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2018/12/26

ハネムーンに人気のタヒチ島はどこの場所にある国?行き方は?

タヒチと聞くとまず思い浮かべるのが、画家ゴーギャンが描いた作品でしょうか。南太平洋にあるリゾート、紺碧の海とサンゴ礁の上に水上バンガローが立ち並ぶ光景は、ハネムーンの行き先として大人気です。ハワイのように身近ではなく、どんな国なのかちょっと想像がつかないところもあるタヒチについて、今回は詳しくご紹介していきましょう。

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タヒチ島はどこの場所にある国?

タヒチ島は南太平洋にある国

南太平洋にあり、ハワイよりもさらに南、オーストラリアのケアンズと同じぐらいの緯度にあります。アメリカ・カリフォルニアとオーストラリアのちょうど中間ぐらいの位置といえば、イメージが湧きやすいでしょうか。

タヒチの正式名称は「フランス領ポリネシア」で、ポリネシア文化圏の中心地。国際空港パペーテのあるタヒチ島の他、モーレア島、ボラボラ島が属しているソシエテ諸島、ツアモツ諸島など5つの諸島群に分かれています。

ポリネシア文化圏とは?

ポリネシアの人々

ポリネシアとは、ハワイとニュージーランド、イースター島を結んだ三角形のエリアにある島々のこと。ポリネシアに属している人々は、言語や伝統、文化、芸術、宗教などがよく似通っていることから「ポリネシア文化圏」と呼ばれます。

ちなみにポリネシアとは、ギリシャ語の「ポリ=多くの」と「ネソス=島」から造られたことば。大小さまざまな国々からなるひとつの文化圏を形成している、という意味で使われているわけですね。

タヒチ島の国はフランス領?

フランス領ポリネシアであるタヒチ

タヒチは1880年からフランスの植民地になり、現在に至ります

タヒチ島はもともと、いくつかの首長国に分かれ、争いを繰り返していました。その首長のうちの1人、ポマレ2世がタヒチを統一。

1791年頃からポマレ王朝によって支配されてきましたが、1842年にタヒチ島とモーレア島がフランスの保護領に。ポマレ5世の時代についにフランスに屈することになります。

このためタヒチの公用語はフランス語とタヒチ語。通貨はフレンチパシフィックフランが使われています。

タヒチ島と同じポリネシア文化圏の島は?

ポリネシア文化圏を代表する国としてはハワイが挙げられます。ハワイのオアフ島には「ポリネシア・カルチャー・センター」があり、サモア、アオテアロア、フィジー、ハワイ、タヒチ、トンガと6つの国の文化が一度に体験できます。

サモア諸島はイギリス連邦加盟国。第67代横綱を務めた武蔵丸の出身国です。

アオテアロアは、ニュージーランドのことで、マオリ族のことばで「白く長い雲のたなびく地」を意味します。

この他、クック諸島やチリのイースター島などもポリネシア文化圏の島です。

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タヒチ島はどんな国?

18世紀にフランス領となって以来、タヒチはヨーロッパ人にとって冒険や憧れの地となりました。中でもポスト印象派のフランス人画家、ゴーギャンの作品で有名です。

タヒチの住民をモデルに、色鮮やかな花々や自然があふれる美しい作品は、いまでも人々の心をとらえて離しません。ゴーギャンが最後を暮らしたヒヴァ・オア島には彼のお墓があり、初期に移り住んだタヒチ島にも、ゴーギャン博物館があります。

南の島らしくのんびりとした国民性。治安も悪くはありません。

ただ欧米からセレブが集まるリゾートということもあり、かなり物価が高いのが難点。年々上昇傾向にあります。

タヒチ島を除き、ボラボラ島やモーレア―島などでは、リゾート以外に気軽に食事ができる場所がありません。ある程度の出費は覚悟で、ちょっと贅沢に楽しむことを前提にお出かけください。

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タヒチ島の国の魅力!

