自然豊かな有名観光地!ノルウェーの場所、気温!
ノルウェーの基本情報について紹介していきます。
ノルウェーはどんな国?
ノルウェーは北ヨーロッパのスカンディナビア半島西岸に位置し、長い間デンマークとスウェーデンの影響下にありましたが、1905年に独立した立憲君主国家です。
国土は1,750kmにわたって南北に細長く北部は北極圏に含まれ、フィヨルドと呼ばれる氷河よりできた複雑な海岸線が多く、壮大な自然が形成されています。
国土の面積は日本の総面積よりやや大きく、そして総人口は約510万人で北海道より若干少ない位です。
首都のオスロは、ノルウェーの政治・経済の中心地で、半島南端部にある「オスロフィヨルド」と呼ばれる穏やかなフィヨルドの奥にある港湾都市です。
ゲルマン系のノルウェー人が大半(82%)を占め、スウェーデン系、デンマーク系以外に北部のラップランド地方には少数民族のサーメ人(約2万人)がいます。
公用語はノルウェー語で多くの人は英語も話します。
ノルウェーはどこにある?
日本人であれば、ノルウェーはフィヨルドやオーロラが見られる、毎年12月にノーベル平和賞の授賞式が行われるなどしかイメージが浮かばないと思います。
それ以外では、ノルウェーの詳しい情報があまり知られていないのですが、結構楽しいところです。
ノルウェーは北ヨーロッパのスカンジナビア半島の西岸にあり、東にスウェーデン、ロシア、フィンランドと国境を接しています。
北部は北極圏内に含まれ、フィヨルドと呼ばれる複雑な海岸線が多く、氷河がより多く壮大な自然が形成されています。
ノルウェーの気温
ノルウェーは四季が比較的はっきりしており、冬(11~3月)は長く寒い期間が続き、他の季節は短く、春(4~5月) 、日本の初夏ぐらいの気候の夏(6~8月)、秋(9~10月)となっています。
北部は北極圏に含まれますが、暖流の影響があって同緯度の他の地域と比較して穏やかです。
首都オスロのある南部と北極圏の北部とではかなり温度差・日照時間の差があり、北の端にあるキルケネスではオスロと比較して平均気温が5~10℃くらい低くなります。
オスロの気温は表を参照ください。
白夜の時期は6月~7月で、午後10時前にならないと日の入りはありませんが、反対に極夜は12月~1月で午後3時過ぎには夕暮れが訪れます。
冬場はマイナスが続くノルウェーなので、1日中セントラルヒーティング(電力でなく暖かい水がパイプの中を循環しています)をしていないと、パイプが凍ってしまいます。
自然豊かな有名観光地!ノルウェーへの行き方
2018年12月現在、日本からノルウェーへの直行便はないためヨーロッパ内の都市にて乗り継ぎが必要です。
フィンランドのヘルシンキ経由、ドイツのフランクフルト経由がよく利用されおり、その外にはパリやロンドン経由もあります。
デンマークのコペンハーゲンを経由すると、ベルゲンなどの地方都市に直接行けます。
またスゥエーデンからは国際列車を利用してオスロに入る方法もあります。
航空会社と乗り継ぎ時間にもよりますが、合計飛行時間は約13~16時間で、オスロかベルゲンから入国します。
スカンジナビア航空は、成田空港からコペンハーゲン経由でオスロ・ベルゲンまで毎日1便運行されており(午前中の出発、冬期は一部減便)、成田からコペンハーゲンまでは約11~11時間半です。
KLMオランダ航空は、成田と関西空港からアムステルダム経由でオスロ・ベルゲンまで毎日1便(午前中の出発)、フィンランド航空は、成田や名古屋、関西空港からヘルシンキ経由でオスロとベルゲンまで毎日(1日1~2便)、夏期には福岡便も運行があります。
EUの22カ国と欧州自由貿易連合(EFTA)加盟4カ国「シェンゲン圏」(ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタイン)間内では、原則的に出入国検査なしに自由に国を行き来することができます。
日本人は、限られた期間内であれば、ビザなしで上記の国に旅行・滞在することができます。
ノルウェーのおすすめ観光スポット25選!
