【名物の前に】青森県の弘前はどんなところ?
青森県弘前市は、青森県の西部そして津軽平野の南部を占める都市のひとつであり、かつては弘前藩の城下町として発展した歴史がある津軽地方の中心地です。
様々なメディア作品の舞台にもなり、国内最大クラスの集客を誇る桜の名所「弘前公園」や「弘前城」を筆頭に、ねぶた祭りや様々な観光プレイスが集積しています。
東北地方でも最大クラスの観光都市でことが伺えます。
また、青森県内でも特に「りんご」が弘前の「名物特産品」として知られており、全国の20%の生産量を占めています。
また、昔からの寒冷地のため保存食なども多く、その保存食が郷土料理やB級名物に形を変え様々な店舗で提供されています。
地元に根付いた郷土料理やB級名物を味わい、弘前っぽさを体感してみてはいかがでしょう?
【名物の前に】青森県の弘前へのアクセス方法
旅行者の所在地や移動手段によって、青森県の弘前へアクセス方法が変わります。
青森県内でも弘前は観光や交通拠点を担っていることが伺えます。
※本記事でいう「弘前」は、今回は「弘前市役所」を基準とさせていただきます。
飛行機利用の場合
遠方からのアクセスなら、やはり飛行機利用が最も早い方法になります。
国内外問わず複数の航空会社が乗り入れていますが、スペースの都合上その詳細記載は省略させていただきます。
【青森空港までの所要時間:例】
東京(羽田)⇒青森空港(約1時間20分)
大阪(伊丹)⇒青森空港(約1時間35分)
札幌(千歳)⇒青森空港(約50分)
名古屋(小牧)⇒青森空港(約1時間25分)
【青森空港から弘前までの所要時間】
青森空港 ⇒弘前(弘南バス利用: 約55分)
青森空港 ⇒弘前(タクシー利用: 約55分)
青森空港
住所:〒030-0155 青森県青森市大字大谷字小谷1番5号
電話番号:017-739-2000
URL:公式サイト
JR利用の場合
下記のJR利用アクセス方法は、最短方法になります。
【札幌駅から新青森駅までの所要時間】
札幌駅
↓(特急スーパー北斗)
新函館北斗駅
↓(北海道新幹線はやぶさ)
新青森駅(トータルで約4時間30分)
【新大阪駅から新青森駅までの所要時間】
新大阪駅
↓(東海道新幹線のぞみ:約3時間)
東京駅
↓(東北新幹線はやぶさ:約3時間)
新青森駅
【新青森駅から弘前駅までの所要時間】
新青森駅 ⇒弘前駅(特急:約25分)
※札幌ルート、新大阪・東京ルート、ともに共通。
車利用の場合
下記のルートは、ほんの一例です。
【国道7号利用の所要時間】
青森 ⇒ 弘前(40km:約1時間)
秋田 ⇒ 弘前(165km:約3時間15分)
【東北自動車道利用の所要時間:東京から】
川口JCT
↓(約651km:約7時間30分)
大鰐弘前IC
↓(約12km:約25分)
弘前
【東北自動車道利用の所要時間:青森から】
青森IC
↓(約12km:約10分)
浪岡IC
↓(約14km:約10分)
黒石IC
↓(約15km:約30分)
弘前
高速バス利用の場合
関東以北からの高速バスのみです。
ちなみに記載されている高速バス全ルートの運行管理会社は「弘南バス」です。
他にも様々なルートあるので、高速バス利用を考えているなら1度お問い合わせをお勧めします。
【弘前各地までの所要時間例】
東京・新宿 ⇒ 弘前・五所川原(約9時間)
東京・上野 ⇒ 弘前・青森(約9時間)
仙台 ⇒ 弘前(約4時間35分)
盛岡 ⇒ 弘前(約2時間15分)
弘南バス 高速バス予約センター
住所:〒036-8326 青森県弘前市大字藤野2丁目3-6
電話番号:0172-37-0022 ※弘南バス予約センター
予約受付時間:9:00-18:30
定休日:年中無休
URL:公式サイト
フェリー利用の場合
フェリー利用は函館からのルートのみです。
ちなみに津軽海峡フェリーの函館⇒青森ルートは定期便です。
【青森フェリーターミナルまでの所要時間例】
函館フェリーターミナル⇒青森フェリーターミナル(約3時間40分)
【JR弘前駅までの所要時間】
青森フェリーターミナル⇒JR青森駅西口(タクシー利用:約10分)
JR青森駅⇒JR弘前駅(JR 利用:約40分前後)
津軽海峡フェリー 青森フェリーターミナル
住所:〒038-0002青森県青森市沖館2丁目12番1号
電話番号:017-766-4733
予約受付時間:9:00-18:00
定休日:年中無休
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物B級グルメ4選【郷土料理編】
最初に紹介する弘前の名物B級グルメですが、「郷土料理」に近い名物料理です。
いずれの料理も、B級グルメというよりは、昔から伝わり今も多くの人に親しまれているものばかりです。
その名物郷土料理と、その料理を食べることができるお店を紹介します。
弘前のおすすめ名物郷土料理 ①:じゃっぱ汁
そもそも「じゃっぱ汁」の「じゃっぱ」は青森の方言であり、「雑把(ざっぱ)」の意味があります。
通常は生ごみとして廃棄される「魚の『アラ』や内臓、骨など」の部位を指します。
またじゃっぱ汁に用いる魚は、「鱈」か「鮭」が一般的とされます。
多くの場合は塩のみで味を調整する場合が多く、いうなれば魚一匹丸ごと使い、様々な野菜や根菜類と一緒に煮こんだ「アラ汁」ともいえます。
この「魚一匹丸ごと」がポイントでです。
内臓や肝などと一緒に調理する事で味に深みが生まれ、弘前名物「じゃっぱ汁」の特徴となっているのです。
「津軽のおかず 旬の味 甚平」は、この弘前名物「じゃっぱ汁」が楽しめるお店のひとつです。
津軽のおかず 旬の味 甚平
住所:〒036-8003 青森県弘前市駅前町16-3
電話番号:0172-32-1408
営業時間:17:00-22:00
定休日:火曜日
予算:~4,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物郷土料理 ②:津軽そば
弘前で「幻のそば」と称される名物郷土料理「津軽そば」。
蕎麦粉のつなぎに大豆を擦り潰した「呉汁」が使用され、特徴のひとつにもなっています。
しかし、なぜ幻のそばなのでしょう?
