【お土産の前に】オランダってどんな国?
「オランダ」は日本でもよく耳にする国の一つですが、正式名称を「Kingdon of the Nederlands(ネーデルランド王国;以下オランダ)」と言います。
「Nederland」は「低い土地」を意味し、実際にオランダの国土の4分の1は海抜0メートル以下というのも驚きです。
オランダと聞くとチューリップや風車のイメージが強いですが、一年中いつ訪れても美しい風景を目にすることができます。
春は球根畑が咲き乱れ、夏は太陽と海を満喫できるビーチ、秋はサイクリングや有名な鹿肉を味わい、冬のアイススケートは子供から大人まで楽しみそのもの。
観光には水の都Amsterdam(アムステルダム)や、高層ビルやモダンな建物が建ち並ぶRotterdam(ロッテルダム)、風車の町Kinderdijk(キンデルダイク)も人気です。
国土全体に自然が多く、地方へ行けば行くほど田園が広がる小さな町などはとても魅力的。
またオランダは「真珠の耳飾りの少女」のヨハネス・フェルメール、「星月夜」や「ひまわり」で名高いフィンセント・ファン・ゴッホなど世界の巨匠たちを輩出した国なので、美術館や博物館めぐりも観光プランに取り入れるのもいいでしょう。
気になる治安は、アムステルダムには「飾り窓地区」と呼ばれる売春施設が集まるエリアがあるので夜の女性一人歩きは禁物。
またオランダはマリファナ合法国なので、街中で声をかけられても近寄らないのが賢明でしょう。
紅茶やミッフィーにチーズまで!オランダの定番お土産5選!
では、オランダの定番お土産をみていきましょう。
定番お土産には、以下のものがあります。
- ストロープワッフル
- チーズ(Beemster)
- デルフト陶器
- 紅茶(PICKWICK)
- ミッフィーグッズ
続いて、オランダの定番お土産を、それぞれ詳しくみていきます。
オランダのお土産①:ストロープワッフル
Stroopwafels(ストロープワッフル)はオランダの伝統菓子で、二枚のワッフル生地の間にキャラメルシロップをぬり挟んだもの。
ゴーダチーズの生産地としても知られる、オランダ南部の街Gouda(ゴーダ)が発祥とも言われ、青空市場などではこのワッフルを焼き上げる甘い香りに思わず引き寄せられてしまいます。
焼き立てをそのまま味わうのが一番ですが、お土産として購入した場合にはコーヒーか紅茶のカップの上にこのワッフルを蓋のようにかぶせ、少し温めて味わうのがオランダ流。
温かい湯気で中のキャラメルシロップがほどよく溶け、口当たりもまろやかになります。
オランダのお土産②:チーズ(Beemster)
オランダはチーズ生産国として有名なので定番お土産としてチーズを購入する方も多いですが、初めてのオランダ旅行でどんなチーズを購入したらいいのか迷うこともあるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、「Beemster(ベームスター)」のチーズです。
ベームスターが販売するチーズはオランダ北部の「ベームスター干拓地」で作られ、牛やヤギの生乳を原料にしたセミハードもしくはハードタイプのチーズ。
ベームスターで作られたチーズは他のチーズと比べると、甘さに格段の違いが出て「まるで白みそのよう」と表現されることもしばしばです。
ベームスターは数あるチーズの中でも「オランダ王室御用達」の一つなので、お土産には真空パックされたものがおすすめです。
オランダのお土産③:デルフト陶器
Delfts blauw(デルフト陶器)は、オランダの伝統工芸品の一つでお土産にも人気です。
白地に「デルフトブルー」と呼ばれる青色で模様を付けて焼き上げるデルフト焼きは、ヨーロッパでも人気が高く、工房によっては絵付師によって手作業で丁寧に作られているところもあるほど。
陶器なので壊れやすい心配もありますが、お皿や置物に抵抗のある方は、ミニチュアサイズの木靴の置物やキーホルダー、アクセサリーなどもおすすめですよ。
オランダのお土産④:紅茶(PICKWICK)
オランダの有名な紅茶ブランドと言えば、「PICKWICK(ピクウィック)」。
ピクウィックはティーバックを主流としフレーバーティーの種類が豊富で、天然果汁を使用した味わいは自然の香りと甘みが特徴となっています。
ちなみにオランダではレストランやカフェで紅茶を注文すると、ティーバックの入った箱とお湯が入ったカップが運ばれ、お客はその箱の中から気分に合わせてフレーバーを選び紅茶を楽しむのだとか。
パッケージも可愛らしいのがたくさんあり、オランダではパッケージコレクターもいるそうです。
オランダのお土産⑤:ミッフィーグッズ
日本でも人気のキャラクター「ミッフィー」は、オランダ第4の都市Utrecht(ユトレヒト)生まれ。
ユトレヒトにはNijntie Museum(ミッフィーミュージアム)もあり、モニュメントや信号機までミッフィーをモチーフとし、街全体がミッフィー一色に染まっています。
そんなオランダで可愛らしいお土産を探すなら、ミッフィーグッズはおすすめ。
有名なデルフト陶器で作られたミッフィーの置物や、ぬいぐるみ、キーホルダー、ステーショナリーとあらゆるミッフィーグッズが手に入ります。
かわいくておしゃれ!オランダのおすすめ雑貨やコスメ5選!