- ノーベル平和賞の授賞式が行われる「オスロ市庁舎」
- 喜怒哀楽を感じる「ヴィーゲラン彫刻公園 」
- ハーラル5世と王妃が居住している「ノルウェー王宮」
- 難攻不落の城「アーケシュフース城砦」
- ムンクの『叫び』展示の「オスロ国立美術館」
- ノルフェー国教の総本山「オスロ大聖堂」
- ムンクの世界にどっぷり浸かれる「ムンク美術館」
- フィヨルド観光の拠点「ブリッゲン」
- 夜景も絶景「フロイエン山&ケーブルカー」
- ベルゲンの歴史が分かる 「ブリッゲン博物館」&「ハンザ博物館」
- 一生のうちに一度は行きたい場所「プレーケストーレン」
- ヨーロッパ大陸最大の氷河「ヨステダール氷河」
- 氷河観光しやすい「ブリクスダール氷河」
- 世界で最も美しいフィヨルド「ガイランゲルフィヨルド」
- ノルウェーで一番美しい街「オースレン」
- 超絶景の 妖精トロルの舌「トロルトゥンガ」
- 北極圏最大の街「トロムソ」
- 世界で2番目に大きな「ソグネフィヨルド」
- 白夜・極夜を体験できる「ノールカップ」
- ノルウェーで人気・北極圏内にある「ロフォーテン諸島」
- 絶景ルートを駆け抜ける「ベルゲン鉄道」&「フロム鉄道」
- 世界で最も美しい航路を堪能「フッティルーテン(ノルウェー沿岸急行船)」
- ノルウェー一番のオシャレスポット「カール・ヨハン通り」
- ノルウェー料理の「バカラオ」を堪能「ブリッゲロフテ&ステューエナ・レストラン」
- コーヒーの味が格段においしい「ストックフレッス」
ノルウェーのおすすめ観光スポット①:ノーベル平和賞の授賞式が行われる「オスロ市庁舎」
ノーベル平和賞の授賞式が毎年12月10日に行われることでも有名な庁舎内には、外観と異なり内部は素晴らしく開放的なホールがあり、アートスタジオやギャラリーなどもあり無料で鑑賞できます。
ノルウェー人の画家・ムンクの絵画をはじめ、現在のノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の肖像画(Håkon Gullvåg作)が飾ってあります。
また、ここでしか見れない絵画やテーブルのデザイン、カーテンの刺繍など厳選されたものがあり、市庁舎というよりまるで美術館です。
メインフロアでは、巨大油絵「働き楽しむ人々」(ヘンリク・ソーレンセン作)、柱や天井には、バイキング時代からの文様が描かれており必見です。
近くには観光客向けの土産物屋もあり、市内散策の途中に立ち寄ることもできます。
オスロ市庁舎(Oslo rådhus)
住所:Rådhusplassen 1, 0037 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 23 46 12 00
営業時間:9時00分~16時00分
定休日:なし(クリスマス・イヴのみ休み)
URL:オスロ市庁舎
ノルウェーのおすすめ観光スポット②:喜怒哀楽を感じる「ヴィーゲラン彫刻公園 」
オスロの都心部から3kmにある(オスロ中央駅前のトラムで15分)「ヴィーゲラン公園」は212点の彫刻が展示されている彫刻庭園です。
ヴィーゲラン公園にある無数の彫刻は「人生の諸相」をテーマにしたもので、どれも人間の喜怒哀楽を感じさせます。
ノルウェーの彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品の中で最も人気のある地団駄を踏む「怒った少年」でヴィラーゲンを知らない人も思わず笑ってしまい、その姿はどこかに愛着や懐かしさを感じます。
風変りな彫刻を見に世界中の人が訪れている人気のスポットです。
不思議な動きをしている彫刻に「なぜ、その格好?」になると考えたり、同じポーズで写真を撮ったり、想像力をかきたてる興味深い観光スポットです。
ヴィーゲラン彫刻公園 (Vigelands parken)
住所:Nobels gate 32, 0268 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 23 49 37 00
営業時間:24 時間営業
定休日:なし(クリスマス・イヴのみ休み)
URL:ヴィーゲラン彫刻公園
ノルウェーのおすすめ観光スポット③:ハーラル5世と王妃が居住している「ノルウェー王宮」
現在のハーラル5世と王妃が居住している「ノルウェー王宮」は1848年に完成し、オスロの街並みを見下ろす小高い丘の上にあります。
カール・ヨハン通りを真っすぐ歩いた先にある王宮は、周囲を緑が綺麗な公園に囲まれて朝の散歩にも最適なスポットです。