「呉汁」使用のそば製造工程に多くの手数と時間が必要とされるゆえに、職人が減少傾向になりつつあります。
現在ではその職人が貴重な人材となり、用意できる量も限定されるからです。
柔らかくもちっとした食感がある弘前名物「津軽そば」は、噛むことで微かに大豆の香りもプラスされ風味豊かであることが体感できます。
その弘前名物「津軽そば」は名店「高砂」で味わえます。
高砂
住所:〒036-8191 青森県弘前市親方町1-2
電話番号:0172-32-8025
営業時間:11:00-18:00
定休日:月曜日
予算:~2000円
URL:紹介ページ
弘前のおすすめ名物郷土料理 ③:けの汁
弘前市周辺の名物「けの汁」とは、大根や人参の根菜類や凍み豆腐などの食材を5ミリの角切りにした後に、赤味噌で味付け煮込んだ具だくさんの「汁物」です。
比較的長く保存ができる上に、時間が経てば経つほど旨さが増すという点か特徴的です。
実は秋田県でも食されている保存食でもあり、食材こそ違いますが精進料理の面では同義です。
青森を含む東北地方では、女性の正月として「小正月」を祝う習慣が昔から存在していました。
その「小正月」に大鍋を用いて大量の弘前名物「けの汁」を作り、普段から忙しく家事に従事する女性たちを休ませる意図がそこにあったのです。
その弘前名物「けの汁」は弘前市土手町にある居酒屋「津軽郷土料理 あば」で食べることができます。
津軽郷土料理 あば
住所:〒036-8182 青森県弘前市土手町166 弘前東栄ホテル1F
電話番号:0172-34-8570
営業時間:18:00-23:00
定休日:日曜日
予算:~4,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物郷土料理 ④:弘前豚辛焼
「弘前豚辛焼」と記載して「ひろさきとんからやき」と読み取ります。
津軽地方に伝わる米味噌「津軽味噌」、弘前市の名産の代表格「りんご」、弘前産の唐辛子「清水森ナンバ」を用いた独自開発による南蛮味噌たれで調理した名物B級グルメです。
津軽地方産の「津軽豚」、または岩木山麓産の「岩木高原豚」などの青森県内有数のブランド豚をソテーして、定食や丼または串焼きなど店舗によって様々な形で提供しています。
コクがある甘さを含む唐辛子によって甘辛く、長期間熟成された辛口味噌と1つになることで舌触りの良い味にまとまります。
「津軽三味線ダイニング 響」にて、名物一品のおかずとして弘前名物「弘前豚辛焼」を食べることができます。
津軽三味線ダイニング 響
住所:〒036-8182 青森県弘前市土手町126 弘前パークホテル3F
電話番号:0172-31-0089
営業時間:17:00-22:00
定休日:月曜日
予算:~5,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物B級グルメ4選【海鮮料理編】
弘前市は青森県西部でも内陸に位置し、「山の幸」寄りの名物料理が多い印象があります。
しかし、「イガメンチ(イカメンチ)」や「貝焼き味噌」…など、耳にしたことがありませんか?
