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2018/12/14

クオッカワラビーは世界一幸せな動物!日本にいる?生息地や気を付ける点

オーストラリアの西の端、ロットネスト島にのみ生息する「クオッカ」。
世界一幸せな動物と言われるこのクオッカは、ピカチュウのモデルになったとも言われ、世界中で大人気です。

ぬいぐるみのように可愛らしく、人懐っこいクオッカに会いに行ってみませんか?

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ピカチュウのモデル?クオッカワラビーはどんな生態の動物?

雪とクオッカ

クオッカは、正式にはクアッカワラビーという名前の動物。その名の通りワラビーの仲間で、オーストラリアの動物としてよく知られるカンガルーやコアラと同じ有袋類です。

カンガルーと同じくお腹にある袋で子どもを育て、25~150匹ぐらいの群れで行動します。運良く子育て中のクオッカに出会えたら、お母さんのお腹からのぞく赤ちゃんの可愛さにノックアウトされること間違いなしです!

体長は約50cmほどで、体重は2.7~4.2キロくらい。大人の猫くらいの大きさになります。草食で木の実や葉っぱを好んで食べます。人懐っこく、よほどのことをしない限り噛まれたりはしないので、安心して近づくことができるでしょう。

クオッカは広いオーストラリアの中でも南西部にあるロットネスト島とを中心とした限られた地域にしか生息していません。以前は西オーストラリア州に広く生息していたのですが、生息地が破壊されたり、ネコやキツネなどの動物に襲われたりした結果、本島のクオッカはほとんど絶滅してしまいました。

そんなクオッカは、実は「あの」ポケモンのピカチュウのモデルと言われているのです!確かに、ちょっとぽっちゃりとした丸っこい体型やキュッと上がった口角は、世界中で人気の黄色いあの子にそっくりですね!

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いつもにこにこしているクオッカワラビーの性格は?

「世界一幸せな動物」と言われるクオッカ。その理由は、キュッと上がった口元です。

いつでも笑っているように見えるので、幸せの象徴のように見えるのですね。ふくふくとした体つきも、さらにイメージにぴったりです。

ディズニー映画のキャラクターがそのまま抜け出してきたような可愛らしさ。それがクオッカの一番の魅力です。

もちろん彼らの魅力は見た目だけではありません。その見た目を裏切らず、クオッカはとても人懐っこい動物です。

通常、野生生物は人が近づくと警戒して逃げてしまいますが、クオッカは天敵がいない環境にいるせいか、基本的に人を怖がりません。むしろカメラが大好きで、カメラを持った人を見ると積極的に近づいてきます

観光地に生息する野生動物の中には、人に慣れすぎて人に無関心だったり、エサをねだるために攻撃的な行動をする動物もいます。そういう場面にたまたまでも遭遇してしまうと、ちょっとがっかりしてしまいますよね。

ロットネスト島のクオッカたちはそのようなこともなく、純粋にかわいい、まさに会いに行けるアイドルなのです。

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クオッカワラビーに会いたい!オーストラリアのロットネスト島への行き方は?

ロットネスト島の遠景

クオッカの生息するロットネスト島は西オーストラリア州の州都パースから、フェリーに乗って行くことになります。

ロットネスト島行きのフェリー乗り場はパース市内1ヶ所とフリーマントル2ヶ所の計3ヶ所あります。
それぞれに特長が違いますので、自身の宿泊先や旅行プランにもっとも合うものを選びましょう。

パース: バラックストリート桟橋

パース市内から直接フェリーで行きたい場合はこちら。ただし、直通ではなく他の港も経由するため到着まで2時間以上かかってしまいます。

時間
行き 8:30
帰り 15:15

の1本ずつのみなので、時間に余裕があり、クルージングも楽しむくらいの気持ちで行くと良いかもしれません。

フリーマントル:ノースポート

フリーマントル市内の北側にあるフェリー乗り場です。隣接の駐車場は収容可能台数が300台あるので、混雑が予想される連休などに車で移動する場合はこちらが便利です。

フリーマントル:Bシェッド

フリーマントル駅から徒歩5分。電車やバスなどの公共交通機関で動く場合はこちらがおすすめです。所要時間も45分ほどなので他に予定がある日でもさっと行って帰ってくることができます。

時刻表はこちら

もしくは現地で日帰りのパッケージツアーに申し込めば、気軽に野生のクオッカに会いに行くことができます。

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クオッカワラビーはオーストラリアの動物園でも会える?