内部の見学はできませが、外観と庭園は見学が自由にでき、平日午後1時半に衛兵の交代式が行われています。
また夏期限定の英語ツアーに申し込めば、王宮内部の見学もできます。
交替式の時間以外は、王宮前に立っている衛兵さんと記念写真を撮ることができ、洗練された制服の衛兵さんとの思い出の一枚の写真が撮れ、運が良ければ馬に乗った衛兵さんが移動する姿を見ることもできます。
ノルウェー王宮 (Det Kongelige Slott)
住所:Slottsplassen 1, 0010 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 22 04 87 00
営業時間:ガイドツアー 6月下旬~8月上旬の月~木曜・土曜12:00、14:00、14:20、金・土曜14:00、14:20、16:00
URL:ノルウェー王宮
ノルウェーのおすすめ観光スポット④:難攻不落の城「アーケシュフース城砦」
オスロの町を防御目的で建造された「アーケシュフース城」は、1290年代建設の古城で、主に「スゥエーデン」の攻撃から守った、9度攻められて1度も落城しなかった難攻不落の城で、オスロ駅から徒歩15分くらいの高台にあります。
17世紀にルネサンス様式に改築が行われ、城壁は現在も軍関係の施設となっています。
30分程度で城内を一周まわれ午後9時迄まで一般公開されており、すぐ近くにはノルウェー軍博物館とレジスタンス博物館があります。
石造りの重厚な城壁から見られるオスロの街並みやフィヨルドの眺望を見渡せます。
オスロフィヨルドの岩盤の上に築かれた城はアナと雪の女王のモデルになりました。
エルサとアナが住む王国の世界を楽しめます。
アーケシュフース城砦 (Akershus Festning)
住所:0150 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 23 09 39 17
営業時間:6時00分~21時00分
定休日:なし(クリスマス・イヴのみ休み)
URL:アーケシュフース城砦
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑤:ムンクの『叫び』展示の「オスロ国立美術館」
ノルウェー最大の美術館で1836年創設、182年の歴史を誇ります。
オスロ大学の反対側に位置し、19~20世紀のノルウェーの絵画の作品を多く展示しており、特にエドヴァルド・ムンク(1863-1944)のコレクションが有名な美術館です。
それ以外にモネ、セザンヌの人物画と静物画、ゴッホの自画像、ルノアール、ピカソ、モディリアーニ、ロダンなど近世ヨーロッパの作品も所蔵している。
ムンクは自分の健康状態、父親の死に伴う耐え難い孤独感、そし母親や姉の死が、少年時代のムンクの鋭い感受性に大きな影響を与えたと言われています。
あまりにも有名な作品「叫び」は4枚あり、この美術館が所蔵しているのは背景がオレンジ色のもので、この作品だけはガラスでガードされています。
オスロ国立美術館 (Nasjonalgalleriet)
住所:Universitetsgata 13, 0164 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 21 98 20 00
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:日曜日、月曜日
URL:オスロ国立美術館
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑥:ノルフェー国教の総本山「オスロ大聖堂」
「オスロ大聖堂」はノルフェー国教の総本山で、1697年に創建されたルーテル派の聖堂です。
6,000本ものパイプが立つパイプオルガンやヒューゴ・モールによる繊細な大天井画、ミカエル・ラッシュの『最後の晩餐』をモチーフにした祭壇飾り、差し込む光の加減で違った世界を作り出すステンドグラスなどの見所が多いところです。
鉄道オスロ中央駅(Oslo Sentral Stasjon)から徒歩5分、トラム(11、17、18)Stortorvet駅の目の前にあります。7~8月にはパイプオルガンの演奏会があり、金曜日は祈りを捧げたい人たちのために一晩中開放しているそうです。
英語のガイドブックが用意されています。
周りにはバサーハッレネという小さなアンティーク・ショップが並んでいます。
オスロ大聖堂 (Oslo Domkirke)