意外な名物海鮮料理が、弘前にちゃんと存在するのです。
弘前のおすすめ名物海鮮料理①:貝焼き味噌
青森県の名物B級グルメとしても過言ではない「貝焼き味噌」。
江戸時代、陸奥湾沿岸の漁師が鍋としてホタテ貝殻を使用したのが最初とされています。
また「貝焼き味噌」は、寒い弘前で栄養を得る目的で自然発生的に作られた料理です。
青森県陸奥湾産の大きいサイズの帆立貝の殻を使い、その中にネギや帆立の身などの具材に出汁と味噌を入れ、味を調えながらコンロ等で加熱、卵を溶きながら好みの状態で食べます。
最近は「ホタテ貝焼き味噌」も提供されており、より手軽に作る事ができます。
また名物「貝焼き味噌」を提供のお店は非常に多く、「創作郷土料理の店 菊富士 本店」や本記事内で別途紹介の居酒屋も「貝焼き味噌」を提供しています。
創作郷土料理の店 菊富士 本店
住所:〒036-8016 青森県弘前市坂本町1
電話番号:0120-38-3638
営業時間:11:00-15:00 17:00-22:00
定休日:木曜日
予算:ディナー~5,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物海鮮料理②:いがめんち
いきなりですが「いがめんち(イカメンチ)」は、弘前の名物B級グルメのひとつ数えられる郷土料理です。
その「いが」とは、あの「イカ」を意味します。
青森名産イカの足の部分(ゲソ)を包丁で叩き、そこに弘前産の旬野菜と小麦粉とで混ぜながら練ったものを、様々な調理法で食べますが、揚げる食べ方が一般的とされます。
弘前は「津軽地方の内陸部にある」という地理的条件が理由で海産物が貴重だったこともあり、イカひとつでも無駄なくいただくために生み出された、まさに家庭の味であり郷土料理なのです。
その弘前名物「いがめんち」を提供するお店も「貝焼き味噌」同様に非常に多く、居酒屋「土紋」も、揚げた「いがめんち」を一品として提供しています。
土紋
住所:〒036-8001 青森県弘前市代官町99
電話番号:0172-36-3059
営業時間:17:30-23:00
定休日:日曜・祝日
予算:~5,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物海鮮料理③:ニシンの飯ずし
日本全国様々な「飯すし」が、北海道から北陸地方にかけて存在しますが、青森県弘前にも名物郷土料理のひとつに「ニシンの飯ずし」があります。
飯ずしとは、様々な魚を塩と米飯だけで乳酸発酵させ、作り出された発酵食品です。
弘前名物の「ニシンの飯ずし」とは、10日間天日干したニシンに、炊いたもち米と唐辛子や生姜などを入れ、漬け込みます。
「生魚を丸ごと漬け込む」という北国独特の方法で作られ、今に伝わる保存食なのです。
この弘前名物「ニシンの飯すし」が気になる人は、是非「津軽弘前市場 ハマダ海産」訪問がおすすめ。
「虹のマート」の別名で地元に親しまれている弘前食品市場構内に、ハマダ海産は常設されています。
津軽弘前市場 ハマダ海産
住所:〒036−8003青森県弘前市駅前町12−1
電話番号:0172-28-6123
営業時間:8:00-18:00 日祝日 9:00-17:00
定休日:なし
予算:~1,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物海鮮料理④:タラのこあえ
「タラのこあえ」は、弘前の名物郷土料理のひとつです。
タラとは、ご存じ白子や切り身は鍋の具材に多用される定番の鮮魚ですが、実は青森が産地でもあるのです。
その新鮮な生真タラの子を使って名物郷土料理「タラのこあえ」を作ります。
人参や糸こんにゃくやネギなどの食材を醤油等で味を調え、さらに生真タラの子で和えて完成です。
人参の赤とタラの子白が映え、縁起を担ぐ料理として特にお正月にて食べることが多い名物逸品です。
この名物が気になるなら、弘前食品市場構内常設の「惣菜あいさか」での購入はいかがでしょう?
地元密着の様々な手作り惣菜が買えるお店として、人気を集めています。
惣菜あいさか
住所:〒036-8003 青森県弘前市駅前町12-1
電話番号: 0172-36-1350
営業時間:8:00-18:00
定休日:日曜日、祝日
予算:~1,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物B級グルメ4選【ラーメン編】
「ラーメンは国民食」といわれて久しいですが、それでも青森県弘前にも例に漏れずご当地名物ラーメンがしっかりと存在します。
今も進化し続けている、その弘前の名物ご当地ラーメンを紹介します。
弘前のおすすめ名物ラーメン①:津軽ラーメン(弘前ラーメン)
主に青森市や弘前市などの津軽地方で、昔から馴染みがある名物「津軽ラーメン」。
麺はちぢれが多い印象があり、麺のサイズは「細め~太め」であったり、麺の茹で具合も「柔らかい~やや硬め」と店によってかなり差があります。
煮干しや焼いた上に干した魚の出汁を醤油味にしたスープをベースにしており、そのスープは酸味がありのど越しすっきりしている点が特徴的です。
