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2019/01/23

世界最低気温のオイミャコン村!気温や天気は?夏はどんな生活をしてる?

世界で最も寒い定住地である、ロシアのオイミャコン村。
1月には平均最低気温で-50°Cを記録するほどの極寒であるものの、このオイミャコン村では人々が暮らし続けています。

生活に適した村とは思えないこの場所で、人々がどのような日常を送っているのかは気になるところです。
世界最低気温のオイミャコン村について、詳しく確認していきましょう。

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目次

オイミャコン村ってどんなところ?

オイミャコン村ってどんなところ?

ロシアのオイミャコン村は、世界で最も寒い定住地として知られている場所です。
この環境の中、約500人の現地民が生活しており、観光客も訪れます。

「オイミャコン」とはエヴェン語で不凍の水の意味を表す地名です。
これだけの低気温でありながら、天然の温泉が湧き出ていることに由来しています。

オイミャコンでは、あらゆるものが瞬時に凍り付いてしまいますが、そんな環境の中でも発掘される温泉にちなんで「不凍の水」と命名されました。

そんなオイミャコン村では、半分以上の月で氷点下が記録され、主に冬の季節が続きます。
また、1日のうちに太陽が顔を出す時間が3時間ほどしかなく、これもオイミャコンが記録的な低気温を記録する理由の一つです。

1993年には-70°Cというギネス最低記録を観測しており、一般的な国とは、人々の暮らし方が大きく異なっていることは間違いありません。

例えば普通の国であれば、家の水は水道管経由で配水されることが常識です。
しかしオイミャコン村では水道管が凍りついてしまうため、給水車が各家庭を回り、配水を行っています。

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オイミャコン村はどこにあるの?

ロシア・サハ共和国のオイミャコン地区にあるオイミャコン村は、標高740mの小さな村です。
ここが北極圏のわずか南に位置していることからも、極寒の地であることが想定できますね。

オイミャコン村の近くには、流域面積36万平方kmのインディギルカ川が流れています。
この川も、極寒エリアに位置していることから、1年の大半は凍結している状態です。

オイミャコン村へは、ロシア・サハ共和国のヤクーツク空港まで飛行機で向かうのが一般的なルートとなります。

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オイミャコンの気温や天気は?夏でも寒いの?

続いて、オイミャコンの天気を見ていきましょう。

オイミャコンの天気 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温°C -42.5 -35.4 -20.8 -3.7 9.1 20 22.7 18.2 8.9 -9.2 -32.7 -42
平均最低気温°C -50 -47.3 -40 -23.9 -4.7 4.0 6.2 2.6 -3.7 -20.4 -39.3 -48.8
降水量mm 6 7 5 6 13 34 45 39 23 14 12 8
平均湿度% 75 74 72 68 60 59 65 70 73 79 77 74
平均降雨日 0 0 0 0 10 17 17 18 13 1 0 0
平均降雪日 23 23 16 10 9 1 0 0 9 21 23 20

出典:TRAVEL TRIANGLE

オイミャコン村では、1年間のうち9ヶ月間で平均最低気温が氷点下となります。
1年を通し、降水量は少なめです。

7月・8月は平均最高気温が20°C近くとなり、雪が降ることもほとんどありません。
夏のオイミャコン村は比較的過ごしやすい天気と言えますね。

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オイミャコンと南極はどっちが寒いの?

オイミャコン村は、「人々が済む場所として」世界で最も寒い場所になります。
一方の南極は、世界中すべての場所を含め、最も寒いエリアです。

2018年には、南極で-97.8°Cが観測され、地球の最低気温が更新されました。
人間がこの気温の環境にいると、呼吸を数回しただけで肺から出血して即死するというので、どれだけ信じられない寒さであるかがわかりますね。

オイミャコン村は冬でもなんとか生活できる気温ですが、南極の場合は完全に人間の生活の場として選択肢から外れます。

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驚きのオイミャコン村での生活!

