【観光に行く前に】デュッセルドルフの基本情報
「デュッセルドルフ」はフランクフルトやミュンヘン、ベルリンと比べて、日本人には馴染みがないように見えますが、実際には、ドイツの中で重要な役割を担っているドイツ最大の州の州都です。
デュッセルドルフってどこにある?
ドイツ西部の「デュッセルドルフ」はライン川下流にある都市で、オランダやベルキーに隣接して、車で40分ほどでオランダに着くという地勢的に非常に優位な場所にあります。
「デュッセルドルフ」は世界遺産ケルン大聖堂で有名なケルンとも隣接し、ミュンヘンとは都市間高速鉄道(ICE)で約1時間30分、ドイツ屈指の金融街であるフランクフルトとは約5時間、旧東ドイツ首都のベルリンとは約4時間20分で結ばれています。
ドイツで有数のデュッセルドルフ国際空港があり、日本から直行便で12時間でいけます。
デュッセルドルフってどんな街?
「デュッセルドルフ」は、ドイツで最大の人口があるノルトライン・ヴェストファーレン州の州都で、ドイツの西の端、ルール工業地帯の南部に位置し、ライン・ルール地方でも中心部機能をもっています。
人口は60万人を超えドイツ経済に大きく貢献をしている国際都市でどこに行くにも便利な都市です。
世界の住みやすさ都市ランキングで6位で、便利な都市機能と緑が多いところです。
国際都市を反映して、約5,000社の外国企業(そのうち約600社は日本企業!)が拠点を置き、数多くの見本市が毎年開催され、ドイツ最大の日本人コミュニティの日本人街もあります。
旧市街のライン川沿いにはゆったりした遊歩道が設置されており、たくさんのレストランやカフェもあり、旧市街にはZARAやH&Mなどのお手頃価格の流行ブランドショップや雑貨屋、観光客向けのお土産屋が多く、美術品売買もさかんなところです。
冬季には、そのライン川沿いの旧市街にはデュッセルドルフ冬の風物詩である観覧車が出現し、美しい景色に華を咲かしてしています。
デュッセルドルフの天気情報
デュッセルドルフは四季があり、春(4月~6月)は平均気温は、10度~16度程で夏に向けて徐々に上昇していきますが、6月に入って20度を超す日があります。
夏は30°C越えることは少なく一部曇る程度で、冬は東京より寒く風が強く曇りの日が多くなります。
近年は、1 年を通して気温は-1°Cから22°Cですが、-6C 未満または30C を超えることは滅多になく過ごしやすいところです。
サマ-タイムは3月末に始まり、日照時間は4月が7時~20時、5月が6時~21時過ぎ、6月が5時半~22時前後となり、日没が夜遅くなって日が長くなります。
【観光に行く前に】デュッセルドルフの魅力
デュッセルドルフの魅力について3つ紹介していきます。
デュッセルドルフの魅力①他の国や有名観光スポットに簡単に行ける便利な高速都市鉄道
高速都市鉄道(ICE)は、ベルリン、ハノーバー、ミュンヘン、フランクフルトなどのドイツの中核都市および隣接するオランダ、オーストリア、スイス、フランスの各地とを最高時速320 kmで結んでいる便利な国際高速列車です。
因みに、チューリヒ~シュトゥットガルトおよびアムステルダム~ケルンは約2時間40分、パリ~フランクフルトは約4時間、ウィーン~ニュルンベルクは約5時間で運行しており、日本での国内旅行並みの時間でアクセスできます。
さらに、空港が街のすぐそばにあり、空港から街の中心部へ7km程で、空港から10分以内で中心街に行けます。
デュッセルドルフの魅力②ヨーロッパでも屈指の日本人コミュニティ