住所:Karl Johans gate 11, 0154 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 23 62 90 10
営業時間:10~16時(金曜16時~翌6時)、ミサは日曜11時、水曜12時、金曜16時30分
定休日:なし
URL:オスロ大聖堂
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑦:ムンクの世界にどっぷり浸かれる「ムンク美術館」
ムンクの世界にどっぷり浸かれる「ムンク美術館」は、ムンクがオスロ市に寄贈した約1,100点の絵画、約18,000点の版画、そのほか日記や手紙、写真など様々な収蔵品を集めています。
定期的に入れ替えをしており、何度行っても楽しめる郊外のトイエン地区にある美術館で、地下鉄で簡単にアクセスできます。
『叫び』は絵の中の男性が叫んでいるように誤解されがちですが、この作品は自然をつんざく得体のしれない叫びの恐怖に震えて「耳を塞いでいる様子」を表現しているものです。
有名な油絵『叫び』は国立美術館にあり、ムンク美術館が別の『叫び』の油絵やパステル画、リトグラフ(水と油の反発作用を利用した石版画)を所蔵しています。
ショップでは『叫び』をモチーフにTシャツやトートバッグ、マグカップ、スマホケースなど豊富にあり、個性的なグッズは自分にはもちろん友達や家族へのお土産にぴったりです。
叫びの絵が描かれたケーキは観光客の間でも大変な人気になっています。
ムンク美術館 (Munchmuseet)
住所:Tøyengata 53, 0578 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 23 49 35 00
営業時間: 10時00分~16時00分
定休日:なし(クリスマス・イヴのみ時間変更)
URL:ムンク美術館
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑧:フィヨルド観光の拠点「ブリッゲン」
ノルウェー第2の都市「ベルゲン」は、フィヨルド観光の拠点であり、世界中から旅行者が集まる人気の観光地です。
1070年にオーラヴ・ヒッレ王によって造られた街で、その歴史は古く12~13世紀の間はノルウェーの首都になっていました。
また、14世紀には当時バルト海沿岸を中心に歴史を飾ったハンザ同盟に加盟し、さらに特産の干ダラの輸出により急速に発展し、17世紀にハンザ同盟が終わるまでの400年間にわたって繁栄しました。
有名な観光名所である魚市場のその先に、切妻屋根のカラフルな木造倉庫が湾に沿って並ぶブリッゲンは、ハンザ同盟の名残を残すカラフルな61棟の木造家屋の町並みは1979年に世界遺産に登録されました。
絵本から飛び出してきたかのような光景がメルヘンの世界へと誘います。
ブリッゲン (Bryggen)
住所:Bryggen, 5003 Bergen, ノルウェー
電話番号:+47 55 55 20 80
営業時間:9時00分~16時00分
定休日:日曜日
URL:ブリッゲン
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑨:夜景も絶景「フロイエン山&ケーブルカー」
ベルゲンで必ず訪れておきたい絶景スポットが、「フロイエン山」(Fløyen)の頂上からの景色です。市内にあるケーブルカーを利用すると、山頂(標高320m)までケーブルカーですぐに行けます。
展望台からは、美しいベルゲンの街並みや周辺の島々、北海を一望でき、夜景も綺麗なので恋人たちにとってもロマンチックなところです。
地元の人々の足にもなっており、幼稚園の子ども達や地元の人々がペットの犬を連れてケーブルカーに乗り込んできます。
街を歩くと、ノルウェーの山に住んでいるといわれている妖怪トロール(「妖精」or「妖怪」?)のちょっと不気味な微笑みの像を見かけます。人間サイズの像は珍しいので、ぜひ一緒に記念ショットはいかがでしょうか。
ブリッゲン (Bryggen)
住所:Bryggen, 5003 Bergen, ノルウェー
電話番号:+47 55 55 20 80
営業時間:9時00分~16時00分
定休日:日曜日
URL:ブリッゲン
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑩:ベルゲンの歴史が分かる 「ブリッゲン博物館」&「ハンザ博物館」