ハネムーンに人気のボラボラ島

タヒチというと真っ先に思い浮かべるのが「水上バンガロー」が立ち並ぶ風景。発祥の地といわれ、自然素材を使った素朴な外観と、エレガントでロマンティックな演出がハネムーナーに人気です。

紺碧に輝くブルーラグーン、深い緑に縁取られた荒々しいまでの山々。中でも鋭く尖った山頂部が印象的なオテマヌ山は、ボラボラ島を特別な島にしています。

特筆すべきタヒチ島の魅力は以下の4つ。

  • 陽気で情熱的な国民性
  • 日本人の味覚に合う食事
  • 個性的な島々
  • 非日常感がいっぱい

それぞれを簡単にご紹介していきましょう。

陽気で情熱的な国民性のタヒチアン

南の島らしく明るくフレンドリーな人柄。お店やレストラン、ホテルなどで温かなおもてなしを受けることができます

また、タヒチアンダンスは、ハワイのフラダンスに比べ、激しくリズミカル。華やかな衣装とともに見ごたえのあるショーは、ぜひ一度体験してほしい伝統芸能です。

日本人の味覚に合うタヒチの食事

タヒチの名物といえば「ポワソンクリュ」。水揚げされたばかりのマグロなどの魚とココナッツミルク、ライムで味付けしたもので、日本人にも大好評です。

この他、バニラの名産地(タハア島)らしく、スイーツも絶品。本格的なフランス料理も楽しめます。

個性的な島々がそろうタヒチ

日本人がハネムーの行き先として憧れるボラボラ島。タヒチハネムーンといえば、まさにこの島をイメージする人がほとんどではないでしょうか。

国際空港パペーテのあるタヒチ島から最も近く、素朴で洗練されたリゾートが広がるモーレア島。ダイバーたちの憧れ、ポリネシア最大のラグーンが広がるランギロア島。

黒真珠の養殖で有名なマニヒ島。そして、ピンクサンドビーチで有名になったティケハウ島などが注目を集めています。

非日常がいっぱいのタヒチ

例えば水上バンガロー。青く透き通るような海の上に1棟、1棟、独立して建っています。プール付きや海が見えるバスルーム、ベッドなど、普段の旅では味わえない特別な景色を楽しめます。

カヌーでバンガローまで運んでくれる朝食、キャンドルと月明かりの下でいただくディナーなど、まさに非日常の連続。旅のだいご味が味わえるのもタヒチ最大の魅力となっています。

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タヒチ島の国への行き方

タヒチへの行き方

タヒチまでの直行便を運行しているのはエア・タヒチ・ヌイのみで、成田空港から週2便往復で飛んでいます。約9,500㎢のフライトで約11~12時間です。

日付変更線をまたぐので、スケジュールは以下の通り。

  • 月曜成田夕方発→月曜パペーテ朝着
  • 土曜成田夕方発→土曜パペーテ朝着
  • 金曜パペーテ朝発→土曜成田午後着
  • 土曜パペーテ朝発→月曜成田午後着

行きはタヒチ島のパペーテに朝到着するため、その日のうちに目的のリゾート島へ移動できます。

週2便だけなので、タヒチへの旅行日数は6日間(成田月曜発・土曜着)または8日間(成田月曜発・月曜着/成田土曜発・土曜着)が基本です。

ハワイやロサンゼルス経由の乗り継ぎを利用することで、羽田や関空発も可能です。旅行日程や旅費に余裕がある方はこちらものんびりできていいかもしれませね。

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タヒチ島の国を訪れるベストシーズンは?

南太平洋にあるタヒチ。年間の平均気温は27℃で海水の平均温度も26℃と、1年中泳げる常夏の島です。

シーズンを大きく分けると、12月~3月までが雨季、4月~11月頃が乾季。でも雨季とはいえ、雨の日が少し多いぐらいで、1日中降り続けるというようなことはありません。

暑さを避けるなら冬にあたる4月~11月頃がベスト。ただし、7月から8月頃のヴァカンスシーズンは運賃が高騰します。

比較的リーズナブルに楽しみたいということであれば、6月や10月がお得かもしれません。

タヒチアンダンスが好きな方なら、6月末から7月がおすすめ。タヒチ最大のお祭り「ヘイヴァ・イ・タヒチ(Heiva I Tahiti )」があります。

美しい花が咲き、トロピカルフルーツがおいしい季節なら12月~3月の雨季がねらい目。オフシーズンのため、ツアー価格も安くなります。

ただし、サイクロンが発生する可能性があるので、要注意です。

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ハネムーンに人気のタヒチ島についてのまとめ

タヒチ島の魅力

南太平洋最期の楽園ともいわれ、欧米人のセレブからも一目置かれるリゾート、タヒチ。日本からはアクセスが便利とは決していえませんが、一生に一度は行ってみたい憧れの地ではないでしょうか。

中でもタヒチハネムーンの行き先として、最も人気があるボラボラ島。水上バンガローに泊まり、思いっきりロマンティックな時間を過ごしたいと思う人も多いのでは?

画家ゴーギャンも愛した自然豊かで美しいタヒチ。ぜひ、一度は訪れてその魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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