日本企業の進出が多い「デュッセルドルフ」では、デュッセルドルフ中央駅近くのインマーマン通りに、ドイツ最大の日本人コミュニティがあり日本人街と呼ばれています。
これはドイツで随一、ヨーロッパでもロンドンやパリに次ぐ屈指の日本人街があり、約5,000人が住んでいます。
住民100人のうち約1人が日本人ということになり、日本語で用を足すことができ、除夜の鐘をつけるお寺もあり、海外で日本の正月を体験できます。
そして、日本レストランやデパート、日本食品を中心に取り扱うスーパーがあり、生鮮食品から調味料まで一通りがそろいます。
デュッセルドルフの魅力③魅力的な年間行事・イベントが豊富
「デュッセルドルフ」は、1年を通して魅力的な多彩なイベントが開催されており、ドイツならではの魅力の世界を体験できます。
- 春の訪れは、3月3~8日に開催される「カーニバル」から始まり、コミカルな仮装と派手なパレードで賑わい、11 月上旬にもデュッセルドルフ カーニバルが開催されています。
- 4月の「デュッセルドルフメトロマラソン」は、世界70ヶ国から1万4千人以上のランナーが参加するライン川を望む美しいスポットや観光スポットなどを巡るコースを走る大会です。
- 「中庭音楽コンサート」は、5月~9月までの毎週日曜日の朝11時から、ライン川沿いのホーフガーテン (Hofgarten)公園で開催されています。演奏内容も、ジャズからポップス、クラシック、ゴスペル、ブラスバンド、フォークソング、民謡など多彩です。
- 「デュッセルドルフ・フェスティバル」は毎年9月中旬~10月に音楽・演劇祭 が旧市街地のブルク広場で行われ、国内だけではなくヨーロッパやアジア、アフリカなどからも演奏家や芸術家を招聘して開催されています。
- デュッセルドルフ冬の風物詩「クリスマスマーケット」は11月中旬~12月で、クリスマスマーケットはドイツが発祥の国といわれ、街中や広場がきらびやかなイルミネーションで飾られ、オーナメントや伝統菓子、グリュー・ワイン、民芸品などの露店が軒を並べ多くの人で賑わいます。
デュッセルドルフのおすすめ観光名所&スポット21選
中世を感じる歴史的な観光地やアートなスポット、デュッセルドルフの現地の生活に触れるスポット、グルメやお土産を買うスポットなど紹介しています。
- 石畳の道と古い街並みが残る「旧市街(アルトシュタット)」
- デュッセルドルフのシンボル「ラインタワー」
- ゲーテの生涯と作品に光を当てた「ゲーテ博物館」
- 並木通りが美しい「ケーニヒスアレー」
- 20世紀前半のコレクションが充実「現代美術館・K20」
- ふんだんに装飾された細密な彫刻が優美な「ベンラート城」
- 旧市街地の中心「マルクト広場」
- デュッセルドルフで最古の教会「聖ランベルトゥス教会」
- ネアンデルタール人の人骨が発見された「ネアンデルタール博物館」
- 様々な時代の映画を鑑賞できる「デュッセルドルフ映画博物館」
- 近未来的すぎる建物がある「メディエンハーフェン地区」
- 不思議な映像の世界を体験「K21現代美術館」
- ゴシック様式で世界最大の「ケルン大聖堂」
- ドイツが本場「デュッセルドルフのクリスマスマーケット」
- ヨーロッパ有数の「日本人街」
- 日本人の利用が多い「ホテル ニッコー デュッセルドルフ」
- コストパの良い「レオナルド ホテル デュッセルドルフ シティ センター」
- 地ビール・アルト・ビールなら「ブラウライ シューマッハ」
- ドイツ料理や創作料理を堪能「バイリニー・レストラン」
- スイーツを堪能しお土産も買える「カフェ・ハイネマン」
- スーパでドイツ土産を買おう!
