【治安の前に】ウクライナってどんな国?
東ヨーロッパに位置し、大国ロシアの隣にある国、ウクライナ。
そして、美人が多く国としても有名で街を歩いているだけでも沢山の美女に会うことができる国です。
それでは、ウクライナの基本情報を紹介します。
ウクライナ | 基本情報 | ||
---|---|---|---|
正式名称 | ウクライナ | 首都 | キエフ |
面積 | 約60万3,700㎢ | 人口 | 約4,269万人 |
民族 | 主にウクライナ人 / ロシア人 | 言語 | ウクライナ語 / ロシア語 |
ウクライナの面積は、約60万3,700㎢なので、日本の約1.7倍です。
そして、人口は、約4,269万人なので、日本の約1/3ですね。
ウクライナの有名な料理は、ボルシチやキエフ風カツレルです。
そして、お土産には美味しいハチミツがおすすめです。
観光では、ウクライナの歴史を知る場所に行くなら、チェルノブイリ博物館です。
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の様子を知ることができます。
また、ウクライナで幻想的な景色をみるなら「トトロのトンネル」と呼ばれる「恋のトンネル」がおすすめです。
本当にトトロが出てきそうな世界に行くことができます。
それでは、ウクライナの世界遺産について紹介します。
ウクライナには、世界遺産が7か所登録されています。
キエフの聖ソフィア大聖堂と関連する修道院群及びキエフ・ペチェールシク大修道院
1990年に登録された世界遺産です。
キエフにある聖ソフィア大聖堂は、1037年に建てられキエフ市内で最も古い大聖堂です。
キエフ・ペチェールシク大修道院は、1051年にキエフ郊外にあるペチュールシクにて建てられました。
地下には、修道僧の墓があります。リヴィウ歴史地区
1998年に登録された世界遺産です。
ウクライナの西部にあるリヴィウには、中心にリノック広場があり、広場を中心に石畳の美しい街並みが広がります。
17世紀~18世紀の景色が今でもそのまま残っており、タイムスリップした感覚になります。ケルソネソス・タウリケの古代都市とその農業領域
2013年に登録された世界遺産です。
ウクライナのクリミア半島セヴァストポリ近郊にある古代都市遺跡と農業遺跡を見ることができます。
ウクライナのポンペイとも呼ばれている場所です。ブコビナ・ダルマチア府主教の邸宅
2011年に登録されて世界遺産です。
1864年~1882年に、チェコ人建築家ヨセフ・フラヴカの設計で建てられました。
かつては、ブコビナ府主教たちの住居や聖堂・修道院・庭園があった場所ですが、今ではチェルニウツィー大学の校舎の一部として使用しています。
第二次世界大戦には、建物が破壊されましたが修復済みです。ポーランドとウクライナのカルパティア地方の木造教会群
2013年に登録された世界遺産です。
16世紀~19世紀にかけて建てられた19のギリシア正教の教会で構成されています。カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群
2007年に登録された世界自然遺産です。
カルパティア山脈などの欧州各地のブナ原生林群は、12か国の国境を跨いでいる世界遺産です。
今では、12か国の世界遺産になっており、アルバニア、オーストリア、ベルギーにとっては初の世界自然遺産として登録されました。
世界最大のブナの原生林群では、幻想的な景色を楽しむことができます。シュトルーヴェの測地弧
2005年に登録された世界遺産です。
シュトルーヴェの測地弧とは、地球の大きさなどを正確に測る上で多大な貢献をした2,820kmも続く、子午線弧長の三角測量のために設置された三角点群のことです。
ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、モルドバ、ウクライナの10か国を跨いでいます。
ウクライナで、美味しい食べ物、歴史を知る旅、そして素晴らしい観光地を体験しましょう!
