ドイツ発祥の有名ブランドを紹介
ドイツ発祥ブランドと言えば、みなさんはどんなブランドを思い出しますか?
メルセデスベンツやフォルクスワーゲンなどの自動車メーカーやボッシュやブラウンなどの家電メーカーやビールメーカーなどでしょうか。
天然資源が他国に比べ少ないことから産業を生み出すことが国力となってきました。
ドイツの主要産業は、自動車や機械を中心とする工業や、製薬業、食品製造業、建設業、医療など広範に及びます。
ヨーロッパの経済中心国ドイツからも身近な有名ブランドがたくさんあります。
ドイツでの販売価格は、日本販売価格と比べて2割から5割近くと安いので、ドイツへ旅行する時に購入するのが賢明です。
自分へのお土産はもちろん、友人や家族へのお土産にも喜ばれること必須の素敵なブランドが目白押しです!
ドイツ発の有名ブランド10選!【靴、バッグ、お土産など】
ドイツ発の有名ブランド①アディダス(adidas)
ドイツ発の有名ブランド1つ目は、アディダスです。
アディダスは、ドイツのバイエルン州に本社を置く世界的スポーツブランドですね。
創業者アドルフ・ダスラーは、1歳年上の兄ルドルフとダスラー兄弟靴製造工場を創業。
腕の良い靴職人のアドルフと営業が上手なルドルフは2人方向性の違いからルドルフが工場を去りました。
アディダスの由来は、「アディ」はアドルフのニックネームと名字の一部「ダス」を合わせ1948年に誕生しました。
サッカー選手が多く愛用し、ドイツ代表やバイエルンミュンヘンがアディダスのシューズを採用し優勝するなどし注目を浴び続けています。
ドイツのアディダスでは、日本未発売のヨーロッパ限定モデルやブランドコラボスニーカーなどがあります。
また、日本と現地では人気商品が異なることもあるので、日本完売商品が残っていることもありますよ。
ドイツ発の有名ブランド②プーマ(PUMA)
ドイツ発の有名ブランド2つ目は、プーマです。
ドイツのバイエルン州に本社を置く高いファッション性が人気のスポーツブランド、プーマです。
アディダスの競合他社プーマは、アディダスの創業者アドルフの実兄ルドルフがアディダスより数百メートル離れた工場で立ち上げました。
プーマはスポーツ選手にも高く評価され、世界最速のウサイン・ボルト、長谷部誠、マルコ・ロイスなどに愛用されています。
また近年プーマは、ジル・サンダーやミハラヤスヒロ他数多くのファッションデザイナーとのコラボレーションを積極的に行っています。
また、歌姫リアーナがウィメンズ・トレーニング部門を監修するクリエイティブ・ディレクター兼グローバル・アンバサダーとなり、リアーナとのコラボアイテムは毎シーズン注目されています。
ドイツ発の有名ブランド③ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)
ドイツ発の有名ブランド3つ目は、ヒューゴ・ボスです。
ヒューゴ・ボスは、ドイツを代表する紳士服の高級ファッションブランドです。
1923年にヒューゴ フェルディナント ボスが設立したブランドで、設立当初はレインコートやオーバーオールといった作業着を製造していました。
その後、第二次世界大戦中は軍服製造を任されていました。
ヒューゴ・ボスといえば、モータースポーツが好きな方には馴染みのブランドかもしれません。
F1のマクラーレンチームのスポンサーとしてドライバーやチームスタッフ用のスーツ・ユニフォームなどを供給、2015年からはメルセデスに。
また、ドイツ代表サッカーチームに公式スーツを提供しています。
ヒューゴ・ボスは、メンズアパレルだけでなく、キッズやウィメンズも展開していて、アイウェア、香水、革小物も人気です。
ドイツ発の有名ブランド④ジル・サンダー(JIL SANDER)
ドイツ発の有名ブランド4つ目は、ジル・サンダーです。
ハンブルグ出身のデザイナーヘイドメリー・ジリーン・サンダーが立ち上げたジル・サンダーは、洗練されたミニマルなデザインが人気のドイツを代表するファッションブランドです。
シンプルなデザインや上質な素材で仕立てられたジル・サンダーのファッションは、働く女性たちに支持されています。
1997年からはメンズも展開しており、ユニークなカッティングとミニマルな世界観から注目を浴びているブランドです。
たとえば、1,950ユーロのハンドバッグは換算レート126円で計算(2019年2月現在)すると245,700円で、日本販売価格は307,800円です。
販売価格差は62,100円なので、ドイツで購入する方がとてもお得ですね。
