パラオ観光の基本情報
パラオの観光地の紹介の前に、まずはパラオの基本情報を見ていきましょう。
パラオの基本情報は以下の通りです。
地名 | パラオ(首都:マルキョク) |
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パラオ(首都:マルキョク)の基本情報 | |
時差 | 日本との時差はありません。 |
フライト時間 | 7時間30分(成田発)直行便はありません |
言語 | 公用語は英語、パラオ語。 |
通貨 | USドル(1USドル=約108円) |
ベストシーズン | 11月から5月頃 |
気候 | 11月から5月頃までが乾期、6月から10月が雨季。年間を通して高温多湿。 |
パラオの首都はマルキョクですが、観光の中心はコロールという都市になります。
観光でパラオに訪れる方のほとんどがコロールという街に宿泊します。
公用語は英語、パラオ語ではありますが、昔パラオは日本の統治下にあった国ということもあり、日本語が通じる人も。
日本人観光客にとっては嬉しいポイントですね。
パラオ観光のベストシーズンは?
パラオは年間を通して高温多湿の暖かい国。
そのため、海をメインで楽しみたい観光客は、いつパラオ観光に行っても海に入ることができます。
その中でも、11月頃から5月頃は雨が少ない乾季の時期で、特に観光客におすすめ。
特に1月~3月の間は雨が少なく海の透明度が高いため、ダイビングがメインの観光客にはとてもおすすめのシーズンです。
ダイビングではミヤコテングハギ、ツノダシなどと会うことができますが、会うことができるのはこの時期だけ。
特にパラオへの観光客に大人気のマンタも、この時期は遭遇率が上がります。
しかしながら、観光のベストシーズンということもあり、やはり旅行代金は割高に。
逆に雨季は旅行代金が安くなるので、少しでも予算を抑えたいという観光客は、雨季に旅行をするのがおすすめです。
雨季といっても、日本の梅雨のようにしとしと雨が降ることは滅多になく、スコールが発生し、思いっきり降ったらそのあとはすぐ晴れるような天候です。
スコールの間でも観光客が楽しめるようなスパや水族館、博物館もあるので、雨季はそちらをメインに観光してもいいですね。
パラオ観光で人気のおすすめスポット20選
- ロックアイランド
- ジェリーフィッシュレイク
- ガルメアウス島
- ロングビーチ
- ミルキーウェイ
- ストーンモノリス
- ガラツマオの滝
- ペリリュー島
- マンダラスパ
- ウーロン島
- パラオ水族館
- カープ島
- パラオ国立博物館
- マリンレイク
- ドルフィンズパシフィック
- カヤンゲル島
- ジャーマンチャネル
- エピソンミュージアム
- 国会議事堂
- バベルダオブ橋
ロックアイランド
ロックアイランドはパラオの中でも特に有名、定番の観光地。
ここは450以上もある島々から成り立っており、そのほとんどの島が無人島で、数多くサンゴやジュゴンなどの海洋生物、多種多様な固有種が生息しており、世界遺産に認定されています。
この島々は、セスナ機の遊覧飛行で一望することができ、フライト時間は30分程度から1時間程度と様々ですので、予算に合わせてオプショナルツアーを追加してみましょう。
とてもメジャーな観光地のため、ほとんどのオプション会社が取り扱っています。
上空から見てみると、美しい青の海と、もっこりとした変わった形の島々の緑とのコントラストがとても綺麗です。
ツアーによってはセスナ機の扉を外すこともでき、より綺麗な景色を楽しむことができますよ。
また、ロックアイランドの1つのカープ島というところは、星型をしておりとても可愛らしい形。
見つけたら観光の記念に、写真を撮ることを忘れないようにしましょう。
ロックアイランド
住所:Rock Islandsパラオ
ジェリーフィッシュレイク
ジェリーフィッシュレイクは、ここパラオでしか楽しむことができないとても珍しい観光地。
名前の通り、クラゲの湖です。
クラゲの湖と聞くとぎょっとする方もいらっしゃるかもしれませんが、ここのクラゲには毒がなく一緒にクラゲたちと泳ぐことができる観光地。
この湖ではクラゲの天敵がおらず、自然と毒がなくなっていったそう。
ここにいるクラゲの数は数匹なんていうレベルではなく、そこら中にうじゃうじゃと大群で生息。