ウクライナの治安を知る前に外務省が発表する危険レベルをおさらい
外務省では、安全な渡航・滞在の為の役立つ情報として、危険レベルを発表しています。
危険レベルは、渡航・滞在する国の治安や渡航危険レベルをレベル0からレベル4まで分かりやすく表したものです。
危険レベルは渡航するにあたっての治安の情報を提供しているので、危険レベルが高いから渡航を禁止させたり、ツアーを中止するということは行っていません。
ただし渡航前には、行き先の治安情報を得ることは大事になるので、渡航前には必ず渡航する国の治安状況を確認しましょう。
外務省・海外安全相談センター(治安などに関して)
住所: 〒100-0013 東京都千代田区霞が関2丁目2−1
電話番号:03-3580-3311
営業時間:9:00-12:30 / 13:30-17:00
定休日:土曜・日曜
外務省・海外安全情報 治安などについての問い合わせ先
それでは、それぞれのレベルについて説明します。
レベル1/黄色
レベル1では、スリやひったくりなどの被害が多い場所です。
治安は良いけれど、観光客が狙われるスリやひったくりが多発しています。
レベル2/山吹色
レベル2の地域は、治安が悪くなっている地域です。
デモや、暴行などの軽犯罪が多い場所です。
渡航する際には、十分な安全対策が必要な場所です。
レベル3/オレンジ色
レベル3の地域は、渡航するにあたり、危険な地域です。
テロの発生や、犯罪に巻き込まれる可能性が高く、治安が悪いです。
レベル3の地域に近づかないようにしましょう。
また、レベル3の地域に滞在している場合は、治安悪化により退去命令がでる場合があります。
レベル4/赤色
レベル4の地域は、非常に危険な地域です。
渡航は非常に危険で、命を落とす可能性の犯罪に巻き込まれる可能性があり、治安も悪いです。
渡航するのは、やめましょう。
レベル4の地域に滞在中の方には、治安悪化により退去命令がでます。
このように、危険レベルにより現在の状況が分かります。
危険レベルが出ていない地域や国に行く場合も、スリやひったくりなどは存在するので注意が必要です。
危険レベル1の地域は、危険レベルが発令しているからといって危険というわけではなく、「観光客目当ての犯罪が多いので、観光中は注意をしてください。」という意味です。
なので、危険レベル1の地域は治安が良いです。
ですが、危険レベル2~危険レベル4の地域に行く場合は治安が悪いので、注意が必要です。
デモや、テロ、そして暴行などの多い治安の悪い地域になるので、その地域に近づかないようにしましょう。
危険レベルの世界の動きにより変更することがあるので、何度か治安状況は確認しましょう。
そして、何か不安なことや治安状況など確認したいことがあったら、すぐに外務省・海外相談センターに話を聞いてもらいましょう。
ウクライナの治安状況は?
それでは、外務省・海外安全ホームページで発表しているウクライナの危険レベルを確認しましょう。
ウクライナは全体的に危険レベル1で治安は良いですが、一部のエリアでは危険レベル3が発生している治安が悪いエリアがあります。
危険レベル1の場所は、全体的にみて治安が良いといえます。
ただし、危険レベル3を発生している治安が悪い地域には近づかないようにしましょう。
その地域は、渡航するにあたりテロなどに巻き込まれる可能性が高いです。
レベル3の地域は治安が悪いので、事前に場所を確認しておきましょう。
首都キエフの治安状況は?
ウクライナの首都キエフは、1,500年以上の歴史をもつ古都です。
キエフ市内には、広大な植物園や、緑豊かな公園が多いことから「緑の都」とも呼ばれています。
自然以外には、聖ソフィア大聖堂や関連する修道院建築物群、そしペチェールスカ大修道院など観光も楽しむことができます。
それでは、首都キエフの治安について確認しましょう。
首都キエフは、危険レベル1が発生しています。
観光客を狙ったスリやひったくりが多く発生していますが、貴重品管理をしっかりしていれば観光を思う存分楽しめる場所で、治安が良いです。
なので、首都キエフの治安は、良いと言えます。
東側が危険?