「ブリッゲン博物館」では、模型や発掘品を展示してブリッゲンを中心としたベルゲンの歴史を紹介しています。
中世の木造教会や実物大の居住跡などのスケールの大きな展示、現代の靴のミュージアム、魔女の資料館、キッズコーナーがあり、見ごたえがあります。
「ハンザ博物館」はブリッゲン地区の入口にあり、商人が古い文化を残すために、1872年に創設しました。内部には仕事場、倉庫、事務室、寝室などが再現されていてハンザ商人たちの当時の暮らしぶりが分かります。
ベルゲンの中で最も古い建物の一つとされています。
インテリアは18世紀~19世紀初期のもので、中世時代の装飾センスやデザインが鑑賞できます。
ブリッゲン博物館 (Bryggens Museum - Bymuseet I Bergen)
住所:Dreggsallmenningen 3, 5003 Bergen, ノルウェー
電話番号:+47 55 30 80 30
営業時間:9:00-18:00
URL:ブリッゲン博物館
ハンザ博物館 (Det Hanseatiske Museum og Schøtstuene)
住所:Finnegården 1A, 5003 Bergen, ノルウェー
電話番号:+47 53 00 61 10
営業時間:月曜日8時00分~18時05分 時間変更の可能性
定休日:月曜日以外休み
URL:ハンザ博物館
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑪: 一生のうちに一度は行きたい場所「プレーケストーレン」
ノルウェーと言えばフィヨルド。下から眺めるフィヨルドクルーズもいいですが、壮大な景色を生で見たいなら「一生のうちに一度は行きたい場所」にも選ばれたこともある「プレーケストーレン」です。
夏場は拠点の町スタヴァンゲル(Stavanger)から毎日十数本出ているフェリーかバスを乗り継いで「プレーケストーレン」の麓まで行き、登山コースは初心者から習熟者までいくつかあり、最も簡単なコースでも片道2時間です。
断崖絶壁の頂上に着くと目の前に息を飲むような絶景が拡がっています。
水面からの高さは600メートルで東京スカイツリー並みの高さです。
山登りではなく、スタヴァンゲルから船のクルーズで崖の下まで行く「リーセフィヨルドクルーズ」もあります。
プレイケストーレン (Pulpit Rock, Preikestolen)
住所:4129 Songesand, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑫: ヨーロッパ大陸最大の氷河「ヨステダール氷河」
ノルウェー中西部にあるこの「ヨステダール氷河」はヨーロッパ大陸最大の氷河で、幅10~15km,全長100km,面積1150km2,最高部は標高1,953mで、ヨステダール氷河国立公園(ソグン・オ・フィヨーラネ県)の一部を成し、公園の半分以上を占めています。
山の谷から氷の塊が一気に駆け下りているように見え、今にも迫ってくるような迫力があります。
山に囲まれた谷の部分に青く光った氷の塊や割れ目から除くブルーが本当に美しく、大自然の偉大さを感じます。
おすすめのシーズンは夏の時期です。
ヨステダール氷河 (Jostedalsbreen)
住所①:6791 Oldedalen, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑬:氷河観光しやすい「ブリクスダール氷河」
「ブリクスダール氷河」は,ヨーロッパ最大の「ヨステダール氷河」から分岐したもので、氷河は近くで見ると青白い光をたたえており、言葉では言い表せないほど美しくダイナミックな氷の世界を体感できると人気のスポットになっています。
氷山の町オルデン(Olden)の南西25kmに位置し、オルデン(Olden)から氷河の入り口となっているブリクスダール氷河口ロッジへは車で約30分で、そして、このロッジから専用車(有料/約10分)か徒歩(約45分)で、滝を見ながら小さな湖のある氷河の端まで行くことができます。
近くには氷河観光のためのレストランやホテル、ハイキングなどの観光案内所もあります。近年、温暖化の影響で氷河先端部が毎年10mほど後退しているともいわれています。
氷河観光は通常、6月中旬から8月中旬までです。
ブリクスダール氷河 (Briksdalsbreen)
住所:6792 Briksdalsbre, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑭:世界で最も美しいフィヨルド「ガイランゲルフィヨルド」
