【観光の前に】ジャイプールがピンクシティと呼ばれるようになった由来は?
ジャイプールの歴史
インド観光の際、3つの都市を結ぶ観光ルートを「ゴールデントライアングル」と呼び、多くの観光客の周遊ルートになっています。
インド最大都市「デリー」と人気観光スポット「タージマハル」のある「アーグラ」そして、ここ、「ジャイプール」を結んだルートが、多くの観光客の目指すルートとなっています。
「デリー」や「アーグラ」に並んで、「ジャイプール」にも数多くの歴史的建造物が残されています。
そんな「ジャイプール」は1727年に、この地を治めていたラージプートの有力氏族であった「ジャイ・シング2世」によって建設が始められました。
始めの都は、アンベール城のあるエリアだけを「ジャイプール」と呼んでいましたが、人口の増加や深刻な水不足に襲われ、今の「ジャイプール」中心部へと遷都しました。
「ジャイプール」のジャイはジャイ2世から、付けられた名で「ジャイの街」という意味があります。
日本でも「マハラジャ」という言葉を耳にする機会はあると思います。
「マハラジャ」はこの時代にインドを治めていた「大王」たちの総称です。
しかし、1971年に憲法改正に伴い「マハラジャ」に対する支給制度が廃止になり「マハラジャ」を名乗ることも禁止となりました」。
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ピンクシティの由来
ラジャスタン州にある「ジャイプール」は別名「ピンクシティー」の別名があり、観光客の多くは「ピンクシティー」の名称で呼んでいます。
イギリスがインドを統治していた1876年に、イギリスの「ヴィクトリア女王の息子アルバート王子」がこの「ジャイプール」を訪問した際に歓迎のため市内の建物を、淡いピンクに染めたのをきっかけに「ピンクシティー」と呼ばれる街になり、今でも親しみを込めてそう呼ばれています。
「ピンクシティー」を築いた「ジャイ・シン2世」は天文学者としての一面もあり、「ジャンタル・マンタル」という天文台を居城に作りました。
サンスクリット語で「魔法の仕掛け」という意味を込めた、「ジャンタル・マンタル」の他の都市にも5つの天文台を造りましたが、世界遺産に登録された「ジャンタル・マンタル」が最大の大きさです。
「ピンクシティー」には建設した「ジャイ・シン2世」の強い思いがあったのがわかります。
近年、インドでは経済成長が著しく「ジャイプール」も目まぐるしく変化しています。
歴史的な建造物が残る一方、「ピンクシティー」」のイメージとは異なる近代的なビルが建設されているのもまた事実です。
インドならではの、繊細で美しい工芸品の街としても有名で、世界中のクリエイターやファッション関係者が、今注目しているのが「ジャイプール」で別名「ピンクシティー」になります。
ジャイプールのおすすめ観光スポット12選
では、インドの「ゴールデントライアングル」の1つ「ジャイプール」の観光スポットをみていきましょう。
「ジャイプール」には、以下のスポットがあります。
- 風の宮殿 「ハワー・マハル」
- アンベール城
- シティパレス
- ジャンタル・マンタル天文台
- ビルラ・マンディル寺院
- モンキーテンプル
- セントラルパーク
- ジャイガー・フォート
- 水の宮殿「ジャル マハル」
- アノーキ美術館
- モーティ・デュングリ・ガネーシャ寺院
- パンナ・メーナ
風の宮殿 「ハワー・マハル」
1799年に宮中女性のために建設された宮殿が「ハワー・マハル」です。
正面から見ると無数の窓が並び、異様な外観を一眼見ようと「ジャイプール」に訪れた旅行客が、一度は観光に訪れる人気観光スポットです。
宮中の女性たちは姿を見られることを禁じられていたため、外部との接触を一切持つことができませんでした。
そんな女性たちがこの窓から外の様子を眺められるように、このような造りになりました。
風通しの良い小部屋から、普段の街の様子や、道沿いで賑やかに行われているお祭りなどの様子を見て楽しんでいたことがわかります。
建物ないにもいたるところに小窓があり、外の様子を眺められ、またステンドグラスなどカラフルな装飾が施されています。
最上階まで登ることができるので、「ハワー・マハル」全体像を眺められます。
風の宮殿 と呼ばれるだけあって、吹き抜けの涼しげのあるような建物です。
排気ガスなどで近年劣化していて、もともとあったような鮮やかなピンクではないですが、それでも迫力ある美しさの宮殿です。
中には裏側から回って入ることができ、中も黄色やピンクを基調とした可愛らしい色合いで統一されていて、抜群に写真映えします。
また、宮殿の上に上ることもでき、当時の宮中の女性の気分で窓から外の景色も眺められます。(今は当時の雰囲気とは違い車通りの多い雑多な街しか見られませんが・・)
私は、テレビでハワーマハルが紹介されていたのを昔見たことがって、その時におしゃれでかわいい宮殿だと思ったので、行きたいと思い、旅程の中にジャイプールを入れました。
実際に、乙女心をくすぐられる魅力的な建物で、行って良かったと思いました!