ウクライナの東側は、治安が悪くなっており、外務省・海外安全情報では危険レベル3を発生しています。
2014年9月、和平合意が署名されましたが、それ以降も停戦違反は継続しています。
このように、ウクライナの東側・ドネツク州とハンスク州は、ウクライナ政府部隊と武装勢力の激しい戦闘に巻き込まれる可能性が十分にあり、非常に危険で、治安が悪い場所です。
ウクライナ・ドネツク州とハンスク州には、近づかないようにしましょう。
クリミア地域の治安
クリミア地域は、現在危険レベル3を発生しています。
クリミアでは、ロシアによる不法占拠が継続しており、ウクライナ政府の統治が及んでいない状態で治安が非常に悪いです。
クリミアに立ち入る際には、治安悪化の為同国政府の許可を得る必要があります。
また、ロシアからクリミアへの渡航は違法とみなし、ウクライナ政府法による処罰の対象となります。
このように、クリミアでは、ウクライナ政府の統治が及んでいなく、何か犯罪に巻き込まれた場合、援護を受けることは難しくなっており、治安が悪くなっています。
クリミアには、近づかないようにしましょう。
治安のいいウクライナでも気をつけるべき犯罪6選
それでは、治安のいいウクライナで気を付けるべき犯罪を紹介します。
ウクライナ観光時には、これから紹介する犯罪について注意しましょう。
気をつけるべき犯罪①:スリ / ひったくり
治安が良い国でも多く発生するのが、観光客を狙ったスリ / ひったくりです。
特に、アジア人は「現金を持っている」というのを知っています。
スリ / ひったくりに合いやすい場所は、人が多い観光地で、建物の写真などを取っているときに、バックからお財布を盗られるケースが増えてきています。
観光中は、常にバッグは前にして必ずチャックをしてあるか確認しましょう。
そして、最近増えてきているのがホテルのロビーや朝食会場でのスリです。
ホテルに到着すると、ホッとしてしまいますが、ホテルのロビーは誰でも入ることができます。
ホテルに着いて、チェックインをしている時に、「ホテルだから大丈夫か」と安心してしまい、スーツケースやバッグを少し離れたところに置いてしまうことがありますが、その時に、スッと荷物を持っていってしまいます。
ホテルに到着しても、荷物は常に近くに置きましょう。
また、ホテルの朝食会場でもスリが多くなっています。
日本のホテルだと、朝食会場について席を取り、スマホなどをテーブルに置いたまま朝食を取りにいきます。
ですが、日本の感覚で同じようにしてしまうと、朝食を取っている間にテーブルに置いたものが盗られてしまう可能性が非常に高いです。
朝食会場でも、貴重品は肌に離さず持つようにしましょう。
気をつけるべき犯罪②:タクシーのぼったくり
治安が良い国でも発生するのが、多くの観光客が被害にあうのが、タクシーでのぼったくりです。
ウクライナのタクシーは日本の1/3の価格で乗ることができるので、タクシーを利用したいという方も多いと思います。
ですが、タクシーの運転手は外国人だと分かるとメーターを使用せず高額の請求をするぼったくりタクシーもあります。
通常の値段の10倍の金額を言われたという被害もでています。
ウクライナのタクシーは正規タクシーと非正規タクシーがあります。
正規タクシーには、「TAXI」というランプがついたものが車の上にあります。
使用する際には、必ず正規タクシーに乗りましょう。
そしてタクシーを呼ぶ際には、お店やホテルの人に呼んでもらうと、正規タクシーが来るので安心です。
気をつけるべき犯罪③:写真を撮ろう詐欺
ウクライナに行く観光客は、普段見れない景色ばかりなので、たくさんの写真をとりますね。
治安が良いウクライナで多くなってきている詐欺が、「写真を撮ろう詐欺」です。
有名な観光地に行くと、着ぐるみを着た人やハトやや猿を肩に乗せた方から声を掛けられ、「一緒に記念写真を撮ろう!」と言われます。
「海外だし、現地の人との写真も面白いか!」と思い、写真を撮ると「はい、5,000円!」などと金額を言ってきます。
払わないとしつこく追いかけてくるので、払ってしまう人がほとんどです。
観光地に行って、着ぐるみを着ている人やハトや猿を肩に乗せている人に声を掛けられたら、無視しましょう。
気をつけるべき犯罪④:お財布を拾わせる詐欺
散策中に、お財布が落ちていたらどうしますか?
