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2019/04/04

スペインの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介

情熱的でエキサイティングなフラメンコやサッカーを始め、デザイン的に優れた建築物、世界遺産など、見どころが満載です。

そんなスペインに渡航するにあたり、気になるのは治安。
スペインの治安はどのようになっているのかしっかり把握し、素晴らしい旅になるようにしましょう。

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【治安の前に】スペインってどんな国?

ザグラダファミリア

ヨーロッパのイベリア半島に位置するスペイン王国
日本と同様の立憲君主制国家。国家元首である国王は象徴君主という位置付けで存在し、政治は首相のもと国民主権で行われています。

現在はカトリックが94%、残りはユダヤ教徒とイスラム教徒などが存在しています。
かつてはイスラム文化が繁栄しており、その素晴らしい建築物を見ることもできます。

公用語 スペイン語
首都 マドリード
面積 506,000㎢
人口 4.5億人
通貨 ユーロ(€)

首都のマドリードは、スペインにおける歴史とビジネスの中心部。
ガウディの建築物をはじめ、アート作品のような建築物が魅力のバルセロナもスペイン旅行には外せません。

また、眩しい太陽と鮮やかな色彩の街並みが素晴らしいアンダルシア地方。
かつてのイスラム文化の繁栄の地であったアルハンブラ宮殿はこのグラナダにあります。

スペイン北部のガリシア地方には、中世の面影を残す街や修道院が。
ラ・マンチャ州の古都トレドには中世の城が現存しており、かつて騎士がこの城を守た資料を多く見ることができます。

さまざまな地域にそれぞれの文化があることがわかりますね。
スペインの主要な地方を回れば、広大なためかなり駆け足になりますが、様々な光景や体験に出会えること間違いありません。

ちなみに日本はスペイン・マドリードより8時間進んでいます。
羽田空港からマドリード・バラハス空港まではおよそ16時間ですが、現地に着いたら時計を8時間戻す必要があります。

ちなみに日本からマドリード・バラハス空港およびバルセロナ・エル・プラット国際空港いずれも直行便はなく(2019年3月)パリあるいはフランクフルト、ロンドンなどで乗り換える必要があります。

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スペインの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい

地球儀

外務省の海外安全ホームページでは、各国の治安に対する危険レベルを発表しています。
紛争やテロなどの治安のほか、感染症や災害に関する危険度を、4段階のレベルで表しています。

レベル1/黄色

「レベル1:十分注意してください。」
その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
外務省海外安全ホームページ

事故や危険に遭うリスクが少なからずあるという治安情勢です。
渡航そのものは禁止されておりませんが、渡航の場合は危険を避けるべく十分に注意してください。

レベル2/山吹色

「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」
その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに,十分な安全対策をとってください。
外務省海外安全ホームページ

事故や危険に遭うリスクがかなりあるという治安情勢です。
不急不要の渡航は控え、また、万一渡航の場合は危険を避けるべく十分な注意を払ってください。

レベル3/オレンジ色

「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)
外務省海外安全ホームページ

事故や危険に遭うリスクが非常に高く、該当する地域への渡航は止められています。
日本からの運行は全て中止されており、該当地域に滞在している日本人にも退避および帰国を促されています。

レベル4/赤色

「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」
その国・地域に滞在している方は滞在地から,安全な国・地域へ退避してください。この状況では,当然のことながら,どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
外務省海外安全ホームページ

事故や危険に必ず遭遇するような治安情勢のため、該当する地域への渡航はできません。
目的が何であれ渡航そのものを禁止されており、該当地域に滞在している日本人には退避および帰国の勧告が発令されています。

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スペインの治安状況は?

