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2018/12/06

フィンランドの通貨はユーロ(EURO)。物価は高い?日本と比較【交通費|食費】

フィンランドといえばムーミンとサンタクロースで日本人をはじめ世界の人たちに愛されている国です。

また、国際的にもフィンランドの生活における幸福度は長年に渡りトップを維持しており、そういったこともフィンランドの魅力の一つです。

日本との共通点も多いフィンランドの生活は私たち日本人にとっても気になるところでしょう。

今回はフィンランドの主な物価の情報とともに、生活に関わる食費や交通費などを日本と比較しながら紹介していきます。

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目次

フィンランドの通貨はユーロ(EURO)

たくさんのユーロ硬貨
現在、フィンランドで使われている通貨はユーロ(EURO)です。

ユーロがフィンランドで使われる前の通貨はマルッカ(MARKKA)というフィンラド語の呼び名で流通されていました。

欧州連合(EU)が1979年に欧州通貨制度における欧州為替相場メカニズムを導入し、その余波として、2002年にはヨーロッパの単一通貨となるユーロが発足されます。

その結果として、欧州連合でヨーロッパの単一通貨のユーロ導入に至ります。

この1979年から2002年の間に、フィンランドの元の通貨であるマルッカは、EUの為替相場メカニズムの制度に参加していたことから、2002年には多くのヨーロッパの国々とともに、新通貨としてユーロを導入しました。

このような歴史的な背景が、フィンランドとユーロ通貨の間にあったようです。

しかしながら、ヨーロッパの国々によって社会保障に関わる税金などの体制には違いがあり、その消費に関わる税率によっては、安価であったり高値であったりします。

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フィンランドの物価は日本に比べて高い?安い?

コインで片目を隠す女性
全体的にフィンランドの物価は日本よりも高いです。

その主な理由としては消費に関わる税率などが関わり、EUに加盟しているヨーロッパの国々の中でも物価は高いです。

例えば、スーパーやコンビニエンスストアなどで売られている500mlのペットボトルの飲料水のそれぞれの物価においては、日本の飲料水はメーカによって違いはあるものの、1本およそ100円前後で買うことができます。

そして、フィンランドでは1本およそ2ユーロ前後し、現在の日本円でおよそ250円だそうです。

気軽な外食やファーストフード店の利用などの消費においても、日本と同じようにフィンランドでも生活をすれば、すぐにお金は無くなってしまいます。

そのため、フィンランドでは日本で生活していた時よりも賢くお金を使うことが大切です。

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フィンランドの物価が高い理由

たくさんのショッピングバックを抱える女性
それでは、フィンランドの物価が高い理由について順に見ていきたいと思います。

フィンランドの物価が高い理由①:税金が高い

ヨーロッパの国々の中では、フィンランドの税率の高さは上位5位に入ります。

また世界中でも、フィンランドの税率は高いです。

フィンランドの税率に詳しく見ていくと、食費や交通費などの消費に関わるVAT(付加価値税)は最大で24%であり、商品別に見ていくと、10%、14%、24%と段階があるそうです。

10%のVATがかかる商品は、書籍と電子書籍、バスや電車などの公共交通、または新聞などです。

14%のVATがかかる商品は、食品、レストラン、または市販のソフトドリンクなどです。

24%のVATがかかる商品は、10%や14%のVATがかかる商品以外の商品や社会サービスで、一般的に見ても高価で質の高いものにかかってきます。

これらのVATに加えて、タバコにも高額な税金が課されており、法人税率は20%前後、個人の所得税は最大で52%近くまであります

フィンランドの物価が高い理由②:為替変動による影響

為替変動における円とユーロの変化によって、物価高を起こしてしまう場合があります。

現在の円とユーロの為替相場では、1ユーロが128円と去年よりも4〜5円近くと円安ユーロ高に推移しております。

このため毎年、フィンランドなどを含めたヨーロッパ旅行をする方などは、その影響を実感している人も多いのではないかと思われます。

特に円とユーロにおける為替変動は常に激しいです。

こういったことからも、フィンランドを含めたヨーロッパの国々では円とユーロの為替変動による物価高への影響があります。

フィンランドの物価が高い理由③:社会サービスの充実を図るために

フィンランドの物価が高い理由①でも、税金が高いことを一つの例として挙げましたが、その目的の大部分には社会サービスの充実を図ることがあるようです。

これらの税金の多くは、公共交通におけるサービス、大学をはじめとする学校教育における授業料や給食の無償化、医療サービス、そして、体の不自由な人に対する国の給付金などに使われています。