水中でふわふわと動くクラゲを見て、多くの観光客は、「癒される」、「幻想的」といった感想を言うそうです。
ジェリーフィッシュレイクは、一時期クラゲの数の減少により封鎖されていましたが、2018年12月よりクラゲの数は復活、再度観光客向けのツアーが再開されました。
そのため、一度パラオ観光に行ったことがある方も、再度訪れる価値ありですね。
クラゲはとても繊細で傷つきやすい生き物。
優しく扱って、クラゲと一緒にぷかぷかと浮きながら眺めてみてくださいね。
ジェリーフィッシュレイク
住所:Jellyfish Lakeパラオ
ガルメアウス島
ガルメアウス島とは、ロックアイランド島の中にある観光島。
ロックアイランド観光の際に立ち寄ることが多いスポットです。
この島のビーチの透明度は抜群でとても美しく、観光客に非常に人気。
また、浅瀬の部分が多いため、小さい子供が居る家族連れの観光客も、安心して観光や水遊びを楽しむことができると評判です。
また、トイレや雨風をしのぐことができる休憩スペースもあり、大自然の中にある島ながらも、観光客が過ごしやすい設備が整っていることも魅力の1つ。
のんびりと観光するにはぴったりの場所です。
更に、この島の周辺ではダイビングやシュノーケリングを楽しむことができ、スキューバダイバーの観光客にも人気の島。
スキューバダイバーの観光客たちは潜ったあと、お昼休憩のため、この美しい島でランチを取る方も多いようです。
ダイビングが苦手な方はシュノーケリングでも、お魚や大きなシャコガイなどを見て観光をすることができますよ。
ガルメアウス島
住所:59WG+PG コロール, パラオ
ロングビーチ
ロングビーチは、パラオの世界遺産ロックアイランドの中心部から少し南の方へ行ったところにある観光島。
パラオに行く観光客のほとんどがこのロングビーチに訪れるという人気の観光地です。
ロングビーチは潮の満ち引きでその姿を変えてくれますが、綺麗に潮が引いた際は、名前の通りとても長い砂州のビーチが現れ、とっても綺麗なんです。
綺麗に潮が引く時間は、1日でたったの1時間程度、日によってはこの美しいビーチが出現しない時もあり、奇跡のビーチとも呼ばれています。
透き通る青い海と、バックには緑のロックアイランドの島々が映り、写真映えも間違いなし。
実際、水着メーカーなどの会社がCM撮影のため、ここのロングビーチを使ったこともあるようです。
ロングビーチにはトイレやシャワーも完備しており、世界遺産の中にあるといっても、観光客には過ごしやすい環境が整っています。
存分に記念写真を撮って、映画やCMの1コマのような1枚を撮ってみてくださいね。
ロングビーチ
住所:Klouklubed, ペリリュー パラオ
ミルキーウェイ
パラオ観光の定番になっているミルキーウェイ。
パラオに訪れるほとんどの観光客がここ、ミルキーウェイへ訪れています。
ロックアイランド島の中にあるミルキーウェイは、パラオの他の透明度の高い海とは違い、まるで入浴剤を入れたかのような乳白色。
透明度の高い海とはまた違った美しさが楽しめます。
ただしミルキーウェイが観光客を惹きつけてやまない理由は、この美しい色のビーチだけではありません。
ミルキーウェイの底には泥が溜まっており、この泥には美白効果がたっぷりで、全身泥パックをするのがお決まりなんです、
ドロドロになった姿で記念写真を撮ったあとは、ミルキーウェイにざぶんと飛込み、泥を落としてさっぱり。
綺麗になれるということで女子旅の観光に人気ですが、思いっきり泥遊びができるということで、小さな子供がいる家族連れにもおすすめの観光地。
観光スポットとして楽しめるだけでなく、綺麗になれちゃう一石二鳥の人気観光スポットです。
ミルキーウェイ
住所:Koror, コロール パラオ
ストーンモノリス
パラオのバベルダオブ島の北の方にある石碑がある場所。
その岩の数は50以上で、誰が何の目的で作ったのか未だ不明の、謎が多いミステリアスな場所。
パラオの市内、コロールからは車で訪れることができるので、少しマイナーな場所にも行ってみたいという観光客にはぴったりの場所。
顔が彫られた石碑もありますが、この場所については研究が進んでおらず、いったい誰の顔なのか、何なのかはわかっていません。
ただ1つ、ここの岩はパラオでは取れない岩なので、海外から運ばれてきたものということだけは分かっているようです。
これだけまだあまり何もわかっていない遺跡も珍しいので、ミステリー好きの方はわくわくしてしまうこと間違いなしですね。