ドイツ発の有名ブランド⑤モンブラン(Montblanc)
ドイツ発の有名ブランド1つ目5、モンブランです。
万年筆や時計が世界的に有名なモンブランはドイツ発の有名ブランドです。
ボールペンの最高峰と言われるモンブランは、ドイツ筆記具の名門ブランドとして始まりました。
名前の由来は、共同経営者の親戚が、ヨーロッパ最高峰の山モンブラン峰とペンの形が似ていることを発見したことから名付けられたと言われます。
筆記用具以外にも時計や革小物、ジュエリーやフレグランスなど幅広いアイテムを展開しています。
モンブランのボールペンを選ぶポイントは、重さ、太さ、長さ、重心をポイントに探すと良いでしょう。
ドイツ旅行の自分へのお土産にモンブランのボールペンはいかがでしょうか。
ドイツ発の有名ブランド⑥リモア(RIMOWA)
ドイツ発の有名ブランド6つ目はリモアです。
1989年にドイツのケルンで、リチャード・モルシェックによってリモワは創業しました。
創業者リチャードの父ポールは革を素材とした丈夫なスーツケースを作り、有産階級の人達に愛されるブランドとなりました。
その後、息子であるリチャードがスーツケース会社を引き継ぎ、名前をリモワと改名しました。
まず、ジュラルミンという航空機の素材として使われていた金属に着目し、軽量性や強度の面で優れたスーツケースを作りました。
そして強度を増すためにスーツケースの表面に凹凸をつけるリブ構造を採用し、ジュラルミン製スーツケースの販売を開始しました。
リモアはドイツではとても安く買うことができますよ。
また、ドイツ国内空港でしか購入できないルフトハンザとのコラボケースはオススメです。
ドイツ発の有名ブランド⑦ヨープ(JOOP!)
ドイツ発の有名ブランド7つ目は、ヨープです。
ヨープは、1978年にウォルフガング・ヨープが設立したドイツのハンブルクを拠点とするウェア、コスメ・フレグランス、アクセサリー、生活関連用品を展開する総合ブランドです。
ドイツではとても有名なブランドで香水、アフターシェイブジェルが特に有名です。
特に香水の「ジョープオム」「ナイトフライト」などが有名ですので、見かけたら要チェックです。
ドイツ発の有名ブランド⑧ハリボー(HARIBO)
ドイツ発の有名ブランド8つ目は、ハリボーです。
ハリボーは、ドイツの国民的お菓子といえるくらい有名なグミです。
創業者のハンス・リーゲルの名前と、創業の地であるボンの頭文字を2つずつ取ったものを組み合わせてHARIBOと名付けられました。
ドイツでは、日本では販売されていない種類のグミが数多くあり、スーパーの商品棚は一面ハリボーで埋め尽くされていますよ。
工場直営店はボン、ゾーリンゲン、ノイス、そしてヴィツカウハスラウのドイツ国内に4店舗あります。
そこでは、ハリボー商品だけでなくマグカップ、ボールペンなどのハリボーグッズもあり、気になりますね。
軽量で割れる心配もないので、ハリボーはバラマキ用のお土産にピッタリですね。
ドイツ発の有名ブランド⑨リッタースポーツ(Ritter Sport)
ドイツ発の有名ブランド9目は、リッタースポーツです。
正方形のチョコレートで有名なリッタースポーツは、アルフレッドリッター社は、1912年シュトゥットガルト郊外でアルフレート&クララ・リッター夫妻によって創業されました。
妻クララのアイディアで、どんなスポーツジャケットのポケットにもぴったり収まり、割れにくく、チョコレートバーと同じ重さの正方形のチョコレートで、リッタースポーツチョコレートが誕生しました。
日本でも購入できますが、日本では約350円のところ、ドイツでは1ユーロ程度で購入できます。
また、日本では販売されていない種類や季節限定商品などもありますので、ドイツ旅行中に色々試してみてはいかがでしょうか。
ドイツ発の有名ブランド⑩クノール(Knorr)
ドイツ発の有名ブランド10つ目は、クノールです。
クノールは1838年、カール・ハインリッヒ・クノールが、ドイツ南西部のハイルブロンで創業しました。
日本ではインスタントスープが有名ですが、本場のドイツはインスタントスープ以外にもたくさんの商品があります。
たとえば、水とオイルを混ぜて作るパウダードレッシング、定番のインスタントスープや野菜やお肉などを入れて作るインスタント料理パウダーなどあります。
帰国後にもドイツ旅行の思い出の味が味わえるのも嬉しいですね。
どれも1ユーロ前後と安く、軽くてかさばらないので、お土産にオススメです。
ドイツ発の有名ブランド⑪マイセン(Meissen)
ドイツ発の有名ブランド11つ目は、マイセンです。