では、オランダのおすすめ雑貨やコスメをみていきましょう。
おすすめ雑貨には、以下のものがあります。
- HEMA
- Dille & Kamille
- 木靴
- 石鹸(La Savonnerie)
- Blond Amsterdam
続いて、おすすめ雑貨を、それぞれ詳しくみていきます。
オランダのお土産①:HEMA
「HEMA(エマ)」はオランダで最もポピュラーな雑貨店で、赤いロゴ看板が目印です。
大型の路面店舗はもちろんショッピングセンター内のテナントとしても入っているので、オランダ観光の際には目にすることも多いでしょう。
エマではキッチン類、食器類、文具類、コスメ、お土産にもぴったりなお菓子等、さまざまなジャンルを取り扱っているので見て回るだけでも楽しいもの。
軽食ができるカフェも併設されているので、飽きることなく楽しめます。
HEMA(エマ)/A'dam - jodenbreestraat
住所:Jodenbreestraat 11, 1011 NG, Amsterdam
電話番号:020-421-3153
営業時間:8:00~22:00(ただし日曜のみ10:00~21:00)
定休日:なし
URL:https://www.hema.nl/
オランダのお土産②:Dille & Kamille
「Dille & Kamille(デイル&カミーユ)」は、オランダ、ベルギーで店舗展開するおしゃれな雑貨屋さんです。
キッチン用品、バス用品、紅茶などの一部食品、ガーデニングなどさまざまなアイテムを取り扱い、どれもがシンプルで可愛らしいものばかり。
紅茶やスパイスなどは種類も豊富で、一つ一つ香りを確認できるサンプルも置いてあります。
キッチン用品は清潔感あふれる白を基調としたなものが多く、自分用にも欲しくなる可愛らしさです。
Dille & Kamille(デイル&カミーユ)
住所:Nieuwendijk 16-18, 1012 MK Amsterdam
電話番号:020-330-3797
営業時間:9:30~18:00(ただし日曜のみ12:00~18:00)
定休日:なし
URL:https://www.dille-kamille.nl/nl/
オランダのお土産③:木靴
「木靴」はオランダの歴史を語る上で重要な履物で、最古の木靴はなんと13世紀にまで遡るそうです。
木靴は低湿地帯のオランダではとても役立ち、水にふれると膨張し冷えから足を守る働きがあるため、農業用、ガーデニング用、釣り用などさまざまな用途で用いられてきました。
現在では観光客がお土産として購入するのがメインで、カラフルなデザインと色使いが特徴の一品。
お土産に購入するなら、ダム広場近くにある「The Dam Square Souvenirs(ダムスクエア・スーベニア)」がおすすめです。
The Dam Square Souvenirs(ダムスクエア・スーベニア)
住所:Dam 17, 1012 JS Amsterdam, The Netherlands
電話番号:020-620-3432
営業時間:9:00~22:00
定休日:なし
URL:http://dutchsouvenirs.com/
オランダのお土産④:石鹸(La Savonnerie)
「La Savonnerie(ラ・サヴォヌリィ)」は、アムステルダムにある手作り石鹸を中心としたバスグッズが人気の雑貨店です。
お店に足を踏み入れた瞬間に、ディスプレイしてあるカラフルな石鹸に目が留まり、女子ならその可愛らしさに思わずときめいてしまうハズ。
お店のオリジナル石鹸は赤ちゃんの肌にも使用できるパーム油やココナッツオイルを使用し、香りだけでも70種以上あり敏感肌の方でも安心して使用できます。
石鹸の他にもボディケア用品や、男性用のシェービングジェルなどもそろっています。
La Savonnerie(ラ・サヴォヌリィ)
住所:Prinsengracht 294, 1016 HJ Amsterdam
電話番号:020-428-1139
営業時間:10:00~18:00
定休日:日曜日
URL:https://www.savonnerie.nl/
オランダのお土産⑤:Blond Amsterdam
「Blond Amsterdam(ブロンド・アムステルダム)」は、おしゃれで大人気の雑貨ブランド。
地元オランダ人も多く通うお店の一つですが、海外セレブたちの心を射止めるようなセンスあふれるアイテムもたくさん並んでいます。