最近の流れで他の食材を合わせたり、逆に煮干に拘り倒した「極ニボ系」などのラーメンもあり、いわゆる「濃厚煮干しラーメン」がこれに該当します。
「たかはし中華そば店」は、口当たりスッキリな「濃厚煮干しラーメン」が体感できるとあり、行列が絶えることが無い名店です。
たかはし中華そば店
住所:〒036-8075 青森県弘前市撫牛子1丁目3-6
電話番号:0172-34-8348
営業時間:11:00-16:00
定休日:水曜日
予算:~1,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物ラーメン②:しじみラーメン
十三湖特産の「大和しじみエキス」が昆布出汁スープに深く馴染んでいる「しじみラーメン」。
その昆布出汁スープも三厩湾産昆布を惜しげもなく使っており、全く生臭さはありません。
肉厚の「大和しじみ」はもちろんトッピングされ、芳醇な味のスープはまさに絶品。
貝が全くダメな人も存在するので万人受けとは言い難いですが、五所川原の名物と謳うだけあり一定数の支持がある名物ラーメンです。
十三湖畔に本店を構える「元祖しじみラーメン和歌山」はその発祥店であり、弘前市内にも出店しています。
つまり弘前市内でも五所川原のご当地名物ラーメンが楽しめるのです。
元祖しじみラーメン 和歌山 弘前店
住所:〒036-8173 青森県弘前市富田町173
電話番号:0172-32-7878
営業時間:11:00-15:00
定休日:水曜日
予算:~1,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物ラーメン③:中みそラーメン
数ある弘前市や津軽地域の名物ラーメンの中でも「中みそラーメン」はその名物ラーメンのひとつに数えられます。
五所川原市内にある「中三デパート」のデパ地下が発祥の「みそラーメン」、ゆえに「中みそラーメン」なのです。
現在では弘前市にも普及し、今や「津軽や弘前名物」の「こってり系の味噌ラーメン」。
磨り潰したにんにく+生姜が前面に出たコクと強い刺激を感じ、口の中でザラザラ感がしっかり残る存在感が後を惹きます。
また、その味噌味スープと固ゆでの細麺は良く絡み、スープの味がメガ盛り状態の野菜と豚肉などの具材が更にテンションをアップさせます。
その名物「中みそラーメン」が「中三デパート弘前店」B1Fのフードコートで食べることができるのです。
中みそ
住所:〒036-8182 青森県弘前市土手町49-1 中三弘前店 B1F
電話番号:0172-34-3131
営業時間:10:00 - 18:30
定休日:年中無休
予算:~1,000円
URL:紹介ページ
弘前のおすすめ名物ラーメン④:味噌カレー牛乳ラーメン
札幌市内でラーメン店を経営していた創業者が、1970年代に、あるきっかけで青森市に「味の札幌」を創業します。
1975年以降になると、味噌ラーメンに様々なもの(マヨネーズケチャップ?)を足すのが流行る中、偶然にも牛乳とカレーを入れたことがそもそものきっかけです。
後に青森県のご当地ラーメンでもあり名物となる「味噌カレー牛乳ラーメン」として完成されます。
一見「イロ物」っぽく感じますが、味噌+牛乳のコラボが味噌のコクを含みつつマイルドさを醸し出します。
気になるカレーも、風味と香りを加える程度なので、カレーが苦手な人でも大丈夫な味に仕上がっています。
主に青森市で見かけることが多い名物「味噌カレー牛乳ラーメン」ですが、実は弘前でも食べられるお店があるのです。
「なべらーめん たぬき亭 本店」がそのお店であり、しかも「鉄なべ」で提供されます!
なべらーめん たぬき亭 本店
住所:〒036-8094 青森県弘前市外崎4丁目6-36
電話番号:0172-28-5963
営業時間:11:15-24:30 日祝 11:00-24:00
定休日:年中無休
予算:~1,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物B級グルメ3選【カレー編】
得てして「カレー」はご当地メニューが作られやすいジャンルのひとつです。
しかし、弘前の名物ご当地カレーには昨日今日作られたものではない、歴史を感じるカレーも存在します。
そのような弘前の名物ご当地カレーを紹介します。
弘前のおすすめ名物カレー①:けの汁カレー
郷土料理の項目で名物「けの汁」を紹介しましたが、さらに深化した「けの汁カレー」も有名であり、ご当地カレーとして認知されつつある逸品です。
弘前産リンゴを用いた名物「りんごカレー」と、これまた名物「けの汁」をハイブリットしたものであり、本来精進料理でもあるけの汁らしくヘルシーである点が特徴です。
しかしこのカレー、よくあるルーと汁を単純に足したのではありません。
カレーの為に味噌ベースのけの汁をゼロから調理し、さらにカレー粉を混ぜながら仕上げたフル調理のご当地カレーなのです。
このカレーが気になる人は、津軽ねぷた村内に常設の「津軽旨米屋」がおすすめです。
もはやB級グルメと断言できる名物ご当地カレーを実食してみませんか?
