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2019/06/26

トレドで人気のおすすめ観光地10選!

スペインの都市・トレドは、マドリードから日帰り旅行や1泊2日の旅行で楽しむことができる街です。
スペインだとバルセロナやマドリード、セビリアなどの都市が人気ですが、トレドも世界遺産に登録されている街なので、とても魅力的な観光スポットがたくさんあります。

トレドは短時間滞在する方が多いと思うので、今回はトレドの中でも特におすすめのスポットをご紹介します。

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トレドで人気のおすすめ観光地10選!

では、トレドの観光地をみていきましょう。
トレドには、以下の観光地があります。

  1. ソコドベール広場
  2. サンタクルス美術館
  3. トレド大聖堂
  4. トランシト・ユダヤ教会
  5. アルカサル
  6. トレド展望台
  7. サント・トメ教会
  8. サンタ・マリア・ブランカ教会
  9. エル・グレコ美術館
  10. クリスト・デ・ラ・ルス・モスク

続いて、トレドの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。

ソコドベール広場

トレドの旧市街にあるソコドベール広場は、観光の中心となるエリアなので、毎日多くの観光客で賑わっています。
広場周辺には、レストランやカフェ、お土産ショップなどが数多く立ち並んでいるので、観光の休憩やトレドのお土産選びにぴったりな場所です。

ソコドベール広場からは、ソコトレンという赤い列車の形をした小さな観光バスのようなものが出ています。
残念ながら途中下車はできませんが、トレドの街を一周してくれるので、気軽にトレド観光を楽しめるでしょう。

中にはトレドの街を説明してくれるオーディオガイドが備わっていて、日本語音声もある様子。
トレドの街を約50分かけて一周し、ハイシーズンは1時間に1,2便、それ以外の時期は1時間に1便運行しているので、自分の都合に合わせて乗車できるのも嬉しいですよね。

乗車チケットはソコドベール広場で購入可能で、赤い列車の形をしたブースがあるので見つけやすいこと間違いありません。
料金も5.2ユーロとお手頃価格なので、トレド を観光するときは、ぜひ一度乗ってみてはいかがでしょうか。

ソコドベール広場

サンタクルス美術館

サンタクルス美術館はスペインの古都トレドにあり、16世紀にイサベル1世の命令により建てられました。
以前は病人や虎児のための慈善施設でしたが、現在では美術館としてトレドの観光スポットに紹介されています

1階には回廊、2階に美術館があり、館内には考古学博物館も併設されています。
また展示物だけでなく、建築面でも楽しめるのがサンタクルス美術館の魅力。

ファザードは、プラテレスコ様式で彫刻されているのに対し、玄関やパティオにはルネサンス風の様式が見られます。
また玄関ホールはゴシック様式の天井で覆われているので、それぞれのスポットで異なる建築様式を見比べてみるのも楽しいでしょう。

館内の中庭は花や木が植えられていて、とてもリラックスできる空間が広がっています。
中央には噴水もあるので、夏場でも涼を得ることができます。

サンタクルス美術館

トレド大聖堂

世界遺産の街トレドを訪れたら欠かせない観光スポットに、トレド大聖堂があります
この大聖堂はゴシック様式で、約270年もの歳月をかけて完成しました。

そのためバチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂、イギリスのセントポール大聖堂、スペインのセビリア大聖堂の次に大きい大聖堂です。
正面ファザードには繊細な彫刻が施されていて、ファザードの上部には「最後の晩餐」がモチーフになったと言われている彫刻があります。

外観もすでに魅力的ですが、内観は言葉に表せないほど美しく、ついつい見とれてしまうこと間違いありません。
とても広いので、全てを見学するのに時間がかかりますが、他の時間を削ってでもトレド大聖堂を観光する価値があると言えるでしょう。