西ノルウエーの「ガイランゲルフィヨルド」は、標高1,500mの高さの山に囲まれた全長16kmで世界で最も美しいフィヨルドとして「フィヨルドの真珠」と呼ばれています。
「ネーロイフィヨルド」と共に世界遺産に登録されています。
人が触れていないありのままの壮大な自然が残されていおり、その絶景に多くの人が圧倒されます。
フィヨルドは氷河の侵食作用によってできた自然の神秘の造形作品であり、実際にまじかで見ると感動を覚えます。
ガイランゲルフィヨルドへは、オスロから列車を乗り継いで、フィヨルドの奥にある町オンダルスネスに到着します。
さらに、ここから大自然の風景が眼下に広がるバスでガイランゲルまで行き、ここからフィヨルドの水路を航行するフェリーに乗って絶景の鑑賞となります。
ガイランゲルフィヨルド観光には、列車・バス・船などのチケットにホテルを組み合わせた1泊2日のオスロ発着ツアーを利用するのが便利でおすすめです。
ガイランゲルフィヨルド (Geirangerfjord)
住所:ストランダ、ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑮: ノルウェーで一番美しい街「オースレン」
オーレスンは、ベルゲンからさらに北北西に236kmにある港町で、ガイランゲルフィヨルドを巡るクルーズ船の寄港地で、ここを拠点にして美しいノルウェーを堪能する旅に出かける人も多くいます。
中心部より徒歩で30分程度、481段の階段を登ればアクスラ山の展望台からは四方に広がるオースレンを見下ろすことができ、家と家の間を流れるオースレンの象徴である運河を見れます。
そして、カラフルな家々が運河に沿って幾重にも軒を並べているアールヌーボー調の町並みの絶景を見ることができます。
1軒1軒がそれぞれ異なるデザインで装飾されている街は全体が美しく映え、どれも被写体になるものばかりです。
夕焼けに浮かぶ灯台、水面は太陽に照らされ光り、日が落ちると青い夜空と少しずつライトアップしていく町並みが、また違う景色を作りだしていて、行って実感するしかない感動の美しさです。
オースレン (Ålesund)
住所:オースレン ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑯:超絶景の 妖精トロルの舌「トロルトゥンガ」
ノルウェー南部のオッダという街にある絶景スポットで、断崖絶壁の山の頂がノルウェーで語り継がれている有名な妖精トロルの舌のように突き出ていることから「トロルトゥンガ(Trolltunga)と呼ばれています。
折れてしまいそうな頂部分(標高1,100m)の薄い岩の上で、眼下に流れるフィヨルドを見ながら、岩先に腰掛けたり、空高くジャンプしたりして、あなたの勇気次第で超絶景を撮ることができます。
数時間かけて苦労した登山の後に、この世のものとは思われない超絶景の景観を鑑賞して感動を得ることができます。
オッダ観光協会が主催するハイキングツアーもあります。往復20kmで、標高1,100mの「トロルの舌」へは徒歩で往復8〜10時間程かかります。
フィヨルド観光での登山客の多くはベルゲンやオッダ村からアクセスし、前日は周辺のホテルに宿泊します。
そして、バスかタクシー、レンタカーで翌日早朝に登山口Skjeggedal(シェッゲダル)へ向かいます。
トロルトゥンガ (Trolltunga)
住所:5760 Røldal, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑰:北極圏最大の街「トロムソ」
北ノルウェーにある「トロムソ」は北極圏最大の街で、冬はオーロラ鑑賞、夏は白夜が体験できます。
その歴史は古く、中心市街の街並みは歴史的な木造建築物が集中して集まっており、そして「トロムソ大聖堂」は1861年に建てられ、ノルウェーでは唯一の木造教会です。
また、「北極圏博物館」は北極への探検・狩猟の拠点として開設され、行方不明になった探検家「ロアール・アムンセン」の資料・展示物も揃っていて、世界最北の植物園もあります。
日本からノルウェーを訪れる旅行者に人気なオーロラ観測のベストシーズンは、10月~3月で、オーロラ観測ツアーが毎日開催されており、もっともよく見えるのは真冬です。
雪のあるシーズンには人気の犬ぞり体験もあります。
幻想的なオーロラ鑑賞はノルウェーには外せません。
*トロムソ(Tromsø) *