大かまど飯 津軽旨米屋
住所:〒036-8332 青森県弘前市亀甲町61
電話番号:0172-39-1511
営業時間:11:00-15:00
定休日:年中無休
予算:~2,000円
URL:紹介ページ
弘前のおすすめ名物カレー②:カレーライス
一見、何の変哲もない「カレーライス」です。
しかし、デン!とご飯やル―の上に鎮座している煮込まれた牛肉の塊と、その尋常じゃない量のカレーが、弘前名物カレーとして、弘前在住の学生の胃をがっつり掴んでいるのです。
そのような名物カレーライスを提供しているのが「カレー&コーヒー かわしま」です。
創業は1973年、以来45年もの間のカレーの製法は変えておらず、約15時間かけその日の分の仕込みをし、注文を受けた後に温めます。
定番の「カレーライス」以外にも「カツカレー」「シーフードカレー」など約10種以上揃えており、メニューによっては辛さやライスの量の調整(料金の差あり)も可能です。
何といっても注意しなければならないのはその量。
ノーマルは、女性ではおそらく食べきれないので、小盛カレーにするか、もしくは友人とシェアすることをおすすめします。
カレー&コーヒー かわしま
住所:〒036-8182 青森県 弘前市土手町136
電話番号:0172-34-8800
営業時間:11:00-18:30
定休日:木曜日
予算:~1,000円
URL:公式FaceBook
弘前のおすすめ名物カレー③:「キーマ“WILD”カレー」「チキン“MILD”カレー」
店名の「CHANTLOOSE(チャントルーズ)」とは、「聖歌(CHANT)」と「解放(LOOSE)」を掛け合わせた造語であり、店主オーナーの「ちゃんとしたルーズ」な性格の意味ももあるとかないとか。
メニューは「キーマ“WILD”カレー」「チキン“MILD”カレー」の2種類の他に「南インド風定食」があります。
弘前らしく、かつお節や煮干しなどの出汁を隠し味としているカレーもあり、「津軽人の舌に沿うようなカレー」をコンセプトにしています。
しかし「昼からビールが欲しくなるカレー」と称する声もあり、特にインドカレー好きなら1度は足を運ぶべきグルメスポットです。
「津軽人の舌に沿うようなカレー」…将来の弘前名物候補ではないでしょうか?
CHANTLOOSE(チャントルーズ)
住所:〒036-8184 青森県弘前市松森町121
営業時間:11:00-15:00 金土日のみ 18:00-20:30
定休日:火曜日
予算:~2,000円
URL:公式FaceBook
弘前のおすすめ名物B級グルメ3選【フレンチ料理編】
グルメな人にとっては、東北地方において「弘前はフレンチの街」と主張する人もいます。
やはり「りんご」が理由のひとつになりそうですが、それだけでもなさそうです。
弘前ならではのフレンチを紹介します。
弘前のおすすめ名物フレンチ①:フランス御膳
「洋館の街弘前」にある「旧東奥義塾外人教師館」の1Fにある「サロンドカフェアンジュ」。
県重要文化財指定の洋館にあるサロンカフェです。
「フレンチではなくて、カフェ?」
ランチメニューにある、弘前名物といっても過不足ない「フランス御膳」が堪能できるサロンです。
「フランス御膳」のメニュー構成は以下の通りです。
ちなみに「フランス御膳(A)」の価格は「1,620円」です
- 本日のオードブル
- 本日のスープ
- 本日のメイン(魚料理か肉料理を選択)
- サラダ
- ライス
- りんごのシャーベット
- エスプレッソコーヒー
また+500円で「フランス御膳(B)」となり、本日のメインが魚料理と肉料理の2種になります。
なぜサロンでフレンチが楽しめるのでしょう?
弘前のフランス料理の名店「シェ・アンジュ」プロデュースのサロンだからです。
サロン ド カフェ アンジュ
住所:〒036-8356 青森県弘前市下白銀町2-1旧東奥義塾外人教師館1階
電話番号:0172-35-7430
営業時間:9:30-18:00
定休日:年末年始
予算:~2,000円
URL:紹介ページ
弘前のおすすめ名物フレンチ②:りんごフルコース
今でこそ「りんごのフルコース」を提供しているフレンチは点在しています。
しかし「シェ・モア」が最初にに提供した、名物とも言えるフルコースなのです。
「日本一食材の宝庫の青森をそして地産地消の食材を愛し、そして創作し常に美味しい料理を作りたい」のコンセプトの元、産み出されたのが「りんごフルコース」です。
数ある創作りんご料理の中でおすすめは、やはりメイン料理。
「近海魚のポワレシードルソース」は、リンゴ風味が口の中に染み渡り、意外にも白身魚との相性もマッチします。
「牛ほほ肉のカダイフ包み焼き 赤ワインソース」では、赤ワインで煮込んだ肉をりんごが絡むことで濃厚さを際立たせ、地産のりんごをメインに据えた発想そのものが特筆ものなのです。
フランス食堂 シェ・モア
住所:〒036-8001青森県弘前市代官町53-2
電話番号:0172-33-7990
営業時間:11:00-14:00 17:00-21:00
定休日:月曜日
予算:~8,000円(ディナー)
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物フレンチ③:りんごの冷製スープ
「木村秋則さんの自然農法栽培りんごの冷製スープ」。
きめ細かいテイストのスープに、フワフワのミルクエスプーマと林檎パウダーをトッピング。
瑞々しい林檎の風味が口全体に染み渡ります。
「レストラン山崎」を有名にした逸品であり、弘前を代表する名物フランス料理でもあります。
木村さんの手による林檎の美味しさや旨さを最大限に活用する為、試行錯誤を繰り返し仕上げた逸品。
林檎丸ごと用いているのも、木村さんの林檎への拘りの結果です。
この逸品を楽しむために、遠方からレストラン山崎へ訪問する常連客も多いのです。
木村さんの林檎とは、無農薬・無肥料「奇跡のりんご」の栽培に成功した「木村秋則氏」によるこだわりの林檎を意味します。
「レストラン山崎」は、この林檎を用いた料理を提供する人気フランス料理の名店です。
レストラン山崎
住所:〒036-8191 青森県弘前市親方町41
電話番号:0172-38-5515
営業時間:11:00-14:00 17:30-20:30
定休日:月曜日
予算:~6,000円(ディナー)
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物B級グルメ3選【居酒屋編】
青森も東北地方の例に漏れず、米所でもあり酒処でもあり、旨い肴もあることを意味します。
先に紹介した名物郷土料理や海鮮料理も含め、旨い酒と肴を提供する居酒屋の名店も弘前に点在しています。
中には津軽三味線のライブがあるスポットも。
そのような居酒屋をいくつか紹介します。
弘前のおすすめ名物居酒屋①:津軽三味線ライブ あいや
「津軽三味線奏者 渋谷和生氏」が経営する、名物郷土料理専門店「津軽三味線ライブ あいや 」。
津軽の地酒と津軽の名物郷土料理を味わいながら、リアルな津軽三味線の生演奏ライブが観賞できます。
ライブのプログラム内容は日替わりです。
日によってはお客様と一緒に赤い頬かぶりを被りつつ「津軽民謡りんご節」を手拍子を交えて歌うことも。
またライブだけではなく津軽の各種名物郷土料理も旨いという声も多く、特に「イカメンチ」や「貝味噌焼き」「けの汁」がおすすめです。
津軽の魂を揺さぶり続ける津軽三味線の演奏による「じゃわめぐ」に触れてみませんか?