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット①石畳の道と古い街並みが残る「旧市街(アルトシュタット)」
中世の面影を今にとどめる「旧市街」は、美術館や博物館、13世紀に建立された聖ランベルトゥス教会などが石畳の道と古い街並みに残る見どころの多いところです。
デュッセルドルフはアルトビールと呼ばれる地ビールが有名で、レストランやバー、クラブなどが軒を連ねているので、「世界一長いバーカウンター」と称されています。
昼間の店舗が閉まって閑散とする街で、夜が遅いドイツはナイトライフを楽しみたい方はデュッセルドルフの地ビールを味わいながら、どこのレストラン、バーでも注文できる人気の高いソーセージや郷土料理を堪能しましょう。
中世ヨーロッパを思い起こさせる雰囲気を味わいたい人には絶対に外せないスポットです。
旧市街(アルトシュタット, Altstadt)
住所: デュッセルドルフ、ドイツ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット②デュッセルドルフのシンボル「ラインタワー」
デュッセルドルフ観光で、やはりライン川沿いにある約2キロほどの遊歩道散策もおすすめで、イベントなどが開催されていることもあります。
遊歩道の沿いにある芝生では、夏の間は芝生に寝転んで日光浴を楽しむ多くの人を見かけます。
そして、遊歩道の先には「ラインタワー」があり、高さ172.5mの展望台からはデュッセルドルフの街並みを一望できます。
ラインタワーにはレストランとバーがあるので、デートや旅行記念に美しいお昼の光景や夜景をゆっくりと鑑賞できます。
アルトビールを飲みながら、展望台で食事やほっと一息つくのもおすすめです。
ライン川を行きかう多くの船がデュッセルドルフの発展を支えてきたことを感じ取ることができます。
ラインタワー(Rheinturm)
住所:Stromstraße 20, 40221 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8632000
営業時間:土曜日 10時00分~1時00分
定休日:なし(クリスマスイブは時間変更)
URL:ラインタワー
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット③ゲーテの生涯と作品に光を当てた「ゲーテ博物館」
ドイツの偉大な文豪ゲーテの生涯と作品に光を当てた「ゲーテ博物館」は、18~19世紀の5万点に及ぶオリジナルの書物や原稿、肖像画、陶器などのコレクションを所有しています。
ゲーテの肖像がをはじめ、「若きウェルテルの悩み」1815年に作られた詩「イチョウ」の原稿や直筆の手紙、親交のあった人とのゆかりの品、色彩学を研究していたそれに係る資料など、様々な展示がされています。
一部日本語の解説もセクションごとに書かれています。
中央駅から707番のトラムで約6分の乗車時間のイエーガーホーフ城(Schloss Jaegerhof)停留所で下車してすぐのアクセスの良いところにあります。
ゲーテ博物館(Goethe-Museum Düsseldorf)
住所:Jacobistraße 2, 40211 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8996262
営業時間:11時00分~17時00分、土曜日 13時00分~17時00分
定休日:月曜日
入場料:8ユーロ
URL:ゲーテ博物館
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット④並木通りが美しい「ケーニヒスアレー」
デュッセルドルフの目抜き通りで、世界で最も美しいと言われる「ケーニヒスアレー」は、地元市民には「ケー」の愛称で呼ばれていますが、実はかの皇帝ナポレオンが作った道なんです。
「ケーニヒスアレー」は、モードの発信地でもある高級ブランドショップなど多くの店舗、オフィスビル、レストランなどが連なり、買い物客らで常に賑わっています。
「ケーニヒスアレー」と表記されていますが、Königは「王」、alleは「小道」という意味で、発音は「クォーニックスアレー」となります。
美しい建物や噴水、橋などの街並みを眺めながら歩くだけでも楽しい通りは、1994年には通り全体が文化財に登録されました。
ケーニヒスアレー(Königsallee)
住所:デュッセルドルフ 、ドイツ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑤20世紀前半のコレクションが充実「現代美術館・K20」
「デュッセルドルフの美術館・K20」は旧市街にあって繁華街からもほど近い、黒い優美な流線型の建物で、州がアメリカの収集家から88点のパウル・クレー作品を一括購入したことを契機に開設(1961年)されました。
K20では、欧州と米国の絵画を所蔵していますが、パウル・クレーやパブロ・ピカソ、シュールレアリズムなどの20世紀前半のコレクションが充実しています