住所:Tromsø, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑱:世界で2番目に大きな「ソグネフィヨルド」
ノルウェー最大のフィヨルドが、「ソグネフィヨルド」で、世界でも2番目に大きさで、海から内陸部までの長さが203kmで、そして内陸部の水深が最大1,300m程あります。
両側は1000mを超える山々には囲まれた壁が間近にあります。
ソグネフィヨルドへは、ベルゲンから日帰りで周遊が可能で、朝ベルゲンから鉄道に乗り、途中でバスに乗り換え、大自然の風景を楽しめる「スタルハイム渓谷」を通って、フィヨルドの奥にある「グドヴァンゲン」の町に到着します。
そして、フェリーでフィヨルド内の水路を航行します。
フェリーはフロムの町へ向かい、ウロムからフロム鉄道とベルゲン鉄道を利用して夕方にベルゲン戻るルートです。
ソグネフィヨルド観光には、周遊チケット(Norway in a nutschell)がおすすめで、鉄道、船、バスのチケットがセットで購入でき、各交通手段がうまく接続されています。
ソグネフィヨルド (Sognefjorden)
住所:ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑲:白夜・極夜を体験できるヨーロッパ最北の岬「ノールカップ」
ノルウェー北部マーゲロイ島にある観光名所のノールカップ岬は、アクセス可能なスポットとしてはヨーロッパ最北の岬で、北極海に面しています。
北極海の地平線を望む絶景ポイント「ノールカップ」で、夏は太陽が沈まない白夜を、真冬は太陽がのぼらない極夜を体験できます。
「ノールカップ」のに行く一番簡単な方法は、ノルウェーでもの最北部(人口一万人以上の都市では世界最北)にあり、世界遺産のアルタの岩絵で知られるアルタの町まで飛行機で向かいます。
このアルタ空港からホニングスバーグを経由してノールカップ岬行きのバスが往復しており、所要時間は5・6時間ほどかかります。
ノールカップ (Nordkapp)
住所:9764 Nordkapp, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット⑳:ノルウェーで人気・北極圏内にある「ロフォーテン諸島」
「ロフォーテン諸島」は、北極圏内にあり、北部地域の中心地トロムセーの南西部にあるノルウェー海に突きだした細長い半島です。
印象的な高い山々、美しく広がる海と入り組んだ入江、未開発のまま残されている自然が溢れています。
ここでは、5月末〜6月中旬は太陽が沈まない白夜、12月初旬〜1月初旬は太陽が昇らない極夜となり、オーロラも見られます。
暖流の影響を受ける気候のため、最も寒い1〜2月の平均気温がマイナス1度と比較的穏やかです。
10月〜1月はネイチャー・サファリというボートツアーがあり、ノルウェーの約25%の海鳥が生息しているエリアで、海鷲やクジラ、オットセイなどの野生の動物を鑑賞することができます。
ハイキングやウォーキングは、易しいルートから上級者向きまで多数あり、魚釣りも人気のアクティビティです。
ロフォーテン諸島 (Gimsøysand)
住所:8314 Gimsøysand, ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット㉑: 絶景ルートを駆け抜ける「ベルゲン鉄道」&「フロム鉄道」
ノルウェーの鉄道は、単なる移動手段というより観光列車としての魅力が備わっています。「ベルゲン鉄道」は、オスロからノルウェー西岸に点在する「フィヨルド」を通るので人気の高い路線です。
首都「オスロ」と第二の都市「ベルゲン」を結んでおり(約500kmの鉄道路線)、標高1200mを越える高い山岳を通っています。
ミュルダル駅から分岐しソグネフィヨルド沿岸のフロム駅までの20kmの路線「フロム鉄道」は、世界中の鉄道ファンに知られている山岳ルートを走る鉄道です。
海抜0mと867mの高低差があり、列車は囲まれた山間部の絶景ルート走り抜け、多くのトンネルを通過していきます。
夏場は、ショースフォッセン駅近くにあるショース滝を観光客が鑑賞できるように、列車が一定時間駅に停車します。
ノルウェーのおすすめ観光スポット㉒: 世界で最も美しい航路を堪能「フッティルーテン(ノルウェー沿岸急行船)」
ノルウェーの西海岸、南のベルゲンから北のキルケネスまで約2,400kmを航行し、大小34の港に寄港しながら12日間で一周しています。
主要な港以外にも、住民や貨物が乗降するだけの小さな港にも寄港して、沿岸住民の生活に欠かせない定期船です。