このように多くのフィンランドの国民が税金からの社会的な利益を享受しています。

そのため、短期間の旅行などで訪れる非フィンランド国民にとっては、旅行中の物価の高さはストレスになり得ることもありますが、税金によって確かなフィンランドの社会サービスを享受できているフィンランド国民にとっては、この税金による物価の高さも普通なのでしょう。

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フィンランドの物価を日本の物価と比較

続いて、フィンランドと日本の物価について順に比較しながら、詳しくみていきたいと思います。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:交通費

フィンランドにはバスや電車に加えてトラムという路面電車もあり、行きたい場所や道路状況によって交通手段を選べる点は利便性が高いです。それではみていきましょう。

電車

フィンランド旅行における鉄道の利用では、VRと呼ばれる鉄道会社の電車を利用することが多くなると思われます。

フィンランドの電車料金は高いですが、時期やオプションによっては通常よりも安く料金を抑えることができます。

電車の種類は高速列車のS220 Pendolino、または長距離列車のIC/IC2などになります。

首都ヘルシンキの周辺であれば、普通列車のRegionalを利用することになるでしょう。

普通列車であるRegionalを除いた乗車において、フィンランド国内の旅行での乗車チケットは、指定席券と乗車券が一つになったものになります。

フィンランドの首都であるヘルシンキから約800kmのところにある、オーロラやサンタクロース村を楽しむことができるロヴェニエミまでの料金は、時期にもよりますが片道乗車券の一人料金で80〜90ユーロ前後かかり、日本円で10,000円〜11,000円近くお金がかかります。

また、ヘルシンキからロヴァニエミまでの寝台列車の中にはサンタクロースエキスプレスというものもあり、時期や乗車時間などによっては乗車券が安くなる場合もあります。

タクシー

フィンランドのタクシーは、日本のタクシーと同じようにメーター制になります。

初乗り料金は5.9ユーロから9ユーロで、日本円でおよそ750円から1150円くらいです

初乗りから1km前後で加算されていき、乗車者人数によって加算額が変わる場合もあります。

深夜や週末でのタクシー利用では料金が割り増しになります。

フィンランドでのタクシー利用においては、基本は電話で配車を手配するのが一般的で、タクシーナンバーが車上についている車を利用してください。

バス

フィンランドのバス料金についてですが、ヘルシンキ市内での利用におけるバス料金は以下のようなシステムになっているようです。

  • 2.20ユーロのヘルシンキ交通局運送会社であるHSLのスマホアプリから購入ができるチケット
  • 3.20ユーロのバスの運転手から直接購入できるチケット
  • 2.90ユーロのヘルシンキの市内に設置されているチケット券売機での購入やSMSを利用した電話料金に加算する形で購入ができるチケット

加えて、ヘルシンキに限らずフィンランド国内の各地を旅行するのであればオンニバスを利用することで旅行中の交通費を安く抑えることができるでしょう。

先ほどの電車の項目でも紹介したヘルシンキからロヴァニエミまでは、一人分の往復料金はおよそ30ユーロから40ユーロまで安くなります。

トラム

フィンランド旅行へ来たのなら、一度トラムに乗ることを旅行中のアクティビティから外すことはできないでしょう。

トラムの乗車チケットには、実際に乗車した際に運転手からチケットを購入するか、トラム専用の券売機から購入する方法があります。

乗車した際に運転手から直接購入する場合は、およそ3ユーロの料金がかかり、トラム専用の券売機で購入する場合は、2.5ユーロの料金がかかります。

フィンランドの交通費は、購入方法によって料金が変わることが多いことが特徴です。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:通信費