数あるオーストラリアの動物園の中でも、クオッカがいるところはごくわずかのようです。

オーストラリアン・リップタイルパーク

シドニーから車で北に1時間ほどのところにある動物園。名前通り爬虫類がメインかと思いきや、カンガルーやコアラなどの有袋類もいるようです。

オーストラリアン・リップタイルパーク
住所:69 Pacific Hwy, Somersby NSW 2250
電話番号:(02) 4340 1022(オーストラリア国内から)
営業時間:9:00~17:00
定休日:12/25のみ
URL:https://reptilepark.com.au/
Google Map

カヴァシャム・ワイルドライフパーク

こちらは西オーストラリア州、パースから車で40分弱の内陸地にあります。クオッカだけでなく、他の動物もいっぺんに見たい方は家族で行ってみてはいかがでしょう?

カヴァシャム・ワイルドライフパーク
住所:unit b lot/99 Lord St, Whiteman WA 6068
電話番号:(08) 9248 1984(オーストラリア国内から)
営業時間:9:00~17:30
定休日:12/25のみ
URL:http://www.cavershamwildlife.com.au/
Google Map

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クオッカワラビーは日本の動物園でも会える?

残念ながら、今のところ日本の動物園では見ることができません。もちろん個人で飼うことも不可能。

クオッカは絶滅危惧種に指定されており、オーストラリア国内でさえ限られた動物園でしか飼育されていないので、日本にまで海を渡ってくるのは難しいのかもしれませんね。

クオッカが一度の出産で産む子は通常たった1匹。人々の保護活動のおかげで一時よりは数が増えてきたクオッカですが、まだまだ十分とは言えないのでしょう。

将来もっと数が増えて余裕ができれば、いつか日本の動物園でも見られるようになるかもしれません。とにかく今は、彼らに会いたければオーストラリアに会いに行くしかないようです。

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自撮りの天才クオッカワラビー。一緒に写真を撮る時に気を付けることは?

Instgramなどを検索すればわかるように、クオッカは人が近づいても逃げないどころか、むしろカメラに移りたいとばかりに寄ってきます。

観光客のほとんどはクオッカと自撮りをしてSNSにアップすることが目的ですし、写真を撮ることは問題ないのですが、絶対に守らなければいけないルールがあります。

ルール①触らない

いくら彼らがフレンドリーだと言っても野生の動物です。動物園のふれあいコーナーの動物やペットではありません。

つぶらな瞳で見つめられて、つい撫でてしまいたくなる気持ちはものすご〜くよくわかりますが、触ったり抱っこしたりしてはいけません。

ルール②エサをやらない

同様に、エサをあげるのも禁止です。オーストラリアの中にはカンガルーなどにエサをあげることのできるエリアや島もあるためOKと思ってしまう人もいるのですが、クオッカたちにエサはあげられません。

特に最近、ポテトチップスなどの人間の食べ物を食べてしまったことによって毛にまだらができてしまったり、病気になってしまうクオッカもいると報告されています。あまりに状況がひどいと、観光が制限されてしまう可能性もあります。

観光に訪れる人みんながルールを守ることで、クオッカたちを守ることにも繋がるのです!

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クオッカワラビーのぬいぐるみが欲しい!どこで買える?