インド観光、ジャイプール観光でぜひとも行ってほしい定番の観光地です!
風の宮殿 「ハワー・マハル」
住所:Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002
営業時間:9:00−16:30
入場料や利用料:入場料Rs50(約310円)オーディオガイド有り(別途料金)
URL:風の宮殿 「ハワー・マハル」
アンベール城
1592年に「ラージャ・マーン・シング」によって建設が始まって、その後約150年に渡って増改築が行われてきた城塞です。
イスラム様式をベースに、美しく豪華な装飾も人気で、観光の目玉になっています。
街外れの山々に囲まれた景観が楽しめる小高い丘の上に点在し、中世時代にこの地がラージプート族の中心でした。
場内でまず目に入る「ガネーシャ門」は「世界一美しい門」と讃えられている門です。
ヒンドゥー教の神様であるガネーシャの姿が描かれています。
場内には無数の芸術があり、「ラージプート」の芸術性の高さに驚きます。
堅実で重厚な城の外観と、繊細で美しく計算されている内部とのギャップも見所の1つです。
当時のマハラジャたちもこの景色を眺めながら一息付いていたのでしょう。
またアンベール城のある丘の上までは象のタクシーに乗っていくことができます。
当時の王様になった気分で象に乗って城まで登って行くのは、忘れられない経験になることでしょう。
象は2人まで乗れて、10分ほどでお城までたどり着きます。
大抵午前中で象のタクシーは終わってしまうので、午後の訪問をおすすめします。
思った以上に揺れたのと、象がたまに水をこちらにかけてくるのに驚きました。
象に乗っている最中に、下からお土産を売りつけようとしてくるインド人がいて「さすがインド」と思いました。
象に乗るというのはなかなかできる体験ではないと思うので、貴重な体験になりました。
肝心のアンベール城は思っていたよりかなり広く見どころが満載のお城でした。
特に「世界一美しい門」とも言われるガネーシャ門は、赤と緑を基調とした色づかいが思わず見とれてしまうほど美しかったです。
また、「鏡の間」は壁や天井が鏡で装飾されていて、綺麗でした。
アンベール城
住所:amer fort, amer road, Devisinghpura, Jaipur, Rajasthan 302028
電話番号:91 141 253 0293
営業時間:8:00−17:30 18:30-21:15
定休日:なし
入場料や利用料:Rs200
URL:アンベール城
シティパレス
18世紀に「サワーイー・ジャイ・シング2世」によって建設された「シティパレス」はムガール様式とラジャスタンの様式が融合した独創的で美しい建造物です。
200年以上に渡って王族の住居として、「ジャイプール」王国の行政を支えた場所で、現在も一部に王族が暮らしていますが、大部分は博物館として一般公開され人気の観光地となっています。
異国情緒の漂う外観や装飾はもちろん、赤いターバンを巻いた門番も見所の1つです。
ほかにも、外壁に施された細かい彫刻にも注目して観光していただくと様々な発見が有ります。
王族の住居は立ち入り禁止ですが、入り口の門までは行くことができます。
4つの美しい扉は見るものを圧倒する美しさでひとつひとつ異なるデザインに思わず立ち止まってじっくりとみてしまいます。
色鮮やかな色彩と緻密な装飾は見事な芸術といいざるを得ません。
「マハラジャ」がどれだけ権力を持って、「ジャイプール」にどれだけ美しい芸術があったのかが理解できるのが「シティパレス」です。
私がシティパレスで特に印象に残っているのは、宮殿の中央の大広間のような場所で、民族衣装を身にまとった人々が、楽器の演奏と歌を歌いながらぐるぐる回っていたことです。
さらにその中に、観光客と思われる人々がどんどん輪の中に入って踊り始め、「なんだ、これは!」と未知なるインド文化のディープさを感じました。
シティパレス