この岩を見るのはもちろんですが、少し高台に位置しているため、ここから眺めるパラオの青い海の景色はとても綺麗で、絶景ポイントでもあります。
緑や岩、海の絶景を見ながら、のんびりと穏やかな気持ちになれるような場所です。
ストーンモノリス
住所:Ngarchelong パラオ
ガラツマオの滝
パラオの観光地の拠点、コロールから車でおよそ1時間程度の場所にある、バゲルダオブ島というところにある滝。
パラオといえば海のイメージが強いですが、こういった緑の自然の中をトレッキングするツアーも観光客に人気があります。
ガラツマオの滝までは片道30分から40分程度のトレッキングを楽しみます。
マイナスイオンたっぷりのジャングルを進んでいくと、大自然だけでなく、昔使われていた路線やトロッコなどもあり、景色を見ながら歩いていると、30分~40分なんてあっという間です。
ツアーでトレッキングを楽しむ際は、合わせてジャングルの中を爽快に進むジップラインや、川に飛びこんだりなど、アウトドアな体験をすることができますよ。
そうこうしているうちにガラツマオの滝に到着すると、壮大で迫力満点な流れる滝を見ることができます。
疲れて帰りは歩くのがしんどい、という方は、ロープウェイを使うこともできるので、体力がない観光客の方でも安心ですね。
ガラツマオの滝
住所:Ngiwal, パラオ
電話番号:+680 778 9292
ペリリュー島
ペリリュー島は、第2次世界大戦の、激戦地の戦場と知られています。
島内は、現在も戦争の爪痕が残っており、戦跡や平和を願うスポットがたくさんある観光地。
今は豊かな自然があふれる島で、そんなに激しい戦争があったとは思えないような場所ですが、ペリリュー島には今でも戦時中に使われた戦車や戦闘機、軍人たちの帽子などの服飾品があり、戦争の悲惨さがよく分かります。
パラオは日本と深い関わりもあり、パラオに行った際はぜひ訪れて、歴史を学び、平和をかみしめたい観光地です。
綺麗なビーチと自然で溢れるこの島は、のんびりと観光することも可能。
ペリリューコーナー、ペリリュードロップオフと呼ばれる、スキューバダイバーには憧れのポイントがあり、ダイビングをする人も多く訪れます。
島はゆったりとした時間が流れ、ここが激戦地だったということを忘れてしまいそうな穏やかな場所。
個人で行くよりもツアーで参加すると、ガイドが詳しく歴史も説明してくれるので、観光の際はツアーでの参加がおすすめです。
ペリリュー島
住所:Peleliu, パラオ
マンダラスパ
マンダラスパは観光客に人気の
「パラオ・パシフィックリゾート」というホテルの敷地内にあるスパ施設。
せっかくのビーチリゾートへの観光旅行では、やっぱりスパでのリラックスは外せませんね。
マンダラスパのメニューは非常にたくさんあり、予算や希望の施術時間、希望のマッサージ場所などから選ぶことができます。
また、公式HPには、日本語で詳しくスパメニューの説明が記載されており、日本人観光客には嬉しいポイントですね。
おすすめは「ミルキーウェイ エスケープ」というメニューで、パラオの人気観光地の1つ、ミルキーウェイでの泥パック体験を、スパ施設で楽しむことができます。
他にもバリニーズマッサージなど、何度でも楽しめるように豊富なメニューが用意されています。
まだ物足りない方は、朝食ブッフェと空港からホテル送迎、スパがセットになったスパパッケージというものもあるので、ホテルの朝食と共にスパを楽しんでみてはいかがでしょうか。
マンダラスパ
住所:Palau Pacific Resort, パラオ
電話番号:03 5428 8463
営業時間:10:00~21:00
URL:https://www.palauppr.com/jp/experiences/palau-spa-treatments
ウーロン島
ウーロン島とは、ロックアイランドの中にある美しい島。
その昔、東インド会社のアンテロープ号という船が難破漂流し、ここに流れ着きました。
このとき、西洋諸国ははじめてパラオの存在を知り、パラオと西洋諸国の関わりがはじまったそうです。
ただ綺麗なだけでなく、そんなきっかけとなった歴史のある島だったんです。
現在のウーロン島は、お手洗いがあり、観光客が訪れても快適に過ごせるようになっております。
無人島でありながら、観光客には優しい島ですね。