スペインの国旗

スペイン全域において、治安や感染症に関する危険情報は発令されていません。
航空の運用もされており、通常通り入国および出国できる治安状態です。

スペインは過去にいくつかテロの標的にあったことがありますが、その悲劇を教訓としてぐっとセキュリティが強化されており、かつてに比べ治安はぐっと良くなっているのが現状です。
市街地をはじめ、観光地などの人が集まる場所では警官が多く警護にあたっていることが、治安への安心できる証拠であります。

しかし、やはりヨーロッパでは日本人観光客が被害に遭う事件はあります。主な被害状況として報告されているのは、スリや置き引きといった犯罪が多いです。
命を狙われるようなものではないものの、財布やパスポート、スマートフォンを失うリスクがあり、安全な旅行にするために厳重な注意が必要です。

首都マドリードの治安状況は?

スペイン マドリッド

マドリードの治安は他のヨーロッパおよびスペイン各地の都市に比べ、かなりいい方です。
もちろんスリや置き引きに全く遭遇しないというわけではないため、入念に気をつけていればそこまでトラブルも起きずに過ごせるはずです。

特にセントロサラマンカといった裕福層の多い地域は治安がいいとされています。
ホテルに近く、人通りの多いところであってもおしゃれなバルを見つけることができるので、夜に飲みに出かける際も安心です。

マドリードで宿泊する場合、セントロ中心となるでしょう。
セントロはプラド美術館やプエルタ・デル・ソルにも近く、観光に便利でハイクオリティなホテルが揃っています。
ホームレスや物乞いも他の都市に比べて少なく、警官の数も多いため歩いていても比較的安全です。

また、サラマンカは中心部からは少し離れていますが、高級住宅地が多く、つまりは治安面でも安全なのです。
閑静な住宅街の中にホテルが健在しているため、リーズナブルながらも満足のサービスで宿泊することができます。

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治安のいいスペインでも気をつけるべき犯罪5選

犯罪

スペインで起こる犯罪は、先述の通りスリや置き引きなどが多いです。
その手口は巧妙化しており、ここに紹介する以外にも、あらゆる手口で盗まれたという声もたくさんあります。

大切なお金や携帯、パスポートを盗まれてしまうと、後の旅行が楽しめなくなってしまいますよね。
観光地だからと一瞬の気の緩みが命取りなので、自分の荷物や貴重品には常に気をつけましょう。

また、一見家族連れや女性同士に見えても、実は犯罪のグループであるといったことが多いです。
子供や女性、老人であっても、ふらふらと近付いてくる人には十分に警戒しましょう。

気をつけるべき犯罪①:スリ

スペイン全土で注意しなければならないのはスリ。
観光地や地下鉄など、人が多くて集中力が散漫するような箇所は絶対にいると思って行動してください。

ケチャップやアイスクリームなど、何らかで相手を汚し、親切を装って拭き取るふりをします。
あるいは「何lかついてるよ」と声をかけて、どうしようとパニックになり、ついうっかり荷物から目を離しているうちに荷物が盗まれてしまっています。

これ以外にも地図などを広げて手元が見えないようにして盗む、じゃれてきた子供に構っている間に盗むなど、その手口は巧妙化しています。
いずれも注意力を散漫させて荷物から目を離させることが目的なので、何かあっても焦らず、冷静に対処するように心がけましょう。

気をつけるべき犯罪②:置き引き

一人旅行用のカバン

レストランにて、座席の後ろにカバンをかけておいて食事をしていると、気がついたらカバンの蓋が開いていて財布がありません。
また日本と同じ感覚で、公共機関の座席で居眠りしてしまい、目が覚めたら抱えていたはずのカバンがすっかりなくなっていました。

こういった荷物から目を離す行為は、置き引きの犯人にどうぞ取ってくださいと言っているのと同じなのです。
座席に座る時であっても常に膝の上にカバンを置き、トイレに行く時であっても席に放置したりせず、肌身離さず持ち歩いてください。