K20の「K」は、ドイツ語Kunst(芸術)を、「20」は20世紀を指しています。
ノルトライン=ヴェストファーレン州の州立美術館(Kunstsammlung)は、姉妹館を2つ持ち、現代美術を中心に展示するK21、イベントや小規模の展覧会に使用するSchmela Hausと併せて3つの美術館を運営しています。
現代美術館(K20, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen)
住所:Grabbepl. 5, 40213 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8381204
営業時間:日曜日 11時00分~18時00分(クリスマスイブは時間変更)
定休日:月曜日、火曜日
URL:現代美術館
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑥ふんだんに装飾された細密な彫刻が優美な「ベンラート城」
「ベンラート城」は、デュッセルドルフにある18世紀後期の宮殿で、居城ではなく、狩猟用のコテージとして使用されていたものです。
丸い屋根にピンクの外壁をもつ、ふんだんに装飾された細密な彫刻が優美な外観を形作るゴシック様式のお城は、バイエルン選帝侯カール4世フィリップ・テオドール(Karl IV. Philipp Theodor)が建てたものです。
池に面したメイン棟の両脇には自然史博物館とガーデン美術館の2棟の建物があり、隣接してミュージアムショップも併設されています。
一般観光客の内部見学はガイドツアーのみ可能で、ピンクの部屋や庭を眺めるガーデン・ルーム、演奏会を楽しむドームのあるホール、調度品など見どころ豊富なところです。
中央駅からは電車で15分ほどで手軽に訪れることができます。
ベンラート城(Schloss Benrath)
住所:Benrather Schloßallee 100-108, 40597 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8921903
営業時間:火曜日~金曜日11時00分~17時00分 土曜日・日曜日 11時00分~18時00分
定休日:月曜日
URL:ベンラート城
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑦旧市街地の中心「マルクト広場」
旧市街地の中心にある「マルクト広場」は、様々な建築様式で建てられた市庁舎の入り口にあり、その広場の中央にあり目立つのが「ヨハン ヴィルヘルム2世の騎馬像」で、デュッセルドルフの象徴で中世の建築物と一体で欧州感!が感じられるところです。
石畳になっている旧市街の中心ある広場の近くには、デュッセルドルフの主要な観光名所が集まっており、ショッピング街のケーニッヒスアレーからは歩いて10 分ほどで、最寄り駅であるトラムの停車駅と地下鉄駅は、ハインリヒ ハイネ アリー沿いにあります。
広場はさまざまな文化的エベントが開かれ、11 月上旬から行われるデュッセルドルフ カーニバルやクリスマスの季節には「クリスマスマーケット」が開催され、多くの人が訪れます。
マルクト広場(Marktplatz)
住所:Marktpl., 40213 Düsseldorf, ドイツ
営業時間:月曜日~水曜日8時30分~15時30分、木曜日 8時30分~17時30分、金曜日 8時30分~12時30分
定休日:土曜日 、日曜日
URL:マルクト広場
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑧デュッセルドルフで最古の教会「聖ランベルトゥス教会」
中世の面影を漂わせる旧市街にある「聖ランヴェルトゥス教会」は13世紀に建てられた、デュッセルドルフで最も古い教会と言われています。
垢ぬけた色合いのステンドグラスが印象的ですが、内部の彫刻やレリーフ(浮き彫り)も歴史の重さを感じます。
バジリカ(中廊が側廊より高い教会)で有名な教会で、デュッセルドルフ市の誕生と同じ時期に建てられた教会で、外見は14世紀末の様式で飾りの少ないレンガ風ゴシック様式で、1815年に教会の塔が雷により火事に遭いました。
1817年に上部分だけが作り替えられ、修繕に使用した木が歪んでしまい、今でも塔の先端が曲がっているのが分かります。
聖ランベルトゥス教会(Basilika St. Lambertus)
住所:Stiftspl. 7, 40213 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 3004990
定休日:なし
URL:聖ランベルトゥス教会
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑨ネアンデルタール人の人骨が発見された「ネアンデルタール博物館」