住所:Gangori Bazaar, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302007
電話番号:(0141)4088888
営業時間:9:30−17:00
定休日:なし(ホーリー祭期間)
入場料や利用料:Rs400
ジャンタル・マンタル天文台
インド「ジャイプール」にある古代天文台「ジャンタル・マンタル天文台」は
「マハーラージャ・ジャイ・シング2世」によって1728年から1734年に建設された天文台です。
「マハーラージャ・ジャイ・シング2世」はムガル帝国の国王という一面を持ちながら天文学者としての一面も持っていました。
現代の天文学では望遠鏡やプラネタリウムなどがありますが当時はそんなものはありませんでした。
幾何学的なモニュメントが並び不思議な空間を演出していますが、どれも当時の天文学には欠かせない観測器具といったものになります。
角度を測る「六分儀」や「サムラート・ヤントラ」と呼ばれる2秒単位で時間を計測するもの、世界で1番正確と言われる「二重赤道日時計」などが有り見応えがあります。
今から約300年前に作られたものですが、現在もほぼ正確に観測できるということが当時のインド人のすごさがわかります。
他にもいくつか天文台を建設した「マハーラージャ・ジャイ・シング2世」ですがここ「ジャイプール」にある「ジャンタル・マンタル天文台」がもっとも規模が大きいのでぜひ、訪れて欲しいです。
シティパレスの上からも、見られます。
巨大な、当時のインドの天文器具が並んでいて、私はあまり天文学は詳しくないのですが、それでも当時のインドの天文技術の発展は感じられました。
観光のおすすめとしては、12星座の方角を指す天文台が1つずつ並んでいるので、ぜひ自分の星座のものを探してみると面白いと思います。
ジャンタル・マンタル天文台
住所:Sansad Marg, Connaught Place, Janpath, Connaught Place, New Delhi, Delhi 110001 インド
電話番号:91 11 2336 5358
営業時間:6:00-18:00
入場料や利用料:200Rs
URL:ジャンタル・マンタル天文台
ビルラ・マンディル寺院
白い建造物が目を引く「ビルラ・マンディル寺院」は複数の宗教や建築様式が混在する美しい寺院です。
朝日に照らされた様子と、夕日に輝く様子、そしてライトアップされた様子と時間によって様々な見方ができるのが魅力です。
静かで、時間を忘れて観光を楽しめるスポットです。
2000トンもの純白な大理石を使用し、素晴らしい建造物として知られています。
「ビルラス」という工業団体によって、1976年に建設され瞑想と祈りの場所となりました。
ぜひ歴史とともに、圧倒的な存在感を楽しんでください。
ビルラ・マンディル寺院
住所:Jawahar Lal Nehru Marg, Jaipur 302004, India
電話番号:914023450165
モンキーテンプル
ジャイプール市街を少し出た山の上にある「モンキーテンプル」はインドならではの独特な様式美の建物です。
ここ「モンキーテンプル」に行くと度々、インドの魅力についた考えさせられてしまいます。
本当にインドは自由で、個性的で、オリジナリティーに溢れている場所だなと思います。
モンキーテンプルの名前の通り猿がたくさんいます。
他の動物もちらほらいますが、圧倒的に猿が多いです。
そして、インドの神様は独創的なフォルムをしていますが、ここ「モンキーテンプル」の神様も独創的で素敵なのでぜひ訪れてみてください。
モンキーテンプル
住所:Jaipur 302031, India
電話番号:91 98101 15661
営業時間:なし
定休日:なし
URL:モンキーテンプル
セントラルパーク
ジャイプールに住む人々に欠かせない場所が「セントラルパーク」になります。
