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2019/06/26

リトアニアで人気のおすすめ観光地13選!

皆さんはリトアニアという国をご存知でしょうか?
ラドビア、エストニアと共に、バルト三国の1つであるリトアニアですが、最近では日本からの観光客も多くなってきています。

そこで今回は、リトアニアの中でも特に人気のおすすめ観光地をご紹介します!

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リトアニアで人気のおすすめ観光地13選!

それでは、リトアニアの観光地を見ていきましょう。
リトアニアには、以下のおすすめ観光地があります。

  1. ヴィリニュス大聖堂
  2. ゲディミナス城
  3. 夜明けの門
  4. 3つの十字架の丘
  5. ヴィリニュステレビ塔
  6. 聖ペテロ・パウロ教会
  7. トラカイ城
  8. 杉原千畝記念館
  9. 第9要塞博物館
  10. カウナス城
  11. 海洋水族館・イルカ館
  12. クルシュー砂州
  13. シャウレイの十字架の丘

続いて、リトアニアの観光地を、それぞれ詳しく見ていきます。

ヴィリニュス大聖堂 /ヴィリニュス

ヴィリニュスの代表的な人気観光スポットが『ヴィリニュス大聖堂』です。
ギリシャ神殿のような柱や綺麗な白が特徴的なこの大聖堂は、1251年に初代リトアニア大公のミンダウガス王が、十字軍の弾圧より逃れるために建造した教会です。

18世紀には大改装が行われ、現在の姿となっています。
正面の屋根には、聖カジミエルと聖スタニスラウス、そして聖ヘレンの3聖人の銅像が立っていますので、ぜひ探してみてください。

大聖堂の前には大聖堂広場があり、ヴィリニュス市民だけでなく、多くの観光客も集まるスポットです。

ヴィリニュス大聖堂
住所:Katedros a. 1, Vilnius, Lithuania
電話番号:+370 5 261 073
営業時間:07:30 -19:00 ※ミサなどが行われている場合は、観光入場はできません
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:無料
URL:https://www.piligrimukelias.lt/index.php?id=67&lng=1

ゲディミナス城 / ヴィリニュス

リトアニアの首都、ヴィリニュスにある『ゲディミナス城 』は、トラカイからヴィリニュスへ遷都の際、中世リトアニア大公国の君主であるゲディミナス大公が築いたお城です。
現在は城壁の一部と監視塔として使用されていたゲディミナス塔だけが残っており、塔内は博物館として利用されています。

塔は丘の上にあるので、少し登る必要があるのですが、塔までの71mをわずか35秒で登るケーブルカーもありますので、足に自信がない方や観光で疲れてしまった方なども安心してください。

塔の最上階は展望デッキになっていますので、博物館内を見た後は狭い階段を上り、ぜひ展望デッキへ行ってみてください。
ヴィリニュスの新市街と旧市街を一望できるので、ヴィリニュスの街並みを見てみたいという方におすすめスポットです。

特に夕日が沈む頃は、オレンジ色の塔と共に、辺り一面もオレンジの光で照らされる絶景が見れます。

ゲディミナス城
住所:Arsenalo g. 5, Vilnius, Lithuania
電話番号:+370 5 261 7453
営業時間:4~9月 10:00 - 21:00、10~3月 10:00 - 18:00
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:大人 €5.00
URL:http://www.lnm.lt/en/

夜明けの門 / ヴィリニュス

1503年から1522年にかけて城壁と共に造られた5つの城門の中で、唯一残っている門が『夜明けの門』です。
「夜明けの門」と呼ばれ始めたのは20世紀に入ってからで、以前は「メディニンカイ門」と呼ばれていました。

建物と建物の間にある石畳の道の途中にある門で、世界遺産であるヴィルニュス旧市街の出入り口の目印ともなっています。
表から見る門と裏から見る門とでは雰囲気が異なりますので、ぜひ両側から見てみてくださいね。