1710年にヨーロッパで初めて硬質磁器を生みだしたドイツの名窯マイセンは、世界中にコレクターがいる有名陶磁器メーカーです。
マイセン磁器は、東洋磁器に魅せられたザクセン公国アウグスト強王の命により、錬金術師を監禁して磁器製造の秘法を研究し作り上がりました。
人気のオリエンタルなデザインのブルーオニオンや21世紀のマイセン代表するシリーズ波の戯れ、イヤーコレクションなどがあります。
たとえば、ディナープレートは日本販売価格16,200円に対し、ドイツでは89ユーロです。
1ユーロ126円で換算すると11,214円(2019年2月現在のレート)なので、約5,000円もお得にドイツで購入できます。
ドイツ発の有名ブランド⑫シュタイフ(Steiff)
ドイツ発の有名ブランド12つ目は、シュタイフです。
シュタイフは、テディベアを生んだドイツの最高級ぬいぐるみブランドです。
ドイツの小さな町ギンゲンで、マルガレーテ・シュタイフは4人兄弟の3番目の子どもでふたりの姉と自宅の2階で洋裁店をはじめました。
ある日、ファッション雑誌からヒントを得て小さなぬいぐるみゾウを作り姪や甥にプレゼントしたことから評判になりました。
シュタイフ社のくまのぬいぐるみは、ルーズベルト大統領の晩餐会のテーブルディスプレイに使われ、大統領のニックネームのテディから、「テディベア」と呼ばれました。
現在は、ピカチュウ、ティファニー、ゴジラなどとコラボ商品だけでなく、日本未発売の限定商品も数多くあります。
ぬいぐるみだけでなく子供服や出産祝いやウエディングギフトも人気アイテムです。
ドイツ発の有名ブランド⑬ニベア(NIVEA)
ドイツ発の有名ブランド13つ目は、ニベアです。
日本でも人気のニベア商品ですが、本場ドイツでは日本よりも商品の種類が豊富で日本人の肌にも合うと人気です。
薬学者でオスカー・トロプロヴィッツ博士が、誰にでも買える価格で高品質なものをと考えて1911年に最初のスキンクリームを販売たことがはじまりです。
現在ではヘアケア、デオドラントやコスメティックやメンズケアや香水もあります。
たとえば、BBクリームやQ10が入ったクリーム、クッションファンデーションなど肌に優しく安心して使うことができますよ。
ドイツはオーガニックコスメブランドも有名!
実は、ドイツのオーガニックコスメブランドは世界的に有名なブランドがたくさんありますよ。
ドイツ語ではオーガニックのことをBio(ビオ)といいます。
日本の有機JASマークのように、ドイツにもビオマークがあります。
BIOマーク、BDIHマーク、VEGANマーク、NaTrueマークがあると、オーガニック認定を受けているオーガニック商品となります。
ドイツの有名なオーガニックコスメブランドは、Martina Gebhardt(マルティナ)、ANNEMARIE BÖRLIND(アンネマリー ボーリンド)、LOGONA (ロゴナ)、lavera(ラヴィーラ)、Dr.Hauschka(ドクターハウシュカ)などがあります。
ドイツのドラックストアdmやRossmann、Müllerでもオーガニックコスメは販売されていますし、ドイツ語で薬局の意味のApothekeでもオーガニックコスメを販売しますよ。
また、ビオショップでもオーガニックコスメは販売していますが、食材メインが多いショップが多い印象です。
ちなみに、WELEDA(ヴェレダ)はスイス発祥のブランドですが、ドイツでも定番人気でドラッグストアでも購入できますよ。
ちなみに、価格は日本よりも半額程度で購入できますので、ヴェレダ好きにはとても嬉しいですよね。
ドイツでブランドを買うならセールが狙い目!
ドイツでブランドを買うならセールのタイミングで買うのがオススメです。
たとえば、ブラックフライデー、サイバーマンデー、クリスマスシーズン、そして冬のセールは1月下旬から2月上旬頃、夏のセールは7月下旬から8月上旬にかけてのセールがあります。
尚、セール期間前にはプレセールがあるストアもありますので、実質セール期間は上記よりも長めと考えていただいて大丈夫です。
ドイツにはアウトレットモールもありますので、アウトレット価格にさらにセールとなり、免税手続きをすればもっとお得に購入できます。
ドイツ旅行ではご当地ブランドを探してみましょう
意外とドイツブランドとは知らずに愛用していたブランドもあるのではないでしょうか。
ドイツには皆さんにも馴染みのある有名なブランドが多く、日本で購入するより安いのは嬉しいですよね。
今回の記事を参考にドイツ旅行の買い物プランに是非入れてみてはいかがでしょうか。