クオッカワラビー ぬいぐるみ
3024円

クオッカのぬいぐるみはオーストラリア各地のお土産屋さんで販売されています。中にはかなり本物に近いような精巧なものもあり、見ているだけでも癒されます。

ぬいぐるみだけでなく、手にはめるタイプのパペットや子供用リュックサックなど多くのお土産品がありますので、色々見比べてみてはいかがでしょうか。

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クオッカワラビーが住むオーストラリアの基本情報

シドニー/オーストラリア

クオッカに会いにオーストラリアに行こう!…と、その前に、オーストラリアの基本的な情報をおさらいしておきましょう。クオッカ以外にもたくさんの見所のあるオーストラリア、一度行ったらハマってしまうかも!?

オーストラリアってどんな国?

オーストラリアの国土は日本の約20倍。人口は2000万人ほどなので、人口密度はかなり低いです。

気候も地域によってかなり違いますが、南東部にあるタスマニア州以外は比較的温暖で湿気が少なく、過ごしやすいと言われています。

北部は赤道にかなり近くなるので、冬でも最高気温は30度近くになることも。グレートバリアリーフなどで有名なケアンズなど沿岸地域は湿度も高くなります。

移民を積極的に受け入れている国なので、大都市には中国人をはじめとするアジア人や中東系の人々もかなり多く暮らしています。

公用語は英語ですが、世界各地から様々な宗教やバックボーンの人が暮らしていて、電車やバスで聞こえてくる言葉も様々。そのため各地に多くのコミュニティやレストラン、スーパーなどがあり、ちょっとした世界一周をしている気分になれるかもしれません。

留学先として選ぶ人も多く、特に大都市では英語があまり喋れない人にも慣れているため、比較的辛抱強く、優しく接してくれる人が多いのも特徴です。

オーストラリアへの行き方

主要な都市は東海岸に集中しており、ロットネスト島に近いパースのある西オーストラリアはかなり他の都市から離れています。

ケアンズやブリスベン、シドニーなど東海岸の都市にはJALやANAといった日本の大手航空会社、カンタス航空などから直行便がありますが、パースには今のところ日本からの直行便がありません。

そのためロットネスト島に行くためには東海岸の各都市を経由するか、東南アジアの空港を経由して行くことになります。

最近ではLCCを利用する人が増えており、ジェットスターやAirAsiaなど選択肢も豊富です。

航空券の値段はその時々で変わります。期間限定でものすごいセールをすることもあるので、旅行の計画を立てている方は早いうちからチェックをしておくといいでしょう。

オーストラリアの名物・グルメ

オーストラリアの牛はグラスフェッド(牧草をメインの飼料とした脂肪分の少ない赤身肉)が主流ということもあり、日本でいう霜降りステーキというのは少ないです。フィッシュ&チップスもいいけれど、1回食べたらもう満足…

そんな時は、ふらっと街に出てみましょう。

そしてここは移民の国オーストラリア。各国の移民が開く超本格派のレストランがそこらじゅうに並んでいます。

同じイギリス植民地から移民してきたインドのカレー、圧倒的数とコミュニティの中国に、香港の飲茶に台湾スイーツ、韓国やタイ、ベトナムなどアジア各国の料理から、イタリア、フランス、スペインなど日本で人気のおしゃれなレストラン、またレバノン料理、エチオピア料理、ブラジリアンカフェなどあまり日本では馴染みのない国の料理まで、よりどりみどりです。

また、夏季(特に12〜1月)はマンゴーやパイナップルなど、南国の果物が驚くほど安いです。特にケアンズなどマンゴーの産地ではとっっても甘いマンゴーが1個$1未満で買えてしまうことも。

ワインやカンガルー、クロコダイルのお肉や牡蠣など有名なものは色々ありますが、名物以外にも美味しいものがいっぱいあるのがオーストラリアです。

<下に続く>

世界一幸せな動物クオッカワラビーに会いに行こう!

人懐っこく、愛らしい笑顔を振りまいてくれるクオッカ。人間とのふれあいを楽しんでいる彼らの笑顔をみていると、幸せを分けてもらっているような気がしますね。本物のクオッカに会いに、オーストラリアへ行ってみませんか?

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