また、夜明けの門の上には、敵から市民を守ったり守護するために、カルメル会修道士によって礼拝堂が作られました。

礼拝堂の中には、17世紀に描かれた聖母マリアのイコン(肖像画)が飾られ、このイコンは奇跡を起こす力を持っていると言われています。
中に入ることができますので、ぜひ一度見てみてください。

夜明けの門
住所:Aušros Vartų g. 12, Vilnius, Lithuania
電話番号:+370 5 212 3513
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:無料
URL:http://www.ausrosvartai.lt

3つの十字架の丘 / ヴィリニュス

ゲディミナス城近く、旧市街東側にある丘に3つの大きな白い十字架があります。
17世紀初頭に建てられた十字架で『3つの十字架の丘』と呼ばれています。

昔、ヴィリニュスに布教に来ていたフランシスコ修道会の僧侶が異教徒に切り殺されてしまい、その数名は川に流され、残り3名がこの場所で磔にされました。

その彼らの死を悼むために、この丘に十字架のモニュメントが建てられました。
一度はソ連時代初期に独裁者であったスターリンによって破壊されましたが、1989年に再建されました。

遠くからでも見えるとても大きなモニュメントですが、丘を登り近くで見上げるとその大きさにまた驚きます。
3つの十字架の丘からもヴィリニュスの街を望むことができますので、写真スポットとしてもおすすめです。

3つの十字架の丘
住所: Kalnų parkas, Vilnius 01100, Lithuania
電話番号:+370 5 212 2662
URL:http://www.vilnius-tourism.lt/en/what-to-see/places-to-visit/monuments/three-crosses/

ヴィリニュステレビ塔 / ヴィリニュス

ヴィリニュスの街を歩いていると見えるのが、『ヴィリニュステレビ塔』です。
初めてリトアニアを訪れる観光客は、あの高い塔は何なのだろうと疑問に思う建物です。

このテレビ塔は、高さが326.5メートルあり、東ヨーロッパで最も高い建物の一つなのです。
もちろん一般の人にも開放されている場所ですので、観光客も塔の上へと登れます。

エレベーターで45秒で行ける展望台は、綺麗な円の形をしており、360度の壮大なパノラマを楽しめます。
美しい景色や街並みをぜひ楽しんでくださいね。

景色を楽しんだ後は、展望台にあるレストランで食事をしてみてはいかがでしょうか。

ヴィリニュステレビ塔
住所:Sausio 13-osios st. 10, Vilnius, Lithuania
電話番号:+370 5 252 5333
営業時間:11:00 - 21:00 ※HPを要確認
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:大人 €8.00 - €11.00 / 子供 €5.00
URL:https://tvbokstas.lt/en/

聖ペテロ・パウロ教会 / ヴィリニュス

1668年から建設が開始され、約30年の月日をかけて作られたのが『聖ペテロ・パウロ教会』です。
街の中心からは少し離れた場所にあり、ロシアから開放された際に、その記念として作られた教会です。

多数の教会があるヴィリニュスの中でも代表的な教会で、観光客や信仰深い方々も多く訪れます。
外観も特徴的ですが、聖ペテロ・パウロ教会の魅力は、何と言ってもその内装です。

全面真っ白で、壁も天井も柱もそのほとんどが漆喰彫刻で覆われています。
その美しさは東欧随一とも言われており「リトアニアバロックの真珠」と呼ばれています。

聖ペテロ・パウロ教会を訪れた際には、ぜひ中に入って、その美しさをご堪能ください。

聖ペテロ・パウロ教会
住所:Antakalnio g. 1, Vilnius, Lithuania
電話番号:+370 5 234 0229
営業時間:月~土 07:00 - 09:00、15:00 - 18:30 / 日 HPを要確認
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:無料
URL:https://vilniauspetropovilo.lt/en/

トラカイ城 / トラカイ

ヴィリニュスから近く、ヴィリニュス観光と共に多くの観光客が訪れるのが『トラカイ城』です。
「小さなマルボルク城」とも呼ばれています。

赤いレンガが特徴的なとても可愛いトラカイ城は、ガルヴェ湖にある小さな島の上に建っています。
ガルヴェ湖や空の綺麗な青色とお城の周りの緑色の木々が、より一層赤いトラカイ城の美しさを引き立て、美しい風景となります。