「とびきりキュートでHAPPYなイラスト」をモットーとしたデザインのカップやグリーティングカードはどれも可愛らしく、好みを伝えればカスタマイズもできるのだとか。
ブロンド・アムステルダムは可愛いだけではなく、「オランダらしさ」を表現したデザインも多くあります。
Blond Amsterdam(ブロンド・アムステルダム)
住所:Gerard Doustraat 69, 1072 VL Amsterdam
電話番号:020-428-4929
営業時間:10:00~18:00(ただし土曜は17:00まで)
定休日:日曜・月曜
URL:https://www.blond-amsterdam.com/
お土産選びにも最適!オランダでおすすめスーパーと人気商品5選!
では、オランダの人気スーパーとその商品をみていきましょう。
人気スーパーには、以下のお店があります。
- Albert Heijn
- Marqt
- Dirk van den Broek
- Jumbo
- Lidl
続いて、人気スーパーと商品を、それぞれ詳しくみていきます。
Albert Heijn
「Albert Heijn(アルバート・ハイン)」は、オランダ人にとって最も身近なスーパーで国内だけでも700店舗以上が展開されている最大スーパーマーケット。
首都アムステルダムでも至るところに点在しているため、探すのも苦労しません。
店舗にもよりますが、アルバート・ハインで購入するならチーズがおすすめです。
口当たりの良いヤングチーズから2年以上寝かせ味が濃厚なエクストラ・オールド・チーズまで種類も豊富。
ダム広場近くにあるアルバート・ハインは店舗も大きく、オランダ独自のアイテムからヨーロッパ特有のものまで幅広く取り扱っているのでお土産探しにも便利です。
Albert Heijn(アルバート・ハイン)/ Nieuwezijds
住所:Nieuwezijds Voorburgwal 226 Amsterdam
電話番号:020-421-8344
営業時間:8:00~22:00
定休日:なし
URL:https://www.ah.nl/
Marqt
「Marqt(マルクト)」は、オランダ国内でも「本物志向」の食料品を扱うスーパーとして知られています。
会社理念は「本物の食べ物」をモットーに、信頼・環境・新鮮・生産者・素材の良さにこだわったオーガニック食品が中心。
これだけだとアメリカの大手スーパーWhole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)を思い起こしますが、マルクトの最大の特徴は地元の生産物が中心という点です。
店内の掲示板には、作られた農場や誰が焼いたパンなのか等、詳しく表示しているのも顧客と生産者を結ぶ大切なキーワードとなっています。
*Marqt(マルクト)/ Utrechtsestraat *
住所:Utrechtsestraat 17, 1017 VH Amsterdam
電話番号:020-820-4285
営業時間:9:00~21:00
定休日:なし
URL:https://www.marqt.nl/
Dirk van den Broek
「Dirk van den Broek(ダーク・ファン・デン・ブルック;通称Dirk)」はアルバート・ハインよりは店舗数は少ないものの、全体的に他のスーパーと比べて価格の安さが特徴です。
オランダ国内に約120店舗以上ある赤い看板が目印のダークは、店内も広く品ぞろえも豊富で、特にNoord-Holland(北ホラント州)とZuid-Holland(南ホラント州)を中心に店舗展開しています。
ダークではオーガニック野菜やフルーツ、出来立てのパンなどが人気。
扱っているのは食料品だけでなく、アルコール類、日用品や植物、一部ファッションなど生活に必要なものは大体そろうので観光途中に寄ってみるのもいいかもしれませんね。
Dirk van den Broek(ダーク・ファン・デン・ブルック)
住所:Marie Heinekenplein 25, 1072 MH Amsterdam
電話番号:088-313-4315
営業時間:8:00~22:00(ただし日曜は10:00~)
定休日:なし
URL:https://www.dirk.nl/
Jumbo