気をつけるべき犯罪③:偽警官

警察官後ろ姿

観光をしていると、数名の警官がやってきて、「セキュリティー強化のために荷物検査をしている」と言われ、カバンを渡すと、戻ってきた時にはパスポートや財布がなくなっていました。
また警官から聞き取り調査をすると言われ、応じていると、別方向から来た第三者にいつの間にかカバンの中のパスポートを盗られていました。

これらは全て警察官を装った犯罪グループの手口です。
後者のパターンは、警官役と犯行に及ぶ役割とが分かれている例です。

警官は本物か偽物か、わかりづらいというのもポイント。
「わからない」と日本語で応対することや、「警察である証拠はありますか?」(警察手帳を見せてもらう)などと対応することで、これらの被害を防ぐことができます。

気をつけるべき犯罪④:ひったくり

周りに人がいるいないを問わず、どこでも起こりうる犯罪がひったくりです。

路地を歩いているといきなり殴られたり、突き飛ばされたりして無理やり荷物を取っていくという手口が一般に知られています。
しかし、逆にいつ盗られたのかわからないように、例えばサッカー観戦後のスタジアムの混雑で、人並みに揉まれていたらいつの間にかカバンがなくなっている、と言ったパターンも少なからずあります。

気をつけるべき犯罪⑤:首締め強盗

一時期スペインで最も気をつけなければいけないと言われていたのが首締め強盗です。
このパターンはもし荷物がなくなっていても、生きて帰れるということが幸運なのかもしれません。

人通りの少ない路地を歩いていると、いきなり首を絞められ意識がなくなり、気がついたら荷物がなくなっていたというパターンです。
小柄な日本人の方の話ですが、道を歩いていたらいきなり体が宙に浮いたと思ったら、大きな男に首を絞められながら体を持ち上げられていた、という話も聞きます。

近年は減りましたが、それでもやはり油断はしてはいけません。
人通りの少ない道を一人で歩かない、昼間でも注意は必要だけれども、夜は特に一人歩きは避けることが大切です。

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治安のいいスペインでも注意するポイント10選

スペイン ストリート

比較的治安がいいスペインですが、それでもやはり注意するポイントはあります。
全く海外旅行にいったことがないという人は、ついつい日本にいるときの感覚になりがちで、それが最も犯罪者に狙われたり、トラブルに遭いやすいきっかけだったりします。

スペイン観光においての注意事項を紹介します。
中にはスペインに限らず、海外・ヨーロッパに渡航するにおいて頭に入れておきたいものもあります。

注意するポイント①:常に蓋が開いているカバンは絶対NG

まず、カバンは蓋がついていて、さらにファスナーやポケットなどで中が複雑になっているものが最も理想です。
トートバッグはカバンの中に簡単に手を入れられやすいので、スペイン旅行での使用は避けましょう。

また、蓋が閉まらないくらい荷物がパンパンだったり、ファスナーが壊れているカバンもNGです。
壊れたカバンで泣きをみるより、新しいカバンでしっかりと対策をしましょう。

注意するポイント②:荷物は自分の見えるところに

例えばリュックサックは、盗まれていることに気がつきません。
ショルダーバッグをしっかりと斜めがけにし、体の前に荷物が来るようにして持ちましょう。

ウエストポーチを体に巻いた上で、上からコートを羽織るという方法も、荷物が目立ちづらくおすすめです。
日本にいる時のように財布をズボンの後ろポケットに入れておくということは非常に危険です。

注意するポイント③:金銭類は分けて持つ

金銭類を分けて持つのも一つのアイデアです。
バッグやポケット、ウエストポーチ、靴の中に入れておくという人もいるそうです。

また例えば万が一強盗に遭遇して金を出せと言われた時、あるいはポケットをカッターナイフで切られて中に入れていたものを盗られてしまっていた時。
そういったときに他に分散してお金を持っていれば、リスクが少なく済みます。