ここでは美しいビーチを写真に撮ったり、そのビーチで遊んだり。
また、シュノーケリングやカヤックツアー、サップなどを楽しむことができます。
さらに、ウーロン島はダイビングの名所としても知られており、上級者ダイバーが楽しめるドリフトダイビング(潮の流れに乗って移動するダイビング)ができる場所となっています。
コロール近郊の海よりも更におおぶりのサンゴがたくさん見られるので、上級者ダイバーはぜひ行ってみてくださいね。
ウーロン島
住所:Ulong Koror, パラオ
パラオ水族館
日本では水族館はたくさんありますが、海外ではそう多くなく、ここパラオ水族館(パラオ国際サンゴセンター)も人気の観光地の1つとなっています。
もともとは海洋生物やサンゴの研究目的で造られた施設でしたが、水族館も併設されました。
ここはパラオの海がぎゅっとつまったような水族館で、スキューバダイビング、シュノーケリングをせずとっも、パラオによく生息するお魚たちやサンゴ、パラオで有名な観光地「ジェリーフィッシュレイク」に生息するタコクラゲなどを見ることができます。
また、パラオらしいマングローブの水槽もあり、日本とはまた違った水族館の顔を見せてくれますよ。
水族館によくあるタッチプールもあり、子供が居る観光客におすすめ。
入場料は10ドルと、水族館にしてはとても割安なので行ってみる価値ありです。
パラオの中心となるコロールからは、歩くと20分程度の距離と、割と近いため、散歩がてら行ってみるのもよいですね。
パラオ水族館
住所:Koror, パラオ
電話番号:+680 488 6950
カープ島
カープ島とは、パラオの観光の中心となるコロールからスピードボートでおよそ1時間程度の場所にある島。
美しい海と真っ白でさらさら砂のビーチ、緑がたっぷりのこの島は、日常生活の喧騒から離れたい方にぴったり。
可愛らしい星型の形をしたこの島には、素朴なリゾートホテルもあり、のんびりと宿泊をすることも可能。
シュノーケリングや、のんびりと島内の緑のマングローブの中をトレッキングするのも良いですが、この島に訪れる多くの観光客の目的はスキューバダイビングです。
というのも、カープ島からはダイビングの聖地と言われているパラオの中でも特に人気、有名なダイビングポイントまでボートで10分~20分程度で行くことができ、多くのダイバー観光客の憧れの地となっているのです。
中級~上級者向けのダイビングポイントが多めですが、カープ島に行った際はダイビングは外せません。
また、このカープ島という名前の由来ですが、カープ島のオーナーは日本人で、そのオーナーが広島カープの大ファンだったことから名付けられました。
そのため、島にあるレストランなどの屋根は広島カープのカラー、赤色のものがほとんど。
広島カープファンの観光客も訪れる価値ありの島です。
カープ島
住所:Carp Island, パラオ
パラオ国立博物館
パラオ国立博物館(別名:ベラウ国立博物館)は観光の中心となるコロールから徒歩10分程度で行くことができる博物館。
1時間もあれば見て周ることができる規模の博物館ですが、見ごたえはたっぷりです。
パラオの歴史がよく分かる博物館で、歴史に興味がないという方もいるかもしれませんが、そんな方でもきっと楽しめるかと思います。
というのもパラオは、昔は日本の統治下にあり、日本との関わりがとっても深い国。
日本が統治している時代の歴史の展示もあり、自然と興味が湧いてくるかと思います。
また、多くの展示物に日本語の解説もありますので、英語が分からないという観光客でも問題ありません。
パラオには親日の方がとても多く、また簡単な日本語であれば街中でも通じることが多いのは、日本統治時代のなごりでもあります。
これだけ日本と関わりが強い国、パラオ観光の前にぜひ一度行ってみて、歴史を知るべき。
入場料は1人10ドル。
日曜日は閉館しているので、気を付けてくださいね。
パラオ国立博物館
住所:P.O. Box 666 Koror, パラオ 96940
電話番号:+680 488 2265
URL:http://www.belaunationalmuseum.net/
マリンレイク
パラオの世界遺産、ロックアイランド内にあるマリンレイク。
マリンレイクとは、ロックアイランドの島々に囲まれて、外面と面していない海のエリアのことを言います。