「JUMBO(ユンボ)」は1979年に創業したオランダでは老舗スーパーとして知られ、オランダ国内には約40店舗展開しています。
他のスーパーと違う点は、自社ブランドの商品があることと、デリバリーサービスがあること。
酪農大国らしくパン、チーズ、乳製品などの種類が豊富、パンはプレーンタイプのものがほとんどなのでチーズや野菜と合わせて味わうと美味しさが更に引き立ちます。
ユンボのおすすめはやはりチーズでしょう。
朝に味わうさっぱりとしたタイプのもの、ワインに合う塩気の多いもの、濃厚でオレンジピール入りのものなど種類もさまざまなので、違うタイプのものを数種類購入するのもおすすめです。
JUMBO(ユンボ)
住所:Gedempt Hamerkanaal 223, 1021 KP Amsterdam
電話番号:020-787-0120
営業時間:8:00~22:00
定休日:なし
URL:https://www.jumbo.com/
Lidl
「Lidl(リドル)」はドイツのディスカウントスーパーのチェーン店で、ヨーロッパだけでなく世界中に店舗展開しています。
同じようなチェーン店に「Aldi(アルディ)」があり、この二つは常に競合店として比べられることが多いのだとか。
変わらないアルディに対しリドルは常に変化をし続け、殺風景だったそれまでの店内を明るく天井を高くすることで開放感が増し評判も上々です。
リドルで購入すべき逸品は、日本へのお土産にはなりませんがクロワッサンはおすすめ。
大ぶりのクロワッサンは50セント以下、中身がつまったリドルの名物ベーカリーです。
Lidl(リドル)
住所:Bergweg 26, 3036 BA Rotterdam
電話番号:020-709-5039
営業時間:8:00~21:00(ただし日曜のみ12:00~19:00)
定休日:不定休
URL:https://www.lidl.nl/nl/index.htm
買い忘れがあっても大丈夫。オランダの空港で買えるお土産5選!
では、空港で買えるお土産をみていきましょう。
空港で買えるお土産には、以下のものがあります。
- チューリップの球根
- チョコレート(Handsoff my chocolate)
- チョコレート(Neuhaus)
- グミキャンディー
- ピーナッツバター(Calvé)
続いて、空港で買えるお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
オランダのお土産①:チューリップの球根
オランダと言えば、やはり「チューリップ」。
海外で購入した植物や種子は日本へ持ち込めないことになっていますが、夏から秋にかけて空港内でも購入でき検疫済なので安心です。
本場オランダのチューリップはとにかく種類が豊富なので迷ってしまいますが、日本ではあまり見かけない品種などを選んでみてはいかがでしょう。
オランダのお土産②:チョコレート(Handsoff my chocolate)
「Handsoff my chocolate(ハンズオフ・マイ・チョコレート)」は、ベルギー生まれのチョコレートで、丸い形のチョコレートが板状になった珍しい一品。
フレーバーも豊富で二層になったものや卵の形をしたものなどさまざまあり、パッケージの奇抜なデザインもお土産としてぴったりです。
ハンズオフ・マイ・チョコレートは、アルバート・ハインやユンボ、マルクトなどのスーパーで購入でき、一つ当たり2ユーロ以下なのでばらまき用にもおすすめ。
荷物が多くなってしまうのを避けるなら、あえて空港で購入するのも賢明かもしれませんね。
オランダのお土産③:チョコレート(Neuhaus)
「Neuhaus(ノイハウス)」はベルギー生まれの老舗チョコレート店で、王室御用達としても有名です。
ノイハウスはプラリーヌ(一口サイズのチョコレート)を発明したことでも知られ、中に入ったクリームやゼリーにも特徴があります。
2018年現在、日本には店舗がないため通販や海外のお土産でしか味わうことができない逸品。
オランダ産ではありませんが、「日本にはないチョコレート」という話題性と共にワンランク上のお土産として配ってみてはいかがでしょう。
オランダのお土産④:グミキャンディー
空港でオランダお土産に足りないと気付いた時に便利なのが、アルバート・ハインのオリジナルグミキャンディー。
形は動物や魚をモチーフとしたカラフルさが特徴で、写真のものは「WILDE MUIZEN(野生の猫)」と名付けられ、中身はしっぽの長いねずみの形をしています。