津軽三味線の生演奏ライブに興味がある人は、予約した方が確実です。
※「じゃわめぐ」とは「鳥肌になるレベルで心に響く」を意味する津軽地方の方言です。
津軽三味線ライブ あいや
住所:〒036-8186 青森県弘前市富田2丁目7-3
電話番号:0172-32-1529
営業時間:17:00-23:00
定休日:不定休
予算:~5,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物居酒屋②:郷土料理しまや
女将さんとお手伝いの方の2人でお店を仕切る「郷土料理 しまや」。
弘前市を代表する、老舗酒場のひとつです。
大皿料理がズラリと並ぶカウンター席とテーブル席が少しあるだけで、女将さんと自然な会話ができてしまうような店内。
だるまストーブとコトコトする鍋の湯気に囲まれた癒し漂う空間がそこにあります。
まな板を叩く音も心地よく、女将さんとの何家無い会話に郷土の空気を感じます。
メニューは黒板に記載されている名物料理そのままです。
季節ごとの弘前家庭料理を食べさせてくれるお店なので、メニュー記載が無いものでも女将さんとの会話によって用意すしてもらえるかもしれません。
郷土料理しまや
住所:〒036-8202 青森県弘前市元大工町31-1
電話番号:0172-33-5066
営業時間:15:00頃-22:30
定休日:日曜
予算:~4,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物居酒屋③:津軽居酒屋わいわい
津軽地域の港に揚る、地産の帆立貝やほっき貝やつぶ貝等を提供する、貝づくし屋で有名な「居酒屋わいわい」。
その日、仕入れた新鮮な魚介類を「おすすめ」として掲示板にて毎日更新しています。
豊富な各種海鮮料理を低価格で提供しているので、是非「田酒」などの青森の地酒と一緒にいかがでしょう。
もちろん食事だけの利用も充分できますよ。
特におすすめなのは「貝づくし屋」を謳うだけあって「帆立貝の貝味噌焼」や「帆立といかのメンチ」などの名物貝料理や「生姜味噌おでん」「けの汁」などの、青森や弘前の名物郷土料理になります。
地元絵師が手掛けた迫力満点のねぷた絵が店内に飾られており、これだけでも雰囲気全開です。
弘前観光に訪れることがあるなら、1度立ち寄ることをおすすめします。
居酒屋わいわい
住所:〒036-8004 青森県弘前市大町1丁目3-15 駅前カネヨビル1F
電話番号:0172-38-2288
営業時間:17:00-24:00
定休日:不定休
予算:~5,000円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物B級グルメ3選【変わった名物編】
日本全国多かれ少なかれ、和スイーツと被る逸品も含め良い意味で変わった名物が存在します。
それは弘前も例外ではありません。
そのような弘前周辺に根付いた「変わった名物」を紹介します。
弘前のおすすめ変わり名物①:うんぺい餅
「うんぺい餅」とは「もち米」や「砂糖」「水」を練ったものをかまぼこ型に固めたご当地名物郷土菓子です。
砂糖独特の「シャリシャリ」とした食感が特徴です。
「うんぺい(雲平)」の他には「運餅」「雲餅」等の漢字で表記されることもあります。
昔から稲作地帯だった津軽地方では、結婚式の引き出物として鯛や海老を模したものが作られます。
しかし「目巻」という名前のうずまき模様が一般的とされます。
ごまやココアまたは抹茶の目巻や、中央部に松や梅などデザインしたものなど、様々なうんぺい餅が現在も作られています。
その「うんぺい餅」ですが、「お菓子のヒロヤ 船水店」でも購入できます。
お菓子のヒロヤ 船水店
住所:〒036-8315 青森県弘前市船水2丁目1-1
電話番号:0172-31-1511
営業時間:9:00-19:00 ※時期や曜日によって営業時間が変わる
定休日:年中無休
予算:~1,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ変わり名物②:イギリストースト
グラニュー糖とマーガリンを山型の食パンでを挟んだ「イギリストースト」。
青森市に本社がある「工藤パン」謹製のパンが半世紀以上に渡り売れ続けている、青森県全体のご当地名物菓子パンです。