治安が良い国なら、お財布を拾って警察に届けようと思いますね。
その心理を使った詐欺が、最近多く発生しています。
財布を拾った時に、すぐに人が現れ、「これは、僕の財布だ。拾ってくれたんだ」と声を掛けられます。
そして、財布を返すと「あれ、お金が減っている」と言われ、財布の中身を確認させられます。
財布の中身を確認している隙に、バックから財布を盗られてしまいます。
お財布が落ちていて、拾った後にすぐに声を掛けられたら注意しましょう。
自分のバッグから目を離さずに、「お金が減っている?じゃあ、一緒に警察にいきましょう!」と言いましょう!
そうすれば、スリのターゲットにされず相手は逃げていきます。
気をつけるべき犯罪⑤:交通事故
治安が良くても、ウクライナの交通マナーは非常に悪いです。
信号があっても、無視するドライバーが多いのが現状です。
なので信号が青で渡るときも、信号無視の車が来る可能性もあるので、左右確認しながら渡りましょう。
また、タクシーに乗車するときはシートベルトを必ずしましょう。
日本のタクシーは安全運転を心がけていますが、ウクライナのタクシーは急に止まったり、スピードも出すタクシーが多いです。
また、自転車もスピードを出して運転していることが多いので、自転車にも注意しましょう。
日本とは、交通事情が違うことを意識して観光しましょう。
気をつけるべき犯罪⑥:暴行 / 性犯罪
治安が良いウクライナでも起こる犯罪が、暴行 / 性犯罪です。
暴行 / 性犯罪にあってしまった場合は、すぐに警察、そして病院に行きましょう。
被害にあったときは、どうすればいいかパニックになる可能性もあります。
精神的にもつらいのが、暴行 / 性犯罪です。
パニックになってしまったら、すぐに在ウクライナ日本国大使館に連絡をしてどうすればいいか確認しましょう。
最悪の状態を考え、常に連絡先はメモしておきましょう。
治安のいいウクライナでも注意するポイント11選
それでは、治安が良いウクライナで犯罪に巻き込まれない為にも、注意しなければいけないポイントを紹介します。
渡航前や滞在中は、これから紹介する点に注意しましょう!
注意するポイント①:在ウクライナ日本国大使館の連絡先を登録しよう
スリやひったくりでパスポートの盗難被害に合ったり、他の犯罪にあった場合に在ウクライナ日本国大使館への連絡が必要になる場合があります。
渡航前に、連絡先を登録しておきましょう。
在ウクライナ日本国大使館
住所: 01901, Muzeinyi Ln, 4, Kyiv, ウクライナ 02000
営業時間:9:00-12:30 / 13:45-18:00
定休日:土曜・日曜
参考:在ウクライナ日本国大使館 ホームページ
大使館は、土曜・日曜は定休日になり営業していません。
緊急の事態でも、連絡を取ることはできないです。
治安が良いウクライナでも、渡航前には在ウクライナ日本国大使館の連絡先をメモしよう!
注意するポイント②:たびレジに登録しよう
渡航前に、外務省・海外安全ホームページにある「たびレジ」に登録しましょう。
たびレジとは、何か渡航先で緊急の事態が起こった際に、登録してアドレスに日本語で渡航先の情報を送ってくれるサービスです。
ウクライナ渡航時に治安悪化や、何か緊急事態が起こった際、現地の言語だと理解することが非常に難しく、焦ってしまいます。
その不安を取り除くためにも、たびレジに登録しましょう。
日本語で案内が届くので安心できます。
たびレジ 登録画面
治安が良いウクライナでも、たびレジに登録しよう!
注意するポイント③:多額の現金は持たないようにしよう
アジア人が狙われるのは、多額の現金を持っていることを知っているからです。
なので、万が一盗られてもいい様に多額の現金は持ち歩かないようにしましょう!