日本にないようなリアルさが、お土産としての話題を呼びそうです。
オランダのお土産⑤:ピーナッツバター(Calvé)
オランダでは朝・昼とパンを食べる習慣があり、もっともポピュラーなのがピーナッツバターをたっぷり塗ったトースト。
ピーナッツバターもスーパーで購入しようと思えば、その種類の多さに迷ってしまいますが、オランダでも大人気のブランドと言えば「Calvé(カルベ)」でしょう。
カルベのピーナッツバターには砂糖や乳化剤は使用されていないため、日本のものよりもピーナッツの味が濃く少し塩辛さが残ります。
種類も豊富で粒入りタイプのものから、低脂肪やクリーミーなものまでさまざまです。
オランダのお土産は通販でも買える!
オランダお土産を買い忘れたという方に便利なのが、通販の利用です。
今や自宅にいながら海外のお土産も調達できる便利な世の中なので、大きな荷物に縛られたくないという方も利用するといいかもしれません。
オランダお土産に限らず大手旅行代理店のお土産サイトやAmazon等では、海外のお土産品を多数取り扱っているので、日本に到着してからもまだ大丈夫。
特に割れ物や気を付けて持ち運びしなければならないアイテムは、少々金額が高くても通販を利用した方が安心して購入できるという利点があります。
しかし通販の場合、実際に手に取ってみることはできないので、商品の大きさや素材には充分に注意した方が良さそうです。
上手に賢く通販も利用すれば、行きも帰りも楽チンな旅ができますよ。
【番外編】オランダへの行き方と主要観光地
オランダへの行き方
日本からオランダへは、成田空港や関西国際空港から毎日直行便が出ているのでとても便利です。
運航しているのはKLMオランダ航空と日本航空で、Amsterdam Airport Schiphol(アムステルダム・スキポール国際空港)までは約12時間。
周辺のヨーロッパ各国からもオランダへ入ることができ、「easyjet」と呼ばれる格安航空会社も運行しているので、時間に余裕がある方はこちらを利用してもいいかもしれません。
ただし格安航空はキャンセル不可や荷物制限もあるので、利用する際は事前にチェックすることがおすすめです。
またヨーロッパは国際列車が発達しているので、近隣国から出発する列車の旅もいいでしょう。
バスやフェリーでオランダへ入国する方法もありますが、この二つは時間が大幅にかかるため、あまりおすすめはできません。
空港からアムステルダム市内中心部までは車で20分程度、タクシーやエアポートエクスプレス(バス397番)、国鉄等が利用できます。
オランダの主要観光地
では、オランダの主要観光地をみていきましょう。
オランダには、以下の観光地があります。
- de Dam(ダム広場)
- Zaanse Schans(ザーンセ・スカンス)
- Rijksmuseum Amsterdam(アムステルダム国立美術館)
- Keukenhof(キューケンホフ公園)
- Dom Toren(ドム塔)
続いて、オランダの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
オランダの観光地①:de Dam(ダム広場)
「de Dam(ダム広場)」はアムステルダムの地名の由来にもなっていて、古くから街の中心的な広場として栄えてきました。
第二次大戦当時はナチス軍が一般市民の大量虐殺をした歴史的意味深い場所でもあり、戦没者慰霊塔としてのモニュメントもあります。
ダム広場への行き方は、Station Amsterdam Centraal(アムステルダム中央駅)からDamrak(ダムラック通り)を南に徒歩10分程度。
広場の西側には、17世紀に建てられたKoninklijk Paleis Amsterdam(王宮)も見どころです。
de Dam(ダム広場)
住所:1012 ML Amsterdam
電話番号:ー
営業時間:ー
定休日:ー
入場料や利用料:無料
URL:ー
オランダの観光地②:Zaanse Schans(ザーンセ・スカンス)
「Zaanse Schans(ザーンセ・スカンス)」は、首都アムステルダムから北へ15kmほどの場所にある、風車が見られるスポットとして観光客に人気です。
もともと風車はこの地になかったのですが、歴史ある建物を残そうと村人が風車や民家をこの村に移動させたのが始まりなのだとか。