注意するポイント④:財布は人前で出さない

お財布

日本のように、財布を片手で持ちながらショッピング…などということをしていたら確実に盗まれます。
バルで飲みながらテーブルの上に財布やスマートフォンを出しておくというのも、日本なら大丈夫かもしれませんが、スペインでは危険行為です。

理想は小さなポーチや袋など、お金が入っていると思われないようなものを使うこと。
先述の通り金銭類を分けて持つ際、クレジットカードは定期入れに、小銭は小銭入れに、札は
数ユーロごとにポーチに、などといった風にしておくと便利です。

今は100円ショップでもカジュアルなポーチがたくさん売っています。
筆者は数個セットで販売されているポーチに小銭や札を日ごとに分けて入れ、肝心の財布はカバンの内ポケットの下の方に入れ、更にハンカチなどで包んで目立たないようにしています。

注意するポイント⑤:近付いてくる人に注意

先述の通り、犯罪者は一般人を装って犯行に及びます。

スペインでは日本人やアジア人が珍しく、中にはにこやかに話しかけてくる人もいます。
万が一話しかけられて対応するときは、荷物をしっかりと自分の前に持ち、ファスナーを抑えてカバンを開けられないようにしましょう。

また、やけに体を近付けてくる、目線があちこち泳いでいる、などといった明らかに不審な行為をするような人もいますが、中には非常に巧妙な犯罪者もいます。
普通の人のように見えても、できればあまり対応せずにすぐその場を離れるようにしましょう。

海外に旅行するにあたり、現地の人との交流も楽しみという人も一定数いるでしょう。
しかし、海外旅行に慣れないうちは話しかけてくる人は全て無視する、くらいの気持ちでいた方がいいのかもしれません。

日本人は警戒心が薄く、絶好のカモにされやすいです。

注意するポイント⑥:物乞いやジプシーに注意

「近付いてくる人に注意」にも共通してきますが、やはり日本人には物乞いが多く寄ってきます。
哀れな気持ちから、物乞いにお金をやってしまう人もいますが、つきまとわれたり、仲間の物乞いに情報を流され詐欺やスリなどのカモにされることもあるので、絶対に避けましょう。

スペインの特徴として、やはり移民やジプシーが多いです。
彼らの存在が必ずしも犯罪に繋がっていると言うわけではありませんが、非常にセンシティブな事柄であることを念頭に置きましょう。

スペインでは、ジプシーはバス停や駅など、割とあらゆるところにいます。
日本では珍しい光景ですが、こういった人達をじろじろと見つめたり、構ったりすることはせず、普通にその場を去るようにしましょう。

注意するポイント⑦:観光地ではある程度英語は通じる

スペインの公用語はスペイン語です。
しかし、国民が全く英語が通じないかと言うと、そんなことはありません。

マドリードやバルセロナなどの観光地において、英語が通じるスタッフもいますし、標識もスペイン語と英語の二カ国で表記されています。
スペインの英語の能力は、88か国中32位となっています。

ただ、グラナダやラ・マンチャなどの地方はあまり英語を網羅していないこともあります。
もしスペイン全域の旅行を考えている場合、必要最低限なスペイン語は覚えていったほうがいいかもしれません。

注意するポイント⑧:深夜の散策は控える

危険な夜道

スペインは日本よりも赤道に近い関係で、朝は7時〜8時まで暗く、夜は20時や21時頃まで明るいと言う特徴があります(しかし、冬は日没が早く18時代頃になります)。
そのため、夜の散策も一つの魅力。特に都心部は人が多いため、バルを巡ったり、イルミネーションを楽しんだりと、様々な楽しみ方ができます。

しかし、日本と同じ感覚で深夜を一人で歩いたりするのは非常に危険です。
賑わっているような区画でも、一歩裏に入ると非常に暗く、危ない雰囲気があります。

散策を楽しみたいが、危険な区画は避けたいと言う人にオススメが「ツーリスト・インフォメーション」。
スペイン観光の前に、訪問予定の地域のうち、治安がいい場所とそうでない場所を直接聞くことができます。