日本は、治安が世界でみても治安が良い国上位に入るので、その感覚で観光していると、スリなどのターゲットにされやすいです。
また、お財布はブランド品は持たないようにしましょう。
ブランドのお財布を持っていると、お金を持っているというイメージになり狙われる可能性が非常に高いです。
海外旅行では、お財布ではなくポーチなどを使用しましょう。
また、クレジットカードを持っていなく多額の現金をどうしても持つ必要がある場合は、現金を分散してバッグの中に入れましょう。
治安が良いウクライナでも、現金の取り扱いには気を付けよう!
注意するポイント④:ブランドのバッグは持たないようにしよう
ブランドのバックを持っていると、目立つ為、スリのターゲットにされる可能性が高いです。
なので、ブランドのバッグは持たないようにしましょう。
海外旅行では、使いやすくシンプルなバッグがおすすめです。
常にバッグを前に持ち、チャックができるバッグを選びましょう。
写真を撮っている時など、バッグが後ろになっていることが多いです。
スリに合う可能性が高くなってしまうので、常にバッグが前にあるか確認することが大事です。
治安が良いウクライナでも、ブランドバッグは持ち歩かないようにしよう!
注意するポイント⑤:貴重品ケースを利用しよう
海外旅行の時の、貴重品管理に役立つのが貴重品ケースです。
パスポートや、現金を貴重品ケースに入れておけば、肌に離さず持つことができます。
貴重品ケースは、シンプルなものや可愛いデザインのものが売っているので、旅行前に購入しておきましょう。
旅行当日、貴重品ケースを忘れてしまっても焦らなくて大丈夫です。
空港に、貴重品ケースが売っているので、当日空港でも購入することができます。
貴重品ケースを使用して、貴重品管理をしっかりしましょう!
治安が良いウクライナでも、貴重品ケースを利用しよう!
注意するポイント⑥:タクシーは、正規タクシーを使用しよう
タクシーを使用する際には、正規タクシーを使用しましょう。
非正規タクシーに乗車した場合は、ぼったくりに合う可能性が高いです。
正規タクシーを使用する際には、お店やホテルスタッフにお願いして、タクシーを呼んでもらうのが1番安心です。
また、タクシーに乗って支払いの際に、チップは必要ないです。
なので、表示された金額だけを支払いましょう。
おつりを用意していないタクシー運転手も多いので、タクシーに乗る際には、細かいお金を持って行くことをおすすめします。
治安が良いウクライナでも、タクシー乗車には気を付けよう!
注意するポイント⑦:知らない人に声を掛けられたら、警戒しよう
観光地で、知らない人に声を掛けられたら、「詐欺かも?!」ということを頭に入れながら話しましょう。
現地の人との会話も良い思い出になり、すべてが詐欺目当てではないので、判断が難しいです。
ですが、「自分の身は自分で守る」という考えを持つことが大事です。
最近増えているのは、先ほど紹介した「写真を撮ろう詐欺」や「お財布を拾わせる詐欺」です。
日本人は、曖昧な返事をしますが、嫌だったら「NO!」とはっきり断りましょう。
治安が良いウクライナでも、警戒しよう!
注意するポイント⑧:ホテル選びは、慎重にしよう
海外旅行で、ホテル選びの際はホテルの雰囲気も大事ですが、ホテルの場所も大事です。
雰囲気が良いホテルでも、治安の悪い場所にあったら観光が終わって、ホテルに帰るまでも不安になってしまいます。
ホテル選びの際には、ホテルに実際に泊まった人の口コミや、地図を確認しましょう。
また、ホテルの近くにスーパーなど繁華街が近いと安心です。
治安が良いウクライナでも、ホテルの場所には気を付けよう!
注意するポイント⑨:早朝・深夜は出歩かないようにしよう
早朝・深夜は、出歩かないようにしましょう。
ひったくりに合う可能性や、暴行などの被害も発生する可能性があります。
特に、深夜はお酒を呑んでいて、酔っ払いが多くなる時間帯です。
イベントなどで、帰宅が遅くなる時はタクシーをお店の人に呼んでもらい、タクシーで帰りましょう。
地下鉄や、徒歩で帰るのは止めましょう!