あまりにも普通なので、旅行等で県外に出向いてやっと「これは全国区でない」を知る、という人も存在するという話も。
1年間の出荷数は、なんと約500万個!「あまりにも普通」が伊達ではないのが解ります。
今も日に14,000個も生産されているイギリストーストは、朝食やおやつなどで今も青森県全体的に親しまれています。
また挟むフレーバーを変えた商品も提供されており、その種類はなんと100以上を数えます。
因みに、工藤パンの各種パンは、青森県内の各スーパーやコンビニなどで手に入ります。
工藤パン
住所:〒030-0853 青森県青森市金沢3丁目22番地1号
電話番号:017-776-111
予算:※「イギリストースト」定価105円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ変わり名物③:若生(わかおい)おにぎり
若生(わかおい)とは、薄くて柔らかい1年めの若い昆布を意味します。
「若生おにぎり」は、炊いたばかりご飯をその若生で包むように握った、良い意味で極めてシンプルなおにぎりです。
津軽地方北部で、漁師が沖に出る時や山に仕事に入る時に、昔からお弁当代わりに作られたご当地名物です。
このおにぎりを口いっぱいに頬張るだけで、若生昆布による自然由来の塩味と広大な潮の香りが堪能できます。
若生おにぎりは、食べやすくするために昆布の繊維に沿って噛みきれるように包み方も工夫されています。
なので、丸や三角でも俵型でもなく、定番の形は半月型なのです。
居酒屋の項目でも紹介した「郷土料理しまや」で、このおにぎりが食べられます。
郷土料理しまや
住所:〒036-8202 青森県弘前市元大工町31-1
電話番号:0172-33-5066
営業時間:15:00頃ー22:30
定休日:日曜
予算:4500円
URL:食べログ
弘前のおすすめ名物B級グルメ2選【スイーツ編】
弘前は「りんご」が有名なのは前述の通りです。
つまり、自ずとリンゴを用いた弘前名物スイーツもかなりの数に上ります。
しかしりんごスイーツばかりが名物スイーツはないのです。
弘前のおすすめ名物スイーツ①:あさか餅
「あさか餅」とは、こし餡を包んだお餅に炒ったもち米をまとったご当地名物の和スイーツです。
心地いい甘さと、ローストしたもち米の香ばしさが良い意味で癖になります。
ローストもち米を「こし餡大福餅」にまぶした、正に「米」+「米」の逸品です。
このあさか餅、実は食べられているのは青森県内でも津軽地域のみです。
昔からの米処津軽において、惣菜や焼き菓子などにお米が使われた経緯があります。
お餅をつくだけでは満足できずに、フレーバーとしても米を用いるという発想は、米処ならではですね。
弘前市内でも「あさか餅」を扱っているお店が複数ある中、弘前市土手町にある「三笠屋餅店」謹製の「あさか餅」が特に有名です。
三笠屋餅店
住所:〒036-8182 青森県弘前市土手町146-2
電話番号:0172-32-7590
営業時間:8:30-18:00
定休日:不定休
予算:~1,000円
URL:公式サイト
弘前のおすすめ名物スイーツ②:「田酒ケーキ」その他スイーツ
例えば「ブランデーケーキ」など洋酒を使った、洋酒を染み込ませたケーキは多く存在します。
しかし「日本酒」となると、殆どお目にかからないのではないでしょうか?
しかし、青森県弘前市には「田酒ケーキ」という名前のスイーツがあります。
ホワイトチョコを素材として生地に練り込み焼き上げたスポンジに「田酒」を染み込ませた逸品です。
その「田酒」とは、青森県を代表する地酒銘柄のひとつです。
その「田酒」を使ったスイーツを提供しているのが、弘前市内にある人気店「Angelique」というパティスリーです。
もちろん定番のケーキやスイーツも美味しいとの声も多い名店「Angelique」。
そのスイーツたちも弘前の名物といっても過言ではありません。
Angelique
住所:〒036-8045青森県弘前市野田1-3-16
電話番号:0172-35-9894
営業時間:10:00-19:00
定休日:毎週火曜日、第2・第4水曜日
予算:~1,000円
URL:公式instagram
弘前の名物グルメはお土産にもおすすめ!