航路の約半分が北極圏内にある「世界最北の定期航路」としても知られています。
船のデッキから眺める天空のオーロラ、「海のアルプス」とも呼ばれる海面から1000m級の山々がそびえるフィヨルドの景観の中を進む船旅は感動の連続を与えてくれます。
数々の寄港地での散策やさまざまなエクスカーション(有料のオプショナルツアー)もでき、行く先々の大自然や、地域に根ざした文化に直接触れ合えます。
エクスカーションは、ヨーロッパ最北端の地にある岬ノールカップ観光ツアーや、冬の犬ぞり体験、現地サーミの文化体験、トロンハイムなどの観光ツアーなどが含まれています(参加には事前の予約が必要)。
ノルウェーのおすすめ観光スポット㉓: ノルウェー一番のオシャレスポット「カール・ヨハン通り」
オスロのメインストリート「カール・ヨハンス通り」は、おしゃれな雑貨店や様々なデパート、レストランが軒を連ねるので、観光客ならば一度は足を運ぶ場所です。
市庁舎や大聖堂、王宮周辺の公園など人気の観光スポットがあり、やついつい歩き過ぎてしまうのがこの通りです。
実はノルウェーはコーヒー王国なので、買い物に疲れたらカフェで休憩しましょう。
この通りの名前は、ノルウェー王を兼任していたスウェーデン王であるカール・ヨハン14世(ノルウェーでは「カール・ヨハン3世」、1818~1844年)に由来しています。
夏は大道芸人が音楽を奏で見物客が多いに盛り上がりますが、冬になると真っ白の雪に覆われてしっとりとした美しい通りとなります。
カール・ヨハン通り (Karl Johans gate)
住所:oslo ノルウェー
ノルウェーのおすすめ観光スポット㉔: ノルウェー料理の「バカラオ」を堪能「ブリッゲロフテ&ステューエナ・レストラン」
ブリッゲンを訪れたならば、伝統的なノルウェー料理の「バカラオ(Bacalao)」をレストラン「ブリッゲロフテ・ステューエナ」で楽しめます。
「バカラオ」は干タラのトマトソースの煮込み料理で、漁業が盛んなノルウェーでも家庭料理として深く浸透しているもので、塩味が濃く、パンを浸しながら食べます。
とろとろとしたスープみたいで、一品だけでお腹を十分に満たせます。
塩漬けにして干した旨味が凝縮した鱈を、オニオンやポテトなどと一緒にトマトソースで煮込んだ料理は日本人の口にも合います。
見た目もきれいな鯨肉の燻製カルパッチョやトナカイのヒレ肉などのレアメニューは、なかなか口にすることができないものなので、皆でシェアして堪能しましょう。
ブリッゲロフテ&ステューエナ・レストラン (Bryggeloftet & Stuene Restaurant)
住所:Bryggen 11, 5003 Bergen, ノルウェー
電話番号:+47 55 30 20 70
営業時間:11時00分~23時30分
定休日:なし(クリスマス・イヴのみ時間変更)
URL:ブリッゲロフテ&ステューエナ・レストラン
ノルウェーのおすすめ観光スポット㉕: コーヒーの味が格段においしい「ストックフレッス」
「ストックフレッス」は、オスロ市内7店舗を構えるコーヒー店で、コーヒーの味が格段においしいと言われ、地元のコーヒー通にも人気のお店です。
カール・ヨハン通りの近くのプリンセン通りのお店や、オスロ中央駅、地下鉄Jernbanetoget駅から直結しているショッピングセンターのオスロ・シティ(テイクアウトのみ)のお店が利用するのに便利です。
お店はいつも多くの人で行列ができており、計り売りのコーヒー豆をお土産に購入する人も多く、またコーヒー豆を購入すると、その日のおすすめコーヒーがサービスで1杯が無料になります。
バリスタが入れるこだわりのコーヒー以外にも、近郊の契約農場でつくられる人気のフレッシュジュースもあります。
ストックフレッス (Stockfleths)
住所:Prinsens gate 6, 0152 Oslo, ノルウェー
電話番号:+47 400 92 364
営業時間:7時00分~18時00分(クリスマス・イヴのみ時間変更)
定休日:日曜日
URL:ストックフレッス
大自然の魅惑の世界に触れて感動を体験する
ノルウェー西岸のリアス式海岸にあるフィヨルドは絶景ポイントとしても人気のあるところです。おすすめのノルウェー観光地のタイトルを見ただけで、もう行きたくなってしまいます。
絶景ルートを駆け抜ける「ベルゲン・フロム鉄道」や世界で最も美しい航路「フッティルーテン」を利用すると絶景の連続、オーロラの幻想的な光景を堪能でき、大自然の魅惑の世界に触れて感動の連続を体験できます。