トレド大聖堂

トランシト・ユダヤ教会

トレドにあるトランシト・ユダヤ教会は、1350年にユダヤ人のサムエル・ハ・レビによってムデハル様式で建てられました。
当時は、カラトラバ騎士団の礼拝堂として使われていましたが、現在ではトレドで人気の観光スポットとなっています。

1877年にスペイン政府より重要文化財の指定を受けて以来、毎日多くの観光客がトランシト・ユダヤ教会を訪れるようになりました。
現在ではユダヤ文化を紹介する博物館でもあり、女性用の礼拝所だったところにはトレドの歴史やユダヤ教に関する物が数多く展示されています。

ヘブライ語で書かれた書物や宝飾品を通してユダヤ教について学ぶこともできますし、博物館の地下には居住跡も展示されているので、当時の生活をよりイメージできるでしょう。
ユダヤ教についてたくさん知れる観光スポットなので、トレドを訪れた際にぜひ行ってみてください。

トランシト・ユダヤ教会

アルカサル

トレドにあるアルカサルは、トレドで最も高い標高を誇る丘の上にあるので、遠くからでもよく眺めることができます。
11世紀頃にアルフォンソ6世がローマ宮殿があった場所に、軍事要塞として建てました。

アルカサルは王軍司令部や王室の牢獄、軍隊の士官学校などとして使われていましたが、1936年のスペイン内戦によりほぼ
崩壊されてしまったようです。
しかし1940年から再建が始まり、現在では軍士博物館と州立図書館として利用されています。

当時の鎧や剣をはじめとした兵具などが展示されているので、当時の状況をよりはっきりとイメージできるでしょう。
観光を楽しみながらトレドの歴史も学べるので、とてもおすすめな観光スポットです。

アルカサル

トレド展望台

トレドを訪れた際におすすめの観光スポットの一つとして、トレド展望台があります。
かつて画家エル・グレコが愛したと言われているトレド旧市街の景色は、トレド観光に欠かせません。

展望台からは、トレド観光で有名なトレド大聖堂やアルカサルも見つけることができます
この展望台はアクセスしづらいところにありますが、シティ観光バスや市バス、先ほどご紹介したソコトレインでも通ります。

ソコトレインの場合は、途中下車が不可能なので長く滞在することはできませんが、10分程列車が止まってくれるので、その間に観光客は写真を撮ったり、絶景を目に焼き付けている様子。
世界遺産の古都トレドを訪れたら、ぜひここも観光してくださいね。

トレド展望台

サント・トメ教会

トレドにあるサント・トメ教会は、12世紀にアルフォンソ6世によって建てられました。
しかし14世紀になると荒廃してしまい、オルガス伯爵によって再建されたと言われています。

この教会のシンボルとも言えるモサラベの塔は、最も素晴らしいデハル様式と言われているので、現在ではトレド観光で欠かせない観光スポットです。
また、エル・グリゴの最高傑作である「オルガス伯爵の埋葬」が、展示されていることでも有名な教会です。

この作品は門外不出となっているので、サント・トメ教会を観光する場合は必見。
しかし残念なことに、この作品の写真撮影は禁止なので、目に焼き付けるしかありません。

ですがトレドで欠かせない観光スポットなので、ぜひ行ってみてくださいね。

サント・トメ教会

サンタ・マリア・ブランカ教会

サンタ・マリア・ブランカ教会は、トレドに残る最古で最大のシナゴーグです
シナゴーグとはユダヤ教の礼拝所兼学校のことで、1931年の反ユダヤ人の反乱の影響を受けて、15世紀にカトリック教会になりました。

ユダヤ教の建物ですが、イスラム教とキリスト教の建築様式が融合したムデハル様式なのが見学するとわかります。
ムデハル様式が見れる建物は数少ないので、トレドの観光で欠かせないスポットです。

教会の中は名前にある通り、柱と馬蹄形アーチは白で統一されているので、とても綺麗です。
柱には繊細な彫刻が施され、イスラム教徒キリスト教を一度で感じられるので、魅了されてしまうこと間違いありません。