そのため、波がほとんどなく、とても穏やかで静かな海が楽しめるのが特徴。
ここマリンレイクでは、シュノーケリング、カヤック、ダイビングなどのアクティビティが観光客に大変人気です。
波がほとんどない場所でのカヤックは、初心者でもとても簡単に進むことができますよ。
美しい海と壮大なマングローブの森林を眺めながらのカヤックは最高です。
また、あまり泳げない方でも波がほとんどないこと、水深も浅いことから、安心してシュノーケリングも楽しむことができます。
はじめてシュノーケリングを体験する観光客にもとってもお勧めの場所ですね。
さらにダイビングでも、水深が浅いため、経験が浅いダイバーや、ダイビングに少し恐怖心がある方でも安心。
太陽の光もしっかり差し込むため、明るく水深の浅い海でダイビングを楽しむことができます。
ダイビングでは海底のサンゴや、小さな可愛らしいお魚たちを見ることができますよ。
マリンレイク
住所:Koror, パラオ
ドルフィンズパシフィック
ドルフィンズパシフィックは、パラオにあるイルカの研究施設。
東京ドーム2個分という広大な敷地に、とってもかわいいイルカたちが居ています。
研究施設とありますが、イルカの潜在能力の研究と合わせて、観光客向けのイルカの知識の共有、イルカとのアクティビティーを行っています。
観光客のお目当てはこの可愛いイルカたちと触れ合い、一緒に泳ぐこと。
ここでは様々なアクティビティがあり、イルカと少し触れ合うだけのものから、一緒にシュノーケルで泳ぐもの、更に一緒に潜ることができるダイビングも用意されています。
世界中のイルカの施設を見ても、一緒にダイビングができるというのはとても珍しいようです。
イルカと一緒に潜って泳ぐというのは、なかなか自然界では難しいもの。
よってダイバーの観光客にとっては特に人気の場所なんです。
海の中を優雅に泳ぐ、美しくもかわいいイルカを見ると癒されること間違いなし。
イルカについての情報を学ぶこともできるので、子供がいる観光客にもとってもおすすめです。
ドルフィンズパシフィック
住所:P.O.Box 10044 Koror, Republic of パラオ 96940
電話番号:+680-488-8582
URL:http://www.dolphinspacific.com/
カヤンゲル島
パラオの北部、カヤンゲル州にある島。
最北部にあるため、「パラオ幻の秘境」とも呼ばれています。
パラオの観光の拠点、コロールからは85キロも離れており、パラオ本島からサンゴ礁を乗り越えないとたどり着くことができないため、観光客も少なく、手付かずの自然が残っています。
ここは小さな島で、たった100人ほどの人たちが暮らしている、自然以外は何もないような島。
その分、透明度の高い美しい海、サンゴ礁、珍しい魚の群れ、そして野生のイルカを見ることだって、そう難しくありません。
それほどの大自然、多くの生き物たちが残っている神秘の島です。
ツアーではシュノーケリングや釣りを楽しめるほか、島内観光で、現地の人が暮らす素朴な街並みや、学校などを見て周ることができます。
更に現地で取れたココナッツジュースやバナナジュースを飲むこともできますよ。
多くの自然が残るパラオの中でも、特に手が付けられていない大自然の島。
少し穴場の観光地ですが、行ってみる価値ありです。
カヤンゲル島
住所:Kayangel Island, パラオ
ジャーマンチャネル
ジャーマンチャネルは、パラオの人気ダイビングスポット。
パラオに訪れるダイバーの観光客の多くが訪れる場所です。
ジャーマンチャネルとは名前の通り、ドイツ軍がパラオを占拠していた時に作った、ドイツによる人工水路です。
パラオで観光客にも人気の島「カープ島」から北に行った場所。
水路の中はとても流れが速いので、実際にダイビングをするのは水路の出口付近になります。
ここは、パラオで唯一マンタを見ることができるダイビングポイントということで、ダイバー観光客に大人気。
時期によってはマンタがプランクトンを食べる姿を見ることもでき、回りながら食べるその様子は「ぐるぐるマンタ」とも呼ばれており、とても可愛らしい姿。
マンタ以外にも、サメや可愛らしい小さな魚や回遊魚、ギンガメアジの群れなど、様々な海洋生物を見ることができますよ。
もちろんガイドが付くので、初心者ダイバーでも安心。