市民の憩いの場として混沌とした街の中にあるオアシス的場所で多くの人々が休憩しています。
市民の憩いの場だけではなく、観光客が疲れてしまった時にでも癒してれます。
Rambaugh Polo Groundと呼ばれる馬に乗って棒でボールをゴールに入れるスポーツも盛んで、試合の日には多くの人が応援に訪れます。
また、公園内にある噴水は静かな時を過ごしたい時にはおすすめで、涼めますし、バードウォッチングの聖地でもあるので、一年中様々な鳥を観察できますす。
そんなジャイプール最大の公園は激しく混ざり合うジャイプールの流れに疲れた時はゆっくり「セントラルパーク」で休憩するのもいいですよ。
セントラルパーク
住所:Prithviraj Rd, Rambagh, Jaipur, Rajasthan 302005
営業時間: 7:00−24:00
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:ジャイプール
ジャイガー・フォート
ジャイプールの穴場的観光地「ジャイガー・フォート」は廃墟感の漂う、物悲しい雰囲気が魅力的な場所です。
人気観光地である「アンベール城」の裏手にあり外部からの侵入を阻止し、迎え撃つための軍事施設でした。
日中も観光客は少なく、ゆっくりと観光できますし、早朝はほとんど人がいません。
なので自分の時間ペースで観光ができる場所です。
建物が全体的に煤けていて歴史を感じます。
いたるところにフォトジェニックなスポットがあるのでお気に入りの1枚を撮影するのもいいですよ。
また、ジャイプール市街を一望できるので、すばらしい景観を楽しめます。
山の中に長く壁が続いているまさに要塞という雰囲気で、ここで外敵から国を守っていたのだと思うと、歴史を感じさせられます。
当時の施設もかなり残っていて、観光客も少ないので廃墟感があり、廃墟好きには堪らない場所だと思います。
ここからの町の景色も素晴らしく、夕暮れや夜景スポットとしてもおすすめです。
ジャイガー・フォート
住所:Above Amber Fort, Jaipur, Rajasthan 302001
電話番号:+91 79909 85414
入場料や利用料:あり
URL:ジャイガー・フォート
水の宮殿「ジャル マハル」
「ジャル マハル」は「ジャル マハル湖」にそびえ建つ宮殿です。
湖の上にあることから「水の宮殿」とも呼ばれています。
この「ジャル マハル湖」は16世紀にジャイプールの水がめととしてできた人工湖で、市民を支えてきた大切な場所です。
宮殿は17世紀にパルタープシン王によって建設され、夏の保養地として利用されていました。
外観は美しく、夜にはライトアップされ、より神秘的な空間になります。
内部見学は残念ながら見学できませんが、湖の辺りから神秘的で幻想的な、水の宮殿「ジャル マハル」を眺めてみてください。
特に夜にはライトアップされてぼんやりと光り、ゲームなどで出て来そうな雰囲気がありました。
湖沿いの道から鑑賞できます。特に夕暮れから夜にかけては、観光客や地元の方がたくさんいました。
私が行った時には、湖の前で、結婚式の撮影をしている方もいました。
水の宮殿「ジャル マハル」
住所:Amer Rd, Jal Mahal, Amber, Jaipur, Rajasthan 302002
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
URL:水の宮殿「ジャル マハル」
アノーキ美術館
インドで有名なブランド「アノーキ(Anokhi)」が提供している美術館が「アノーキ美術館」です。
アノーキ製品の特徴は木製の昔ながらの方法で絵付けをしているプリント生地です。
職人がまじかでブロックプリントを布に施し作成している姿を眺められ、非日常の体験ができます。
美術館というよりも工房に近い気がします。
職人さんが直接質問に答えてくれるのでキルトやテキスタイルに興味がある方は必ず訪れた方がいい場所です。