サンタ・マリア・ブランカ教会

エル・グレコ美術館

エル・グレコ美術館は、20世紀初頭にエル・グレゴの作品を集める目的として建てられた美術館です
彼が住んできたユダヤ人地区の家の一つが
改築され造られたことから、以前は「グレコの家」と呼ばれていました。

館内には20以上の部屋があり、寝室や書斎、アトリエや台所など彼の当時の生活を忠実に再現されています。
回廊にはイオニア式柱頭を冠した石柱で支えられており、玄関はルネサンス様式となっています。

また部屋の中には使い込まれた家具やトレドの陶器なども展示されているので、楽しんで見学できること間違いありません。
また作品としては、「トレドの景観と地図」をはじめ、「十二使徒」の連作や「聖終ペドロの涙」などの名画が見学可能。

彼の作品や生涯を知ることはもちろん、トレドをはじめとしたスペインの歴史を知る上でも重要な美術館とされています。
彼の作品を見たい方やスペインのアートに興味がある方、また当時トレドに住んでいた人たちの生活について知りたい方にもとてもおすすめな観光スポットです。

エル・グレコ美術館

クリスト・デ・ラ・ルス・モスク

クリスト・デ・ラ・ルス・モスクは、西ゴート族の聖堂跡地に建てられ、現存するトレド最古のモスクです
アラブ人に征服されていた時代は、10個のモスクがあったようですが、イスラム芸術の中でもこのモスクは最も重要な建築物だとされていています。

内部は他の観光地と比べると広くはないですが、トレドにある最も古いムデハム様式を見学できます。
イスラム・ユダヤ・キリスト教が混在しているのを、目で見て感じることができるので、歴史的な建築が好きな方は楽しめること間違いありません。

当時は豪華な建物であった様ですが、現在は規模も小さく、質素に感じる部分もあるでしょう。
しかし当時建設された姿を現在でも留めているので、トレド観光には欠かせない観光スポットです。

クリスト・デ・ラ・ルス・モスク
<下に続く>

トレド観光にかかる日数は?

トレドを訪れる場合は、マドリードから日帰りか1泊2日で旅行をする人が多い様子。
他の都市を多く回ったり、トレドの有名な観光地だけで良い場合は、日帰り旅行でも十分楽しむことができるでしょう。

それに対して、ゆっくりと観光地を回りたかったり、より多くの観光地に行きたい場合は、1泊2日で予定を組むことをお勧めします。
トレドは日中も美しい街並みをしていますが、夜景もとても綺麗です

1日滞在する場合は、夜景を見ながらディナーを楽しんでみるのもいいかもしれません。

<下に続く>

トレド観光の一日モデルコース

マドリードから日帰り観光も可能なトレドは、ほとんどの観光スポットを徒歩で回ることができます。
ソコドベール広場、サンタクルス美術館、アルカサル、トレド展望台、トレド大聖堂は、トレドを訪れる場合にほとんどの観光客が行くスポットです。

これにプラスして時間に余裕があれば、トランシト・ユダヤ教会やサント・トメ教会、サンタ・マリア・ブランカ教会などの教会巡りも出来ますし、エル・グレゴ美術館や博物館にも行くことができます。
その場合は、一つ一つの見学時間を短くする必要があるので、自分の優先順位を決めて行動すると良いでしょう

<下に続く>

次の旅先はトレドで決まり!

今回は、スペインの古都トレドについてご紹介しました。
マドリードから日帰りや1泊2日で気軽に行けるトレドですが、世界遺産に登録されていて、とても魅力的な街です。

歴史深い建物やキリスト教とイスラム教などの異なる教徒が混在している建物など、トレドでしかみることのできない観光スポットがたくさんあります。
スペイン旅行をする予定がある方や次の旅先をどこにしようか迷っている方は、ぜひトレドを観光してみてはいかがでしょうか。

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