上級者ダイバーの観光客の人は、ナイトダイビングも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジャーマンチャネル
住所:Philippine Sea, パラオ
エピソンミュージアム
パラオの観光の拠点となるコロールのメインストリート沿いにあるミュージアム。
ダウンタウンの中心地からは徒歩10分程度で訪れることができるので、少し時間が空いたときにふらっと訪れることができる観光地です。
ここはパラオの第3大統領、魏ラケル・エピソンという方を記念して建てられた博物館。
パラオの歴史的資料がたくさん並べられており、パラオのことをより深く知るにはとても良い場所です。
地下と1階が博物館部分になっており、パラオの工芸品や文化、歴史などの紹介がされています。
2階にはアクセサリーや小物が販売されているので、お土産を買いにくる観光客も多いです。
ミュージアム部分は有料ですが、お買い物だけであれば、展示スペースと2階の販売スペースの入り口が別になっているので、入場料は不要。
ここはパラオで唯一の博物館でもあり、入場料も10ドルと休め。
ほとんどの宿泊ホテルから徒歩で行くことができるので、他の観光との合間にぜひ行ってみてくださいね。
エピソンミュージアム
住所:P.O. Box 7049 Koror, パラオ 96940
電話番号:(680) 488-6730
営業時間:09:00-17:00
定休日:日曜
URL:http://www.etpisonmuseum.org/
国会議事堂
パラオのシンボルともなっている建物の国会議事堂。
パラオの観光の中心となるコロールにはなく、コロールからは車で40分程度の場所、首都マルキョクという場所にあります。
コロールからここマルキョクのエリアに向かうまでは、マングローブで緑ばかりの道ですが、近くに行くと突然この美しく立派な建物が現れ、驚くことでしょう。
これまでコロールで見ていた建物の雰囲気とは一変、ローマ時代の建物のようなものが現れます。
国会議事堂とありますが、駐車場に車を止め、観光客でも中に入って見学することが可能。
見学料なども不要で、無料で勝手に入って見学が可能です。
他の国ではそう気軽に入ることができない国会議事堂を見る機会はあまりないので、一見の価値ありです。
また、マルキョクは首都と言えども、2006年にコロールからマルキョクに首都が変わったばかりのため、未だコロールの方が人口も多く、マルキョクは少し寂しい雰囲気。
そのため、国会議事堂の見学に関しては、人も少なく、のんびり見て周ることができますよ。
観光客にとってはよいポイントですね。
国会議事堂
住所:パラオ 〒96939 ンゲルルムッド
電話番号:+680 767 2403
URL:https://www.palaugov.pw/
バベルダオブ橋
バベルダオブ橋とは、観光の中心となるコロールとバベルダオブ島を結ぶ橋。
別名、日本・パラオ友好の橋と呼ばれています。
元々は韓国が建てた橋で、KBブリッジと呼ばれていましたが、手抜き工事が原因で橋が崩壊、死者を出すほどの事故となりました。
また、当時はインフラもこの橋頼りだったため、橋の崩壊の際は、電気や水道も通らなくなり、非常事態宣言が出されるほどの事態に。
そんな崩壊した橋を新しく建て直したのが日本で、強くて頑丈な橋に変わりました。
400メートルもある長いこの橋は日本からの無償援助で建てられたということもあり、パラオの人々を助ける橋となりました。
こういった歴史もあり、橋の前にはパラオと日本の国旗が並ぶ石碑も。
昔、パラオは日本の統治下にあったこともあり、他にも日本との関わりはとても深い国。
恐らく観光やツアーに行く際には通る橋。
こういった歴史や、日本との関わりに思いをはせながら通ってみてくださいね。
歴史的な部分だけでなく、橋から見えるパラオの美しい海の景色もとても素敵ですよ。
バベルダオブ橋
住所:Unnamed Rd,, Airai, パラオ
パラオは海を中心とした観光地がたくさん!
パラオと言えば綺麗な海。
エリアごとに様々な顔を見せてくれるパラオの海は、ダイバーの観光客を含め、多くの観光客の心を掴んで離しません。
海以外にはマングローブの森をトレッキングしたり、日本との深い関わりが分かる博物館や歴史的価値のある建造物など、日本人観光客にとっては興味深いものがたくさん。
パラオ観光の際は、ぜひ海と日本との関わりが分かる観光地、両方を行ってみてくださいね。