フィンランドの通信費についてですが、フィンランドから日本へ電話をかける場合は1分間で約1〜2ユーロで、フィンランド国内で電話をかけ合う場合は、1分間に0.6〜1ユーロほど料金がかかります。

データ通信は1KBあたりが2円〜5円で、SMSの受信は無料、送信する場合は1通あたりが約100円です。

フィンランドに旅行した際は、空港や最寄りのキオスクなどにおいてある各種プリペイドのSIMカードを購入するといいでしょう。

SIMカードの利用に伴う通信費は、キオスクやオンラインでのカード決済した分となり、自分の範囲内で通信費を決められるので便利です。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:コンビニ

お水

フィンランドで売られているお水は500mlのペットボトル1本で2ユーロ前後します。

また、ミネラルウォーターは炭酸水で販売していることも多いです。

お酒

333mlのビール1本の値段は2.5ユーロ前後しますが、それほど高くはないようです。

国内で製造されたビール500mlは約2ユーロ、一般的なボトルワインは9〜15ユーロします。

タバコ

タバコには高額な税金がかかっており、日本よりも高いです。

例として、マルボロ20本入りは1箱がおよそ7ユーロします。

また、フィンランドの公共施設のほとんどが禁煙で、レストランやバーなどでも禁煙の場合が多いです。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:レストラン

フィンランドのレストランは全体的に高いイメージがあります。

安価なレストランでも、1食がおよそ10ユーロ前後し、その範囲は10〜15ユーロです。

また、中価格とされているレストランでも、2人で3皿程度のコース料理を食べると60ユーロ前後し、価格の範囲はおよそ50〜80ユーロです。

加えて、ファーストフードのマクドナルドで食べることができるセットメニューは、7ユーロ〜8ユーロのお金がかかります。

基本的にフィンランドのレストランやファーストフード店での食事は高いので、旅行中は、食費に気を配っておいた方がいいでしょう。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:ローカルフード

フィンランドのローカルフードは、先ほどのレストランの項目で説明したことと同様に価格が高くなってきます。

しかしながら、フィンランドのローカルフードは数多くあり、フィンランドの郷土料理はもちろん、ハンバーガーやケバブまで魅力的なお店が多いことも確かです。

そして、2人以上で食事をするときは、お金は一人分30ユーロ前後で見込んでおくことを勧めます。

現地のローカルフードについてはネットで調べてみることも一つの方法ですが、実際にレストランを訪れたときに、ウェイターやシェフなどに美味しいフィンランドのローカルフードをについて尋ねたりして食することも旅行の醍醐味でしょう。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:ショッピング

フィンランドでショッピングを楽しむのなら、ヘルシンキ中央駅からも近いストクッマンやカンピなどの大型デパートに行くかと思われます。

また、ヘルシンキ中央駅からも近い場所には、フィンランドで有名なブランドで日本でも人気なマリメッコの店舗もあります。

種類にもよりますが、トートバックからマグカップまで日本で売られているものよりも、フィンランドで売られているものの方が安価な場合もあるようです。

しかしながら、時期によっては為替の影響などで思ったよりも物価が高くなることもあるので注意しなければなりません。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:ホテル

フィンランドのホテルの物価についてですが、エコノミーのホテルだと約30〜100ユーロまでの値段となっており、ドミトリーなどになりますと30ユーロ以下の値段になることもあります。

また、中級から高級のホテルでは一泊100ユーロ以上の値段が一般的です。

朝食もそれに伴って10〜30ユーロ前後の料金になり、高級になっていくほど高くなる傾向にあります。

特に5月から8月の時期などは満室やホテルの部屋が少なくなることが多いです。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:スターバックス