工房なのであまりお土産は売ってません。
なので、欲しくなったら市街のお店に行けば購入できます。
アノーキ美術館
住所:Anokhi Haveli, Near Badrinath Temple, Kheri Gate, Amber, Jaipur, Rajasthan 302028
電話番号:91 141 253 0226
営業時間:10:30-17:00(日11:00-)
定休日:月曜日
URL:アノーキ美術館
モーティ・デュングリ・ガネーシャ寺院
インドでもっとも知られてる神様「ガネーシャ」を祀っている寺院です。
「ガネーシャ」は商売繁盛のご利益があるとされ、多くの商売人が参拝しています。
やはり、どの国も商売には真剣になるのでしょう。
寺院自体はそこまで大きくないのですが、「モーティ・デュングリ・ガネーシャ寺院」周辺には小さなお店や屋台など門前市のような雰囲気なので十分に楽しめます。
神様へのご進物や関連商品が販売されているので思い出に購入してみてください。
また、礼拝に関しては詳しい決まりがなく、それぞれの人が自分なりの礼拝を行なっていますので周りをみながら見よう見まねで礼拝してみてください。
モーティ・デュングリ・ガネーシャ寺院
住所:Moti Doongri Rd、Tilak Nagar、Jaipur, Rajasthan 302004
営業時間:日の出ー日没
定休日:不定期
パンナ・メーナ
「パンナ・メーナ」はインド西部地方の各所で見られる、階段井戸と呼ばれる造りです。
インド西部は砂漠地帯で井戸を深くまで掘らなければ水源にたどり着かない地形なのでこういった井戸が主流にになりました。
垂直に掘る技術がまだ確立されていない時代にすり鉢状に井戸を掘っていく必要がありました。
そして生活に欠かせない水源は次第に大切なものという意識に変わり、階段部分に寺院のような装飾を施すようになり、今では観光地としても注目を浴びるようになっていきました。
地中に伸びた階段井戸は天地逆さまの寺院のようで、その造りの摩訶不思議さに圧倒され、素晴らしい景観に感動します。
インド西部の各所にあるのですが、「アンベール城」から歩いて15分ほどの場所にあり、アクセスが良いのはここだけなので、ぜひ観光の目的地に目指してください。
パンナ・メーナ
住所:[Near Amber Fort, Jaipur, India(https://goo.gl/maps/Ri6AGkBqtzj)
営業時間:なし(夜は暗く足元が見えないので日中に行くことをお勧めします)
ジャイプール観光の名物、象のタクシー
象のタクシーに乗れる場所
「ジャイプール」に来たら必ず乗って欲しい移動手段が象タクシーです。
この街の名物にもなっている「象タクシー」は観光客にとって欠かせない観光の1つです。
そんな観光の1つである象タクシーに乗れるのが、アンベール城の入り口付近です。
アンベール城の入り口には象がたくさんいるのですぐにわかると思います。
顔をペイントしている象も、ちらほらいてどの象に乗るかを選べます。
列になっているので日本のタクシーに乗る感覚と同じなのですが、アバウトなのもまたインドの良いところです。
ルールはあってないようなもので、自由度が高いので気に入った象に乗るのがいいと思います。
もし、話しかけるのに抵抗感がある方は列で待っていれば順番通りに象が来ますので安心してください。
象の体力などを考慮して、午前中しかやっていない場合があるので、早い時間の訪問をおすすめします。
象のタクシーの魅力
アンベール城は小高い丘の上にあります。
アンベール城まで揺られること10分ほどで到着します。
「ムガル帝国」時代には当たり前の移動手段であった象に乗って、王族が住んでいたお城に向かうという特別な体験ができるのが魅力です。
非日常が体験できる「象タクシー」で観光を楽しんでください。
ジャイプール観光におすすめのグルメスポット3選 ラッシーが人気!