最後に弘前のお土産をみていきましょう。
りんごの名物お土産ばかりになりそうですが、おすすめしたい弘前のお土産は、以下の通りになります。
- kimoriシードル
- ほたてしらゆき
- つがる漬
- 気になるりんご
- 弘前ラーメン(津軽ラーメン)
- スタミナ現のタレ
それぞれのお土産を詳しく紹介します。
弘前の名物お土産グルメ①:kimoriシードル
弘前市清水富田に所在する、弘前市りんご公園内に常設の「弘前シードル工房kimori」は、弘前のりんご栽培農家が経営するシードル鋳造所のひとつ。
その工房製造のものが「kimoriシードル」になります。
りんご品種でも、特にサンふじにこだわっており、この品種のりんごを主原料としています。
無ろ過製法を導入し、元々備わっているりんごの旨さを減らさずにフルーツ感をキープした風味が楽しめます。
決して強烈ではなく細やかな微炭酸が特徴です。
濃縮果汁還元ではなく、まさに100%ストレートなリンゴ果汁のような奥深い味わいに仕上げた逸品。
ちなみにドライ・グリーン・ハーベスト・スイートの4種がリリースされています。
弘前の名物お土産グルメ②:ほたてしらゆき
有限会社みなみや謹製の「ほたてしらゆき」とは、青森県の陸奥産ホタテの貝柱をほぐし、マヨネーズドレッシング調味料で仕上げたシンプルな海鮮惣菜です。
1977年発売以来、今も支持されている逸品です。
陸奥湾のホタテは、プリプリ食感と独特の甘味が強い風味が特徴の高級食材。
その青森県の陸奥産ホタテが原料の「ほたてしらゆき」をご飯のお供に、気が付けばご飯3杯ペロッと食べてしまうでしょう。
ホタテとの相性を念頭に、マヨネーズドレッシング調味料は研究されています。
なので、そのまま酒の肴としてまたサラダのトッピングなど、「あと一品」追加したい時に効果絶大の青森お土産です。
弘前の名物お土産グルメ③:つがる漬
数の子やスルメや昆布など、海産物や根菜類などを醤油タレに漬け込んだ青森の郷土料理「つがる漬」。
いわゆる「松前漬」と似ていますが、大きな違いはとろみがより強く、大根が加わる点です。
シャキサクッとした食感の大根と数の子、昆布とスルメによる旨味がプラスされた後を惹く風味は、ご飯のお供や酒の肴にと、弘前市民に長く親しまれ食べられているご当地名物です。
鎌田屋商店のつがる漬は「力印」「デラックス」「金印」と3種のランクに分かれています。
その「金印」には、食べた感が絶大の大きい数の子が混ぜ込んでいます。
実はかなり贅沢な郷土料理「つがる漬」、弘前の土産におすすめしたい名物土産です。
弘前の名物お土産グルメ④:気になるりんご
青森県弘前市に本社を構える「ラグノオ」が、リンゴの美味しさと果実感を丸ごとアップルパイに!のコンセプトにて仕上がったスイーツ「気になるりんご」。
元々備わっている 青森産「ふじ」の瑞々しさと旨さを楽しめるように、甘すぎずリンゴの果実感と食感を残しつつ、りんご1個丸ごとパイで包み1個1個焼き上げたアップルパイ。
そのような経緯があり「青森のお土産といえば『気になるリンゴ』!」と名前が上がるほどに、定番名物お土産スイーツになりました。
何よりもそのビジュアルがインパクトあります。
実食する前に少し温めると、より美味しく味わえるでしょう。
弘前の名物お土産グルメ⑤:津軽ラーメン
ラーメンの項目で紹介した「津軽ラーメン」。
「たかはし中華そば店」謹製ではないですが、「津軽ラーメン」としてネットで購入可能です。
青森県弘前市とつがる市に店舗を構える「中華そば文四郎」と、高砂食品株式会社のコラボレーションによる「濃厚煮干中華」生めんとスープのセットがそれです。
青森県の新鋭ラーメン店の店主が拘り抜く「濃厚煮干中華」の味を再現、専用の全粒粉を混ぜ込んだ中華麺に、濃厚でありながらもキレがある味が特徴の煮干しスープをセットにしています。
あの時のあの味が忘れられない人は、是非いかがでしょうか?
弘前の名物お土産グルメ⑥:スタミナ源たれ
青森県でも十和田市や三沢市周辺のご当地グルメ「バラ焼き」などに用いる「源たれ」。
その「源たれ」の正式名称が「スタミナ源たれ」です。
青森県十和田市に本社がある「上北農産加工会社」謹製の主力商品「スタミナ源たれ」は、地産のりんごやにんにくそして生野菜を贅沢に使い仕上げた特製のたれです。
「バラ焼き」はもちろん、焼肉のたれや各種唐揚げの下味、野菜炒めの味付けなど様々な用途がある万能たれ、さすが「青森県内のシェア率70%」は伊達ではありません。
「家に常に常備している」という声も多い、青森県内の家庭には欠かせない名物調味料なのです。
ホタテからりんご、フレンチからラーメンへと変化し続ける弘前の名物を楽しむべし!
青森県そのものに「りんご」のイメージがありますが、特に弘前がその傾向が顕著であり、りんごを用いた名物も多いことを知りました。
またホタテではなく「イカ」を使った名物や海鮮名物、郷土料理でも汁物が多く、カレーやラーメンまでB級グルメが出揃っている弘前のご当地グルメ事情。
グルメ好きな人、特に名物B級グルメを追いかけている人なら、本記事に記載した弘前の名物B級グルメは、是非とも青森県の弘前観光の際でも食べ歩きしてほしいものばかりです。
弘前だけででこれだけ数える事ができるB級名物グルメ、青森県全体ではどれだけあるのでしょうか?
以上「弘前のおすすめ名物B級グルメ料理26選」についての記事でした。
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