D15/2, Manmandir Gali, Near Dashashwamedh Ghat Beside Shree Cafe, Uttar Pradesh 221001
電話番号:+91 98391 98866
営業時間:8:30-21:45
URL:SHREE CAFE
バラナシ観光でおすすめの宿3選 【日本人経営の宿も!】
旅行を楽しむ上で、自分の居心地の良い場所を見つけることは欠かせません。
なので宿泊するホテルは居心地の良い環境にしたいですよね。
安心して睡眠ができ、リラックスできるホテルは「バラナシ」にもあります。
では、インド・バラナシにはどのようなホテルがあるのでしょう。
バラナシには、以下のホテルがあります。
- ルドラゲストハウス
- シュリー ガネーシャ パレス
- ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル
続いて、それぞれのホテルを詳しくみていきます。
ルドラゲストハウス
バラナシの不安を全部、解消してくれる宿が「ルドラゲストハウス」です。
ここは日本人がオーナーで、常に日本語が通じます。
言葉が通じるという宿泊において、もっとも安心できる宿です。
入り組んだ道の中にあり見つけた時の達成感も楽しめるゲストハウスです。
フリースペースがラウンジと屋上にあり、いろんな国の方との会話を楽しめます。
アットホームな場所に安心し、居心地の良さを感じる場所です。
ルドラゲストハウス
住所:インド 〒221001 ウッタル・プラデーシュ ワーラーナシー バンガリ・トーラ
電話番号:9105422450085
URL:ルドラゲストハウス
シュリー ガネーシャ パレス
安くても安心して宿泊したい人におすすめなのが「シュリー ガネーシャ パレス」です。
「シュリー ガネーシャ パレス」は観光に便利な立地が人気の理由です。
バラナシのメインストリートの「ダシャーシュワメード・ロード」にあるので、昼も夜も賑わっている場所に建っています。
メインガートまでも10分ほどなので、不自由なく観光の拠点になります。
また、スッタフがフレンドリーでひとり旅でも安心できます。
現地の方の暖かさに触れてみてください。
シュリー ガネーシャ パレス
住所:Luxa Road Opp Corporation Bank Godowlia, Girja Ghar, Chaurha, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
電話番号:91 86018 41233
URL:シュリー ガネーシャ パレス
ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル
バラナシの中でも珍しい5つ星ホテル「ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル」はガンジス川沿いにあるホテルです。
ガンジス川周辺にはゲストハウスなどの比較的安い宿が多く、バラナシ北側の新市街に高級ホテルが固まっています。
しかし「ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル」はガンジス川沿いに建つ珍しいホテルです。
川沿いの景色とは似つかわない宮殿のような佇まいで美しさに驚きます。
ガンジス川周辺の観光地にも行きやすく、治安も悪くない場所にあるので女性一人での宿泊でも安心して泊まれます。
ここでは、ガンジス川の朝日もホテルから見られるので、おすすめです。
ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル
住所:Near Munshi Ghat Over Darbhanga House Ghat, Bangali Tola, Varanasi, Uttar Pradesh 221001
電話番号:+91 91294 14141
URL:ブリジラマ パレス ア ヘリテージ ホテル
【観光の前に】バラナシの気になる治安は?