「ネアンデルタール博物館」はデュッセルドルフ郊外の西に約20km、車で約20分のところで、電車でも15分ほどのところにあり、周囲の自然に映える薄緑色の宇宙船のようなモダンな外観の建物が印象的です。
約150年前に発見されたネアンデルタール人の特徴や生活、人類の進化について分かりやすい展示されているので、教育の一環で訪れる子供たちも多いところです。
音声案内や自分も人類の進化した展示物の1つになれるので、子供も大人も楽しめる場所です。
博物館の外に、採掘現場まで遊歩道があり、ネアンデルタール人の人骨が発見された場所もきれいに整備されています。
ネアンデルタール博物館(Neanderthal Museum)
住所:Talstraße 300, 40822 Mettmann, ドイツ
電話番号:+49 2104 97970
営業時間: 10時00分~18時00分
定休日:月曜日
入場料:大人10ユーロ、子供5,50ユーロ
URL:ネアンデルタール博物館
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑩様々な時代の映画を鑑賞できる「デュッセルドルフ映画博物館」
「デュッセルドルフ映画博物館」は、映画制作の歴史、映画撮影技術が生まれて間もないころの機械や実際に映画に使用されたものを見たり、さまざまな時代の映画を鑑賞したりできる楽しい施設(1993年にオープン)です。
映画博物館は旧市街に位置し、マルクト広場やライン河畔プロムナードから歩いてすぐの場所にあります。
建物内に常時1万点以上の資料があり、展示物の中には、チャップリンやスター ウォーズにまつわる衣装や賞、映画のポスター、写真などもあります。
13~19 世紀の貴重な影絵人形の展示や影絵の歴史について学べるコーナー、音響効果作りの体験や映画と経済・政治の関係を学べるコーナー、衣装や舞台装置、実際の台本の展示、3-D 映画撮影技術について学べるコーナーがあります。
デュッセルドルフ映画博物館(Filmmuseum Düsseldorf)
住所:Schulstraße 4, 40213 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8992232
営業時間:11時00分~18時00分
定休日:月曜日
URL:デュッセルドルフ映画博物館
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑪近未来的すぎる建物がある「メディエンハーフェン地区」
「メディエンハーフェン地区」はデュッセルドルフのシンボルである『ラインタワー』の西側にある湾岸地区を指し、この地区は19世紀末ごろから交易港として栄えたデュッセルドルフ港を再開発した地区です。
メディアやデザイン事務所向けのモダンなオフィスと居住地区に一新され、オシャレなレストランやカフェ、バーなども店を開いています。
ここでは、有名なカナダ出身の建築家フランク・O・ゲーリーを筆頭にクロード・バスコーニ、デイヴィッド・チッパーフィールドなど世界的な建築家による建築物が建ち並んでいます。幕張メッセなどを設計した槇文彦氏の建築物もあります。
「メディエンハーフェン地区」のランドマークとなっているのは3つのユニークな建物ゲーリーのビル(Gehry-Bauten)で、オフィスや住居に利用されています。
また、高層ビルの『Colorium』(カラーリウム)はイギリスの建築家ウィル・アルソップにより2001年に作られた17階建ての建物でホテルに利用されています。
メディエンハーフェン地区 (MedienHafen)
住所:Harbour, 40211 Dusseldorf, North Rhine-Westphalia、ドイツ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑫不思議な映像の世界を体験「K21現代美術館」
「K21現代美術館」は、1980年以降の国際現代アート分野の20世紀末~21世紀にかけての作品を中心に展示を行っていて、旧州議会議事堂を改装し2002年に美術館としてオープンしました。
世界的に有名な美術大学・クンストアカデミー (Kunstakademie) がデュッセルドルフにあり、そこで長く教鞭を執っていた戦後最大の現代美術家とも称されるヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys)はインスタレーションや彫刻、絵画など多岐にわたる作品を残し、K21にも彼の作品は展示されています。
鏡が床全部に敷き詰められた「アントニー・ロー」の部屋では、壁に映像が映され、床に反射して、そこで不思議な映像の世界を丸ごと体感できます。
また、建物の天井全体を使ったシルバーの強大なネットをはり、中に巨大風船をおいて歩き回ることができるセクションでは、下から見れば、まるで宙を歩いたり、這ったりしているように見えますが、。蜘蛛の糸という設定で、天井を歩く人々は蜘蛛の餌食になっています。
あなたも餌食になりに行きませんか?