村全体が博物館のようで、この地特有のグリーンの壁と白い窓枠はまるでおとぎの世界に迷い込んだかのようです。
ザーンセ・スカンスへの行き方は、アムステルダム中央駅からAlkmaar(アルクマール)行に乗り、Koog Zaandijk(コーフ・ザーンデイク)で下車すれば15分程度で風車の見える風景が広がります。
Zaanse Schans(ザーンセ・スカンス)
住所:Schansend 7 1509AW Zaandam
電話番号:075-681-0000
営業時間:10:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:https://www.dezaanseschans.nl/
オランダの観光地③:Rijksmuseum Amsterdam(アムステルダム国立美術館)
「Rijksmuseum Amsterdam(アムステルダム国立美術館)」はオランダ最大規模で、中世から現代までの芸術品が多く貯蔵されています。
中でも有名なのはレンブラントの「夜警」やフェルメールの「牛乳を注ぐ女」は人気があり、迫力満点です。
また美術作品だけでなく、内装の美しさで知られる「名誉の間」や大量の本が並ぶ「カイパース図書館」も大きな見どころ。
日本語のガイド(5ユーロ)もあるので、じっくりと見たい方にはおすすめです。
Rijksmuseum Amsterdam(アムステルダム国立美術館)
住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam
電話番号:020-662-1440
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
入場料や利用料:17.5ユーロ(18歳以下は無料)
URL:https://www.rijksmuseum.nl/
オランダの観光地④:Keukenhof(キューケンホフ公園)
世界最大のフラワーパークとして知られる「Keukenhof(キューケンホフ公園)」は、春になると700万本以上の花々が咲き誇ります。
園内にはオランダを代表するチューリップだけでなく、ヒヤシンス、スイセン、蘭、バラなど多数の花が咲き、色鮮やかな光景とほのかな花の香りは訪れる者を魅了してやみません。
キューケンホフ公園は毎年3月下旬から5月中旬の期間でオープンするので、満開に咲き誇るチューリップ畑を見るなら春がおすすめ。
アムステルダムからも車で30分程度の距離なので、アクセスも便利です。
Keukenhof(キューケンホフ公園)
住所:Stationsweg 166A, 2161 AM Lisse
電話番号:252-465-555
営業時間:2019年3月21日~5月19日の間のみ、8:00~19:30
定休日:上記期間中は無休
入場料や利用料:17ユーロ(大人)、8ユーロ(4~17歳)
URL:https://keukenhof.nl/en/
オランダの観光地⑤:Dom Toren(ドム塔)
「Dom Toren(ドム塔)」は、オランダ第4の都市Utrecht(ユトレヒト)にある町のシンボルです。
オランダ随一の高さを誇るドム塔はその高さは112mあり、465段の階段を登った先には美しいユトレヒトの街並みが広がります。
晴れた日には遠くアムステルダムまで見渡せ、絶景を眺めるには最高のスポット。
世界中から多くの観光客が立ち寄る人気のスポットで、美しい絶景を自分の目で確かめてみませんか?
Dom Toren(ドム塔)
住所:Domplein 9, 3512 JJ Utrecht
電話番号:030-236-0010
営業時間:10:00~17:00(ただし日曜・月曜は12:00~17:00)
定休日:12月25日・26日、1月1日、4月27日
入場料や利用料:9ユーロ(13歳以上)、5ユーロ(4~12歳)
URL:https://www.domtoren.nl/en
自分にも欲しいオランダお土産
オランダらしいお土産は意外にもたくさんあり、定番の木靴やチーズなどをはじめオランダの風土や文化を大切にした雑貨など、お土産一つ見てもその国の良さが伝わります。
高層ビルが立ち並ぶ都会もいいですが、オランダは農業国。
のんびりとした田園風景を眺めながら、お気に入りの一枚をご自身のブログへ綴ってみてはいかがでしょう。