バラナシ観光の際、治安は気になりますよね。
現在、バラナシは外務省が発表する海外安全ホームページによると、危険レベルは1で、十分注意してくださいとのことです。
しかし、バラナシがある「ウッタル・プラデーシュ州」は「ビハール州」、「ジャールカンド州」と隣接しており、こちらの一部地域では、危険レベル2「不要不急の渡航は止めてください」となっています。
なので観光の際はバラナシの主要部部のみにして、広範囲でバラナシを観光する事は避けましょう。
バラナシの主要観光地周辺では、肉体的に被害を加えるような犯罪は頻繁には発生していません。
しかし、軽犯罪が非常に横行しています。
「スリ」や「ひったくり」、「ぼったくり」、「詐欺」などが頻繁に起こっているのでそういった犯罪に注意してください。
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人気観光地、「マニカルニカーガート」周辺は「ぼったくり」の宝庫です。
「薪料」や「ガイド料」、「見学料」などといってお金を請求してきます。
初めは親切に「ここは撮影禁止だから」などといって信じこませ、後から高額請求をしてくるといった手法が見受けられます。
「マニカルニカーガート」周辺で現地の方に話しかけられたら最善の注意を払ってください。
「マニカルニカーガート」は見学無料ですが撮影禁止は本当です。
カメラを持ってうろうろしていると100%ターゲットとして狙われますのでカメラはカバンにしまっておくのが無難です。
また、夜のバラナシは昼間より危険度が高いです。
バラナシの犯罪には、ほとんどマフィアが、関係しています。
そういったマフィアが夜、「マニカルニカーガート」周辺に溜まり非常に危険です。
金品目的でマフィアに殺害され、行方不明になった観光客もいるそうで、彼らと地元警察は癒着関係にあり、事件が起きてもそこまで大事にならないのがインドです。
「ガンガーに沈めれば何もなかった事になる」と地元の方は言います。
冗談ですが、地元の方もこういった認識を持っていますので、マフィアと関わるのは注意しましょう。
また、夜に「ボートに乗って星を見ないか?」と誘ってきたり、「ガンガーの上でお酒を飲もう」などいってボートに誘ってきます。
言葉巧みに女性旅行者を誘い、ボートという逃げ場のない空間でレイプをして対岸に捨てるといった卑劣な犯罪を行う者もいます。
ガンジス川の「向こう岸」は「不浄の地」と呼ばれています。
いわゆる、アウトカーストが住んでるエリアで、夜にこのエリアに行ったら2度と戻ってこれないという噂もあるので、ここは興味本位でも立ち入らない方がいいです。
観光地から少し外れれば、スラム街が無数に広がっているのが「バラナシ」です。
スラム街では何が起こるかわかりません。
十分注意してください。
普通に観光する分には軽犯罪に注意すれば大丈夫ですが、夜や、バラナシ郊外には出歩かないことをお勧めします。
魅力的な観光スポット バラナシへのデリーからのアクセス
歴史と文化が入り混じりカオスな空間を楽しめるバラナシ。
インドの中のインドと呼ばれるだけあっていろいろなものが詰まっています。
インド観光の玄関口「デリー」から「バラナシ」までのアクセスを紹介します。
デリーからバラナシは820km離れた位置にあり、日帰りは厳しいので一泊は準備しておいてください。
デリーからバラナシには、以下のアクセスがあります。
1.飛行機
2. 列車
続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。
飛行機
「デリー」から「バラナシ」ばでなんと片道3,170円と驚きの価格です。
しかも所要時間1時間20分とバスや電車とは比較にならないぐらい時間を短縮できます。
しかし、飛行機の値段は変動しますが安い時なら3,000円でバラナシまで行けてしまいますが、通常時なら、6000円〜9000円ほどで行けます。
安い時なら、電車やバスとそこまで料金が変わらずに12時間以上も短縮できてしまうので1番おすすめな移動手段です。
なのでバラナシに訪れる際には飛行機の値段をみてから移動方法を決めるのが良いです。
しかし、インドは時間にルーズな国です。
飛行機も遅れることが当たり前なので、覚悟しておきましょう。
インドでは飛行機はお金持ちしか使わないので客層も良いです。
列車よりも大幅に時間を短縮できるので飛行機はかなりおすすめです。
列車
ニューデリー駅からバラナシ駅までは1日6〜11便出ています。
本数は少なく、大体が、バラナシ郊外のムガル・サラーイ駅までとなります。
時間は、列車によってバラバラですが9時間〜20時間と考えておいたください。
もし、列車で行くなら、寝台列車がおすすめです。
2600円ほどで行け、宿泊費も浮きますし、移動もできるので一石二鳥です。
インドの電車は乗り方が複雑です。
チケット購入の際に手間があるので事前に確認しておいてください。
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バラナシ観光の魅力とは「インドの中のインドを体験」
インド国内でも人気な観光地「バラナシ」ではインドの全てが体験できます。
カオスな空間で、様々な文化や歴史が入り混じって刺激的な時間を過ごせます。
沐浴に音楽に儀式と日本では体験できない世界が、広がっています。
「バラナシ」に来たら人生が変わります。
生きること。
死ぬこと。
それらを目の当たりにして、行きてる意味と向き合う。
これが、「バラナシ」の魅力です。
ちょっとした瞬間がかけがえのない時間に感じ観光が特別なものになります。
自分と向き合い素敵な観光を楽しんでください。
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ガンジス川を見ていると、日本の生活を忘れ、ヒンドゥー教の雰囲気に飲み込まれていくような気持ちになります。
ガンジス川には下水も流れているらしく、水はお世辞にも綺麗とは言えませんが、その汚い川にこそインドらしさを感じました。