K21現代美術館(K21, Kunstsammlung Nordrhein-Westfalen)
住所:Ständehausstraße 1, 40217 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8381204
営業時間:土曜日 11時00分~18時00分
定休日:月曜日、火曜日
URL:K21現代美術館
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑬ゴシック様式で世界最大の「ケルン大聖堂」
「ケルン大聖堂」は、ローマ時代からの古い歴史を誇る文化都市ケルンのシンボルで、ゴシック様式の建築物として世界最大の姿(高さ157m、奥行き114m、幅86m)で街に聳え立っています。
ドイツで最も人々が訪れる教会です。
マインツ大聖堂、トリーア大聖堂とあわせてドイツ三大大聖堂と呼ばれており、40階のビルに匹敵する姿は圧巻です。
有名な彫刻作家が作った何百体もの彫刻が飾られており、ブロンズの扉にも美しい彫刻があり、西正面扉口中央には「旧約聖書」の一場面が浮き彫りされています。
スケールの大きい大聖堂ですが、繊細な彫刻や壮麗なステンドグラスなどが配され、その姿は神秘的かつ荘厳です。
デュッセルドルフを拠点として電車で30分で行けるケルンは「must」の観光スポットでおすすめです。
デュッセルドルフとケルンを結ぶクルーズも運行しているので、船でケルンへの日帰り観光も可能です。
ケルン大聖堂(Kölner Dom)
住所:Domkloster 4, 50667 Köln, ドイツ
電話番号:+49 221 17940555
定休日:なし
URL:ケルン大聖堂
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑭ドイツが本場「デュッセルドルフのクリスマスマーケット」
11月からクリスマスまで開かれる「デュッセルドルフのクリスマスマーケット」は、ドイツが本場の三大クリスマスマーケットの1つにも選べれており、旧市街のアルトシュタットを中心に市内の各地で開かれます。
石畳の広場マルクト広場(Marktplatz)では、大きなクリスマスツリーが飾られ手工芸品の屋台が並び昔ながらの伝統的な雰囲気で街一番の人気で、週末には混雑して身動きがとれないほどです。
それ以外に、アクセサリーやおしゃれ雑貨を売る屋台が豊富な天使がモチーフのハインリヒ・ハイネ広場のマーケット、シャドウ広場のシンプルモダンなマーケットなど、それぞれテーマの異なる多彩なマーケットがあります。
フード屋台はお馴染みの焼きソーセージやグリューワインのほか、ペルー風じゃがいも料理など珍しいものもあり、クリスマスマーケットのハシゴができます。
ハイネ広場のクリスマスマーケット
住所: 40213 Düsseldorf, ドイツ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑮ヨーロッパ有数の「日本人街」
ドイツ中西部の街、デュッセルドルフの「日本人街」は、日本での知名度は高くないのですが、ドイツ在住日本人のあいだでは有名な街で、ドイツ在住日本人を始め、スイスやベルギーといった近隣国に暮らす日本人も「日本」を求めてやってくるところです。
日本関連のお店や日系企業の事務所が集中する「インマーマン通り」には、焼き鳥居酒屋、懐かしの赤ちょうちんが風情を醸し出しています。パン大国であるドイツの中で、日系のベーカリーにはメロンパンやあんパン、チョココロネといったパンが揃っています。
「松竹」は、日本食品を中心に取り扱うスーパーとして知られ、生鮮食品から調味料まで一通りが揃う在住日本人のライフラインになっています。毎週土曜日にはアニメや漫画好きのドイツ人コスプレイヤー達もこの街にやってきます。
観光スポットの名前
住所:Immermannstraße, 40210 Düsseldorf ドイツ
https://goo.gl/maps/5WhyFyNxYbR2 Immermannstraße
40210 Düsseldorf ドイツ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑯日本人の利用が多い「ホテル ニッコー デュッセルドルフ」
「ホテル ニッコー デュッセルドルフ」は、日系ホテルで日本人スタッフが常駐して日本語で対応できるため日本人の利用が多い人気のホテルです。
デュッセルドルフ空港まで車で15分のところにあります。
デュッセルドルフ中央駅から500mの場所に位置し、ケーニヒスアレーのショッピング街まで徒歩10分、デュッセルドルフ中央駅から地下鉄で市内各地にアクセスでき、ホテルのすぐ外にはトラムの停留所もあり便利なところです。
市街地の素晴らしい景色を望める最上階のスパ&プールもあり、旅の疲れも癒されます。
鉄板焼き、寿司などの日本料理もモダンなBenkayレストランで食べれ、その外に各国料理を味わえるレストランも備わっています。
ホテル ニッコー デュッセルドルフ (Hotel Nikko Düsseldorf)
住所:ホテル ニッコー デュッセルドルフ (Hotel Nikko Düsseldorf)
電話番号:+49 211 8340