フィンランドのスターバックスの物価ですが、フィンランドのスターバックスで飲むことができるメニューの平均価格は5ユーロ前後です。

また、カプチーノの場合は約4.2ユーロ、ラテは約4.6ユーロ。

このため、ヨーロッパの国々の中でも、フィンランドのスターバックスの物価は高い方です。

サイズやメニューによって価格はまた変わってくると思われますが、フィンランドでスターバックスを利用する場合は5ユーロ程度の料金は見込んでおいた方がいいでしょう。

フィンランドの物価を日本の物価と比較:お土産

フィンランドのお土産についてですが、フィンランドのお土産には先ほど紹介したマリメッコをはじめ、イッタラのガラス製品や陶器などもあります。

これらのお土産の物価は日本で購入する場合よりも20〜30%ほど安い値段で購入できるようです。

また、日本では売ってないものも多いので見逃せないので、税率や為替の影響などを考慮して購入しましょう。

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フィンランドで特に物価が高いものと安いものは?

たくさんのものが詰まった買い物袋

フィンランドで特に物価が高いもの

フィンランドで特に物価が高いものをあげると、やはりレストランなどを利用する際の食費とタバコになるでしょう。

フィンランドで食事を行う際、は為替の影響や税金の高さなどからも物価高を感じることが多いです。

そのため、レストランで二人分ディナーを注文するときなどは、一人分20〜50ユーロの金額がかかることを忘れないでおいてください。

タバコも購入はできるものの、かなり高い税率が課されており、7ユーロ近い値段なので常に物価が高いです。

フィンランドで特に物価が安いもの

マリメッコを含むフィンランドに関連した品々のお土産品は、日本よりも現地で購入した方が安く入手できます。

特に近年の日本ではフィンランドブームが影響していることもあり、フィンランドデザインの陶磁器、ムーミングッズやマリメッコまで、幅広くフィンランドに関連したものが人気です。

これらの品々は、現地で購入した方が20〜30%も安くなり、免税などもあることからも、フィンランドで購入できるお土産品は物価が安いといえるでしょう。

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物価の高いフィンランドまでの渡航費用は?

夕暮れの待機中の航空機
日本からフィンランドへの渡航についてですが、フィンランドのヘルシンキヴァンター空港までは、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、そして福岡国際空港から日本とフィンランドの直行便があります。

飛行時間はおよそ10時間です。

航空券は時期や直行便、乗り継ぎの組み合わせなどにもよりますが、往復で10〜20万円ほどで、安い時期では10〜15万円ほどになると思われます。

また、フィンランド旅行を対象とした旅行会社のパックツアーが多くありますが、自分で航空券を探すことや乗り継ぎを組み合わせたりした方が安い場合もあります。

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物価の高いフィンランドを旅行する予算の目安は?

珈琲と旅行の計画

フィンランド旅行にかかる費用は時期や滞在の内容によって、必要な金額も変わってきます。

1日フィンランドで過ごす時にかかる費用を考えると、一人分の平均費用で約120〜260ユーロのお金が必要です。

その内容については、1日の食費が約30ユーロ、宿泊費が約100ユーロ〜120、そのほかにもお土産代やアクティビティにもお金がかかること考慮すると、もっと費用が大きくなってきます。

予算を抑えるためには、フィンランドへ旅行する前にしっかりとした下調べと旅行スケジュールを組みたてて、予想外の出費などを最小限に抑えた上で、旅行の予算を抑えていくことでしょう。

また、交通費や通信費などもデイパスやプリペイドのSIMカードなどを利用して、事前に計画した範囲での出費を心がけることで、充実した旅行にすることができます。

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物価が高いフィンランドでも充実した旅行をするために

日本との親交が深いフィンランドでは物価は高いですが、日本人にとって楽しめるアクティビティがフィンランドには多くあり、またお土産品も日本より安く購入できる機会が多い点はとても魅力的です。

物価の高いフィンランドでの旅行中の食事や観光を含めた様々なアクティビティを楽しむコツは、日本の物価の感覚と違った意識で消費を行うことです。

フィンランドへ旅行する前はしっかりと費用の計画を立てて、物価の高さを気にせず楽しめる有意義なフィンランド旅行にしましょう。

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