注意するポイント⑨:イスラム過激派テロ組織

ヨーロッパ各地で脅威を奮っているのが、アル・カイーダとも関係があると言われている「イスラム過激派テロ組織」。

2004年に発生した「マドリッド同時多発列車爆発テロ事件」を起こした組織であると報道されています。
朝の通勤時間を狙ったこのテロは、バルセロナ駅を中心に複数回の爆発があり、191名の犠牲者と2000名以上の負傷者を出す大惨事となりました。

スペインは少数ではありますが、一定数イスラム教徒がいます。
このような問題があった場合には特に、イスラム教徒の方々を取り巻く情勢はセンシティブになりがちです。

注意するポイント⑩:バスク祖国と自由(ETA)

バスク地方はフランスとスペインにまたがる地方で、独特の文化や言語を有する地域でした。

このバスク地方の町々はとても美しく魅力的な場所ばかりですが、1950年代にはフランコ独裁政権による武力弾圧がありました。
かの有名なピカソの「ゲルニカ」は、このバスク地方のゲルニカという街の爆撃を描いたものです。

そういった弾圧に反発する組織が誕生し、その中でも過激派と化したのがこのバスク祖国と自由(ETA)です。
主にバスク対抗派に対する報復を目的とし、多くのテロ事件を引き起こし、治安に対する不安を増大させてきました。

2017年にはスペインとバスク地方において完全武装解除の報道がありました。
よって現在、このETAによるテロ活動はほぼ無いと思われますが、スペインにはこのように地域によって根強い問題を抱えているという可能性を念頭に入れましょう。

<下に続く>

治安のいいスペインで、戦争の危険性はある?

戦争

スペインは対外的な戦争の危険は勧告されていませんが、今最も懸念されているのが、独立運動が活発なカタルーニャ地方との衝突です。

カタルーニャ地方は過去5年にわたり、独立を巡ってスペイン中央政権と対立してきました。
2018年10月にカタルーニャ州で行われた独立を巡る住民投票によって、スペイン中央政権との関係は緊迫状態になっています。

カタルーニャにはバルセロナやタラゴナなどといった観光地が含まれています。
現状普通に観光ができ、カタルーニャ地方への出入りも簡単にできますが、やはり治安にというよりも、言動に気をつけたほうがスムーズに観光できることも事実です。

今後何かしらのトラブルが発生しないとも言いきれないので、十分に気をつけて渡航計画を立てる必要があります。

<下に続く>

治安のいいスペインで、テロの危険性はある?

電車の前のバックパッカーの男女

現状、スペインに限らず欧州全体において、テロ攻撃への警戒が高まっています。

2017年8月にはバルセロナ市のランブラス通りにて、車両突入テロ事件が発生したほか、フランスでのストラスブール市のクリスマス・マーケット付近でも銃撃戦が発生しました。
これらの特徴は人が多数集まる場所を狙い、不特定多数を標的としています。

バルセロナ市の車両突入テロ事件はイスラム過激派組織によるものとの報道でしたが、先述の通り武装停止となったバスク祖国と自由(ETA)過激派の残党が残っている可能性があります。
万が一の事が起こった場合、どうすれば助かる可能性が高くなるのか常に考えた上で渡航しましょう。

<下に続く>

治安情勢に気をつけて、スペインの観光を楽しもう

スペイン パエリア

スペインは比較的治安がよく、気をつけていれば十分に観光が楽しめます。
しかし、それでもやはり日本人が被害に遭うような事件も存在するので、いくら治安がいいといえども気を抜くことが危険を招きます。

あまり力を張りすぎても楽しめませんが、万が一事件に巻き込まれてしまったら、もっと楽しめなくなるのは明白です。
気を引き締めつつも、楽しむところはしっかり楽しんで、魅力的なスペインを全身で満喫することをお勧めします。

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