URL:ホテル ニッコー デュッセルドルフ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑰コストパの良い「レオナルド ホテル デュッセルドルフ シティ センター」
「レオナルド ホテル デュッセルドルフ シティ センター」は、デュッセルドルフ駅から徒歩わずか2分のオーバービルク地区に位置する4つ星ホテルで、コストパーフォマンスの良い評判のホテルで、特にアクセスの良さが人気です。
ゲーテ博物館、デュッセルドルフ シャウシュピールハウスまで 2 km 圏内で、ショッピング通りのケーニッヒスアレーおよびシュティルヴェルク デュッセルドルフも2 km圏内にあります。
サウナ、フィットネスエリアなどのウェルネス施設が充実しています。
レストランでは、アメリカンスタイルのビュッフェ式朝食が毎朝提供されており、コンチネンタルブレックファーストのオプションもあり、地元料理や各国料理、バーでは軽食や各種ドリンクを楽しむことができます。
レオナルド ホテル デュッセルドルフ シティ センター(Leonardo Hotel Düsseldorf City Center)
住所:Ludwig-Erhard-Allee 3, 40227 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 77710
URL:レオナルド ホテル デュッセルドルフ シティ センター
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑱地ビール・アルト・ビールなら「ブラウライ シューマッハ」
「ブラウライ シューマッハ」は、デュッセルドルフの地ビール「アルト・ビール」醸造所の敷地内にある創業が1838年のレストランで、創業以来変わらないコクの深いビールが楽しめます。
ビールはもちろん、お皿にソーセージとチーズ、生ハムにマッシュポテトが勢揃いのドイツ料理の「アラカルト料理」、豚足、ソーセージ、トンテキのセット、ラムステーキも美味しい文句のつけようのない人気のお店です。
いつ行って混雑していますが、かなり広く回転も良いので心配いりません。
ドイツ料理のレストランは気取らず、気軽に料理とお酒が飲めるので、楽しめます。
グラスが空きそうになると店員が次々と新たなアルトビールを持ってきて、わんこ蕎麦状態になります。
ブラウライ シューマッハ (Brauerei Schumacher)
住所:Oststraße 123, 40210 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 8289020
営業時間:10時00分~0時00分
定休日:なし
URL:ブラウライ シューマッハ
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑲ドイツ料理や創作料理を堪能「バイリニー・レストラン」
「バイリニー・レストラン(Restaurant Byliny)」は、ハーフェン地区に近い住宅街に位置しており、お店は大きくはありませんが、リラックスできる洗練されたオシャレな雰囲気で、ドイツ料理や創作料理がいただけます。
新鮮なハーブと高品質の食材を使用した上質な食事とそれに合うワインをすすめてくれます。カボチャのスープや新鮮なムール貝などの料理もすすめてくれ、良心的な価格で量もある美味しい料理を味わえます。
静かに料理とワインを楽しむのに向いています。
1度行って、堪能してください。
Restaurant Byliny
住所:Konkordiastraße 85, 40219 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 94212670
営業時間:17時00分~22時00分 (クリスマス、時間変更の可能性)
定休日:月曜日
URL:Restaurant Byliny
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット⑳スイーツを堪能しお土産も買える「カフェ・ハイネマン」
「カフェ ハイネマン」は、ケーニヒスアレーの南端で直交するバーン通りにある創業が1932年の有名店です。
このカフェでスイーツ以外に食事もでき、ウィンナーシュニッツェルやカレーソーセージなども頂けます。
ドイツのケーキは甘さが強いのは多いのですが、こちらのシャンパンケーキは甘さ控えめで美味しく、フルーツのいっぱい入ったフルーツタルトや名物のシャンパントリュフも評判通りでおすすめです。
1階のショップには、美味しそうなチョコレートなどお菓子がたくさんあり、一口サイズのバウムクーヘンもお土産にもぴったりでおすすめです。長旅で型崩れしないように円柱の缶、ショッピングバッグも購入すれば大丈夫です。
カフェ・ハイネマン(Cafe Heinemann)
住所:Bahnstraße 16, 40212 Düsseldorf, ドイツ
電話番号:+49 211 327978
営業時間: 8時30分~18時30分、月曜日は8時30分~14時00分
定休日:火曜日
URL:カフェ・ハイネマン
デュッセルドルフのおすすめ観光スポット㉑スーパでドイツ土産を買おう!