では、ジャイプール観光におすすめのグルメスポットをみていきましょう。
ジャイプール観光におすすめのグルメスポットは以下のものがあります。
- ラッシーワーラー
- ニロス(Niros)
- エルエムビー(LMB)
続いて、ジャイプール観光におすすめのグルメスポットを、それぞれ詳しくみていきます。
ジャイプール観光におすすめのグルメスポット①: ラッシーワーラー(LASSIWALA)
インドといったら「カレー」のイメージですが「カレー」に欠かせない飲み物が「ラッシー」です。
インドでは「ラッシー」も人気があり国民が愛する飲み物です。
「ラッシー」は屋台やカレー屋さんならどこでも飲めますが「 ラッシーワーラー(LASSIWALA)」はラッシーの聖地にふさわしい美味しいラッシーが飲めます。
1944年創業の老舗「ラッシーワーラー(LASSIWALA)」は素焼きの食べられるコップの中にラッシーをいれてくれるのでラッシーを飲み終わったらこのカップを食べるのも醍醐味です。
ぜひインドに来たら本場のラッシーを楽しんでください。
ラッシーワーラー
住所:3, MI Road, Paach Batti, Jayanti Market, Ashok Nagar, Jaipur, Rajasthan 302001
営業時間:10:00-21:00(時間は前後します)
定休日:不定休
ジャイプール観光におすすめのグルメスポット②:ニロス(Niros)
1949年に創業した「ニロス(Niros)」はジャイプールの超有名店です。
ジャイプールがある北インド料理やラジャスタン料理、を始め西洋料理や中華料理など種類が豊富で様々な味付けを楽しめる老舗です。
スパイシーな味付けのタンドリーチキンやマトンカレーのラール・マース、ヘルシーであっさり食べられる、とうもろこし粉で作られたラジャスタン風ロティなどが人気です。
アルコール類も充実しているのでぜひ、老舗の味を楽しみに訪れてみて来ださい。
ニロス(Niros)
住所:Shop No.80, Near Bank Of Baroda, Mirza Ismail Road, Jaipur, Rajasthan 302001
電話番号:91 141 237 4493
営業時間:11:00-23:00(16:00-18:00はクローズ)
定休日:なし
URL:ニロス(Niros)
ジャイプール観光におすすめのグルメスポット③:エルエムビー(LMB)
カジュアルレストラン「エルエムビー(LMB)」はベジタリアンメニューが人気で創業280年の老舗です。
街の中心に位置し、観光の際に気軽に立ち寄れるお店です。
観光客からも人気ですが広い店内なので、地元の方もいて、いつでも賑わっているお店です。
インドといったら「カレー」のイメージ通り、美味しいカレーが堪能できます。
カレーとスープが乗った定食やラジャスタン風タンドリーロティ、ラジャスタニ・タールといった「ジャイプール」に来たら食べておきたい名物がたくさんあります。
ベジタリアンのスイーツショップも隣接されているので合わせて利用していただきたいスポットです。
エルエムビー(LMB)
住所:No. 98, 99, Johari Bazar Rd, Bapu Bazar, Biseswarji, Jaipur, Rajasthan 302003 インド
電話番号:91 141 256 5844
営業時間:8:00-23:00
定休日:無休
URL:エルエムビー(LMB)
ジャイプール観光の買い物はジョーハリーバザールがおすすめ
ラジャスタン州の工芸品が集まる「ジョーハリーバザール」はお土産やアクセサリーを探すには、もってこいのショッピングストリートです。
活気溢れるインド 商人との交渉も観光の楽しみの1つで、勇気を持ってディスカウントすればお得に購入できます。