写真は島から少し離れたところから撮るのがおすすめです。
また、お城の中庭では騎士の姿をしたスタッフによる騎士の戦いが再現されていたり、建物の中は博物館になっていて、トラカイの歴史に関する展示が見れます。

ヴィリニュスからは、バスや電車で行くことができ、所要時間はどちらも約30~40分程です。

トラカイ城
住所:Karaimų g. 41, Trakai, Lithuania
電話番号:+370 5 285 1934
営業時間:3、4、10月(火~日)10:00 - 18:00 / 5~9月 10:00 - 19:00 / 11~2月(火~日)09:00 - 17:00
定休日:1~4月と10~12月の月曜日
入場料や利用料:€8.00 / 学生・シニア €4.00
URL:https://trakaimuziejus.lt/en

杉原千畝記念館 / カウナス

リトアニアの中でも特に日本との関わりが深く、日本の観光客も多く訪れる場所が『杉原千畝記念館』です。
ヴィリニュスに続いて、リトアニアの第2の都市、カウナスにあります。

「杉原千畝(すぎはら ちうね)」という本やその物語が映画化され、この名前に聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。
第二次世界大戦中、外交官で当時リトアニアの日本領事館のにいた杉原千畝は、ヒトラーに追われていたユダヤ人難民約6000人に日本国通過のビザを発行し、命を助けたことで知られています。

そのビザは「命のビザ」と呼ばれ、リトアニアでも有名な話です。

杉原千畝記念館は、元日本領事館を記念館として公開し、杉原千畝の活動内容や外交官執務室を再現した執務室、実際に使用した書類などが展示されています。

杉原千畝記念館
住所:Vaizhganto g. 30, Kaunas 44229, Lithuania
電話番号:+370 3 733 2881
営業時間:11~4月(月~金)11:00 - 15:00 / 5~10月(月~金)10:00 - 17:00、(土・日)11:00 - 16:00
定休日:11~4月の土・日
入場料や利用料:大人 €4 / 学生 €2
URL:http://www.sugiharahouse.com/jp

第9要塞博物館 / カウナス

『第9要塞博物館』は、リトアニアの博物館街とも呼ばれているカウナスにあります。
トラカイからは車で1時間ほどです。

19世紀頃に、帝政ロシアが12ヵ所の要寒をカウナスに建造しましたが、その全てが壊され、唯一残っているのがこの「第9番」です。

ナチス・ドイツが第二次世界大戦中に、リトアニアから約5万人のユダヤ人をこれらの要塞に収容し、その後、強制収容所に送り、虐殺をしていたと言われています。

第9番要塞の近くにある第9要寒博物館では、当時の歴史や出来事、写真、犠牲者の遺品などが展示されています。

第9要塞博物館
住所:Žemaičių plentas 73, Kaunas, Lithuania
電話番号:+370 3 737 7750
営業時間:火~土 10:00 - 18:00 / 日 10:00 - 17:00
定休日:月曜日
入場料や利用料:€3
URL:http://www.9fortomuziejus.lt/?lang=en

カウナス城 / カウナス

『カウナス城』は、カウナスの旧市街にあるお城で、13世紀にドイツ騎士団の侵攻に備えるために建造された要塞です。
防衛拠点として重要な役割を担っていました。

騎士団による攻撃を何度も受けていたため、15世紀に一度再建されましたが、その後の戦争でお城の大部分が破壊されてしまいました。
現在は、お城の城壁の一部と塔のみが残っている状態で、カウナス市立博物館として14世紀から現在までのカウナスの歴史などを知れるスポットとなっています。

カウナス城
住所:Pilies g. 17, Kaunas 44275, Lithuania
電話番号:+370 3 730 0672
営業時間:9~5月(火~金)10:00 - 1800、(土)10:00 - 17:00 / 6~8月(火~土)10:00 - 18:00、( 日)10:00 - 16:00
定休日:月曜日、9~5月の日曜日、祝日(2/16、3/11、7/6を除く)、毎月最終火曜日の10:00 - 12:00
入場料や利用料:大人 €2.50 / 学生 €1.20
URL:https://kaunomuziejus.lt/?lang=en