極寒のオイミャコン村ですが、室内は一般的な家庭と同じく暖房設備が整っており、20°Cほどの室温がキープされています。
冬には外が-40°Cとなるため、室内との温度差は実に60°C程です。

そして、オイミャコン村では外出時に多くの注意事項が存在しています。

まず、現地の人々は、外に出るときにメガネを着用しません。
これは、メガネのフレーム部分と自分の皮膚がくっつき、剥がれなくなってしまうからです。

また、素手でドアノブに触れてしまうと、瞬時に接着して離すことが不可能になってしまいます。
その他、室内で洗濯した衣類を外に干すと一瞬で凍りつくため、その後氷を払ってしまいさえすればすぐにドライ完了になったりと、極寒の地ならではの生活ノウハウが多数。

生まれた時からオイミャコン村に住んでいる人々にとっては、特に不自由を感じることはなく、現地の気候に順応した生活を送っているようです。

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オイミャコン村に住んでる人は風邪をひかないの?

これだけ寒い場所となれば、現地の人々は風邪を引いたりして体調を崩しがちなのではないかと想像してしまいます。
しかし予想に反し、オイミャコン村で暮らす人々は比較的長寿となっているのです。

その理由の一つは、村の極寒ゆえにウイルスが死滅し、感染症にかかるリスクがほぼゼロという点にあります。
日本では冬にインフルエンザウイルスが蔓延しますが、オイミャコン村では、この季節に特有の病気が流行することはありません。

冬の外出時には、普通の国で暮らしている人の何倍もの苦労があるはずのオイミャコン村の人々ですが、寒い季節特有のウイルスを気にしなくて済むことは一つのメリットですね。

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オイミャコンでは極寒祭りがある!

オイミャコン村では、毎年3月に極寒祭り(The Pole of Cold Festival)と呼ばれるものが開催されています。
この恒例のお祭りでは、オイミャコンでしか経験できないイベントが多数です。

伝統衣装の展示、現地の音楽に合わせた踊り、トナカイのレース、氷穴からの魚釣り、犬ぞりなど、通常の四季のある国では実現不可能な独特の催しに溢れています。
オイミャコン村では、3月にも平均最低気温が-40°C程となるため、最大限の防寒対策は必須ですが、ぜひとも一度は体験してみたいお祭りですね。

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オイミャコン村に住み続ける理由

観光として少しの時間訪れるならまだしも、住む場所としては難が多すぎるオイミャコン村ですが、今でもこの村にはおよそ500人の人々が生活を続けています。
とっくにゴーストタウンと化していてもおかしくないように思えるこの村に、人々が住み続ける理由はどこにあるのか。

前述したように、オイミャコン村では天然の温泉が発掘されます。
また、その他の貴重な資源として、この村には多くの金が眠っていることでも有名です。

氷に覆われた地下部分は、価値ある資源の宝庫となっており、1993年には10トン以上の金が採掘されました。
長年オイミャコン村で守られてきたこの貴重な財産を受け継いでいくことが、人々がこの極寒の地に住み続ける理由の一つです。

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オイミャコンと正反対!世界で一番暑い場所はどこ?

世界で一番暑いデスバレー

オイミャコン村のような極寒の地とは正反対と言える、灼熱の地も存在します。
アメリカ・カリフォルニア州のデスリバーは、世界で最も暑い場所として有名です。

デスリバー(Death River)の直訳である「死の谷」とはまさにその通りで、この地では1913年に56.7°Cという世界最高気温が観測されています。
世界の最高気温には諸説ありますが、世界気象機関によって管理されている数字の中では、この時のデスリバーの気温が史上最高です。

デスリバーがモハーヴェ砂漠近くに位置していることから、この激しい高気温が実現しています。

夏に当たる7月には、平均最高気温でも47°Cを記録。
その上、砂漠地帯ゆえに降水日数もゼロであり、とても人間が生活できる場所ではありません。

-70°Cという気温を記録したオイミャコン村とは、正反対と言えるエリアですね。

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オイミャコン村には、低気温ならではの特色がたくさん!

オイミャコン村の特色は、気温の低さだけではありません。
極寒の地ならではの独特の文化を持つ、興味深いエリアです。

旅行のハードルはかなり高めですが、人生に一度はオイミャコン村の世界一の寒さと独特の文化を体感してみるのもいいかもしれませんね。

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