「チョコレート」:ドイツ国内でも非常に人気の高い、お土産に外せないチョコレートが「ミルカチョコレート」でスーパーなどで安価に購入することができる紫色のパッケージのチョコです。
メルシーゴールドチョコレートは、チョコレートの詰め合わせで8種類のチョコレートが入っており、味は定番のミルクチョコレートやココナッツ味など美味しいものばかりです。「リッタースポーツ」チョコレートは、正方形の形が特徴的なドイツで根強い人気を誇るチョコレートです。
「ツヴィーバック(ラスク)」:ドイツでは定番の焼き菓子「ツヴィーバック」(ラスク)で、オーガニックな商品で、子どもたちにお菓子や朝食としてドイツ国内でよく食べられており、何種類かのフレーバーがあり、様々な味を楽しむことができます。
「レーヴェンゼンフのマスタード」:ドイツの最大のマスタードメーカーがレーヴェンゼンフです。定番のマスタードから、色んな種類のマスタードがあり、ビンのパッケージもかわいらくお土産にも最適です。
「ハーブティー」:ドイツのお茶もお土産として人気があり、定番のハーブティーからひと味違うものまで、たくさんの種類があります。はちみつなどと一緒にプレゼントすると喜ばれます。
「コーヒー」:ドイツにはコーヒーメーカーが数十社あり、スーパーに何気なく売られているコーヒーも美味しく仕上になっており、パッケージのデザインが素敵な「ダルマイヤー」のコーヒーです。知り合いのコーヒー好きが喜びますよ。
「オーデコロン」:さわやかな柑橘系の香りが魅力的なケルンの水と呼ばれる香水で、男性女性問わずに使えます。
「テディベア」:シュタイフというメーカーがつくるテディベアがおすすめで、ふかふかとして柔らかく見た目がかわいらしく、耳にタグが付いているのが特徴で、すこし値段が高いので、大切な人に買ってください。
芸術的で過ごしやすい街、デュッセルドルフ観光を楽しもう
ドイツのデュッセルドルフは、芸術の街でもあり、州都として中核都市のひとつで、オランダ、フランス、スイス、オーストリアにもアクセスしやすい国際高速列車も運行されており便利なところです。
旧市街やケルン大聖堂を散策して中世の歴史と文化を味わい、芸術の面白さを体験できる現代美術館もあり、本場のビールを飲みながら地元の料理を堪能できるところです。
2018年7月に行きました。
ケルンに行くのは2回目でしたが、ケルン中央駅の目の前にそびえる大聖堂はやはり圧巻です!
今回の訪問では、尖塔の上から景色を見ることを楽しみにしていました。
尖塔の中の狭い螺旋階段を登っていかなければいけないので大変ですが、登りきった先で見られる景色は最高です!
ケルン市内を一望できて大満足でした。
尖塔を登ってみたい方は、1時間ほど見ておいたほうがいいと思います。
また、階段がとにかく狭く滑りやすいので、スニーカーで行くことをおすすめします。