海洋水族館・イルカ館 / クライペダ

リトアニアの中でもバルト海沿いにあるクライペダには、『海洋博物館・水族館・イルカ館』があります。
日本ではなかなか見ることができないリトアニアならではの魚やバルト海の熱帯魚などを楽しめる水族館やアシカやアザラシのショーが行われる屋外プールもあります。

一番人気はイルカ館で行われるイルカのショーで、お子様連れのご家族におすすめです。

海洋水族館・イルカ館
住所:Smiltynes Str. 3, LT–93100 Klaipėda, Lithuania
電話番号:+370 4 649 0740
営業時間:HPを要確認
定休日:HPを要確認
入場料や利用料:1~5月、9~12月(大人)€7.00(子供・学生)€3.50 / 6~8月(大人)€10.00(子供・学生)€5.00
URL:https://muziejus.lt/en

クルシュー砂州 / ニダ

リトアニアにある4つの世界遺産の1つである『クルシュー砂州』は、全長98kmの砂州です。
リトアニアロシア(カリーニングラード)にまたがる、とても美しいリゾート地で、特に夏は世界中から多くの観光客が訪れます。

クルシュー砂州は、紀元前3000年ほど前に小さな島々が砂で繋がってできたと考えられています。
その後、集落もできましたが、時代と共に森林破壊が進み、砂丘が広がると同時にその集落も消えてしまいました。

その状況に住民らは危機を感じ、緑化活動や森林再生を開始し、今の緑豊かなクルシュー砂州が作られています。

また、付近にはドイツの有名な小説家「トーマス・マン」が建てた別荘が博物館として公開されていたり、特徴的な色をしている漁師の家などもありますので、併せて立ち寄ってみてください。

クルシュー砂州
住所:Naglių g. 8, Nida 93123, Lithuania
電話番号:+370 4 695 1224
URL:http://whc.unesco.org/en/list/994

シャウレイの十字架の丘 / シャウレイ郊外

リトアニアの観光地の中でも、特に印象的な観光スポットが『シャウレイの十字架の丘』です。
リトアニア北部のシャウレイという街から、バスで15分と徒歩20~30分行ったところにあります。

初めて訪れる多くの観光客がその十字架の多さに驚きます。
様々な種類や大きさの十字架が丘の上に建てられ、その数は50,000個以上とも言われています。

なぜ十字架が集まりだしたのか、どの十字架が一番古いのかなどの詳細は解明されていませんが、14世紀ごろに様々な国から侵略を受けていたリトアニアの人々が祈りを捧げるために集まったと言われています。
その後、ロシア帝国に対抗した際に命を落とした反乱軍のために、その家族がこの場所に十字架を建てたそうです。

過去にはソ連軍や度重なる抑圧により何度も破壊されましたが、その度にリトアニアの人々は十字架を建て直し、この場所を守ってきました。

十字架の間には、階段が整備されているので、どのような十字架があるかゆっくり見て周ることができます。
また、近くにあるお土産屋さんでは十字架が販売されていますので、購入し、建てることもできます。

シャウレイの十字架の丘
住所: Jurgaičiai 81439, Lithuania
電話番号:+370 4 137 0860
URL:https://www.kryziukalnas.lt/?id=44

<下に続く>

リトアニアで人気のおすすめ観光地13選のまとめ

小さな国ですが、様々な観光地や魅力が集まっているリトアニア!
日本からは、フィンランドなどヨーロッパの都市を経由して行くのが一般的です。

長期で観光、滞在予定の方は、リトアニアだけでなくエストニアとラトビアと共にバルト三国をまとめて訪れるのもおすすめですよ。
リトアニアへ行く際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

A30 地球の歩き方 バルトの国々 2019~2020 エストニア ラトヴィア リトアニア
1836円

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