たくさんのお店があってあっという間に時間が過ぎてしまうスポットです。
また、お土産を購入する場所としてもう一つ人気の場所が、「ANOKHI(アノーキー)」という「現代モダンデザイン」と「インドの伝統工芸品」が混ざり合い協和された人気ブランドのお店で、インドの伝統工芸であるブロックプリントを、現代風の可愛らしいデザインに生かしていて、インドのおしゃれなお土産として大変人気です。
私はTシャツを値引き交渉して購入しました。
細い道を1本入ると、地元の方が買い物をするような日用品を売るお店もあり、インドの日常生活を垣間見れます。
私も「アノーキ」のお店でお土産を購入しました。
清潔でおしゃれな店内は、インドの混沌とした空気を忘れられ、観光客がたくさんいました。
アノーキは、ブロックプリントのカラフルな布で作られた、可愛い服やポーチなどがたくさん売っていて、女性向けのお土産を買うのにはぴったりでした。
魅力的な観光地が多いジャイプールへの行き方
インドの首都「デリー」はインド観光の際に初めのスタート地点になります。
そこから「ジャイプール」には電車で行くのが一般的です。
ニューデリー駅でチケットを購入します。
購入の仕方が特殊なインドなので事前に購入の仕組みは調べてから駅に向かってください。
こちらに詳しい電車の乗り方が記載してあります
インドのひとり旅は危険?注意点、女性と男性の違いは?【治安|病気】インドひとり旅に危険でも行きたい、インドの魅力 世界中のバックパッカーが集まる「インド」はバ...
「ACC」というエアコン付きの座席シートで料金は「875Rs(約1356円)」でこれは直前で購入した際の1番高い料金です。
余裕を持って事前購入しておけばもっと安くいけるので事前準備は欠かさずにしましょう。
ジャイプルまでは5時間弱の電車旅になります。
なので、エアコンがない車両だと料金は安いですが、正直苦しい電車旅になってしまうので、エアコンありの車両を選ぶことをお勧めします。
この「ACC」車両では食事がつき、機内食のような感覚で食事を取れます。
普通用かベジタリアン用で選べ、「ベジ」or「ノンベジ」と聞かれるので自分の好みを答えましょう。
電車内は窓側のみコンセントがあるので、事前に余裕を持って予約する際は、窓側を選ぶことがポイントです。
ゆったりとした席で電車旅を楽しめば目的地の「ジャイプール駅」に到着します。
ゴールデントライアングルの1つ「ジャイプール」観光の魅力
インド観光の際に耳にする「ゴールデントライアングル」の1つ「ジャイプール」には「マハラジャ」という文化がどれだけ豪華で華やかだったのかがわかる歴史的な建造物が今もなお残っています。
インド特有のスパイスの効いたカレーやカレーには欠かせないラッシーの名店があり、観光に、食事に、ショッピングにとなっでも楽しめる人気観光地です。
象タクシーやブロックプリントを実際に体験し、「マハラジャ」が栄えていた時代にタイムスリップしてみてください。
歴史を学びながら、当時の文化に触れる機会もなかなかないのでぜひ特別な体験をしてみてください。
きっと素敵な思い出になりますよ。
インドの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介【治安の前に】インドってどんな国? インドは南アジアに位置し、インド洋に面している国です。
...
都内の大学に通う女子大生。
遺跡巡りを中心とした、世界の歴史や文化を知る旅が趣味です。
春休みに2週間かけてインドを旅行したほか、夏休みには1か月以上かけて陸路でイラン、アゼルバイジャン・ジョージア・トルコを回りました。
渡航歴
イタリア/オーストラリア/カナダ/ベトナム/インド/カンボジア/イラン/アゼルバイジャン/ジョージア/トルコ