万が一の為の持ち物としておすすめなのが、防犯スプレーです。
もし、暴行の被害に合いそうになった場合、相手の目近辺にスプレーすると、相手の目がダメージを負い、その隙に逃げることができます。
失明などの心配はないので、ご安心ください。
治安が良いウクライナでも、明るい時間に観光しよう!
注意するポイント⑩:派手な服装は、辞めよう
旅行に行くときは、可愛い服装で行きたい!と思う人は沢山いると思いますが、可愛いワンピースなどで行くと目立つ為、スリやひったくりなどのターゲットにされる可能性が高くなります。
なので、ウクライナに行くときは動きやすいシンプルな服装で行きましょう。
特に、短いスカートなどの場合、性被害に合ってしまう可能性も考えられます。
暴行や性被害には非常に辛いので、そのためにも派手な服装は控えましょう。
治安が良いウクライナでも、服装に気を付けよう!
注意するポイント⑪:海外旅行保険に加入しよう
渡航前に、加入できるのが海外旅行保険です。
「クレジットカードを持っているから、保険には加入しなくていいや」と思っている方も多いと思います。
ですが、クレジットカードの保険内容では十分でない場合があるので、インターネットや空港で海外旅行保険に加入することをおすすめします。
ウクライナに行くときに、加入しておくと良いものが、「携行品損害保険」です。
携行品損害保険に加入しておくと、お財布や、バッグが盗難された時に現金として返ってくる可能性があります。
ただ、現金は対象外なので、スリにあっても返ってきません。
治安が良いウクライナでも、念のための保険には加入しよう!
治安のいいウクライナで、戦争の危険性はある?
現在、ウクライナが他の国を攻撃したり、他の国から攻撃されたりするような状況は考えにくいです。
なので、現状では戦争の可能性は非常に低いです。
ですが、今度戦争になるような可能性も考えられます。
治安が良いウクライナでも、渡航前には、「たびレジ」に登録し、ウクライナの情報がすぐに入るようにしましょう。
治安のいいウクライナで、テロの危険性はある?
ウクライナでは、現在まで日本人が巻き込まれたテロが発生したことはないです。
ですが、近年ではシリアやチュニジア、そしてフランス、スリランカなど世界中でテロが発生しており、ウクライナでも起こる可能性はあります。
もし、テロに巻き込まれてしまった場合は、犯人が遠くにいたらすぐに遠い場所に逃げましょう。
もし、近くにいた場合は逃げると標的にされる可能性が高いので、その場でじっとして、隠れる場所があればすぐにその場に行きましょう。
そして、犯行が終わったら、警察が来るのでその場で警察を待ちましょう。
すぐに、現地の状況を確認し、「たびレジ」から来るメールもすぐに確認しましょう。
治安が良いウクライナでも、テロの可能性はあります!
ウクライナの治安はいい?悪い?観光時に注意するべき犯罪や安全点を紹介のまとめ
ウクライナの治安について、紹介しました。
ウクライナは、基本的に治安は良いですが、観光客を狙いスリやひったくり、そして詐欺が多いことが分かりましたね。
他に、治安が悪く近づけないレベル3が発生している場所もありました。
治安が悪いレベル3の地域には、近づかないでください。
レベル3の地域に近づけなければ、ウクライナの旅行は十分楽しめます。
ただ、「治安、治安、治安」と思いながら観光しても、十分に楽しめなくなってしまうと思うので、渡航前に注意する点をきちんと確認し、観光中にはバッグを前に持ったり、貴重品ケースを利用したり、「自分の身は、自分で守る」ということを意識しながら観光しましょう。
紹介したことに注意をしながら、治安の良いウクライナの観光を楽しみましょう。
ウクライナには、7つの世界遺産があり、素晴らしい観光地ばかりなので、素敵な思い出になるでしょう!
ウクライナの人気観光スポットについては、こちらの記事で詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。
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